JPS628177A - 現像装置におけるブレ−ド部材の調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は現像剤の層厚規制用ブレードの変位調整装置に
関する。

（従来技術） 一成分現像剤を用いる現像装置では、現像ローラの表面
にトナーの層を均一に設ける必要がある。このトナ一層
厚規制手段としては比較的剛性の高いブレードを用い、
これを現像ローラに均一に圧接させる機構が採れらてい
るが、現像ローラの軸芯とブレードとの平行度がくずれ
たり、接触圧が変ると、トナー、の層厚や帯電が均一に
ならないため、現像ローラとブレードには高度な調整機
構を施さなければならないといった問題を有していた。

（目的） 本発明はかかる問題に鑑みでなされたもので。

その目的とするところは、ブレードを三次元的に調整す
ることのできる構造簡単なブレード調整機構を提供する
ことにある。

（構成） すなわち、本発明の特徴とするところは、現像ローラ上
の現像剤層厚規制用ブレード部材の中央部を、第１の支
持枠の鉛直面に回動調整可能に枢支するとともに、第１
の支持枠の中央部を、現像装置の側壁に起伏調整可能に
枢支した第２の支持枠の水平面上に回動調整可能に枢支
した現像装置におけるブレード部材の調整装置にある。

そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。

図面は本発明の一実施例を示したものであって、図中符
号ｌは現像ローラ２の軸芯に沿ってその周面に圧接し、
ローラ２上のトナ一層厚を一定に管理するブレードで、
このブレードｌは、その長手方向中央部を背面に設けた
断面コ字状をなす第１の支持枠３の垂直面にビス４によ
り支持されて、縦に回動調整し得るよう取付けられ、ま
たこの第１の支持枠３は、その長手方向中央部を第２の
支持枠６に貫通した縦のビン５に支持されて。

水平に回動調整し得るよう取付けられ、さらにこの第２
の支持枠６は、その両側端に折曲げ形成した腕片７を現
像二二ツ）１０のケーシング側壁にネジ８により起伏調
整可能に取付けられている。

なお図中符号１ｂ、３ｂはブレードｌ及び第１の支持枠
３の各両端部に穿設された回動規制用の長孔を示してお
り、また、第２図生得号１１は感光体ドラム、１２はト
ナーホッパをそれぞれ示している。

したがって、第１の支持枠３、第２の支持枠６を介して
現像ユニット１０のケーシング側壁に取付けられたブレ
ードｌは、ネジ４を緩めて縦方向に（矢印Ｙ方向）回動
調整することにより、現像ローラ２の長手方向における
圧接力の不均一を調整することができ、また、第１の支
持枠３をビン５を支点として水平に（矢印Ｘ方向）回動
調整することにより、現像ローラ２とブレード１の捩れ
を調整することができ、さらに、ネジ８を緩めて第２の
支持枠７を起伏調整（矢印Ｚ方向）することにより、現
像ローラ２とブレード１との圧接力を調整することがで
きる。

なお、上述した実施例において、第１及び第２の支持枠
３．６を結合しているビン５にネジ８を支点として倒伏
方向に付勢するバネ９を設けておけば、現像ローラ２と
ブレードｌとの接触圧を常に一定に維持することができ
る。

（効果） 以上述べたように本発明によれば、ブレードの中央部を
第１の支持枠の鉛直面上に、第１の支持枠の中央部を第
２の支持枠の水平面上にそれぞれ枢支し、さらに第２の
支持枠を現像装置の側壁に起伏可能に枢支したので、現
像ローラの長手方向各部におけるブレードの接触圧、現
像ローラとブレードとの長手方向における捩れ及び現像
ローラとブレードとの接触圧をこの三次元的な調整装置
により簡単に調整できて、常に良好な画像形成を維持す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の斜視図、第２図
は現像装置に組付けた状態をもって示した側面図である
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現像ローラ上の現像剤層厚規制用ブレード部材の中央部
   を、第１の支持枠の鉛直面に回動調整可能に枢支すると
   ともに、上記第１の支持枠の中央部を、現像装置の側壁
   に起伏調整可能に枢支した第２の支持枠の水平面上に回
   動調整可能に枢支したことを特徴とする現像装置におけ
   るブレード部材の調整装置。