JPH03160608A - 磁気ヘッドおよびこれを用いた磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッドおよびこれを用いた磁気ヘッド装置

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JPH03160608A
JPH03160608A JP29731389A JP29731389A JPH03160608A JP H03160608 A JPH03160608 A JP H03160608A JP 29731389 A JP29731389 A JP 29731389A JP 29731389 A JP29731389 A JP 29731389A JP H03160608 A JPH03160608 A JP H03160608A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic head
core
cores
gap
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JP29731389A
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Takayuki Kumasaka
登行 熊坂
Takeo Yamashita
武夫 山下
Moichi Otomo
茂一 大友
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は磁気ヘッドおよびこれを用いた磁気ヘッド装置
に係り,特に複数個のリング型磁気ヘッドコアがヘッド
ベース上に配置され、その作動ギャップ間の距離が,例
えば1mm以下となるように近接して配置されたVTR
用磁気ヘッドに関する。
【従来の技術】
近年ビデオテープレコーダ(VTR)では,通常の記録
、再生機能に加えスチル,スロー、サーチ等の特殊再生
モードの画質向上を行うために、ギャップアジマスの異
なる2つの磁気ヘッドの作動ギャップ間距離がLH(L
Hは一水平走査線分のトラックの長さ:NTSCの場合
、371μm)あるいは2H程度(約742μm)と至
近yI離に配置されている。 第7pi′I(A),(B)は従来の磁気ヘッドの例を
示すものである。ここで,第7図(A)は磁気ヘッドが
磁気テープと接触する対接面の平面図,第71iiit
 (B)は磁気ヘッドの正面口である.図中,5l、5
2は、1枚のへッドベース55に配置されたリング型の
磁気ヘッドコアであり,磁気ヘッドコア51、52は,
コイル巻線用窓が形成されたMn−Znフェライトより
なるC形コア半体51a、528と.コイル巻線川窓が
形成されていないMn−Zllフェライトよりなるエコ
ア半体5lb、52bとをギャップ材を介して突き合わ
せてなるものである. なお、53.53’は磁気ヘッドコア5l、52に施さ
れたコイルであり,54は充填ならびに接合ガラス、G
,,G2はそれぞれの磁気ヘッドコアの作動ギャップで
ある.この時、磁気ヘッドコア51の作動ギャップG1
および磁気ヘッドコア52の作動ギャップ6つは互いに
逆方向に傾斜している。例えば、V H S方式におい
ては傾斜角度ψ±6度となっている. Lは磁気ヘッドコア5lの作動ギャップG1と磁気ヘッ
ドコア52の作動ギャップG3との距離?示し,この距
離Lは2Hの場合約742μmとなるよう磁気ヘッドコ
ア51と磁気ヘッドコア52とが配置されている.dは
at気ヘッドコア端部の距離である.一般にI型コアの
長さは150〜200μmあり、dは340〜400μ
mと近接している. そして,この磁気ヘッドコア5l、52の′I形コア5
2a,52bの端面は,第7図(A)で示されるように
、作動ギャップG■,02に平行に形成されたものであ
る. しかし,上記構成の磁気ヘッドは、磁気テープが磁気ヘ
ッドに接触して走行すると,リング型磁気ヘッドの相対
向する側の端綽部56、56′が,テープと密接に接触
するため、木来記録再生に関与してはならない個所であ
るにもかかオ〕らず,コンター効果が一種のギャップと
して作用し、画質を著しく低下させるといった欠点があ
った.E記のような欠点を解決するために,第8(A)
(B) v4に磁気テープと対接する平面図を示すよう
に2個の磁気ヘッドコア51.52を構成するI型コア
5lb,52bは5その相対向する側の端縁56.56
’が作動ギャップG,,G,,と非平行となるように,
端縁56,56’の形状を加工することによって,擬似
ギャップ作用が低下するようにした磁気ヘッドコアが提
