JPS63297639A

JPS63297639A - 人体局部洗浄装置

Info

Publication number: JPS63297639A
Application number: JP13293187A
Authority: JP
Inventors: 武田　久信
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 1987-05-28
Filing date: 1987-05-28
Publication date: 1988-12-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明はトイレに利用される人体局部洗浄装置に関する
ものである。

（従来の技術）従来のこの種の人体局部洗浄装置は特公昭６２−１３４
５０号公報に示されるものが知られている。これは、駆
動装置により、ノズル本体内を伸縮する伸縮ノズルが摺
動伸縮し、伸縮ノズルの周面に開設されノズル本体内の
導水孔を介して噴出口に連通ずる給水口がノズル本体の
内周壁に形成され給水源と連通し伸縮ノズルの使用位置
に相当する位置の環状凹所に至ると、給水源からの同期
的な給水を受けて、洗浄水が環状凹所から給水口を介し
て導水孔に流れ込み、噴出口より噴出して、人体局部を
洗浄するものであった。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、上記した人体局部洗浄装置であると、伸縮ノズ
ルの使用位置は、ノズル本体に形成された環状凹所の位
置に固定されるため、伸縮ノズルの使用位置が使用者の
好みの位置からずれている時等、洗浄ノズルの使用位置
を調整して、使用者の好みの位置とすることができず、
又、ビデ洗浄に好ましい前後摺動的な洗浄もできないと
いう欠点があった。

故に、本発明は簡単な構成で容易に、洗浄ノズルの使用
位置の調整が出来るようにすることを、その技術的課題
とするものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段〕上記技術的課題を解決するために本発明において講じた
技術的手段は、ノズル装置は、ノズル支持体と、該ノズ
ル支持体に前記便器内を指向して摺動可能に支承され駆
動手段により収納位置と使用位置との間を摺動するノズ
ル本体と、該ノズル本体内にシール部材を介して同心的
に配され一端は前記ノズル本体より突出して前記ノズル
支持体に固着されると共に給水源と連通し他端は前記ノ
ズル本体の使用位置と対応して延在すると共に前記ノズ
ル本体内に開口する給水チューブとを有したことである
。

（作用）上記技術的手段は次のように作用する。駆動手段により
、ノズル本体が収納位置から使用位置に摺動した時、ノ
ズル本体内に開口給水チューブを経由して給水源から給
水し、人体を洗浄する。

（実施例）本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図に示されるように便器１の後方上部に
は取付はボルト２によりノズル支持体１０が固定されお
り、更に、便器１にはノズル支持体１０を防水的に覆い
、前方の一部が開口されてる箱体３が配設されている。

この箱体３には便座４及び便蓋５がピン６により回転可
能に保持されている。

ノズル支持体１０の前方には、便器１内に向かって前傾
的にノズルガイド穴１１が形成されている。このノズル
穴１１には、ノズル穴１１と同心的にノズル本体２０が
、収納位置から箱体３の開口部より突出し人体局部を洗
浄する使用位置まで前後方向摺動可能に保持されている
。このノズル２０内には、一端が有底で他端が開口して
いる導水孔２１が形成されている。この導水孔２１の一
端側にはノズル本体２０が使用位置にある時、人体局部
を向くように方向づけられた噴出孔２２が形成されてい
る。ノズル支持体１０の後方には、ネジ１２により支持
板１３が固定されている。この支持板１３の挿入穴１３
ａには給水チューブ１４がノズル本体２０と同心的に保
持されている。

この給水チューブ１４はノズル本体２０内の導水孔２１
に挿入され、ノズル本体２０の使用位置に応じた長さ分
だけ延在し、ノズル本体２０をガイドしている。給水チ
ューブ１４の一端は導水孔２１内で開口し、他端は給水
源（図示せず）に連結されている給水管７に０リング７
ａを介して連結されている。

