JPS6282787A - 輝度信号記録再生装置 - Google Patents

輝度信号記録再生装置

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JPS6282787A
JPS6282787A JP60223162A JP22316285A JPS6282787A JP S6282787 A JPS6282787 A JP S6282787A JP 60223162 A JP60223162 A JP 60223162A JP 22316285 A JP22316285 A JP 22316285A JP S6282787 A JPS6282787 A JP S6282787A
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signal
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luminance signal
linear
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Koichi Kido
耕一 木戸
Yasutoshi Matsuo
泰俊 松尾
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は輝度信号記録再生装置に係り、特にノンリニア
・プリエンファシス回路及びノンリニア・ディエンファ
シス回路のうち少なくともいずれか一方を具備した輝度
信号記録再生装置に関する。
従来の技術 従来より、高域周波数のS/Na善のために輝度信号記
録系及び再生系にノンリニア・プリエンファシス回路及
びノンリニア・ディエンファシス回路を各々設けて、記
録時は輝度信号にノンリニア・プリエンファシスを行な
って、その高域周波数成分を強調して磁気記録媒体に記
録し、再生時は再生輝度信号にノンリニア・プリエンフ
ァシス特性とは相補的なノンリニア・ディエンファシス
特性を付与する輝度信号記録再生Vt@がある。かかる
ノンリニア・プリエンファシス回路及びノンリニア・デ
ィエンファシス回路として所謂トランスバーサルフィル
タ等が用いられている。
上記トランスバーサルフィルタは、遅延回路。
乗算器及び加算器等で構成されており、画面上の画素情
報信号に対し、同じ水平走査線上の少しずつ位置的に遅
れた複数の信号を差し引いたり、又は加算したりして、
1水平走査線内の信号間でプリエンファシス又はディエ
ンファシスを行なっていた(これを便宜上、「水平エン
ファシス」というものとする)。このため、画面水平方
向の高周波数の雑音を低減できるのみであった。
そこで、画面垂直方向の高周波数の雑音を低減するため
、1水平走査期間(1H)遅延する1日遅延回路及び乗
算器及び演算器等で構成されたノンリニア・プリエンフ
ァシス回路及びノンリニア・ディエンファシス回路が設
けられた他の輝度信号記録再生装置が従来より提案され
ていたく例えば、特開昭60−30285号公報)。か
かるノンリニア・プリエンファシス回路及びノンリニア
・ディエンファシス回路では、第11図に丞す画面上の
P点の信号に対し、同図中P′及びp n点等の1Hの
整数倍前の複数の信号を差し引いたり又は加算したりし
て、画面上の垂直方向十の信号間でプリエンファシス及
びディエンファシスを行なっていた(これを便宜上、「
垂直エンファシス」というものとする)。
発明が解決しようとする問題点 一般に、VTRのノイズ低減回路はノイズをランダムノ
イズと考えて論理的解析が行なわれている。しかしなが
らVTRにより記録されたビデオ信号には、画面上横方
向、縦方向あるいはフレーム方向に強い相関性がある。
従って、ノイズにも相関性があると考えられる。
このため、上記垂直エンファシスを行なうと、前記第1
1図に示す如く画素間の縦方向の相関性のため、回路構
成上、ノイズが縦方向に並び、視聴者゛にあたかも画面
に雨がふるような印象を与えてしまう。また、ふだんか
らモニタ画面の横引きノイズは見慣れているが、縦方向
のノイズは目新しいため目立ってしまう等の問題点があ
った。
そこで、本発明は前記1日遅延回路に代えて、1水平走
査期間よりも一定時間長い第1の遅延時間と1水平走査
期間よりも一定時間短い第2の遅延時間をその入力信号
に別々に付与した後加算する構成とされた遅延回路を用
い、かつ、非線形回路を具備して、輝度信号の非直線的
なプリエンファシス及びディエンファシスを画面1直方
向に対し所要の角度傾斜した方向に行なうよう構成する
ことにより、上記問題点を解決した輝度信号記録再生装
置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明になる輝度信号記録再生装置は、遅延回路及び非
