JPS6279768A - ワインの製造法 - Google Patents
ワインの製造法Info
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- JPS6279768A JPS6279768A JP60221423A JP22142385A JPS6279768A JP S6279768 A JPS6279768 A JP S6279768A JP 60221423 A JP60221423 A JP 60221423A JP 22142385 A JP22142385 A JP 22142385A JP S6279768 A JPS6279768 A JP S6279768A
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- JP
- Japan
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- alcohol
- wine
- lactose
- fungus
- xylose
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はワインの製造法およびそれに用いる新規な酵母
微生物に関する。特に、本発明方法はマストを原料とし
てワインを製造する際に優れた方たるぶどう果汁濃縮液
のことであり、アルコール濃度が1%以上のものを意味
する。
微生物に関する。特に、本発明方法はマストを原料とし
てワインを製造する際に優れた方たるぶどう果汁濃縮液
のことであり、アルコール濃度が1%以上のものを意味
する。
従来の技術
従来ワインの製造法としては種々知られているが、特に
マストを原料とするワインの製造法としては、不快なマ
スト特異臭を除去する試みがなされている。例えばイオ
ン交換膜を使用する電気透析処理による方法(特開昭5
5−77884号公報)、多量の酒母を用いる方法(特
開昭58−155074号公報)、酵母エキスを添加す
る方法(特開昭58−155075号公報)、減圧させ
て発酵する方法(特開昭58−155076号公報)等
が知られている。又、アルコール耐性酵母としては、ア
ルコール耐性の強い醸造用変異株酵母が知られている(
特公昭55−30355号公報)。
マストを原料とするワインの製造法としては、不快なマ
スト特異臭を除去する試みがなされている。例えばイオ
ン交換膜を使用する電気透析処理による方法(特開昭5
5−77884号公報)、多量の酒母を用いる方法(特
開昭58−155074号公報)、酵母エキスを添加す
る方法(特開昭58−155075号公報)、減圧させ
て発酵する方法(特開昭58−155076号公報)等
が知られている。又、アルコール耐性酵母としては、ア
ルコール耐性の強い醸造用変異株酵母が知られている(
特公昭55−30355号公報)。
発明が解決しようとする問題点
従来の方法では、まだマスト臭の除去は充分とはいえず
香りが良好で、味のバランスのとれたワインならびにマ
スト臭のないワインの供給は常に望まれている。
香りが良好で、味のバランスのとれたワインならびにマ
スト臭のないワインの供給は常に望まれている。
問題点を解決するための手段
本発明方法によると、す〃カロミセス属に属し、アルコ
ール含有(10v/v%)培地における生育率がアルコ
ール不含有培地における生育率の9%以上である微生物
(以下アルコール耐性微生物と称すことがある)をブド
ウ果汁に接種し、培養することにより、香りが良好で、
味のバランスのとれたワイン又はマスト特異臭をほとん
ど有さないマストワインを得ることができる。
ール含有(10v/v%)培地における生育率がアルコ
ール不含有培地における生育率の9%以上である微生物
(以下アルコール耐性微生物と称すことがある)をブド
ウ果汁に接種し、培養することにより、香りが良好で、
味のバランスのとれたワイン又はマスト特異臭をほとん
ど有さないマストワインを得ることができる。
次にアルコール耐性の定義を示す。
微生物をペプトン2%、酵母エキス1%、グルコース2
%及び寒天2%からなる培地(pH6)(以下、YEP
D寒天培地と称す)で25℃、72時間培養後、各々1
白金耳ずつ、ペプトン0.5%、酵母エキス0.3%、
マルトエキス0.3%及びグルコース2%を含有してな
る培地(pH5,5>(以下、YM液体培地と称す)5
mlに接種し、30℃で培養する。培養開始の24時間
後に各菌株の培養液を各々、アルコールを含有しない又
はIOv/v%のアルコールを含有するYM液体培地に
菌数が104個/mlになるように加え、30℃で48
時間培養して培養液中の総画数を測定する。アルコール
を含有しない培地で培養した時の総画数に対するIOv
/v%のアルコールを含有する培地で培養した時の総画
数の割合を%で表示したものを相対生育率とし、相対生
育率が9%以上のものをアルコール耐性有りと定義する
。
%及び寒天2%からなる培地(pH6)(以下、YEP
D寒天培地と称す)で25℃、72時間培養後、各々1
白金耳ずつ、ペプトン0.5%、酵母エキス0.3%、
マルトエキス0.3%及びグルコース2%を含有してな
る培地(pH5,5>(以下、YM液体培地と称す)5
mlに接種し、30℃で培養する。培養開始の24時間
後に各菌株の培養液を各々、アルコールを含有しない又
はIOv/v%のアルコールを含有するYM液体培地に
菌数が104個/mlになるように加え、30℃で48
時間培養して培養液中の総画数を測定する。アルコール
を含有しない培地で培養した時の総画数に対するIOv
/v%のアルコールを含有する培地で培養した時の総画
数の割合を%で表示したものを相対生育率とし、相対生
育率が9%以上のものをアルコール耐性有りと定義する
。
本発明において、使用する微生物としてはサツカロミセ
ス属に属し、アルコール耐性微生物であればいずれも用
いられる。具体的には、サツカロミセス・セルビシx
(Saccharomyces cerevisiae
)AT−3(微工研菌寄第8408号)、八T−34−
1(微工研菌寄第8409号>、5R−43−1(微工
研菌寄第8410号)及びAST2043(微工研菌寄
第8407号)があげられる。
ス属に属し、アルコール耐性微生物であればいずれも用
いられる。具体的には、サツカロミセス・セルビシx
(Saccharomyces cerevisiae
)AT−3(微工研菌寄第8408号)、八T−34−
1(微工研菌寄第8409号>、5R−43−1(微工
研菌寄第8410号)及びAST2043(微工研菌寄
第8407号)があげられる。
これらの菌株の取得方法を以下に示す。
親株をエチルメタンスルフォネート(以下、EMSと称
す)で処理し、48時間増殖した後、15v/v%及び
25v/v%のエタノールを含む緩衝液中に順次保ち、
寒天培地上にまいて、生じたコロニーから変異株を得る
。
す)で処理し、48時間増殖した後、15v/v%及び
25v/v%のエタノールを含む緩衝液中に順次保ち、
寒天培地上にまいて、生じたコロニーから変異株を得る
。
具体的には、サッカロミセス・セレビシエ5W−570
0を親株として、これをYEPD寒天培地上で25℃、
72時間培養した菌体を1白金耳ずつとり、0.2Mリ
ン酸緩衝液(pH8,0)4.85m1にEM S 0
.15ml、ブドウ糖5mgを加えた溶液に懸濁して2
8℃に保ち、60分間放置後の懸濁液Q、1mlを4.
