JP3108471B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents
原稿搬送装置Info
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- JP3108471B2 JP3108471B2 JP03187451A JP18745191A JP3108471B2 JP 3108471 B2 JP3108471 B2 JP 3108471B2 JP 03187451 A JP03187451 A JP 03187451A JP 18745191 A JP18745191 A JP 18745191A JP 3108471 B2 JP3108471 B2 JP 3108471B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の原稿搬
送装置に関するものである。
送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すような、原稿20を移
動して長尺物の複写ができる画像形成装置の原稿搬送装
置8は、原稿載置板21にコンタクトガラス22が設け
られ、そのコンタクトガラス22の上流側及び下流側に
搬送ローラ12が配置され、それら搬送ローラ12の原
稿載置板21側に当接して別の搬送ローラ11が配置さ
れている。又、それら上側搬送ローラ11の間には、コ
ンタクトガラス22の上側に当接するように中央搬送ロ
ーラ11が配置されている。それら3個の搬送ローラ1
1は押えカバー13に回転可能なように保持されて、図
面上右側から挿入された原稿20をコンタクトガラス2
2上に搬送しながら複写し、複写が終わった部分から排
紙していくようになっている。
動して長尺物の複写ができる画像形成装置の原稿搬送装
置8は、原稿載置板21にコンタクトガラス22が設け
られ、そのコンタクトガラス22の上流側及び下流側に
搬送ローラ12が配置され、それら搬送ローラ12の原
稿載置板21側に当接して別の搬送ローラ11が配置さ
れている。又、それら上側搬送ローラ11の間には、コ
ンタクトガラス22の上側に当接するように中央搬送ロ
ーラ11が配置されている。それら3個の搬送ローラ1
1は押えカバー13に回転可能なように保持されて、図
面上右側から挿入された原稿20をコンタクトガラス2
2上に搬送しながら複写し、複写が終わった部分から排
紙していくようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような原稿搬送装置8では、厚手のブック原稿をコピー
しようとしても搬送ローラ11と搬送ローラ12の間隔
及び搬送ローラ11とコンタクトガラス22の間隔が狭
く、又それら間隔の変化はわずかであるので、厚手のブ
ック原稿のコピーはできないという課題がある。
ような原稿搬送装置8では、厚手のブック原稿をコピー
しようとしても搬送ローラ11と搬送ローラ12の間隔
及び搬送ローラ11とコンタクトガラス22の間隔が狭
く、又それら間隔の変化はわずかであるので、厚手のブ
ック原稿のコピーはできないという課題がある。
【0004】本発明は、従来の原稿搬送装置のこのよう
な課題を考慮し、ブック原稿のような厚手の原稿でもコ
ピーが行うことができる原稿搬送装置を提供することを
目的とするものである。
な課題を考慮し、ブック原稿のような厚手の原稿でもコ
ピーが行うことができる原稿搬送装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿載置板上
の原稿を移動させるためのローラ手段を備えた原稿搬送
装置において、本体フレームに取り付けられた支持手段
と、前記ローラ手段を回動可能に保持する保持手段とを
備え、前記支持手段は、前記保持手段を、前記ローラ手
段と前記原稿載置板との間隔を変えうるように、前記保
持手段が移動可能に支持するものであって、その保持手
段の移動量は、調整手段によって調整可能であり、前記
ローラ手段と、前記支持手段と、前記保持手段と、前記
調整手段とはユニット化され、前記本体フレームに対し
て着脱自在であり、前記保持手段はパンタグラフ手段を
有し、そのパンタグラフ手段は、前記ローラ手段の両端
部の横に配置され、前記調整手段はネジ要素を用いる調
整機構を有し、前記ローラ手段と、前記原稿載置板との
