JPS62794Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62794Y2 JPS62794Y2 JP10708280U JP10708280U JPS62794Y2 JP S62794 Y2 JPS62794 Y2 JP S62794Y2 JP 10708280 U JP10708280 U JP 10708280U JP 10708280 U JP10708280 U JP 10708280U JP S62794 Y2 JPS62794 Y2 JP S62794Y2
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- JP
- Japan
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- metal foil
- insulating plate
- piezoelectric element
- bonded
- periphery
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水槽の底裏面に絶縁板を介して圧電素
子を接着した構造の超音波振動子と該超音波振動
子を駆動する発振回路を具備し、超音波振動子の
屈曲振動モードを利用し30〜60KHz程度の超音波
を液体中に放射し、物体の洗浄を行なう超音波洗
浄器に関するもので、その目的とするところは前
記絶縁板を改良して高安定、高信頼度のある超音
波洗浄器を提供しようとするものである。
子を接着した構造の超音波振動子と該超音波振動
子を駆動する発振回路を具備し、超音波振動子の
屈曲振動モードを利用し30〜60KHz程度の超音波
を液体中に放射し、物体の洗浄を行なう超音波洗
浄器に関するもので、その目的とするところは前
記絶縁板を改良して高安定、高信頼度のある超音
波洗浄器を提供しようとするものである。
超音波洗浄は、第２図に示すようにステンレス
等の金属製水槽３の底裏面に少なくとも片面に、
且つ周辺部を除きほぼ全面に銅箔等の金属箔を有
するガラスやエポキシ樹脂等よりなる絶縁板４を
絶縁性接着材５により接着し、さらにこの絶縁板
４の金属箔面には、両面に各々銀電極のような電
極を設けた圧電素子６を絶縁性接着剤７により接
着し、さらにリード線８，９を各々絶縁板４の金
属箔と圧電素子６の電極にハンダ付けして構成し
ている。そして圧電素子への電気信号は、圧電素
子６の電極と絶縁板４の金属箔が薄い接着剤層７
のために点接触により導通しているので、リード
線８，９により印加され振動を生じさせるもので
ある。しかるに接着剤層７は薄いが平均して３〜
10μｍの厚みを有しており、又部分的に点接触に
より圧電素子と絶縁板の金属箔が導通しているも
のの、高温中や高い機械力で動作させた場合、絶
縁性接着剤７の軟化や振動振幅による点接触部の
剥離が生じて開放状態となり動作しなくなるとい
う欠点があつた。第３図は従来の絶縁板４の斜視
図で、少なくとも片面に且つ周辺部を除きほぼ全
面に設けた銅箔等の金属箔である。第４図は圧電
素子６の斜視図を示す。１０は圧電素子６の両表
面に形成した電極を示す。
等の金属製水槽３の底裏面に少なくとも片面に、
且つ周辺部を除きほぼ全面に銅箔等の金属箔を有
するガラスやエポキシ樹脂等よりなる絶縁板４を
絶縁性接着材５により接着し、さらにこの絶縁板
４の金属箔面には、両面に各々銀電極のような電
極を設けた圧電素子６を絶縁性接着剤７により接
着し、さらにリード線８，９を各々絶縁板４の金
属箔と圧電素子６の電極にハンダ付けして構成し
ている。そして圧電素子への電気信号は、圧電素
子６の電極と絶縁板４の金属箔が薄い接着剤層７
のために点接触により導通しているので、リード
線８，９により印加され振動を生じさせるもので
ある。しかるに接着剤層７は薄いが平均して３〜
10μｍの厚みを有しており、又部分的に点接触に
より圧電素子と絶縁板の金属箔が導通しているも
のの、高温中や高い機械力で動作させた場合、絶
縁性接着剤７の軟化や振動振幅による点接触部の
剥離が生じて開放状態となり動作しなくなるとい
う欠点があつた。第３図は従来の絶縁板４の斜視
図で、少なくとも片面に且つ周辺部を除きほぼ全
面に設けた銅箔等の金属箔である。第４図は圧電
素子６の斜視図を示す。１０は圧電素子６の両表
面に形成した電極を示す。
本案は絶縁板に設けられている金属箔形状を改
良することにより従来の欠点を解消したもので、
以下、実施例としての図面で説明する。
良することにより従来の欠点を解消したもので、
以下、実施例としての図面で説明する。
１は絶縁板で、少なくとも片面に金属箔２を有
し、且つ圧電素子と接着する面の金属箔形状を中
央部から周辺に向つて螺旋状にした。即ち中央部