9mlの6%次亜硫酸す)IJウム溶液に加えた。菌体
を遠心によって集菌後、滅菌水で3回洗浄し、5mlの
YM液体培地を加えて25℃で48時間培養した。
0を親株として、これをYEPD寒天培地上で25℃、
72時間培養した菌体を1白金耳ずつとり、0.2Mリ
ン酸緩衝液(pH8,0)4.85m1にEM S 0
.15ml、ブドウ糖5mgを加えた溶液に懸濁して2
8℃に保ち、60分間放置後の懸濁液Q、1mlを4.
9mlの6%次亜硫酸す)IJウム溶液に加えた。菌体
を遠心によって集菌後、滅菌水で3回洗浄し、5mlの
YM液体培地を加えて25℃で48時間培養した。
培養後、菌体を遠心によって集菌し、滅菌水で2回洗浄
して、0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(p H3,6
) 4.25mlにエタノール0.75m1、ブドウ糖
50mgを加えた溶液に懸濁し、25℃に7日間保った
。その後菌体を遠心によって集菌し、0.1Mクエン酸
−リン酸緩衝液(p H,3,6)3.75m1にエタ
ノール1.25m1.ブドウ糖50■を加えた溶液に懸
濁して25℃に24時間静置した後、よく振り混ぜ、懸
濁液0.01〜0.05m1をグルコース1%、硫安0
.5%、リン酸二水素カリウム0.1%、硫酸マグネシ
ウム0.05%、塩化カルシウム0.01%、塩化ナト
リウム0.01%、ビオチン2JLg/l、パントテン
酸カルシウム400絽/It、葉酸2尾/(1,イノシ
トール2000■/1゜ニコチンアミド400xr/L
バラアミノ安息香酸200JLg/(1、ピリドキシン
塩酸塩400■/l及び寒天2%を含む寒天培地(p
H5,5)上にガラス棒で均一に拡げ、25℃で5日間
培養した。
して、0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(p H3,6
) 4.25mlにエタノール0.75m1、ブドウ糖
50mgを加えた溶液に懸濁し、25℃に7日間保った
。その後菌体を遠心によって集菌し、0.1Mクエン酸
−リン酸緩衝液(p H,3,6)3.75m1にエタ
ノール1.25m1.ブドウ糖50■を加えた溶液に懸
濁して25℃に24時間静置した後、よく振り混ぜ、懸
濁液0.01〜0.05m1をグルコース1%、硫安0
.5%、リン酸二水素カリウム0.1%、硫酸マグネシ
ウム0.05%、塩化カルシウム0.01%、塩化ナト
リウム0.01%、ビオチン2JLg/l、パントテン
酸カルシウム400絽/It、葉酸2尾/(1,イノシ
トール2000■/1゜ニコチンアミド400xr/L
バラアミノ安息香酸200JLg/(1、ピリドキシン
塩酸塩400■/l及び寒天2%を含む寒天培地(p
H5,5)上にガラス棒で均一に拡げ、25℃で5日間
培養した。
上記寒天培地上に生じたコロニーを釣菌し、前記に示し
たアルコール耐性試験で相対生育率が9%以上のもの、
具体的にはサッカロミセス・セレビシエAT−3を選択
した。
たアルコール耐性試験で相対生育率が9%以上のもの、
具体的にはサッカロミセス・セレビシエAT−3を選択
した。
結果を第1表に示す。
親株としてサッカロミセス・セレビシエ5W−34(以
下5W−34と称す)を用いる以外は前記と同様にして
アルコール耐性株サッカロミセス・セレビシエAT−3
4−1(以下、AT−34−1と称す)を得た。結果を
第1表に示す。
下5W−34と称す)を用いる以外は前記と同様にして
アルコール耐性株サッカロミセス・セレビシエAT−3
4−1(以下、AT−34−1と称す)を得た。結果を
第1表に示す。
次に、AST2043取得法について説明する。
親株をEMSで処理し、48時間増殖した後、15v/
v%及び25v/v%のエタノールを含む緩衝液中に順
次保ち0.02%の2−デオキシグルコースを含み、糖
源として1.5%のガラクトースのみを含む最小寒天培
地上にまいて、4日以内に生じたコロニーから変異株を
得る。具体的には5W100OIを親株として25℃で
72時間YEPD寒天培地上で培養した菌体を1白金耳
とり、0.2 M !Jン酸緩衝液(pH8,0) 4
.85mlにEMSo、15m1、ブドウ糖5mgを加
えた溶液に懸濁して28℃に保ち、60分間放置後の懸
濁液0,1mlを4.9mlの6%次亜硫酸ナトリウム
溶液に加えた。菌体を遠心によって集菌後、滅菌水で3
回洗浄し、5mlのYM液体培地を加えて25℃で48
時間培養した。
v%及び25v/v%のエタノールを含む緩衝液中に順
次保ち0.02%の2−デオキシグルコースを含み、糖
源として1.5%のガラクトースのみを含む最小寒天培
地上にまいて、4日以内に生じたコロニーから変異株を
得る。具体的には5W100OIを親株として25℃で
72時間YEPD寒天培地上で培養した菌体を1白金耳
とり、0.2 M !Jン酸緩衝液(pH8,0) 4
.85mlにEMSo、15m1、ブドウ糖5mgを加
えた溶液に懸濁して28℃に保ち、60分間放置後の懸
濁液0,1mlを4.9mlの6%次亜硫酸ナトリウム
溶液に加えた。菌体を遠心によって集菌後、滅菌水で3
回洗浄し、5mlのYM液体培地を加えて25℃で48
時間培養した。
培養後菌体を遠心によって集菌し、滅菌水で2回洗浄し
て以下の方法で変異株の選択を行った。
て以下の方法で変異株の選択を行った。
上記洗浄菌体を0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(pH
3,6) 4.25mlにエフ7−ルQ、 75ml及
びブドウ糖50II1gを加えた溶液に懸濁し、25℃
に7日間保った。その後菌体を遠心によって集菌し、0
.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(pH3,6)3.75
m1にエタノール1.25m1及びブドウ糖500gを
加えた溶液に懸濁して25℃に24時間静置した後、よ
