JPS6280253A - 紡機用トラベラ - Google Patents

紡機用トラベラ

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JPS6280253A
JPS6280253A JP21980785A JP21980785A JPS6280253A JP S6280253 A JPS6280253 A JP S6280253A JP 21980785 A JP21980785 A JP 21980785A JP 21980785 A JP21980785 A JP 21980785A JP S6280253 A JPS6280253 A JP S6280253A
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JP
Japan
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traveler
hardness
quenching
spinning machine
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP21980785A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumi Fukuda
福田 建美
Norio Inoue
紀夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to CH392686A priority patent/CH668989A5/de
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/52Ring-and-traveller arrangements
    • D01H7/60Rings or travellers; Manufacture thereof not otherwise provided for ; Cleaning means for rings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、精紡機、撚糸機等に使用する紡機用トラベ
ラの改良に関するものである。
従来の技術 従来の紡機用トラベラでは、精紡機等の回転が比較的遅
いときには、あまり問題はないが、最近のように高速回
転となってくると、摩耗の点などで対応しきれなくなっ
て来た。
「精紡機の高速化に伴うトラベラおよびリングの問題」
として例えば繊維工学Vo1. 12. Na1O(1
959年)の45ページには、トラベラの材料としては
、鋼線(JIS  G−3506硬鋼線)が用いられ、
トラベラの硬度としてはHv ”620〜670まで上
げられている。」と述べられている。その後の文献とし
て詳細に述べられたものは、あまり見ないが、標準トラ
ベラとして現在、炭素工具鋼(J I S  G−44
01SK材)がよく用いられている。
そして精紡機のスピンドル回転数が20000rpmを
超えると、リング・トラベラ間の摩擦熱によりトラベラ
は500℃を超え、さらにスピンドル回転数が2500
Orpmを超えると600 ” C!:も達する(第3
図)、このトラベラは、その材質によって通常300℃
を超えると急激に硬度を低下させ、紡糸の際の巻き取り
張力も影響して摩耗が激しくなり、紡出糸をも損傷させ
る。
炭素工具鋼(SK材)は、とくに温度上昇に従って硬度
が低下し、600 ℃まで上昇することにより硬度はH
RC40以下となる。
発明が解決しようとする問題点 通常使用している炭素工具鋼によるトラベラ(従来12
000 〜18000 rp−に使用していた)を20
00Orpm以上の高速回転に使用すると、トラベラの
温度が600℃にも達し、トラベラの硬度が低下し、急
激に摩耗が進行する。(第3図参照)そこで、トラベラ
の摩擦熱温度が600@Cを超えることがあっても硬度
がHRC40以下とならないようなトラベラが望まれて
いた。
問題点を解決するための手段 精紡機等の高速回転の際、トラベラの摩耗による熱発生
を防ぐために、従来使用していた炭素工具鋼(SK材)
に比し、C,Cr、Mo、Vの含有量の多い合金鋼鋼材
を使用し、この材料を所定断面形状に伸線し、さらにト
ラベラの形状に成形して焼入れをし、その後、少なくと
も400℃〜650℃で焼もどしすることにより、高速
回転にも耐えうる紡機用トラベラが得られるようにした
また、このトラベラの寿命を延ばすために前記熱処理後
の材料にメッキ処理または軟窒化処理を施すようにした
作    用 紡機用トラベラ(1)には、第5〜6図に示すように、
糸巻き取り張力W、バルーン張力T、および遠心力Cが
加わっており、その合成力がリング(2)との接触圧力
として作用する。また、トラベラ(1)とリング(2)
との摺動速度は、スピンドル(3)の回転数とリング径
から求められる。この接触圧力と摺動速度とによってリ
ング(2)とトラベラ(1)間に摩擦熱が発生する。
スピンドル(3)の高速回転のとき、例えば、2500
0 rptmのときにはトラベラ(1)の摩擦による温
度は600′″Cにも達するが、本発明のトラベラを使
用するときには、従来品にみられたような大幅な硬度低
下がなく、凝着摩耗、あるいはアブレシブ摩耗が少ない
実施例 精紡機や撚糸機等に使用されるトラベラには硬w4線な
どが用いられ、最近ではSK鋼材を伸線し熱処理および
表面処理を施しているが、本発明においては、高C−C
r−Mo−V系の材料として次表に示すような化学成分
の材料を使用することとした。
使用例1  材料A の化学成分(重量%)C: 0.
83.   S i  : 0.26.  M n :
 0.47゜P : 0.017.  S : 0.0
12.   Cu : 0.12゜Ni:0.10. 
  Cr ニア、68.  Mo :0.75゜V:0
.33t  Al  :0.20゜この材料Aをトラベ
ラの所定断面形状に伸線し、さらにトラベラの形状に成
形し、1025℃近くまで温度を上げ、その温度を約3
0分間維持したのち焼入れをし、その後、再び温度を上
げ、その温度を約60分保持したのち空冷し、焼もどし
したときの硬さの状況は、第1図に示したごとくであり
、焼もどし温度600@CでHRC49の硬度が得られ
た。
この材料Aとそのほかの材料で出来たトラベラとを比較
してみると、トラベラの摩擦熱温度と硬度との関係は、
第2図に示すとおりで、従来からよく使われている炭素
工具鋼鋼材(SK材)でみると、トラベラの摩擦熱温度
300℃までは使用に耐え硬度による影響はないが、そ
れを超えると硬度は低下しはじめ、500℃となると硬
度は HRC43となり、600℃になるとその硬度は
 HRC34となり、トラベラの摩耗による使用寿命も
精々数時間で、常用することは出来ない。
しかしながら、本発明による高クロム含有率とした材料
Aにより熱処理および表面処理の施されたときは、第2
図でみるごと<600’″Cにおいても、HIIC49
の硬度を保ち、高速回転においても約300時間の寿命
となり、トラベラが常用に供せられるようになった。
使用例2 5KD6  の化学成分(重量%)C: 0
.32〜0.42.   Si  :0.80〜1.2
0゜Mn :o、so以下、  P : 0.030以
下。
Cr :4.5〜5.5.  Mo :1.00〜1.
50V : 0.30〜0.50゜ 使用例3 5US440B  の化学成分(重量%)C
: 0.75〜0.95.   St  :1.OO以
下。
Mn  : 1.00以下、   P:0.040以下
S : 0.030以下、   Cr  : 16.0
0〜18.00゜上記使用例2の合金鋼鋼材(SKD6
)、使用例3のステンレス鋼材(SUS440B)の場
合においても、第2図に示すごとくトラベラ摩擦熱温度
が600℃近くとなってもHRC40以上を維持するこ
とが出来、スピンドルの高速回転に長時間使用に耐える
トラベラを得ることが出来るようになった。
そのほか上記トラベラ材料の寿命を、さらに延ばすため
前述の熱処理を施した材料に、表面処理としてニッケル
メッキ、クロムメッキ、あるいは軟窒化処理を施すこと
によって第4図に示すごとく、スピンドルの高速回転に
も長時間耐えるようにした。また、焼もどし処理したま
まの材料に、またはその材料に前述の表面処理を施した
うえで二硫化モリブデン処理を施すことによって、さら
に寿命延長を可能とした。
発明の効果 従来スピンドルの回転数を2000Orpm  以上と
するには、トラベラの摩耗および摩擦熱発生の理由から
出来ないとされて来たが、本発明によりスピンドル回転
数 2500Orpmの高速回転においてもトラベラの
硬度は HRC40以上を保ち、約300時間という長
時間にも耐えうる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に使用した材料の焼もどし温度とトラ
ベラ硬さとの関係を示した線図、第2図は、トラベラの
摩擦熱発生温度とトラベラ硬度との関係および寿命との
関係を示した線図で、第3図は、スピンドルの回転数と
トラベラの摩擦熱発生温度およびトラベラ硬度との関係
を示した線図、第4図は、スピンドル回転数とトラベラ
寿命との関係を示した線図である。また、第5図は、ト
ラベラにかけられた紡出糸がスピンドル上のボビンに巻
き取られている状態を示す斜視図で、第6図は、トラベ
ラにかかる糸への力の作用状態を示した一部拡大の断面
図である。 1:  トラベラ 2: リング

