JPH0221200B2 - - Google Patents

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JPH0221200B2
JPH0221200B2 JP56046747A JP4674781A JPH0221200B2 JP H0221200 B2 JPH0221200 B2 JP H0221200B2 JP 56046747 A JP56046747 A JP 56046747A JP 4674781 A JP4674781 A JP 4674781A JP H0221200 B2 JPH0221200 B2 JP H0221200B2
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JP
Japan
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output
signal
circuit
carrier color
color signal
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JP56046747A
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Jun Hirai
Noryuki Yamashita
Masayasu Kaneko
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS57160287A publication Critical patent/JPS57160287A/ja
Publication of JPH0221200B2 publication Critical patent/JPH0221200B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はVTRに適用して好適な搬送色信号の
処理回路に関する。
先ず、第1図を参照して、従来の搬送色信号の
処理回路について説明する。これは、くし形フイ
ルタにて構成している。1は入力端子、2は出力
端子である。3はくし形フイルタを示し、合成器
4と、1H遅延線(ガラス遅延線、但し、Hは水
平周期である)5とから構成される。VTRに於
いて再生されたカラー映像信号から分離された入
力搬送色信号Scが合成器(減算器)4及び1H遅
延線5に供給される。遅延線5よりの1H遅延さ
れた搬送色信号Scdは合成器4に供給されて、搬
送色信号Scから差引かれ、出力端子2に出力搬
送色信号Sc′(=Sc−Scd)が出力される。尚、遅
延線5の遅延量は複数(奇数)Hであつても良
い。
かかる第1図の搬送色信号の処理回路によれ
ば、入力搬送色信号Scに、磁気テープへのカラ
ー映像信号の高密度記録(被FM変調輝度信号と
被低域変換搬送色信号との重畳信号をスラントト
ラツクにガードバンドなしで記録する)等による
クロストーク成分等の不要信号が混入している場
合、この不要信号の除去された出力搬送色信号
Scが出力されるので、再生カラー画像の画質が
向上する。
しかし、かかる第1図の搬送色信号の処理回路
は、以下に述べるような欠点がある。これを第2
図をも参照して説明しよう。入力搬送色信号Sc
は、第2図Aに示す如く1H毎に位相が反転して
いる。矢印はその位相を示す。第2図Bに入力搬
送色信号Scの1H遅延した搬送色信号Scdを示す。
第2図A,Bを比較すると、搬送色信号Sc,Scd
の夫々最初及び最後の1Hの信号区間b,b′は垂
直相関がない。尚、aは垂直相関のある信号区間
を示す。従つて、合成器4に於いて、搬送色信号
Scから搬送色信号Scdを差引いて得られた出力搬
送色信号Sc′の波形は、第2図Cに示す如くであ
る。第2図Cの出力搬送色信号Sc′は、包絡線で
考えれば垂直相関のある信号区間aでは信号のレ
ベルが2倍になつているが、垂直相関のない信号
区間bでは、信号のレベルが1倍となつており、
他の垂直相関のない信号区間b′では、本来信号の
レベルが零であるべきなのが、信号が新らたに付
加されている。従つて再生カラー画像の輪郭部に
