JPS627767Y2 - - Google Patents

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JPS627767Y2
JPS627767Y2 JP4423979U JP4423979U JPS627767Y2 JP S627767 Y2 JPS627767 Y2 JP S627767Y2 JP 4423979 U JP4423979 U JP 4423979U JP 4423979 U JP4423979 U JP 4423979U JP S627767 Y2 JPS627767 Y2 JP S627767Y2
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JP
Japan
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flange
steel pipe
diameter
diameter steel
small
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JP4423979U
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は構造物を構成する異径鋼管のフラン
ジ継手に関するものである。
従来鉄塔柱を構成する場合異径鋼管を接続する
必要が増々生ずる。そしてその接続に際して鋳鋼
または鍛造のフランジ筒体を異径鋼管のそれぞれ
に溶接し、そのフランジ部を突合せ状に重ね合せ
てボルト接合している。ところで従来の継手にお
いてはフランジの外径は同一であつてもその内径
が異なり、継手内部に段差が生じ、応力伝達上好
ましくない。また従来鋳鋼または鍛造のフランジ
筒体の筒体基部肉厚を内側または外側に肉厚とし
て継手部に生ずる曲げモーメントに対処すべくし
たものも提案されているが、この場合もそのまま
では異径鋼管の継手内部に段差が生じる。
この考案は前記問題点に対処すべく案出したも
ので、以下その詳細を図示した実施例によつて説
明する。
小径鋼管1と大径鋼管2の端部には、それぞれ
鋳造または鍛造よりなるフランジ筒体3,4を溶
接により固着してある。そして小径鋼管1に溶接
したフランジ筒体3と大径鋼管2に溶接したフラ
ンジ筒体4は突合せ状に重ね合せられ、ボルト、
ナツト5によつて結合される。
そのフランジ筒体3,4はその重ね合せ部にお
いて、フランジ部6,6の外径および内径が同一
である。すなわち同一形状をなしている。また接
続したときの小径鋼管1と大径鋼管2のそれぞれ
の端面肉厚の中立点間を通る基線A−Aに対して
フランジ筒体3,4の筒体部7,7の肉厚が対称
であり、かつ重ね合せ部に向つて漸増しいる断面
形状をなしている。
そしてこの考案は第1図乃至第3図に示すよう
な異なる実施例がある。
第1図の実施例においては前記基線A,A上に
おいて筒体部7,7の端部より僅か離れた位置に
点d,dをおき、c,c間Lの半分の位置におい
て基線A,Aに対して直角な線B,Bが前記重ね
合せ部の点Oを通り、また筒体部7,7の外面お
よび内面を通る線が前記点Oから等距離の点C,
Cと前記d,dを結んだものであり、点d,c,
dcで結ばれる内部は略菱形状をなしている。
第2図の実施例においては小径鋼管1とそれに
溶接したフランジ筒体3の内面が平行であり、ま
た大径鋼管2とそれに溶接したフランジ筒体4の
外面が平行であり、重ね合せ部の点Oからフラン
ジ筒体3の内面の交点と外面の交点の距離を等し
くしてある。
第3図の実施例は主として引張力が作用する異
形鋼管のフランジ継手において使用されるもの
で、第2図の実施例における重ね合せ部の内面側
肉厚を一部削除した(X部分)ものである。
この考案は以上の構成からなり、大小異径鋼管
の接続に際して、その継手として鋳造または鍛造
よりなるフランジ筒体を使用し、小径管用として
は、その筒体部における肉厚を外方に広がるよう
に増厚し、大径管用としては、その筒体部におけ
る肉厚を内方に広がるように増厚することによ
り、その重ね合せ部の面を同形とし、それにより
継手部に段差を生ぜしめず、その継手部に圧縮力
が作用したとき力の伝達が円滑になる。またフラ
ンジ筒体のフランジ部相互を連結するボルトの位
置を従来のものにより大径鋼管の中芯軸に近接さ
せうるので、引張力が作用するとき、その力を負
担するのはボルトであるので継手の外径を小さく
して小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は異なる実施例を
示したこの考案の断面図である。 1……小径鋼管、2……大径鋼管、3,4……
フランジ筒体、5……ボルトナツト、6……フラ
ンジ部、7……筒体部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小径鋼管と大径鋼管の端部にそれぞれ鋳造また
    は鍛造よりなるフランジ筒体を溶接してあり、重
    ね合せ部においてフランジ筒体のフランジ部の外
    径および内径が同一であり、接続したときの小径
    鋼管と大径鋼管のそれぞれの端面肉厚の中立点間
    を通る基線に対して、フランジ筒体の筒体部の肉
    厚が対称であり、かつ重ね合せ部に向つて漸増し
    ている断面形状をなし、前記フランジ部相互をボ
    ルト接合していることを特徴とする異径鋼管のフ
    ランジ継手。
JP4423979U 1979-04-04 1979-04-04 Expired JPS627767Y2 (ja)

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JP4423979U JPS627767Y2 (ja) 1979-04-04 1979-04-04

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JPS55144290U JPS55144290U (ja) 1980-10-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020153455A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 出光興産株式会社 大型異径配管フランジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020153455A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 出光興産株式会社 大型異径配管フランジ

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Publication number Publication date
JPS55144290U (ja) 1980-10-16

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