JPS6281110A - 圧電磁器発振子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、産業及び民生機器等に広く利用されている１
チツプマイコンのクロック信号発生用素子として例えば
４００〜５００　ＫＨｚ　１３．５８〜６ＭＨｚの周波
数を中心に多く利用され、特にテレビリモコン用として
、４４０〜４８０ＫＨｚ。

８ビツトマイコン用として、４〜６ＭＨｚといつた周波
数帯域に利用されている圧電磁器発振子に関するもので
ある。

従来の技術 従来、この種の圧電磁器発振子は、例えば実公昭５６−
１９４６６号公報に示されるように広汎に利用されるよ
うになってきた。

以下、従来の圧電磁器発振子について説明する。

第３図〜第６図は従来の圧電磁器発振子を示し、１は矩
形状の圧電素子で、この圧電素子１０両面に電極２ａ、
２ｂがそれぞれ異なる端部近傍２ｃ。

２ｄを残して付与されている（第３図）。３は円筒状の
樹脂またはアルミナ磁器等絶縁材よりなる円筒管で、こ
の円筒管３には圧電素子１が挿入されて（第４図）、円
筒管３内に保持、固定される（第５図）。ｓａ、ｓｂは
、金属キャップで、圧電素子１が挿入された円筒管３の
両端開口部３１゜３２に圧入嵌合されている（第６図）
。この時、金属キャップ５ａ、５ｂの内底面には、導電
性接着剤ｓｃ、ｓｄが塗布されている。

円筒管３内に挿入された圧電素子１は、円筒管３の両端
開口部３１．３２に圧入嵌合される金属キャップ５ａ、
６ｂにより支持される。このとき、圧電素子１の両面電
極２ａ、２ｂは、金属キャップ６ａ、５ｂの内底面に塗
布された導電性接着剤６ｃ、５ｄによりそれぞれ導電的
に接続され、金属キャップ５ａ、５ｂに接続された外部
リード線（図示せず）に電気的に接続される。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、円筒管３と金属キャ
ップ５ａ、５ｂとを圧入嵌合することによって圧電素子
１を保持しているため、円筒管３の外径寸法と金属キャ
ップ５ａ、５ｂの内径寸法とのばらつきが嵌合状態を不
安定にし、金属キャップ５ａ、６ｂが脱落したり、圧電
素子１と金属キャップ５ａ、ｓｂとの接着力が弱まった
りするなどの問題があった。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するだめに本発明は、両端の外周壁に
円周方向に凹溝を設けてなる円筒管に圧電素子を挿入し
、金属キャップの底面に導電性接着剤を塗布した金属キ
ャップを嵌合させ、前記金属キャップを前記凹溝に合せ
て鋏めるとともに前記導電性接着剤で前記圧電素子の電
極と前記金属キャップとを接続してなるものである。

作　　用 この構成による圧電磁器発振子は、円筒管や金属キャッ
プの寸法にばらつきを有する場合でも、両端の外周壁に
円周方向に溝を有する円筒管と金属キャップとを圧入嵌
合させかつ金属キャップを円筒管の凹溝に合わせて鋏め
ているから、金属キャップと円筒管の嵌合状態が完全と
なり、圧電素子と金属キャップとの接着も確実に保護さ
れるので導通が確実となり、導通性、接着性を確実に保
証することとなる。

実施例 第１図及び第２図は本発明の一実施例による圧電磁器発
振子の構成を示す図である。円筒管６の両端の外周壁に
円周方向に溝ｅａ　、ａｂを形成する。次に、円筒管６
の内部に圧電素子１を挿入する。ｔｓａ、ｒｓｂは底面
に導電性接着剤ｒｓｃ　、　５ｄを塗布した金属キャッ
プである（第１図）。この金属キャップ５ａ、５ｂを円
筒管６に嵌合させ、金属キャップ５ａ、５ｂの開口端部
と円筒管６の凹溝６ａ　、ｅｂとを合わせ、金属キャッ
プ５ａ。

５ｂの開口端部を鮫める（第２図）。これにより、円筒
管６の凹溝６ａ　、ａｂ内に金属キャップ５ａ。

５ｂの開口端部が食い込まれるから、金属キャップ５ａ
　、ｓｂが円筒管６より脱落しないようになる。そして
、金属キャップｓａ、ｓｂと円筒管６の寸法ばらつきに
よる嵌合が低下しても金属キャップの脱落が防止でき、
常に金属キャップ５ａ。

５ｂと円筒管６が強制的に加圧接触されるとともに圧電
素子と金属キャップとの接着は確実に保護されるもので
ある。

なお、円筒管の材質はアルミナ磁器としたが、円筒管は
樹脂材料等絶縁材料であれば何でもよい。

又、円筒管の溝の形状は円弧状、Ｕ字状、コ字状のいず
れでもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、円筒管と金属キャップの
部品寸法精度が緩和され、部材のコストダウンをはかる
ことができると共に、完全な導通接着状態を保証するこ
とのできる信頼性の高い圧電磁器発掘子を提供できると
いう優れた圧電磁器発振器が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による圧電磁器発掘子の構成
を示す正面図、第２図はその組立図、第３図ａ、ｂは圧
電素子を示す斜視図と正面図、第４図〜第６図は従来の
圧電磁器発振子の構成を示す断面図および組立図である
。 １・・・・・・圧電素子、５ａ、６ｂ・・・・・・金属
キャップ、６・・・・・・円筒管、６ａ、６ｂ・・・・
・・凹部溝。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｒＳ
　２　図 第３図 （ａ）　　　　　　　　　（ｂ） 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 両端が外周壁に円周方向に凹溝を設けてなる絶縁円筒管
   と、この円筒管内に挿入され、両面に電極を設けた圧電
   素子と、底面に導電性接着剤が塗布された金属キャップ
   とからなり、前記金属キャップを前記円筒管に嵌合し、
   前記金属キャップを前記凹溝に合せて鋏めるとともに、
   前記導電性接着剤を介して前記電極と前記金属キャップ
   とを接続してなることを特徴とする圧電磁器発振器。