食ずれ、色にじみ(ミスレジストレイシヨン)が
生じることになる。
かかる点に鑑み、本発明はくし形フイルタを用
いた搬送色信号の処理回路に於いて、搬送色信号
の不要信号を除去できると共に、再生カラー画像
の輪郭部に色ずれ、色にじみが生ぜず、再生カラ
ー画像の画質を向上させることのできるものを提
案せんとするものである。
以下に、第3図を参照して、本発明の原理を説
明するも、第3図において上述の第1図と対応す
る部分には同一符号を付して、重複説明を省略す
る。
ここで、演算回路6は増巾率が2倍の増幅器で
ある。従つて、第2の出力搬送色信号Sc2はSc2
=2Scとなる。次に、検出回路8について説明す
る。10はくし形フイルタで、合成器(減算器)
11と1H遅延線12とから成り、入力端子9か
らの輝度信号SYが合成器11及び遅延線12に供
給される。遅延線12よりの1H遅延した輝度信
号SYdは合成器11に於いて輝度信号SYから差引
かれる。合成器11の出力SY′(=SY−SYd)は検
出器13に供給され、出力SY′の絶対値のレベル
が所定値以上か否かに応じた選択(切換)制御信
号SSW(第2図D)が選択回路7に供給される。
尚、遅延線12の遅延量は複数(奇数)Hでも良
いが、遅延線5の遅延量と一致させる必要があ
る。
ところで、輝度信号が急激に変化しているとこ
ろでは、搬送色信号の垂直相関が無いことが多
く、しかもその場合の再生カラー画像の色ずれ、
色にじみは輝度信号が急激に変化していることに
よつて、特に目立ち易い。
従つて、信号SY′(=SY−SYd)の絶対値のレベ
ルが所定値以下のときは、搬送色信号に垂直相関
があると判断してくし形フイルタ3よりの第1の
出力搬送色信号Sc1を選択し、所定値を越えると
きは、搬送色信号に垂直相関がないと判断して、
演算回路6からの第2の出力搬送色信号Sc2を選
択して、夫々出力端子2に出力せしめる。
かくして、出力端子2よりの出力搬送色信号
Sc″は、包絡線で考えれば第2図に示す如く、入
力搬送色信号Sc(第2図A)がそのまま信号のレ
ベルに於いて2倍されたものと等価となる。従つ
て、再生カラー画像の輪郭に、色ずれ、色にじみ
が生じることはなくなる。
しかして、本発明による搬送色信号の処理回路
は、入力搬送色信号Scを1水平周期遅延する遅
延線5及びその入力搬送色信号からその遅延線5
の出力を減算する減算回路4から成り、その減算
回路4より不要信号の除去された第1の出力搬送
色信号Sc′1を得るくし形フイルタ3と、入力搬送
色信号Sc及び遅延線5の出力を加算する第1の
加算回路14と、その第1の加算回路14の出力
及びくし形フイルタ3の出力を加算して、第1の
出力搬送色信号Sc′1と略同じレベルの第2の出力
搬送色信号Sc′2を得る第2の加算回路15と、第
1及び第2の出力搬送色信号Sc′1,Sc′2を選択す
る選択回路7と、入力搬送色信号Scと関連した
輝度信号の垂直相関性を検出して選択回路7を制
御する検出回路8とを有し、輝度信号に垂直相関
があるときは第1の出力搬送色信号Sc′1を選択
し、ないときは第2の出力搬送色信号Sc′2を選択
するようにしたものである。
次に、第4図の実施例について説明するも、第
4図に於いて、第1図及び第3図と対応する部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。
先ず、演算回路6について説明する。合成器
(加算器)14,15を設け、搬送色信号Sc,
Scdを合成器14にて加算して搬送色信号Sc+
Scdを得、これと搬送色信号Sc1(=Sc−Scd)と
を合成器15にて加算して、第2の出力搬送色信
号Sc2(=Sc+Scd+Sc−Scd=2Sc)を得るよう
にしている。
次にくし形フイルタ10の遅延線12について
述べる。この遅延線12が単なるガラス遅延線で
あると、バンドパス特性を有するから、広帯域の
輝度信号には不向である。とこで、この遅延線1
2を次のように構成することにより平坦特性の遅
延線となる。即ち遅延線12の入出力端子間に順
次、プリエンフアシス回路16−AM変調器17
−1H遅延線(ガラス遅延線)18−AGC回路1
