JPS6282786A - 輝度信号記録再生装置 - Google Patents

輝度信号記録再生装置

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JPS6282786A
JPS6282786A JP60223161A JP22316185A JPS6282786A JP S6282786 A JPS6282786 A JP S6282786A JP 60223161 A JP60223161 A JP 60223161A JP 22316185 A JP22316185 A JP 22316185A JP S6282786 A JPS6282786 A JP S6282786A
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circuit
signal
delay
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Koichi Kido
耕一 木戸
Yasutoshi Matsuo
泰俊 松尾
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は輝度信号記録再生装置に係り、特に輝度信号を
プリエンファシスして磁気記録媒体に記録し、再生時は
再生輝度信号をディエンファシスして画面垂直方向又は
斜め方向の輝度信号の高域ノイズを低減する輝度信号再
生装置に関する。
従来の技術 従来より、高域周波数のS/N改善のために輝面信号配
録系及び再生系にプリエンファシス回路及びディエンフ
ァシス回路を各々設けて、記録時は輝度信号にプリエン
ファシスを行なって、その高域周波数成分を強調して磁
気記録媒体に記録し、再生時は再生輝度信号にプリエン
ファシス特性とは相補的なディエンファシス特性を付与
する輝度信号記録再生装置がある。かかるプリエンファ
シス回路及びディエンファシス回路として所謂トランス
バーサルフィルタ等が用いられている。
上記トランスバーサルフィルタは、遅延回路。
乗算器及び加算器等で構成されており、画面上の画素情
報信号に対し、同じ水平走査線」二の少しずつ位置的に
遅れた複数の信号を差し引いたり、又は加算したりして
、1水平走査線内の信号間でプリエンファシス又はディ
エンファシスを行なっていた(これを便宜上、「水平エ
ンファシス」というものとする)。このため、画面水平
方向の高周波数の雑富を低減できるのであった。
そこで、画面垂直方向の高周波数の雑音を低減するため
、1水平走査期間(1H)遅延する1日遅延回路及び東
口器及び演算器等で構成されたプリエンファシス回路及
びディエンファシス回路が設けられた他の輝度信号記録
再生装置が従来より提案されていたく例えば、本出願人
が先に提案した特開昭60−30285号公報)。かか
るプリエンファシス回路及びディエンファシス回路では
、第11図に示す画面上のP点の信号に対し、同図中P
′及びp n点等の1Hの整数倍前の複数の信号を差し
引いたり又は加算したりして、画面上の垂直方向上の信
号間でプリエンファシス及びディエンファシスを行なっ
ていた(これを便宜上、「垂直エンファシス」というも
のとする)。
発明が解決しようとする問題点 一般に、VTRのノイズ低減回路はノイズをランダムノ
イズと考えて論理的解析が行なわれている。しかしなが
らVTRにより記録されたビデオ信号には、画面上横方
向、縦方向あるいはフレーム方向に強い相関性がある。
従って、ノイズにも相関性があると考えられる。
このため、上記垂直エンファシスを行なうと、前記第1
1図に示す如く画素間の縦方向の相pA性のため、回路
構成上、ノイズが縦方向に並び、視聴者にあたかも両面
に雨がふるような印象を与えてしまう。また、ふだんか
らモニタ画面の横引きノイズは見慣れているが、縦方向
のノイズは目新しいため目立ってしまう等の問題点があ
った。
そこで、本発明は前記1日遅延回路に代えて、1水平走
査期間よりも一定時間長い第1の遅延時間と1水平走査
