JPS6277400A - 胃癌細胞に結合する人免疫グロブリンならびに該人免疫グロブリンを産生する細胞株 - Google Patents
胃癌細胞に結合する人免疫グロブリンならびに該人免疫グロブリンを産生する細胞株Info
- Publication number
- JPS6277400A JPS6277400A JP60214480A JP21448085A JPS6277400A JP S6277400 A JPS6277400 A JP S6277400A JP 60214480 A JP60214480 A JP 60214480A JP 21448085 A JP21448085 A JP 21448085A JP S6277400 A JPS6277400 A JP S6277400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- human immunoglobulin
- cell
- strain
- human
- gastric cancer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、胃癌細胞に結合する人免疫グロブリンならび
に該人免疫グロブリンを産生ずる人細胞株に関する。
に該人免疫グロブリンを産生ずる人細胞株に関する。
(従来の技術)
抗原特異性を有する純粋な免疫グロブリンとは、すなわ
ち、モノクロナルな抗体であり、この抗体を作り出す技
術は、ケラ−とミルスタインにより開示されたマウスの
ハイプリドーマの作成技術にその端を発している。
ち、モノクロナルな抗体であり、この抗体を作り出す技
術は、ケラ−とミルスタインにより開示されたマウスの
ハイプリドーマの作成技術にその端を発している。
しかし、該技術を異雅動物に拡張し1人のモノクロナル
抗体を獲得しようと、幾多の努力がはられれたが、必ず
しも成功していない。
抗体を獲得しようと、幾多の努力がはられれたが、必ず
しも成功していない。
これには以下の理由が挙げられる。
(1) マウス−ヒトの異種動物間ノ・イブリドーマ
の場合、人由来の染色体がノ・イブリドーマから脱落す
る現象は避けられず、長期に人の抗体を産生させること
は極めて困難である。
の場合、人由来の染色体がノ・イブリドーマから脱落す
る現象は避けられず、長期に人の抗体を産生させること
は極めて困難である。
(2) ヒト−ヒトハイブリドーマの場合、同極間ハ
イブリドーマであるゆえ、前記の問題点は原理的に克服
できるものの、X63、SP/2など常用されるマウス
骨髄腫のHAT感党性欠損株に匹敵する細胞融合効率を
有する人の細胞株は未だ見いだされていない。
イブリドーマであるゆえ、前記の問題点は原理的に克服
できるものの、X63、SP/2など常用されるマウス
骨髄腫のHAT感党性欠損株に匹敵する細胞融合効率を
有する人の細胞株は未だ見いだされていない。
複た、細胞融合の手法を用いずに、人免疫グロブリンを
産生ずる細胞を無限増殖比する方法として従来知られて
いるのは、エプスタイン・バール・ウィルス(以下、E
VBと略記する)による形質転換による方法である。す
なわち、EBVi培地中培地量する細胞株、例えば、マ
ーモセットの細胞株B95−8の培養上清を用いて、人
免疫グロブリンを産生ずる細胞を強くウィルス感染せし
め株fヒする方法である。
産生ずる細胞を無限増殖比する方法として従来知られて
いるのは、エプスタイン・バール・ウィルス(以下、E
VBと略記する)による形質転換による方法である。す
なわち、EBVi培地中培地量する細胞株、例えば、マ
ーモセットの細胞株B95−8の培養上清を用いて、人
免疫グロブリンを産生ずる細胞を強くウィルス感染せし
め株fヒする方法である。
一万、¥癌細胞に特異的に結合する人免疫グロブリンは
、癌患者の血7N中にその存在が示唆されていた。そし
て、胃癌細胞に結合するモノクロナル抗体を人から獲得
することは、癌の診断と治療へ応用した場合より特異性
があり、かつ安全性の商い抗体であることが期待でき、
大きな願望であったが、従来、この特異性金石する人モ
ノクロナル抗体?派生する細胞株全樹立できたとの報告
はなく、該抗体の利用技術の発展はみられなかった。
、癌患者の血7N中にその存在が示唆されていた。そし
て、胃癌細胞に結合するモノクロナル抗体を人から獲得