9−AM検波器(両波整流回路)20−デエンフ
アシス回路21−ローパスフイルタ22を接続す
る。AM変調器17の搬送波周波数は10.74MHz
(=3.58MHz×3)である。尚、遅延線18及び
ローパスフイルタ22を除き、同一ICチツプ内
に形成される。
尚、AM検波器(両波整流回路)20よりの
10.74MHz×2の周波数成分は、ICチツプ内でロ
ーパス特性を有するデエンフアシス回路21であ
る程度抑圧され、ICチツプ外でローパスフイル
タ22により確実に減衰せしめられる。
次に第5図及び第6図を参照して、本発明の他
の実施例を説明する。
第5図及び第6図はVTRのカラー映像信号の
処理回路を分けて図示したもので、夫々の回路に
符号100,200を付す。回路100,200
は、夫々1チツプIC101,201及び外付け
回路から成つている。
先ず、回路100から説明する。入力端子10
2に記録カラー映像信号REC(Y+C)が入力
し、記録再生切換スイツチ103のREC(記録)
側を介してY/C形くし形フイルタ104に供給
されて、輝度信号Y及び搬送色信号Cが分離され
る。フイルタ104は、1H遅延線(ガラス遅延
線)105、合成器(加算器)106、合成器
(減算器)107を有する。
そして、記録時には、合成器107よりの搬送
色信号Cが切換スイツチ108のP側を介して出
力端子109に出力搬送色信号OUT(C)として
出力される。
又、記録時には、合成器106よりの輝度信号
Yは、合成器(減算器)111に供給される。合
成器111の出力はバンドパスフイルタ112−
増幅器113を通じて合成器111に帰還され、
輝度信号Yから差し引かれる。合成器111の出
力側より出力輝度信号OUT(Y)の得られる出力
端子114が導出される。このバンドパスフイル
タ112の通過周波数特性は、くし形フイルタ1
05の遅延線105の通過周波数特性と実質的に
等しく選定されている。
くし形フイルタ104に対し、合成器111及
びフイルタ112の構成を付加することにより、
くし形フイルタ104、特にその遅延線(ガラス
遅延線)105の周波数特性(バンドパス特性)
を補償し、輝度信号の伝送系が略平坦特性とな
り、伝送系に歪が発生したり、リンギングが発生
したりするおそれはなくなる。
VTRに於いて再生されたカラー映像信号から
分離された再生搬送色信号PB(C)は入力端子1
15から減衰器116を通じて合成器(減算器)
117に供給され、これよりの搬送色信号は、増
幅器118に供給され、その出力たる搬送色信号
は切換スイツチ103のPB(再生)側を通じて、
Y/C形くし形フイルタ104に供給される。
又、合成器106,107の各出力は合成器(加
算器)110に供給されて加算される。又、合成
器110の出力は切換スイツチ108のQ側に供
給される。そして、合成器107,110の各出
力が切換スイツチ(選択回路)108によつて切
換えられる。
再生搬送色信号PB(C)に、磁気テープへのカ
ラー映像信号の高密度記録(被FM変調輝度信号
と被低域変換搬送色信号との重畳信号をスラント
トラツクにガードバンドなしで記録する)等によ
るクロストーク成分等の不要信号が混入している
場合、遅延線105及び合成器107より成るC
形くし形フイルタ104により、その不要信号が
除去され、再生カラー画像の画質が良くなる。
又、合成器107よりの出力搬送色信号のう
ち、垂直相関のある部分の振幅は、くし形フイル
タ104への入力搬送色信号の振幅の2倍になつ
ているが、垂直相関のない部分ではそのようにな
らず、再生カラー画像の輪郭部の色ずれ、色にじ
みの原因となる。
そこで、垂直相関のない入力搬送色信号は、合
成器106,107及び110から成る演算回路
119によつて、その振幅を直接2倍して合成器
110より出力する。
そして、再生搬送色信号PB(C)と関連した、
即ち再生カラー映像信号から分離された輝度信号
の垂直相関性を検出する検出回路120を設け、
その検出出力により切換スイツチ108を制御す
る。
そして、輝度信号の垂直相関があるときは第1
の出力搬送色信号(合成器107の出力)を選択
し、ないときは第2の出力搬送色信号(合成器1
