JPS61152281A - 抗緑膿菌ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリド−マ及びその製造法並びにその使用方法 - Google Patents

抗緑膿菌ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリド−マ及びその製造法並びにその使用方法

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JPS61152281A
JPS61152281A JP59273156A JP27315684A JPS61152281A JP S61152281 A JPS61152281 A JP S61152281A JP 59273156 A JP59273156 A JP 59273156A JP 27315684 A JP27315684 A JP 27315684A JP S61152281 A JPS61152281 A JP S61152281A
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mouse
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沢田 周三
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隆 河村
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安彦 増保
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富部 克彦
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、抗緑膿菌ヒ1−抗体を産11−するマウス−
ヒトハイブリドーマとその製3%法、並びにその使用方
法に関する。その目的とするところは、緑膿菌感染症の
診断及び治療等に役立つところの抗緑膿菌ヒト抗体を産
生する、マウス−ヒトハイブリドーマを提供することに
ある。
(ロ)従来の技術 緑膿菌(シュードモナス・エルギノーサ、psetld
omOnas  aerll(1! n03a )は本
来病原性の低い菌であるが、最近は、抗生物質の投与に
よる菌交代性増殖の結果、薬剤耐性緑膿菌による感染症
が増え、しばしば免疫不全、とりわけシスティック フ
ァイブローシス(のう胞性線紺症)、熱傷、ガン等の患
者に発症し重篤な症状を甲するようになっている。この
感染症においては、緑膿菌が薬剤耐性をちっている”こ
とが多いため、又患者の免疫力が弱まっている等のため
、抗生物質による治療が必ずしも十分な威力を発揮しな
いという問題がある。
従って、抗緑膿菌抗体によるいわゆる免疫療法が考えら
れ研究されつつあるが、未だ臨床に供されるに至ってい
ない。また、緑膿菌感染症の治療を適格に行なうために
は、その早期診断が必要であるが、従来の抗面清を用い
る方法は満足すべき状況にないという問題がある。これ
らの問題点を解決するためには、抗緑膿菌モノクローナ
ル抗体が必要である。
一方、緑膿菌の表面抗原としては、リポ多糖(1−PS
)、外層蛋白(outer membrane pro
tein。
OMP)、ペン毛、スライム由来の多糖等が知られてい
る。このうちIPSは緑膿菌の面清型を決定する〇−多
糖側鎖を有し、今まで1から16までの16種類の面清
型(1−1ommaの分類による)が知られている。l
−P Sは〇−多糖側鎖の伯に]アーリージョン、リビ
ドΔを有し、リビドΔが緑膿菌の外層(o+1ter 
 membrane )にうずもれ、これより2−ケト
−3−デオキシオフトン酸を介しコアーリージョンが外
層外に伸び、コアーリージョンから〇−多糖側鎖が更に
外側に伸展している。1.PSに対する抗体は、ヒトや
動物において作られやすく、感染防御的に働く事が知ら
れている。抗LPS抗体は緑膿菌のI−P Sと結合し
、この抗原抗体複合体に補体が結合し、免疫溶菌を受け
るか、もしくは多形核白血球などの食細胞により処即さ
れ、生体が緑膿菌感染症から免がれる事ができると言わ
れている。緑膿菌の感染が成立している患者では、緑膿
菌抗原が多く、抗LPS抗体が不犀になりがちである。
これを防ぎ治療するために、従来からヒトの白液から調
製したToG製剤が使われてきたが、その製剤に含まれ
ている緑膿菌の抗体価は極めて少なく、感染治療上十分
ではなかった。
ところで、細胞融合の技術を用いて、特巽的な抗体を産
生するがやがては死滅する運命にあるリンパ球又はB1
11l胞(抗体産生側1と、培養器の中で永久に増殖し