案されている.(特願紹60−198646号) 例えば,第714 (A).(B)に示す磁気ヘッドは
!!2造工程において、第9図に示すガラス接合ブロッ
クから磁気ヘッドコアが切り出される.すなわち、第9
図においてガラス接合ブロック60は作動ギャップGを
高精度に形成するために、ブロックの端面56、56′
は作動ギャップ形或面Gと平行にする.このような,ガ
ラス接合ブロック60から作動ギャップGを中心に、ア
ジマス角ψ(6度)傾けてE−E’,F−F’で切断さ
れる.したがって,このようなブロックから切り出され
た磁気ヘッドコアは作動ギャップGとコアブロック端面
56,56’は平行となる.このような磁気ヘッドコア
を第8図(A)のようにするためには,第10図に示す
ように,接合ブロック60の端面56を61のように作
動ギャップGと非平行となるようにジグザグ加工を行っ
た後、コアの形状に切断する必要がある,あるいは、コ
ア切断した後に加工することもある。 しかし,このような端縁部の加工は非常に困難となり,
ヘッド加工歩留まり低下の原因となっていた。 他の問題としては、さらに高密度記録、高S/Nを達或
するとき,従来問題とならなかった2個のヘッド間のク
ロストークが障害となってS/Nを劣化させる問題が起
こった.例えば,第11図(A)の磁気ヘッドコア正面
図において磁気ヘッドコア51.52が近接して配置さ
れているため、互いの磁気ヘッドコアの間で磁気的結合
が生じろことである.すなわち,点線で示すような磁気
同路57が存在し、コイル53′とコア間距@dとによ
り不要な信号が記録または再生され、画質が劣化する. また,第1 11M (B)の磁気ヘッドコア正面図に
おいて点線で示すような磁気同路58が存在し,コイル
53′に流れる電流によりギャップG1以外に62によ
り不要な信号が記録されたり、あるいはG2と68によ
り不要な信号が再生され、画質が損なわれるなどの問題
点があった. このような問題の解決方法として,例えば,特願附62
  59509号では、第11図(C)に示すように個
の磁気ヘッドコア5l、52の向かいあう部分の間dに
シールド板59を設ける方法が提案されている.しかし
、間隙dは約0.4mm以下と狭いためコイルを巻いた
上にシールド板を押入することは非常に困難であった。 また,別の解決法は互いの磁気ヘッドの距離を離す方法
がある。例えば、特願昭62−61385号では2個の
磁気ヘッドの作動ギャップG,,G3の距ILを3H程
度まで広げる方法が提案されている.しかし、作動ギャ
ップの距1111Lを広げると2個の磁気ヘッドコアの
作動ギャップG1,G2におけるテープタッチが充分で
なくなり、記録再生特性が低下するという問題がおこっ
た。また,2個の磁気ヘッドコアの作動ギャップの距離
Lをかえずに,間11Adを広げる.例えば、I形コア
の幅を狭くする方法が考えられる。しかし,この場合、
■コアの機械的強度が低下し,コアの破損が起こった.
また、磁気ヘッドの作動ギャップ部におけるテープタッ
チが不安定になるという問題があった。 第12口および第13同は高保磁力の記録媒体用として
提案された磁気ヘッドコアの斜視図である。 第12図は特願哨57−36413号に記載されている
ように、フェライトコア半体51a,5lbの作動ギャ
ップGの対向面の山形部に金属磁性材料62が形成され
た複合型構造となっている。 一方、第131司は特願哨58−140136号に記載
されているように,フェライトコア半体51a,5lb
の作動ギャップGの対向面の一方の傾斜面に金属磁性材
料62が形威された複合型Ml造となっている.しかし
,これらの従来例はフェライトコアと金Rm性材料の境
界における擬似ギャップ作用は同避できるものの,磁気
ヘッドコア端縁部56.56’の擬似ギャップ作用につ
いては,第8図(A),(B)に示すような加工を施す
必要があった。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は−E記の問題を解決するためになされたもので
、複数の磁気ヘッドコアが至近顕離に配置された磁気ヘ
ッド装置において,第7図(A),(B)に示した磁気
ヘッドコアの端縁部の擬似ギャップ作用と第11図(A
),(B)に示した互いの磁気ヘッドコア間の磁気的な
影響による不用の記録または再生作用を同時に解決した
磁気ヘッドおよびこれを用いた磁気ヘッド装置を提供す
ることを目的とする.さらに、高密度磁気記録において
,高出力で,高S/Nを得るためのヘッド材料のl!或
ならびに磁気ヘッドコアの構造を提供することを目的と
する.
