JPS627741Y2 - - Google Patents

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JPS627741Y2
JPS627741Y2 JP7352081U JP7352081U JPS627741Y2 JP S627741 Y2 JPS627741 Y2 JP S627741Y2 JP 7352081 U JP7352081 U JP 7352081U JP 7352081 U JP7352081 U JP 7352081U JP S627741 Y2 JPS627741 Y2 JP S627741Y2
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JP
Japan
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main body
drain pipe
slab
flange
drainage
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Expired
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JP7352081U
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JPS57187872U (ja
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  • Sewage (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンクリートスラブ埋設用の排水配管
器具に関し、詳しくは、コンクリートスラブを上
下方向に貫通して該スラブに埋設されるように形
成された排水配管器具に関する。
一般に、鉄筋鉄骨コンクリート製建築物の床コ
ンクリートスラブに埋設される排水配管器具に対
する下流側の配管の接続に際しては、作業が床コ
ンクリートスラブの階の下階の天井において、仰
向け姿勢になつて下流側の配管を直接に配管部材
へねじ込んで接続する方式等が採用されている
が、かかる従来の配管器具では、必要とする工具
もパイプレンチ等の比較的大きくかつ重量の大き
いものの使用が余儀なくされるため、極めて労力
を要する作業とならざるを得なかつた。
そこで本考案は、前記欠点に鑑み、床コンクリ
ートスラブに埋設された排水配管器具に対する下
流側の配管の接続作業を労せずして行うことので
きる床コンクリートスラブ埋設用の排水配管器具
を提供することを目的とするものである。
本考案の第1実施例を第1図および第2図に従
つて説明すると、図中、Sは任意階のスラブであ
り、1は本考案の要旨とする排水配管器具の本体
で、前記スラブSに対して貫通状に装着されて上
流の排水を下階の排水配管へ導くべく、以下詳述
の通り構成されている。すなわち、本体1はほぼ
円筒状に形成され、上流側の排水管2の下端部を
挿入し得る内径を有する円筒状の上部接続口3が
本体1の上端面より上方へ向けて突設され、ま
た、スラブ上面の防水部材を受承するためのフラ
ンジ5が本体1の上端部外周に沿つて突設されて
いる。ただし該フランジ5は外周縁部がスラブS
の上面と面一となるようにいわば摺鉢状に形成さ
れるとともに、該フランジ5の基部と上部接続口
3との間に本体1の内部へ通ずる水抜孔5Aが貫
設されている。
また本体1の下端部には、その内周に沿つて下
流側の排水管6を内挿し得る内径を有する内挿部
7を備えるとともに、前記下流側の排水管6を接
続するための押えフランジ8を緊締するねじ部材
9に適合するめねじ部10が、前記内挿部7の外
側において本体1の下端面に配設されている。し
かして前記内挿部7の内周と下流側の排水管6の
外周との間にはパツキング11が介在されるとと
もに、該パツキング11が押えフランジ8を介し
てねじ部10によつて押圧されて、本体1と下流
側の排水管6との間の水密が保持されている。
なお本実施例においては、本体1がスラブSに
対して上下方向に貫通状に埋設され、その上部接
続口3に上流側の排水管2が挿入されたうえ、押
ボルト12を介して本体1に固着されている。
しかして上流側の排水管2の上端部には、盲蓋
13を受承する受枠14が螺着されている。
また本体1のフランジ5の上面には、スラブS
の上面に敷設された防水部材4が延長され、該防
水部材4の上にはシンダーコンクリート15が打
設され、さらにその上に均しモルタル16が施さ
れたうえ、その表面に床仕上材17が敷設されて
いる。
なお該床仕上材17は盲蓋13と面一となるよ
うに形成されている。
一方、前記下流側の排水管6の下端には肘継手
18を介して排水管19が水平方向に設けられて
いる。
次に上記した実施例の本体1をスラブに埋設状
に装着する際には第2図に例示するように、スラ
ブ打設用の下型枠Fの上面にパツキングPを介在
させて本体1を載置するとともに、本体1の上面
をカバー体Cにて被覆した後、本体1の中心軸に
沿つて貫設したボルトBを介して本体1、カバー
体C、パツキングPおよび下型枠Fを一体状に緊
締してから本体1の外周面にコンクリートを打設
することにより本体1の上端面や内周面にコンク
リートが附着することなく、また、本体1下面の
めねじ10内へコンクリートが侵入することもな
いため、上流側の排水管2および下流側の排水管
6を接続する際に一々本体1を清掃する必要がな
くて作業能率を向上することができる。
さて本実施例においてはフランジ5がスラブS
の上面と同一高さに形成されかつフランジ5の上
面へ防水部材4が延長されているため、万一防水
部材4の上面に排水が侵入するようなことがあつ
ても、その排水は水抜孔5Aより本体1内へ流入
して自動的に排水管内の排水とともに流下する。
また上記した第1実施例においては、本体1へ
下流側の排水管6を接続するには、予め別途肘継
