JPH0664297B2 - 原稿台ガラスを備えた複写装置に搭載される透過原稿投影装置 - Google Patents

原稿台ガラスを備えた複写装置に搭載される透過原稿投影装置

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JPH0664297B2
JPH0664297B2 JP7212183A JP7212183A JPH0664297B2 JP H0664297 B2 JPH0664297 B2 JP H0664297B2 JP 7212183 A JP7212183 A JP 7212183A JP 7212183 A JP7212183 A JP 7212183A JP H0664297 B2 JPH0664297 B2 JP H0664297B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/522Projection optics
    • G03B27/525Projection optics for slit exposure
    • G03B27/526Projection optics for slit exposure in which the projection optics move

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通常の原稿の反射光を感光体に露光させて複写
画像を得る複写機能にスライドフイルムの透過拡大投影
像の複写機能をもたせるための透過原稿投影装置に関す
る。
従来、通常の原稿の複写に加えてスライドフイルムの透
過拡大投影像の複写が可能な複写装置(以降、このよう
な複写装置を兼用複写装置と称す)はスライドフイルム
の透過拡大投影像の複写をうるための光学的位置あわせ
が非常に難かしかつた。更に、このことを第1図及び第
2図を参照して詳細に説明する。第1図に於て、50は
複写機本体,4は複写機本体50に設けられた原稿台ガ
ラス,108は原稿台ガラス4上に設けられたフレネル
レンズ,107は光路変更用の反射ミラー,101はス
ライドフイルムを拡大投影するための投影装置である。
なお、複写機本体50内には第2図に示されているよう
に感光ドラム1及びレンズ8等の光学系が配置されてい
るが、第1図では図示省略してある。また、第2図に於
て105はスライドフイルム,106は投影装置101
の投影レンズである。このような従来の兼用複写装置で
は通常の反射式原稿複写時には反射ミラー107とフレ
ネルレンズ108を含めた装置を原稿台ガラス4から取
り外して移動させなくてはならない。このスライド投影
像の複写前には、投影装置101に原稿であるスライド
フイルム105を装填し、投影レンズ106により原稿
台ガラス4の上面上でピントを調整しなければならな
い。
そのため、原稿台ガラス面のフレネルレンズ108を取
りはずし、原稿台ガラス4の上に白紙をおき、その白紙
上に投影させてピントを調整しその後白紙を原稿台ガラ
ス4から除却し、第2図に示したようなスライドフイル
ム105の中心とフレネルレンズ108等との光軸あわ
せという手順が必要であつた。しかし、第1図に示した
ような従来の装置では、反射ミラー107のフレネルレ
ンズ108に対するほぼ45°の傾きは、定盤上レーザ
ービームでコリメートすることができるが、投影装置1
01の光軸とフレネルレンズ108の光軸は複写機本体
50上で行なわなければならず、かなり大がかりで時間
を費すものとなる他、レーザー発振器等の特殊装置や治
具を必要として一般市場で取扱うには困難性が大であ
る。
本発明は、上述したピント調整や光軸合せの煩わしさを
解消し、簡単な操作により的確なピント調整や光軸合せ
が同時に行え、鮮明なスライドフイルムからの投影複写
像が得られる兼用複写装置を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するため、本発明は透過原稿を照明し透
過原稿に応じた画像光を投影レンズにより投影する投影
手段と、この投影手段からの投影光を受光し複写装置の
原稿台ガラスに偏向する受像偏向手段と、を有し、上記
投影手段と上記受像偏向手段が別体で構成された原稿台
ガラスを備えた複写装置に搭載される透過原稿投影装置
において、上記受像偏向手段は上記投影手段からの投影
光を反射する反射部材と、この反射部材で反射された光
を集光する集光レンズと、この集光レンズで集光された
光を受光可能な受像部材と、を有し、この受像部材は上
記投影手段の投影レンズと上記受像偏向手段の集光レン
ズとの光軸を合わせるための印が設けられていることを
特徴とするものである。