間隔を示す目盛り手段が設けられていることを特徴とす
る原稿搬送装置である。
の原稿を移動させるためのローラ手段を備えた原稿搬送
装置において、本体フレームに取り付けられた支持手段
と、前記ローラ手段を回動可能に保持する保持手段とを
備え、前記支持手段は、前記保持手段を、前記ローラ手
段と前記原稿載置板との間隔を変えうるように、前記保
持手段が移動可能に支持するものであって、その保持手
段の移動量は、調整手段によって調整可能であり、前記
ローラ手段と、前記支持手段と、前記保持手段と、前記
調整手段とはユニット化され、前記本体フレームに対し
て着脱自在であり、前記保持手段はパンタグラフ手段を
有し、そのパンタグラフ手段は、前記ローラ手段の両端
部の横に配置され、前記調整手段はネジ要素を用いる調
整機構を有し、前記ローラ手段と、前記原稿載置板との
間隔を示す目盛り手段が設けられていることを特徴とす
る原稿搬送装置である。
【0006】
【作用】本発明は、保持手段がローラ手段を回動可能に
保持し、本体フレームに取り付けられた支持手段が保持
手段を移動可能なように支持して、調整手段が支持手段
を介して保持手段を移動させ、保持手段の移動によって
ローラ手段と原稿載置板との間隔を調整する。
保持し、本体フレームに取り付けられた支持手段が保持
手段を移動可能なように支持して、調整手段が支持手段
を介して保持手段を移動させ、保持手段の移動によって
ローラ手段と原稿載置板との間隔を調整する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0008】図1は、本発明にかかる一実施例の原稿搬
送装置を備えた画像形成装置の斜視図である。また図
2、図3は、図1の矢印X−X、Y−Y方向の一部略示
断面図である。すなわち、画像形成装置本体の上側に
は、原稿を載せて送るための原稿載置板21が設けら
れ、その原稿載置板21の両側には、連接してフレーム
板36,37がそれぞれ設けられている。片側のフレー
ム板36(図面上左側)及び他の片側のフレーム板37
(図面上右側)には、図2、3に示すように、本体フレ
ーム2が連接している。その本体フレーム2には、ビス
等により支持手段3がそれぞれ着脱可能に取り付けられ
ている。支持手段3側面の下流側(図面上左側)には、
軸71が取り付けられ、支持手段3側面の上流側(図面
上右側)には、原稿の搬送方向に移動可能なように軸7
2が設けられている。それら軸71及び軸72には、2
箇所で曲がった板部材A,Bの一端がそれぞれ取り付け
られ、それら板部材A,BはX字型に中央で交差して、
回動可能なように軸75で連結されている。それらの板
部材A,Bの他の一端には、軸73,74がそれぞれ取
り付けられ、それらの軸73,74には、移動フレーム
6が連結されている。すなわち、その移動フレーム6側
面の上流側及び下流側に設けられたL字型の切込み部
に、移動可能なように嵌め込まれている。さらに、それ
らX字型板部材A,Bは2枚重ねになっている(背後の
板部材A,Bは隠れている)。それら板部材A,B及び
軸71,72,73,74,75等でパンタグラフ手段
7を形成している。
送装置を備えた画像形成装置の斜視図である。また図
2、図3は、図1の矢印X−X、Y−Y方向の一部略示
断面図である。すなわち、画像形成装置本体の上側に
は、原稿を載せて送るための原稿載置板21が設けら
れ、その原稿載置板21の両側には、連接してフレーム
板36,37がそれぞれ設けられている。片側のフレー
ム板36(図面上左側)及び他の片側のフレーム板37
(図面上右側)には、図2、3に示すように、本体フレ
ーム2が連接している。その本体フレーム2には、ビス
等により支持手段3がそれぞれ着脱可能に取り付けられ
ている。支持手段3側面の下流側(図面上左側)には、
軸71が取り付けられ、支持手段3側面の上流側(図面
上右側)には、原稿の搬送方向に移動可能なように軸7
2が設けられている。それら軸71及び軸72には、2
箇所で曲がった板部材A,Bの一端がそれぞれ取り付け
られ、それら板部材A,BはX字型に中央で交差して、
回動可能なように軸75で連結されている。それらの板
部材A,Bの他の一端には、軸73,74がそれぞれ取
り付けられ、それらの軸73,74には、移動フレーム
6が連結されている。すなわち、その移動フレーム6側
面の上流側及び下流側に設けられたL字型の切込み部
