JP2511314Y2 - 露光光路形成装置 - Google Patents

露光光路形成装置

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JP2511314Y2
JP2511314Y2 JP1989095160U JP9516089U JP2511314Y2 JP 2511314 Y2 JP2511314 Y2 JP 2511314Y2 JP 1989095160 U JP1989095160 U JP 1989095160U JP 9516089 U JP9516089 U JP 9516089U JP 2511314 Y2 JP2511314 Y2 JP 2511314Y2
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伸也 松田
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ミノルタ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複写機における感光体の如き所定の個所に結
像するための露光光路形成装置に関する。
〔従来の技術〕
所定個所に結像するための露光光路形成装置は複数枚
のミラーから構成されるものが多い。
例えば複写機を例にとると、第4図に示すように、原
稿台ガラスG上の原稿像はランプLに照らされ、4枚の
ミラーm1〜m4に順次反射され、また、途中倍率変更用レ
ンズLNを経て、感光体ドラムD上に結像される。
また、マルチカラー、フルカラー等、複数の現像器を
持つ複写機では、スペースの関係上、感光体ドラムへの
入射光路を垂直に近い角度に設定する必要があるので、
第5図に示すように、通常、6枚のミラーm1〜m6が採用
される。
このように複数枚のミラーを含む露光光路形成装置に
おいては、各ミラーの取り付け誤差、レンズ台板の歪み
によりレンズ高さが狂っている等により光路にずれが生
じる。
該光路にずれが生じると感光体ドラム上の光入射位置
がずれ、その結果、像と転写紙との縦方向の位置にずれ
が生じ、“先端ずれ”と称する画像ずれが起こる。
このような画像ずれを解消する方法として、第4図に
示す装置では第4ミラーm4の角度を変えて光路を調整す
る方法、第5図に示す装置では第6図に示すように第6
ミラーm6の角度を変えて狂いが生じている光路αまたは
βを調整する方法が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このようにミラーの角度を変えて光路
を調整する場合には、感光体ドラム上への光入射角度が
変化し、特に第6図に示すように、第6ミラーm6の角度
を変える場合には、該入射角度が大きく変化し、光学性
能を低下させる原因となる。また、このような入射角度
の変化に伴い、光束の角度も変化するため、光路の周辺
にある部材(イレーサー、現像器、帯電チャージャー
等)と光との干渉のおそれもある。
そこで本考案は、光路にずれが生じても、所定露光位
置への光の入射角度を変化させることなく、該所定露光
位置へ光を入射させることができるように、光路を調整
することができる露光光路形成装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的に従い、所定露光位置へ光束を導く
複数枚のミラーを備えた露光光路形成装置であり、前記
複数枚のミラー中に90°の交角をなす2枚一組の対ミラ
ーが少なくとも一つ含まれ、少なくとも一つの対ミラー
は対ミラー支持フレームに支持され、該対ミラー支持フ
レームは、それが支持した対ミラーのミラー面の交線か
ら離れ、且つ、両ミラー面に平行な軸線の周りに回動可
能に設けられているとともに、該軸線から離れた位置に
設けられたミラー角度調整部材により、対ミラーの軸線
周りの回動角度位置を任意に調整できるように、該軸線
周りに回動調整可能となっていることを特徴とする露光
光路形成装置を提供するものである。
〔作用〕
本考案露光光路形成装置によると、光路にずれが生じ
たとき、所定露光位置へ、所定の光入射角度で結像する
ための光路調整は、少なくとも一つの対ミラーの回動に
よって行われるが、その対ミラーの回動は該対ミラーを
支持している対ミラー支持フレームをミラー角度調整部
材により必要角度回動させることで行うことができ、そ
の際、該対ミラー支持フレームは、対ミラーのミラー面
の交線から離れ、且つ、各ミラー面に平行な軸線周りに
回動可能に設けられているので該軸線周りに回動され、
従って対ミラーも該軸線周りに回動することになり、対
ミラーの回動によっても該対ミラーへの入射光と該対ミ
ラーからの反射光との平行度はそのまま保たれ、光路の
位置だけが調整され、しかも該光路位置調整は該対ミラ
ーからの最終反射光の位置乃至高さについては変化させ
ず、一定位置に維持するように行われ、従って、所定露
光位置への光路の入射角度は一定に維持される。また、
光路調整のための対ミラーの回動角度調整は対ミラーの
回動軸線から離れた位置にあるミラー角度調整部材によ
りきめ細かく任意に行える。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を第1図から第3図を参照して説
明する。
第1図は本考案実施例装置を備えた複写機の概略断面
を示している。
該複写機は中央部に感光体1を備え、その周囲には帯
電チャージャー21、LEDアレイ22、上段現像器23、中段