【課題を解決するための手段1 本発明を達戒するためにはMn−Znフェライトに金属
磁性材料が形或された一方のコア半体と非磁性基板に金
R磁性材料が形成されたもう一方のコア半体をギャップ
材を介して接合したリング型磁気ヘッドコアからなり、
磁気記録媒体との接触面側における金rit磁性材料の
端縁がギャップに対して非平行になっているように構成
してなる。 一方のコア半体は、Mn−Znフェライトと金馬磁性材
料からなり,金R磁性材料はMn−Znフェライトより
飽和磁束密度が大きい材料が用いられる. 例えば、Co−Nb−ZrpCo−’I”a−Zrなど
の非品質磁性合金、あるいはFe−SL,Fe−Si−
AIA’どの多結晶磁性合金、またFe−C−M (M
はTi,Zr,Hf,V,Nb,Taのうち少なくとも
一種の元素)などの微細結晶からなる磁性合金である。 これらの磁性材料はMn−Znフェライトの傾斜した面
に形成されギャップ形威面とは平行部を持たないように
してある.形或方法はスパッタ(例えば.RFスパッタ
,マグネトロンスパッタ,イオンビームスパッタ,反応
性スパッタなど)あるいは蒸着によって行われる. もう一方のコア半体は非磁性基板、例えばαFe,O,
,NiO−MnO系、Nip−Tie,系のセラミック
ス、あるいは結晶化ガラスが用いられる.これらの非磁
性基板は熱膨張係数,摩耗特性がMn−Znフエライ1
・と類似したものが用いられる.そして、L記とrii
1様な磁性材料が傾斜した非磁性基板面に形成される。 前記2個の磁気ヘッドコア半体はギャップ材を介してガ
ラスで接合することによって、磁気ヘッドコアを形戊す
る。 さらに、本発明は前記磁気ヘッドコアの2個が回転ドラ
ムの少なくとも一部に至近距離で配置された磁気ヘッド
装置において、非磁性基板に金属磁性材料が形成された
コア半体側が近接されてなる磁気ヘッド装置である. さらに、本発明は前記磁気ヘッドコアを複数個配置した
マルチチャンネル型磁気ヘッド装置において、フェライ
ト基板側と非磁性基板側が近接するように配置してなる
. 【作川1 本発明は上記した構成によって、ヘッドコアがMn−Z
nフェライトに金属磁性材料が形成された一方の磁気コ
ア半体と非磁性基板に金属磁性材料が形成きれたもう一
方の磁気コア半体をギャップ材を介して接合したリング
型磁気ヘッドコアからなり,さらに磁気We録媒体との
接触面側における金Iitm性材料の端縁がギャップに
対して非平行になっているため複数個の磁気ヘッドコア
を至近距離に配置した磁気ヘッド装置においても実質的
なヘッドコア間のj’l?I%liを広げることができ
.互いの磁気ヘッドコア間の磁気的な影響を同避するこ
とができる,また、非磁性基板の傾斜面に前もって金属
磁性材料を形成しているので金IA磁性材料の端而と作
動ギャップが非平行となっているため.擬似ギャップ作
川が低減できろJIII造となっている。 したがって、新たに対向するコアの端部を作動ギャップ
と非平行とする加工が不用となる.さらに,対向するコ
アの磁性体部の体積が小さくなっている.その結果、2
H以内の至近距離に複数個の磁気ヘッドコアを配置して
もクロストークやゴーストの問題が起らない. さらに、本発明の構成によれば、工形コアが非磁性基板
に金属磁性膜が形成されているため、フェライトの場合
よりもインダクタンスを低減することができ,同一イン
ダクタンスにおいてコイルの巻数を増加できるので、再
生出力が増加する.なお,C形コアをフェライト基板と