に、移動可能なように嵌め込まれている。さらに、それ
らX字型板部材A,Bは2枚重ねになっている(背後の
板部材A,Bは隠れている)。それら板部材A,B及び
軸71,72,73,74,75等でパンタグラフ手段
7を形成している。
【0009】移動フレーム6の上面には、押えカバー1
3(図1参照)が着脱可能に取り付けられている。すな
わち、移動フレーム6の中央には押えカバー13側に連
結されている着脱つまみ33の先端固定部34がはめ込
まれるように穴38が形成されている。なお、移動フレ
ーム6の上面の上流側及び下流側には、押えカバー13
がぐらつかないように固定するためのガイド軸40がそ
れぞれ垂直に取り付けられ、押えカバー13の内側下面
には、そのガイド軸40を挿入するためのガイド筒41
が設けられている。
3(図1参照)が着脱可能に取り付けられている。すな
わち、移動フレーム6の中央には押えカバー13側に連
結されている着脱つまみ33の先端固定部34がはめ込
まれるように穴38が形成されている。なお、移動フレ
ーム6の上面の上流側及び下流側には、押えカバー13
がぐらつかないように固定するためのガイド軸40がそ
れぞれ垂直に取り付けられ、押えカバー13の内側下面
には、そのガイド軸40を挿入するためのガイド筒41
が設けられている。
【0010】また、左右2個の支持手段3の間には、押
えカバー13に回動可能に保持された、原稿搬送ローラ
11を有するローラ手段1が上流側及び下流側に設けら
れている。
えカバー13に回動可能に保持された、原稿搬送ローラ
11を有するローラ手段1が上流側及び下流側に設けら
れている。
【0011】支持手段3の上流側の軸72には雄ネジ1
7が連結され、その雄ネジ17には、雌ネジ16が螺合
している。雌ネジ16の端部にはギア15が設けられ、
そのギア15にはつまみギア14のギアが噛み合い、つ
まみギア14は原稿搬送ローラ11の移動量を調整する
ときのつまみとしての機能を有し、つまみギア14、ギ
ア15(雌ネジ16)の軸は支持手段3のフレームに支
持されている。移動フレーム6側面の見やすい位置に
は、原稿搬送ローラ11と原稿載置板の間隔を調整し易
くするための目盛り板100が設けられ、その目盛り板
100には、原稿搬送ローラ11と原稿載置板21の間
隔に対応した目盛りが付けられている。すなわち、原稿
搬送ローラ11と原稿載置板21との間隔が例えば1c
mの際の、支持部材3の上縁の位置のところの目盛り板
に1cmの目盛りをきざむ等して目盛りが付されてい
る。これらのつまみギア14、ギア15、雌ネジ16、
雄ネジ17、目盛り板等は調整手段5を構成している。
7が連結され、その雄ネジ17には、雌ネジ16が螺合
している。雌ネジ16の端部にはギア15が設けられ、
そのギア15にはつまみギア14のギアが噛み合い、つ
まみギア14は原稿搬送ローラ11の移動量を調整する
ときのつまみとしての機能を有し、つまみギア14、ギ
ア15(雌ネジ16)の軸は支持手段3のフレームに支
持されている。移動フレーム6側面の見やすい位置に
は、原稿搬送ローラ11と原稿載置板の間隔を調整し易
くするための目盛り板100が設けられ、その目盛り板
100には、原稿搬送ローラ11と原稿載置板21の間
隔に対応した目盛りが付けられている。すなわち、原稿
搬送ローラ11と原稿載置板21との間隔が例えば1c
mの際の、支持部材3の上縁の位置のところの目盛り板
に1cmの目盛りをきざむ等して目盛りが付されてい
る。これらのつまみギア14、ギア15、雌ネジ16、
雄ネジ17、目盛り板等は調整手段5を構成している。
【0012】また移動フレーム6、パンタグラフ手段
7、押えカバー13は保持手段4を構成している。
7、押えカバー13は保持手段4を構成している。
【0013】また、原稿載置板21側には、前記原稿搬
送ローラ11に当接可能なように別の原稿搬送ローラ1
2が設けられている。それら原稿搬送ローラ12の間に
は、コンタクトガラス22が設けられ、そのコンタクト
ガラス22中央下側には、原稿の光像を感光ドラムに投
射するためのレンズアレイ32が設けられている。その
レンズアレイ32の下流側の近接した位置には、原稿2
0に光を当てるための光源30が設けられ、光源30の
周囲には不必要に光が漏れないように遮光板31が設け
られている。
送ローラ11に当接可能なように別の原稿搬送ローラ1
2が設けられている。それら原稿搬送ローラ12の間に