10の出力)を選択するようにする。
検出回路120の一部の回路は回路200に含
まれているので、それについては後述する。回路
200に於いて、輝度信号Yとそれの1H遅延せ
しめられた輝度信号Ydとの差信号Y−Ydが作ら
れ、これが入力端子121から検出器122に供
給され、その差信号Y−Ydのレベルの絶対値が
所定レベル以下のときは搬送色信号に垂直相関が
あると判断され、所定レベルを越えるときは垂直
相関がないと判断される。そして、この検出器1
22の出力が論理回路123を通じて制御信号と
して切換スイツチ108に供給される。
かくして、C形くし形フイルタ104に、演算
回路119、選択回路108及び検出回路120
を付加することによつて、再生カラー画像の輪郭
部の色ずれ、色にじみが生ぜず、再生カラー画像
の画質が向上する。
次に論理回路123について説明する。入力端
子127から再生時のみ制御電圧+EPBが直接ア
ンド回路124に、インバータを介して他のアン
ド回路126に夫々供給される。又、入力端子1
28からバーストフラグ信号BFがアンド回路1
24に供給される。そして、検出器122及びア
ンド回路124の各出力がオア回路125を通じ
てアンド回路126に供給され、アンド回路12
6の出力が制御信号として切換スイツチ108に
供給される。従つて、切換スイツチ108は、記
録時はP側に、再生時は上述したようにP及びQ
側に切換えられる。尚、再生時でも、バースト信
号到来時は、バーストフラグ信号BFにより切換
スイツチ108はP側に切換えられる。これはバ
ースト信号の位相がずれるのを回避するためであ
る。
更に、再生時に於いて、C形くし形フイルタ1
04に対し帰還がかけられている。即ち、C形く
し形フイルタ104への入力搬送色信号と、これ
を遅延線105によつて1H遅延させた搬送色信
号とを合成器(加算器)129に供給するように
して、入力搬送色信号の垂直方向の差信号を得る
演算回路130を設ける。
演算回路130の出力は増幅器131−記録再
生切換スイツチ(記録時はオフとなる)132の
PB(再生)側を通じて第1及び第2の可変利得器
(夫々増幅器又は減衰器で、可変移相器を有する)
133,134に供給される。可変利得器13
3,134の出力は切換スイツチ135のP,Q
側に供給され、その切換出力が合成器(減算器)
117に供給されて減衰器116の出力から差し
引かれる。かくして、合成器129の出力側から
合成器117の入力側までの回路にて帰還回路1
36を構成する。そして、オア回路125の出
力、即ち上述の検出回路120の検出器122の
検出出力により切換スイツチ135が切換制御さ
れる。
そして、帰還回路136の帰還量は、切換スイ
ツチ135が第1の可変利得器133側に切換え
られたとき大、第2の可変利得器134に切換え
られたとき小となるように選定される。
そして、検出回路120の検出器122により
輝度信号の差信号Y−Ydのレベルの絶対値が所
定値以下のときは、搬送色信号に垂直相関がある
と判断して切換スイツチ135を第1の可変利得
器133側に切換えて帰還量を大にする。又、差
信号Y−Ydのレベルの絶対値が所定値を越える
ときは、搬送色信号に垂直相関がないと判断して
切換スイツチ回路135を第2の可変利得器13
4側に切換えて、帰還量を小にする。
尚、バースト信号到来時は、バーストフラグ信
号BFにより切換スイツチ135は第2の可変利
得器134側に切換えられる。
C形くし形フイルタ104に、演算回路130
及び帰還回路136を付加して、C帰還形くし形
フイルタ137を構成する。このフイルタ137
の周波数特性は、周波数が…,(n−1)h
nh,(n+1)h,…(但し、nは自然数、h
水平周波数)となる部分で谷を有し、…,(n−
1/2)fh,(n+1/2)h,…となる部分で山を
有 する周知のくし形曲線で表わされる。そして、帰
還回路136の帰還量が大きい程特性曲線の山が
鋭くなり、谷が鈍り、帰還量が小さい程特性曲線
の山が鈍り、谷が鋭くなる。
従つて、かかるC帰還形くし形フイルタ137
により、再生搬送色信号PB(C)のSN比が大幅
に改善されると共に、再生カラー画像の輪郭の色