現像器24、下段現像器25、転写チャージャー26、分離チ
ャージャー27、クリーニング装置28及びメインイレーサ
ーランプ29を備えている。
感光体ドラム1の上方には露光光路形成装置3が設け
られている。
装置3は第1ミラー31、第2ミラー32、第3ミラー3
3、第4ミラー34、第5ミラー35および第6ミラー36を
備えている。
ミラー31は原稿照明用ランプ4と共にホルダーAに支
持されており、ミラー32及び33は互いに90°の交角をな
して共にホルダーBに支持されている。また、ミラー34
及び35は互いに90°の交角をなしてホルダーCに支持さ
れている。ミラー36は帯電チャージャー21とLEDアレイ2
2との間から感光体ドラム1に臨んでいる。
光路形成装置3の上方には原稿台載置ガラス5が設け
られており、原稿はこのガラスの上に載置される。
ランプ4に照らされて原稿から反射された光は第1、第
2…第6ミラーへ順次進行し、感光体ドラム1上に露光
される。
なお、第3ミラー33と第4ミラー34との間には倍率変
更用のレンズ装置6が設けられている。前記ホルダーA
及びBは図示しない伝動装置を介して図示しないスキャ
ンモータによって駆動される。該駆動は、原稿走査時、
ホルダーAが速度V、ホルダーBが速度V/2で移動する
ように行われる(図1上a方向へ)。
レンズ装置6は図示しないレンズ駆動モータによって
第1図上aまたはb方向へ駆動される。
かくして原稿台ガラス5上の原稿の像はホルダーAお
よびBの移動により走査され、レンズ装置6による所定
倍率のもとに、露光光路形成装置3の第1〜第6ミラー
31〜36により順次反射されて感光体ドラム1上の所定位
置に結像される。かくして感光体ドラム1上に原稿画像
に応じた静電潜像が形成され、感光体ドラム1の回転に
伴って上段、中段または下段現像器23、24または25によ
り現像され、トナー像に変えられる。一方、用紙は上段
給紙カセット71から給紙ローラ72によって中間ローラ73
を介して供給されるか、または下段カセット74から給紙
ローラ75によって供給される。
このようにして供給された用紙はガイド81に沿って進
み、タイミングローラ82を介して転写チャージャー26へ
進行する。チャージャー26および27の下流側には搬送ベ
ルト83、定着ローラ84、排紙ローラ85および排紙トレー
86が設けられており、転写チャージャー26によって感光
体ドラム1上からトナー像を転写された用紙は分離チャ
ージャー27によってドラム1から分離され、搬送ベルト
83によって定着ローラ84へ送られ、ここでトナー像を定
着された後、排紙ローラ85によって排紙トレー86へ排出
される。
なお、感光体ドラム1、給紙ローラ72、75、中間ロー
ラ73、タイミングローラ82、搬送ベルト83、定着ローラ
84、排紙ローラ85および各現像器における現像スリーブ
ローラ等は複写機内に設けたメインモータ91によって回
転駆動される。
また、前記給紙ローラ、中間ローラ、タイミングロー
ラ、スリーブローラ等は必要に応じて回されるように電
磁クラッチを介して駆動されるように構成されている。
ところで、本考案に係る前記露光光路形成装置3の第
4および第5ミラー34および35は、互いに90度の交角を
保ったまま第1図上時計方向CWまたは反時計方向CCWに
揺動できるように支持されている。
すなわち第2図に示すように、ホルダーCは対ミラー
34、35を90度の交角で支持するフレームC1と該フレーム
C1の両側に配置されたフレームC2とからなっており、フ
レームC1と各フレームC2とは軸棒301で連結されてい
る。軸棒301の中心軸線は、第3図に示すとおり、対ミ
ラー34、35のミラー面の交線から離れ、且つ、両ミラー
面に平行に配置されている。フレームC1は該軸棒301を
中心にフレームC2に対し第1図上時計方向CWまたは反時
計方向CCW方向に回動することができる。各フレームC2
は複写機に設けられたガイド軸302に沿って図上aまた
はb方向に摺動することができる。
また、フレームC1の一部には突片303が設けられてい
るとともにフレームC2にも突片304が設けられており、
突片303と304は上下に対向している。突片303には図示
しない孔が開けられており、この孔をねじ棒305が貫通
し、ねじ棒下端はフレームC2上の突片304に螺合してい
る。そして突片303と304の間において、圧縮コイルスプ
リング306がねじ棒305に嵌装されており、該スプリング
306は常時、突片303をそれがねじ棒305の頭部に接触す
るまで持ち上げており、その状態でフレームC1、換言す
ればミラー34、35の姿勢を固定している。
この状態からねじ棒305を緩めると、バネ306が突片30
3をさらに持ち上げ、対ミラー34、35を軸棒301を中心に
第1図上CCW方向へ回動させる。またねじ棒305をスプリ
ング306に抗してさらに締めつけると、対ミラー34、35
は軸棒301を中心に第1図上CW方向に回動する。このよ
うにして対ミラー34、35を軸棒301を中心に任意の回動
角度に調整設定できる。前記の突片303、304、ねじ棒30
5、スプリング306等は、いわばミラー角度調整のための
部材である。
なお、フレームC1およびC2を連結する軸棒301は、第
3図に示すように、ミラー34への入射光路とミラー35か
らの反射光路との中間位置に設定されている。
第3図からわかるように、ミラー34、35を実線で示す
姿勢に配置すると、原稿反射光の正しい光路は感光体