することは、癌の診断と治療へ応用した場合より特異性
があり、かつ安全性の商い抗体であることが期待でき、
大きな願望であったが、従来、この特異性金石する人モ
ノクロナル抗体?派生する細胞株全樹立できたとの報告
はなく、該抗体の利用技術の発展はみられなかった。
(発明のポイント)
本発明者らは、新規な胃癌細胞に結合する人のモノクロ
ナル抗体を産生ずる細胞株の培養維持に成功し、該抗体
を分離することができた。
ナル抗体を産生ずる細胞株の培養維持に成功し、該抗体
を分離することができた。
(本発明を実施する手段)
本発明者らは、丁でに人の細胞系のみを用いて人免疫グ
ロブリン産生細胞を無限増殖比する方法を発明し、%許
出願して込る(%願昭59−189622)々癌細胞に
結合する抗体を腫生ずる細!泡カベ冑癌患者の癌病呆周
辺に存在することを期待し、特願昭59−1)3962
2号に記載されt′)5法を揉り返し実施した結果、目
的の抗体産生細胞を株比し、また、目的のモノクロナル
な抗体を獲得することができた。
ロブリン産生細胞を無限増殖比する方法を発明し、%許
出願して込る(%願昭59−189622)々癌細胞に
結合する抗体を腫生ずる細!泡カベ冑癌患者の癌病呆周
辺に存在することを期待し、特願昭59−1)3962
2号に記載されt′)5法を揉り返し実施した結果、目
的の抗体産生細胞を株比し、また、目的のモノクロナル
な抗体を獲得することができた。
すなわち、本発明は、胃癌細胞に結合する人免疫グロブ
リンであり、胃癌細胞に結合する人免疫グロブリン金並
生する人細胞株である。
リンであり、胃癌細胞に結合する人免疫グロブリン金並
生する人細胞株である。
以下、具体的に本発明を実施する+段全紹介する。
(1)人免疫グロブリンを産生ずる細胞の獲得人免疫グ
ロブリンを産生ずる細胞としては、末梢血リンパ球画分
、リンパ節細胞画分、ひ臓細胞画分を用いる。また癌病
巣周辺に存在するリンパ節の細胞画分を利用することが
、抗原に感作された細胞の存在が期待でき好ましい。
ロブリンを産生ずる細胞としては、末梢血リンパ球画分
、リンパ節細胞画分、ひ臓細胞画分を用いる。また癌病
巣周辺に存在するリンパ節の細胞画分を利用することが
、抗原に感作された細胞の存在が期待でき好ましい。
(2)人免疫グロブリン金産生ずる細胞金株比する方法
目的とする細胞株を獲得するには、EBV産生細胞株の
培養上γftヲ用いる方法および本発明者らの方法のい
ずれの方法音用いてもよいが、本発明者らの前記特許出
願に係る方法を用りることにより、容易に目的を達成す
ることができる。この方法を用する利点は、目的の細胞
株を獲得する確率が高いこと、および株「ヒの過程で人
の細胞株のみを用いるため、得られた細胞株に異軸動物
細胞株に由来するウィルスなどの混入を防げることであ
る。すなわち、特開昭58−216125に開示された
B細胞株ATCC・CRL−81)8と癌病巣周辺のリ
ンパ節細胞画分を混合し、選択培地を用い、炭酸ガス培
養器中で約3週1■培養することにより、人免疫グロブ
リン産生株をコロニーとして獲得することができる。こ
のコロニーは、モノクロン化し培養を継続すれば、永続
的に一つの抗原特異性を持つ抗体全産生し続ける。ここ
でいうモノクロン比とは、細胞株全96ウエルのマイク
ロテストプレートに極く低濃度で播き、出現し次コロニ
ーから1個の細胞株より増殖したと思われるものを選択
する手法である。
培養上γftヲ用いる方法および本発明者らの方法のい
ずれの方法音用いてもよいが、本発明者らの前記特許出
願に係る方法を用りることにより、容易に目的を達成す
ることができる。この方法を用する利点は、目的の細胞
株を獲得する確率が高いこと、および株「ヒの過程で人
の細胞株のみを用いるため、得られた細胞株に異軸動物
細胞株に由来するウィルスなどの混入を防げることであ
る。すなわち、特開昭58−216125に開示された
B細胞株ATCC・CRL−81)8と癌病巣周辺のリ
ンパ節細胞画分を混合し、選択培地を用い、炭酸ガス培
養器中で約3週1■培養することにより、人免疫グロブ
リン産生株をコロニーとして獲得することができる。こ
のコロニーは、モノクロン化し培養を継続すれば、永続
的に一つの抗原特異性を持つ抗体全産生し続ける。ここ
でいうモノクロン比とは、細胞株全96ウエルのマイク
