JP3231498B2 - 直流電源装置 - Google Patents

直流電源装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁誘導を利用して夫々
独立した1次側トランスから、2次側トランスに電力を
伝達する非接触型の直流電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非接触型の直流電源装置を電圧共振回路
によって実現すると、2次側トランスの有無による1次
側トランスの励磁エネルギの変化を回生できるので、高
効率の直流電源装置が得られる。
【0003】また、電圧共振回路を社団法人電気学会の
マグネティックス研究会の研究会資料(MAG−92−
180)によるC級自励回路を採用すると極めて簡単に
実現できる。図3(A)は、上記の文献で示されている
回路である。すなわち、図3(A)において、1は整流
平滑回路、2はコンデンサ、3,4は抵抗、5はダイオ
ード、6はコンデンサ、7は電界効果トランジスタ、8
は1次側トランス、9は1次側トランス8のメイン巻
線、10は1次側トランス8のゲート巻線、11は2次
側トランス、12はダイオード、13はコンデンサであ
る。2次側トランス11に発生する電圧は、同図(B)
のようになるため、出力電圧は出力電力や入力条件によ
って激しく変化する共振電圧のピーク値によって決定さ
れている。
【0004】また、非接触型の直流電源装置では、1次
側トランス8と磁気結合するものが2次側トランス11
かそれ以外の発熱物かを検知して、2次側トランス11
以外の発熱物の時には、1次側トランス8の動作を止め
るか1次側トランス8に供給する電力を減少させて2次
側トランス11以外の発熱物が異常に発熱しないように
する必要がある。このための検出には、機構スイッチや
磁気スイッチを使用することが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、非接触型の直流電源装置において、出
力電圧の入力側へのフィードバックは極めて困難なた
め、共振電圧の激しい変化はそのまま出力のレギュレー
ションの悪さを意味し、安定な直流電圧を得ることがで
きなかった。
【0006】本発明は上記のような従来の課題を解決
し、出力のレギュレーションの良い直流電源装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、非接触型の直流電源装置の2次側回路にお
いて、直流出力端子の両端に接続されたコンデンサと、
このコンデンサの正極端子にカソードを接続したダイオ
ードと、2次側トランスの巻線の端子のうち、1次側回
路のスイッチング用の電界効果トランジスタがオンして
いる時にプラスの電圧が発生する側をこのダイオードの
アノードに接続し、巻線の他の片方を出力端子の負極端
子に接続し、2次側トランスの巻線と並列にコンデンサ
を接続して構成したものである。
【0008】
【作用】上記した構成により、2次側のダイオードの接
続方法と巻線に並列に接続されたコンデンサという極め
て簡単な手段で、比較的広範囲な出力範囲で、出力レギ
ュレーションの良い非接触型直流電源装置を実現できる
ものである。
【0009】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の実施例における直流電源装置の
回路を示すものである。図1において、1は交流入力電
圧を整流平滑する整流平滑回路、2は第一のコンデン
サ、4,3は第一、第二の抵抗、5は第一のダイオー
ド、6は第二のコンデンサ、7は電界効果トランジス
タ、8は1次側トランス、9は1次側トランス8の第一
の巻線であるメイン巻線、10は1次側トランス8の第
二の巻線であるゲート巻線、11は2次側トランス、1
2は第二のダイオード、13は第三のコンデンサで、
4は第四のコンデンサである。
【0010】以上のように構成された非接触型の直流電
源装置について、その動作を説明する。電界効果トラン
ジスタ7のゲート電圧は、整流平滑回路1の出力から
二の抵抗3を通して第一のコンデンサ2に充電された電
圧で与えられる。電界効果トランジスタ7がオンする
と、1次側トランス8のメイン巻線9とゲート巻線10
には、黒丸の付いている方がプラスになるように電圧が
発生するため、電界効果トランジスタ7のオンは確立さ
れる。
【0011】ここで、電界効果トランジスタ7がオンす
ると、第一の抵抗4、第一のダイオード5を通して第一
のコンデンサ2の電圧を放電するため、第一のコンデン
サ2の電圧は低下してある一定時間後には電界効果トラ
ンジスタ7がオフする。電界効果トランジスタ7オフ
すると第一のコンデンサ2は再び第二の抵抗3を介して
充電され、第一のコンデンサ2の電圧が電界効果トラン
ジスタ7をオンさせるのに十分な電圧に達すると電界効
果トランジスタ7がオンする。このようにして1次側回
路は自励発振をする。
【0012】ここで、電界効果トランジスタ7がオンし
ている時は、メイン巻線9に発生する電圧は、整流平滑
