JP3513311B2 - 異径鋼管接合用フランジ継手 - Google Patents
異径鋼管接合用フランジ継手Info
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- JP3513311B2 JP3513311B2 JP04731596A JP4731596A JP3513311B2 JP 3513311 B2 JP3513311 B2 JP 3513311B2 JP 04731596 A JP04731596 A JP 04731596A JP 4731596 A JP4731596 A JP 4731596A JP 3513311 B2 JP3513311 B2 JP 3513311B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送電用鉄塔など
の鋼管構造物において異径の鋼管同士を接合する際に使
用する異径鋼管接合用フランジ継手に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術と発明が解決しようとする課題】例えば、
主柱材が鋼管からなる送電用鉄塔においては、図2に示
すように、高い位置の主柱材の径をそれより下側の主柱
材の径より小さくする場合があり、この場合には異径の
鋼管P1 ,P2 同士を接合する必要がある。主柱材の接
合には、鋼管の端部に溶接した厚板同士をボルト接合す
る方式、あるいは鍛造製のフランジ継手同士をボルト接
合する方式が用いられており、鍛造製のフランジ継手を
用いて異径鋼管の接合を行う場合には、大きい鋼管径の
位置で、鋼管径の大きい側に接続されるフランジ継手の
寸法に合わせて鋼管径の小さい側に接続されるフランジ
継手の大きさが決められていた。 【0003】即ち、図3に示すように、鋼管径の大きい
方の鋼管P1 にフランジ継手11が、鋼管径の小さい方
の鋼管P2 にフランジ継手12が接続されており、小径
用のフランジ継手12のフランジ部12bの外径を大径
用のフランジ継手11のフランジ部11bの外径に一致
させていた。そのため、小径用のフランジ継手12のフ
ランジ部12bも大型化し、大幅な重量のアップとな
り、コストも高いものとなる問題点があった。 【0004】この発明は、前述のような問題点を解消す
べくなされたもので、その目的は、小さい鋼管径の位置
で異径の鋼管を接合することにより、フランジ継手の形
状を小さくし、軽量化およびコストダウンを図ることの
できる異径鋼管接合用フランジ継手を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、鋼管の端部に基端が接続される略円筒
体状の基部リングと、この基部リングの先端から半径方
向外側に一体的に突出するフランジ部とからなるフラン
ジ継手であり、異径の鋼管同士の接合において径の大き
い方の鋼管の端部に取付けられる大径鋼管側のフランジ
継手と径の小さい方の鋼管の端部に取付けられる小径鋼
管側のフランジ継手とからなる異径鋼管接合用フランジ
継手において、前記大径鋼管側のフランジ継手の略円筒
体状の基部リングのフランジ付け根部を基部リングの基
端側よりも小径とすることにより、基部リングの形状を
基端側に向かって拡がる逆円錐台リング状とし、前記小
径鋼管側のフランジ継手の基部リングを小さい方の鋼管
径に対応した略円筒体状とし、前記大径鋼管側のフラン
ジ継手の基部リングのフランジ付け根部の位置と前 記小
径鋼管側のフランジ継手の基部リングのフランジ付け根
部の位置が一致するように構成する。 【0006】大径鋼管側のフランジ継手、即ち異径鋼管
用フランジ継手を径の大きい方の鋼管の端部に溶接で取
付け、小径鋼管側のフランジ継手、即ち一般的な形状で
小径のフランジ継手を径の小さい方の鋼管の端部に溶接
で取付ける。異径鋼管用フランジ継手の基部リングは逆
円錐台リング状であるため、そのフランジ付け根部を小
径のフランジ継手の基部リングのフランジ付け根部と一
致させることができ、異径鋼管用フランジ継手のフラン
ジ部を小径のフランジ継手に合わせて小径とすることが
でき、一対のフランジ継手のフランジ外径を従来よりも