給水チューブ１４とノズル本体２０との間には給水チュ
ーブ１４とノズル本体２０との水密性を確保するために
、摺動シール８がノズル本体２０の内壁に固定的に配設
されており、更に、この摺動シール８の作動時における
給水チューブ１４との同心性を保持するためにガイド環
９がノズル本体２０の内壁に固定的に保持されている。

この摺動シール８によりノズル本体２０の摺動による給
水チューブ１４とノズル本体２０との摩擦抵抗を少なく
することができ、ノズル本体２０の外面を摩擦抵抗を考
慮した処理を行う必要がなく、安価となる。又、外観の
デザインを自由にすることができる。

ノズル本体２０の下面には突起１ａｌＳ２３がノズル本
体２０の略全長に渡り形成されている。この突起部２３
の後方側の一部には可動ラック２４が形成されている。

更に、ノズル支持体１０には可動ラック２４と対向して
固定ラック１５が、可動ラック２４と平行に形成されて
いる。この可動ラック２４と固定ラック１５との間には
ピニオンギヤ３０が配されており、このビンオンギヤ３
０は可動ラック２４及び固定ラック１５と常時、噛合っ
ている。

第３図及び第４図に示されるように、ピニオンギヤ３０
はモータ３１と一体の減速機構３２に軸３３に一体回転
可能に固定されている。このモータ３１にはガイドブロ
ック３４がネジ３７により一体固定されており、モータ
３１は、このガイドブロック３４の挿入穴３４ａに挿入
されたノズル支持体１０にネジ１６により固定されたガ
イド板１７により、ノズル本体２０と共に、ガイド板１
７に沿って摺動可能に保持されている。モータ３１とノ
ズル本体２０の上面との間には、モータ３１の作動時に
おけるノズル本体２０に働く力（ノズル本体２０を上方
に押上げる力）を抑えるために、摺動バネ３５がモータ
３１にブラケット３６により固定されて配されており、
この摺動バネ３５はノズル本体２０を常時、ピニオンギ
ヤ３０側に付勢し、ビンオンギヤ３０と可動ラック２４
との噛合いが外れないようにしている。

次に作動について説明する。

第１図はノズル本体２０が収納位置に収納されている状
態である。この状態において、モータ３１を駆動させ、
ピニオンギヤ３０を第１図示反時計方向に回動させると
、ピニオンギヤ３０は固定ラック１５上を第１図示Ｂ方
向に移動しながら、可動ラック２４を第１図示Ｂ方向に
移動させる。

この結果、ノズル本体２０は給水チューブ１４及びノズ
ルガイド穴１１にガイドされながら、モータ３１と共に
、ガイド板１７に沿って、第１図示Ｂ方向に摺動し、ノ
ズル本体２０が使用位置にくるとノズル本体は制御手段
（図示せず）により、停止し、第２図に示される使用状
態となる。この状態において、給水源より、洗浄水を送
ると、洗浄水は、給水管７から給水チューブ１４に流入
し、さらに導水孔２１に流入し、噴出口２２より噴出し
て、人体局部を洗浄する。この時、人体局部と洗浄水の
噴出位置とがずれている場合は、モータ３１を駆動させ
て、ノズル本体２０の位置を調整して、人体局部と噴出
位置をあわせることができる。又、第２図示の使用状態
からモータ３１により、ピニオンギヤ３０を第２図示時
計方向に回転させると、ノズル本体２０は第２図示Ｃ方
向に収納位置まで摺動し、第１図に示される収納状態と
なる。

第５図は第２実施例を表している。

第５図に示されるように、給水チューブ１１４は、ノズ
ル本体２０が使用位置にある時は、ノズル本体２０と給
水チューブ１１４との間は摺動シール８により水密とな
り、収納位置位置にある時は、給水チューブ１１４と摺
動シールとの間に隙間Ｓを確保するように、一端側の外
形がノズル本体２０に固定的に設けられた摺動シール８
との間に隙間Ｓを形成するように小径で、他端側が摺動
シール８と水密的に接するように大径となるように成形
されている。これにより、ノズル本体２０が使用位置に
おいて人体局部を洗浄した後、モータ３１によりノズル
本体２０を収納位置まで摺動させる時、給水チューブ１
１４と摺動シール８との間に隙間Ｓが形成されてくる。