く振り混ぜ、懸濁液[]、22mを硫安0.5%、リン
酸2水素カリウム0.1%、硫酸マグネシウム0.05
%、塩化カルシウム0.01%、塩化ナトリウム0.0
1%、ガラクトース1.5%、ビオチン2■/β、パン
トテン酸カルシウム400μg/β、葉酸2尾/11イ
ノシトール2000■/1、ニコチンアミド400河/
Il、P−アミノ−安息香酸200河/β、ピリドキシ
ン塩酸塩400■/(1,リボフラビン200■/β、
チアミン塩酸塩400μg/j!、2−デオキシグルコ
ース0.02%及び寒天2%を含む寒天培地(pH5,
5)上にガラス棒で均一に拡げ、25℃で培養した。4
日以内に上記寒天培地上に生じたコロニーを釣菌し前記
に示したアルコール耐性試験で相対生育率が9%以上の
もの、具体的にはAST2043を選択した。
3,6) 4.25mlにエフ7−ルQ、 75ml及
びブドウ糖50II1gを加えた溶液に懸濁し、25℃
に7日間保った。その後菌体を遠心によって集菌し、0
.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(pH3,6)3.75
m1にエタノール1.25m1及びブドウ糖500gを
加えた溶液に懸濁して25℃に24時間静置した後、よ
く振り混ぜ、懸濁液[]、22mを硫安0.5%、リン
酸2水素カリウム0.1%、硫酸マグネシウム0.05
%、塩化カルシウム0.01%、塩化ナトリウム0.0
1%、ガラクトース1.5%、ビオチン2■/β、パン
トテン酸カルシウム400μg/β、葉酸2尾/11イ
ノシトール2000■/1、ニコチンアミド400河/
Il、P−アミノ−安息香酸200河/β、ピリドキシ
ン塩酸塩400■/(1,リボフラビン200■/β、
チアミン塩酸塩400μg/j!、2−デオキシグルコ
ース0.02%及び寒天2%を含む寒天培地(pH5,
5)上にガラス棒で均一に拡げ、25℃で培養した。4
日以内に上記寒天培地上に生じたコロニーを釣菌し前記
に示したアルコール耐性試験で相対生育率が9%以上の
もの、具体的にはAST2043を選択した。
結果を第1及び2表に示す。
このアルコール耐性株は糖耐性も親株より向上していた
。
。
糖耐性の定義を以下に示す。
微生物をYEPD寒天培地で25℃、72時間培養後、
各々1白金耳ずつ5mlのYM液体培地に接種し、30
℃で培養した。培養開始24時間後に、各菌株の培養液
を各々10及び30w/v%のグルコースを含有するY
M液体培地に菌数が103個/mlになるように加え3
0℃で24時間培養して培養液中の総画数を測定する。
各々1白金耳ずつ5mlのYM液体培地に接種し、30
℃で培養した。培養開始24時間後に、各菌株の培養液
を各々10及び30w/v%のグルコースを含有するY
M液体培地に菌数が103個/mlになるように加え3
0℃で24時間培養して培養液中の総画数を測定する。
10w/v%のグルコースを含有する培地で培養した時
の総画数に対する30W/V%のグルコースを含有する
培地で培養した時の総画数の割合を%で表示したものを
相対生育率とする。相対生育率が親株よりも向上したも
のを糖耐性菌株とする。
の総画数に対する30W/V%のグルコースを含有する
培地で培養した時の総画数の割合を%で表示したものを
相対生育率とする。相対生育率が親株よりも向上したも
のを糖耐性菌株とする。
次に5R−43−1の取得法について説明する。
親株を紫外線対照し、24時間増殖した後、15v/v
%、25v/v%のエタノールを含む緩衝液中に順次保
ち、グルコース60W/V%を含むYM寒天培地上にま
き、60時間以内に生じたコロニーから変異株を得る。
%、25v/v%のエタノールを含む緩衝液中に順次保
ち、グルコース60W/V%を含むYM寒天培地上にま
き、60時間以内に生じたコロニーから変異株を得る。
具体的には5W−43を親株として25℃、72時間Y
EPD寒天培地上で培養した菌体を1白金耳とり、l
Qmlの0.067Mリン酸2水素カリウム溶液に懸濁
した。この懸濁液をシャーレに注入し、マグネチブクス
クーラーで攪拌しながら、15Wの紫外線灯(波長25
37人)で25cmの高さから80秒間照射した。照射
後、懸濁液を遠心管に移し、菌体を遠心によって集菌し
、3mlのYM液体培地(但し、グルコース5ロた。
EPD寒天培地上で培養した菌体を1白金耳とり、l
Qmlの0.067Mリン酸2水素カリウム溶液に懸濁
した。この懸濁液をシャーレに注入し、マグネチブクス
クーラーで攪拌しながら、15Wの紫外線灯(波長25
37人)で25cmの高さから80秒間照射した。照射
後、懸濁液を遠心管に移し、菌体を遠心によって集菌し
、3mlのYM液体培地(但し、グルコース5ロた。
その後、菌体を遠心によって集菌し、滅菌水で2回洗浄
した。洗浄した菌体を0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液
(pH3.6)4.2 5mlにエタノール0、75m
1およびブドウl150mgを加えた溶液に懸濁し、2
5℃に7日間保った。その後菌体を遠心によって集菌し
、0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(pH3.6)3.
7 5mlにエタノールl,25m1およびブドウ糖5
0mgを加えた溶液に懸濁して25℃に24時間静置し
た後、懸濁液0.05m1をYM寒天平板(但し、グル
コース60W/V%、含有)上にガラス棒で均一に拡げ
25℃で培養した。
した。洗浄した菌体を0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液
(pH3.6)4.2 5mlにエタノール0、75m
1およびブドウl150mgを加えた溶液に懸濁し、2
5℃に7日間保った。その後菌体を遠心によって集菌し
、0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(pH3.6)3.