つづけるミエローマ細胞(骨髄腫細胞)を融合させるこ
とにり、モノクローナルを永続的に産生分泌するハイブ
リドーマ(融合細胞)株を樹立させる方法は公知である
。そして、モノクローナルな抗緑膿菌抗体を得ようとす
る場合には、抗緑膿菌抗体産生細胞とミエローマ細胞と
を融合させ、クローニングによって抗緑膿菌抗体産生性
のハイブリドーマを得ればよいことは一般論としては知
られている。そして、具体的には、例えば、特開1’f
f5’9−29622号公報には、緑膿菌のLPSで免
疫されたBΔLr3/Cマウスの牌臓細飽(抗体産生細
胞)と、マウスのミエローマ細胞(P3−X63−Δo
8−U1株)とを融合させハイブリドーマを得、これを
クローニングすることによって、モノクローナルな抗緑
膿菌マウス抗体を産生するハイブリドーマを得たことが
開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 1ズ上のごとく、抗緑膿菌抗体を産生するハイブリドー
マに関しては、具体的な成功例は抗緑膿菌マウス抗体を
産生するマウス−マウスハイブリドーマだけである。し
かし、ヒトの病気の診断や治療のためには、同種タンパ
クである杭緑w8i′i!iヒト抗体の方が有用でかつ
安全であり、そのためには、ヒトの抗体産生fllll
llを用いてマウス−ヒトハイブリドーマやヒト−ヒト
ハイブリドーマを樹立する必要がある。しかしながら、
動物の場合と異なり、ヒトの場合には、ヒトをあらかじ
め多量の緑膿菌やその表面抗原で免疫し、有効に刺激さ
れた抗体産生細胞を採取して細胞融合に用いるといった
方法をとるわけにはいかないので、適切な抗体産生細胞
の採取・調整が困難であるといった問題等があり、未だ
明mな成功例の報告がない。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明者らは、抗緑膿菌ヒト抗体を産生するマウス−ヒ
トハイブリドーマを得ることを目的として鋭意研究を行
なった結果、まず、抗緑膿菌抗体を産生するヒトの細胞
を多く含む組織を選別し、この組織の細胞とマウスのミ
エローマ細胞とを融合させるという方法によって、抗緑
膿菌ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリドーマを
得ることができた。
本発明においてヒトの抗体産生1111飽とは、ヒトの
リンパ球(又はB細胞)であって、抗体を分泌している
又は分泌する能力を持った細胞をいう。
これは脾臓、リンパ節、末梢面、骨髄、扁桃、アデノイ
ド等の細胞の中に含まれている。本発明の目的のために
は、いかなるソースのリンパ球でも用いることができる
が、好ましいのは扁桃腺又は牌臓から採取されたもので
ある。
マウスのミエローマ細胞としては、8−アザグアニン耐
性株を用いるのが右利であり、公知のものとしては、B
Δ1.、B/CマウスのP 3− X 63−A(1B
、P3−X63−/!11 s−’u1.p3”N51
71−A!1/I−1、p3−xe3−Ag8J、5.
’3゜5P210−ΔQ 14. FO,MPCll−
45,6TG1.7などがある。
本発明においては、抗原としては、B膿菌の表面抗原の
うちどれを用いても良いが、以下LPSを用いた場合に
ついて説明する。まず、抗原である特定のIPsを右づ
るBH3菌を選ぶ。次にヒトのリンパ球を扁桃腺、リン
パ節、牌臓及び末梢面等のl′l織からモノヌクリアー
セル(単核細胞)として調製する。モノヌクリアーセル
を50〜7日。
ホークライードマイトジェン等のマイト−ジエンの添加
もしくは無添加の条件下で、5%CO2インキエベータ
ーで培養し、その培養土清液中の抗体を、緑膿菌を固定
したプレートで酵素抗体法(FLTSΔ)により測定し
、望ましいモノヌクリアーセルを含む組織をM /’S
’ O次いで、この111Bのリンパ球とマウスのミエ
ローマ細胞を融合させ、ハイブリドーマの巽質集落を形
成させる。細胞融合は公知の方法で行なうことができる
。例えば、抗体産生細胞とミエローマ細胞融を10:1
〜1:10、好ましくは1:1〜1:3の比率で混合し
、適当な細胞融合用溶液、例えば約35%ポリエチレン
グリコール(分子@ 1,000〜6,000程度)お
よび約7.5%ジメチルスルホキシドを含むRPMr1
640を加えて、室温〜37℃で1〜数分間撹拌し、そ
の1η10%FC3加RPM 11640で徐々に希釈
し、洗浄の49)−IAT(ヒポキサンチンーアミノプ
テリンーヂミジン)選択培養液にて細胞濃度が1〜5 
X 105個/猷となるように調整する。これを0.2
mQずつ、例えば96穴プレートに分注し、5%CO2
を含む空気中で35〜38℃で2〜3週間培養する。I
