JPS627763Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS627763Y2 JPS627763Y2 JP1981119793U JP11979381U JPS627763Y2 JP S627763 Y2 JPS627763 Y2 JP S627763Y2 JP 1981119793 U JP1981119793 U JP 1981119793U JP 11979381 U JP11979381 U JP 11979381U JP S627763 Y2 JPS627763 Y2 JP S627763Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- plate
- fire
- heat
- resistant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000009970 fire resistant effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000003763 carbonization Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐火断熱性パネルの連結取付け構造に
関する。
関する。
耐火断熱性パネルで壁体を構成する建屋等にお
いて、パネルの取付けで断熱性および耐火性を損
わず且つ取付け作業の容易なことが望まれる。特
に耐火性に関しては、火災によつて焼けた場合に
パネル連結部が破れることで類焼・延焼を起さな
いこと、パネル心材が炭化等劣化してもパネル全
体が脱落しないことを要求される。
いて、パネルの取付けで断熱性および耐火性を損
わず且つ取付け作業の容易なことが望まれる。特
に耐火性に関しては、火災によつて焼けた場合に
パネル連結部が破れることで類焼・延焼を起さな
いこと、パネル心材が炭化等劣化してもパネル全
体が脱落しないことを要求される。
本考案の目的は前述した要求を満足させる耐火
断熱性パネルの連結取付け構造を提供することで
ある。
断熱性パネルの連結取付け構造を提供することで
ある。
このために本考案は、一対の表面板間に耐火断
熱性心材を充填したパネルの各表面板の連結用縁
部を〓形または〓形に形成し、この折曲げ縁部の
内面に沿つて表面板の内外に延在する断面形状の
押え板を配設し、互いに連結される一組のパネル
の上記押え板の先端部同志を重合してリベツト等
にて固定するとともに、各パネルの表面板に内接
する押え板を貫通する耐火断熱性固定具の一端の
フランジを各パネルの一方の表面側にて係止し、
該固定具の他端に設けたねじ部にて胴縁等の構造
体に結合することにより各パネルを固定した構造
を特徴とする。
熱性心材を充填したパネルの各表面板の連結用縁
部を〓形または〓形に形成し、この折曲げ縁部の
内面に沿つて表面板の内外に延在する断面形状の
押え板を配設し、互いに連結される一組のパネル
の上記押え板の先端部同志を重合してリベツト等
にて固定するとともに、各パネルの表面板に内接
する押え板を貫通する耐火断熱性固定具の一端の
フランジを各パネルの一方の表面側にて係止し、
該固定具の他端に設けたねじ部にて胴縁等の構造
体に結合することにより各パネルを固定した構造
を特徴とする。
以下に本考案の実施例につき図面を参照して説
明する。
明する。
第１図および第２図に示す実施例においては、
耐火心材１Ａ、断熱心材２、耐火心材１Ｂを挾む
ように配置される表面板３Ａ，３Ｂが、連結用縁
部に沿つてコ字状に折返される。この連結用縁部
には表面板３Ａ，３Ｂの内面に密着するように折
曲加工され、折返し部３A′，３B′をまわつてパ
ネル端面位置までもしくはそれより突出するよう
に延在された先端部４A′，４B′を有する押え板
４Ａ，４Ｂがそれぞれ表面板３Ａ，３Ｂにネジ，
リベツトや点溶接にて固定される。両パネルはこ
の押え板４Ａ，４Ｂの先端部４A′，４B′を互い
に重ね合わせた状態でブラインドリベツト５によ
り連結固定される。この時パネル心材は互いに密
着される。
耐火心材１Ａ、断熱心材２、耐火心材１Ｂを挾む
ように配置される表面板３Ａ，３Ｂが、連結用縁
部に沿つてコ字状に折返される。この連結用縁部
には表面板３Ａ，３Ｂの内面に密着するように折
曲加工され、折返し部３A′，３B′をまわつてパ