線形回路を有する巡回形フィルタで構成されたノンリニ
ア・プリエンファシス回路及びノンリニア・ディエンフ
ァシス回路のうち少なくともいずれか一方を具備した輝
度信号記録再生装置であって、遅延回路を1水平走査期
間よりもΔt(但し、Δtは1水平走査期間よりも小な
る一定時間)長い第1の遅延時間と1水平走査期間より
もΔt短い第2の遅延時間を入力信号に別々に付与した
後加算する構成としている。また、上記第1及び第2の
遅延時間に加えて1水平走査期間に等しい第3の遅延時
間を入力信号に別々に付与した後加算するよう構成して
もよい。
作用 上記遅延回路は、その入力信号に第1の遅延時間(IH
+Δt)、第2の遅延時間(IH−Δt)及び第3の遅
延時間1日を別々に付与した後加符するため、前記1日
遅延回路を用いた垂直エンファシスに比べて、そのエン
ファシスの方向がΔt分左右に傾斜する。すなわち、上
記遅延回路及び非線形回路を具備した本発明装置により
、画面垂直方向に対し角度θ(但し、0°≦θ≦90゛
)傾斜した方向に輝度信号の非直線的なプリエンファシ
ス及びディエンファシスが行なわれる。
これにより、前記ノイズの相関性も画面の縦方向に対し
12角度θ傾斜した方向に発生して、ノイズの相関方向
が拡散されて、結局略ノイズ相関性のない再生画像が得
られる。
実施例 第1図は、本発明になる輝度信号記録再生装置の第1実
施例のブロック系統図を示す。この第1実施例は前記ノ
ンリニア・プリエンファシス回路及びノンリニア・ディ
エンファシス回路の自回路機能を共用できる構成となっ
ている。この第1実施例の動作について第2図に示す信
号波形図と共に説明する。まず、ノンリニア・プリエン
ファシス回路として動作する場合について説明するに、
入力端子1に入来する第2図(A)に示す如き輝度信号
a(説明の便宜上、1垂直走査期間(1v)の信号とし
て表現した。)は演n器2を通して遅延回路3に供給さ
れる。
第3図は第1図図示ブロック系統中本発明装置の主要部
である遅延回路3の第1実施例の詳細なブロック系統図
を示す。ここで、上記演n器2を通して供給される輝度
信号a G、を遅延線4に供給される。遅延線4は1水
平走査期間t I−1及び微少時間Δむからなる(1+
−Δt)の遅延時間特性を有しており、入来する輝度信
号aを上記時間(を目−Δt)遅延させた後、遅延時間
2×Δtを有する遅延495及び加算器6の一方の入力
端子へ夫々供給する。遅延線5は入来する信号を時間2
×Δt遅延させた後、加算器6の他方の入力端子へ供給
し、ここで遅延線4よりの信号と加算する。
従って、例えば第4図に示す画面上11点の信号は、上
記時間(1+−Δt)前の92点の信号と、92点の信
号よりもさらに時間2Δt前、すなわち、上記P+点の
信号に対して時間(TH+Δt)前の23点の信号とを
加算した信号となっている。
再び第1図に戻って説明するに、演算器7は前記入力端
子1よりの輝度信号aから上記加算器6の出力輝度信号
を差し引いて、第2図(B)に示す如き信号すとした後
、所定の振幅特性を付与するリミッタ8を介して同図(
C)に示す如き信号Cとし、係数に+  (例えば0.
5)を乗する係数回路9を介して演算器2へ供給する。
演算器2は入力端子1よりの輝度信号aから上記係数回
路9から供給される信号を差し引いて得た信号を再び遅
延回路3に供給する。
一方、係数回路10は前記リミッタ8の出力信号Cに計
数に2 (例えば、0.65 )を乗じて加算器11へ
供給し、ここで前記入力端子1よりの輝度信号aと加算
して得た第2図(D)に示す如き信号dを出力端子12
へ出力する。
この出力端子12へ出力される輝度信号dは、前記第4
図に示す両面上の例えば画面最上部の水平走査線から数
えてn番目の水平走査線上の11点の信号に対して、そ
の1H前の(n−1)番目の水平走査線上の信号中、前
記時間(1日−Δt)前の92点及び時間(1++Δt
)前の23点の夫々の信号を少しずつ加算し、さらに、
2日前の(n−2)番目の水平走査線Fの信号中では、
Pa 、P5及び16点の信号を少しずつ加算し、同様
に、3H,4,H,・・・、nl−1前の水平走査線上
の所定の点の信号を少しずつ加算して得た信号である。
このようにして、画面の垂直方向及び斜め方向の空間周
波数の高域成分が低域成分に比しレベル増強されたノン
リニア・プリエンファシス特性が前記入力端子1に入来
する輝度信号aに付与された輝度信号dが得られる。と
ころで、同じフィールドの相隣る2本の水平走査線の画
面上での垂直方向の距離(間隔)だけ水平方向に走査す
るノニItル時闇G、t180ns ”C”あり、1 