期間よりも一定時間短い第2の遅延時間をその入力信号
に別々に付与した後加算する構成とされた遅延回路を用
いて、輝度信号のプリエンファシス及びディエンファシ
スを画面垂直方向に対し所要の角度傾斜した方向に行な
うよう構成することにより、上記問題点を解決した輝度
信号記録再生装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明になる輝度信号記録再生装置は、プリエンファシ
ス回路及びディエンファシス回路を夫々R延回路を有す
る巡回形フィルタで構成すると共に、遅延回路を1水平
走査期間よりもΔt(但し、Δtは1水平走査期間より
も小なる一定時間)長い第1の遅延時間と1水平走査期
間よりもΔt短い第2の遅延時間を入力信号に別々にイ
4与した後加算する構成とされている。また、上記第1
及び第2の遅延時間に加えて1水平走査期間に等しい第
3の遅延時間を入力信号に別々に付与した後加算するよ
う上記遅延回路を構成してもよい。
作用 上記遅延回路は、その入力信号に第1の遅延時間<IH
+Δt)、第2の遅延時間(IH−Δt)及び第3の遅
延時間1Hを別々に付与した後加算するため、前記1H
ia延回路を用いた垂直エンファシスに比べて、そのエ
ンファシスの方向がΔt分左右に傾斜する。すなわち、
本発明装置により、画面垂直方向に対し角度θ(但し、
0°≦θ≦90°)傾斜した方向に輝度信号のプリエン
ファシス及びディエンファシスが行なわれる。
これにより、前記ノイズの相関性も画面の縦方向に対し
上記角度θ傾斜した方向に発生して、ノイズの相関方向
が拡散されて、結局略ノイズ相関性のない再生画像が得
られる。
実施例 第1図は、本発明になる輝度信号記録再生装置の第1実
施例のブロック系統図を示す。この第1実施例は前記プ
リエンファシス回路及びディエンファシス回路の両回路
N能を共用できる構成となっている。この第1実施例の
動作について第2図に示す信号波形図と銭に説明する。
まず、プリエンファシス回路として動作する場合につい
て説明するに、入力端子1に入来する第2図(A)に示
す如き輝度信号a(説明の便宜上、1垂直走査期間(1
V)の信号として表現した。)は演算器2を通して遅延
回路3に供給される。
第3図は第1図図示ブロック系統中本発明装置の主要部
である遅延回路3の第1実施例の詳細なブロック系統図
を示す。ここで、上記演算器2を通して供給される輝度
信号aは遅延線4に供給される。遅延14は1水平走査
期間tH及び微少時間Δtからなる(1日−Δt)の遅
延時間特性を有してa3す、入来する輝度信号aを上記
時間(t)」−Δt)遅延さけた後、遅延時間2×Δt
を有する遅延線5及び加算器6の一方の入力端子へ夫々
供給づ−る。遅延線5は入来する信号を時間2×Δt遅
延させた後、加算ムロの他方の入力端子へ供給し、ここ
で遅延線4よりの信号と加c−’x ′!l−る。
従って、例えば第4図に示す画面上P+点の信号は、上
記時間(1+−Δt)菊の22点の信号と、22点の信
号よりもさらに時間2×Δt前、すなわち、上記21点
の信号に対して時間(T +−++Δt)前の13点の
信号とを加算した信号となっている。
再び第1図に戻って説明するに、演算器7は前記入力端
子1よりの輝度信号aからF2加算器6の出力輝度信号
を差し引いて、第2図(B)に示す如き信号すとし、係
数に+  (例えば0.5)を乗する係数回路8を介し
て演算器2へ供給する。
演算器2は入力端子1よりの輝度信号aから上記係数回
路8から供給される信号を差し引いて得た信号を再び遅
延回路3に供給する。
一方、係数回路9は前記演算器7の出力信号すに係数に
2 (例えば、0.65 )を乗じて加算器10へ供給
し、ここで前記入力端子1よりの輝度信号aと加算して
得た第2図CC)に示す如き信号Cを出力端子11へ出
力する。
この出力端子11へ出力される輝度信号Cは、前記第4
図に丞ず画面上の例えば画面最上部の水平走査線から数
えてn番目の水平走査線上のP+点の信号に対して、そ
