JPH0330657B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0330657B2
JPH0330657B2 JP21559085A JP21559085A JPH0330657B2 JP H0330657 B2 JPH0330657 B2 JP H0330657B2 JP 21559085 A JP21559085 A JP 21559085A JP 21559085 A JP21559085 A JP 21559085A JP H0330657 B2 JPH0330657 B2 JP H0330657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
band member
water supply
cylinder
rotary drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21559085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6278330A (ja
Inventor
Hisanobu Takeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP21559085A priority Critical patent/JPS6278330A/ja
Priority to US06/836,660 priority patent/US4704748A/en
Publication of JPS6278330A publication Critical patent/JPS6278330A/ja
Publication of JPH0330657B2 publication Critical patent/JPH0330657B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は人体局部洗浄装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 人体局部洗浄装置において、特開昭59−102031
号公報で示されるように、肛門の洗浄およびビデ
の洗浄を行なう両者兼用の1つの洗浄水噴出ノズ
ルを1個モータで便器内に進出、後退させるもの
が知られている。
これによると肛門およびビデに対し1個の噴出
ノズルで洗浄水を噴出させるため、肛門およびビ
デの洗浄条件即ち、水量、水圧、噴出角が同じで
あつた。このため両方の洗浄を共に最適条件で洗
浄するのが困難であつた。
(発明が解決しようとする問題点) 肛門、ビデ洗浄を最適条件とするには、肛門専
用ノズルおよびビデ専用ノズルの2個を用いる必
要がある。ところが、該2個のノズルを別々にモ
ータ駆動させるには構成が複雑となる不具合があ
る。ここにおいて、本発明は肛門専用ノズルとビ
デ専用ノズルを用いた場合、1個のモータで駆動
し複雑さの解消を図つたものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記従来の問題点を解決するため次の
ような手段を提供するものである。
即ち、本発明は、便器本体上の作動室内に進退
自在に保持され、先端に噴出口を有する第1ノズ
ルおよび第2ノズルと、該第1ノズルおよび第2
ノズルに洗浄水を供給する洗浄水供給装置と、該
第1ノズルに一端が係止され、該第2ノズルに他
端が係止され、該便器本体の該作動室内を移動す
る帯部材と、該作動室内に移動可能に保持され、
該帯部材を駆動する回転駆動体を有し、該作動室
内の該帯部材の移動量を規制する移動量変更部材
と、該移動量変更部材を該作動室内の移動量を増
大させる方向に付勢する付勢部材とで構成される
ことを特徴とするものである。
このように構成したことにより人体局部洗浄装
置において、2本のノズルを1つの駆動源、帯部
材で作動することができる。かつノズルと駆動源
とが帯部材で接続されているため、ノズルの設置
位置に対し駆動源の設置位置が限定されず、例え
ば駆動源はノズルの上部、下部後端部等に配設す
ることができる。又、回転しながら作動室内を移
動する回転駆動体によつて2本のノズルのうちの