する理山は,コイル巻線溝のような複雑な形状に形成さ
れた磁性映の磁気特性を制御することがl1lmなため
、フェライトと共に磁路を形成するようにしてある.【
実施例】 以下,本発明の実施例を図面により説明する.第1図(
A)は本発明の一実施例を示すもので磁気ヘッドコアの
磁気テープ対接面の平面図である.第1図(B)は第1
図(A)の正面図である.そして、第2図は第1図(A
)の拡大平面図である. 同図中,11、l2は、1枚のへッドベース上に配置さ
れたリング型の磁気ヘッドであり,これらの磁気ヘッド
コア11は、Mn−Znフェライト13と金属磁性材料
l4とからなり、巻線用窓が形成されたC形コア半体1
1aと、非磁性材料15と金X磁性材料14とからkり
、巻線用窓が形成されていない工形コア半体1lbとを
突合せてなるものである.一方,a気ヘッドコア12は
、磁気ヘッドコア11と同様な構成材料からなるC形コ
ア半体12aと■形コア半体12bとを突合せたもので
ある. Gエ、G2はそれぞれの磁気ヘッFの作動ギャップ、l
6は充填ガラス、17.17’はコイルである. このコイルは外部からの強電界を防止するために■形コ
アとC形コアのコイルを逆向きに巻き、キャンセルする
ようにしてある, Lは磁気ヘッドコア1lの作動ギャップG1と、磁気ヘ
ッドコア12の作動ギャップG2との間の距離を示し,
このL長さが、例えば742μmとなるように磁気ヘッ
ドコア11と磁気ヘッドコア12とは近接して1枚のへ
ッドベース上に配置されている. そして、第1図(A)および第2同からわかるように,
磁気ヘッドコア11.12を構成するC形コア半体11
a,12aは作動ギャップ対向側が山形をしたM n 
− Z nフェライト基板13の山形部に全属磁性膜1
4を形成することによって作動ギャップG1、G2に対
して,それぞれ非平行となるようにしてある。このよう
にすることによってMn−Znフェライト基板13と金
pAa性膜l4の境界18における擬似ギャップ作用を
低減する。 一方,T形コア半体1lb,12bは,作動ギャソブ対
向側が山形をした非磁性基板15の111形部に金属磁
性■914を形成することによって作動ギャップG.、
G2に対して、それぞれ非平行となるようにしてある。 このようにすることによって非磁性基板15と金属磁性
膜l4の境界18′における擬似ギャップ作用を低減す
る。 ここで,一方の磁気ヘッドコア11のI形コアの端部1
9と作動ギャップG1、および、もう一方の磁気ヘソド
コア12の■形コアの端部19′と作動ギャップG2は
それぞれ乎行になっている。 本実施例のヘッド構造によれば,新たにI形コアの端部
19,19’を作動ギャップG,.G,と非平行とする
加工をする必要がない。 さらに、本発明は巻線窓を有するCコアはフェライトと
金属磁性膜とで磁気同路が形或され,I形コアは金属磁
性膜のみで磁気四路が形成されている。したがって,2
個の磁気ヘッドコアの近接側に余分な磁性体部がなくな
るので、ヘッドコア間の距離dを実質的に大きくするこ
とができる。 その結果、互いの磁気ヘッドコアの間での磁気酌む影響
が少なくなる.また,■形コアの磁性体部の占める体積
も減少できるので,その効果はさらに大きい。 次に,具体的な磁気ヘッドコアの構造を第2図の磁気テ
ープ対接面拡大図によって説明する.Cコア半体11a
,12aは単結晶のM n − Z nフェライトを用
い,山形部に金属磁性材料l4として、Go−Nb−Z