以下、本発明に係る兼用複写装置の実施例を図面に従つ
て詳細に説明する。
第3図は本発明に係る兼用複写装置を説明するための一
実施例の部分断面概略図である。第3図に於て、4は原
稿台ガラス,6は照明ランプ,5は第1走査ミラー,7
は第2走査ミラーで、原稿台ガラスを除くこれらは図示
矢印方向に往動して原稿を走査する。8はレンズ,9は
第3ミラー,10は色分解フイルタ,11は第4ミラ
ー,12は防塵用密閉ガラスである。1は表面に絶縁層
を有する電子写真感光ドラムで軸2に回転自在に支持さ
れ、コピー命令により矢印の方向に回転開始する。この
ドラム1の周囲に除電器14,一次帯電器15,除電器
16,全面露光ランプ17,現像器18,転写帯電器2
5,クリーニング装置31がこの順序で配置されてい
る。なお、現像器18はイエロー,マゼンタ,シアンの
各色からなる夫々の現像器181,182,183から
構成されており、また、13は上記光学系により原稿像
がドラム1上に形成される露光部である。33はグリツ
パ24を有する転写ドラム,26は分離爪,27は搬送
ベルト,28,29は定着用の定着ローラ,30は排紙
用のトレイである。また、191,191′はカセッ
ト,201,201′は転写機,211,211′は給
紙ローラ,221は第1レジスタローラ,23は第2レ
ジスタローラである。
100は投影像受像装置で、後述するように反射部材と
しての反射ミラー107を備えた本体上部110と、集
光レンズとしてのフレネルレンズ108を備えしかも受
像部材としてのスクリーン部材124を、透過投影像複
写時、投影装置101の投影レンズ106の焦点深度内
であつてかつ複写機本体50の側の結像レンズ8の被写
界深度内の、フレネルレンズ108と原稿台ガラス4と
の間の位置に配置するようにスクリーン部材124を設
けた本体下部111とから主に構成されている。勿論、
この投影像受像装置100は複写機本体50から着脱可
能、つまり投影装置101と別体でしかも本体上部11
0と本体下部111とが開閉可能となつている。投影装
置101は反射鏡付ランプ102とコンデンサレンズ1
03,104と投影レンズ106とを有し、スライドフ
イルタ105の画像を原稿台ガラス4上、即ち、光学的
調整の時にはスクリーン部材124上に投影するための
ものである。
また、この投影装置101は投影装置台101′に搭載
されており、この投影装置台101′は第3図で紙面に
垂直方向に移動可能な複写機本体50上に設けられた公
知の2本のスライドレール101′a,101′b上に
のせられており、これによつて投影装置101と台10
1′とは一体となつて左右方向に移動可能となつてい
る。なお、フレネルレンズ108としては、第4図のよ
うに同心円状のものや、第5図のように2枚の円筒フレ
ネルレンズを互いにその母線を直交させて代替させるも
のを用いる。本実施例の場合、第5図に示したフレネル
レンズを用いた。
第6図は第3図における反射ミラーとフレネルレンズを
含んだ投影受像装置の一部破砕斜視図を、第7図はその
一部を省略した断面図を示す。また、第8図はスクリー
ン部材を引き出した時の投影像受像装置の一部破砕斜視
図である。第6図乃至第8図に於て、本発明による投影
像受像装置100は反射ミラー107を支持した本体上
部110と、フレネルレンズ108を支持してフレネル
面に投影像を導く開口と、フレネルレンズ108を透過
した投影像を原稿台ガラス4を介して複写機本体50に
導く開口とを持ちしかもフレネルレンズ108と開口と
の間にスクリーン部材124を保持した額縁状枠体から
成る本体下部111から主に構成され、その両者はその
一端において蝶番112により連結され、また蝶番11
2の取付面を挾む両面にはステー113が開閉可能に連
結した折りたたみ式装置である。2本のステー113は
本体上部110に装着された反射ミラー107と本体下
部111に装着されたフレネルレンズ108をほぼ45
°に保持するためのものであり、その一端は本体下部1
11の両側に設けられて互いに同機構の角度調整板11
6を介して固定された夫々のピン115に枢着され、そ
の他端では2本のステー間を連結棒114がその両端部
で、本体上部110の両側に設けられて互いに同機構の
両ステー案内板118の両案内レール119を貫いて走
つている。
また、120はロック爪で、これにつまみ122が設け
てあり、このつまみ122を第7図において紙面と垂直
方向に移動させることにより、このロック爪120は本
体下部111に設けたL形部材121に係合し、本体上
部110と本体下部111とをロックさせるためのもの
である。
また、角度調整板116には2つの長孔116aが夫々
設けられて、この長孔116aを通してビス116bが