ひとつを素早く移動させることができる。
本発明は便器本体、第1ノズル、第2ノズル、
洗浄水供給装置、帯部材、移動量変更部材、付勢
部材とを主な構成要素とする。
ここで便器本体とは、従来の便器に相当するも
ので西洋式の着座して使用する便器に相当する。
該便器本体は、作動室を有し、該作動室に後記す
る第1ノズル、第2ノズル、移動量変更部材を移
動可能に保持するものである。該作動室には以下
の各シリンダ部及び各案内通路が形成されてい
る。即ち、第1ノズルを摺動自在に保持する第1
シリンダ部および第2ノズルを摺動自在に保持す
る第2シリンダ部、移動量変更部材および帯部材
の中間部を摺動自在に保持する第3シリンダ部、
該帯部材の一端部を摺動自在に保持し該第1シリ
ンダ部および該第3シリンダ部を接続する第1案
内通路、該帯部材の他端部を摺動自在に保持し該
第2シリンダ部および該第3シリンダ部を接続す
る第2案内通路を形成している。
第1ノズルは該第1シリンダ部に摺動自在に保
持され、先端部に肛門洗浄用噴出口、他端部に第
1給水開口を備えた中空の第1通水路をもつ。
又、該他端部に、該第1案内通路より該第1シリ
ンダ部に突出させた帯部材の一端部を連結してい
る。又、該第1ノズルの他端部には、該第1ノズ
ルが後記する回転駆動体によつて第1シリンダ部
より進出、移動し使用位置に到達した時点で、後
記する駆動源の働きを停止させるスイツチ部が設
置されている。該スイツチ部は作動室の一部に設
置され、駆動源の作動を停止させる電気回路上の
スイツチと、該スイツチを作動させるマグネツト
とからなる。
第2ノズルは該第2シリンダ部に摺動自在に保
持され、先端部にビデ洗浄用噴出口、他端部に第
2給水開口を備えた中空の第2の通水路をもつ。
又、該他端部に該第2案内通路より第2シリンダ
部に突出させた帯部材の他端部を連結している。
又、該第2ノズルの他端部には、該第2ノズルが
後記する回転駆動体によつて第2シリンダ部より
進出、移動し使用位置に到達した時点で、後記す
る駆動源の働きを停止させるスイツチ部が設置さ
れている。
洗浄水供給装置は該第1ノズルおよび第2ノズ
ルの第1給水開口および第2給水開口に肛門洗浄
水およびビデ洗浄水を供給するものである。該洗
浄水供給装置は給水圧力源と加熱装置をもつ洗浄
水タンク、第1開閉バルブをもち、該洗浄水タン
クと該第1ノズルの第1給水開口とを接続する第
1給水通路、第2開閉バルブをもち、該洗浄水タ
ンクと該第2ノズルの第2給水開口とを接続する
第2給水通路とを備えている。
帯部材は中間部を第3シリンダ部に保持され、
後記する移動量変更部材がもつ回転駆動体に係合
し、該回転駆動体の正逆両回転方向に作動を与え
られ該移動量変更部材と該回転駆動体との間で駆
動される。又、これと共に該移動量変更部材の該
第3シリンダ部の軸方向の往復移動に伴なつて該
帯部材の両端部の一方の側および他方の側を引張
られあるいは押出されるものである。又、該帯部
材の一端部は第1案内通路に摺動自在に保持され
該一端部の先端を第1シリンダ部に突出させた状
態で第1ノズルの他端部に連結されている。又該
帯部材の他端部は第2案内通路に摺動自在に保持
され該一端部の先端を第2案内通路に突出させた
状態で第2ノズルの他端部に連結されている。帯
部材は座屈しにくい金属製の帯あるいは剛性の高
いポリアセタール等の丸棒が用いられる。なお、
該帯部材の中間部を回転駆動体の円周に係合する
場合、該帯部材の中間部を切断して二分した両先
端あるいは予め2本の帯部材の先端を回転駆動体
に固定し、かつ2本の帯部材の先端に続く端部を
互いに逆方向に該回転駆動帯に巻付けて係合させ
るようにすることも可能である。
移動量変更部材は第3シリンダ部に移動可能に
保持されると共に該第3シリンダ部に位置する該
帯部材の中間部に係合し、該帯部材を駆動する回
転駆動体を有し、該第3シリンダ部の帯部材の移
動量を規制すものである。又回転駆動帯はその外
周面の摩擦抵抗で帯部材を回転させるもの、ある
いは歯車のように回転駆動体の外周面に設けた歯
等で帯部材を回動させるものであつてよい。駆動
源として電気モータ、ステツプモータが通常用い
られる。又移動量変更部材は回転駆動体に係合す
る帯部材を案内する半円形状の案内内壁を形成す