ロテストプレートに極く低濃度で播き、出現し次コロニ
ーから1個の細胞株より増殖したと思われるものを選択
する手法である。
(3) 胃癌細胞株に結合する抗体全産生ずる細胞株
の選択 多くの株比し九人免疫グロブリンfr:i生ずる。細胞
コロニーの中から、目的とする特異性を持った細胞株全
選択するために、培養上清中の特異抗体の分析全行なう
。
の選択 多くの株比し九人免疫グロブリンfr:i生ずる。細胞
コロニーの中から、目的とする特異性を持った細胞株全
選択するために、培養上清中の特異抗体の分析全行なう
。
標的細胞株として、胃癌白米の細胞株K A T O−
II (東系大学医科学研究所、関口守正氏により樹
立され、継代培養されている印猿細雁粕由来の細胞株)
、MKN−1およびMKN−45(新瀉大学医学部第−
病理学教室の北条片人氏らにより胃癌組織から樹立きf
′した細胞株)全混合して用いる。これらの細胞株の表
面に結合した人由来抗体の存在の証明は、次の方法によ
る。ビオチン叱抗人カッパーおよびラムダ(ヤギ)抗体
金反旧させ、続すてビオチンrヒベルオキシダーゼーア
ビジン複合体を反応きせる。次に、ペルオキシダーゼの
基質であるジアミノペンチジン浴液を加え、褐色の発色
を倒立顕微鏡にて検鏡し確認する。陽性の反応を示した
培養上清は褥度、各々の細胞殊について、また、抗体の
クラス別にその反lca性を確認する。
II (東系大学医科学研究所、関口守正氏により樹
立され、継代培養されている印猿細雁粕由来の細胞株)
、MKN−1およびMKN−45(新瀉大学医学部第−
病理学教室の北条片人氏らにより胃癌組織から樹立きf
′した細胞株)全混合して用いる。これらの細胞株の表
面に結合した人由来抗体の存在の証明は、次の方法によ
る。ビオチン叱抗人カッパーおよびラムダ(ヤギ)抗体
金反旧させ、続すてビオチンrヒベルオキシダーゼーア
ビジン複合体を反応きせる。次に、ペルオキシダーゼの
基質であるジアミノペンチジン浴液を加え、褐色の発色
を倒立顕微鏡にて検鏡し確認する。陽性の反応を示した
培養上清は褥度、各々の細胞殊について、また、抗体の
クラス別にその反lca性を確認する。
1′fc、抗体全培養液中から純粋なかたちで分取する
こともできる。特異性全もつ友抗体産生株の一つであり
モノクロンfヒされ、418−59と名付けたIgMラ
ムダ型の抗体を産生ずる細胞株は。
こともできる。特異性全もつ友抗体産生株の一つであり
モノクロンfヒされ、418−59と名付けたIgMラ
ムダ型の抗体を産生ずる細胞株は。
現在、英国のウイルトンヨア、サリズノくり一、ボート
ンダウンにある[芯用微生物学パブリック・ヘルス・ラ
ボラトリ−・サービス・センター(PublicHea
lth Laboratory 5ervice Ce
ntre for AppliedMicrobiol
ogy and Re5earch+Porton D
own。
ンダウンにある[芯用微生物学パブリック・ヘルス・ラ
ボラトリ−・サービス・センター(PublicHea
lth Laboratory 5ervice Ce
ntre for AppliedMicrobiol
ogy and Re5earch+Porton D
own。
5alisbury、 Wiltsbire、 Uni
ted Kingdom )に寄託(寄託番号85o7
1031)されており、いつでも発明の根拠として開示
できる状態にある。
ted Kingdom )に寄託(寄託番号85o7
1031)されており、いつでも発明の根拠として開示
できる状態にある。
(4) 418−59細胞株由来抗体の反応性418−
59細胞株由来抗体(以下59抗体と略記する)の癌細
胞株および癌組織切片に対する反応性は、以下の結果で
あった。
59細胞株由来抗体(以下59抗体と略記する)の癌細
胞株および癌組織切片に対する反応性は、以下の結果で
あった。
胃癌細胞株MKN−45、KATO−1)1、MKN−
28およびM K N −74K反応性が認めらtした
ほか% +jj+癌細胞株PC−j Oにも反応性が認
められた。
28およびM K N −74K反応性が認めらtした
ほか% +jj+癌細胞株PC−j Oにも反応性が認
められた。
計7症例の冑昧癌のホルマリン固定パンフィン包埋組織
片を用いた組織染色の結果、5症例の癌病采部は強1場