ネル端面位置までもしくはそれより突出するよう
に延在された先端部４A′，４B′を有する押え板
４Ａ，４Ｂがそれぞれ表面板３Ａ，３Ｂにネジ，
リベツトや点溶接にて固定される。両パネルはこ
の押え板４Ａ，４Ｂの先端部４A′，４B′を互い
に重ね合わせた状態でブラインドリベツト５によ
り連結固定される。この時パネル心材は互いに密
着される。
ブラインドリベツト５で押え板同志を連結した
後、バツクアツプ材６を先端部４A′，４B′の上
側に充填し、さらにコーキング材７を充填するこ
とでパネル間の連結凹部を埋める。これによりパ
ネルの連結が完成される。
後、バツクアツプ材６を先端部４A′，４B′の上
側に充填し、さらにコーキング材７を充填するこ
とでパネル間の連結凹部を埋める。これによりパ
ネルの連結が完成される。
一方、各パネルは表面板の内面に沿つて延在す
る押え板４Ａ，４Ｂの部分において耐火断熱性固
定具１０により胴縁１１等の構造体の固定部分こ
こではブラケツト１２に対し固定される。この固
定具１０は例えば断熱性本体１３の一端に金属製
のフランジ１４が固定され、他端にボルト１５が
固定されたものとなし得る。すなわち表面板間に
ヒートブリツジを形成しないような耐火断熱構成
とされる。このような固定具１０により、パネル
はブラケツト１２に対してナツト１６により締め
付け固定される。この他の固定具としては第３図
に示す如く、金属製のフランジ付ボルト頭座２０
と、金属製の他側のボルト座２１と、両者の間に
配置されるスペーサーとせる断熱部材２２とを含
み、断熱材２３を介して挿入した第１のボルト２
４および第２のボルト２５をそれぞれボルト座２
１に螺合させてパネルを締め付けるようになし、
これによりブラケツト１２に固定するような固定
具も使用できる。
る押え板４Ａ，４Ｂの部分において耐火断熱性固
定具１０により胴縁１１等の構造体の固定部分こ
こではブラケツト１２に対し固定される。この固
定具１０は例えば断熱性本体１３の一端に金属製
のフランジ１４が固定され、他端にボルト１５が
固定されたものとなし得る。すなわち表面板間に
ヒートブリツジを形成しないような耐火断熱構成
とされる。このような固定具１０により、パネル
はブラケツト１２に対してナツト１６により締め
付け固定される。この他の固定具としては第３図
に示す如く、金属製のフランジ付ボルト頭座２０
と、金属製の他側のボルト座２１と、両者の間に
配置されるスペーサーとせる断熱部材２２とを含
み、断熱材２３を介して挿入した第１のボルト２
４および第２のボルト２５をそれぞれボルト座２
１に螺合させてパネルを締め付けるようになし、
これによりブラケツト１２に固定するような固定
具も使用できる。
第４図は他の実施例を示し、これにおいては表
面板３０は連結用縁部を直角に折曲げられ、押え
板３１はリベツト３２で表面板３０と固定され
る。押え板３１同志の連結は前述と同様にリベツ
ト３２で行われ、その後コーキング材３３および
バツクアツプ材３４を充填して連結を完了する。
ここではまた、固定具１０の頭部すなわちフラン
ジ１４を表面板３０の下側に埋設する構造となつ
ており、このためにフランジ１４用の座溝３１′
が予め押え板３１に形成される。この実施例にお
いては、第５図に示す如く座溝３１内の所要の位
置で固定具挿入用の貫通孔３５を形成した後固定
具１０を挿入してパネルを取付ける。然る後表側
の表面板を第４図の如く配置して押え板３１とリ
ベツト固定し、且つ押え板同志をリベツト固定す
る。
面板３０は連結用縁部を直角に折曲げられ、押え
板３１はリベツト３２で表面板３０と固定され
る。押え板３１同志の連結は前述と同様にリベツ
ト３２で行われ、その後コーキング材３３および
バツクアツプ材３４を充填して連結を完了する。
ここではまた、固定具１０の頭部すなわちフラン
ジ１４を表面板３０の下側に埋設する構造となつ
ており、このためにフランジ１４用の座溝３１′
が予め押え板３１に形成される。この実施例にお
いては、第５図に示す如く座溝３１内の所要の位
置で固定具挿入用の貫通孔３５を形成した後固定
具１０を挿入してパネルを取付ける。然る後表側
の表面板を第４図の如く配置して押え板３１とリ
ベツト固定し、且つ押え板同志をリベツト固定す
る。
以上の如き本考案による耐火断熱性パネルの連
結取付け構造によれば、火炎による高熱を受けて
もパネル連結部が破れず、類焼・延焼を引き起さ
