JPS6278330A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は人体局部洗浄装置に関するものである。

（従来の技術） 人体局部洗浄装置において、特開昭５９−１０２０３１
号公報で示されるように、肛門の洗浄およびビデの洗浄
を行なう両ＩＳ兼用の１つの洗浄水噴出ノズルを１個の
モータで便器内に進出、摂退さ「るものが知られている
。

これによると肛門およびビデに対し１個の噴出ノズルで
洗浄水を噴出さ「るため、肛門およびビデの洗浄条件即
ち、水量、水圧、噴出角が同じであった。このため両方
の洗浄を共に最適条件で洗浄するのが困難であった。

（発明が解決しようとする問題点） 肛門、どデ洗浄を最適条件とするには、肛門専用ノズル
およびビデ専用ノズルの２個を用いる必要がある。とこ
ろが、該２個のノズルを別々にモーフ駆動させるには構
成が複雑となる不具合がある。ここにおいて、本発明は
肛門専用ノズルとビデ専用ノズルを用いた場合、１個の
モータで駆動し複雑さの解消を図ったものである。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は上記従来の問題点を解決するため次のような手
段を提供するものである。

即ち、本発明は、便器本体上の作動室内に進退自在に保
持され、先端に噴出口を有する第１ノズルおよび第２ノ
ズルと、該第１ノズルおよび第２ノズルに洗浄水を供給
する洗浄水供給装置と、該第１ノズルに一端が係止され
、該第２ノズルに他端が係止され、該便器本体の該作動
室内を移動する帯部材と、該作ｖＪ室内に移動可能に保
持され、該帯部材を駆ｌｌＩする回転駆動体を有し、該
作動室内の該帯部材の移８量を規制する移動量変更部材
と、該移動量変更部材を該作動室内の移動量を増大させ
る方向に付勢プる付勢部材とで構成され、該回転駆動体
の回転により該帯部材を該移動量変更部材内で駆動し、
該便器本体の作動室に当接している該第１ノズル、該第
２ノズルの一方に係止された該帯移動部材の一方の側を
引張ることにより該移動量変更部材を該作動室内の移動
量を減少させる方向に該付勢部材の付勢力に抗して移動
させ、他方、該回転駆動体の回転Ｊ３よび該移動量変更
部材の移動により該第１ノズル、該第２ノズルに係止さ
れた該帯部材の他方の側を押し出づことにより該他方の
ノズルを突出させる構成としたことを特徴とするもので
ある。

このように構成したことにより人体局部洗浄装置におい
て、２本のノズルを１つの駆動源、帯部材で作動するこ
とができる。かつ各ノズルの設置位置が限定されない。

又、回転しながら作動室内を移動する回転駆動体によっ
て２本のノズルのうちのひとつを素早く移動させること
ができる。

本発明は便器本体、第１ノズル、第２ノズル、洗浄水供
給Ｈｆ１ｌ、帯部材、移ｖＪは変更部材、付勢部材とを
主な構成要素とする。

ここで便器本体とは、従来の便器に相当するもので西洋
式の着座して使用する便器に相当する。

該便器本体は、作動室を有し、該作動室に後記する第１
ノズル、第２ノズル、移ＩＪＪ　ｉ変更部材を移動可能
に保持するものである。該作動室には以下の各シリンダ
部及び各案内通路が形成されている。

即ち、第１ノズルを磨肋自在に保持する第１シリンダ部
および第２ノズルを摺動自在に保持する第２シリンダ部
、移動量変更部材および帯部材の中間部を囲動自在に保
持する第３シリンダ部、該帯部材の一端部を摺動自在に
保持し該第１シリンダ部および該第３シリンダ部を接続
する第１案内通路、該帯部材の他端部を開動自在に保持
し該第２シリンダ部および該第３シリンダ部を接続する
第２案内通路を形成している。

第１ノズルは該第１シリンダ部にＰＩＩ初自在に保持さ
れ、先端部に肛門洗浄用噴出口、他端部に第１給水間口
を備えた中空の第１通水路をもつ。又、該他端部に、該
第１案内通路より該第１シリンダ部に突出させた帯部材
の一端部を連結している。

又、該第１ノズルの他端部には、該第１ノズルが後記す
る回転駆動体によって第１シリンダ部より進出、移動し
使用位置に到達した時点で、後記する駆動源の働きを停
止させるスイッチ部が設ｄされている。該スイッチ部は
作動室の一部に設置され、駆動源の作動を停止させる電
気回路上のスイッチと、該スイッチを作動させるマグネ
ツｉ−とからなる。