r非品質合金をスバッタ法によって形或した。膜厚は2
4μm,一層が8μmで3層膜とした。一周の厚み、層
の数は金yt磁性材料?おいで、渦電流損失を低減する
ためのもので、適用する周波数によって適当に選ぶこと
ができる。 Co−Nb−ZrrfXの傾斜面は作動ギャップG1に
対しての角度θを60度とした。この角度0は20〜7
0度が好ましい。20度以下にするとトラック幅の制御
が困難となり.70度以」―にすると傾斜面lこ形威さ
れる磁性膜の磁気特性が劣化する,という問題が起る。 この角度θはC形コアとI形コアを異なるようにしても
よい。 一方、I形コアは非磁性基板15として,熱膨張係数が
115 〜120X 10−’/℃、硬度がヒッカース
硬度で600〜900のものを用いた。例えば、NiO
・MnO−Al■01系のセラミックス基板を用いた。 これはMn−ZnフェライトおよびCo−Nb−Zr非
晶質合金膜と比較的近い値の材料を用いることが好まし
い. 接合ガラスは熱膨張係数が100〜115XlO−’/
”C,ビッカース硬度が290〜350のものを用いた
.なお、基本的な構造はC形コアと同様である.上記の
ような構成材料からなる磁気ヘッドコアがヘッドベース
に2個並列に配置され,回転シリンダの適当な位置に取
付けられる。2個の磁気ヘッドコアの位置関係は、作動
ギャップ間距11Lを2H(742μm)とした時,コ
ア端縁間の距離dは約340μmとした。この時,本発
明の・磁気ヘッドによれば磁性体までの最短距離Dは約
500μmとなる。さらに,■コア全体の磁性体部の体
積も減少しているので、クロストークが一層低減できる
。 さらに、本実施例は、互いに対向する磁気ヘッドコアの
端縁部19,19’が非磁性材料で構威され、磁気テー
プと接する大部分が非磁性材と金R磁性材であるので,
テープ走行による摺動雑音を低減できる。また、ヘッド
コアの製造過程において,作動ギャップG1およびG2
と平行になっていても端縁部の擬似ギャップ作用が起こ
らない。 この結果,ヘッドコア製造における歩留りが大幅に向上
する. 第3図(A),(B)は本発明の他の実施例を示す磁気
ヘッドコアの磁気テープ対接面の平面図,および正面図
である.なお、第1図の磁気ヘッドコアと同一構威材料
,同一部分の名称には同一記号および符号で、示す.第
3図(A)において,金属磁性膜は4はC形コアlla
、12a,I形コアllb.12bの片側斜面に形威さ
れた構造である. 第4図、第51i2lは金属磁性膜の構成例を示す磁気
テープ対接面の拡大平面図である.図中,0は作動ギャ
ップG,.G.と金属磁性膜l4の端面の角度を示す.
この角度を変えることによって,2個の磁気ヘッドコア
の磁性膜までの距離Dを変えることができる.その好適
な範囲は20〜70度である. 第6FI (A).(B)は本発明のさらに他の実施例
であるディジタルVTRの回転ドラム62に装着された
磁気ヘッドコアの磁気テープ対接面の平面図,および正
面図である.本実施例は、第1図に示した磁気ヘッドコ
ア11.12が一枚のへッドベース63にC形コアとI
形コアが同一方向に数mmの間隔で配置され、並列記録
される.実際の回転ドラム62には2個の磁気ヘッドが
90度間隔に4ペア配置され.90度対称に記録ヘッド
、再生ヘッドとなっている。このようにして、4チャン
ネル並列記録,再生が行なわれる.このようむ配nの磁
気ヘッドにおいても、本発明によればヘッド間のクロス
I・−クはほとんど問題とならないことを確認した.