ない。またパネル心材が炭化しても、パネル連結
面に沿つた押え板が固定具にて係止されているの
で、脱落しない。このため耐火性に加えて安全性
も向上する。また構成が簡単で外観も良くでき、
作業性も容易であり、現場での施工作業を能率良
く迅速に行わせる効果を得る。
結取付け構造によれば、火炎による高熱を受けて
もパネル連結部が破れず、類焼・延焼を引き起さ
ない。またパネル心材が炭化しても、パネル連結
面に沿つた押え板が固定具にて係止されているの
で、脱落しない。このため耐火性に加えて安全性
も向上する。また構成が簡単で外観も良くでき、
作業性も容易であり、現場での施工作業を能率良
く迅速に行わせる効果を得る。
第１図は本考案の一実施例とせる取付け構造の
正面断面図、第２図は第１図の側面断面図、第３
図は固定具の一実施例の断面図、第４図は本考案
の他の実施例とせる取付け構造の部分的正面断面
図、第５図は第４図の破断斜視図。 １Ａ，１Ｂ……耐火心材、２……断熱心材、３
Ａ，３Ｂ……表面板、３A′，３B′……折返し
部、４Ａ，４Ｂ……押え板、５……ブラインドリ
ベツト、１０……固定具、１１……胴縁、１４…
…フランジ、１５……ボルト、３０……表面板、
３１……押え板、３２……リベツト。
正面断面図、第２図は第１図の側面断面図、第３
図は固定具の一実施例の断面図、第４図は本考案
の他の実施例とせる取付け構造の部分的正面断面
図、第５図は第４図の破断斜視図。 １Ａ，１Ｂ……耐火心材、２……断熱心材、３
Ａ，３Ｂ……表面板、３A′，３B′……折返し
部、４Ａ，４Ｂ……押え板、５……ブラインドリ
ベツト、１０……固定具、１１……胴縁、１４…
…フランジ、１５……ボルト、３０……表面板、
３１……押え板、３２……リベツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一対の表面板間に耐火断熱性心材を充填したパ
ネルの各表面板の連結用縁部を〓形または〓形に
形成し、この折曲げ縁部の内面に沿つて表面板の
内外に延在する断面形状の押え板を配設し、互い
に連結される一組のパネルの上記押え板の先端部
同志を重合してリベツト等にて固定するととも
に、 各パネルの表面板に内接する押え板を貫通する
耐火断熱性固定具の一端のフランジを各パネルの
一方の表面側にて係止し、該固定具の他端に設け
たねじ部にて胴縁等の構造体に結合することによ
り各パネルを固定してなる耐火断熱性パネルの連
結取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11979381U JPS5825402U (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 耐火断熱性パネルの連結取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11979381U JPS5825402U (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 耐火断熱性パネルの連結取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5825402U JPS5825402U (ja) | 1983-02-18 |
| JPS627763Y2 true JPS627763Y2 (ja) | 1987-02-23 |
Family
ID=29913828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11979381U Granted JPS5825402U (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 耐火断熱性パネルの連結取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5825402U (ja) |
-
1981
- 1981-08-12 JP JP11979381U patent/JPS5825402U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5825402U (ja) | 1983-02-18 |
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