H(−63,5IIs)に比し僅かな時間である。ここ
で、前記微小時間Δtを例えば20QnSに設定すると
、第4図図示の画面垂直方向に対するノンリニア・ブリ
エンフ戸シスの行なわれる傾斜角度θは50°程度とな
る。
次に、第1図図示ブロック系統がノンリニア・ディエン
ファシス回路として動作する場合につき説明するに、上
記リミッタ8の出力信号Cは係数に2/(k2 +1)
(例えば、0゜65 / (0,65+1)→0.39
4)を乗する係数回路13を介して演算器14に供給さ
れる。演算器14は、入力端子1より入来する前記輝度
信号aから係数回路13の出力信号を差し引いて得た第
2図(E)に示覆如き輝度信号eを出力端子15へ出力
する。
この出力端子15へ出力される輝度信号eは、前記と同
様に、そのIH,2H,・・・、nH前の水平走査線上
の所定の信号を少しずつ減粋して得た信号である。この
ようにして、画面の垂直方向及び斜め方向の空間周波数
の高域成分が低域成分に比しレベル減衰されたノンリニ
ア・ディエンファシス特性を有する輝度信号eが得られ
る。
上記ti度倍信号及びeは第2図に示す如く互いに相補
的な特性を有している。従って、再生時に第1図におい
て、入力端子1にノンリニア・プリエンファシス特性が
付与された輝度信号dを供給すると、出力端子15より
、ノンリニア・ディエンファシス特性が付与されて、元
の特性に再現された第2図(A>に示す如き輝度信@a
が得られる。このようにして、本発明装置により、前記
第4図に示すn番目の水平走査線上の21点の信号は、
同図中、82〜26点等に示す如き1Hの整数倍前の水
平走査線上の所定の点の信号と夫々加算又は減算される
ノンリニア・プリエンファシスとノンリニア・ディエン
ファシスを行なわれる(以下、これを便宜ト、「ノンリ
ニア拡散垂直エンファシス」というものとする)。これ
により、第4図に示す如く情報の流れが拡散され、前記
第11図に示す如きノイズの縦方向の相関性が軽減され
る。
また、上記ノンリニア拡散垂直エンファシスを行なうと
、例えば前記(n−2)番目の水平走査線上の25点の
信号は、その画面垂直方向2日後の21点の信号に影響
が与えられる如く、例えばnライン目の情報は(n+2
)、(n+4)、・・・等のライン目に効果が表われる
ので、を記のノンリニア・プリエンファシス及びノンリ
ニア・ディエンファシスをオーブンループの回路構成と
したときの相補性の悪さにも効果がある。
また上記ノンリニア拡散垂直エンファシスによるS/へ
の改善効果は前記係数kl及びに2の如きエンファシス
の設定定数が同一である限り前記垂直エンファシスと同
一である。しかしながら、実際にノンリニア拡散垂直エ
ンファシスを行なつた画面はノイズが目立たず視覚的に
すばらしくS/へが良く、今まで見たことのない印象の
画面となった。すなわち、ノンリニア拡散垂直エンファ
シスは視覚的又はデータ的にノイズを低減し、S/へを
向上させるのに非常に有効な手段と言える。
第5図は第1図図示プロツク系統中遅延回路3の第2実
施例の詳細なブロック系統図を示す。同図中、遅延線1
6は前記遅延線4と同様に(1日−Δt)の遅延時間特
性を有し、また、1日遅延!!17は1Hの遅延時間特
性を有し、さらに遅延線18は前記遅延線5と同様に2
XΔtの遅延時間特性を有している。ここで、遅延線1
6は入来する前記輝度信号aを時間(tH−Δt)遅延
させた後、遅延線18及び加算器1つへ夫々供給する。
遅延線18は入来する信号を時間2×Δtπ延させた後
、加算器19へ出力する。一方、1H遅延線17は入来
する上記輝度信号aを時間i H遅延させた後、加算器
19へ出力する。加算器19は入来する上記の3人力信
号を夫々加算出力する。上記加算器19の出力信号は、
前記加算器6の出力信号にI Hfft[117の出力
信号を加えた信号であるため、この出力加算信号を第1
図に示す演算器7に供給して、前記と同様にノンリニア
・プリエンファシス及びノンリニア・ディエンファシス
を行なうと、その再生画面は第6図に示す如く、前記第
4図に示すノンリニア拡散垂直エンファシスによる画面
に、更に前記第11図に示した垂直エンファシスによる
画面を加えたような再生両面となる。このようにして、
前記ノイズの相関性が複雑に拡散された再生画面が得ら
れる。
次に本発明装置の第2〜第5実施例を第7図〜第10図
と共に説明する。これらの実施例は前記本発明装置の第
1実施例と同様に、前記ノンリニア・プリエンフアシス
回路及びノンリニア・ディエンファシス回路の両回路機
能を共用できる構成となっており、その主要部である遅
延回路3の構成を前記第3図及び第5図に示す如き構成
とすることにより、前記第4図及び第6図に示す如き拡
散垂直エンファシスが行なわれた再生画面を得ることが