回路1の出力電圧と同じ電圧が発生しているが、これに
対し電界効果トランジスタ7はオフしている時は、メイ
ン巻線9と第二のコンデンサ6とで発生する共振現象で
決まる正弦波の電圧が発生している。
【0013】この正弦波は、波高値が(数1)で、周波
数が(数2)で表わされる。
【0014】
【数1】
【0015】
【数2】
【0016】図3に示すような従来技術によると、出力
電圧は(数1)で示した正弦波の波高値で決まる電圧に
なり、この電圧は、電界効果トランジスタ7がオフした
時に流れていた電流によって決まる。この電流は、入力
電圧や1次側トランス8から2次側トランス11に伝達
された電力等によって変化するため、出力電圧のレギュ
レーションが極めて悪い。
【0017】そこで本実施例では、図1のように電界効
果トランジスタ7がオンしている時に2次側トランス1
1でプラスになるような方向の電圧で出力電圧を得るよ
うにし、さらに2次側トランス11の巻線の両端に第四
のコンデンサ14を接続するようにした。
【0018】このようにすることで、出力電圧が入力電
圧で決まる電圧になりさらに、電界効果トランジスタ7
がオフの時に1次側トランス8から2次側トランス11
に伝達された電力を第四のコンデンサ14に蓄積してお
いて、電界効果トランジスタ7がオンになった時にこの
第四のコンデンサ14に蓄積しておいた電力を第三のコ
ンデンサ13に伝達できるようになるため、レギュレー
ションが良く、図3に示す直流電源装置よりも大きな出
力電力を2次側回路から取り出すことができる。
【0019】(実施例2) 図2は 本発明の他の実施例を示す。図2で15,16,
19,20は抵抗、17はツェナーダイオード、18は
トランジスタである。このように構成すると、第一のコ
ンデンサ2の電圧を整流平滑回路1の出力電圧で補正す
ることができるため、入力電圧によるレギュレーション
の悪化を小さくすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は2次側トランスと
ダイオードとの接続と、コンデンサという極めて簡単な
手段で、比較的広範囲な出力範囲で、出力レギュレーシ
ョンの良い非接触型の直流電源装置を実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における直流電源装置の
回路図
【図2】本発明の第二の実施例における直流電源装置の
回路図
【図3】(A),(B)従来の技術における直流電源装
置の回路図と波形図
【符号の説明】
1 整流平滑回路 2,6,13,14 コンデンサ 3,4,15,16,19,20 抵抗 5 ダイオード 6 コンデンサ 7 電界効果トランジスタ 8 1次側トランス 9 1次側トランスのメイン巻線 10 1次側トランスのゲート巻線 11 2次側トランス 12 ダイオード 17 ツェナーダイオード 18 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−197258(JP,A) 特開 昭64−64560(JP,A) 「C級自励コンバータによる非接触給 電について」(社)電気学会 MAG− 92−180

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流入力電圧を整流平滑する整流平滑回
    路と、この整流平滑回路の出力の正極端子に片方の端子
    が接続され他方の端子が電界効果トランジスタのドレイ
    ンに接続された第一の巻線、および片方の端子が前記電
    界効果トランジスタのゲートに接続された第二の巻線と
    を有する一次側トランスと、この第二の巻線の他方の端
    と前記整流平滑回路の出力の負極端子との間に接続さ
    れた第一のコンデンサと、前記第一の巻線に並列に接続
    された第二のコンデンサと、前記第一の巻線と前記電界
    効果トランジスタのドレインとの接続点にカソードが接
    された第一のダイオードと、この第一のダイオードの
    アノードに片方の端子が接続され他方の端子が前記第一
    のコンデンサと前記第二の巻線との接続点との間に接続
    された第一の抵抗と、前記整流平滑回路の出力の正極端
    子に片方の端子が接続され、他方の端子が前記第一のコ
    ンデンサと前記第二の巻線との接続点との間に接続され
    第二の抵抗とからなる電圧共振型電源装置において、
    直流の出力端子の両端に接続された第三のコンデンサ
    と、この第三のコンデンサの正極側端子にカソードを接
    続した第二のダイオードと、この第二のダイオードのア
    ノードに前記電界効果トランジスタがオンしている時
    にプラスの電圧が発生する側の端子が接続された巻線を
    有する2次側トランスとを備え、前記2次側トランスの
    巻線の両端に第四のコンデンサを接続した直流電源装
    置。
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