ると共に、該案内内壁に一定の隙間を保持し、か
つ互いに回転可能に連結された回転駆動体および
駆動源を固定した取付板と、該移動量変更部材と
を、中間部が作動室の案内溝内に摺動可能に位置
する案内軸によつてスペーサ部材を介して連結す
ることができる。
付勢部材は第3シリンダ内に配設され、かつ第
3シリンダ部内の移動量変更部材を一方向、すな
わち第1ノズル、第2ノズルが最も奥深く作動室
内に収納されるような方向に付勢するものであ
る。該付勢部材は板形状の押しバネを用いること
ができる。該付勢部材の該回転駆動体に与える作
用力の大きさは、該回転駆動体の回転を阻止させ
ない範囲内で、予め種々選択、変更できる。
(作用) 本発明の構成よると第1ノズルの他端および第
2ノズルの他端がそれぞれ第1シリンダ部および
第2シリンダ部に突出する帯部材の両先端に係止
されている。かつ帯部材はその全長にわたり、帯
部材が座屈しないように第3シリンダ部、第1案
内通路、第2案内通路でガイドされた状態にあ
る。又人体局部洗浄装置の不使用時には、移動量
変更部材が付勢部材の作用力で第3シリンダ部内
の末端の最大移動位置に回転駆動体と共に保持さ
れた状態にある。この場合第1ノズルと第2ノズ
ルとはそれぞれ第1案内通路と第2案内通路に収
容されている。かつ第1ノズルおよび第2ノズル
の第1給水開口および第2給水開口が洗浄供給装
置の第1給水通路および第2給水通路と遮断され
た状態にある。
ここにおいて人体局部洗浄装置の不使用時より
第1ノズルを使用する場合には駆動源を作動させ
て回転駆動体を時計方向に回転させると、該回転
駆動体は回転しつつ付勢部材を圧縮する方向に移
動する。これによつて帯部材の中間部は同方向に
引張られる。この場合第2ノズルの他端は第2シ
リンダ部の末端に当接した状態で該第2ノズルお
よび第2案内通路の帯部材の他端部は移動せず、
かつ第3シリンダ部の帯部材の中間部および第1
案内通路の帯部材の一端部は強制的に押し出され
る。これによつて第1ノズルは使用位置へと進出
し、所定の位置に達した時点で該第1ノズルの第
1給水開口が洗浄水供給装置の第1給水通路に接
続する。これと共に該第1ノズルに設置されてい
るスイツチ部が作動し該駆動源の作動を停止させ
て第1ノズルの使用位置を保持する。この状態で
第1給水通路上の第1開閉バルブを開口すると洗
浄水供給装置より第1ノズルに洗浄水が供給さ
れ、かつ肛門洗浄用噴出口より該洗浄水が噴出す
る。
又、人体局部洗浄装置の不使用時より第2のノ
ズルを使用する場合には駆動源を作動させて回転
駆動体を反時計方向に作動することにより帯部材
の中間部は同方向に引張られる。すると第1ノズ
ルの他端は第1シリンダ部の末端に強く当接した
状態で第1ノズルおよび第1案内通路に位置する
帯部材の一端部は移動せず、かつ第3シリンダ部
に位置する帯部材の中間部および第2案内通路に
位置する帯部材の他端部は強制的に押し出され
る。これによつて第2ノズルは使用位置へと進出
し、所定の位置に達した時点で該第2ノズルの第
2給水開口が洗浄水供給装置の第2給水通路に接
続する。これと共に第2ノズルに設置されている
スイツチ部が作動し該第2給水通路上の第2開閉
バルブを開口し洗浄水供給装置より第2ノズルに
ビデ洗浄用の洗浄水が供給され、かつ該ビデ洗浄
用噴出口より洗浄水が噴出する。
(実施例) 本発明の人体局部洗浄装置の実施例を第1図、
第2図、第3図、第4図、第5図に基づいて説明
する。
実施例の人体局部洗浄装置は、便器本体10、
第1ノズル20、第2ノズル30、洗浄水供給装
置40、帯部材50、移動量変更部材60、付勢
部材70とを構成要素としている。
本発明の1実施例の特色は移動量変更部材60
と付勢部材70とにある。
便器本体10は作動室11を有し、該作動室1
1には後記する第1ノズル20、第2ノズル3
0、移動量変更部材60が移動可能に保持されて
いる。該作動室11は以下の各シリンダ部及び各
案内通路を形成している。即ち、第1ノズル20
を摺動自在に保持する第1シリンダ部101およ
び第2ノズル30を摺動自在に保持する第2シリ
ンダ部102、移動量変更部材60および帯部材
50の中間部53を摺動自在に保持する第3シリ
ンダ部103、該帯部材50の一端部51を摺動