本体下部111に設けられたビス穴に螺合しており、こ
のビス116bをこのビス穴からゆるめると角度調整板
116は第6図の矢印方向に移動可能でステー113を
介して反射ミラー107の角度調整を行なうことができ
る。なお、角度を調整し終つた後、ビス116bを締め
つけることにより角度調整板116は固定化される。
ピン123は、本投影像受像装置100と複写機本体5
0との位置決めピンで、複数個のピンが本体下部111
に設けてあるが第7図以外では図示省略してある。本装
置100のフレネルレンズ108は、第5図に示したよ
うな母線の互いに直交する2枚の円筒フレネルレンズ1
08aと108bとから成る。
フレネルレンズ108と原稿台ガラス4との間には投影
像を一時反射させるためのスクリーン部材124があ
り、本投影像受像装置100では、表面を白く塗装した
薄い板材を用いている。
このスクリーン部材124は略「コ」の字形のスクリー
ン部材支持枠124′によつて支持され、またこのスク
リーン部材支持枠124′の折り曲げ部を連結している
バー127を矢印N方向にスライドさせることにより、
本体下部111に設けられたスリツト125をくぐり抜
け、第8図に示したように投影像受像機から外されるよ
うに構成されている。
第9図はスクリーン部材とフレネルレンズとの関係を示
す斜視図、第10図はその断面図である。第9図及び第
10図に於て、126a,126bは2枚のフレネルレ
ンズ108aと108bとを一体化されるためのフレネ
ル支持板であり、スクリーン部材124はこのフレネル
支持板126の両側面をスクリーン部材支持枠124′
によつて案内保持されつつ移動する。なお、フレネルレ
ンズ支持板108aと108bとの本体下部への装着方
式については述べてはないが、たとえば第6図で矢印N
方向に本体下部のつきあてまで伸長してればよいし、ま
た、適当に端部にバカ穴を設けた突起を複数個設けてお
き、本体下部の両側面に設けたビス穴に一致させてネジ
止めさせて支持してもよい。
また、上記説明で反射ミラー107の支持方式について
も言及しなかつたが、これは公知の方式、たとえば反射
ミラー107の四隅に円柱状の支持支柱を接着剤で固定
し、更にこの支持支柱を本体上部110に接着剤で固定
すれば、反射ミラー107は本体上部110に支持され
る。なお、スクリーン部材124上には第8図に示した
ように後述のテストチヤートで光軸合せするための十字
印131とそれの投影像との像あわせするための枠線1
32が描かれている。この十字印131の交点はスクリ
ーン部材124を第6図のように装置に収納した時フレ
ネルレンズ108の光軸下にある。第11図は光軸調整
用テストチヤートを示している。光軸調整用テストチヤ
ート105′で、141はフイルムを支持するアパーチ
ヤーであり、テストチヤート用フイルム142はその中
心部に十字形151とそれを中心とする互いに相似な複
数の長方形の枠線152a〜152dからなる枠線15
2が描画されている。また、このフイルムに描画された
枠線152は上述したスクリーン部材上の枠線132と
も相似形になつている。
また、第12図に示すように投影装置101には3本の
足154がありそれぞれの足154は、投影装置台10
1′の位置決め穴153に落ち込み位置決めされる。ま
たそれぞれの足154にはおねじ部154aが投影装置
101のめねじ部101aにねじ込まれ、このねじ込み
量を変えることにより、光軸あわせのために投影装置1
01の高さが調整される。
次に、第3図及び第6図乃至第12図を参照して本発明
に係る兼用複写装置の一実施例の動作説明をする。ま
ず、図に示してないが、投影像受像装置100の本体上
部110と本体下部とは閉じられており、ロツク爪12
0によりロツクされている。この状態で、投影像受像装
置100を複写機本体50上にのせて位置決めピン12
3を複写機本体50の嵌合穴123′に入れて位置決め
する。この時、フレネルレンズ108の光軸は第1及び
第2走査ミラー5,7を介してレンズ8の光軸にほぼ一
致する。次に、この状態で、図示してないが、閉じられ
ている投影像受像装置100のつまみ122を手操作で
移動させてロツク爪120とL形部材121との係合を
解除させる。このようにして、本体上部110の本体下
部111に対する回転を抑制するロツク機構を上記せる
如く解除させ、本体上部110を蝶番112を中心に回
転させると連結棒114は案内レール119のスライド
部119bを第6図左方向に移動し、この移動にともな
いステー113は、ピン115を中心に回転をはじめ、
一定角度に達するとこの回転は制止され、連結棒114
は案内レール119の固定部119aに嵌合して第3
