JPH0135995Y2 - - Google Patents

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JPH0135995Y2
JPH0135995Y2 JP5344184U JP5344184U JPH0135995Y2 JP H0135995 Y2 JPH0135995 Y2 JP H0135995Y2 JP 5344184 U JP5344184 U JP 5344184U JP 5344184 U JP5344184 U JP 5344184U JP H0135995 Y2 JPH0135995 Y2 JP H0135995Y2
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JP
Japan
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pipe
joint
shape
tapered
metal fittings
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JP5344184U
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JPS60167288U (ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、管継手に関するものであり、一層
詳細には高圧流体を移送するための管体相互の接
続に好適に使用される管継手に関するものであ
る。
[従来技術] 一般に高圧流体を移送するための管体を相互に
接続する場合、通常の継手を使用するとシールの
損耗が激しいことから流体が漏洩したりするだけ
でなく安全のため大型化する等の欠点があつた。
そこで、考案者等は鋭意改良並びに試作を重ね
た結果、軍事用航空機等の油圧配管系に使用され
ている形状記憶合金に着目し、この管体相互を形
状記憶合金製の内部継手管を使用して接続すると
共にこのようにして接続された管体の外周部を同
様の形状記憶合金からなる外部継手管を使用して
緊締すれば、小型軽量でしかも管体相互の接続を
確実に達成することのできる管継手を得ることが
できることを突き止めた。
[考案の目的] 本考案は、小型軽量でしかも高圧流体用管体相
互の接続を確実に行うことのできる継手を提供す
ることをその目的とする。
[考案の構成] 本考案に係る管継手は、被接続管の各端部に設
けたテーパ状金具夫々の内側に形成したテーパ孔
内に装入される内部継手管と、前記各金具の外側
に装着される外部継手管とを備え、前記内部継手
管は予め前記各テーパ孔の形状に記憶された形状
記憶合金からなる筒形部材で形成すると共に外部
継手管は予め前記各テーパ状金具の形状に記憶さ
れた形状記憶合金からなるC形筒状部材で形成す
ることを特徴とする。
[実施例] 次に本考案に係る管継手の好適な実施例につき
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
添付図面において、本考案に係る管継手は、相
互に接続される高圧流体用の管体1,2端部に設
けたテーパ状金具3,4の内側に形成したテーパ
孔3a,4a内に装入される内部継手管5と、前
記金具3,4の外側に装着される外部継手管6と
から構成されている。
すなわち、内部継手部材5は、Ti−Ni系合金
等を素材とする形状記憶合金で形成され、その外
径寸法が前記金具3,4のテーパ孔径と略同一に
設定された筒形部材7からなり、この筒形部材7
は遷移温度以下の温度、例えば、−40℃以下の温
度では第3a図に示すように同径の筒形形状であ
るが、前記遷移温度以上に過熱すると第3b図に
示すようにその両端部が予め記憶されているテー
パ状に膨出変形してその形状を維持するように構
成されている。
また、外部継手管6も同様の形状記憶合金で形
成され中央部が膨出したC形筒状部材8からな
り、このC形筒状部材8も所定の遷移温度以下の
温度では第4a図に示すようにその長手方向に開
口部9を有しているが、所定の遷移温度以上に加
熱すると第4b図に示すように前記金具3,4の
外形形状より若干小さい予め記憶されている形状
に変形してその形状を維持するように構成されて
いる。
このように構成される本考案に係る管継手を使
用して管体1と2とを接続するに際しては、まず
管体1,2の金具3,4を突き合せた後、遷移温
度以下に保持した内部継手管(第3a図の状態)
5を前記金具3,4のテーパ孔3a,4a内に装
入して遷移温度以上に加熱することにより金具
3,4相互をこの内部継手管5により緊締接続
し、次いで、この金具3,4の外側に所定の遷移
温度以下に保持したC形(第4a図参照)の外部
継手管6を被蓋し、さらにこの外部継手6を前記
所定の遷移温度以上に加熱して金具3,4を外側
から緊締保持する(第2図参照)。なお、管体1,
2の接続状態を開放する場合は、内部継手管5お
よび外部継手管6を夫々遷移温度以下に冷却し
て、夫々の継手管5および6を第3a図および第
4a図の状態に変形すれば容易に行うことができ
る。
[考案の効果] 先に述べたように、本考案に係る管継手によれ
ば、形状記憶合金で形成した内部継手管と外部継
手管により被接続管体相互を緊締するので、小型
軽量となり、しかも管体内に高圧流体を流通させ
ても流体漏洩等の不都合を回避でき、さらに、各
継手管を対向するテーパ形状としたので引張力に
対しても強靭となり安全性の増大を図ることがで
きる等種々の利点を有し、その実用的効果は極め
て大きい。
以上、本考案に係る管継手の好適な実施例につ
き説明したが、本考案はこの実施例に限定される
ものではなく本考案の精神を逸脱しない範囲内に
おいて種々の改変をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る管継手と管体との関係
を示す断面説明図、第2図は第1図に示す管継手
と管体との関係を示す斜視図、第3図aおよびb
は第1図に示す管継手の内部継手管の斜視図、第
4図aおよびbは第1図に示す管継手の外部継手
管の斜視図である。 1,2……流体移送管、3,4……テーパ状金
具、3a,4a……テーパ孔、5……内部継手
管、6……外部継手管、7……筒形部材、8……
C形筒状部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体移送管1,2の端部に設けたテーパ状金具
    3,4の内側に形成したテーパ孔3a,4a内に
    挿入される内部継手管と、前記金具3,4の外側
    に装着される外部継手管とを備え、前記内部継手
    管は予め前記テーパ孔3a,4aの形状に記憶さ
    れた形状記憶合金からなる筒形部材で形成すると
    共に外部継手管は予め前記テーパ状金具3,4の
    形状に記憶された形状記憶合金からなるC形筒状
    部材で形成されることを特徴とする管継手。
JP5344184U 1984-04-13 1984-04-13 管継手 Granted JPS60167288U (ja)

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JP5344184U JPS60167288U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 管継手

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JP5344184U JPS60167288U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 管継手

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Publication Number Publication Date
JPS60167288U JPS60167288U (ja) 1985-11-06
JPH0135995Y2 true JPH0135995Y2 (ja) 1989-11-01

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ID=30574308

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JP5344184U Granted JPS60167288U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 管継手

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US11446694B2 (en) * 2017-09-14 2022-09-20 Shimadzu Corporation Pipe connecting jig and ESI sprayer

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JPS60167288U (ja) 1985-11-06

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