自在に保持し、該第1シリンダ部101および該
第3シリンダ部103を接続す第1案内通路10
4、該帯部材50の他端部52を摺動自在に保持
し、該第2シリンダ部102および該第3シリン
ダ103を接続する第2案内通路105を形成し
ている。
第1ノズル20は該第1シリンダ部101に摺
動自在に保持され、一端部21に肛門洗浄用噴出
口210、他端部23に第1給水開口230を備
えた中空の第1通水路22をもつ。又、該他端部
23に、該第1案内通路104より該第1シリン
ダ部101に突出する帯部材50の一端部51の
先端510をネジ24により取付け固定してい
る。又該第1ノズル20の他端部23には、マグ
ネツト26が配設されている。このマグネツト2
6は第1ノズル20の伸出、後退に伴つて第1シ
リンダ部101内を進退する。このマグネツト2
6は、第1ノズル20が所定の位置まで伸出した
とき、第1シリンダ部101の側方で駆動源62
の作動を停止させる電気回路(図示せず)上のス
イツチ25と重なるようになつている。(第1図、
第2図参照) 第2ノズル30は該第2シリンダ部102に摺
動自在に保持され、一端部31にビデ洗浄用噴出
口310、他端部33に第2給水開口330を備
えた中空の第2通水路32をもつ。又、該他端部
33該第2案内通路105より該第2シリンダ部
102に突出する帯部材50の他端部52の先端
520をネジ34により取付け固定している。又
該第2ノズル30の他端部33には、マグネツト
36が配設されている。このマグネツト36は第
2ノズル30の伸出、後退に伴つて第2シリンダ
部102内を進退する。このマグネツト36は、
第2ノズル30が所定の位置まで伸出したとき、
第2シリンダ部102の側方で駆動源62の作動
を停止させる電気回路(図示せず)上のスイツチ
35と重なるようになつている。(第1図、第2
図参照) 洗浄水供給装置40は該第1ノズル20および
該第2ノズル30の第1給水開口230、第2給
水開口330に肛門洗浄水およびビデ洗浄水を供
給するものである。該洗浄水供給装置40は給水
圧力源41、加熱装置42をもつ洗浄水タンク4
3および第1開閉バルブ44をもち該洗浄水タン
ク43と該第1ノズル20の給水開口230とを
接続する第1給水通路45、第2開閉バルブ46
をもち該洗浄水タンク43と該第2ノズル30の
給水開口330とを接続する第2給水通路47と
を備えている。
帯部材50の中間部53は第3シリンダ部10
3と、後記する移動量変更部材60及び回転駆動
体61に摺動自在に保持されている。該帯部材5
0には第5図に示すスリツト54が形成されてお
り、該スリツト54に該回転駆動体61の突条歯
610が係合している。又、該帯部材50の一端
部51は第1案内通路104に摺動自在に保持さ
れ該一端部51の先端510を第1シリンダ部1
01に突出させた状態で第1ノズル20の他端部
23に連結されている。又、該帯部材50他端部
52は第2案内通路105に摺動自在に保持され
該他端部52の先端520を第2シリンダ部10
2に突出させた状態で第2ノズル30の他端部3
3に連結されている。
移動量変更部材60は後で述べるように回転駆
動体61、帯部材50と共に第3シリンダ部10
3に移動可能に保持されている。かつ該帯部材5
0に係合し該帯部材50の中間部53を駆動する
回転駆動体61を有し、該第3シリンダ部103
の帯部材50の移動量を規制するものである。該
回転駆動体61は駆動源62によつて回転される
ように該駆動源62の回転軸63と連結されてい
る。又、該移動量変更部材60は回転駆動体61
に係合する帯部材50を案内する半円形状の案内
内壁601を形成している。、これと共に、該案
内内壁601に一定の隙間を保持した状態の回転
駆動体61と共に駆動源62を固定した取付板6
4と、該移動量変更部材60とを、案内軸65に
より連結している。該案内軸65は取付板64と
移動量変更部材60との間にスペーサ部材66を
介置し、かつ該スペーサ部材66は作動室11の
案内溝110内に摺動可能に配置されている。こ
れによつて該案内軸65は該案内溝110内の範
囲内で摺動でき、かつ移動量変更部材60と、回
転駆動体61と、帯部材50とを第3シリンダ部
103内で移動可能に保持している。該案内軸6