性1周辺の間貝都は陽性、正常な胃粘膜士皮は別置性の
結果を得た。
片を用いた組織染色の結果、5症例の癌病采部は強1場
性1周辺の間貝都は陽性、正常な胃粘膜士皮は別置性の
結果を得た。
この結果f:M、計的にみると、59抗体が冑腺癌に結
合する確率は34−95係(信頼区m」90価)となる
。
合する確率は34−95係(信頼区m」90価)となる
。
なお、本明細曹で川IAた胃癌3・よびノ↓ム癌細胞昧
は、各細胞株の樹立者から分与式i′Lる以外に、薗崎
市芝塚町1868にある免疫生物研究所から購入するこ
とができる。
は、各細胞株の樹立者から分与式i′Lる以外に、薗崎
市芝塚町1868にある免疫生物研究所から購入するこ
とができる。
(発明の効果)
この抗体を産生ずる細胞株は5無限に増殖する能力をそ
なえており、工業的に人の抗体を生産することが司I7
肚である。
なえており、工業的に人の抗体を生産することが司I7
肚である。
また、胃癌細胞に結合する抗体は、抗体自体の殺癌、面
I泡1止力の利用のみでなく、酵素標識、アイノトーブ
標識、細胞毒性物置による標識などを施すことにより、
癌の診断および治療に大いに利用できるものと思われる
。
I泡1止力の利用のみでなく、酵素標識、アイノトーブ
標識、細胞毒性物置による標識などを施すことにより、
癌の診断および治療に大いに利用できるものと思われる
。
該抗体はトリプシン、ベプナノ、パパインナトの蛋白分
’N4酵素により限定分解2施し%Fab部分全利用す
ることにより、抗原への特異的、)45合晶を強調する
ことができる。
’N4酵素により限定分解2施し%Fab部分全利用す
ることにより、抗原への特異的、)45合晶を強調する
ことができる。
(実施例)
以上、本発明の一般的に述べてきたが、ざらに実施例に
て詳細に説明する。ただし、この実流量は本発明の具体
的例示であって、本発明を限定するものではない。
て詳細に説明する。ただし、この実流量は本発明の具体
的例示であって、本発明を限定するものではない。
実施例
(1)人前癌患者のリンパ節細胞からの人免疫グロブリ
ンを産生ずる細胞の獲得 胃癌病巣周辺のリンパ節を、胃癌の外科的な切除時に獲
得し、1QOメツシユのステンレスフルいで細片比し友
。ハンクス液に細胞を浮遊させ、人免疫グロブリンの産
生細胞を含む3000万個のリンパ節細胞全4た。
ンを産生ずる細胞の獲得 胃癌病巣周辺のリンパ節を、胃癌の外科的な切除時に獲
得し、1QOメツシユのステンレスフルいで細片比し友
。ハンクス液に細胞を浮遊させ、人免疫グロブリンの産
生細胞を含む3000万個のリンパ節細胞全4た。
(2)B細胞株ATCC−CRL−81)80率備20
%の牛胎児血清(以下FC8と略記する)を含む培地R
PMI−1640を用カ、炭はガス培養器中で細胞株を
生存率良く増殖させておく。
%の牛胎児血清(以下FC8と略記する)を含む培地R
PMI−1640を用カ、炭はガス培養器中で細胞株を
生存率良く増殖させておく。
(3)共培養
30枚の96ウエルのマイクロテストプレートの各々の
ウェルに、(1)の操作でwら?L*10000蘭のリ
ンパ節細胞と(2)の操作で4漏した20000個のB
細胞株ATCC−CRL−81)8を含む200μtの
選択培地(υ1tnM のとホキサンチン、J4μM
のアミノプテリン、16μMの一ナイミジノ、0.1m
Mのレバミゾールおよび20%のFC8’i含むRPM
I−1640培地、以下、HATレバミノール培地と略
記する)を分注した。これらのマイクロテストプレート
を炭酸ガス培養器中で20日間培養し、コロニー形成の
みられた1)5ウエルの培養上清の抗体の反応性の検討
を行なった。
ウェルに、(1)の操作でwら?L*10000蘭のリ
ンパ節細胞と(2)の操作で4漏した20000個のB
細胞株ATCC−CRL−81)8を含む200μtの
選択培地(υ1tnM のとホキサンチン、J4μM
のアミノプテリン、16μMの一ナイミジノ、0.1m
Mのレバミゾールおよび20%のFC8’i含むRPM
I−1640培地、以下、HATレバミノール培地と略
記する)を分注した。これらのマイクロテストプレート
を炭酸ガス培養器中で20日間培養し、コロニー形成の
みられた1)5ウエルの培養上清の抗体の反応性の検討
を行なった。
(4)標的細胞株KATO−ill 、MKN−1お