の1H前の(n−1)番目の水平走査線上の信号中、前
記時間(L+−+−Δt)前の22点及び時間(1日+
Δt)前の13点の人々の信号を少しずつ加算し、さら
に、2H前の<n−2)番目の水平走査線上の信号中で
は、P4 、P5及びP6点の信号を少しずつ加算し、
F1様に、3H,4H,・・・、nH前の水平走査線上
の所定の点の信号を少しずつ加算して得た信号である。
このようにして、画面の垂直方向及び斜め方向の空間周
波数の高望成分が低域成分に比しレベル増強されたプリ
エンファシス特性が前記入力端子1に入来する輝度信号
aに付与された輝度信号Cが得られる。ところで、同じ
フィールドの相隣る2本の水平走査線の画面1での垂直
方向の距離(間隔)だけ水平方向に走査するのに要する
時間は180nSであり、I H(= 63.5,1i
s)に比し僅かな時間である。ここで、前記微小時間Δ
tを例えば200nsに設定すると、第4図図示の画面
垂直方向に対するプリエンファシスの行なわれる傾斜角
度θは50’程度となる。
次に、第1図図示ブロック系統がディエンファシス回路
として動作する場合につき説明するに、−ト記演q器7
の出力信号すは計数k 2 /(k2+ 1 )(例え
ば、0.65 / (0,65+ 1 )→0.394
)を乗する係数回路12を介して演算器13に供給され
る。演算器13は、入力端子1より入来する前記輝度信
号aから係数回路12の出力信号を差し引いて得た第2
図(D)に示す如き輝度信号dを出力端子14へ出力す
る。
この出力端子14へ出力される輝度信号dは、前記と同
様に、そのIH,2H,・・・、rl+−1前の水平走
査線上の所定の信号を少しずつ減蓮して得た信号である
。このようにして、画面の垂直方向及び斜め方向の空間
周波数の高域成分が低域成分に比しレベル減衰されたデ
ィエンファシス特性を有する輝度信号dが得られる。
上記輝度信号C及びdは第2図に示す如く互いに相補的
な特性を有している。従って、再生時に第1図において
、入力端子1にプリエンファシス特性が付与された輝度
信号Cを供給づ′ると、出力端子14より、ディエンフ
ァシス特性が付与されて、元の特性に再現された第2図
(A)に示す如き輝度信@a1fi得られる。このよう
にして、本発明装置により、前記第4図に示すn番目の
水平走査線上の21点の信号は、同図中、22〜26点
等に示す如き1Hの整数倍前の水平走査線上の所定の点
の信号と夫々加尊又は減算されるプリエンファシスとデ
ィエンファシスを行なわれる(以下、これを便宜上、「
拡散垂直エンファシス」というものとする)。これによ
り、第4図に示す如く情報の流れが拡散され、前記第1
1図に示す如きノイズの縦方向の相関性が軽減される。
また、上記拡散垂直エンファシスを行なうと、例えば前
記(n−2)番目の水平走査線上の25点の信号は、そ
の画面垂直方向21の21点の信号に影響が与えられる
如く、例λぼnライン目の情報は(n+2)、(n+4
)、・・・等のライン目に効果が表われるので、上記の
プリエンファシス及びディエンファシスをオーブンルー
プの回路構成としたときの相補性の悪さにも効果がある
また上記拡散垂直エンファシスによるS/Nの改善効果
は前記係数に、及びに2の如きエンファシスの設定定数
が同一である限り前記垂直エンファシスと同一である。
しかしながら、実際に拡散垂直エンファシスを行なった
画面はノイズが目立たず視覚的にすばらしくS/Nが良
く、今まで見たことのない印象の画面となった。すなわ
ち、拡散垂直エンファシスは視覚的又はデータ的にノイ
ズを低減し、S/Nを向上させるのに非常に有効な手段
と言える。
第5図は第1図図示プロツク系統中遅延回路3の第2実
施例の詳細なブロック系統図を示す。同図中、遅延線1
5G、を前記遅延線4と同様に(L+−+−Δt)の遅
延時間特性を有し、また、1H遅延線16は1+の遅延
時間特性を有し、さらに遅延線17は前記遅延線5と同
様に2×△tの遅延時間特性を有している。ここで、遅
延線15は入来する前記輝度信号aを時間(1+−+−
Δt)遅延さゼた後、遅延線17及び加算器18へ夫々