第２ノズルは該第２シリンダ部に摺動自在に保持され、
先端部にビデ洗浄用噴出口、他端部に第２給水間口を備
えた中空の第２の通水路をもつ。

又、該他端部に該第２案内通路より第２シリンダ部に突
出させた帯部材の他端部を連結している。

又、該第２ノズルの他端部には、該第２ノズルが後記す
る回転駆動体によって第２シリンダ部より進出、移動し
使用位置に到達した時点で、後記する駆動源の働きを停
止させるスイッチ部が設置されている。

洗浄水供給装置は該第１ノズルおよび第２ノズルの第１
給水開口および第２給水開口に肛門洗浄水およびビデ洗
浄水を供給するものである。該洗浄水供給装置は給水圧
力源と加熱装置をもつ洗浄水タンク、第１開閏パルプを
もち、該洗浄水タンクと該第１ノズルの第１給水開口と
を接続する第１給水通路、第２開閉バルブをもち、該洗
浄水タンクと該第２ノズルの第２給水開口とを接続する
第２給水通路とを備えている。

帯部材は中間部を第３シリンダ部に保持され、後記する
移動量変更部材がもつ回転駆動体に係合し、該回転−駆
動体の正逆両回転方向に作動を与えられ該移動量変更部
材内で駆動する。又、これと共に該移動量変更部材の該
第３シリンダ部の軸方向の往復移動に伴なって該帯部材
の両端部の一方の側および他方の側を引張られあるいは
押出されるものである。又、該帯部材の一端部は第１案
内通路に摺動自在に保ドＩされ該一端部の先端を第１シ
リンダ部に突出させた状態で第１ノズルの他端部に連結
されている。又該帯部材の他端部は第２案内通路に摺動
自在に保持され該一端部の先端を第２案内通路に突出さ
せた状態で第２ノズルの他端部に連結されている。帯部
材は座屈しにくい金属製の帯あるいは剛性の高いポリア
セタール等の丸棒が用いられる。なお、該帯部材の中間
部を回転駆動体の円周に係合する場合、該帯部材の中間
部を切断して二分した両先端あるいは予め２本の帯部材
の先端を回転駆動体に固定し、かつ２本の帯部材の先端
に続（端部を互いに逆方向に該回転駆動体に巻付けて係
合させるようにすることも可能である。

移動量変更部材は第３シリンダ部に移動可能に保持され
ると共に該第３シリンダ部に位置する該帯部材の中間部
に係合し、該帯部材を駆動づる回転駆動体を有し、該第
３シリンダ部の帯部材の移動量を規制するものである。

又回転駆動体はその外周面の摩擦抵抗で帯部材を回転さ
せるもの、あるいは歯車のように回転駆動体の外周面に
設けた歯等で帯部材を回動させるものであってよい。駆
動源として電気モータ、ステップモータが通常用いられ
る。又移＊ｈ　Ｉｉ変更部材は回転駆動体に係合する帯
部材を案内する半円形状の案内内壁を形成すると共に、
該案内内壁に一定の隙間を保持し、かつ互いに回転可能
に連結された回転駆動体および駆動源を固定した取付板
と、該移動量変更部材とを、中間部が作動室の案内溝内
に摺動可能に位置する案内軸によってスペーサ部材を介
して連結することができる。

付勢部材は第３シリンダ内に配設され、かつ第３シリン
ダ部内の移動ｉ変更部材を一方向に付勢し、かつ該移動
量変更部材の移動量を増大させる方向に付勢するもので
ある。該付勢部材は板形状の押しバネを用いることがで
きる。該付勢部材の該回転駆動体に与える作用力の大き
さは、該回転駆動体の回転を阻止させない範囲内で、予
め種々選択、変更である。

（作用） 本発明の構成によると第１ノズルの他端および第２ノズ
ルの他端がそれぞれ第１シリンダ部および第２シリンダ
部に突出する帯部材の両先端に係止されている。かつ帯
部材はその全長さにわたり、帯部材が座屈しないように
第３シリンダ部、第１案内通路、第２案内通路でガイド
された状態にある。又人体局部洗浄装置の不使用時には
、移動量変更部材が付勢部材の作用力で第３シリンダ部
内の末端の最大移動位置に回転駆動体と共に保持された
状態にある。この場合第１ノズルと第２ノズルとはそれ
ぞれ第１案内通路と第２案内通路に収容されている。か
つ第１ノズルおよび第２ノズルの第１給水開口および第
２給水開口が洗浄供給装置の第１給水通路および第２給
水通路と遮断された状態にある。