よびMKN−45のいずれかに結合する抗体全産生ずる
細胞株の選択 ステップ1 U底のマイクロテストプレートの各ウェルに、標的:i
EI胞株KATO−]1) 、MKN−1およびMK
N−45i各5万個ずつ分注し2次に(3)の操作で得
られた1)5ウエルの培養上(〃を50μtずつ添加し
、室温下で穏やかに攪拌しながら1時間反応させた。
よびMKN−45のいずれかに結合する抗体全産生ずる
細胞株の選択 ステップ1 U底のマイクロテストプレートの各ウェルに、標的:i
EI胞株KATO−]1) 、MKN−1およびMK
N−45i各5万個ずつ分注し2次に(3)の操作で得
られた1)5ウエルの培養上(〃を50μtずつ添加し
、室温下で穏やかに攪拌しながら1時間反応させた。
ステップ2
U底のマイクロテストプレートi 0.2%の牛血で1
7アルブミンを含むリン酸緩備比生理食塩液(以下、洗
浄液と略記する)Vこて1回洗浄しfc後、各5μg
/ rntm度のビオチン比抗人カッパーおよびラムダ
(ヤギ)抗体を溶かした50μtの洗浄液を各ウェルに
分注する。再度室温下で穏やかに攪拌しながら30分反
応させ友後、1回の洗浄操作を施 −し友。
7アルブミンを含むリン酸緩備比生理食塩液(以下、洗
浄液と略記する)Vこて1回洗浄しfc後、各5μg
/ rntm度のビオチン比抗人カッパーおよびラムダ
(ヤギ)抗体を溶かした50μtの洗浄液を各ウェルに
分注する。再度室温下で穏やかに攪拌しながら30分反
応させ友後、1回の洗浄操作を施 −し友。
ステップ5
ビオチンrヒベルオキシダーゼーアビジン複合体からな
るベクタスティンABC[ベクターラボラトリーズ、ベ
ルリンガム、米国(VectorLaboratori
es、 Inc、Burlingame、 USA )
) f<50μを添加し、室益下で穏やかに攪拌しな
がら30分間反応させfc後、2回の洗浄操作を施し友
。
るベクタスティンABC[ベクターラボラトリーズ、ベ
ルリンガム、米国(VectorLaboratori
es、 Inc、Burlingame、 USA )
) f<50μを添加し、室益下で穏やかに攪拌しな
がら30分間反応させfc後、2回の洗浄操作を施し友
。
ステップ4
ペルオキシダーゼの基質であるジアミノベンチジン溶液
(O,S+ψ/dのジアミノベンチジンおよび0.02
%の過酸化水素を含むトリス緩1!iI液)全100μ
を加え% 10分間室温で反応させた後、倒立顕微′a
VCて標的細胞株の染色性をa祭した。
(O,S+ψ/dのジアミノベンチジンおよび0.02
%の過酸化水素を含むトリス緩1!iI液)全100μ
を加え% 10分間室温で反応させた後、倒立顕微′a
VCて標的細胞株の染色性をa祭した。
この結果、5ウエルに標的1!1)胞株が喝色に染1つ
た陽性の反応を得たが、さらに5日後、その再現音調べ
九ところ、418−59と名付けた1ウエルのみ結果が
再現さ?L7j。
た陽性の反応を得たが、さらに5日後、その再現音調べ
九ところ、418−59と名付けた1ウエルのみ結果が
再現さ?L7j。
(5)418−59細胞株のクローニング5枚の96ウ
エルのマイクロテストプレートの各々のウェルに、Oj
J胞の418−59細胞株および0.1%の羊赤血球を
含む20%FC8加RPMI−1640培地100μt
を加え、2週間培養した。出現したコロニーの培養上清
を、MKN−45標的細胞株として(4)の方法で再度
反応性を検討した結果、同様に標的細胞株に結合する抗
体の存在が証明された。この抗体(59抗体)のクラス
は、IgMラムダ型であった。
エルのマイクロテストプレートの各々のウェルに、Oj
J胞の418−59細胞株および0.1%の羊赤血球を
含む20%FC8加RPMI−1640培地100μt
を加え、2週間培養した。出現したコロニーの培養上清
を、MKN−45標的細胞株として(4)の方法で再度
反応性を検討した結果、同様に標的細胞株に結合する抗
体の存在が証明された。この抗体(59抗体)のクラス
は、IgMラムダ型であった。
(6)標的細胞株に対する結合性の検討各種の固形癌細
胞株を用い、(4)と同様の手法によりクロン比した5
9抗体の反1乙性を検討したところ、胃@ 1)3i1
胞株ではMKN−45,KATO−IH、MKN −2
8オよびMKN−74、l1llj 尚由来ではPC−
10が陽性の反応性を示した。
