JPS628155Y2 - - Google Patents

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JPS628155Y2
JPS628155Y2 JP1880284U JP1880284U JPS628155Y2 JP S628155 Y2 JPS628155 Y2 JP S628155Y2 JP 1880284 U JP1880284 U JP 1880284U JP 1880284 U JP1880284 U JP 1880284U JP S628155 Y2 JPS628155 Y2 JP S628155Y2
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JP
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circuit
voltage
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control circuit
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JP1880284U
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  • General Induction Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は誘導加熱装置、さらに詳しくは、誘導
加熱装置の加熱動作を制御する制御回路に関す
る。
ロ 従来技術 誘導加熱装置は実公昭57−31515号公報に示す
ように交流電源を全波整流してインバータ回路へ
供給し、このインバータ回路内のスイツチング素
子、例えばスイツチングトランジスタをON,
OFFさせてこのインバータ回路内に設けられた
誘導加熱コイルに高周波振動電流を流し、この加
熱コイルにて高周波交番磁界を発生させることに
より、この加熱コイルに近接配置された調理具を
誘導加熱するものである。このような誘導加熱装
置においては上記インバータ回路内のスイツチン
グトランジスタをON,OFFさせるタイミングを
制御する制御回路と、この制御回路の制御により
上記スイツチングトランジスタをONさせるため
のベース電流を与える駆動回路が設けられてお
り、上記制御回路を動作させるための電源及び上
記駆動回路でベース電流を生成するための電源に
はともに上記交流電源を低電圧交流に交換した
後、全波整流、平滑して成る制御電源を用いてい
た。
ところで、このような方式で上記制御回路及び
駆動回路に電源供給を行う場合、その動作に比較
的高電圧が必要である制御回路の動作電圧に上記
制御電源電圧を設定しなければならなかつた。
従つて、駆動回路にも上記制御電源からベース
電流生成に不必要な高電圧で制御電圧が供給さ
れ、この制御電圧でベース電流を生成しているの
で、上記スイツチングトランジスタのベース抵抗
で消費される電力ロスが大きくなり、装置全体の
効率が悪くなると云う不都合があつた。このた
め、駆動回路へ供給する電圧を生成する新たなト
ランス及び整流回路を設けることが考えられるが
この場合、電源回路の部品点数が多くなり、装置
の小型化、薄型化を阻害するとともに装置のコス
トアツプにつながると云う問題があつた。
ハ 考案の目的 本考案はこのような点に鑑みて為されたもので
あつて、誘導加熱装置の小型化、薄型化を阻害し
たり装置をコストアツプさせたりすることなく、
駆動回路での電力ロスを最小限に抑えることを目
的とする。
ニ 考案の構成 本考案は交流電源を電圧を降圧するセンタータ
ツプトランスと、このトランスの2次巻線のセン
タータツプを接地する手段と、上記トランスの2
次側出力を全波整流して正負の全波整流電圧を出
力する全波整流回路と、この全波整流回路の出力
電圧を平滑する平滑回路と、を設け、この平滑回
路からの正電圧と負電圧との差電圧を上記制御回
路に供給し、上記平滑回路からの正電圧を駆動回
路に供給する構成にする。
ホ 実施例 図は本考案誘導加熱装置の要部である制御回路
系のブロツク回路図であつて、1はインバータ回
路(図示せず)の電源にも利用される交流電源電
圧を低電圧交流に降圧するセンタータツプトラン
スを示し、2次巻線のセンタータツプは接地され
ている。2はこのセンタータツプトランス1の2
次側出力を全波整流する全波整流回路であつて、
その出力端からは正負の全波整流電圧が出力され
る。3はこの全波整流電圧を平滑する平滑回路を
示し、正電圧平滑用コンデンサ4と負電圧平滑用
コンデンサ5の直列接続回路からなり、これ等の
コンデンサ4,5の接続中点は接地されている。
6はこの平滑回路3から正負電圧を受けてその差
電圧に略等しい定電圧を出力する定電圧回路、7
はこの定電圧回路6からの定電圧を受けて動作
し、インバータ(図示せず)内のスイツチング素
子、例えばスイツチングトランジスタのON,
OFFタイミングを制御する制御回路であつて、
このON,OFFタイミングの制御により上記イン
バータ出力が調節される。8は上記制御回路7か
ら上記スイツチングトランジスタのON,OFFタ
イミングが与えられる駆動回路を示し、ONタイ
ミング時に上記平滑回路3から出力される正電圧
を利用して上記スイツチングトランジスタへのベ
ース電流を生成する。また、OFFタイミング時
に上記平滑回路3から出力される負電圧を利用し
てスイツチングトランジスタのベースに逆バイア
スを印加する。
このような誘導加熱装置動作時は交流電源電圧
ACがセンタータツプトランス1に供給される。
このトランス1はセンタータツプが接地状態にあ
るので2次側出力から互いに逆位相の低電圧交流
T,−VTが出力される。このセンタータツプト