ここにおいて人体局部洗浄［ｉの不使用時より第１ノズ
ルを使用する場合には駆動源を作動させて回転駆動体を
時ｔ］力方向回転させると、該回転駆動体は回転しつつ
付勢部材を圧縮する方向に移動する。これによって帯部
材の中間部は同方向に引張られる。この場合第２ノズル
の他端は第２シリンダ部の末端に当接した状態で該第２
ノズルおよび第２案内通路の帯部材の他端部は移動せず
、かつ第３シリンダ部の帯部材の中間部および第１案内
通路の帯部材の一端部は強υＪ的に押し出される。これ
によって第１ノズルは使用位置へと進出し、所定の位置
に達した時点で該第１ノズルの第１給水開口が洗浄水供
給装置の第１給水通路に接続する。これと共に該第１ノ
ズルに設置されているスイッチ部が作動し該駆動源の作
動を停止させて第１ノズルの使用位置を保持する。この
状態で第１給水通路上の第１開閉バルブを開口すると洗
浄水供給装置より第１ノズルに洗浄水が供給され、かつ
肛門洗浄用噴出口より該洗浄水が噴出する。

又、人体局部洗浄装置の不使用時より第２ノズルを使用
する場合には駆動源を作動させて回転駆動体を反時計方
向に作動することにより帯部材の中間部は同方向に引張
られる。すると第１ノズルの他端は第１シリンダ部の末
端に強く当接した状態で第１ノズルおよび第１案内通路
に位置する帯部材の一端部は移動せず、かつ第３シリン
ダ部に位置する帯部材の中間部および第２案内通路に位
置する帯部材の他端部は強制的に押し出される。

これによって第２ノズルは使用位置へと進出し、所定の
位置に達した時点で該第２ノズルの第２給水間口が洗浄
水供給装置の第２給水通路に接続する。これと共に第２
ノズルに設置されているスイッチ部が作動し該第２給水
通路上の第２開ｒＪ］パルプを開口し洗浄水供給装置よ
り第２ノズルにビデ洗浄用の洗浄水が供給され、かつ該
ビデ洗浄用噴出口より洗浄水が噴出する。

（実施例） 本発明の人体局部洗浄装ηの実施例を第１図、第２図、
第３図、第４図、第５図に基づいて説明する。

実施例の人体局部洗浄装置は、便器本体１０、第１ノズ
ル２０１第２ノズル３０、洗浄水供給装置４０、帯部材
Ｊ　Ｏ％移動量変更部材６０．付勢部材７０とを構成要
素としている。

本発明の１実施例の特色は移動量変更部材６０と付勢部
材７０とにある。

便器本体１０は作動室１１を有し、該作動室１１には後
記する第１ノズル２０、第２ノズル３０゜移動量変更部
材６０が移動可能に保持されている。

該作動室１１は以下の各シリンダ部及び各案内通路を形
成している。即ち、第１ノズル２−０を摺動自在に保持
する第１シリンダ部１０１および第２ノズル３０を摺動
自在に保持する第２シリンダ部１０２、移動量変更部材
６０および帯部材５０の中間部５３を摺動自在に保持す
る第３シリンダ部１０３、該帯部材５０の一端部５１を
摺動自在に保持し、該第１シリンダ部１０１および該第
３シリンダ部１０３を接続する第１案内通路１０４、該
帯部材５０の他端部５２を摺動臼・在に保持し、該第２
シリンダ部１０２および該第３シリンダ１０３を接続す
る第２案内通路１０５を形成している。

第１ノズル２０は該第１シリンダ部１０１に摺動自在に
保持され、一端部２１に肛門洗浄用噴出口２１０１他端
部２３に第１給水開口２３０を備えた中空の第１通水路
２２をもつ。又、該他端部２３に、該第１案内通路１０
４より該第１シリンダ部１０１に突出する帯部Ｕ５０の
一端部５１の先端５１０をネジ２４により取付は固定し
ている。

又該第１ノズル２０の他端部２３には、作動室１１の一
部に設置され、駆動源６２の作動を停止させる電気回路
（図示せず。）上のスイッチ２５を作動させるマグネッ
ト２６を備えている。（第１図、第２図参照） 第２ノズル３０は該第２シリンダ部１０２に摺動自在に
保持され、一端部３１にビデ洗浄用噴出口３１０１他端
部３３に第２給水間口３３０を備えた中空の第２通水路
３２をもつ。又、該他端部３３に該第２案内通路１０５
より該第２シリンダ部１０２に突出する帯部材５０の他
端部５２の先端５２０をネジ３４により取付←ノ固定し
ている。