胞株を用い、(4)と同様の手法によりクロン比した5
9抗体の反1乙性を検討したところ、胃@ 1)3i1
胞株ではMKN−45,KATO−IH、MKN −2
8オよびMKN−74、l1llj 尚由来ではPC−
10が陽性の反応性を示した。
(7)ホルマリン固定パラフィン包埋前)尿癌組織切片
に対する染色性の検討
に対する染色性の検討
Claims (2)
- (1)胃癌細胞株MKN−45およびKATO−IIIに
結合し、ホルマリン固定後、パラフィン包埋した胃腺癌
組織切片の癌病巣部に結合する人免疫グロブリン。 - (2)胃癌細胞株MKN−45およびKATO−IIIに
結合し、ホルマリン固定後、パラフィン包埋した胃腺癌
組織切片の癌病巣部に結合する人免疫グロブリンを産生
する人細胞株。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214480A JPS6277400A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 胃癌細胞に結合する人免疫グロブリンならびに該人免疫グロブリンを産生する細胞株 |
EP86113301A EP0218158A3 (en) | 1985-09-30 | 1986-09-26 | Human monoclonal antibody, B-cell line for producing this antibody and method for preparing this B-cell line and antibody. |
US06/912,106 US5024946A (en) | 1985-09-30 | 1986-09-29 | Human monoclonal antibody to antigen of gastric cancer and B-cell line for producing this antibody, method for preparing this B-cell line and antibody, antigen and method of preparation of this antigen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214480A JPS6277400A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 胃癌細胞に結合する人免疫グロブリンならびに該人免疫グロブリンを産生する細胞株 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6277400A true JPS6277400A (ja) | 1987-04-09 |
Family
ID=16656410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60214480A Pending JPS6277400A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 胃癌細胞に結合する人免疫グロブリンならびに該人免疫グロブリンを産生する細胞株 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6277400A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01243986A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-28 | Agency Of Ind Science & Technol | 抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体,抗体産生ハイブリドーマおよび抗体の製造法 |
JPH02429A (ja) * | 1987-12-24 | 1990-01-05 | Takeda Chem Ind Ltd | ヒトbリンパ芽球様細胞株、抗体産生ハイブリドーマ、抗体および抗体の製造法 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60214480A patent/JPS6277400A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02429A (ja) * | 1987-12-24 | 1990-01-05 | Takeda Chem Ind Ltd | ヒトbリンパ芽球様細胞株、抗体産生ハイブリドーマ、抗体および抗体の製造法 |