大幅に小さくすることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、この発明を図示する一実施
例に基づいて説明する。これは、送電用鉄塔における鋼
管主柱材の接合部に適用した例であり、図1にこの発明
に係る異径鋼管用フランジ継手の実施例を示す。 【0008】図1において、異径の鋼管同士を接合する
一対のフランジ継手は、鋼管径の大きい方の鋼管P1 の
端部に取付けられる特殊な形状の異径鋼管用フランジ継
手1と、鋼管径の小さい方の鋼管P2 の端部に取付けら
れる一般的な形状の小径のフランジ継手2からなる。 【0009】異径鋼管用フランジ継手1は、基端が鋼管
P1 の端部に溶接で取付けられる基部リング1aと、こ
の基部リング1aの先端に半径方向外側に向かって一体
的に突設されたフランジ部1bとからなり、基部リング
1aの先端側のフランジ付け根部1cが通常のフランジ
継手2において対応するフランジ付け根部2cと一致す
るように、フランジ付け根部1cの内径を鋼管P1 の内
径よりも小径とし、基部リング1aを鋼管P1 側に向か
って広がる逆円錐台リング、即ち底のないお椀状として
いる。 【0010】また、基部リング1aの基端部1dは、鋼
管P1 に作用する軸力によるリングの引張力に耐えるよ
うに、他の部分よりも厚肉とされ、その外周面に、開先
テーパーと係合テーパーを有する接合段部1eが形成さ
れ、鋼管P1 の接合端部を嵌合した後、全周自動溶接に
より接合される。 【0011】フランジ継手2は、略円筒形状の基部リン
グ2aとフランジ部2bからなり、鋼管P2 に対応した
通常の寸法のフランジ継手であり、異径鋼管用フランジ
継手1のフランジ部1bの外径をフランジ部2bの外径
と同一寸法としている。フランジ部1bおよび2bは、
それぞれ接合用ボルト孔1f,2fが周方向に等間隔を
おいて多数穿設されており、ボルトナットにより接合さ
れる。 【0012】また、必要に応じて、異径鋼管用フランジ
継手1の基部リング1aの外周面には、基部リング1a
とフランジ1bを連結する側面視で略三角形状の補強リ
ブ3を本体と一体的に形成している。この補強リブ3は
周方向に間隔をおいて適宜の数だけ配設している。 【0013】以上のような構成において、異径鋼管用フ
ランジ継手1は鋳鋼を用いて鋳造で製作することがで
き、通常のフランジ継手2は従来と同様の鍛造製などで
あり、異径鋼管用フランジ継手1の基部リング1aおよ
びフランジ継手2の基部リング2aが、それぞれ鋼管P
1 ,P2 に溶接で接合され、同一外径寸法のフランジ1
b,2b同士がボルト接合される。フランジ1bおよび
2bの外径は従来よりも大幅に小径とすることができ
る。また、鋼管径が異なっていても、逆円錐台リング状
の基部リング1aにより鋼管P1 とP2 間の断面変化が
滑らかになり、応力が円滑に伝達され、十分な継手強度
が得られる。また、鋳鋼は鉄塔用高張力鋼鋼材などと同
一レベルの機械的性質を有し、また溶接性も良好であ
る。 【0014】なお、以上は送電用鉄塔の主柱材の接合部
に適用した例を示したが、これに限らず、その他の鋼管
構造物における異径の鋼管同士の接合にも適用できるこ
とはいうまでもない。 【0015】 【発明の効果】この発明に係る異径鋼管接合用フランジ
継手は、大径鋼管側のフランジ継手の略円筒体状の基部
リングのフランジ付け根部を基部リングの基端側よりも
小径とすることにより、基部リングの形状を基端側に向
かって拡がる逆円錐台リング状とし、小径鋼管側のフラ
ンジ継手の基部リングを小さい方の鋼管径に対応した略
円筒体状とし、大径鋼管側のフランジ継手の基部リング
のフランジ付け根部の位置と小径鋼管側のフランジ継手
の基部リングのフランジ付け根部の位置が一致するよう
に構成したため、次のような効果を奏する。 【0016】(1) 異径の鋼管同士を接合する場合に小さ
い鋼管径の位置で行うことにより、フランジ継手の形状
を小さくすることができ、大幅な軽量化とコストダウン
が図られる。 【0017】(2) 逆円錐台リング状の基部リングにより
異径鋼管間の断面変化が滑らかになり、応力が円滑に伝
達され、十分な継手強度が得られる。 【0018】(3) 鋳鋼製とすることにより、鉄塔用高張