【発明の効果】
以上の構成より明らかのように本発明に係る磁気ヘッド
は,ヘッドコアがMn−Znフェライトに金属磁性材料
が形成された一方の磁気コア半体と非磁性基板に金属磁
性材料が形或されたもう一方の磁気コア半体をギャップ
材を介して接合したリング型磁気ヘッドコアからなると
ともに磁気記録媒体との接触面側における金r7A磁性
材料の端縁がギャップに対して非平行になっているので
,擬似ギャップ作用が低減し、クロストークが軽減され
る.特に磁気ヘッドコアの一方が非磁性材で構威されて
いるので互いのヘッドコアの磁性体部までの距離を広げ
ることができるので再生時に不要の再生信号を拾うこと
がなく,より一層クロストークを低減でき、良好な再生
特性が得られる.例えば、特に夕暮れ等の暗い画面での
テレビ両面再生時に,再生されたカラーバースト信号が
、両面中央部に淡赤,淡青などのゴーストを発生させる
欠点などが効果的に解決される. その上,本発明の磁気ヘッドは高飽和磁束密度の磁性材
料から構成されているので、高画質用のVTRil気ヘ
ッドとして有効である.本発明の他の効果は,インダク
タンスの低減、摺動雑音の低減にも効果があり,S/N
の向上に有効であることが確認された.
【図面の簡単な説明】
第111li1 (A) ,  (B)は本発明の磁気
ヘッドコアを磁気ヘッド装置に至近距離に2個配置した
磁気テープ対接面を示す平面図,および正面図、第2図
は第1図の磁気ヘッドコアの拡大平面図,第3図(A)
,(B)は本発明の他の実施例を示す磁気ヘッドコアの
磁気テープ対接面を示す平面図,および正面図、第4図
,第5FIは第3口(A)の詐剤構造を示す拡大平面図
、第6図(A).(n)は本発明のさらに他の実施例を
示す磁気ヘッドコアを磁気ヘッド装置に至近距離に2個
配置した磁気テープ対接面を示す平面図,および正桶図
、第7図(A).(B)は従来例の磁気ヘッドの構造を
示す磁気テープ対接面を示す平面図,および正面図、第
8図は(A) ,  (Il)は他の従来例の磁気ヘッ
ドの構造を示す磁気テープ対接面を示す平面図、第9r
4、第10図は磁気ヘッドコアのガラス接合ブロックの
平面図,第11図(A).(n)(C)はさらに他の従
来例を示す磁気ヘッドの正面図、第12図、第13図は
さらに他の従来例の磁気ヘッドの斜視図である. 符号の説明 11,12,51.52・・・磁気ヘッドコア13・・
・M n − Z nフェライト14・・・金属磁性材
料 15・・・非磁性材料 16.54・・・充填がラス 17.17’ ,53.53’ ・・・コイルG , 
GH , 07・・・作動ギャップT・゜゛゜ギャップ
G、,G,間の距離d・・・コア端林間の距離 冨 1 回(A) 第 1 図 (βノ 茅 2 回 第 6 図 (A) 遁 7 図 (A) 巣 7 ’rXJcBノ 0 2 図 (/4) 第 9 ■ 鷺 lρ 図 不 11 ■ (A) 憲 11 図(B) 葛 11 TB(cノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Mn−Znフェライトに金属磁性材料が形成された
    一方の磁気コア半体と非磁性基板に金属磁性材料が形成
    されたもう一方の磁気コア半体を、ギャップ材を介して
    接合したリング型磁気ヘッドコアからなり、磁気記録媒
    体との接触面側における金属磁性材料の端縁が作動ギャ
    ップに対して非平行になっていることを特徴とする磁気
    ヘッド。 2、前記磁気ヘッドコアの2個が回転ドラムの少なくと
    も一部に至近距離で配置された磁気ヘッド装置において
    、非磁性基板に金属磁性材料が形成されたコア半体側が
    近接されてなることを特徴とする磁気ヘッド装置。 3、前記磁気ヘッドコアを複数個配置したマルチチャン
    ネル型磁気ヘッド装置において、フェライト基板側と非
    磁性基板側が近接するように配置してなることを特徴と
    する磁気ヘッド装置。
JP29731389A 1989-11-17 1989-11-17 磁気ヘッドおよびこれを用いた磁気ヘッド装置 Pending JPH03160608A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03176804A (ja) * 1989-12-04 1991-07-31 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置
JPH0540913A (ja) * 1991-08-06 1993-02-19 Sharp Corp 磁気ヘツド
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