−I A T培養液中ではハイブリドーマのみが生存し
、8−アザグアニン耐性のミエローマ細胞及びミエロー
マ同士の融合細胞はイト存し得ないく未融合の抗体産生
細胞は数日で死滅する)。次に、このハイブリドーマ集
落から、緑膿菌LPSに対し特異的なヒトモノクローナ
ル抗体を分泌するものだけ選別する。この選別工程(ク
ローニング)は、異なるハイブリドーマより産生された
ヒトモノクローナル抗体を、目的とする血清型を有する
緑膿菌又は緑膿菌IPsを固定したプレートを用いて、
酸素抗体法を用いて行なう事ができる。
全ての緑膿菌の血清型に反応するヒトモノクローナル抗
体を得る為には、16種類の異る血清型の緑膿菌を使用
しなくてはならない。これらの緑膿菌は、アメリカンタ
イプカルチI7−コレクション(ΔTCC)等から入手
できる。
次に、選択したハイブリドーマを培養して、所望の特異
的ヒトモノクローナル抗体を生成させる。
クローニングによって選択された、本発明の抗緑膿菌ヒ
ト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリドーマは、凍結
して保存することができ、また、これを適当な方法で大
量に培養することもできる。
かかるセルライン(細胞株)又は複製された細胞も本発
明の範囲に含まれるものである。すFだ、クローン化さ
れたハイブリドーマと実質的に同一の抗緑膿菌ヒト抗体
を産生する限り、その変異株等も本発明の範囲に含まれ
る。
(ホ)発明の効宋 本発明のハイブリドーマを、適当な方法で大量に培養す
ると、培養上清から、例えば、緑膿菌のLPSに特異的
に結合するモノクローナルな抗緑膿菌ヒト抗体を得るこ
とができる。また、このハイブリドーマを動物に移植し
て腫瘍化し、その腹水や面清から抗緑膿菌ヒト抗体を得
ることもできる。抗緑膿菌ヒト抗体の精製は、モノクロ
ーナル抗体を用いるアフィニティクロマトグラフィー等
の方法によって行なわれる。
本発明のハイブリドーマは、緑膿菌の、例えばL P 
Sに特質的に結合するヒトモノクローナル抗体を提供し
、かかる抗緑膿菌抗体は、緑膿菌感染症の患者に投与す
る事により、血中に抗LPS抗体の力価を有意に上背せ
しめ、治療を達成する事ができる。また、モノクローナ
ル抗体は、高い精度と信頼爪をもつ緑膿菌の検査試薬や
標識試薬などに応用ができる。
(へ)実施例 以下、実施例により本発明を詳述する。
実施例1 (1)抗緑膿菌抗体産生細胞の選別 8人の扁桃炎患者より80ツトの扁桃腺を(qlこれよ
りファイコールバックを用いモノヌクリアーセルを調製
した。細胞濃度が5X106/at!になる様に、モノ
ヌクリアーセルを培養液A(RPMI 1B40+ 1
0%胎児牛而清+2+nMグリタミン+1111Mピリ
ジン酸→−0,02m9/ mQセリン+80μg/〆
ゲンタマイシン)に浮遊させ、これに、ホークライード
マイトジェン(PWM)を20μg/#Il!になる様
に加えた。この試r1を200μpづつ培養プレートに
入れ、CO2インキコベーター(5%C02)で6〜7
0培養した。その後、それぞれの培養土漬液1100I
1を、緑膿菌を]−トしたプレートに移し、ELTS△
で測定を行ったところ、1nツトだけ強く抗緑膿菌抗体
を産生じていた。
このロットのモノヌクリアーゼを、マクスミ10−マP
3−X63−Δ(] 8−Ul (以下P3U1と略記
する)との細胞融合に用いた。
(2)細胞融合 前もってP3U1を培養液A中で培養しておいた。使用
時の細胞濃度は6X105個/7111!であった。
上記の抗BIIl菌抗体産生がすぐれていた扁桃腺ロッ
トのリンパ球とP3U1を、それぞれ別々に無Ifn消
RPM T 1640で2回洗浄した。そして、リンパ
球と5×10G個のP3U1とを試験管の中で一緒にし
、次いで1500ppmで5分間遠心し、上清を捨てた
。細胞ペレットを、試験管をたたくことによって、よく
分散させた。これに0 、5m(!のポリエヂレングリ
コール液(RPM I 16405.7!i d+ポリ
エチレングリ]−ル500 3.57+ジメチルエルホ
キサイド0.75 mi!>  (PEG液と略記する
)を加えて、細胞をゆるやかに浮遊させた。1分後に0
.5me + RP M T 1640を加え、さらに
1分後に1m6RPMr、さらに2分後に41d、のト
IAT培養液(RPM I 1640+20%胎児牛面
清+80t1g/ meゲンタマインシン+95μMヒ
ポキザンチン+0.4μMアミノプテリン+ 1.6μ
Mデミジン)、さらに2分後には4 m(!の1−1Δ
丁培養液を加えた。最後に、ト1ΔT培養液で25 m
e細胞浮遊液とした。これを培養プレート(96穴)1
枚に蒔いて、37℃、5%CO2含右空気中で培養した