7 5mlにエタノールl,25m1およびブドウ糖5
0mgを加えた溶液に懸濁して25℃に24時間静置し
た後、懸濁液0.05m1をYM寒天平板(但し、グル
コース60W/V%、含有)上にガラス棒で均一に拡げ
25℃で培養した。
60時間以内に上記寒天培地上に生じたコロニーを釣菌
し、前記に示したアルコール耐性試験で相対生育率が9
%以上のもの具体的には5R−43−1を選択した。結
果を第1及び2表に示す。
し、前記に示したアルコール耐性試験で相対生育率が9
%以上のもの具体的には5R−43−1を選択した。結
果を第1及び2表に示す。
このアルコール耐性株は糖耐性も親株より向上していた
。
。
第 1 表(アルコール耐性)
第 2 表(糖耐性)
本発明に用いられる代表的菌株の菌学的性質を以下に示
す。
す。
A)AS72043の菌学的性質
■ 各培地における生育状態
(1)YM液体培地で25℃、3日間培養後の栄養細胞
はだ円形で、大きさは4〜5μ×5〜5.5μである。
はだ円形で、大きさは4〜5μ×5〜5.5μである。
栄養増殖は多極出芽によって行われる。
(2)YM寒天培地上での生育は良好で、25℃、30
日間培養後のコロニーは半レンズ状に少々隆起し、周縁
は滑らかである。
日間培養後のコロニーは半レンズ状に少々隆起し、周縁
は滑らかである。
コロニーの表面は滑らかで光沢はなく淡いクリーム色。
コロニーの性状はやや粘稠。
(3)ポテト・グルコース寒天培地上で真菌糸、偽菌糸
を形成しない。
を形成しない。
■ 子のう胞子形成
L!cc]ary寒天培地上での子のう胞子形成は比較
的良好で、1子のう当り2〜4個の胞子を形成する。成
熟した子のうは容易に開裂しない。
的良好で、1子のう当り2〜4個の胞子を形成する。成
熟した子のうは容易に開裂しない。
■ 各種生理的性質
(1)生育条件
最適温度22〜34℃、最適p H2,6〜8.2
(2)硝酸塩の資化性:資化しない
(3)エチルアミンの資化性:資化しない(4)ウレア
ーゼ:陰 性 (5)ゼラチンの液化:液化する (6)カロチノイドの生成:生成しない(7)デンプン
類似物質の生成:生成しない(8) ビタミン要求性
:要求しない(9)37℃での増殖:増殖する αQ 栄養要求性:要求性なし 00 キラー性:陽性(Kzタイプ) ■ 炭素源の発酵性および資化性 (1)発酵性 D−グルコース 士 D−ガラクトース +(微弱) ラクトース +(微弱) ラフィノース + シュークロース 士 マルトース 本 D−キシロース +(微弱) セロビオース − (2)資化性 D−グルコース 士 D−ガラクトース +(微弱) ラクトース +(微弱) ラフィノース + シュークロース + マルトース 士 グリセリン + メレジトース 士 D−キシロース +(微弱) エタノール +(微弱) L−ラムノース + (微弱) し−アラビノース + (微弱) デンプン +(微弱) クエン酸 − コハク酸 +(微弱) アルブチン −一 イノシトール +(微弱) ザ・イースト(クレーガーーヴアン リー、エルセピア
−サイエンス バブリシャーズ、1984 ) 〔T
he Yeasts (Kreger−van Rij
。
ーゼ:陰 性 (5)ゼラチンの液化:液化する (6)カロチノイドの生成:生成しない(7)デンプン
類似物質の生成:生成しない(8) ビタミン要求性
:要求しない(9)37℃での増殖:増殖する αQ 栄養要求性:要求性なし 00 キラー性:陽性(Kzタイプ) ■ 炭素源の発酵性および資化性 (1)発酵性 D−グルコース 士 D−ガラクトース +(微弱) ラクトース +(微弱) ラフィノース + シュークロース 士 マルトース 本 D−キシロース +(微弱) セロビオース − (2)資化性 D−グルコース 士 D−ガラクトース +(微弱) ラクトース +(微弱) ラフィノース + シュークロース + マルトース 士 グリセリン + メレジトース 士 D−キシロース +(微弱) エタノール +(微弱) L−ラムノース + (微弱) し−アラビノース + (微弱) デンプン +(微弱) クエン酸 − コハク酸 +(微弱) アルブチン −一 イノシトール +(微弱) ザ・イースト(クレーガーーヴアン リー、エルセピア
−サイエンス バブリシャーズ、1984 ) 〔T
he Yeasts (Kreger−van Rij
。
Elsevier 5cience Publishe
rs 、 19134) 〕によれば、ササツカロミセ
スの酵母はラクトース、L−ラムノース、L−アラビノ
ースの発酵、資化性、D−キシロースの発酵性を有しな
い。
rs 、 19134) 〕によれば、ササツカロミセ
スの酵母はラクトース、L−ラムノース、L−アラビノ
ースの発酵、資化性、D−キシロースの発酵性を有しな
い。
これに反し、AST2043はラクトース、D−キシロ
ースの発酵、資化性、L−ラムノース、L−アラビノー
スの資化性を有している。しかし、これらの発酵、資化
性はいずれも微弱である上に、本菌株の形態学的、生理
的性質さらに上記4種以外の炭素源の発酵、資化性がサ
ッカロミセス・セレビシエのものと一致するので、AS
T2043をサッカロミセス・セレビシエと同定し、微
工研に微工研菌寄第8407号として寄託されている。
ースの発酵、資化性、L−ラムノース、L−アラビノー
スの資化性を有している。しかし、これらの発酵、資化
性はいずれも微弱である上に、本菌株の形態学的、生理
的性質さらに上記4種以外の炭素源の発酵、資化性がサ
ッカロミセス・セレビシエのものと一致するので、AS
T2043をサッカロミセス・セレビシエと同定し、微
工研に微工研菌寄第8407号として寄託されている。
B)SR−43−1の菌学的性質
■ 各培地における生育状態
(1) YM液体培地で25℃、3日間培養後の栄養
細胞は球形からだ円形で、大きさは4.0〜5、OX
4.5〜5.5μである。栄養増殖は多極出芽によって
行われる。
細胞は球形からだ円形で、大きさは4.0〜5、OX
4.5〜5.5μである。栄養増殖は多極出芽によって
行われる。
(2)YM寒天培地上での生育は良好で、25℃、30
日間培養後のコロニーは半レンズ状に少々隆起し、周縁
は滑らかである。
日間培養後のコロニーは半レンズ状に少々隆起し、周縁
は滑らかである。
コロニーの表面は滑らかで、光沢はほとんどなく、淡い
クリーム色。
クリーム色。
コロニーの性状はやや粘稠。
〔3〕 ポテト・グルコース寒天培地上で真菌糸、偽
菌糸を生成しない。
菌糸を生成しない。
■ 子のう抱子形成
McC]ary寒天培地上での子のう抱子形成は比較的
良好で、1子のう当り2〜4個の胞子を形成する。
良好で、1子のう当り2〜4個の胞子を形成する。
■ 各種生理的性質
(1) 生育条件:
最適温度22〜34℃、最適p H2,6〜8.2
(2)硝酸塩の資化性:資化しない
(3)エチルアミンの資化性:資化しない(4) ウ
レアーゼ、:陰 性 (5)ゼラチンの液化:液化する 〔6)カロチノイドの生成:生成しない(7)デンプン
類似物質の生成:生成しない(8)37℃での増殖・増
殖する (9) ビタミン要求性:要求しないα1 栄養要求
性:要求性なし Ql) キラー性:陽性(K、タイプ)■ 炭素源の
発酵性および資化性 〔1〕 発酵性 D−グルコース + D−ガラクトース − ラクトース +(微弱) ラフィノース + シュークロース + マルトース + D−キシロース +(微弱) (2)資化性 D−グルコース + D−ガラクトース − ラクトース +(微弱) ラフィノース + シュークロース + マルトース + グリセリン + メレジトース + D−キシロース +(微弱) エタノール − L−ラムノース + (微弱) L−アラビノース + (微弱) デンプン + (微弱) クエン酸 − コハク酸 − アルブチン − 前記ザ・イースト(The Yeasts)によれば、
サツカロミセス属の酵母はラクトース、L−ラムノース
、L−アラビノースの発酵、資化性を有しない。これに
反し、5R−43−1はラクトースの発酵、資化性、L
−ラムノース、L−アラビノースの資化性を有している
。しかし、これらの発酵、資化性は極めて微弱である上
に、本菌株の形態学的、生理的性質、さらには上記3種
以外の炭素源の資化、発酵性がサッカロミセス・セレビ
シエのものと一致するので、5R−43−1をサッカロ
ミセス・セレビシエと同定し、微工研に微工研菌寄第8
410号として寄託されている。
レアーゼ、:陰 性 (5)ゼラチンの液化:液化する 〔6)カロチノイドの生成:生成しない(7)デンプン
類似物質の生成:生成しない(8)37℃での増殖・増
殖する (9) ビタミン要求性:要求しないα1 栄養要求
性:要求性なし Ql) キラー性:陽性(K、タイプ)■ 炭素源の
発酵性および資化性 〔1〕 発酵性 D−グルコース + D−ガラクトース − ラクトース +(微弱) ラフィノース + シュークロース + マルトース + D−キシロース +(微弱) (2)資化性 D−グルコース + D−ガラクトース − ラクトース +(微弱) ラフィノース + シュークロース + マルトース + グリセリン + メレジトース + D−キシロース +(微弱) エタノール − L−ラムノース + (微弱) L−アラビノース + (微弱) デンプン + (微弱) クエン酸 − コハク酸 − アルブチン − 前記ザ・イースト(The Yeasts)によれば、
サツカロミセス属の酵母はラクトース、L−ラムノース
、L−アラビノースの発酵、資化性を有しない。これに
反し、5R−43−1はラクトースの発酵、資化性、L
−ラムノース、L−アラビノースの資化性を有している
。しかし、これらの発酵、資化性は極めて微弱である上
に、本菌株の形態学的、生理的性質、さらには上記3種
以外の炭素源の資化、発酵性がサッカロミセス・セレビ
シエのものと一致するので、5R−43−1をサッカロ
ミセス・セレビシエと同定し、微工研に微工研菌寄第8
410号として寄託されている。
C)AT−3の菌学的性質
■ 各培地における生育状態
(1)YM液体培地で25℃、3日間培養後の細胞は長
だ円形で、大きさは4μ×6.5μである。栄養増殖は
多極出芽によって行われる。
だ円形で、大きさは4μ×6.5μである。栄養増殖は
多極出芽によって行われる。
(2)YM寒天培地上での生育は良好で、25℃、30
日間培養後のコロニーは半レンズ状に少々隆起し、周縁
は滑らかである。
日間培養後のコロニーは半レンズ状に少々隆起し、周縁
は滑らかである。
コロニーの表面は滑らかで、わずかに光沢があり、淡い
クリーム色。コロニーの性状はやや粘稠。
クリーム色。コロニーの性状はやや粘稠。
(3)ポテト・グルコース寒天培地上で未発達な偽菌糸
を生成するが、真菌糸は生成しない。
を生成するが、真菌糸は生成しない。
■ 子のう胞子形成
McCIary寒天培地上での子のう胞子形成は比較的
良好で、1子のう当り2〜4個の胞子を形成する。
良好で、1子のう当り2〜4個の胞子を形成する。
■ 各種生理的性質
(1)生育条件:
最適温度22〜34℃、最適p H3,1〜8.2
(2)硝酸塩の資化性:資化しない
(3)エチルアミンの資化性:資化しない(4)ウレア
ーゼ:陰 性 (5)ゼラチンの液化:液化する (6)カロチノイドの生成:生成しない(7)デンプン
類似物質の生成:生成しない(8) ビタミン要求性
:要求しない(9)37℃での増殖:増殖する α1 栄養要求性:要求性しない Ql) 50W/W%グルコース含有酵母エキス寒天
培地上での増殖:増殖する 07J キラー性:陽性(K2タイプ)■ 炭素源の
発酵性および資化性 (1)発酵性 D−グルコース + D−ガラクトース + ラクトース − ラフィノース + シュークロース + マルトース + D−キシロース − (2)資化性 D−グルコース + D−ガラクトース + ラクトース − ラフィノース + シュークロース + マルトース + グリセリン + メレジトース + D−キシロース − エタノール +(微弱) し−ラムノース − し−アラビノース − デンプン − クエン酸 − コハク酸 +(微弱) アルブチン − D)ΔT−34−1の菌学的性質 ■ 各培地における生育状態 (1)YM液体培地で25℃、3日間培養後の栄養細胞
はだ円形で、大きさは4.5〜5.5μ×5.0〜6.
0μである。栄養増殖は多極出芽によって行われる。
ーゼ:陰 性 (5)ゼラチンの液化:液化する (6)カロチノイドの生成:生成しない(7)デンプン
類似物質の生成:生成しない(8) ビタミン要求性
:要求しない(9)37℃での増殖:増殖する α1 栄養要求性:要求性しない Ql) 50W/W%グルコース含有酵母エキス寒天
培地上での増殖:増殖する 07J キラー性:陽性(K2タイプ)■ 炭素源の
発酵性および資化性 (1)発酵性 D−グルコース + D−ガラクトース + ラクトース − ラフィノース + シュークロース + マルトース + D−キシロース − (2)資化性 D−グルコース + D−ガラクトース + ラクトース − ラフィノース + シュークロース + マルトース + グリセリン + メレジトース + D−キシロース − エタノール +(微弱) し−ラムノース − し−アラビノース − デンプン − クエン酸 − コハク酸 +(微弱) アルブチン − D)ΔT−34−1の菌学的性質 ■ 各培地における生育状態 (1)YM液体培地で25℃、3日間培養後の栄養細胞
はだ円形で、大きさは4.5〜5.5μ×5.0〜6.