できる。なお、第7図〜第10図中第1図と同一構成部
分には同一の符号を付しその説明を適宜省略する。
第7図及び第8図は夫々本発明装置の第2及び第3実施
例のブロック系統図を示す。この第2及び第3実施例は
前記ノンリニア・プリエンファシス回路及びノンリニア
・ディエンファシス回路の一方を任意に選択する切換ス
イッチ20を設けた点に特徴を有する。従って、回路の
大部分はノンリニア・プリエンファシス回路とノンリニ
ア・71127722回路に共用できる。
いま、第7図図示ブロック系統をノンリニア・プリエン
ファシス回路として動作させる場合、上記切換スイッチ
20を端子2Oa側に接続する。
ここで、入力端子21に入来する入力輝度信号は演算5
22及び遅延回路3を介して演算器23へ供給される。
演算器23は上記入力輝度信号から上記遅延回路3の出
力信号を差し引いて得た信号をリミッタ24を介して振
幅制限した後、係数に3 、に4を夫々乗する係数回路
25及び26を並列に介して切換スイッチ20の端子2
0a及び20bに夫々供給する。−F記切換スイッヂ2
0は端子20a側に接続されているので、係数回路25
の出力信号が切換スイッチ20の端子20aを介して演
0お22へ供給される。演1Z22は上記人力輝度信号
から上記係数回路25の出力信号を差し引いて得た信号
を再びπ風回路3へ供給する。
一方、係数回路27はリミッタ24の出力信号に係数に
5を乗算して得た信号を加算器28に供給し、ここで上
記入力輝度信号と加算し、出力端子29へ出力する。
次に上記第2実施例をノンリニア・ディエンファシス回
路として動作させる場合、上記切換スイッチ20を端子
2Ob側に接続する。これにより、前記演算器22は端
子21に供給される入力再生輝度信号から係数回路26
の出ツノ信号を差し引いて得た信号を前記遅延回路3に
供給する。この場合、係数回路27の出力信号は演n器
30へ供給され、こて上記入力再生輝度信号と夫々減算
された後、出力端子31へ出力される。
上記の如く、出力端子29及び31から、ノンリニア・
プリエンファシス特性が付与された輝度信号及びノンリ
ニア・ディエンファシス特性が付与された再生輝度信号
が夫々得らる。
次に、第3実施例について説明するに、第8図中、上記
第7図と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明
を適宜省略する。なお、リミッタ24aは前記リミッタ
24と同一の機能を有する。
この第3実施例は第2実施例に比べて、前記係数回路2
5.26及び27を係数に6 、に7及びに8を夫々有
する係数回路32.33及び34とし、さらに、前記演
算器23と加蓮器28との間にリミッタ24bと係数に
9を有づる係数回路35を新たに設けて、加口器28が
入力輝度信号と係数回路35の出力信号とを加算するよ
う構成している点において異なる。
すなわち、上記第3実施例がノンリニア・プリエンファ
シス回路として動作する場合、演算器23の出力信号は
係数回路32及び切換スイッチ20の端子20aを介し
て演算器22へ供給される一方、リミッタ24b及び係
数回路35を介して加算器28へ供給されて、ここで入
力輝度信号と加算された後、ノンリニア・プリエンファ
シス特性が付与された輝度信号として出力端子2つへ出
力される。次に、上記第3実施例がノンリニア・ディエ
ンファシス回路として動作する場合、演算器23の出力
信号はリミッタ24a、係数回路33及び切換スイッチ
20の端子20bを介して演算器22へ供給される一方
、リミッタ24a及び係数回路34を介して演算器30
に供給され、ここで入力再生輝度信号と夫々減算が行な
われた後、ノンリニア・ディエンファシス特性が付与さ
れた再生輝度信号として出力端子31へ出力される。
第9図及び第10図は夫々本発明装置の第4及び第5実
施例のブロック系統図を丞す。この第4及び第5実施例
は前記ノンリニア・プリエンファシス回路及びノンリニ
ア・ディエンファシス回路としての機能切換用量開成ス
イッチ(以下、「スイッチ」と称す。)36を設けたこ
とに特徴を有し、前記第2及び第3実施例に比べてスイ
ッチの接点数が少なく簡素4f描成となっている。
いま、第9図図示ブロック系統をノンリニア・プリエン
フアシス回路として動作させる場合、上記スイッチ36
をオンとする。ここで、入力端子37に入来する入力輝
度信号は加算器38及び演算器3つを通し−C前記遅延
回路3に供給され、前記の如<IH及びその近傍の所定
時間遅延された後演算器40に供給される。演n器40
は、加算器38の出力信号から遅延回路3の出力信号を
差し引いて得た信号をリミッタ41を介して振幅11+
1限した後、係数kIOを乗する係数回路42を介して