ずれ、色にじみが改善され、しかも、輝度信号
(搬送色信号)に垂直相関がないときに発生する
クロストーク分も抑圧される。
次に第6図を参照して、回路200について説
明する。記録及び再生カラー映像信号より夫々分
離された記録及び再生輝度信号REC(Y),REC
(C)は夫々入力端子202,203から記録再
生切換スイツチ204に供給されて切換えられ
る。切換スイツチ204の出力は3.58MHz成分の
トラツプ回路205を通じて、及び直接にカラー
白黒切換スイツチ206のCL(カラー)側及び
BW(白黒)側に供給される。切換スイツチ20
6の切換出力は合成器(減算器)207に供給さ
れる。この合成器207には、再生時に後述する
他の信号が供給され、記録時には他の信号は供給
されない。
合成器207よりの輝度信号Yはクランプ回路
208を通じて正常ドロツプアウト切換スイツチ
209のNR(正常)側に供給される。切換スイ
ツチ209よりの輝度信号は以下に構成を説明す
る1H遅延線210により1H遅延され、その遅延
輝度信号Ydをクランプ回路211を通じて正常
ドロツプアウト切換スイツチ209のDO(ドロ
ツプアウト)側に供給される。この切換スイツチ
209は入力端子212よりのドロツプアウト制
御信号DOCにより切換制御される。
次に1H遅延線210について説明する。切換
スイツチ209の出力端子及びクランプ回路21
1の入力端子間に、順次プリエンフアシス回路2
13−AM変調器214−駆動回路215−1H
遅延線(ガラス遅延線で外付け回路)216−
AGC回路217−AM検波器(両波整流回路)
218−増幅器(これの出力の一部がAGC検出
回路220に供給され、そのAGC信号がAGC回
路217に供給される)219−デエンフアシス
回路221−ローパスフイルタ(外付け回路)2
22が縦続接続される。
AM変調器214には例えば10.74MHz(=
3.58MHz×3)の搬送波信号が供給される。
VTRの記録及び再生時の搬送色信号の低域変換
及び逆変換回路中のAPC回路に用いられている
3.58MHzの水晶基準発振器223の発振信号が3
逓倍回路224に供給され、その出力がバンドパ
スフイルタ225に供給されることにより、上記
10.74MHzの搬送波信号が得られる。尚、色副搬
送波周波数に対する倍率は3に限らず任意であ
る。発振器223を共用すれば、独別に設けた場
合の相互干渉を回避できる。
1H遅延線(ガラス遅延線)126がバンドパ
スフイルタ特性を有しても、1H遅延線210は、
輝度信号に対し広帯域となるから輝度信号が歪む
ことがない。又、AM検波器(両波整流回路)2
18より発生する21.48MHz(=10.74MHz×2)
の成分がデエンフアシス回路221及びローパス
フイルタ222により確実に除去できる。
クランプ回路208,211よりの輝度信号Y
及び遅延輝度信号Ydは合成器(減算器)226
に供給されて前者から後者が差し引かれ、得られ
た差信号Y−Ydは出力端子227に出力される。
そして、この差信号Y−Ydは、第5図の回路1
00の入力端子121に供給される。
次に輝度信号の処理回路228について説明す
る。クランプ回路208,211よりの夫々輝度
信号Y、遅延輝度信号Ydは夫々合成器(減算器)
229、合成器(加算器)230に供給される。
又、合成器226よりの差信号Y−Ydは減衰器
231を通じてリミツタ回路232に供給され
る。リミツタ回路232は、これに供給される差
信号Y′−Y′dのレベルの絶対値が所定レベルより
小さいとき、即ち輝度信号Yに垂直相関があると
きは、差信号Y′−Y′d(これはノイズ成分と見做
せる)をそのまま出力し、差信号Y′−Y′dのレベ
ルの絶対値が所定レベルを越えるとき、即ち輝度
信号Yに垂直相関がないときは、出力を零とする
ものである。
リミツタ回路232の出力は、正常ドロツプア
ウト切換スイツチ(ドロツプアウト制御信号
DOCによりオン、オフ制御される)233のNR
(正常)側を通じて出力される。切換スイツチ2
33の出力は、可変減衰器234−記録再生切換
スイツチ(再生時にオン、記録時にオフとなる)
235を通じて、合成器207に供給されて、再