力鋼鋼材などと同一レベルの機械的性質を得ることがで
き、また溶接性も良好である。
の鋼管構造物において異径の鋼管同士を接合する際に使
用する異径鋼管接合用フランジ継手に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術と発明が解決しようとする課題】例えば、
主柱材が鋼管からなる送電用鉄塔においては、図2に示
すように、高い位置の主柱材の径をそれより下側の主柱
材の径より小さくする場合があり、この場合には異径の
鋼管P1 ,P2 同士を接合する必要がある。主柱材の接
合には、鋼管の端部に溶接した厚板同士をボルト接合す
る方式、あるいは鍛造製のフランジ継手同士をボルト接
合する方式が用いられており、鍛造製のフランジ継手を
用いて異径鋼管の接合を行う場合には、大きい鋼管径の
位置で、鋼管径の大きい側に接続されるフランジ継手の
寸法に合わせて鋼管径の小さい側に接続されるフランジ
継手の大きさが決められていた。 【0003】即ち、図3に示すように、鋼管径の大きい
方の鋼管P1 にフランジ継手11が、鋼管径の小さい方
の鋼管P2 にフランジ継手12が接続されており、小径
用のフランジ継手12のフランジ部12bの外径を大径
用のフランジ継手11のフランジ部11bの外径に一致
させていた。そのため、小径用のフランジ継手12のフ
ランジ部12bも大型化し、大幅な重量のアップとな
り、コストも高いものとなる問題点があった。 【0004】この発明は、前述のような問題点を解消す
べくなされたもので、その目的は、小さい鋼管径の位置
で異径の鋼管を接合することにより、フランジ継手の形
状を小さくし、軽量化およびコストダウンを図ることの
できる異径鋼管接合用フランジ継手を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、鋼管の端部に基端が接続される略円筒
体状の基部リングと、この基部リングの先端から半径方
向外側に一体的に突出するフランジ部とからなるフラン
ジ継手であり、異径の鋼管同士の接合において径の大き
い方の鋼管の端部に取付けられる大径鋼管側のフランジ
継手と径の小さい方の鋼管の端部に取付けられる小径鋼
管側のフランジ継手とからなる異径鋼管接合用フランジ
継手において、前記大径鋼管側のフランジ継手の略円筒
体状の基部リングのフランジ付け根部を基部リングの基
端側よりも小径とすることにより、基部リングの形状を
基端側に向かって拡がる逆円錐台リング状とし、前記小
径鋼管側のフランジ継手の基部リングを小さい方の鋼管
径に対応した略円筒体状とし、前記大径鋼管側のフラン
ジ継手の基部リングのフランジ付け根部の位置と前 記小
径鋼管側のフランジ継手の基部リングのフランジ付け根
部の位置が一致するように構成する。 【0006】大径鋼管側のフランジ継手、即ち異径鋼管
用フランジ継手を径の大きい方の鋼管の端部に溶接で取
付け、小径鋼管側のフランジ継手、即ち一般的な形状で
小径のフランジ継手を径の小さい方の鋼管の端部に溶接
で取付ける。異径鋼管用フランジ継手の基部リングは逆
円錐台リング状であるため、そのフランジ付け根部を小
径のフランジ継手の基部リングのフランジ付け根部と一
致させることができ、異径鋼管用フランジ継手のフラン
ジ部を小径のフランジ継手に合わせて小径とすることが
でき、一対のフランジ継手のフランジ外径を従来よりも
大幅に小さくすることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、この発明を図示する一実施
例に基づいて説明する。これは、送電用鉄塔における鋼
管主柱材の接合部に適用した例であり、図1にこの発明
に係る異径鋼管用フランジ継手の実施例を示す。 【0008】図1において、異径の鋼管同士を接合する
一対のフランジ継手は、鋼管径の大きい方の鋼管P1 の
端部に取付けられる特殊な形状の異径鋼管用フランジ継
手1と、鋼管径の小さい方の鋼管P2 の端部に取付けら
れる一般的な形状の小径のフランジ継手2からなる。 【0009】異径鋼管用フランジ継手1は、基端が鋼管
P1 の端部に溶接で取付けられる基部リング1aと、こ
の基部リング1aの先端に半径方向外側に向かって一体