0μである。栄養増殖は多極出芽によって行われる。
(2) ’ Y M寒天培地上での生育は良好で、25
℃、30日間培養後のコロニーは円錐状にやや隆起し、
周縁は滑らかである。コロニーの表面は滑らかで、やや
光沢があり、淡いクリーム色。コロニーの性状はやや粘
稠。
℃、30日間培養後のコロニーは円錐状にやや隆起し、
周縁は滑らかである。コロニーの表面は滑らかで、やや
光沢があり、淡いクリーム色。コロニーの性状はやや粘
稠。
(3)ポテト・グルコース寒天培地上で典型的な偽菌糸
は生成しない。長時間(2週間)培養すると未発達な偽
菌糸様の細胞を生成する。
は生成しない。長時間(2週間)培養すると未発達な偽
菌糸様の細胞を生成する。
真菌糸は生成しない。
■ 子のう胞子形成
!JcCIary寒天培地上での子のう胞子形成は比較
的良好で、1子のう当り2〜4個の胞子を形成する。
的良好で、1子のう当り2〜4個の胞子を形成する。
■ 各種生理的性質
(1)生育条件:
最適温度22〜34℃、最適p H2,6〜8.2
(2)硝酸塩の資化性:資化しない
(3)エチルアミンの資化性:資化しない(4)ウレア
ーゼ:陰 性 (5)ゼラチンの液化:液化する (6)カロチノイドの生成:生成しない(7)デンプン
類似物質の生成:生成しない(8) ビタミン要求性
:要求しない(9)37℃での増殖:増殖する α1 栄養要求性:要求性しない 0υ 50w/w%グルコース含有酵母エキス寒天培地
上での増殖:増殖する 0 キラー性:陽性(K2タイプ) ■ 炭素源の発酵性および資化性 (1)発酵性 D−グルコース + D−ガラクトース − ラクトース − ラフィノース + シュークロース + マルトース + D−キシロース − (2)資化性 D−グルコース + D−ガラクトース − ラクトース − ラフィノース + シュークロース + マルトース + グリセリン +(微弱) メレジトース + D−キシロース − エタノール +(微弱) し−ラムノース − L−アラビノース − デンプン +(微弱) クエン酸 − コハク酸 +(微弱) アルブチン − ザ・イースト(The Yeasts)によれば、AT
−3及びAT−34−1は共にサッカロミセス・セレビ
シエに分類され、それぞれ微工研に微工研菌寄第840
8号及び第8409号として寄託されている。
ーゼ:陰 性 (5)ゼラチンの液化:液化する (6)カロチノイドの生成:生成しない(7)デンプン
類似物質の生成:生成しない(8) ビタミン要求性
:要求しない(9)37℃での増殖:増殖する α1 栄養要求性:要求性しない 0υ 50w/w%グルコース含有酵母エキス寒天培地
上での増殖:増殖する 0 キラー性:陽性(K2タイプ) ■ 炭素源の発酵性および資化性 (1)発酵性 D−グルコース + D−ガラクトース − ラクトース − ラフィノース + シュークロース + マルトース + D−キシロース − (2)資化性 D−グルコース + D−ガラクトース − ラクトース − ラフィノース + シュークロース + マルトース + グリセリン +(微弱) メレジトース + D−キシロース − エタノール +(微弱) し−ラムノース − L−アラビノース − デンプン +(微弱) クエン酸 − コハク酸 +(微弱) アルブチン − ザ・イースト(The Yeasts)によれば、AT
−3及びAT−34−1は共にサッカロミセス・セレビ
シエに分類され、それぞれ微工研に微工研菌寄第840
8号及び第8409号として寄託されている。
次にワインを製造する方法について説明する。
本発明に用いられるブドウ果汁としては、例えば、甲州
、リースリング、セミョン、シャルドンネ、ソービニョ
ンφプラン、ミュラー・ツルガラ、マスカット、トラミ
ナー、セーベル、マスカット・ベリーA1カベルネ・ソ
ービニョン、カヘルネ・フラン、ガメー、メルロー、マ
ルベツク、ピノーノワール等の生果汁、それらの濃縮果
汁、マスト等があげられる。
、リースリング、セミョン、シャルドンネ、ソービニョ
ンφプラン、ミュラー・ツルガラ、マスカット、トラミ
ナー、セーベル、マスカット・ベリーA1カベルネ・ソ
ービニョン、カヘルネ・フラン、ガメー、メルロー、マ
ルベツク、ピノーノワール等の生果汁、それらの濃縮果
汁、マスト等があげられる。
使用する果汁の糖濃度としては、通常8〜45%の範囲
である。
である。
又、ブドウ果汁中の不要のバクテリアを殺菌し、野生酵
母の活動を抑制する為に、必要に応じて、ブドウ果汁に
、亜硫酸ガス、液体亜硫酸、メタ重亜硫酸カリウム等を
S02として20〜120mg/I2添加する。
母の活動を抑制する為に、必要に応じて、ブドウ果汁に
、亜硫酸ガス、液体亜硫酸、メタ重亜硫酸カリウム等を
S02として20〜120mg/I2添加する。
ワイン果汁に添加する酵母量としては通常105〜10
7個/mlである。
7個/mlである。
発酵条件としては、温度5〜35℃、好ましくは8〜2
5℃、p H2,3〜4.2、好ましくは2.9〜3.
6で、アルコール濃度が10.0〜13.9v/v%に
なった時、又、低アルコール濃度ワインを製造する際に
は4%程度で発酵を停止する。この際、必要により亜硫
酸を50〜200mg/β添加するか、メンプレインフ
ィルターで瀘過するか又は、遠心分離する。その後、常
法、例えば濾過、冷却(−5〜5℃)、濾過して製品を
得る。
5℃、p H2,3〜4.2、好ましくは2.9〜3.