。−週間毎に生母の培養液を新しい1−I■培養l (
)−IATからAを除去したもの)で交換していきハイ
ブリドーマを得た。
(3)  クローニング及び培養 得られたハイブリドーマのlx ffiを、ホルマリン
死滅緑膿菌をコーティングしたプレートを用いてEI 
 IsA法で測定を行った結果、緑膿菌自消型11 o
mma  tVrle 5に結合するヒトモノクローナ
ル抗体P3を拐た。そこで、F3を産生するハイブリド
ーマを、2回限界希釈法によりクローニングを行い(9
6穴プレ一ト2枚)、最終的にP3r)9というヒトモ
ノクローナル抗体(T(IG、λ)を産生するマウス−
ヒトハイブリドーマを得た。
本ハイブリドーマを、無血清1a地RDF/TES培地
(P roc、N atl、A cod、s ci、 
U S A  vol。
79、11!’+8−1162参照)1ρで培養を行い
、P3F)9を含む培養液を限外濾過膜PM30(アミ
コン社製)を用いて濃縮を行い、30m?とした。そし
て、D E A F −S ephacelでカラl\
クロマトを行い、F31”)9を精製し、12■を得た
実施例2 ヒトの牌細胞を用いる以外は、実施例1の場合と同様に
して、抗体産生$111胞の芦別及び細胞融合を行なっ
た。iqられたハイブリドーマの上清を、ホルマリン死
滅l′i!l1ln菌をコーティングしたプレートを用
いて[Lr5A法で測定を行った結果、緑繭菌面清型I
」omma  type 2 、 l−1omma  
type 7 、 )−1omma  type13の
いずれとも結合するヒトモノクローナル杭体B8を冑た
。B8を産生するハイブリドーマを、2回限界希釈法に
よりクローニングを行い、88「2というヒトモノクロ
ーナル抗体(TgG、λ)を産生ずるマウス−ヒトハイ
ブリドーマを得た。
本ハイブリドーマを、10%F C’S RPM I 
16/IQ1すで培養を行い、88E2を硫安沈澱(5
0%飽和)により回収した。r)E△F −3epha
cel テ部分精ツ1を行った。ヒトTfI量は、−元
平板免疫拡散法(SRIn)により定量を行い、8■の
88E2を含む抗体溶液を得た。本モノクローナル抗体
は、Homma  type 2. Homma  t
ype 7及びt−+om111atype13から、
J ohnson  and   P erry (C
an。
J、 m1crobiol 、1976  vol、2
2.29−34)の方法により抽出したLPS及びその
熱処理(100℃−30分)L P Sを]−ディング
したプレートを用いたE ’L T SA法で、それぞ
れのl−P Sに結合する事が確められ、L P Sを
認識するモノクローナル抗体である事がわかった。
実施例3 ヒトの扁桃腺細胞を用い、実施例1の場合と同様にして
、抗体産生細胞の選別及び細胞融合を行なった。得られ
たハイブリドーマの上清を、ホルマリン死滅緑膿菌をコ
ーティングしたプレートを用いてE L r SA法で
測定を行った結果、緑膿菌血清型Homma  typ
e 1に結合する31−7.同type7に結合する3
1−8.同type8に結合する31−9 。
及び同type1oに結合する31−12を得た。これ
らのヒトモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ
を、限界希釈法及び軟寒天法により2回クローニングを
行い〈96穴プレ一ト5枚)、それぞれ31−7 2A
、31 8 5G、31 9  F4.31−12−8
3のヒト型TOGを産生ずるバイブリド−マを得た。
かかるハイブリドーマを実施例2と同様の方法で培養し
、部分精製を行い、それぞれのモノクローナル抗体が反
応する抗原部位を決定すべく、1−PS及熱処理(10
01?x 2hr) l PSとの結合性をE L I
 SA法により実施した。その結果を第1表に示した(
反応時間は60分)。
(以下余白) 第1表 本表中の数字はELISAのスコアーである。
第3表から、ヒトモノクローナル抗体はそれぞれ特異な
L P’Sに結合していることがわかる。
実施例4 ヒトの扁桃腺細胞を用いて、実施例1の場合と同様に抗
体産生細胞の選別及び細胞融合を行った。
得られたハイブリドーマの上清を、ホルマリン死滅緑膿
菌を]−ティングしたプレートを用いて、第2次抗体を
ヤギ抗ヒトI(IM抗体(アルカリフ片スファターゼ標
識)として、EI  ISA法による測定を行った結果
、自消型が1」omma  tVI)e5 。
tVIle7. typesに反応するI(IM型ヒト
モノクローナル抗体が得られた。これらのヒトモノクロ
ーナル抗体を産生するハイブリドーマを、限界希釈法及
び軟寒天法により2回クローニングを行い、それぞれ、
