JP4636721B2 - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体の局部を洗浄する衛生洗浄装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛生洗浄装置の吐水流路を複数有しノズル本体44と共に所定の軌跡に沿って進退し、かつ前記複数の吐水流路へ給水する洗浄水調整部49を有する人体局部洗浄ノズルのノズル本体44は、ノズルモータ46が正転すると、駆動プーリ110(図12参照)がタイミングベルト90(図12参照)を繰り出し、ノズル本体44が収納待機位置から各洗浄位置へ突出する。一方、ノズルモータ46が逆転すると、駆動プーリ110(図12参照)がタイミングベルト90(図12参照)を繰り込み、ノズル本体44が各洗浄位置から収納待機位置へ没入する。
そして、ノズル本体44の収納待機位置における前端には洗浄室72を設け、洗浄ノズルへの給水とは別水路にて供給された洗浄水がノズル本体44の進退時に合わせて洗浄室内に給水されることにより、ノズル本体44は洗浄されていた。
なお、洗浄室72へ給水された水が洗浄室72内から上方(ノズル本体44の収納待機位置方向)へあふれにくくするために、洗浄室72はその上方において、ノズル本体44の径と略同寸法であった。
そこで、そのノズル本体44と略同寸法となった部分を、ノズル本体44を支持(保持)する先端支持部とした。
さらに、ノズル本体44全体を洗浄室72にて洗浄するため、ノズル本体44に一体に設けられた洗浄水調整弁部49aをノズル本体44の径と略同寸法に構成し、ノズル本体44の最進出時には洗浄室72(先端支持部)内に洗浄水調整弁部49aが入るような構成としていた。
ノズル本体44の収納待機位置は図11の点線の位置にて収納され待機している。
また、特開平11−36410号公報に示されるように洗浄水調整弁部49aの水路溝形状は、ステータに水流と同方向の穴を設け、ディスクの穴または切欠きが塞いで有効水路の切替えや流量調整をするように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,このような従来の衛生洗浄装置における人体局部洗浄ノズルでは,ノズル本体44は案内レール部70と先端支持部80とにより支持(保持)されていたため,ノズル本体44が進出するほどその案内レール部70の案内ガイド51と先端支持部80との距離が短くなり,最進出時ではほぼ間隔がなくなり2点での保持がされずに,ノズル本体が不安定になるおそれがあった。
また、洗浄水調整弁部49aの外径は、またはノズル本体44の進退時において動作に影響ない程度の略同寸法とする必要が有ったため、設計における自由度が狭かった。
さらにまた、洗浄水調整弁部49aの溝形状は、略同一外径内にしなければならず、設計における自由度が狭かった。
【0004】
本発明は,このような従来の問題点に着目してなされたもので,ノズル本体が最進出した位置でも案内レールと先端支持部との2点間に距離を持たせ,ノズル本体を安定させることができる人体局部洗浄装置を提供することを目的とする。
また,本発明は,設計における自由度が高い洗浄水調整弁を有する人体局部洗浄装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段、作用および効果】
上記目的を達成するために請求項1に記載の人体局部洗浄装置は、人体局部に対して洗浄水を吐水する吐水流路を内蔵するノズル本体と前記吐水流路へ給水する洗浄水を流路調整する洗浄水調整手段とを一体に構成した洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルを収納位置と洗浄位置とに移動させる駆動手段と、前記駆動手段により移動する洗浄ノズルの駆動方向を案内する案内手段と、を有する人体局部洗浄装置において、前記洗浄ノズルは、前記案内手段上に支持されるとともに、前記案内手段の移動方向における前方向で案内手段と離れた位置に設けられ、前記洗浄水調整手段の進退可動範囲外とした先端支持部と前記洗浄ノズルの便器のボール部側とを摺動自在とし、前記洗浄水調整手段は、前記吐水流路内に、ロータとステータとが重なり合うように構成され、前記ロータは、前記吐水流路に通じる孔が形成され、前記ステータは、前記吐水流とに通じるとともに、前記孔に通じる階段状の溝を形成し、前記溝を、前記ノズル本体に沿って形成し、かつ、水流の方向と垂直方向に設けたことを特徴とする人体局部洗浄装置である。請求項に記載の人体局部洗浄装置によれば、ノズル本体が最進出時にも、先端支持部と案内レール部の案内ガイドとの距離が取れるようになる。したがって、ノズル本体が最進出した位置でも案内レールと先端支持部との2点間に距離を持たせることができるだけでなく、洗浄水調整手段は、組立や部品の誤差によるロータ回転角度のバラツキから起きる水路断面積変化による吐水量のバラツキを少なくできる