5はボルトを使用することができる。又、該駆動
源62は電気通路(図示せず。以下同じ。)上に
第7図に示す作動スイツチ群621をもつ。
付勢部材70は第3シリンダ部103内に配設
され、かつ第3シリンダ部103内の移動量変更
部材60を該第3シリンダ部103の軸方向に付
勢し、かつ該移動量変更部材60の移動量を該第
3シリンダ部103の全長さの範囲内で増大させ
る方向に付勢するものである。該付勢部材70は
板形状の押しバネを用いることができる。
上記のように構成された本発明の1実施例によ
れば、第1ノズル20の他端部23および第2ノ
ズルの他端部33がそれぞれ第1シリンダ部10
1および第2シリンダ部102に突出する帯部材
50の両先端510,520に係止され、かつ帯
部材50はその全長さにわたり、座屈しないよう
に第3シリンダ部103、第1案内通路104、
第2案内通路105でガイドされた状態にある。
ここで、人体局部洗浄装置を使用しない場合を
第1図に示す。この場合には、移動量変更部材6
0が付勢部材70の作用力で第3シリンダ部10
3内に最大の移動位置に保持された状態にあり、
第1ノズル20と第2ノズル30との両者はそれ
ぞれ第1シリンダ101と第2シリンダ部102
に収容され、かつ第1ノズル20および第2ノズ
ル30の第1給水開口230、第2給水開口33
0が洗浄水供給装置40の第1給水通路45およ
び第2給水通路47と遮断された状態にある。こ
こにおいて、人体局部洗浄装置の使用者が駆動源
62の電気回路のスイツチ群621の内から肛門
洗浄用スイツチあるいはビデ洗浄用スイツチを選
択して押すことにより該駆動源62を作動させ、
かつ該回転駆動体61の正逆いずれかの回転によ
り帯部材50は第3シリンダ部103、第1案内
通路104、第2案内通路105に沿つて軸方向
にかつ正逆いずれかの方向に摺動する。
次にスイツチ群621により肛門洗浄スイツチ
を操作した場合を第1図、第2図、第3図を用い
て説明すると、回転駆動体62が時計方向に作動
する。これにより帯部材50の中間部53は同方
向に引張られる。すると第2ノズル30の他端部
33は第2シリンダ部102の末端bに当接した
状態で第2ノズル30および第2案内通路105
を帯部材50の他端部52は移動せず、かつ第3
シリンダ部103の帯部材50の中間部53およ
び第1案内通路104の帯部材50の一端部51
は強制的に押し出される。これによつて第1ノズ
ル20は使用位置へと進出し、所定の位置に達し
た時点で該第1ノズル20の第1給水開口230
が洗浄水供給装置40の第1給水通路45に接続
すると共に該第1ノズル20に設置されているマ
グネツト26に対しスイツチ25が感応して作動
し駆動源62の電気回路を開く。かつ回転駆動体
61の回転を止め、該第1ノズルを該位置に停止
させるとともに該第1給水通路45上の第1開閉
バルブ44を開口する。これによつて洗浄水供給
装置40より第1ノズル20に洗浄水が供給され
肛門洗浄用噴出口210より噴出する。
又上記第3図で示される第1ノズル20の使用
状態より該第1ノズル20の使用を停止すべく第
1図で示される不使用位置に移動させる場合に
は、回転駆動体61を反時計方向に回転させる。
すると回転駆動体61は回転しながら移動量変更
部材60と共に付勢部材70の作用力によつて第
3シリンダ部103内の末端に向つて最大限に移
動する。かつ該移動量変更部材60と回転駆動体
61との相互作用によつて帯部材50の一端部5
1を引き寄せる。この作用力は第2ノズル30を
第2シリンダ部102に収容した状態を保ちつつ
第1ノズル20を第1シリンダ部101に収容さ
せる方向に移動させる。しかして再び第1ノズル
20を第3図で示す位置より第1図で示す位置に
復帰させ得る。
又、第1図で示される人体局部洗浄装置の不使
用時よりビデ洗浄用の第2ノズル30を使用する
場合を説明する。スイツチ群621よりビデ洗浄
用スイツチを操作すると回転駆動体61が反時計
方向に作動する。これにより帯部材50の中間部
53は同方向に引張られる。すると第1ノズル2
0の他端部23は第1シリンダ部101の末端a
に強く当接した状態で第1ノズル20および第1
案内通路104の帯部材50の一端部51は移動