このため、ノズル本体２０の導水孔２１内は隙間Ｓによ
り大気と連通状態となり、導水孔２１内に残留洗浄水は
高低差圧により、噴出口２２から便器１内に排出される
ので、再使用時における残留洗浄水の初期冷水を無（す
ことができ、再使用時における使用フィーリングを向上
させることができる。

又、第６図に示されるように、モータ（図示せず）によ
り正逆回転する回転体１３０に巻回されたケーブル１３
１により、ガイド溝１３２を介してノズル本体２０を押
引きすることによりノズル本体を収納位置と使用位置と
の間で摺動させることもできる。

〔発明の効果〕

本発明は、便器と、該便器後方上部に配設された洗浄装
置とを有する人体局部洗浄装置において、前記洗浄装置
は、ノズル支持体と、該ノズル支持体に前記便器内を指
向して摺動可能に支承され駆動手段により収納位置と使
用位置との間を摺動するノズル本体と、該ノズル本体内
にシール部材を介して同心的に配され一端は前記ノズル
本体より突出して前記ノズル支持体に固着されると共に
給水源と連通し他端は前記ノズル本体の使用位置と対応
して延在すると共に前記ノズル本体内に開口する給水チ
ューブとを有して人体局部洗浄装置を構成したので、容
易に洗浄水の噴出位置の調整を行うことができ、使用者
の座った位置にあわせて人体局部の洗浄位置の微調整が
できる。又、ビデにも利用することができる。更に、駆
動手段によリノズル本体を摺動させているため、応答性
がよい。又、ノズル本体は、給水チューブによりガイド
されるため、ノズル本体の心ずれや半径方向に変位を抑
止することができる。更に、シール部材はノズル本体内
に配されているため、シール部材によりノズル本体の外
観の形状が規制されることなく自由な形状とすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明に係る人体局部洗浄装置の断
面図、第３図は第１図示１−１線断面図、第４図は第３
図示Ａ方向矢示図、第５図は第２実施例を表す断面図、
第６図は他の駆動手段を用いた本発明に係る人体局部洗
浄装置の断面図である。１・・・便器、２・・・取付はボルト。３・・・箱体、４・・・便座、５・・・便蓋。６・・・ピン、７・・・給水管。８・・・摺動シール、９・・・ガイド環。１０・・・ノズル支持体。１１・・・ノズルガイド穴。１２．１６．３７・・・ネジ。１３・・・支持板。１４．１１４・・・給水チューブ。１５・・・固定ラック、１７・・・ガイド板。２０・・・ノズル本体、２１・・・導水管。２２・・・噴出口、２３・・・突起部。２４・・・可動ラック。３０・・・ピニオンギヤ、３１・・・モータ。３２・・・減速機構、３３・・・軸。３４・・・ガイドブロック。３５・・・摺動バネ、３６・・・ブラケット。１３０・・・回転体、１３１・・・ガイド溝。１３２・・・ケーブル。

Claims

【特許請求の範囲】

便器と、該便器後方上部に配設された洗浄装置とを有す
る人体局部洗浄装置において、前記洗浄装置は、ノズル
支持体と、該ノズル支持体に前記便器内を指向して摺動
可能に支承され駆動手段により収納位置と使用位置との
間を摺動するノズル本体と、該ノズル本体内にシール部
材を介して同心的に配され一端は前記ノズル本体より突
出して前記ノズル支持体に固着されると共に給水源と連
通し他端は前記ノズル本体の使用位置と対応して延在す
ると共に前記ノズル本体内に開口する給水チューブとを
有した人体局部洗浄装置。