【0019】
請求項は、収納位置から洗浄位置まで移動して人体局部に対して洗浄水を吐水する吐水孔を有し、洗浄水調整手段を内蔵したノズルと、前記移動の経路上であって、前記ノズルが収納位置にあるときの吐水孔よりも前記ノズルの先端側に前記ノズルの外周と当接する程度に接近して設けられた支持部と、を備えた人体局部洗浄装置において、前記洗浄水調整手段は、前記吐水流路内に、ロータとステータとが重なり合うように構成され、前記ロータは、前記吐水流路に通じる孔が形成され、前記ステータは、前記吐水流とに通じるとともに、前記孔に通じる階段状の溝を形成し、前記溝を、前記ノズル本体に沿って形成し、かつ、水流の方向と垂直方向に設けたことを特徴とする人体局部洗浄装置である。請求項2に記載の人体局部洗浄装置によれば、洗浄水調整手段は、組立や部品の誤差によるロータ回転角度のバラツキにから起きる水路断面積変化による吐水量のバラツキを少なくできる。また、ノズルの径方向の大きさを極力小さくすることができる。
請求項3は、請求項2に記載の人体局部洗浄装置において、前記洗浄水調整手段は、吐水される洗浄水の水量を調整することを特徴とする人体局部洗浄装置である。請求項3に記載の人体局部洗浄装置によれば、洗浄水調整手段におり、好みに応じて洗浄水の水量を調整することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る人体局部洗浄ノズルの概略斜視図である。図1に示すように、人体局部洗浄ノズルは、洗浄水を噴射するノズルヘッド43を有するノズル本体44と、洗浄水調整弁(図5参照)の一部を構成する流調モータ62と、ノズル伸縮駆動モータ46(図2参照)と、このノズル伸縮駆動モータ46の正逆回転を前後に変換してノズル本体44に伝達する伝達機構90,100、110、130と、ノズル本体44を図示しない便器のボール部側で摺動自在に保持する先端支持部80(図2参照)と、ノズル本体44をノズル進退軌道45(図3参照)に沿って案内する案内手段部として、案内レール部70と、ノズル本体44が案内レール部70上を進退駆動するよう保持する案内ガイド部51(図2参照)と、洗浄水を給水する給水チューブ(給水流路)140等を有する。伝達機構は、ノズル伸縮駆動モータ46(図2参照)の回転軸に固定された駆動プーリ110と、ノズル進退軌道45に沿った前後の従動プーリ130、130と、これらプーリ110,130、130に掛け渡されたタイミングベルト90と、このタイミングベルト90にテンションを与えるテンショナ100とを有する。タイミングベルト90は、ノズル本体44のベルト把持体50を介して、当該ノズル本体44と係合・固定されている。
【0021】
よって、このノズル本体44は、タイミングベルト90の正逆回転に応じて前後に進退駆動する。
【0022】
なお、給水チューブ140は、熱交換器36(図10参照)と洗浄ノズル本体44とを接続しており、また、可撓性を有するので、洗浄ノズル本体44の進退に伴って変形自在である。
【0023】
図10は、図1の人体局部洗浄ノズルを備えた人体局部洗浄装置の水回路を示したものである。
水道源側(上流側)から、20は給水接続部、22は逆流防止のための逆止弁、24は給水された洗浄水中の異物を除去するストレーナ、26は給水圧の変動によらず下流を一定の圧力に保つ調圧弁、30は主流路電磁弁、32は胴体洗浄電磁弁、34は下流の圧力が上昇した場合にその圧力上昇を抑えるためのリリーフ弁、36は給水された洗浄水を加熱可能な貯湯式の熱交換器、38は真空破壊弁、40は流調弁(絞り弁)、42は切替弁、44は先端に図1に示すノズルヘッド43を有する伸縮自在なノズル本体、46はノズル伸縮駆動モータである。
【0024】
なお、ここで、流調弁(絞り弁)40、切替弁42を便宜上別々のブロックとしているが、図5〜図6で説明したように、実質上はロータ230とステータ240を有する流調切替弁である。
【0025】
この場合、図5〜図6で説明したように、流調切替弁40、42は、流入路と流出路の連通面積をロータ230の回転角度により、選択的に可変かつ止水可能な構成としている。
【0026】
また、弁はステッピングモータの駆動力により回転可能としている。
【0027】
図2はノズル本体収納状態を示す図で、収納時には、洗浄水調整部49に設けた案内ガイド部51が案内レール部70の後方でノズル本体44をガイドし、案内レール部70の先端に設けた先端支持部80にある突起81(図4参照)にてノズル本体44の進出露出部48を外周にて摺動可能に支持している。
【0028】
図3はノズル本体最進出時を示す図で、進出時には、ノズル取付台71とノズル本体44の保持は、洗浄水調整部49に設けた案内ガイド部51が案内レール部70の前方でノズル本体44をガイドし、案内レール部70の先端に設けた先端支持部80にて進出露出部48を外周にて摺動可能に支持している。
【0029】
本発明では上記のような構成としたため、ノズル本体44の最進出位置においても、案内ガイド51と先端支持部80に距離がとれノズル本体44の振れを少なくしている。
また,進出露出部48と洗浄水調整弁部49aの外径寸法を略同一にする必要はなく、洗浄水調整弁部49aは必要水路面積が求められる外径にて自由に設計を行える。つまり、設計の自由度を向上させることができる。
【0030】
なお,前記実施の形態においては,進出露出部48より洗浄水調整弁部49a外径が大きい場合について説明したが、その逆の場合についても可能なのは明白である。
【0031】
図5は、人体局部に対して噴射する洗浄水の流量と流路を切り替える洗浄水調整部49の分解斜視図である。
図5に示すように、洗浄水調整部49は、コイル巻線部分が樹脂モールドされており、駆動軸62aを有する流調モータ62と、十字穴付のナベタッピンネジ150と、押板160と、Oリング170と、収納ボディ180と、Yパッキン190と、一端を駆動軸62a他端をロータ230に結合される支持部200と、シールフランジ210と、スプリング220と、ロータ230と、ステータ240と、ステータシール250と、から構成されている。
【0032】
なお、ロータ230とステータ240は、ノズル本体44におしり、やわらか、ビデ吐水流路を跨ぐように内蔵される。
【0033】
図6(a)〜(b)は、洗浄水調整弁の構成部品のうち、弁機能を果たすロータ230とステータ240の外形図である。
図6(a)に示すように、ロータ230には、大穴231と、小穴232が貫通するように形成されている。
また、図6(b)に示すように、ステータ240には、ビデ吐水孔(図1参照)に通じるビデ用穴241、おしり吐水孔(図1参照)に通じるおしり用穴242、やわらか吐水孔(図1参照)に通じるやわらか用穴243が、貫通するよう水流方向と垂直面に、ロータの回転方向に階段形状に構成されている。
【0034】
また、全ての吐水孔と貫通する時のみ(図7(d)参照)おしり吐水孔(図1参照)に通じるおしり用の小穴244が設けてある。
【0035】
このロータ230とステータ240の各穴部の面積は各吐水流路の必要水量によって設定されており等分されている訳ではない。ステータシール250はステータ240とノズル本体内部とのシールが可能なようになっていれば形状については本実施例の様な形状でなくても良い。
【0036】
さらに洗浄水量の流量調節は、ロータ230の各穴部231、232を回転させステータ240の各穴部とで構成される流路断面積を変化させることにより行っている。
【0037】
なお、図6に示すように、ロータ230とステータ240には回転軸があり、この回転軸を中心としてロータ230はステータ240上を回転するのである。
【0038】
図7(a)〜(i)は、ステータ240とロータ230による流路切替と流量調整について説明したものである。詳細には、駆動軸62a・支持部200を介して駆動モータ62の駆動トルクが伝達され回転するロータ230が、おしり、やわらか、ビデ吐水流路へそれぞれ貫通する穴が形成されたステータ240上を回転した様子を示したものであり、具体的には、全閉状態、ビデ穴MIN開状態、ビデ穴MAX開状態、各穴開状態、やわらか穴MAX開状態、やわらか穴MIN開状態、全閉状態、おしり穴MIN開状態、おしり穴MAX開状態、を示している。
【0039】
流量調節は、ステータ240に設けてある水流方向と垂直面に、ロータ230の回転方向に階段形状に構成されているそれぞれの流路穴と、ロータ230の吐水穴231とを回転方向に可動して流路断面積を変化させることにより、洗浄水量の調節を行っている。
【0040】