供給する遅延線17は入来する信号を時間2×ΔtH延
させた後、加ri嘉isへ出力する。一方、1H遅延線
16は入来する上記輝度信号aを時間1+遅延させた後
、加算器18へ出力する。加算器18は入来する上記の
3人力信号を夫々加算出力する。
上記加算器18の出力加算信号は、前記加算器6の出力
信号に18M延線16の出力信号を加えた信号であるた
め、この出ノj加算信号を第1図に示す演粋器7に供給
しで、前記と同様にプリエンファシス及びディエンファ
シスを行なうと、その再生画面は第6図に示す如く、前
記第4図に示す拡散垂直エンファシスによる画面に、更
に前記第11図に示した垂直エンファシスによる画面を
加えたような再生画面となる。このようにして、前記ノ
イズの相関性が複雑に拡散された再生画面が得られる。
次に本発明装置の第2〜第5実施例を第7図〜第10図
と共に説明する。これらの実施例は前記本発明装置の第
1実施例と同様に、前記プリエンファシス回路及びディ
エンファシス回路の両回路機能を共用できる構成となっ
ており、その主要部である遅延回路3の構成を前記第3
図及び第5図に示す如き構成とすることにより、前記第
4図及び第6図に示す如き拡散垂直1ンフアシスが行な
われた再生画面を得ることができる。なお、第7図〜第
10図中第1図と同一構成部分には同一の符号を付しそ
の説明を適宜省略する。
第7図及び第8図は夫々本発明装置の第2及び第3実施
例のブロック系統図を示す。この第2及び第3実施例は
前記19127192回路及びディエンファシス回路の
一方を任意に選択する切換スイッチ19を設けた点に特
徴を右する。従って、回路の大部分はプリエンファシス
回路とディエンファシス回路に共用できる。
いま、第9図図示ブロック系統をプリエンフアシス回路
として動作させる場合、上記切換スイッチ19を端子1
9a側に接続する。ここで、入力端子20に入来する入
力輝度信号は演算器21及び遅延回路3を介して演算器
22へ供給される。
演算器22は上記入力輝度信号から上記遅延回路3の出
力信号を差し引いて得た信号に係数kff。
k4を夫々乗する係数回路23及び24を並列に介して
切換スイッチ19の端子19a及び19bに夫々供給す
る。上記切換スイッチ19は端子19a側に接続されて
いるので、係数回路23の出力信号が切換スイッチ19
の端子19aを介して演算器21へ供給される。演算器
21はト記入力輝度信号から上記係数回路23の出力信
号を差し引いて得た信号を再び遅延回路3へ供給する。
一方、係数回路25は演紳番22の出力信号に係数に5
を乗算して得た信号を加算器26に供給し、ここで上記
入力輝度信号と加算し、出力端子27へ出力する。
次に上記第2実施例をディエンファシス回路として動作
させる場合、上記切換スイッチ19を端子19b側に接
続する。これにより、前記演算器21は端子20に供給
される入力再生輝度信号から係数回路24の出力信号を
差し引いて得た信号を前記遅延回路3に供給する。この
場合、係数回路25の出力信号は演n器28へ供給され
、ここで上記入力再生輝度信号と夫々減算された後、出
力端子29へ出力される。
上記の如く、出力端子27及び29から、プリエンファ
シス特性が付与された輝度信号及びディエンファシス特
性が付与された再生輝度信号が夫々得らる。
次に、第3実施例について説明するに、第8図中、上記
第7図と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明
を適宜省略する。この第3実施例は第2実施例に比べて
、前記係数回路23.24及び25を係数に6.ky及
びに8を夫々有する係数回路30.31及び32とし、
さらに、前記演算器22と加算器26との間に係数に9
を有する係数回路33を新たに設けて、加算器6が入力
輝度信号と係数回路33の出力信号とを加算するよう構
成している点において異なる。
寸なわら、上記第3実施例がプリエンファシス回路とし
て動作する場合、演算器22の出力信号は係数回路30