3.13−a 、  313−b 、  313−cの
ヒトモノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマを冑
だ。その後、実施例2と同様の方法により部分精製を行
い、それぞれのモノクローナル抗体が反応する抗原部位
を決定すべく、LPS及び熱処理LPSとの結合性をE
l  rsA法により検討した。
その結果を第2表に示した。     ′(以下余白) 第2表 本表中の数字は基質反応60分後のFLISAのスコア
ーである。
実施例5 緑廃菌敗血症患者の末梢リンパ球を用いて、実施例1の
場合と同様に細胞融合を行ない、スクリーニングにより
Homma  type 5にのみ反応するヒトTOA
モノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマ/I l
−111D inを1!Vた。/ll111r)10は
自消型type509つの株にはすべて反応した。結果
は第3表に示した。
(以下余白) 第3表 本表中の数字は基質反応30分後のELISAのスコア
ーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒトの抗緑膿菌抗体産生細胞とマウスのミエローマ
    細胞とを融合させて得られた、抗緑膿菌ヒト抗体を産生
    するマウス−ヒトハイブリドーマ及びそれに由来する細
    胞株。 2、産生される抗緑膿菌ヒト抗体が緑膿菌のリポ多糖を
    認識する抗体である、特許請求の範囲第1項記載のマウ
    ス−ヒトハイブリドーマ及びそれに由来する細胞株。 3、産生される抗緑膿菌ヒト抗体が、リポ多糖のO−多
    糖側鎖を認識する抗体である、特許請求の範囲第2項記
    載のマウス−ヒトハイブリドーマ及びそれに由来する細
    胞株。 4、産生される抗緑膿菌ヒト抗体が緑膿菌の1型、5型
    、7型、8型及び10型のいずれかの血清型を認識する
    抗体である、特許請求の範囲第3項記載のマウス−ヒト
    ハイブリドーマ及びそれに由来する細胞株。 5、産生される抗緑膿菌ヒト抗体がIgG抗体。 IgM抗体又はIgA抗体である、特許請求の範囲第1
    項乃至第4項のうちいずれか1項記載のマウス−ヒトハ
    イブリドーマ及びそれに由来する細胞株。 6、ヒトの抗体産生細胞が扁桃腺又は脾臓から採取され
    た細胞である、特許請求の範囲第1項記載のマウス−ヒ
    トハイブリドーマ及びそれに由来する細胞株。 7、ヒトの抗体産生細胞組織から抗緑膿菌抗体を産生す
    る細胞を多く含む組織を選別し、次いで該組織の細胞と
    マウスのミエローマ細胞とを融合させることを特徴とす
    る、抗緑膿菌ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリ
    ドーマの製造法。 8、増殖せしめた細胞から抗緑膿菌ヒト抗体を得るため
    に、増殖用の細胞として、ヒトの抗緑膿菌抗体産生細胞
    とマウスのミエローマ細胞を融合させて得られた、抗緑
    膿菌ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリドーマ及
    び/又は該ハイブリドーマに由来する細胞株を使用する
    ことを特徴とする方法。
JP59273156A 1984-12-26 1984-12-26 抗緑膿菌ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリド−マ及びその製造法並びにその使用方法 Granted JPS61152281A (ja)

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AT86900258T ATE86634T1 (de) 1984-12-26 1985-12-20 Humaner monoklonaler antikoerper gegen pseudomonas aeruginosagegen pseudomonas aeruginosa produzierende hybridomen.

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011102553A1 (en) * 2010-02-18 2011-08-25 Meiji Seika Kaisha, Ltd. Antibody against serotype i lipopolysaccharide of pseudomonas aeruginosa

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