生輝度信号BP(Y)から差し引かれる。
又、切換スイツチ233よりの出力は夫々可変
減衰器236,237を通じて夫々合成器22
9,230に供給され、夫々輝度信号Yから差し
引かれ、遅延輝度信号Ydに加算される。合成器
229,230の出力は切換スイツチ238にて
切換えられて出力端子239に出力輝度信号
OUT(Y)が出力される。切換スイツチ238
は、再生モード、記録白黒モード時は合成器22
9よりの出力を選択し、記録カラーモード時は合
成器230の出力を選択して夫々出力する。
さて、減衰器231,234,236及び23
7の減衰率(伝達関数)を夫々k0,k1,k2,k3
し、リミツタ232の伝達関数をL(0又は1)
とする。かくすると、記録カラーモード時の出力
輝度信号OUT(Y)は次式のようになる。但しY
=REC(Y)である。
OUT(Y)=Yd+k0k3L(Y−Yd) 又、記録白黒モード時の出力輝度信号OUT
(Y)は次式のようになる。但し、Y=REC(Y)
である。
OUT(Y)=Y−k0k2L(Y−Yd) 又、再生モード時の伝達関数OUT(Y)/PB
(Y)は次式のようになる。尚、1H遅延線の伝達
関数をe〓sとする。
OUT(Y)/PB(Y)=1−k0k2L(1−e-s)/
1+k0k1L(1−e-s) 以上から、上述の輝度信号の処理回路228に
よれば、記録輝度信号のノイズ成分が除去でき、
再生輝度信号のノイズ成分とクロストーク成分
(VTRの磁気テープへの映像信号の高密度記録に
起因する)とが除去できる。
上述せる本発明によれば、くし形フイルタを用
いた搬送色信号の処理回路に於いて、搬送色信号
の不要信号を除去できると共に、再生カラー画像
の輪郭部に色ずれ、色にじみが生ぜず、再生カラ
ー画像の画質を向上させることができるものを得
ることができる。
又、上述せる本発明によれば、第2の出力搬送
色信号を得るための回路を、係数回路を用いず
に、2つの加算回路にて構成したので、構成が簡
単と成る。更に、本発明では、搬送色信号の2ラ
イン分を、その処理のために用いているので、3
ライン分をその処理のために用いるのに比べて、
回路構成が簡単と成ると共に、垂直方向の色ずれ
が小さく成るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の搬送色信号の処理回路を示すブ
ロツク線図、第2図は波形図、第3図は本発明の
原理を説明するためのブロツク線図、第4図は本
発明の一実施例を示すブロツク線図、第5図及び
第6図は更に他の実施例を示すブロツク線図であ
る。 3,104はくし形フイルタ、6,119は演
算回路、7,108は選択回路、8,120は検
出回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力搬送色信号を1水平周期遅延する遅延線
    及び該入力搬送色信号から該遅延線の出力を減算
    する減算回路から成り、該減算回路より不要信号
    の除去された第1の出力搬送色信号を得るくし形
    フイルタと、上記入力搬送色信号及び上記遅延線
    の出力を加算する第1の加算回路と、該第1の加
    算回路の出力及び上記くし形フイルタの出力を加
    算して、上記第1の出力搬送色信号と略同じレベ
    ルの第2の出力搬送色信号を得る第2の加算回路
    と、上記第1及び第2の出力搬送色信号を選択す
    る選択回路と、上記入力搬送色信号と関連した輝
    度信号の垂直相関性を検出して上記選択回路を制
    御する検出回路とを有し、上記輝度信号に垂直相
    関があるときは上記第1の出力搬送色信号を選択
    し、ないときは上記第2の出力搬送色信号を選択
    するようにしたことを特徴とする搬送色信号の処
    理回路。
JP56046747A 1981-03-30 1981-03-30 Processing circuit for carrier wave chrominance signal Granted JPS57160287A (en)

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