図,第6図及び第7図の開状態に到る。この時、反射ミ
ラー107とフレネルレンズ108とのなす角度はほぼ
45°の傾きに保持される。この角度はステー113の
回転中心であるピン115の位置により変化し、ピン1
15を支持している角度調整板116をその長穴116
a内において本体下部111に調整可能に固定でき、部
品間にバラツキがあつても常にほぼ45°の関係に設定
できる。
上記せるように、一度、反射ミラー107とフレネルレ
ンズ108との角度を角度調整板116の調整により調
整させておけば、投影像受像装置100のその後の繰り
返しの開閉に対しても反射ミラー107とフレネルレン
ズ108との相対位置は再現性よく変化しないのでその
後の光軸あわせ等の調整は不要となる。この時、フレネ
ルレンズ108は複写機本体50の側の第1走査ミラー
5と第2走査ミラー7を介した時の結像レンズ8の被写
界深度内に位置づけられる。また、結像レンズ8の焦点
位置は原稿台ガラス4の上面にあつているので、当然こ
の面とフレネルレンズ108との間にあるスクリーン部
材124は結像レンズ8の被写界深度内にある。この
後、複写機本体50の上に設置された投影装置101に
よりスライドフイルム105として第11図の光軸調整
用テストチヤート105′のテストチヤート用フイルム
142を用いてこれの拡大像を反射鏡付ランプ102や
コンデンサレンズ103,104を介して投影させる。
このテストチヤート用フイルム142の拡大投影像は反
射ミラー107により下向に反射され、フレネルレンズ
108を介してスクリーン部材124の上面に像を結ぶ
ようになつている。しかし、反射ミラー107を介した
時のスクリーン部材124の位置が投影装置101の投
影レンズ106の焦点深度内にない時、スクリーン部材
124の上面の像はボケる。
このボケを直す為、投影レンズ106の位置を公知の手
段で調整してスクリーン部材124の上面にテストチヤ
ート用フイルム142の鮮明な像を結像させる。これに
よつて、スクリーン部材124は投影装置101の投影
レンズ106の焦点深度内でかつ結像レンズ8の被写界
深度内に位置づけられる。なお、望ましくは、この時、
投影レンズ106の焦点深度の内、投影レンズ106に
近い方の側の位置がスクリーン部材124の上面に位置
するようにした方が好ましい。なぜならばスクリーン部
材124の上面と原稿台ガラス4の上面との位置ずれが
あり、このずれはほんのわずかなのでほとんどの場合問
題とならないが、なるべくスクリーン部材124を取除
いた時、原稿台ガラス4の上面が投影レンズ106の焦
点深度から外れないようにするためである。また、第7
図に於て、本体下部111の開口を矢印Nの方向いつぱ
いに設けてスクリーン部材124が原稿台ガラス4に近
接すれば、このズレはスクリーン部材124の厚さのみ
となり上記懸念は解消される。このテストチヤート用フ
イルム142のピント調整中又はピント調整後、光軸調
整用テストチヤート105′の十字印151と枠線15
2との拡大投影像を、スクリーン部材124上の、交点
がフレネルレンズ108の光軸下にある十字印131と
枠線132とに次のように一致させる。即ち、投影装置
101の位置をスライドレール101′a、101′b
上で水平方向に調整し、そして高さ方向の調整を第12
図に示した投影装置101の足154を上記せるように
移動調整して、両者を一致させることができる。
なお、この時投影倍率によつては、長方形枠線132と
152の一致が不完全な事もあり、テストチヤートの枠
線152の投影像が、相似な長方形となつていれば良
い。
数種類の投影倍率が可能な装置では、テストチヤート内
の枠線を複数倍率にあわせてスクリーン部材124上の
枠線132と対応させて描画させてもよい。また多少光
軸がズレても複写画像に影響のない場合には、スクリー
ン部材124上の印を線状で示す必要はなく許容域を示
す面積をもつたものでも良い。なお、フレネルレンズ1
08の光軸は投影像受像装置100を複写機本体50上
に載置した時ミラー5,7を介した時の結像レンズ8の
光軸と一致している。
次に、第3図及び第6図及び第7図で上記せるように光
軸合せ及びピント調整を行なつた後、スクリーン部材支
持枠124′に設けられたバー127を手操作で図示矢
印N方向に引張ると、スクリーン部材124はスリツト
125をくぐり抜け第8図に示したようにフレネルレン
ズ108下の投影像受像域から外れる。また第3図の二
点鎖線で示したようにスクリーン部材124をフレネル
レンズ108下の投影像受像域から外すとスライドフイ
ルム105の投影装置101による拡大投影像は、走査
時第2図に示したような位置関係となり、後述するよう