手18を介して排水管19に接続された下流側の
排水管6にパツキング11および押えフランジ8
を嵌着した後、排水管6を本体1の内挿部7内へ
挿入するとともにねじ部材9を螺締すればよく、
この作業はきわめて容易に行うことができるた
め、従来と異つて大型工具を仰向け姿勢で取扱う
必要がなくて作業能率を向上させることができ
る。
次に本考案の第2実施例を第3図によつて説明
するが第2実施例は上流側の排水管の上端部に対
する盲蓋受枠の構造を除き第1実施例と同一のた
め、相違点のみについて説明すると、本体21の
上端部に接続された上流側の排水管22の上端に
螺着された受枠24は、その上半部が摺鉢状に拡
開されしかもその外周縁が均しモルタル26の上
面と面一に形成され、その上面に沿つて床仕上材
27が延長されている。しかして受枠24にはほ
ぼその上面に沿つて形成された補助受枠24Aが
ビス着されて床仕上材27を押圧し、該補助受枠
24Aには盲蓋23が螺着されている。
次に本考案の第3実施例を第4図によつて説明
するが第3実施例は上述の第1実施例の変形とも
いうべきもので、第1実施例との相違点について
説明すると、本体31がトラツプ構造に形成され
て内部の上端に椀31Aが嵌着されている。また
本体31の上端部の上部接続口33には上流側の
排水管32が取付けられその上端部に受枠34が
第1実施例同様に螺着されている。しかして本実
施例においては受枠34には目皿33Aが載置状
に嵌着されている。
すなわち、本考案による排水配管器具は、コン
クリートスラブを上下方向に貫通して該スラブに
埋設されるように形成された排水配管器具であつ
て、該器具の本体は、ほぼ円筒状に形成され、そ
の上端面に上流側の排水管の接続口を有し、該本
体の上端部外周面に沿つて前記スラブの上面と同
一高さにフランジを有するとともに、前記本体の
下端部の内周に沿つて下流側の排水管を内挿し得
る内挿部を備え、しかも前記下流側の排水管を接
続するための押えフランジを緊締するねじ部材に
適合するめねじ部を前記内挿部の外側において前
記本体の下端面に備え、前記内挿部の内周と前記
下流側の排水管の外周との間にパツキングを介在
させて前記押えフランジを介して前記ねじ部材を
前記めねじ部へ螺締することによつて前記下流側
の排水管を前記本体へ接続し得る構成にしたこと
を特徴とし、本体上部のフランジの基部に本体内
部へ通ずる水抜孔を設けた場合にはスラブ上面の
排水が自動的に器具の本体内へ流入して上流より
の排水とともに流下する効果を有する。また、本
体と下流側の排水管との接続はきわめて作業が容
易で作業能率を向上させることができるため、本
考案の配管器具は排水配管上きわめて実用的なも
のであるということができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例で、第1図は第1実施例の
中央断面正面図、第2図は器具本体をスラブへ埋
込状に装着する技術を例示する中央断面正面図、
第3図は第2実施例の中央断面正面図、第4図は
第3実施例の中央断面図である。 1,21,31……本体、2,22,32……
上流側の排水管、5……フランジ、6……下流側
の排水管、7……内挿部、8……押えフランジ、
9……ねじ部材、10……めねじ部、11……パ
ツキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートスラブを上下方向に貫通して該ス
    ラブに埋設されるように形成された排水配管器具
    であつて、該器具の本体は、ほぼ円筒状に形成さ
    れ、その上端面に上流側の排水管の接続口を有
    し、該本体の上端部外周面に沿つて前記スラブの
    上面と同一高さにフランジを有するとともに、前
    記本体の下端部の内周に沿つて下流側の排水管を
    内挿し得る内挿部を備え、しかも前記下流側の排
    水管を接続するための押えフランジを緊締するね
    じ部材に適合するめねじ部を前記内挿部の外側に
    おいて前記本体の下端面に備え、前記内挿部の内
    周と前記下流側の排水管の外周との間にパツキン
    グを介在させて前記押えフランジを介して前記ね
    じ部材を前記めねじ部へ螺締することによつて前
    記下流側の排水管を前記本体へ接続し得る構成に
    したことを特徴とするコンクリートスラブ埋設用
    の排水配管器具。
JP7352081U 1981-05-21 1981-05-21 Expired JPS627741Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7352081U JPS627741Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

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JP7352081U JPS627741Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57187872U JPS57187872U (ja) 1982-11-29
JPS627741Y2 true JPS627741Y2 (ja) 1987-02-23

Family

ID=29869286

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JP7352081U Expired JPS627741Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

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JPS57187872U (ja) 1982-11-29

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