ランス1から出力される互いに逆位相の低電圧交
流VT,−VTを受けて全波整流回路2は正、負の
全波整流電圧VZ,−VZを出力する。この全波整
流電圧は上記平滑回路3で平滑されて夫々正負の
平滑電圧VH,−VHを生成する。この正負の平滑
電圧VH,−VHを受けて定電圧回路6は正負の平
滑電圧の差電圧VH−(−VH)=2VHに略等しい定
電圧VDを生成し、この定電圧VDを制御回路7に
供給する。これにより、制御回路7は上記駆動回
路8へスイツチングトランジスタのON,OFFタ
イミングを与えるタイミング信号を送る。駆動回
路8は制御回路7から与えられるONタイミング
信号に応じて、上記平滑回路3からの正の平滑電
圧VHによつて、上記スイツチングトランジスタ
にベース電流を供給する。また、この駆動回路8
は上記制御回路7から与えられるOFFタイミン
グ信号に応じて、上記平滑回路3の負の平滑電圧
−VHを上記スイツチングトランジスタのベース
に印加する。
従つて、スイツチング素子をONするためのベ
ース電流は制御回路7へ供給する電圧の略1/2の
電圧で生成され、駆動回路8部での電力ロスは少
くなる。またスイツチングトランジスタのOFF
動作を速めるために行う逆バイアス電圧も上記平
滑回路3の負の平滑電圧−VHで容易に生成出来
る。
ヘ 考案の効果 以上述べた如く、本考案誘導加熱装置はその制
御回路系へ供給する制御電源を交流電源を降圧す
るセンタータツプトランスと、このトランスのセ
ンタータツプを接地する手段と、を設け、このト
ランス出力を全波整流した後、平滑して正負の電
圧を生成し、この正電圧と負電圧の差電圧を制御
回路を動作するための電源として用いるととも
に、上記正電圧又は負電圧を駆動回路に供給しス
イツチング素子へ供給する駆動電流を生成するた
めの電源として利用しているので制御回路系へ電
力を供給する制御電源の部品点数を増やすことな
く高低2種類の電圧が生成され、これを用いて制
御回路に高電圧を供給し、駆動回路に低電圧を供
給することが出来る。従つて、誘導加熱装置の小
型化、薄型化を阻害したり、装置をコストアツプ
させたりすることなく駆動回路での電力ロスを抑
えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案要部である制御回路系のブロツク
回路図を示す。 1……センタータツプトランス、2……全波整
流回路、3……平滑回路、6……定電圧回路、7
……制御回路、8……駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源電圧を全波整流して成る直流電源と、
    この直流電源に結合された誘導加熱コイルと、こ
    の加熱コイルに共振電流を生成するためのスイツ
    チング素子と、上記スイツチング素子をON,
    OFF制御することにより上記加熱コイルに振動
    電流を生ぜしめる誘導加熱装置において、上記ス
    イツチング素子のON,OFFタイミングを制御す
    る制御回路と、この制御回路の制御により上記ス
    イツチング素子をONするための駆動電流を与え
    る駆動回路と、この駆動回路及び上記制御回路に
    電力供給をする電源回路と、で構成され該電源回
    路は交流電源電圧を降圧するセンタータツプトラ
    ンスと、このトランスの2次側巻線のセンタータ
    ツプを接地する手段と、上記トランスの2次側出
    力を全波整流する全波整流回路と、この全波整流
    回路の出力電圧を平滑する平滑手段とから成り、
    この平滑手段出力の正電圧と負電圧の差電圧を上
    記制御回路へ供給するとともに、平滑手段出力の
    いずれか一方の電圧を駆動回路へ供給し、上記ス
    イツチング素子へ供給する駆動電流を生成するた
    めの電源として用いることを特徴とした誘導加熱
    装置。
JP1880284U 1984-02-13 1984-02-13 誘導加熱装置 Granted JPS60131989U (ja)

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JP1880284U JPS60131989U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 誘導加熱装置

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JPS60131989U JPS60131989U (ja) 1985-09-03
JPS628155Y2 true JPS628155Y2 (ja) 1987-02-25

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ID=30507777

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JP1880284U Granted JPS60131989U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 誘導加熱装置

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JP2010251093A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Panasonic Corp 誘導加熱装置

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JPS60131989U (ja) 1985-09-03

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