ドラム断面上の所定露光位置11へドラム法線方向に入射
する。レンズ装置6におけるレンズ台板の歪みによりレ
ンズ高さが狂っている等の理由によって狂った光路ま
たはが生じた場合、光路についてはミラー34、35を
若干CW方向へ回動させることにより、また、光路につ
いてはミラー34、35を若干CCW方向へ回動させることに
より、感光体ドラム1上の所定位置11へ且つドラム法線
方向へ光入射させることができる。すなわち、光路にず
れが生じた場合、対ミラー34、35の回動角度調整により
光路位置を調整でき、但し、その場合、対ミラー34、35
からの最終反射光の光路位置乃至高さについては対ミラ
ーの角度変更に拘らず一定位置に維持して光路位置調整
でき、それによりドラム1上の定位置11へ入射角度を変
えずに光入射させることができる。かくして“先端ず
れ”と称する画像ずれは防止されるとともに、一定した
ドラム法線方向の光入射により光学性能を低下させるこ
とがなく、また、光束の角度が変化しないので光路周辺
にあるイレーサー、現像器等と光の干渉のおそれもな
い。
なお、本実施例ではミラー34、35の回動中心が第3図
に示すように上下光路の中間点に設定されているが、そ
の位置に限定される必要はなく、他の適宜な任意の位置
に設定してもよい。ただし回動中心位置が変わるとミラ
ー回動角度に対する光路の変動幅(上下方向)が変化す
るのでこの点を注意して任意の位置に設定すればよい。
前述のように第2図に示す調節ねじ棒305の操作によ
り感光体ドラム1に対する光入射位置を調整することが
できるが、実際の調整にあたっては、画像先端のずれ量
を0にできるように調整する。その調整方法を例示する
と、感光体ドラム1内に光源をもち、光路の写し込み中
心位置(設計位置)に印をつけた透過フィルムを貼り付
けた逆投影治具を用い、その像が原稿台ガラス上の先端
基準位置へ来るように前記ねじ棒305を操作してミラー3
4、35の姿勢を調節すればよい。また複写機が完成し、
一般市場へ出回った段階では、コピーの先端が原稿の先
端に合うように画像を見ながら調整することになると考
えられる。
なお本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
他にも様々な態様で実施することができることは言うま
でもない。例えば、光路調整は、対ミラー34、35に代え
て対ミラー32、33をその交角90°を維持したまま揺動さ
せて行うこともできるし、対ミラー34、35と対ミラー3
2、33の双方を揺動可能として光路調整を行うこともで
きる。また前記実施例は複写機に適用されたものである
が、本考案装置は、複写機だけでなく、所定個所へ結像
するための露光光路形成が必要な各種装置に適用するこ
とができる。
〔考案の効果〕
本考案によると、光路にずれが生じたとき、所定露光
位置への光の入射角度を変化させることなく、該所定露
光位置へ光を入射させることができるように光路を調整
することができる露光光路形成装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は本考案の一実施例を適用した複写機の概略断面
図、第2図は第1図に示す1実施例の露光光路調整部の
斜視図、第3図は第2図に示す露光光路調整部による光
路調整の様子を示す図である。第4図は4枚ミラー構成
の従来例の説明図、第5図および第6図は6枚ミラー構
成の従来例の説明図である。 3……露光光路形成装置 31〜36……第1〜第6ミラー (32、33)、(34、35)……対ミラー C……ホルダー C1……対ミラー支持フレーム C2……フレーム 301……対ミラー34、35の回動中心軸棒 302……ガイド軸 303……フレームC1上の突片 304……フレームC2上の突片 305……ねじ棒 306……スプリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定露光位置へ光束を導く複数枚のミラー
    を備えた露光光路形成装置であり、前記複数枚のミラー
    中に90°の交角をなす2枚一組の対ミラーが少なくとも
    一つ含まれ、少なくとも一つの対ミラーは対ミラー支持
    フレームに支持され、該対ミラー支持フレームは、それ
    が支持した対ミラーのミラー面の交線から離れ、且つ、
    両ミラー面に平行な軸線の周りに回動可能に設けられて
    いるとともに、該軸線から離れた位置に設けられたミラ
    ー角度調整部材により、対ミラーの軸線周りの回動角度
    位置を任意に調整できるように、該軸線周りに回動調整
    可能となっていることを特徴とする露光光路形成装置。
JP1989095160U 1989-08-11 1989-08-11 露光光路形成装置 Expired - Lifetime JP2511314Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6097335A (ja) * 1983-11-01 1985-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学装置

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JPH0335536U (ja) 1991-04-08

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