又該第２ノズル３０の他端部３３には、作動室１１の一
部に設置され、駆動源６２の作動を停止させる電気回路
（図示せず。）上のスイッチ３５を作動させるマグネッ
ト３６を（−＾えている。（第１図、第２図参照） 洗浄水供給装置４０は該第１ノズル２０および該第２ノ
ズル３０の第１給水開口２３０、第２給水間Ｄ　３３０
に肛門洗浄水およびビデ洗浄水を供給するものである。

該洗浄水供給装置４０は給水圧力源４１、加熱装置４２
をもつ洗浄水タンク４３および第１開閉バルブ４４をも
ち該洗浄水タンク４３と該第１ノズル２ｏの給水間口２
３０とを接続する第１給水通路４５、第２開閉バルブ４
６をもち該洗浄水タンク４３と該第２ノズル３０の給水
開口３３０とを接続する第２給水通路４７とを婦えてい
る。

帯部材５０の中間部５３は第３シリンダ部１０３と、後
記する移動量変更部材６０及び回転駆動体６１に摺動自
在に保持されている。該帯部材５０には第５図に示すス
リット５４が形成されており、該スリット５４に該回転
駆動体６１の突条歯６１０が係合している。又、該帯部
材５０の一端部５１は第１案内通路１０４に摺動自在に
保持され該一端部５１の先端５１０を第１シリンダ部１
Ｏ１に突出させた状態で第１ノズル２０の他端部２３に
連結されている。又、該帯部材５０の他端部５２は第２
案内通路１０５に摺動自在に保持され該他端部５２の先
端５２０を第２シリンダ部１０２に突出させた状態で第
２ノズル３０の他端部３３に連結されている。

移動ａ変更部材６０は後で述べるように回転駆動体６１
、帯部Ｕ５０と共に第３シリンダ部１０３に移動可能に
保持されている。かつ該帯部材５０に係合し該帯部材５
０の中間部５３を駆動げる回転駆動体６１を有し、該第
３シリンダ１０３の帯部材５０の移！ｊｌｆｆｓを規制
するものである。該回転駆動体６１は駆動源６２によっ
て回転されるように該駆動源６２の回転軸６３と連結さ
れている。

又、該移動量変更部材６０は回転駆動体６１に係合Ｊる
帯部材５０を案内する半円形状の案内内壁６０１を形成
している。これと共に、該案内内壁６０１に一定の隙間
を保持した状態の回転駆動体６１と共に駆動′Ｒ６２を
固定した取付板６４と、該移動量変更部材６０とを、案
内軸６５により連結している。該案内軸６５は取付板６
４と移動量変更部材６０との間にスペーサ部材６６を装
置し、かつ該スペーサ部材６６は作動室１１の案内溝１
１０内に病動可能に配置されている。これによって該案
内軸６５は該案内溝１１０内の範囲内で摺動でき、かつ
移動量変更部材６０と、回転駆動体６１と、帯部０５０
とを第３シリンダ１０３内で移動可能に保持している。

該案内軸６５はボルトを使用することができる。又、該
駆動源６２は電気回路（図示せず。以下同じ。）上に第
７図に示づ作動スイッチ群６２１をもつ。

付勢部材７０は第３シリンダ１０３内に配設され、かつ
第３、シリンダ１０３内の移動量変更部材６０を該第３
シリンダ１０３の軸方向に付勢し、かつ該移動量変更部
材６０の移動量を該第３シリンダ１０３の全長さの範囲
内で増大させる方向に付勢するものである。該付勢部材
７０は板形状の押しバネを用いることができる。

上記のように構成された本発明の１実施例によれば、第
１ノズル２０の一端部２１および第２ノズルの一端部３
１がそれぞれ第１シリンダ部１０１および第２シリンダ
部１０２に突出する帯部材５０の両先端５１０．５２０
に係止され、かつ帯部材５０はその全長さにわたり、座
屈しないように第３シリンダ部１０３、第１案内通路１
０４、第２案内通路１０５でガイドされた状態にある。