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素を1重量%以下、クロムを4〜18重量%含
    み、かつ、焼入れ後600℃の焼もどし硬さがHRC4
    0以上となる合金鋼で、焼入れ後焼もどし処理を行った
    ことを特徴とする紡機用トラベラ。
  2. (2)炭素を1重量%以下、クロムを4〜18重量%含
    み、かつ、焼入れ後600℃の焼もどし硬さがHRC4
    0以上となる合金鋼で、焼入れ後少なくとも400℃以
    上650℃以下で焼もどし処理を行ったことを特徴とす
    る紡機用トラベラ。
  3. (3)炭素を1重量%以下、クロムを4〜18重量%含
    み、かつ、焼入れ後600℃の焼もどし硬さがHRC4
    0以上となる合金鋼で、焼入れ後焼もどし処理を行い、
    さらに、メッキ処理を施してなる紡機用トラベラ。
  4. (4)前述のメッキ処理としてニッケルメッキを施した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の紡機用ト
    ラベラ。
  5. (5)前述のメッキ処理としてクロムメッキを施したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の紡機用トラ
    ベラ。
  6. (6)炭素を1重量%以下、クロムを4〜18重量%含
    み、かつ、焼入れ後600℃の焼もどし硬さがHRC4
    0以上となる合金鋼で、焼入れ後焼もどしを行い、さら
    に、軟窒化処理を施してなる紡機用トラベラ。
  7. (7)前述の焼入れ、焼もどし処理の後、そのまま又は
    メッキ処理もしくは軟窒化処理後、二硫化モリブデン処
    理を施したことを特徴とする特許請求の範囲第2項、第
    3項、第6項記載の紡機用トラベラ。
JP21980785A 1985-10-02 1985-10-02 紡機用トラベラ Pending JPS6280253A (ja)

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DE19863633490 DE3633490A1 (de) 1985-10-02 1986-10-02 Laeufer fuer eine ringspinn- bzw. -zwirn-maschine

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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DE3633490A1 (de) 1987-04-16
CH668989A5 (de) 1989-02-15
DE3633490C2 (ja) 1992-04-30

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