6で、アルコール濃度が10.0〜13.9v/v%に
なった時、又、低アルコール濃度ワインを製造する際に
は4%程度で発酵を停止する。この際、必要により亜硫
酸を50〜200mg/β添加するか、メンプレインフ
ィルターで瀘過するか又は、遠心分離する。その後、常
法、例えば濾過、冷却(−5〜5℃)、濾過して製品を
得る。
以下に実施例を示す。
実施例I
AT−3及びその親株(SW−5700)並びにAT−
34−1及びその親株(SW−34)をスラントから1
白金耳ずつ各々10 Qmlのマスト(濃縮ブドウ果汁
を還元糖20.0%になるように水で希釈したもの)中
に接種し、25℃で3日間培養後、各々106個/ml
の初発菌濃度になるように、21のマスト(還元糖20
.0%)に接種し、22℃で静置発酵した。アルコール
生成量が最高に達した時点(アルコール濃度11.6〜
12.2v/v%)で発酵を停止した。ついで、発酵液
をメンプレインフィルターを用いて2通して酵母菌体を
除去し、2℃で1週間冷却した後、再度濾過し、ワイン
を得た。
34−1及びその親株(SW−34)をスラントから1
白金耳ずつ各々10 Qmlのマスト(濃縮ブドウ果汁
を還元糖20.0%になるように水で希釈したもの)中
に接種し、25℃で3日間培養後、各々106個/ml
の初発菌濃度になるように、21のマスト(還元糖20
.0%)に接種し、22℃で静置発酵した。アルコール
生成量が最高に達した時点(アルコール濃度11.6〜
12.2v/v%)で発酵を停止した。ついで、発酵液
をメンプレインフィルターを用いて2通して酵母菌体を
除去し、2℃で1週間冷却した後、再度濾過し、ワイン
を得た。
結果を第3表に示す。
第 3 表
表から明らかな様にAT−3及びAT−34−1はそれ
ぞれの親株に比べて、特に発酵後期において、優れた発
酵力を示した。
ぞれの親株に比べて、特に発酵後期において、優れた発
酵力を示した。
又、各々の菌株によって醸成されたワイン(第3表にお
いて12日口のもの)の、7人の訓練されたパネルによ
る官能検査の結果を第4表に示す。
いて12日口のもの)の、7人の訓練されたパネルによ
る官能検査の結果を第4表に示す。
第 4 表
評価:+:弱い 士:微弱 −:感じられない表から明
らかな如く、AT−3及びAT−34−1によるワイン
ではマスト特異臭が感じられないか又は微弱である。
らかな如く、AT−3及びAT−34−1によるワイン
ではマスト特異臭が感じられないか又は微弱である。
実施例2
AT−3及びその親株(SW−5700)並びにAT−
34−1及びその親株(SW−34)をスラントから1
白金耳ずつ、各々、10 Qmlの甲州ブドウ果汁(全
糖含量18.1w/v%)中に接種し、25℃で3日間
培養後、各々、10’個/mlの初発菌濃度になるよう
に、21の甲州ブドウ果汁(全糖含量18.1%の果汁
に全糖含量20%になるようにシニークロースを添加し
たもの)に接種し22℃で静置発酵させた。その結果を
第5表に示す。
34−1及びその親株(SW−34)をスラントから1
白金耳ずつ、各々、10 Qmlの甲州ブドウ果汁(全
糖含量18.1w/v%)中に接種し、25℃で3日間
培養後、各々、10’個/mlの初発菌濃度になるよう
に、21の甲州ブドウ果汁(全糖含量18.1%の果汁
に全糖含量20%になるようにシニークロースを添加し
たもの)に接種し22℃で静置発酵させた。その結果を
第5表に示す。
表から明らかな様に、AT−3及びAT−34−1はそ
れぞれの親株に比べて、特に発酵後期において、優れた
発酵力を示した。
れぞれの親株に比べて、特に発酵後期において、優れた
発酵力を示した。
得られたワインの分析結果を第6表に示す。
第 6 表
5W−5700:16日間
5W−34:17日間
表から明らかな如く、AT−3及びAT−34−1を用
いて得られるワインはそれらの親株を用いて得られたワ
インに比べて辛口であった。
いて得られるワインはそれらの親株を用いて得られたワ
インに比べて辛口であった。
実施例3
AST204.3及び5W100GI(親株)を、各々
スラントから1白金耳ずつ100mlの甲州ブドウ果汁
(全糖含量18.1w/v%)中に接種し、25℃で3
日間培養後、各々106個/mlの初発菌濃度になるよ
うに、2βの甲州ブドウ果汁(全糖含量18.1w/v
%の果汁に全糖含量20w/v%になるように7ユーク
ロースを添加したもの)に接種し、22℃で静置発酵さ
せた。その結果を第7表に示す。
スラントから1白金耳ずつ100mlの甲州ブドウ果汁
(全糖含量18.1w/v%)中に接種し、25℃で3
日間培養後、各々106個/mlの初発菌濃度になるよ
うに、2βの甲州ブドウ果汁(全糖含量18.1w/v
%の果汁に全糖含量20w/v%になるように7ユーク
ロースを添加したもの)に接種し、22℃で静置発酵さ
せた。その結果を第7表に示す。
表から明らかな如く、AST2043はその親株に比べ
て、特に発酵後期において、優れた発酵力を示した。
て、特に発酵後期において、優れた発酵力を示した。
又、第8表には、AST2043では酒母添加後10日
目に、5W100OIでは15日目にP通して得られた
ワインの分析結果を示す。
目に、5W100OIでは15日目にP通して得られた
ワインの分析結果を示す。
第 8 表
表から明らかな如く、AST2043は、親株(SWl
ooOI)に比べて残糖の少ないワインを醸成した。
ooOI)に比べて残糖の少ないワインを醸成した。
得られたワインの官能検査の結果を第9表に示す。
第 9 表
官能検査(香り)
(以下の表においても同じ評価方法)
表から明らかな如く、AST2043によって醸造され
たワインは、親株(SWlooOI)によるものに比し
て、自己消化臭が少なく、すっきりした香りを有する。
たワインは、親株(SWlooOI)によるものに比し
て、自己消化臭が少なく、すっきりした香りを有する。
実施例4
実施例3と同様に前培養したAST2043及び5W1
0001を各々106個/mlの初発菌濃度になるよう
に、資質のついたセミョン種ブドウより得られた51の
ブドウ果汁(全糖含量34.8w/v%)中に接種し、
12℃で静置発酵させた。
0001を各々106個/mlの初発菌濃度になるよう
に、資質のついたセミョン種ブドウより得られた51の
ブドウ果汁(全糖含量34.8w/v%)中に接種し、
12℃で静置発酵させた。
AST2043は、上記高糖濃度貴賓果汁中で親株(S
WlooOI)に比し優れた発酵力を示した。その結果
を第10表に示す。
WlooOI)に比し優れた発酵力を示した。その結果
を第10表に示す。
第 lO表
又、得られたワインの官能検査の結果を第11表に示す
。
。
第 11 表
官能検査(味、香り)
表から明らかな如く、AST2043によって醸成され
たワインは、親株(SWlooOI)によるものに比し
、味、香りの点で優れている。
たワインは、親株(SWlooOI)によるものに比し
、味、香りの点で優れている。
実施例5
濃縮ブドウ果汁(マスト)を還元糖含量10W/V%に
なるように希釈したちの200mlに、ΔST2043
株をスラントから1白金耳接種し、25℃で2日間培養
した。その後、菌体を遠心によって集菌し、滅菌水20
m1で洗浄後、マストを原料として醸造したマストワイ
ン3I中に菌濃度5X10’個/mlとなるように懸濁
し、室温で5時間静置した。その後、沖過して菌体を除
き、酵母による処理を全く行わなかったマストワインを
対照として、マスト特異臭の官能検査を行った。
なるように希釈したちの200mlに、ΔST2043
株をスラントから1白金耳接種し、25℃で2日間培養
した。その後、菌体を遠心によって集菌し、滅菌水20
m1で洗浄後、マストを原料として醸造したマストワイ
ン3I中に菌濃度5X10’個/mlとなるように懸濁
し、室温で5時間静置した。その後、沖過して菌体を除
き、酵母による処理を全く行わなかったマストワインを
対照として、マスト特異臭の官能検査を行った。
その結果を第12表に示す。
第 12 表
+++:マスト特異臭強い ++ :中程度十 二弱い
−二感じられない表から明らかな如く
、AST2043によるワインは5W100OIによる
ものに比べて、マスト特異臭は非常に改善されている。
−二感じられない表から明らかな如く
、AST2043によるワインは5W100OIによる
ものに比べて、マスト特異臭は非常に改善されている。
実施例6