ここで、人体局部洗浄装置を使用しない場合を第１図に
示す。この場合には、移！ＩＪｍ変更部材６０が付勢部
材７ｏの作用力で第３シリンダ部１０３内に最大の移動
位置に保持された状態にあり、第１ノズル２０と第２ノ
ズル３０との両者はそれぞれ第１案内通路１０４と第２
案内通路１０５に収容され、かつ第１ノズル２０および
第２ノズル３０の第１給水＃ｔｌＤ２３０、第２給水開
口３３０が洗浄水供給装置４０の第１給水通路４５およ
び第２給水通路４７と遮断された状態にある。ここにお
いて、人体局部洗浄装置の使用考が駆動源６２の電気回
路のスイッチ群６２１の内から肛門洗浄用スイッチある
いはビデ洗浄用スイッチを選択して押すことにより該駆
動源６２を作動させ、かつ該回転駆動体６１の正逆いず
れかの回転により帯部材５０は第３シリンダ部１０３、
第１案内通路１ｏ・４、第２案内通路１０５に沿って軸
方向にかつ正逆いずれかの方向に摺動する。

次にスイッチ群６２１により肛門洗浄スイッチを操作し
た場合を第１図、第２図、第３図を用いて説明すると、
回転駆動体６２が時耐方向に作動する。これにより帯部
材５０の中間部５３は同方向に引張られる。すると第２
ノズル３０の一端部３１は第２シリンダ部１０２の末端
すに当接した状態で第２ノズル３０および第２案内通路
１０５の帯部材５０の一端部５１は移動せず、かつ第３
シリンダ部１０３の帯部材５０の中間部５３および第１
案内通路１０４の帯部材５０の他端部５２は強制的に押
し出される。これによって第１ノズル２０は使用位置へ
と進出し、所定の位置に達した時点で該第１ノズル２０
の第１給水開口２３０が洗浄水供給装置４０の第１給水
通路４５に接続すると共に該第１ノズル２０に設置され
ているマグネット２６に対しスイッチ２５が感応して作
動し駆動ａ９ｉ６２の電気回路を開く。かつ回転駆動体
６１の回転を止め、該第１ノズルを該位置に停止させる
とともに該第１給水通路４５１−、の第１開閉バルブ４
４を間口する。これによって洗浄水供給装置４０より第
１ノズル２０に洗浄水が供給され肛門洗浄用噴出口２１
０より噴出する。

父上２第３図で示される第１ノズル２０の使用状態より
該第１ノズル２０の使用を停止すべく第１図で示される
不使用位置に移動させる場合には回転駆動体６１を反時
計方向に回転さける。づると回転駆動体６１は回転しな
がら移動量変更部材６０と共に付勢部材７０の作用力に
よって第３シリンダ部１０３内の末端に向って最大限に
移動する。かつ該移動ｆｐ変更部材６０と回転駆動体６
１との相η作用によって帯部材５０の一端部５１を引き
寄せる。この作用力は第２ノズル３０を第２シリンダ部
１０２に収容した状態を保ちつつ第１ノズル２０を第１
シリンダ部１０１に収容させる方向に移動させる。しか
して再び第１ノズル２０を第３〆１で示づ位置より第１
図で示す位置に復帰させ得る。

又、第１図で示される人体局部洗浄装置の不使用時より
ビデ洗浄用の第２ノズル３０を使用する場合を説明する
。スイッチ群６２１よりビデ洗浄用スイッチを操作する
と回転駆動体６１が反時計方向に作動する。これにより
帯部材５０の中間部５３は同方向に引張られる。すると
第１ノズル２０の一端部２１は第１シリンダ部１０１の
末＠ｌａに強く当接した状態で第１ノズル２０および第
１案内通路１０４の帯部材５０の他端部５３は移動せず
、かつ第３シリンダ部１０３の帯部材５０の中間部５２
および第２案内通路１０５の帯部材５０の一端部５１は
強制的に押し出される。これによって第２ノズル３０は
使用位置へと進出し、所定の位置に達した時点で該第２
ノズル３０の第２給水開口３３０が洗浄水供給装置４０
の第２給水通路４７に接続する。これと共に第２ノズル
３０に役回されているマグネット３６に対しスイッチ３
５が感応して作動し駆動源６２の電気回路を開く。かつ
回転駆動体６１の回転を止め、第２ノズル３０を該仲買
に停止させる。これによって該第２給水通路４７　、ｈ
の第２開閉バルブ４７を開口し第２ノズル３０に洗浄水
が供給され、ビデ洗浄用噴出口３１０より噴出する。