演0器39に供給ケる。演算器39は加咋鼎38の出力
信号から上記係数回路42の出力信号を差し引いて得た
信号を再び遅延回路3に供給する。一方、上記リミッタ
41の出力信号は係数kl+を乗する係数回路43及び
スイッチ36を夫々介して加算器38に供給される。加
算器38は前記入力輝度信号と上記係数回路43の出力
信号とを加算して(qた加算出力信号を再び演算器39
及び40に大々供給すると共に、出力端子44へ出力J
る3、このようにして、ノンリニア・プリエンファシス
が行なわれた輝度信号が出力端子44より得られる。
次に、第4実施例をノンリニア・ディエンファシス回路
として動作される場合は、」−記スイッチ36をオフと
し、これにより、加算器38は十5Cのような加p動作
を行なわない。この場合、入ツノ端子337に入来する
入力再生輝度信号は加83338を通して演算器39,
40及び45に夫々供給される。演算器45は、入力再
生輝度信号から係数回路43の出力信号を差し引いて得
た信号を出力端子46に出力する。このようにして、ノ
ンリニア・ディエンファシスが行なわれた再生輝度信号
が出力端子46より得られる。
次に第5実施例について説明するに、第10図中上記第
9図と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明を
適宜省略する。この第5実施例は第4実施例において使
用した係数回路43に代えて係数に+2を乗する係数回
路47を用い、更に、係数回路42をリミッタ41から
演算器39へ帰還ループに設けず、演算器40と上記リ
ミッタ41との間に配置したことに特徴を有する。ここ
で、演算器40の出力信号は、係数回路42及びリミッ
タ41を直列に介して演算器3つに供給される一方、係
数回路42.リミッタ41及び係数回路47を直列に介
して演算器45に供給される。
上記係数回路45の乗する係数はに+2=kn/klO
なので、係数回路47出力信号は演算器40の出力信号
をに+o X kHz = kn倍した信号となり、結
局、第5実施例の機能は前記第4実施例と同一どなる。
なお、前記遅延回路3の構成は前記第3図及び第5図図
示の構成に限定されるものではなく、また、本発明装置
の構成も上記第1実施例〜第5実施例に限定されず、係
数回路、演算器及び加算器の組合せを代えることにより
種々の構成をとりうる。従って、上記の本発明装置の実
施例では、拡散の方向が左、右であるが、前記角度θは
O°〜90”の範囲で任意でよく、また前記第6図に示
す如き左右方向+縦方向の組合せ、縦方向+左右方向ど
ちらか一方向の組合せ等の構成も可能である。
また、上記リミッタ8,24.24a、24b及び41
は夫々他の非線形回路でもよい。また、ノンリニア・プ
リエンファシス回路とノンリニア・ディエンファシス回
路のいずれか一方のみを備えたVTRにおいては、ビデ
オ信号(すなわち、輝度信号)の振幅はそれほど強調さ
れて記録再生されないから、ノンリニア・プリエンファ
シス回路を有しない既存のVTRにより記録された磁気
テープから再生したビデオ信号を、ノンリニア・ディエ
ンファシス回路を通しても実用上殆ど問題なく原信号波
形に復元することができ、他方、ビデオ信号がノンリニ
ア・プリエンファシス回路を通して記録された磁気テー
プを、ノンリニア・ディエンファシス回路を有しない既
存のVTRで再生した場合にも、実用上殆ど問題なく原
信号を再生することができるという特長がある。従って
、記録系だけにノンリニア・プリエンファシス回路を設
けるか、再生系だ【プにノンリニア・ディエンファシス
回路を設けるよう構成してもよい。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、ノンリニア拡散垂直エン
ファシスを行なっているので、次のような数々の特長を
有するものである。
■ 前記従来の垂直エンファシスによる再生画面上縦方
向のノイズを低減でき、かつ、ノイズの横及び縦方向の
相関性が拡散されるため、視覚的にS/Nを大幅に向ト
することができる。
■ ノンリニア・プリエンフアシス回路及びノンリニア
・ディエンファシス回路のうち少なくともいずれか一方
を具備するよう構成したので、輝度信号の振幅に応じて
プリエンファシス焔やディエンファシス吊を変化させる
ことにより、輝度信号に非直線的なプリエンファシスあ
るいはfイエンファシスを行なうことができ、よって、
既存のVTRとの互換性を保ちつつ再生輝度信号のS/
N改善効果が得られる。
■ 以上により、記録m生糸を通すことによる画質の劣
化がなく、かつ、視覚的にbm好イτ再生輝度信号が1
9られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる輝度信号記録再/1¥i置の第1