的に突設されたフランジ部1bとからなり、基部リング
1aの先端側のフランジ付け根部1cが通常のフランジ
継手2において対応するフランジ付け根部2cと一致す
るように、フランジ付け根部1cの内径を鋼管P1 の内
径よりも小径とし、基部リング1aを鋼管P1 側に向か
って広がる逆円錐台リング、即ち底のないお椀状として
いる。 【0010】また、基部リング1aの基端部1dは、鋼
管P1 に作用する軸力によるリングの引張力に耐えるよ
うに、他の部分よりも厚肉とされ、その外周面に、開先
テーパーと係合テーパーを有する接合段部1eが形成さ
れ、鋼管P1 の接合端部を嵌合した後、全周自動溶接に
より接合される。 【0011】フランジ継手2は、略円筒形状の基部リン
グ2aとフランジ部2bからなり、鋼管P2 に対応した
通常の寸法のフランジ継手であり、異径鋼管用フランジ
継手1のフランジ部1bの外径をフランジ部2bの外径
と同一寸法としている。フランジ部1bおよび2bは、
それぞれ接合用ボルト孔1f,2fが周方向に等間隔を
おいて多数穿設されており、ボルトナットにより接合さ
れる。 【0012】また、必要に応じて、異径鋼管用フランジ
継手1の基部リング1aの外周面には、基部リング1a
とフランジ1bを連結する側面視で略三角形状の補強リ
ブ3を本体と一体的に形成している。この補強リブ3は
周方向に間隔をおいて適宜の数だけ配設している。 【0013】以上のような構成において、異径鋼管用フ
ランジ継手1は鋳鋼を用いて鋳造で製作することがで
き、通常のフランジ継手2は従来と同様の鍛造製などで
あり、異径鋼管用フランジ継手1の基部リング1aおよ
びフランジ継手2の基部リング2aが、それぞれ鋼管P
1 ,P2 に溶接で接合され、同一外径寸法のフランジ1
b,2b同士がボルト接合される。フランジ1bおよび
2bの外径は従来よりも大幅に小径とすることができ
る。また、鋼管径が異なっていても、逆円錐台リング状
の基部リング1aにより鋼管P1 とP2 間の断面変化が
滑らかになり、応力が円滑に伝達され、十分な継手強度
が得られる。また、鋳鋼は鉄塔用高張力鋼鋼材などと同
一レベルの機械的性質を有し、また溶接性も良好であ
る。 【0014】なお、以上は送電用鉄塔の主柱材の接合部
に適用した例を示したが、これに限らず、その他の鋼管
構造物における異径の鋼管同士の接合にも適用できるこ
とはいうまでもない。 【0015】 【発明の効果】この発明に係る異径鋼管接合用フランジ
継手は、大径鋼管側のフランジ継手の略円筒体状の基部
リングのフランジ付け根部を基部リングの基端側よりも
小径とすることにより、基部リングの形状を基端側に向
かって拡がる逆円錐台リング状とし、小径鋼管側のフラ
ンジ継手の基部リングを小さい方の鋼管径に対応した略
円筒体状とし、大径鋼管側のフランジ継手の基部リング
のフランジ付け根部の位置と小径鋼管側のフランジ継手
の基部リングのフランジ付け根部の位置が一致するよう
に構成したため、次のような効果を奏する。 【0016】(1) 異径の鋼管同士を接合する場合に小さ
い鋼管径の位置で行うことにより、フランジ継手の形状
を小さくすることができ、大幅な軽量化とコストダウン
が図られる。 【0017】(2) 逆円錐台リング状の基部リングにより
異径鋼管間の断面変化が滑らかになり、応力が円滑に伝
達され、十分な継手強度が得られる。 【0018】(3) 鋳鋼製とすることにより、鉄塔用高張
力鋼鋼材などと同一レベルの機械的性質を得ることがで
き、また溶接性も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る異径鋼管用フランジ継手の一実
施例であり、(a)は縦断面図、(b)は使用状態の縦
断面図、(c)は(b)のcーc線視図である。 【図2】送電用鉄塔における異径の鋼管主柱材の接合部
を示す正面図である。 【図3】従来の異径鋼管用のフランジ継手を示す縦断面
図である。 【符号の説明】 1…異径鋼管用フランジ継手 1a…基部リング 1b…フランジ部 1c…フランジ付け根部 1d…基端部 1e…接合段部 1f…接合用ボルト孔 2…通常のフランジ継手 2a…基部リング 2b…フランジ継手 2c…フランジ付け根部 2d…基端部 2e…接合段部 2f…接合用ボルト孔 3…補強リブ