から周辺に向つて渦巻状の金属箔のない部分、い
いかえれば溝を有する。
し、且つ圧電素子と接着する面の金属箔形状を中
央部から周辺に向つて螺旋状にした。即ち中央部
から周辺に向つて渦巻状の金属箔のない部分、い
いかえれば溝を有する。
本考案は金属箔２の形状が中央部から周辺に向
つて螺旋状に伸びた形であるため圧電素子６と絶
縁板４を回転させながら接着させることにより、
両者の電気的接続と接着剤による接着効果が著し
く向上することができるようになつた。即ち、接
着剤層７そのものは従来と大差ないが絶縁板４上
に金属箔２のない部分、即ち溝が周辺に向つて渦
巻状に伸びており、接着剤はこの溝を通つて周辺
によくはみ出し、結果的に金属箔２と圧電素子６
の電極１０との間の接着剤層は極めて薄くなり、
電気的に確実に接触して導通することとなり、接
着力は金属箔のない溝の部分で保持される。そし
てこの効果は、絶縁板４に設けられた銅箔等の金
属箔２は通常10〜60μ程度のものが使用されるが
金属箔の厚みが厚いほど、又溝の面積が大きいほ
ど（但し絶縁板面積の半分以下位まで）著しいも
のである。
つて螺旋状に伸びた形であるため圧電素子６と絶
縁板４を回転させながら接着させることにより、
両者の電気的接続と接着剤による接着効果が著し
く向上することができるようになつた。即ち、接
着剤層７そのものは従来と大差ないが絶縁板４上
に金属箔２のない部分、即ち溝が周辺に向つて渦
巻状に伸びており、接着剤はこの溝を通つて周辺
によくはみ出し、結果的に金属箔２と圧電素子６
の電極１０との間の接着剤層は極めて薄くなり、
電気的に確実に接触して導通することとなり、接
着力は金属箔のない溝の部分で保持される。そし
てこの効果は、絶縁板４に設けられた銅箔等の金
属箔２は通常10〜60μ程度のものが使用されるが
金属箔の厚みが厚いほど、又溝の面積が大きいほ
ど（但し絶縁板面積の半分以下位まで）著しいも
のである。
第１図は本考案に使用する絶縁板の実施例を示
す斜視図、第２図は超音波洗浄器の縦断面図、第
３図は従来の絶縁板を示す斜視図、第４図は従来
の圧電素子の斜視図。 １……絶縁板、２……金属箔、３……金属製水
槽、６……圧電素子、７……接着剤層。
す斜視図、第２図は超音波洗浄器の縦断面図、第
３図は従来の絶縁板を示す斜視図、第４図は従来
の圧電素子の斜視図。 １……絶縁板、２……金属箔、３……金属製水
槽、６……圧電素子、７……接着剤層。
Claims (1)
- 金属製水槽と、この水槽の底裏面に接着され且
つ少なくとも片面に金属箔を有する絶縁板と、こ
の絶縁板の金属箔面に接着される圧電素子とを具
備した超音波洗浄器において、前記圧電素子と対
向して接着される絶縁板の金属箔形状が中央部か
ら周辺に向う螺旋状に形成したことを特徴とする
超音波洗浄器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10708280U JPS62794Y2 (ja) | 1980-07-28 | 1980-07-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10708280U JPS62794Y2 (ja) | 1980-07-28 | 1980-07-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5735787U JPS5735787U (ja) | 1982-02-25 |
| JPS62794Y2 true JPS62794Y2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=29468406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10708280U Expired JPS62794Y2 (ja) | 1980-07-28 | 1980-07-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62794Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4552542B2 (ja) * | 2004-07-09 | 2010-09-29 | トヨタ自動車株式会社 | 接着材層の厚みを管理された圧電式振動検出／抑制装置 |
-
1980
- 1980-07-28 JP JP10708280U patent/JPS62794Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5735787U (ja) | 1982-02-25 |
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