又上記第４図で示される第２ノズル３０の使用状態より
該第２ノズル３０の使用を停止すべく第１図で示される
不使用位置に移動させる場合には、回転駆動体６１を時
゛針方向に回転させる。すると回転駆動体６１は回転し
ながら、かつ移動量変更部材６０と共に付勢部材７０に
よって第３シリンダ部１０３の末端に向って最大限に移
動する。これと共に帯部材５０の他端部５２を引き寄せ
る。

かつ第１ノズル２０を第１シリンダ部１０１に収容した
状態を保ちつつ第２ノズル３０を第２シリンダ部１０２
に収容させる方向に移動さける。しかして再び第２ノズ
ル１０３０を第４図で示す位置より第１図で示す旧位に
復帰させ１！７る。

本発明の人体局部洗浄装置の変形例の要部を第６図に示
づ。本変形例では帯部材５０が中間部で２つに分割され
た先端部５３ａおよび５３ｂが回転駆動体６１ａに固定
され、かつ逆方向に巻かれている点のみが異なる。他の
構成は前記実施例の人体局部洗浄ｉ置と同様である。こ
の変形例では回転駆動体６１ａとしては通常の外周面を
持つものであればよく、帯部材５０の中間部で分割され
た２つの先端部５３ａおよび５３ｂが該回転駆動体６１
ａに固定されているために帯部材５０と該回転駆動体６
１ａとの間の滑りは生じない。このためによ−り確実に
帯部材５０の進出後退が可能となる。

［発明の特有の効果１ 従来公知の特開昭５９−１０２０３１号公報のように２
本ノズル方式を実施すると、駆動源および帯部材が１つ
づつ余計に必要となる。又そのためのスペースも余計に
必要となる。

ここにおいて、本発明の人体局部洗浄装置によれば、１
個の駆動源で２本のノズルの進出、後退が可能となる。

そのために部品点数が少なく単純となる効果がある。

かつ余計なスペースも取らなくてすむ。又１つの駆動源
を正転逆転＆１１　ｉｌｌ　するだ番）でよいので、２
つの駆動源を制御するより簡単で信頼性も向上する。又
２本のノズルを駆ｅするのに帯部材を使用しているので
、ノズル設置位置が、駆動源の設置位置に対して自由度
が高く、従って、各ノズルの噴出口が肛門およびビデ洗
浄対象に対し、適性位置に設置することが容易になる利
点を生じる。

更に、回転駆動体自身が回転しながら移動量変更部材と
ともに各ノズルの進出方向および接遇方向に移動して帯
部材と各ノズルを同方向に駆動するので、各ノズルは該
回転駆動体の小さな移ｖＪ口で、大きな移ａｍが得られ
る。従って、該回転駆動体は小さな移ｖＪ最で各ノズル
を素早く、目的の位置に移動させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図、第４図、第５図、第６図、第
７図は本発明の実施例の人体局部洗浄装置を示し、第１
図は要部側面断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面矢視
図、第３図および第４図は第１図における要部の年初状
態を示す要部側面の断面図、第５図は帯部材の部分平面
図、第６図は本発明の変形例の要部を示す部分外観斜視
図、第７図は外観斜視図である。 １０・・・便器本体　　　　１１・・・作動室１０１・
・・第１シリンダ部 １０２・・・第２シリンダ部 １０３・・・第３シリンダ部 １０４・・・第１案内通路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 便器本体上の作動室内に進退自在に保持され、先端に噴
   出口を有する第１ノズルおよび第２ノズルと、該第１ノ
   ズルおよび第２ノズルに洗浄水を供給する洗浄水供給装
   置と、 該第１ノズルに一端が係止され、該第２ノズルに他端が
   係止され、該便器本体の該作動室内を移動する帯部材と
   、 該作動室内に移動可能に保持され、該帯部材を駆動する
   回転駆動体を有し、該作動室内の該帯部材の移動量を規
   制する移動量変更部材と、 該移動量変更部材を該作動室内の移動量を増大させる方
   向に付勢する付勢部材とで構成され、該回転駆動体の回
   転により該帯部材を該移動量変更部材内で駆動し、該便
   器本体の作動室に当接している該第１ノズル、該第２ノ
   ズルの一方に係止された該帯移動部材の一方の側を引張
   ることにより該移動量変更部材を該作動室内の移動量を
   減少させる方向に該付勢部材の付勢力に抗して移動させ
   、他方、該回転駆動体の回転および該移動量変更部材の
   移動により該第１ノズル、該第２ノズルに係止された該
   帯部材の他方の側を押し出すことにより該他方のノズル
   を突出させる構成としたことを特徴とする人体局部洗浄
   装置。