施例であり、(a)は縦断面図、(b)は使用状態の縦
断面図、(c)は(b)のcーc線視図である。 【図2】送電用鉄塔における異径の鋼管主柱材の接合部
を示す正面図である。 【図3】従来の異径鋼管用のフランジ継手を示す縦断面
図である。 【符号の説明】 1…異径鋼管用フランジ継手 1a…基部リング 1b…フランジ部 1c…フランジ付け根部 1d…基端部 1e…接合段部 1f…接合用ボルト孔 2…通常のフランジ継手 2a…基部リング 2b…フランジ継手 2c…フランジ付け根部 2d…基端部 2e…接合段部 2f…接合用ボルト孔 3…補強リブ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 鋼管の端部に基端が接続される略円筒体
状の基部リングと、この基部リングの先端から半径方向
外側に一体的に突出するフランジ部とからなるフランジ
継手であり、異径の鋼管同士の接合において径の大きい
方の鋼管の端部に取付けられる大径鋼管側のフランジ継
手と径の小さい方の鋼管の端部に取付けられる小径鋼管
側のフランジ継手とからなる異径鋼管接合用フランジ継
手において、前記大径鋼管側のフランジ継手の略円筒体状の 基部リン
グのフランジ付け根部を基部リングの基端側よりも小径
とすることにより、基部リングの形状を基端側に向かっ
て拡がる逆円錐台リング状とし、前記小径鋼管側のフラ
ンジ継手の基部リングを小さい方の鋼管径に対応した略
円筒体状とし、前記大径鋼管側のフランジ継手の基部リ
ングのフランジ付け根部の位置と前記小径鋼管側のフラ
ンジ継手の基部リングのフランジ付け根部の位置が一致
するように構成したことを特徴とする異径鋼管接合用フ
ランジ継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04731596A JP3513311B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 異径鋼管接合用フランジ継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04731596A JP3513311B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 異径鋼管接合用フランジ継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09242196A JPH09242196A (ja) | 1997-09-16 |
JP3513311B2 true JP3513311B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=12771863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04731596A Expired - Fee Related JP3513311B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 異径鋼管接合用フランジ継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3513311B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2015060113A1 (ja) * | 2013-10-24 | 2017-03-09 | 住友電装株式会社 | シールドコネクタ |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP04731596A patent/JP3513311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09242196A (ja) | 1997-09-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
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