せず、かつ第3シリンダ部103の帯部材50の
中間部53および第2案内通路105の帯部材5
0の他端部52は強制的に押し出される。これに
よつて第2ノズル30は使用位置へと進出し、所
定の位置に達した時点で該第2ノズル30を第2
給水開口330が洗浄水供給装置40の第2給水
通路47に接続する。これと共に第2ノズル30
に設置されているマグネツト36に対しスイツチ
35が感応して作動し駆動源62の電気回路を開
く。かつ回転駆動体61の回転を止め、第2ノズ
ル30を該位置に停止させる。これによつて該第
2給水通路47上の第2開閉バルブ47を開口し
第2ノズル30に洗浄水が供給され、ビデ洗浄用
噴出口310より噴出する。
又上記第4図で示される第2ノズル30の使用
状態より該第2ノズル30の使用を停止すべく第
1図で示される不使用位置に移動させる場合に
は、回転駆動体61を時計方向に回転させる。す
ると回転駆動体61は回転しながら、かつ移動量
変更部材60と共に付勢部材70によつて第3シ
リンダ部103の末端に向つて最大限に移動す
る。これと共に帯部材50の他端部52を引き寄
せる。かつ第1ノズル20を第1シリンダ部10
1に収容した状態を保ちつつ第2ノズル30を第
2シリンダ部102に収容させる方向に移動させ
る。しかして再び第2ノズル1030を第4図で
示す位置より第1図で示す旧位に復帰させ得る。
本発明の人体局部洗浄装置の変形例の要部を第
6図に示す。本変形例では帯部材50が中間部で
2つに分割された先端部53aおよび53bが回
転駆動体61aに固定され、かつ逆方向に巻かれ
ている点のみが異なる。他の構成は前記実施例の
人体局部洗浄装置と同様である。この変形例では
回転駆動体61aとして通常の外周面を持つもの
であればよく、帯部材50の中間部で分割された
2つの先端部53aおよび53bが該回転駆動帯
61aに固定されているために帯部材50と該回
転駆動帯61aとの間の滑りは生じない。このた
めにより確実に帯部材50の進出後退が可能とな
る。
[発明の特有の効果] 従来公知の特開昭59−102031号公報のように2
本ノズル方式を実施すると、駆動源および帯部材
が1つづつ余計に必要となる。又そのためのスペ
ースも余計に必要となる。
ここにおいて、本発明の人体局部洗浄装置によ
れば、1個の駆動源で2本のノズルの進出、後退
が可能となる。
そのために部品点数が少なく単純となる効果が
ある。
かつ余計なスペースも取らなくてすむ。又1つ
の駆動源を正転逆転制御するだけでよいので、2
つの駆動源を制御するより簡単で信頼性も向上す
る。又2本のノズルを駆動するのに帯部材を使用
しているので、ノズルの設置位置に対し駆動源の
設置位置が限定されず、本装置の設置されるスペ
ースに合わせてその設置位置を選択することがで
きる。
更に、回転駆動体自身が回転しながら移動量変
更部材とともに各ノズルの進出方向および後退方
向に移動して帯部材と各ノズルを同方向に駆動す
るので、各ノズルは該回転駆動体の小さな移動量
で、大きな移動量が得られる。従つて、該回転駆
動体は小さな移動量で各ノズルを素早く、目的の
位置に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第
6図、第7図は本発明の実施例の人体局部洗浄装
置を示し、第1図は要部側面断面図、第2図は第
1図のA−A断面矢視図、第3図および第4図は
第1図における要部の作動状態を示す要部側面の
断面図、第5図は帯部材の部分平面図、第6図は
本発明の変形例の要部を示す部分外観斜視図、第
7図は外観斜視図である。 10……便器本体、11……作動室、101…
…第1シリンダ部、102……第2シリンダ部、
103……第3シリンダ部、104……第1案内
通路、105……第2案内通路、20……第1ノ
ズル、30……第2ノズル、40……洗浄水供給
装置、50……帯部材、60……移動量変更部
材、61……回転駆動体、70……付勢部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 便器本体上の作動室内に進退自在に保持さ
    れ、先端に噴出口を有する第1ノズルおよび第2
    ノズルと、該第1ノズルおよび第2ノズルに洗浄