に第3図の原稿台ガラス4を透過し、第1走査ミラー5
と第2走査ミラー7と結像レンズ8等を介して露光部1
3に結像する。なお、フレネルレンズ108は投影レン
ズ106を透過した末広がりの光束を第2図に示したよ
うに結像レンズ8に向つて集光させるためのものであ
る。
次に、光軸調整用テストチヤート105′を投影装置1
01からぬき取り、スライドフイルム105として複写
画像を有するものを投影装置101に装填して原稿台ガ
ラス4上に複写用の透過拡大投影像を形成する。
次にコピー命令によりドラム1は軸2を回転中心として
矢印の方向に回転を開始する。ドラム1が、定位置迄回
転してくると原稿台ガラス4上形成されたスライドフイ
ルム105の拡大投影像は第1走査ミラー5と一体に構
成された照明ランプ6で照明されてコントラストをやわ
らげられた拡大投影像の第1走査ミラー5と第2走査ミ
ラー7で走査される。透過光は第1走査ミラー5と第2
走査ミラー7は1:1/2の速度比で動くことにより原稿
台ガラス4の表面と結像レンズ8までの光路長が常に一
定に保たれたまま透過拡大投影像の走査が行なわれる。
上記透過光像は結像レンズ8,第3ミラー9を経た後、
色分解フイルタ10により色分解され、更に第4ミラー
11,防塵用密閉ガラス12を経て露光部13でドラム
1上に結像される。
ドラム1は除電器14で除電され、次に一次帯電器15
により帯電(例えばプラス)された後、前記露光部13
でスライド投影機101により形成されそして照明ラン
プ6により照明された像がスリツト露光される。それと
同時にAC又は一次と逆極性(例えばマイナス)の除電
を除電器16で行ない、その後更に全面露光ランプ17
による全面露光によりドラム1上に高コントラストの静
電潜像が形成される。
感光ドラム1上の静電潜像は次に現像器18により、ト
ナー像として顕像化される。現像器18はイエロー現像
器181,マゼンタ現像器182,シアン現像器183
の3個の現像器で構成され、露光に用いられた色分解フ
イルタに対応して指定された現像器が働いて必要な色の
トナー像が得られる。
カセツト191内の転写紙201は給紙ローラ211に
より機内に送られ、第1レジスタローラ221で概略の
タイミングがとられ、次に第2レジスタローラ23で正
確なタイミングがとられて、その先端が転写ドラム33
のグリツパ24に把持される。その転写ドラム33の回
転に伴つてドラム33に巻きつきながら搬送され転写帯
電器25と感光ドラム1の間を転写紙201が通過する
間に該転写紙上に感光ドラム1上のトナー像が転写され
る。転写ドラム33はグリツパ24で転写紙201の先
端を把持したまま所要回転数だけ回転し、所要色数の像
が転写される。
なお図の複写器はサイズ等種類の異なる転写紙を夫々装
填した2つのカセツトを装着してそれ等の紙を切換え的
に給紙するようにしたものを示す。
転写終了後、転写紙はグリツパ24から開放され、分離
爪26で搬送ベルト27へガイドされ、更に定着ローラ
対28,29へ導かれ、加圧,加熱により定着され、そ
の後トレー30へ排出される。又、転写後の感光ドラム
1は弾性ブレードで構成されたクリーニング装置31で
その表面を清掃され、次サイクルへ進むようになつてい
る。
また、スクリーン部材124を引き出した時に第3図の
二点鎖線で示すようにスクリーン部材124が原稿台ガ
ラス4の全面を覆うように設計しておけば、光学系によ
るスライドフイルム105の拡大投影像の走査中、照明
ランプ6の露光光が原稿台ガラス4から複写機本体50
の外部に漏れることがなく、複写時、作業者に不快感が
なくなる。そして、スクリーン部材124の裏面(原稿
台ガラス側)と本体下部111の原稿台ガラス側を白色
にしておくことによつて感光ドラム1が走査中露光され
て不必要なトナーが感光ドラムにのることを防ぐことが
できる。しかも、これによつて複写のベタ黒の部分を取
除くことができトナーを必要以上に用いることもなく経
費が安上りとなる。
上記状態から通常の反射型の原稿を複写する場合、ま
ず、第8図の状態にある投影像受像装置100のスクリ
ーン部材124を収容するためにバー127を手操作で
図示矢印N′の方向に引張つてスクリーン部材124を
第6図に示した如く装置本体内に収容する。次に、第6
図に示した状態から、ステー113の連結棒114が案
内レール119の嵌合部119aへ嵌合しているのを外
し、本体上部110を倒していくと、本体上部110に
装着されたロック爪120と本体下部111のL形部材
121とをつまみ122を調整して係合させ、本体上部
110と本体下部111とをロツクさせる。この状態に
なつた投影像受像装置100を複写機本体50から外し
て適当に保存する。この時、スクリーン部材124はフ