は、コンタクトガラス22が設けられ、そのコンタクト
ガラス22中央下側には、原稿の光像を感光ドラムに投
射するためのレンズアレイ32が設けられている。その
レンズアレイ32の下流側の近接した位置には、原稿2
0に光を当てるための光源30が設けられ、光源30の
周囲には不必要に光が漏れないように遮光板31が設け
られている。
【0014】また、原稿搬送装置8の右側に隣接したフ
レーム板37には、複写を行うときに必要な操作をする
ための操作パネル35が設けられている。
レーム板37には、複写を行うときに必要な操作をする
ための操作パネル35が設けられている。
【0015】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【0016】図3は厚手原稿23を複写する場合の断面
図である。まず、原稿搬送ローラ11と原稿載置板21
との間隔をその原稿の厚さに調整する。すなわち、原稿
搬送装置8の押えカバー13を取り付けている着脱つま
み33をひねり、その先端固定部34を移動フレーム6
から外し、上に持ち上げて、押えカバー13を取り外
す。押えカバー13を取り外すと、ギアつまみ14が見
えるので、このギアつまみ14を回して、移動フレーム
6の側面に設けられている目盛り板100の目盛りを原
稿23の厚さに合うように調整する。すなわち、このギ
アつまみ14に噛み合っているギア15を回転すると、
そのギア15に連結された雌ネジ16が回転する。雌ネ
ジ16が回転すると、雌ネジ16に螺合した雄ネジ17
が繰り出され、パンタグラフ手段7の軸72は、その細
長い孔の縁部を移動し、軸71,72の間隔が縮小す
る。軸71,72の間隔が縮小すると、板部材A及び板
部材Bは軸75を中心として回動し、軸71,73の間
隔及び軸72,74の間隔が開く。支持手段3は本体フ
レーム2に固定されているので、結果として軸73,7
4が支持手段3の上側に持ち上がり、その軸73,74
に取り付けられている移動フレーム6が上昇する。そし
て目盛り板100の目盛りを原稿の厚さに合わせる。こ
のようにギアつまみ14によって調整された量だけ上に
持ち上がる。
図である。まず、原稿搬送ローラ11と原稿載置板21
との間隔をその原稿の厚さに調整する。すなわち、原稿
搬送装置8の押えカバー13を取り付けている着脱つま
み33をひねり、その先端固定部34を移動フレーム6
から外し、上に持ち上げて、押えカバー13を取り外
す。押えカバー13を取り外すと、ギアつまみ14が見
えるので、このギアつまみ14を回して、移動フレーム
6の側面に設けられている目盛り板100の目盛りを原
稿23の厚さに合うように調整する。すなわち、このギ
アつまみ14に噛み合っているギア15を回転すると、
そのギア15に連結された雌ネジ16が回転する。雌ネ
ジ16が回転すると、雌ネジ16に螺合した雄ネジ17
が繰り出され、パンタグラフ手段7の軸72は、その細
長い孔の縁部を移動し、軸71,72の間隔が縮小す
る。軸71,72の間隔が縮小すると、板部材A及び板
部材Bは軸75を中心として回動し、軸71,73の間
隔及び軸72,74の間隔が開く。支持手段3は本体フ
レーム2に固定されているので、結果として軸73,7
4が支持手段3の上側に持ち上がり、その軸73,74
に取り付けられている移動フレーム6が上昇する。そし
て目盛り板100の目盛りを原稿の厚さに合わせる。こ
のようにギアつまみ14によって調整された量だけ上に
持ち上がる。
【0017】こうして、調整が終了すると、押えカバー
13のガイド筒41に移動フレーム6のガイド軸を挿入
しながら、押えカバー13を元に戻し、着脱つまみ33
の先端固定部34を移動フレーム6の上側中央の穴38
にひねって固定する。なお、着脱つまみ33と押えカバ
ー13との固定も、そのひねりによって実現されるよ
う、公知の手段が用いられている。
13のガイド筒41に移動フレーム6のガイド軸を挿入
しながら、押えカバー13を元に戻し、着脱つまみ33
の先端固定部34を移動フレーム6の上側中央の穴38
にひねって固定する。なお、着脱つまみ33と押えカバ
ー13との固定も、そのひねりによって実現されるよ
う、公知の手段が用いられている。
【0018】このようにして、原稿搬送ローラ11と原
稿載置板21の間隔、従って原稿搬送ローラ11及び原
稿搬送ローラ12の間隔が原稿23の厚さに調整された