    水を供給する洗浄水供給装置と、 該第1ノズルに一端が係止され、該第2ノズル
    に他端が係止され、該便器本体の該作動室内を移
    動する帯部材と、 該作動室内に移動可能に保持され、該帯部材を
    駆動する回転駆動体を有し、該作動室内の該帯部
    材の移動量を規制する移動量変更部材と、 該移動量変更部材を該作動室内の移動量を増大
    させる方向に付勢する付勢部材とで構成されるこ
    とを特徴とする人体局部洗浄装置。
JP21559085A 1985-03-29 1985-09-27 人体局部洗浄装置 Granted JPS6278330A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21559085A JPS6278330A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 人体局部洗浄装置
US06/836,660 US4704748A (en) 1985-03-29 1986-03-05 Washing device for parts of human body

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21559085A JPS6278330A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 人体局部洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6278330A JPS6278330A (ja) 1987-04-10
JPH0330657B2 true JPH0330657B2 (ja) 1991-05-01

Family

ID=16674948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21559085A Granted JPS6278330A (ja) 1985-03-29 1985-09-27 人体局部洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6278330A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6278330A (ja) 1987-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5025511A (en) Human private parts washing apparatus
US5203037A (en) Washing device for a human body
KR100304065B1 (ko) 낚시용스피닝릴의드래그장치
JP3742840B2 (ja) 洗浄水供給装置
JPH0330657B2 (ja)
KR100762656B1 (ko) 비데의 노즐 구동 장치
KR200243354Y1 (ko) 위생세정기용 노즐장치
JPH0333816Y2 (ja)
JP3166612B2 (ja) ロータンクのハンドル装置
JPH0257614B2 (ja)
JP4323057B2 (ja) 水栓器具
JP3640839B2 (ja) 洗浄便座の給水装置
JP3166613B2 (ja) ロータンクのハンドル装置
JP4300656B2 (ja) 自動機器の手動切換装置
CN214614431U (zh) 智能马桶及其喷枪组件
CN214614429U (zh) 智能马桶及其喷枪组件
JP3453812B2 (ja) 洗浄便座装置
JPH0211500Y2 (ja)
JP2530314Y2 (ja) 簡易水洗便器
JPH0127209B2 (ja)
JP4636721B2 (ja) 人体局部洗浄装置
JP3168093B2 (ja) 温水洗浄便座の洗浄ノズルへの洗浄水の供給装置
KR200320534Y1 (ko) 비데의 세척노즐 구동장치
JPS61186641A (ja) 人体局部洗浄装置
CN112796391A (zh) 智能马桶及其喷枪组件

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees