JPS627768Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS627768Y2 JPS627768Y2 JP10484981U JP10484981U JPS627768Y2 JP S627768 Y2 JPS627768 Y2 JP S627768Y2 JP 10484981 U JP10484981 U JP 10484981U JP 10484981 U JP10484981 U JP 10484981U JP S627768 Y2 JPS627768 Y2 JP S627768Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- outer inclined
- tube
- wall thickness
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000001503 joint Anatomy 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は管の継手構造に関するものである。
従来のフランジを利用した管の継手は、第1図
及び第2図に示すように接続すべき一対の管体
1,1の管端部にフランジ2,2を溶接し、この
両フランジ2,2相互を締付けボルト3,3…に
より締付固定する構造となつていた。しかしなが
らこの構造では接続すべき管体1の管壁肉厚軸線
1aと締付けボルト3,3…の芯とがずれている
ためフランジ2に偏心による曲げモートントが作
用することになり、フランジ2及びハブ付根部2
aの肉厚を厚くしなければならなかつた。また偏
心力のためフランジ2が剛体回転し、継手部の変
形が接続される管体1,1の変形に比べ大きくな
る問題があつた。特に山岳地に建設される送電鉄
塔用では継手部の重量が大きいことは、資材輸送
の面で大きな問題となり、またフランジ2が管体
1から大きく突出しており美的にも、積雪時の凍
結等の面からも好ましくなかつた。
及び第2図に示すように接続すべき一対の管体
1,1の管端部にフランジ2,2を溶接し、この
両フランジ2,2相互を締付けボルト3,3…に
より締付固定する構造となつていた。しかしなが
らこの構造では接続すべき管体1の管壁肉厚軸線
1aと締付けボルト3,3…の芯とがずれている
ためフランジ2に偏心による曲げモートントが作
用することになり、フランジ2及びハブ付根部2
aの肉厚を厚くしなければならなかつた。また偏
心力のためフランジ2が剛体回転し、継手部の変
形が接続される管体1,1の変形に比べ大きくな
る問題があつた。特に山岳地に建設される送電鉄
塔用では継手部の重量が大きいことは、資材輸送
の面で大きな問題となり、またフランジ2が管体
1から大きく突出しており美的にも、積雪時の凍
結等の面からも好ましくなかつた。
この考案は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的は重量の軽い、形状
の簡単な管の継手構造を提供しようとするもので
ある。
れたものであつて、その目的は重量の軽い、形状
の簡単な管の継手構造を提供しようとするもので
ある。
以下この考案の一実施例を第3図、第4図によ
り説明する。図中5は接続すべき一対の管体1,
1の管端部に溶接される継手部材で、この継手部
材5は管壁肉厚軸線1aに対して直交する突合せ
接合面6と、この接合面6の両端から管壁肉厚軸
線1a方向に傾斜する内外傾斜面7,8を有した
断面三角形状の内外突出リングとして構成されて
いる。そして内外傾斜面7,8の稜線溶接部9で
管体1の管端部に溶接されている。11は管壁肉
厚軸線1aの延長線と前記突合せ接合面6との交
差中心点Aを通つて両継手部材5,5の外傾斜面
8に開口する曲りボルト孔で、円周方向に等間隔
に穿設されている。そしてこの曲りボルト孔11
は、継手部材5の接合面6の外側端10を中心と
した円弧孔として穿設されている。13は、上記
曲りボルト孔11に挿通される曲り締付けボルト
で、この曲り締付けボルト13を各曲りボルト孔
11,11…に挿通してナツト14,14…を螺
合して、上記継手部材5,5を相互に締付固定し
ている。これにより管体1が変形しようとした場
合、曲りボルト11が外傾斜面8,8からのフー
プテンシヨンを負担することにより変形を防止す
ることができる。なお、この実施例のように曲り
ボルト孔11を継手部材5の外側端10を中心と
した円弧孔としておけば、ボルト孔11は外傾斜
面8,8に直交して開口することになるからボル
ト13、ナツト14は外傾斜面8,8に平らに当
るので、締付けを確実に容易に行なうことができ
る。
り説明する。図中5は接続すべき一対の管体1,
1の管端部に溶接される継手部材で、この継手部
材5は管壁肉厚軸線1aに対して直交する突合せ
接合面6と、この接合面6の両端から管壁肉厚軸
線1a方向に傾斜する内外傾斜面7,8を有した
断面三角形状の内外突出リングとして構成されて
いる。そして内外傾斜面7,8の稜線溶接部9で
管体1の管端部に溶接されている。11は管壁肉
厚軸線1aの延長線と前記突合せ接合面6との交
差中心点Aを通つて両継手部材5,5の外傾斜面
8に開口する曲りボルト孔で、円周方向に等間隔
に穿設されている。そしてこの曲りボルト孔11
は、継手部材5の接合面6の外側端10を中心と
した円弧孔として穿設されている。13は、上記
曲りボルト孔11に挿通される曲り締付けボルト
で、この曲り締付けボルト13を各曲りボルト孔
11,11…に挿通してナツト14,14…を螺
合して、上記継手部材5,5を相互に締付固定し
ている。これにより管体1が変形しようとした場
合、曲りボルト11が外傾斜面8,8からのフー
プテンシヨンを負担することにより変形を防止す
ることができる。なお、この実施例のように曲り
ボルト孔11を継手部材5の外側端10を中心と
した円弧孔としておけば、ボルト孔11は外傾斜
面8,8に直交して開口することになるからボル
ト13、ナツト14は外傾斜面8,8に平らに当
るので、締付けを確実に容易に行なうことができ
る。
また、曲り締付ボルト13は、両端部にねじを
有するものとし、両側にナツト14,14を螺合
して締付け固定するようにしてもよい。
有するものとし、両側にナツト14,14を螺合
して締付け固定するようにしてもよい。
この考案の管の継手構造は、上記のようなもの
で、次の如き効果を奏する。
で、次の如き効果を奏する。
1 継手部材の曲り締付けボルト孔を管体管壁肉
厚軸芯の延長線上に穿設したから、継手部材に
偏心力が加わらないので、継手部材の寸法を従
来のフランジに比べ小さくして、重量を大幅に
軽減することができ、また継手部の変形量を小
さくすることができる。
厚軸芯の延長線上に穿設したから、継手部材に
偏心力が加わらないので、継手部材の寸法を従
来のフランジに比べ小さくして、重量を大幅に
軽減することができ、また継手部の変形量を小
さくすることができる。
2 継手部材の外面突出部はシンプルな三角形状
であるから、美的面及び積雪時の凍結面等で好
まし効果を得ることができる。
であるから、美的面及び積雪時の凍結面等で好
まし効果を得ることができる。
第1図及び第2図は、従来の継手構造の縦断面
図と半面平面図、第3図及び第4図は、この考案
の一実施例を示すもので、第3図は縦断面図、第
4図は半面平面図である。 1……管体、1a……管壁肉厚軸線、5……継
手部材、6……接合面、7……内傾斜面、8……
外傾斜面、9……溶接部、11……曲り締付けボ
ルト孔、13……曲り締付けボルト、A……交差
中心点。
図と半面平面図、第3図及び第4図は、この考案
の一実施例を示すもので、第3図は縦断面図、第
4図は半面平面図である。 1……管体、1a……管壁肉厚軸線、5……継
手部材、6……接合面、7……内傾斜面、8……
外傾斜面、9……溶接部、11……曲り締付けボ
ルト孔、13……曲り締付けボルト、A……交差
中心点。
Claims (1)
- 接続すべき一対の管体管端部に溶接される継手
部材を、管壁肉厚軸線に対して直交する突合せ接
合面とこの接合面の両端から管壁肉厚軸線方向に
傾斜する内外傾斜面とを有しこの内外傾斜面の稜
線が管体管端部に対する溶接部とされた断面三角
形状の内外突出リングで構成し、且つこのリング
継手部材に管壁肉厚軸線の延長線と前記突合せ接
合面との交差中心点を通つて両継手部材の外傾斜
面に開口した曲りボルト孔を円周方向に等間隔に
穿設し、この各ボルト孔に挿通した曲り締付ボル
トにより上記継手部材を相互に締付固定してなる
管の継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10484981U JPS5811186U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 管の継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10484981U JPS5811186U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 管の継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5811186U JPS5811186U (ja) | 1983-01-24 |
JPS627768Y2 true JPS627768Y2 (ja) | 1987-02-23 |
Family
ID=29899414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10484981U Granted JPS5811186U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 管の継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811186U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10325032B3 (de) | 2003-06-02 | 2005-01-05 | Aloys Wobben | Verfahren zur Herstellung eines ringförmigen Verbindungsflansches |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10484981U patent/JPS5811186U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5811186U (ja) | 1983-01-24 |
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