ので、厚手原稿23を図面上右側から挿入すると、原稿
23は原稿搬送ローラ11,12に挟まれて、左方向へ
搬送されていく。
稿載置板21の間隔、従って原稿搬送ローラ11及び原
稿搬送ローラ12の間隔が原稿23の厚さに調整された
ので、厚手原稿23を図面上右側から挿入すると、原稿
23は原稿搬送ローラ11,12に挟まれて、左方向へ
搬送されていく。
【0019】次に、図2を参照して薄手の原稿を複写す
る場合について説明する。厚手の原稿と同様に押さえカ
バー13を取り外す。そして、ギアつまみ14を回し
て、移動フレーム6の側面に設けられている目盛り板1
00の目盛りを原稿20の厚さに合うように調整する。
すなわち、このギアつまみ14に噛み合っているギア1
5を厚手原稿のときとは逆に回転すると、そのギア15
に連結された雌ネジ16が回転する。雌ネジ16が回転
すると、雌ネジ16に螺合した雄ネジ17がねじ込ま
れ、パンタグラフ手段7の軸72は、その細長い孔の縁
部を移動し、軸71,72の間隔が拡大する。軸71,
72の間隔が拡大すると、板部材A及び板部材Bは軸7
5を中心として回動し、軸71,73の間隔及び軸7
2,74の間隔が縮小する。支持手段3は本体フレーム
2に固定されているので、結果として軸73,74が支
持手段3側に接近して、その軸73,74に取り付けら
れている移動フレーム6が下降する。そして目盛り板1
00の目盛りを原稿の厚さに合わせる。このようにギア
つまみ14によって調整された量だけ下に下がる。この
ようにして調整する。
る場合について説明する。厚手の原稿と同様に押さえカ
バー13を取り外す。そして、ギアつまみ14を回し
て、移動フレーム6の側面に設けられている目盛り板1
00の目盛りを原稿20の厚さに合うように調整する。
すなわち、このギアつまみ14に噛み合っているギア1
5を厚手原稿のときとは逆に回転すると、そのギア15
に連結された雌ネジ16が回転する。雌ネジ16が回転
すると、雌ネジ16に螺合した雄ネジ17がねじ込ま
れ、パンタグラフ手段7の軸72は、その細長い孔の縁
部を移動し、軸71,72の間隔が拡大する。軸71,
72の間隔が拡大すると、板部材A及び板部材Bは軸7
5を中心として回動し、軸71,73の間隔及び軸7
2,74の間隔が縮小する。支持手段3は本体フレーム
2に固定されているので、結果として軸73,74が支
持手段3側に接近して、その軸73,74に取り付けら
れている移動フレーム6が下降する。そして目盛り板1
00の目盛りを原稿の厚さに合わせる。このようにギア
つまみ14によって調整された量だけ下に下がる。この
ようにして調整する。
【0020】上記実施例の原稿搬送用のローラ手段1と
原稿載置板21との間隔を調整するために使用する支持
手段3、調整手段5、移動フレーム6及びパンタグラフ
手段7は、オプション付属品扱いを想定しているため
に、装置の本体フレーム2に対し、ビス等により着脱可
能な構成になっている。
原稿載置板21との間隔を調整するために使用する支持
手段3、調整手段5、移動フレーム6及びパンタグラフ
手段7は、オプション付属品扱いを想定しているため
に、装置の本体フレーム2に対し、ビス等により着脱可
能な構成になっている。
【0021】また、調整手段5は、原稿押えカバー13
で隠ぺいされるように配置されているため、通常時にユ
ーザがギアつまみ14を不用意に操作することを防止し
ている。
で隠ぺいされるように配置されているため、通常時にユ
ーザがギアつまみ14を不用意に操作することを防止し
ている。
【0022】なお、上記実施例のパンタグラフ手段7は
X字型であったが、これに限らず、例えば板部材を四角
形に形成して、その各頂点を軸等で連結して構成しても
よいし、パンタグラフ手段7を複数個接続した構成にし
てもよい。
X字型であったが、これに限らず、例えば板部材を四角
形に形成して、その各頂点を軸等で連結して構成しても
よいし、パンタグラフ手段7を複数個接続した構成にし
てもよい。
【0023】また、図4に示すように、移動フレーム6
が上下に移動可能なように、支持手段3及び移動フレー
ム6にガイドレールを設けて当接させ、調整手段5は雄
ネジ50を移動フレーム6に取り付け、回転できるよう
にし、雌ネジ51を支持手段3に取り付けて、移動フレ
ーム6を直接上下に移動させてもよい。あるいは逆に、
雄ネジ50を支持手段3に取り付け、雌ネジ51を移動