及び切換スイッチ1つの端子19aを介して演算器21
へ供給される一方、係数回路33を介して加算器26へ
供給されて、ここで入力輝度信号と加算された後、プリ
エンファシス特性が伺与された輝度信号として出力端子
27へ出力される。次に、上記第3実施例がディエンフ
ァシス回路として動作する場合、演算器22の出力信号
は係数回路31及び切換スイッチ19の端子19bを介
して演算器21へ供給される一方、係数回路32を介し
て演算器28に供給され、ここで入力再生輝度信号と夫
々減算が行なわれた復、ディエンファシス特性が付与さ
れた再生輝度信号として出力端子2つへ出力される。
第9図及び第10図は夫々本発明装置の第4及び第5実
施例のブロック系統図を示ず。この第4及び第5実施例
は前記プリエンファシス回路及びディエンファシス回路
としての機能切換用開閉成スイッチ(以下、「スイッチ
」と称す)34を設【プたことに特徴を有し、前記第2
及び第3実施例に比べてスイッチの接点数が少なく簡素
な構成となっている。
いま、第9図図示ブロック系統をプリエンファシス回路
として動作させる場合、上記スイッチ34をオンとする
。ここで、入力端子35に入来する入力輝度信号は加算
器36及び演算器37を通して前記遅延回路3に供給さ
れ、前記の如く1H及びその近傍の所定時間遅延された
後演算器38に供給−される。演算器38は、加算器3
6の出力信号から遅延回路3の出力信号を差し引いて得
た信号を係数klOを乗する係数回路39を介して演算
器37に供給する。演算器37は加の器36の出力信号
から上記係数回路39の出力信号を差し引いて得た信号
を再び遅延回路3に供給する。一方、上記演算器38の
出力信号は係数kl+を乗する係数回路40及びスイッ
チ34を夫々介して加算器36に供給される。加→器3
6は前記入力輝度信号と上記係数回路40の出力信号と
を夫々加算して得た加体出力信号を再び演算器37及び
38に夫々供給すると共に、出力端子41へ出力する。
このようにして、プリエンファシスが行なわれた輝度信
号が出力端子41より得られる、。
次に、第4実施例をディエンファシス回路として動作さ
せる場合は、上記スイッチ34をオノとし、これにより
、加算器36は上記のような加算動作を行なわない。こ
の場合、入力端子35に入来する入力再生輝度信号は加
算器36を通して演算器37.38及び42に夫々供給
される。演算器42は、入力再生輝度信号から係数回路
40の出力信号を差し引いて得た信号を出力端子43に
出力する。このようにして、ディエンフアシスが行なわ
れた再生輝度信号が出力端子43より得られる。
次に第5実施例について説明するに、第10図中上記第
9図と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明を
適宜省略する。この第5実施例は第4実施例にA3いで
使用した係数回路40に代えて係数k12を乗する係数
回路44を用い、更に、係数回路39を1−記演笥器3
8の出力端から演n器37への帰還路に設けず、演算器
38と上記係数回路44との間に配したことに特徴を有
する。
ここで、洟σ器38の出力信号は、係数回路39を介し
て演89537に供給される一方、係数回路39及び4
4を直列に介して演算器42に供給される。上記係数回
路44の乗する係数はk 12 ’−(kt+ / k
+o )なので、係数回路44出力信号は演睦器38の
出力信号をに+o X k1?= kn倍した信号とな
り、結局、第5実施例の機能は前記第4実施例と同一と
なる。
なお、前記遅延回路3の構成は前記第3図及び第5図図
示の構成に限定されるものではなく、また、本発明装置
の構成も上記第1実施例〜第5実施例に限定されず、係
数回路、演算器及び加算器の組合せを変λることにより
種々の構成をとりうる。従って、上記の本発明装置の実
施例では、拡散の方向が左、右であるが、前記角度θは
0°〜90’の範囲で任意でよく、また前記第6図に示
す如き左右方向+縦り向の組合せ、縦方向+左右方向ど