SR−43−1及び5W−43(親株)を、各々スラン
トから1白金耳ずっ100+++]の甲州ブドウ果汁(
全糖18.1%)中に接種し、25℃で3日間培養後、
各々、10@個/mlの菌濃度になるように、21の甲
州ブドウ果汁(全糖18.1%の果汁に、全糖20.0
9Aになるようにシニークロースを添加したもの〉に接
種し、22℃で静置発酵させた。
トから1白金耳ずっ100+++]の甲州ブドウ果汁(
全糖18.1%)中に接種し、25℃で3日間培養後、
各々、10@個/mlの菌濃度になるように、21の甲
州ブドウ果汁(全糖18.1%の果汁に、全糖20.0
9Aになるようにシニークロースを添加したもの〉に接
種し、22℃で静置発酵させた。
その結果を第13表に示す。
第 13 表
表から明らかな如く、5R−43−1は5W−43に比
して、果汁を迅速に発酵させた。
して、果汁を迅速に発酵させた。
また、訓練されたパネル7人による官能検査の結果を第
14表に示す。
14表に示す。
第 14 表
官能検査(味、香り)
*1:15日口のワイン
” 2 : l 5 tt
表から明らかな如く、5R−43−1によって醸成され
たワインは、5W−43によるものに比し、味、香りの
点で優れている。
たワインは、5W−43によるものに比し、味、香りの
点で優れている。
実施例7
実施例6と同様に前培養した5R−43−1及び5W−
43を、各々106個/ml (D初発菌濃度になるよ
うに、貴賓のついたセミョン種ブドウより得られた51
のブドウ果汁(全糖34.8%)中に接種し、12℃で
静置発酵させた。
43を、各々106個/ml (D初発菌濃度になるよ
うに、貴賓のついたセミョン種ブドウより得られた51
のブドウ果汁(全糖34.8%)中に接種し、12℃で
静置発酵させた。
その結果を第15表に示す。
表から明らかな如く、5R−43−1は5W−43に比
し、高糖濃度貴賓果汁中で優れた発酵力を示した。
し、高糖濃度貴賓果汁中で優れた発酵力を示した。
得られたワインの官能検査の結果を第16表に示す。
第 16 表
官能検査く味、香り)
表から明らかな如く、5R−43−1によって醸成され
たワインは、5W−43のものに比べて味、香りの点で
優れている。
たワインは、5W−43のものに比べて味、香りの点で
優れている。
発明の効果
本発明方法により、香りが良好で、味のバランスのとれ
たワイン、マスト特異臭をほとんど有さないマストワイ
ン又は高糖度の原料を用いて良好なワインを製造するこ
とができる。
たワイン、マスト特異臭をほとんど有さないマストワイ
ン又は高糖度の原料を用いて良好なワインを製造するこ
とができる。
Claims (3)
- (1)サッカロミセス属に属し、アルコール含有(10
v/v%)培地における生育率がアルコール不含有培地
における生育率の9%以上である微生物をブドウ果汁に
接種し、培養することを特徴とするワインの製造法。 - (2)該微生物がラクトース及びD−キシロース発酵性
を有し、かつラクトース、D−キシロース、L−ラムノ
ース及びL−アラビノース資化性を有する微生物である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造法。 - (3)ラクトース及びD−キシロース発酵性を有し、か
つラクトース、D−キシロース、L−ラムノース及びL
−アラビノース資化性を有するサッカロミセス・セレビ
シエ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60221423A JPS6279768A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | ワインの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60221423A JPS6279768A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | ワインの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279768A true JPS6279768A (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=16766507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60221423A Pending JPS6279768A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | ワインの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6279768A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100886954B1 (ko) | 2007-06-26 | 2009-03-09 | 중앙대학교 산학협력단 | 거봉포도로부터 분리된 신규 발효균주 사카로미세스 세레비제 아이제이 850과 이를 이용한 포도주 제조방법 및 그 방법에 의해 제조된 포도주 |
JP2009242267A (ja) * | 2008-03-29 | 2009-10-22 | Hokkaido Wine Co Ltd | Ppar活性化剤 |
CN105969598A (zh) * | 2016-08-04 | 2016-09-28 | 湖北黄山头酒业有限公司 | 一种冬季低温制取强化大曲的工艺 |
KR20210001052A (ko) * | 2019-06-26 | 2021-01-06 | 충청북도 (관리부서:충청북도 농업기술원) | 와인 생산용 효모 균주 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437876A (en) * | 1977-08-27 | 1979-03-20 | Tax Adm Agency | Separation of yeast variant for brewery having strong alcohol-resistance using cytlytic enzyme effective to living yeast cell |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP60221423A patent/JPS6279768A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437876A (en) * | 1977-08-27 | 1979-03-20 | Tax Adm Agency | Separation of yeast variant for brewery having strong alcohol-resistance using cytlytic enzyme effective to living yeast cell |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100886954B1 (ko) | 2007-06-26 | 2009-03-09 | 중앙대학교 산학협력단 | 거봉포도로부터 분리된 신규 발효균주 사카로미세스 세레비제 아이제이 850과 이를 이용한 포도주 제조방법 및 그 방법에 의해 제조된 포도주 |
JP2009242267A (ja) * | 2008-03-29 | 2009-10-22 | Hokkaido Wine Co Ltd | Ppar活性化剤 |
CN105969598A (zh) * | 2016-08-04 | 2016-09-28 | 湖北黄山头酒业有限公司 | 一种冬季低温制取强化大曲的工艺 |
CN105969598B (zh) * | 2016-08-04 | 2019-10-11 | 湖北黄山头酒业有限公司 | 一种冬季低温制取强化大曲的工艺 |
KR20210001052A (ko) * | 2019-06-26 | 2021-01-06 | 충청북도 (관리부서:충청북도 농업기술원) | 와인 생산용 효모 균주 |
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