フレーム6に取り付けて、雌ネジ51を回転できるよう
にしてもよい。
が上下に移動可能なように、支持手段3及び移動フレー
ム6にガイドレールを設けて当接させ、調整手段5は雄
ネジ50を移動フレーム6に取り付け、回転できるよう
にし、雌ネジ51を支持手段3に取り付けて、移動フレ
ーム6を直接上下に移動させてもよい。あるいは逆に、
雄ネジ50を支持手段3に取り付け、雌ネジ51を移動
フレーム6に取り付けて、雌ネジ51を回転できるよう
にしてもよい。
【0024】また、原稿搬送ローラは、押えカバーに取
り付けるのではなく、移動フレームに取り付けてもよ
い。
り付けるのではなく、移動フレームに取り付けてもよ
い。
【0025】また、本発明の保持手段、調整手段、支持
手段は上記実施例のものに限らず、他の手段であっても
よいことは勿論である。
手段は上記実施例のものに限らず、他の手段であっても
よいことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、ローラ手段と原稿載置板との間隔を変更するこ
とによって、ブック原稿のような厚手の原稿でもコピー
が行うことができるという長所を有する。
発明は、ローラ手段と原稿載置板との間隔を変更するこ
とによって、ブック原稿のような厚手の原稿でもコピー
が行うことができるという長所を有する。
【図1】本発明にかかる一実施例の原稿搬送装置を備え
た画像形成装置の全体の斜視図である。
た画像形成装置の全体の斜視図である。
【図2】同実施例の動作(薄手原稿を複写する場合)を
説明する断面図である。
説明する断面図である。
【図3】同実施例の動作(厚手原稿を複写する場合)を
説明する断面図である。
説明する断面図である。
【図4】別の実施例の略示断面図である。
【図5】従来の原稿搬送装置の断面図である。
1 ローラ手段 2 本体フレーム 3 支持手段 4 保持手段 5 調整手段 6 移動フレーム 7 パンタグラフ手段 8 原稿搬送装置 20 原稿 21 原稿載置板
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿載置板上の原稿を移動させるための
ローラ手段を備えた原稿搬送装置において、本体フレー
ムに取り付けられた支持手段と、前記ローラ手段を回動
可能に保持する保持手段とを備え、 前記支持手段は、前記保持手段を、前記ローラ手段と前
記原稿載置板との間隔を変えうるように、前記保持手段
が移動可能に支持するものであって、その保持手段の移
動量は、調整手段によって調整可能であり、 前記ローラ手段と、前記支持手段と、前記保持手段と、
前記調整手段とはユニット化され、前記本体フレームに
対して着脱自在であり、 前記保持手段はパンタグラフ手段を有し、そのパンタグ
ラフ手段は、前記ローラ手段の両端部の横に配置され、 前記調整手段はネジ要素を用いる調整機構を有し、 前記ローラ手段と、前記原稿載置板との間隔を示す目盛
り手段が設けられている ことを特徴とする原稿搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03187451A JP3108471B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03187451A JP3108471B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 原稿搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
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- 1991-07-26 JP JP03187451A patent/JP3108471B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0498182U (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-25 | ||
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JPH0524707A (ja) | 1993-02-02 |
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