実施例を示づブロック系統図、第2図は第1図図示ブロ
ック系統の動作説明用信号波形図、第3図及び第5図は
夫々本発明装置の主要部になる遅延部の第1及び第2実
施例を示すブロック系統図、第4図及び第6図は夫々本
発明装置によるノンリニア拡散垂直エンファシスの方法
の一例を示す図、第7図〜第10図は各々本発明装置の
第2実施例〜第5実施例を示すブロック系統図、第11
図は従来の垂直エンフ?シスの方法の一例を示す図であ
る。 1.21.37・・・輝度信号又は再生輝度信号入力端
子、2,7.14.22.23.30.39゜40.4
5・・・演算器、3・・・遅延回路、4,5゜16.1
8・・・迂延線、6.11.19.28゜38 ・・・
加算器、8,24.24a、24b、41・・・リミッ
タ、9.10.13.25へ−27,32〜35.42
.43.47・・・係数回路、12゜29.44・・・
輝度信号出力端子、15,31゜46・・・再生輝度信
号出力端子、17・・・1日′!1延線、20・・・切
換スイッチ、36・・・間開成スイッチ。 特許出願人 日本ビクター株式会社 代  理  人  弁理士  伊  東  忠  麻屑
   弁理士 松 浦 兼 行 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遅延回路及び非線形回路を有する巡回形フィルタ
    で構成されたノンリニア・プリエンファシス回路及びノ
    ンリニア・ディエンファシス回路のうち少なくともいず
    れか一方を具備した輝度信号記録再生装置であって、該
    遅延回路を1水平走査期間よりもΔt(但し、Δtは1
    水平走査期間よりも小なる一定時間)長い第1の遅延時
    間と1水平走査期間よりもΔt短い第2の遅延時間を入
    力信号に別々に付与した後加算する構成としたことを特
    徴とする輝度信号記録再生装置。
  2. (2)遅延回路及び非線形回路を有する巡回形フィルタ
    で構成されたノンリニア・プリエンファシス回路及びノ
    ンリニア・ディエンファシス回路のうち少なくともいず
    れか一方を具備した輝度信号記録再生装置であって、該
    遅延回路を1水平走査期間よりもΔt(但し、Δtは1
    水平走査期間よりも小なる一定時間)長い第1の遅延時
    間と1水平走査期間よりもΔt短い第2の遅延時間と1
    水平走査期間に等しい第3の遅延時間とを入力信号に別
    々に付与した後加算する構成としたことを特徴とする輝
    度信号記録再生装置。
JP60223162A 1985-10-07 1985-10-07 輝度信号記録再生装置 Granted JPS6282787A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60223162A JPS6282787A (ja) 1985-10-07 1985-10-07 輝度信号記録再生装置
US06/915,816 US4750037A (en) 1985-10-07 1986-10-06 Noise reduction system for video signal
EP86307726A EP0221684B1 (en) 1985-10-07 1986-10-07 Noise reduction system for video signal
DE198686307726T DE221684T1 (de) 1985-10-07 1986-10-07 Anordnung zur verminderung des rauschens bei einem videosignal.
DE8686307726T DE3679027D1 (de) 1985-10-07 1986-10-07 Anordnung zur verminderung des rauschens bei einem videosignal.

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JP60223162A JPS6282787A (ja) 1985-10-07 1985-10-07 輝度信号記録再生装置

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JPS6282787A true JPS6282787A (ja) 1987-04-16
JPH0481390B2 JPH0481390B2 (ja) 1992-12-22

Family

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