本実施例の場合は、各流路の流量調節の設定を5段階にて洗浄水量調節を行っているため、ロータ230に設けた各水路の穴は流量調節の設定と同じ5段の階段形状に設定されているが、流量調節の設定数と同じであれは5段階にこだわる必要は無い。
【0041】
図8にて、階段状に構成した流量調節部について説明する。
たとえば、MIN設定のロータ230の位置寸法をDとすると、このDには少なからず誤差が発生する。本実施例のようにステータ240に設けた流路穴を階段形状にすることにより、D位置がずれても、C寸法の変化の発生がない。そのため吐水流路断面積の変化を少なく出来る。
つまり、図9にて表わすように、各洗浄で、ロータ230の任意の設定角度において、吐水量の変化を少なくすることが出来る。
【0042】
上記ではMIN吐水時についての説明を行ったが、他の4段階の流量調整位置においても同様の効果がある。
【0043】
図7(a)では、ロータ230の大穴231がステータ240の各穴241、242、243と貫通せず、ロータ230の小穴232もステータ240のおしりの小穴244と貫通せずに、全閉状態を達成している。
【0044】
図7(a)の状態からロータ230を反時計回りに17°回転させると図7(b)の状態になる。図7(b)では、ロータ230の大穴231がステータ240のビデ穴241と貫通することによって、ビデ穴MIN開状態を達成している。
【0045】
図7(b)の状態からロータ230を反時計回りに53°回転させると図7(c)の状態になる。図7(c)では、ビデ穴開状態を保ったまま通水路面積を増やし、ビデ穴MAX開状態を達成している。
【0046】
図7(b)の状態から図7(c)の状態の間には本案の場合は5段階に設定された各流量調節の吐水流量に最適になるようステータの階段形状寸法およびロータの回転角度が設定されている。
【0047】
図7(c)の状態からロータ230を反時計回りに30°回転させると図7(d)の状態になる。図7(d)では、ロータ230の大穴231がステータ240のビデ穴241とやわらか穴243と貫通し、ロータ230の小穴232がステータ240のおしり小穴244と貫通することによって、各穴開状態を達成している。
この状態により吐水後に残る残水をノズル本体から抜くことが出来る。
【0048】
図7(d)の状態からロータ230を反時計回りに29°回転させると図7(e)の状態になる。図7(e)では、ロータ230の大穴231がステータ240のやわらか穴243と貫通することによって、やわらか穴MAX開状態を達成している。
【0049】
図7(e)の状態からロータ230を反時計回りに54°回転させると図7(f)の状態になる。図7(f)では、やわらか穴開状態を保ったまま通水路面積を減らし、やわらか穴MIN開状態を達成している。
【0050】
図7(e)の状態から図7(f)の状態の間には本案の場合は5段階に設定された各流量調節の吐水流量に最適になるようステータの階段形状寸法およびロータの回転角度が設定されている。
【0051】
図7(f)の状態からロータ230を反時計回りに22°回転させると図7(g)の状態になる。図7(g)では、ロータ230の大穴231がステータ240の各穴241、242、243と貫通せず、ロータ230の小穴232もステータ240のおしりの小穴244と貫通せずに、全閉状態を達成している。
【0052】
図7(g)の状態からロータ230を反時計回りに22°回転させると図7(h)の状態になる。図7(h)では、ロータ230の大穴231がステータ240のおしり穴243と貫通することによって、おしり穴MIN開状態を達成している。
【0053】
図7(h)の状態からロータ230を反時計回りに57°回転させると図7(i)の状態になる。図7(i)では、おしり穴開状態を保ったまま通水路面積を増やし、おしり穴MAX開状態を達成している。
【0054】
図7(h)の状態から図7(i)の状態の間には本案の場合は5段階に設定された各流量調節の吐水流量に最適になるようステータの階段形状寸法およびロータの回転角度が設定されている。
【0055】
このようにして、この流調切替弁により、給水流路140から給水された洗浄水はおしり孔、やわらか孔、ビデ孔のいずれかまたは全ての孔に導かれ水路を決定しているのである。
【0056】
なお、ロータ230は、流調モータ62の駆動トルクが、駆動軸62a・支持部200(図5参照)を介して伝達されることにより回転し、時計回りでも反時計回りでも可能である。
【0057】