JPH01243986A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-28 | Agency Of Ind Science & Technol | 抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体,抗体産生ハイブリドーマおよび抗体の製造法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7556803B2 (en) | Method for treating multiple myeloma | |
JPS5845407B2 (ja) | 悪性腫瘍抗体の製造方法 | |
JP2011209287A (ja) | ヒトbリンパ芽腫細胞系から分泌される抗ガングリオシド抗体 | |
JPS60501359A (ja) | 新生物用ヒト↓−ヒトハイブリド−マ | |
JPS5859994A (ja) | 組換えモノクローナル抗体 | |
JPH02276573A (ja) | 肝炎bウイルスに対する単クローン性抗体産生ハイブリツドマ細胞系 | |
JPS6277400A (ja) | 胃癌細胞に結合する人免疫グロブリンならびに該人免疫グロブリンを産生する細胞株 | |
Kudo et al. | Production of a human monoclonal antibody to a synthetic peptide by active in vivo immunization using a SCID mouse grafted with human lymphocytes | |
JPS6115897A (ja) | ヒト肝癌細胞を特異的に認識するモノクロ−ナル抗体 | |
JPS60204727A (ja) | 抗ヒトv型コラ−ゲン抗体 | |
SUGIYAMA et al. | Preparation of human monoclonal antibodies of IgG type to gastro-intestinal cancer-associated antigen | |
JP4493882B2 (ja) | 抗原およびこの抗原を識別するモノクローナル抗体 | |
JPS6058093A (ja) | 抗癌ヒト抗体の産生方法 | |
JPS61236798A (ja) | モノクロ−ナル抗体 | |
Fujii et al. | Characterization of a murine monoclonal antibody, 5D-4, reacting with pancreatic cancers and islets of Langerhans | |
WO1990002761A1 (en) | Human monoclonal antibody and process for its preparation | |
JPS6299400A (ja) | 免疫グロブリンおよび免疫グロブリン産生株 | |
JPS60199830A (ja) | モノクロ−ナル抗体 | |
JPS6261596A (ja) | 薬剤耐性癌に関するモノクロ−ナル抗体およびその製造 | |
JPS63157995A (ja) | 抗ヒト大腸癌単クロ−ン性抗体acc−574 | |
JP2626979B2 (ja) | ヒト癌細胞に対するモノクロナール抗体4c1および該抗体を産生するハイブリドーマ | |
JPH0365197A (ja) | 抗イディオタイプ抗体とその製造法 | |
JPS5982317A (ja) | モノクロ−ナル抗メラノ−マ抗体 | |
JPS62212399A (ja) | モノクロ−ナル抗体 | |
JPS61152281A (ja) | 抗緑膿菌ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリド−マ及びその製造法並びにその使用方法 |