レネルレンズ108の保護用カバーとして働くことがで
き、フレネルレンズ108や反射ミラー107にほこり
がついてたりして汚れることがないので好ましい。
次に、原稿台ガラス4上に通常の原稿を載置する。コピ
ー命令により軸2を回転中心として感光ドラム1が図示
矢印方向に回転する。ある時点で、第1走査ミラー5と
第2走査ミラー7と照明ランプ6が図示矢印方向に移動
して、通常の原稿を走査する。この原稿からの反射した
像は結像レンズ8等を介して露光部13にスリツト露光
する。後の複写プロセスは上記せるように透過投影像を
複写するプロセスとまつたく同じなので説明を省略す
る。
なお、上記実施例においては本体下部にスクリーン部材
を設けたが本体下部底面をなくして「コ」の字形の側面
のみの機枠を残し、フレネルレンズをこの機枠に下側に
空間をあけて取り付け、スクリーン部材を投影像受像装
置に設けず、上記フレネルレンズ下の上記機枠にガイド
されて挿入するようにしてもよい。
また、第6図に示した投影像受像装置本体100の角度
調整板116やステー案内板118の代りにロツク機構
を有しボールベアリングを利用した直線軸受けのスライ
ド装置が利用可能なことはいうまでもない。また、上記
実施例では複写機本体としてカラー複写機を用いて説明
したが白黒複写機でもよいことは勿論である。
以上説明のように光軸合せ等の印をつけたスクリーン部
材を設けることにより、テストチヤート用のスライドフ
イルムの拡大投影像の印をあわせることによりスライド
投影レンズの焦点深度内かつ複写機本体の結像レンズ8
の被写界深度内においてテストチヤートを確認でき、的
確なピント調整と同時に光軸合わせが簡単にできる。ま
た、簡単な操作によつてスクリーン部材を投影画像域か
ら光学的位置関係の再設定なく、外すことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は従来の複写装置を説明するための説
明図、第3図は本発明に係る複写装置を説明するための
部分断面概略図、第4図及び第5図は集光レンズの概略
図、第6図は本発明に係る複写装置を説明するための投
影像受像装置の斜視図、第7図は第6図の部分省略断面
図、第8図は本発明に係る複写装置を説明するための投
影像受像装置の斜視図、第9図は第6図の部分斜視図、
第10図は第9図の断面図、第11図は光軸調整用テス
トチヤートの説明図、第12図は投影装置の高さ調整用
の機構図である。 1は感光ドラム、4は原稿台ガラス、8は結像レンズ、
101は投影装置、105はスライドフイルム、107
は反射ミラー、108はフレネルレンズ、124はスク
リーン部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透過原稿を照明し透過原稿に応じた画像光
    を投影レンズにより投影する投影手段と、この投影手段
    からの投影光を受光し複写装置の原稿台ガラスに偏向す
    る受像偏向手段と、を有し、上記投影手段と上記受像偏
    向手段が別体で構成された原稿台ガラスを備えた複写装
    置に搭載される透過原稿投影装置において、 上記受像偏向手段は上記投影手段からの投影光を反射す
    る反射部材と、この反射部材で反射された光を集光する
    集光レンズと、この集光レンズで集光された光を受光可
    能な受像部材と、を有し、この受像部材は上記投影手段
    の投影レンズと上記受像偏向手段の集光レンズとの光軸
    を合わせるための印が設けられていることを特徴とする
    原稿台ガラスを備えた複写装置に搭載される透過原稿投
    影装置。
  2. 【請求項2】上記受像部材は上記集光レンズで集光され
    た光を受光する位置と受光しない位置とに移動可能であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の原稿台
    ガラスを備えた複写装置に搭載される透過原稿投影装
    置。
JP7212183A 1983-04-26 1983-04-26 原稿台ガラスを備えた複写装置に搭載される透過原稿投影装置 Expired - Lifetime JPH0664297B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2537225B2 (ja) * 1987-03-03 1996-09-25 キヤノン株式会社 画像読取り装置
JPH082667Y2 (ja) * 1988-10-24 1996-01-29 株式会社リコー 原稿読取装置における透過原稿投影装置

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