そのため、水量調節SW(図示無し)が押されると流調モータ62が任意の指定角度でロータ230を回転させ水路の面積を変化させることによって吐水量を変化させる。しかし、流調モータ62の回転角度とロータ230の回転角度には必ず回転誤差が生じる。
しかし、本実施例のように各流路の流量調節の設定数と設定角度に合わせてステータ240に階段状の穴を設けたため、いろいろな要因によりロータ230に回転誤差が発生しても、上記の説明のように吐水量の変化を少なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る人体局部洗浄ノズルの概略斜視図
【図2】 ノズル本体収納状態を示す図
【図3】 ノズル本体最前進出時を示す図
【図4】 先端支持部を示す図2のA矢視図
【図5】 ノズル本体内の流調切替部の分解斜視図
【図6】 図6(a)はロータ230の上面図、(b)はステータ240の上面図
【図7】 ロータとステータによる流路切替と流量調整について説明図
【図8】 ロータとステータによる階段溝形状による流量調整について説明図
【図9】 ロータの回動角度位置と各水路からの吐水量との関係を示す説明図
【図10】 図1の人体局部洗浄ノズルを備えた人体局部洗浄装置の水回路
【図11】 従来例のノズル本体最前進出時を示す図
【図12】 従来例の実施の形態に係る人体局部洗浄ノズルの概略斜視図
【符号の説明】
20…ストレーナ、22…逆止弁、 26…調圧弁、30…主流路電磁弁、
32…胴体洗浄電磁弁、34…リリーフ弁、36…熱交換器、
38…真空破壊弁、40…流調弁(絞り弁)、42…切替弁、
43…ノズルヘッド部、44…ノズル本体、45…ノズル進退軌道、
46…ノズル伸縮駆動モータ、47…進出収納口、48…進出露出部、
49…洗浄水調整部、49a…洗浄水調整弁部、50…ベルト把持体、
62…流調モータ、62a…駆動軸、
70…案内レール部、71…ノズル取付台、72…洗浄室、
80…先端支持部、81…先端支持部突起、
90…タイミングベルト、100…テンショナー、
110…駆動プーリ、130…従動プーリ、
140…給水チューブ(給水流路)、
150…ナベタッピンネジ、160…押板、170…Oリング、
180…収納ボディ、190…Yパッキン、200…支持部、
210…シールフランジ、220…スプリング、
230…ロータ、240…ステータ、250…ステータシール

Claims (3)

  1. 人体局部に対して洗浄水を吐水する吐水流路を内蔵するノズル本体と前記吐水流路へ給水する洗浄水を流路調整する洗浄水調整手段とを一体に構成した洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルを収納位置と洗浄位置とに移動させる駆動手段と、前記駆動手段により移動する洗浄ノズルの駆動方向を案内する案内手段と、を有する人体局部洗浄装置において、
    前記洗浄ノズルは、前記案内手段上に支持されるとともに、前記案内手段の移動方向における前方向で案内手段と離れた位置に設けられ、前記洗浄水調整手段の進退可動範囲外とした先端支持部と前記洗浄ノズルの便器のボール部側とを摺動自在とし、前記洗浄水調整手段は、前記吐水流路内に、ロータとステータとが重なり合うように構成され、前記ロータは、前記吐水流路に通じる孔が形成され、前記ステータは、前記吐水流とに通じるとともに、前記孔に通じる階段状の溝を形成し、前記溝を、前記ノズル本体に沿って形成し、かつ、水流の方向と垂直方向に設けたことを特徴とする人体局部洗浄装置。
  2. 収納位置から洗浄位置まで移動して人体局部に対して洗浄水を吐水する吐水孔を有し、洗浄水調整手段を内蔵したノズルと、前記移動の経路上であって、前記ノズルが収納位置にあるときの吐水孔よりも前記ノズルの先端側に前記ノズルの外周と当接する程度に接近して設けられた支持部と、を備えた人体局部洗浄装置において、
    前記洗浄水調整手段は、前記吐水流路内に、ロータとステータとが重なり合うように構成され、前記ロータは、前記吐水流路に通じる孔が形成され、前記ステータは、前記吐水流とに通じるとともに、前記孔に通じる階段状の溝を形成し、前記溝を、前記ノズル本体に沿って形成し、かつ、水流の方向と垂直方向に設けたことを特徴とする人体局部洗浄装置。
  3. 請求項2に記載の人体局部洗浄装置において、
    前記洗浄水調整手段は、吐水される洗浄水の水量を調整することを特徴とする人体局部洗浄装置。
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