ちらか一方向の組合せ等の構成も可能である。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、拡散垂直エンファシスを
行なっているので、従来の垂直エンファシスによる再生
画面上縦方向のノイズを低減でき、かつ、ノイズの横及
び縦方向の相関性が拡散されるため、視覚的にS/Nを
大幅に向上することができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる輝度信号記録再生装置の第1実施
例を示すブロック系統図、第2図は第1図図示ブロック
系統の動作説明用信号波形図、第3図及び第5図は夫々
本発明装置の主要部になる遅延回路の第1及び第2実施
例を示す10ツク系統図、第4図及び第6図は夫々本発
明装置による拡散垂直エンファシスの方法の一例を示す
図、第7図〜第10図は各々本発明装置の第2実施例〜
第5実施例を示すブロック系統図、第11図は従来の垂
直エンファシスの方法の一例を示づ図である。 1.20.35・・・輝度13号又は再生輝度信号入力
端子、2,7,13.21.22,28.37゜38.
42・・・演算器、3・・・遅延回路、4,5゜15.
17・・・遅延線、6.10.18.26゜36・・・
加算器、8.9,12.23〜25.30〜33.39
.40.44・・・係数回路、11゜27.41・・・
輝度信号出力端子、14,29゜43・・・再生輝度信
号入力端子、16・・・1日遅延線、19・・・切換ス
イッチ、34・・・開閉成スイッチ。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第1図 第2図 □吟rIJ11 第3図   ユ 木千次’!LtJ向−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プリエンファシス回路を通した輝度信号を周波数
    変調して得た被変調波を記録媒体に記録し、該記録媒体
    から再生した被変調波をFM復調した後ディエンファシ
    ス回路を通して再生輝度信号を得る輝度信号記録再生装
    置において、該プリエンファシス回路及び該ディエンフ
    ァシス回路を夫々遅延回路を有する巡回形フィルタで構
    成すると共に、該遅延回路を1水平走査期間よりもΔt
    (但し、Δtは1水平走査期間よりも小なる一定時間)
    長い第1の遅延時間と1水平走査期間よりもΔt短い第
    2の遅延時間を入力信号に別々に付与した後加算する構
    成としたことを特徴とする輝度信号記録再生装置。
  2. (2)プリエンファシス回路を通した輝度信号を周波数
    変調して得た被変調波を記録媒体に記録し、該記録媒体
    から再生した被変調波をFM復調した後ディエンファシ
    ス回路を通して再生輝度信号を得る輝度信号記録再生装
    置において、該プリエンファシス回路及び該ディエンフ
    ァシス回路を夫々遅延回路を有する巡回形フィルタで構
    成すると共に、該遅延回路を1水平走査期間よりもΔt
    (但し、Δtは1水平走査期間よりも小なる一定時間)
    長い第1の遅延時間と1水平走査期間よりもΔt短い第
    2の遅延時間と1水平走査期間に等しい第3の遅延時間
    とを入力信号に別々に付与した後加算する構成としたこ
    とを特徴とする輝度信号記録再生装置。
JP60223161A 1985-10-07 1985-10-07 輝度信号記録再生装置 Granted JPS6282786A (ja)

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JPH01103084A (ja) * 1987-10-16 1989-04-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> エンファシス・ディエンファシス回路
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