JPH0333816Y2 - - Google Patents

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JPH0333816Y2
JPH0333816Y2 JP11462284U JP11462284U JPH0333816Y2 JP H0333816 Y2 JPH0333816 Y2 JP H0333816Y2 JP 11462284 U JP11462284 U JP 11462284U JP 11462284 U JP11462284 U JP 11462284U JP H0333816 Y2 JPH0333816 Y2 JP H0333816Y2
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JP
Japan
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nozzle
cylinder
piston
disposed
drum
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JP11462284U
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JPS6132267U (ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は人体局部洗浄装置のノズルを洗浄位置
まで駆動させるノズル駆動装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、大シリンダ内部に小シリンダを挿入し、
さらにその内部にノズルを挿入することによつ
て、多段階にノズルを抽出させるノズルの駆動装
置が知られている。このようなノズル駆動装置に
おいては、大シリンダと小シリンダの外周のとの
間、および小シリンダとノズルの外周との間にコ
イルバネを配設し、ノズルと小シリンダをそれぞ
れ小シリンダと大シリンダ内に収納する方向に付
勢させ、ノズルを復帰させている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、コイルバネの配設される分だけ大シリ
ンダの径が大きくなり、またコイルバネが圧縮さ
れたときの長さ分、軸方向にスペースを必要とす
る。このようにコイルバネを使用するノズルの駆
動装置では装置の小型化に限界があつた。
そこで、本考案はノズルを収納するシリンダの
径を小さくして装置の小型化を図ることを課題と
する。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案において講じ
た技術的解決手段は、先端に噴出口が設けられた
ノズルと、該ノズルの後端に配設された第1ピス
トンと、前記ノズルおよび前記第1ピストンを収
納するシリンダと、該シリンダの後端部に水密的
に装架されたシール部材と、前記シリンダの側部
で前記シール部材の直前に設けられ洗浄水を供給
する供給手段と、前記シリンダより後部に配設さ
れたプーリと、該プーリの側方に配設されるドラ
ムと、該ドラムと同軸上に配設され該ドラムを回
転させるモータと、前記ドラムに一端を固着され
前記プーリおよび前記シール部材を介して前記第
1ピストンの後部に他端を固着されたワイヤを有
する人体局部洗浄装置のノズル駆動装置であり、
好ましくは、前記シリンダは、前記ノズルおよび
前記第1ピストンを収納し後端に第2ピストンが
配設された第1シリンダと、該第1シリンダを進
退可能に収納する第2シリンダよりなり、前記ワ
イヤの他端は前記シール部材および前記第2ピス
トンを介して前記第1ピストンの後部に固着され
ていることである。
(作用) 上記課題は次のように作用する。すなわち、ノ
ズルが伸出するとき、モータの回転によりドラム
が回転してワイヤをゆるませると同時に、シリン
ダ内に洗浄水が供給され、ピストンが洗浄水の水
圧に押されてノズルが伸出する。また、ノズルが
後退するときは、モータが逆回転することにより
ドラムによつてワイヤが巻き取られ、これにより
ノズルが引つ張られて収納位置に戻る。このよう
にバネの付勢力を利用しなくてもモータの回転で
ノズルが収納状態に戻るため、ノズルの径方向に
装置を小型化することができる。
(実施例) 本考案の第1実施例を第1図乃至第5図に基づ
いて説明する。第1実施例は内外2重のシリンダ
を有するものである。
第1図は第1実施例のノズルの軸方向の断面図
を示す。ノズル4は第1シリンダ3内に収納さ
れ、第1シリンダ3は第2シリンダ5に収納され
ている。ノズル4の後端には第1ピストン10が
配設され、後述する手段によりノズルが第1シリ
ンダ内を伸出しても、第1シリンダ先端部の当接
部3aに第1ピストン10が当接することにより
それ以上伸出するのを妨げられるようになつてい
る。同様に第1シリンダ3の後端には第2ピスト
ン9が、第2シリンダ5の先端内周面にはストツ
パ部材7が配設されており、第2ピストン9はス
トツパ部材7に当接して伸出を制限されている。
第2シリンダ5の後端部側面には洗浄水の導水口
6が形成されている。洗浄水は洗浄水の供給手段
である導水口6を通つて第2シリンダ5内に送水
される。
ノズル4内部には通水路が形成されており、こ
の通水路には水圧で開放されるバルブ8が配設さ
れている。第1ピストン10の後端にはワイヤ2
の一端が固定されている。ワイヤ2は第2シリン
ダ5の後端に配設されたシール部材11を通つ
て、第2シリンダ5の後部に配設されたプーリ1
2で方向転換し、第2図に示すように、モータ1
の主軸と同軸上に配設されたドラム13に嵌合さ
れる。モータ1な図示しない制御手段によつて駆
動コントロールされている。
次に第1実施例の作用について説明する。スイ
ツチ(図示せず)によつて洗浄開始の指令がなさ
れると、導水口6に洗浄水が供給される。また洗
浄水が供給されると同時に、制御手段によつてモ
ータ1が第2図で時計回りし、ワイヤ2を矢印b
方向にゆるませる。これにより、ノズル4が前方
に伸出し、肛門洗浄の場合は第4図に示すように
第1ピストン10が第2ピストン9の前端に対し
て長さlだけ突出すると、モータ1の回転が止ま
りノズル4の伸出も止まる。同時に第1ピストン
10と第2ピストン9には洗浄水の水圧がかか
り、第1シリンダ3は第2ピストン9がストツパ
部材7に当接するまで第2シリンダ5内を伸出し
ている。バルブ8は洗浄水の圧力により開かれ
て、先端の噴出口4aより洗浄水を肛門へ噴出す
る。洗浄が終了すると洗浄水の供給が止まり、水
圧が下がつてバルブ8が閉じる。同時にモータ9
が逆回転してワイヤ2を矢印a方向に巻き取る。
このためノズル4が後退し、第1ピストン10が
第2ピストン9を押して第1シリンダ3を後退さ
せる。
ビデ洗浄の場合は、第5図に示すように、第1
ピストン10が当接部3aに当たるまでワイヤ2
が伸びるようモータ1を回転させる。こうしてノ
ズル4は肛門洗浄時に比べて長さΔl(第4図)だ
