JPS5924236Y2 - 小型携帯機器の圧電ブザ− - Google Patents

小型携帯機器の圧電ブザ−

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Publication number
JPS5924236Y2
JPS5924236Y2 JP16879978U JP16879978U JPS5924236Y2 JP S5924236 Y2 JPS5924236 Y2 JP S5924236Y2 JP 16879978 U JP16879978 U JP 16879978U JP 16879978 U JP16879978 U JP 16879978U JP S5924236 Y2 JPS5924236 Y2 JP S5924236Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
case
piezoelectric buzzer
piezoelectric
small portable
Prior art date
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Expired
Application number
JP16879978U
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English (en)
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JPS5584694U (ja
Inventor
茂 木村
良昭 原
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポケットベルやアラーム電子時計等、小型携帯
機器の発音体として用いる圧電ブザーの振動板取付構造
に関し、特に、作業性を改善しコストダウンを図ると共
に、落下等の衝撃に強く、がっ、長期信頼性の高い圧電
ブザーに関する。
従来、プラスチック材よりなるケースに圧電素子を貼り
付け、ケースを振動させて音響を発する圧電ブザーにお
いては、第1図に示す如く、圧電素子1の電極を取り出
す為、圧電素子1を金属でできた振動板2に接着し、更
に、振動板2の他方の面をケース3に接着することによ
って振動体を構成していた。
図中43.4 bは接着剤を示す。このような構成では
、圧電素子1と振動板2の接着は比較的強固に結合でき
るが、振動板2とケース3との接着は強度が弱く、落下
等の衝撃を受けて、ブザー性能が変化したり、接着部が
剥離したりする危険性が多分にあった。
また、接着作業は極めて能率が悪く、コストアップの要
印にもなっていた。
本考案はかかる欠点に着目し、改善せんとするものであ
り、振動板とケース間の結合を容易かつ確実に行なう手
段を提供するものである。
すなわち、プラスチックケースに突起を設け、振動板に
熱カシメすることにより、作業性を向上させ、かつ耐衝
撃性に富み、信頼性の高い圧電ブザーを得ることを目的
とする。
以下、図面に従い本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案に従う圧電ブザーの一実施例を示す断面
図である。
5は圧電素子、6は導電性の振動板、7はプラスチック
材よりなるケースである。
圧電素子5と、振動板6は接着剤11により接着されて
いるが、振動板6はケース7に設けた突起8により、そ
の外周を全周一様あるいは数個所に熱カシメし、固着し
ている。
リード板9a、9bはそれぞれ圧電素子5、振動板6に
接し、電子回路10と電気的に接続されている。
かかる構成をなした圧電ブザーに電子回路10から、交
番駆動電圧が印加されると、圧電素子5は歪を生じ、振
動板6を介してケース7が振動し音響を発する。
第3図は本考案に従う圧電ブザーの他の実施例を示すも
のであり、圧電素子12、振動板13、ケース14の結
合部の断面図と平面図で示した。
振動板13は圧電素子12が接着される平面を除いて数
個所に小孔が明けられている。
一方、ケース14には振動板13上の小孔位置に対応し
て突起15が設けられ、この突起15を振動板13の小
孔13 aに挿入した後、熱カシメすることにより、振
動板13をケース14に取り付けるものである。
上述したように、本考案に従えば、振動板をケースの結
合を熱カシメにより容易にかつ確実に行ない得るので、
接着に較べて、作業性が格段に向上し、コストダウンが
図れるばかりでなく、落下等の衝撃に強く、接着剤の長
期的劣化により、ブザー性能に変化をきたしたり、接着
部が剥れたりすることなく、極めて、信頼性の高い圧電
ブザーを得ることができ、更に突起部8,15により振
動板6,13をケース7.14に密着させて固定してい
るので、従来例に比べてケースと振動板の接触面積が大
きく、また確実に固定されるので、前記振動板の振動を
前記ケースに有効に伝えることができ、効率の良い圧電
ブザーが実現できるので、小型携帯機器の発音体に用い
て多大な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧電ブザーの断面図である。 第2図a、l)は本考案に従う圧電ブザーの一実施例を
示す断面図と振動板の平面図、第3図はa、l)は本考
案に従う他の実施例を示す断面図と平面図である。 第4図a、l)は本考案に従う他の実施例を示す振動板
の、平面図と断面図である。 1.5.12・・・・・・圧電素子、2,6.13・・
・・・・振動板、3,7゜14・・・・・・ケース、8
,15・・・・・・突起、4 a 、4 b・・・・・
・接着剤、11.16・・・・・・接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部との通気性を有しない、プラスチック材により成る
    ケースにおいて、前記ケースの内壁面に突起部を設け、
    導電性を有する振動板を前記突起により熱カシメで前記
    ケースの内壁面に密着させて固定すると共に、前記振動
    板に圧電素子を接着し、前記ケース全体を振動させるこ
    とを特徴とする小型携帯機器の圧電ブザー
JP16879978U 1978-12-07 1978-12-07 小型携帯機器の圧電ブザ− Expired JPS5924236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16879978U JPS5924236Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07 小型携帯機器の圧電ブザ−

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JP16879978U JPS5924236Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07 小型携帯機器の圧電ブザ−

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Publication Number Publication Date
JPS5584694U JPS5584694U (ja) 1980-06-11
JPS5924236Y2 true JPS5924236Y2 (ja) 1984-07-18

Family

ID=29170274

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JP16879978U Expired JPS5924236Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07 小型携帯機器の圧電ブザ−

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