け大きい長さLだけ伸出し、ビデ洗浄を行う。そ
の他の作用については肛門洗浄時と同じである。
次に本考案の第2実施例について第6図に基づ
いて説明する。第2実施例はシリンダを1本のみ
有するもので、ノズル4及びノズル4の後端に配
設されたピストン16が固定シリンダ15内に収
納されている。ワイヤー2の一端はピストン16
の後端に固定されている。その他の構成は第1実
施例と同様である。
第2実施例でも、スイツチ(図示せず)によつ
て洗浄開始の指令がなされると、導水口6に洗浄
水が供給される。また、洗浄水が供給されると同
時に制御手段によつてモータ1が回転しワイヤ2
を矢印c方向にゆるませるため、ノズル4は洗浄
位置に伸出する。ビデ洗浄位置、肛門洗浄位置の
選択は、ワイヤの巻戻される長さにより調節され
る。洗浄が終了すると洗浄水の供給が止まり、同
時にワイヤ2が巻戻されてノズル4は後退する。
本実施例によれば、モータによつて駆動される
ワイヤがノズルを進退させるため、ノズルの径方
向の寸法を小さくすることができる。またモータ
はノズル及びシリンダの側方に配設されているた
め、ノズルの軸方向の長さを小さくすることがで
きる。また水圧に関係なくその伸縮を制御するこ
とができ、前後揺動的な洗浄や好みの位置に噴出
位置を自在にセツトすることができる。
〔考案の効果〕 本考案によれば、モータによつて駆動されるワ
イヤがノズルを進退させるため、ノズルの径方向
の寸法を小さくすることができ、装置を小型化す
ることができる。またノズルを後退させるときに
は、従来の水圧が下がれば後退するノズルと比較
して速く後退させることが可能となり、特に水圧
に関係なくその伸縮を制御することができるため
に、前後揺動的な洗浄や好みの位置に噴出位置を
自在にセツトすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の第1実施例の説明
図で、人体局部洗浄装置におけるノズルの軸方向
の断面図、第2図は第1図のX方向視一部破断
図、第3図は第1図のY方向矢示図、第4図、第
5図はそれぞれ肛門洗浄時、ビデ洗浄時の作動説
明図である。第6図は本考案の第2実施例の断面
図である。 符号の説明、1……モータ、2……ワイヤ、3
……第1シリンダ、4……ノズル、5……第2シ
リンダ、6……導水口(供給手段)、9……第2
ピストン、10……第1ピストン、11……シー
ル部材、12……プーリ、13……ドラム、15
……固定シリンダ、16……ピストン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端に噴出口が設けられたノズルと、該ノズ
    ルの後端に配設された第1ピストンと、前記ノ
    ズルおよび前記第1ピストンを収納するシリン
    ダと、該シリンダの後端部に水密的に装架され
    たシール部材と、前記シリンダの側部で前記シ
    ール部材の直前に設けられ洗浄水を供給する供
    給手段と、前記シリンダより後部に配設された
    プーリと、該プーリの側方に配設されるドラム
    と、該ドラムと同軸上に配設され該ドラムを回
    転させるモータと、前記ドラムに一端を固着さ
    れ前記プーリおよび前記シール部材を介して前
    記第1ピストンの後部に他端を固着されたワイ
    ヤを有することを特徴とする人体局部洗浄装置
    のノズル駆動装置。 (2) 前記シリンダは、前記ノズルおよび前記第1
    ピストンを収納し後端に第2ピストンが配設さ
    れた第1シリンダと、該第1シリンダを進退可
    能に収納する第2シリンダよりなり、前記ワイ
    ヤの他端は前記シール部材および前記第2ピス
    トンを介して前記第1ピストンの後部に固着さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の人体
    局部洗浄装置のノズル駆動装置。
JP11462284U 1984-07-26 1984-07-26 人体局部洗浄装置のノズル駆動装置 Granted JPS6132267U (ja)

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JP11462284U JPS6132267U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 人体局部洗浄装置のノズル駆動装置

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JP11462284U JPS6132267U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 人体局部洗浄装置のノズル駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS6132267U JPS6132267U (ja) 1986-02-26
JPH0333816Y2 true JPH0333816Y2 (ja) 1991-07-17

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JP11462284U Granted JPS6132267U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 人体局部洗浄装置のノズル駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321427A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Toto Ltd 衛生洗浄装置
US8161580B2 (en) 2006-02-10 2012-04-24 Toto Ltd Sanitary washing toilet seat device and toilet device

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JP5111769B2 (ja) * 2006-02-10 2013-01-09 Toto株式会社 衛生洗浄便座装置及びトイレ装置

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US8161580B2 (en) 2006-02-10 2012-04-24 Toto Ltd Sanitary washing toilet seat device and toilet device
JP2007321427A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Toto Ltd 衛生洗浄装置

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JPS6132267U (ja) 1986-02-26

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