JPH01243986A - 抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体,抗体産生ハイブリドーマおよび抗体の製造法 - Google Patents

抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体,抗体産生ハイブリドーマおよび抗体の製造法

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JPH01243986A
JPH01243986A JP63070335A JP7033588A JPH01243986A JP H01243986 A JPH01243986 A JP H01243986A JP 63070335 A JP63070335 A JP 63070335A JP 7033588 A JP7033588 A JP 7033588A JP H01243986 A JPH01243986 A JP H01243986A
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JP
Japan
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human
mouse
cancer
antibody
cells
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Application number
JP63070335A
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English (en)
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Kazuhiro Yoshikawa
和宏 吉川
Susumu Iwasa
岩佐 進
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鼠1五A秤肛立」 本発明はヒト固形癌細胞に対して結合能を有するヒトモ
ノクローナル抗体(以下、MoAbと略記することがあ
る)、抗体産生ハイブリドーマおよび抗体の製造法に関
する。本発明のヒトMoAbは癌治療薬あるいは診断用
試薬として有用である。
癌に関しては種々の薬物や治療法1診断薬などが開発さ
れているが、癌細胞以外にも正常組織や正常細胞にも反
応し、重篤な副作用や誤診断をもたらすものが多く、そ
の使用に限界があった。
近年この欠点を克服するために、特異性の高い免疫反応
を利用した治療法1診断法が開発されてきている。その
1つに抗癌抗体の利用がある。かってはポリクローナル
な抗癌抗体が用いられてきたが、ケーラーやミルスタイ
ンにより開発されたMoAb作製法(K′6hlar、
 G、 and  Milstein、 C,。
、ネーチ−?−(Nature)、256.495(1
975))の導入により、癌細胞上の癌特異抗原あるい
は癌関連抗原を特異的に認識するMoA bを得ること
が可能となった。これらの抗体の利用により、正常組織
に損傷を与えることなく癌細胞に特異的に結合し、これ
を排除することが可能となるので、癌指向性のきわめて
高い抗癌剤の開発が考えられる。
また診断薬の分野においても、血清、尿あるいは糞便中
の正常成分とは交差反応せずに、感度良くこれら血清、
尿、糞便中の癌特異抗原、癌関連抗原を検出できるもの
と思われる。
しかしながら、これらの抗癌抗体はもっばらマウス、ラ
ットなどの異種動物由来のものが使用されているため、
当然のこととしてヒト体内への投与により、アナフィラ
キシ−やその他のアレルギー反応などの重篤な副作用を
惹起しうるという新たな問題が生じている。かかる問題
を解決するため、異種動物からではなくヒト由来の抗癌
抗体が開発され、臨床へ応用されることが強く期待され
ているのが現状である。
また一方で、抗ヒト癌ヒトモノクローナル抗体の開発に
ついても現時点では多くの問題点を抱えている。例えば
、異種動物のように癌抗原の人為的な免疫操作ができな
いことや、また何よりも、得られる抗体産生ハイブリド
ーマの安定性が非常に悪いことなどである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、かかる技術的な背景のもとに、ヒト固形
癌細胞に結合能を有するヒトMoA bの安定的な生産
、あるいは臨床への応用を目的として鋭意研究した結果
、ヒトリンパ球とマウス骨髄腫細胞とのマウス・ヒトヘ
テロハイブリドーマを親株として、その親株と固形癌患
者由来のリンパ球とを融合させることにより、ヒト固形
癌細胞に結合するヒトMoAbを長期にわたり安定に産
生ずるハイブリドーマを取得し、さらに研究を進め本発
明を完成した。
すなわち本発明は、抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗
体を産生ずる(マウス・ヒト)−ヒトハイブリドーマ、
該抗体および該抗体の製造法に関するものである。
本発明の抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体は治療用
および診断用のヒト免疫グロブリン製剤として有用であ
り、抗体単独での使用のみならず、適切な抗ヒト癌活性
を有する物質、例えばメトトレキセート、ダウノマイシ
ン、ビンクリスチン、シスプラチンなどの抗癌化学療法
剤、あるいはりシン、アブリン、ジフテリア毒素、ネオ
カルチノスタチンなどの毒素蛋白、さらに腫瘍壊死因子
、リンホトキシン、インターフェロン、インターロイキ
ンなどのサイトカインと結合させ、いわゆるミサイル療
法剤として特異的に癌細胞のみを排除せしめる抗癌剤と
しても使用可能である。
また本発明の抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体産生
ハイブリドーマは液体培地中での培養法のみならず、ヌ
ードマウスを用いる腹水化法でも安定的に増殖し抗体の
大量調製が可能なため、臨床応用の面でも非常に優れた
特性を有している。
本発明では抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体産生(
マウス・ヒト)−ヒトハイブリドーマを作成するための
親株としてマウス・ヒトヘテロハイブリドーマを用いた
。このマウス・ヒトヘテロハイブリドーマはヒトリンパ
球をマウス骨髄腫細胞と融合して得られる。
上記ヒトリンパ球としては、健常人あるいは固形癌患者
の牌臓、リンパ節、末哨血などのいずれ由来のものでも
よいが、とりわけ健常人末梢血リンパ球が好都合に用い
られる。これらのヒトリンパ球はそのまま融合に用いて
もよいが、融合前にB細胞刺激性因子1例えばホークラ
イードマイト−ジエン(以下、PWMと略記することが
ある)、スタフィロコッカス・コーワンIJ’Cミュー
血清すどで刺激、活性化後融合に供するのが好ましい。
またマウス骨髄腫細胞としては、すでに公知の種々の細
胞、例えばN5−1.P3UI、X45.Sp2などが
使用されるが、好ましくはP2O3が用いられる。
細胞融合は公知の方法に孕じて実施され、例えばポリエ
チレングリコール(以下、PEGと略記することがある
)などが融合促進剤として使用され、マウス・ヒトヘテ
ロハイブリドーマが作成される。これらのマウス・ヒト
ヘテロハイブリドーマは次の融合時における選択培養の
ためHAT感受性とすることが望ましく、そのため例え
ば6−チオグアニン(TG)や8−アザグアニン(AZ
G)に馴化させ、これらの薬剤耐性株を取得するのがよ
い。これらのHAT感受性マウス・ヒトヘテロハイブリ
ドーマはいずれのものでも用いうるが、特に公知のマウ
ス・ヒトヘテロハイブリドーマHM−5〔市森ら、バイ
オケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コ
ミュニケーションズ(BLochem、 Biophy
s、 Res、 Coml1.)、 l 29 、26
 (1985)、特開昭61−12888号公報〕が非
常に安定的に増殖し、かつ効率良く固形癌患者由来のリ
ンパ球と融合して本発明の(マウス・ヒト)−ヒトハイ
ブリドーマが得られるので好ましく用いられる。
本発明の(マウス・ヒト)−ヒトハイブリドーマは固形
癌患者由来のリンパ球をマウス・ヒトヘテロハイブリド
ーマと融合しHAT添加培地中などで選択培養すること
により作成される。
上記した固形癌としては、例えば胃癌、大腸癌。
食道癌、肝癌、膵癌、前立腺癌、肺癌、卵巣癌、子宮癌
乳癌、膀胱癌、腎癌などが挙げられ、なかでも胃癌。
大腸癌、肝癌、肺癌が好ましい。
固形癌患者由来のリンパ球としては牌臓、リンパ節、末
梢血などのいずれ由来のものでもよいが、抗体産生細胞
の含有率あるいは入手し易さなどの点からリンパ節リン
パ球が好ましく用いられる。
これらのヒトリンパ球はそのまま融合に用いてもよいが
、融合前にB細胞刺激性因子、例えばpwM、スタフィ
ロコッカス・コーワンIJミュー血清などで刺激、活性
化後融合に供するのが好ましい。
ヒト固形癌患者由来のリンパ球は、親株マウス・ヒトヘ
テロハイブリドーマと融合促進剤含有培地中でインキュ
ベートし細胞融合される。融合促進剤としては、例えば
PEG、センダイウィルスなどが挙げられるが、特にP
EGが好ましく用いられる。PEGを用いる融合方法に
おいて、PEGの重合度は一般に約t、ooo〜6,0
00.インキュベーション時間は約0.5〜30分、P
EGの濃度は約lO〜80%などが用いられる。好まし
くは、約35〜55%のPEG4,000ないし6,0
00を用いて約37℃で約1−10分細胞を処理するの
がよい。
抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体産生ハイブリドー
マのスクリーニングには、種々の方法が使用できるが、
例えば癌細胞への指示赤血球の吸着でみる混合血球凝集
反応(以下、M HAと略記することがある)、癌細胞
に結合した抗体に補体を介して赤血球が粘着する現象を
みる免疫粘着反応(以下、IAと略記することがある)
、蛍光標識した第2抗体(抗ヒト免疫グロブリン抗体)
で癌細胞を染色し蛍光分析する免疫蛍光法(以下、IF
と略記することがある)あるいはマイクロプレートに粘
着した癌細胞への結合を酵素免疫測定法(以下、EL 
I SAと略記することがある)でみるcell−EL
 r SA法などが挙げられる。抗体活性陽性のハイブ
リドーマは直ちにクローニングに供されるが、通常これ
は限界希釈法などで容易に実施される。クローン化され
た(マウス・ヒト)−ヒトハイブリドーマの培養上清に
ついては、上記の方法でその抗体価を測定し、安定的に
力価の高い抗体を産生ずるハイブリドーマを選択し、目
的とするモノクローナルなハイブリドーマを取得するこ
とができる。
該抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体の生成。
蓄積は、本発明の(マウス・ヒト)−ヒトハイブリドー
マを通常液体培地中もしくはヌードマウスの腹腔内で培
養し実施するが、以下にそれらの培養の例を挙げる。
液体培地としては、例えば動物細胞培養用基礎培地〔例
、イスコツ培地とハムFI2培地の等量混合培地(■・
H培地)、RPMI−1640培地など〕に牛胎児血清
(以下、Fe2と略記することがある)などを添加した
ものあるいはGIT培地(和光純薬工業株式会社販売)
〔特開昭60−145088号公報参照〕などが挙げら
れる。培養は通常約3〜60日間好ましくは約5〜IO
日間、約30〜38℃好ましくは約37℃で実施される
ヌードマウス腹腔内への移植については、【匹当り約2
XlO’〜5X107個好ましくは約5×10’個の抗
体産生ハイブリドーマを腹腔内に移入し、約10〜35
日間の飼育で充分量の抗体含有腹水液的3〜10dが得
られる。
液体培地あるいは腹水液中の抗体の精製については、公
知の生化学的手法を組み合せて用いることによりできる
。例えば、該抗体含有液を遠心分離後、上清液を塩析し
く通常は硫酸アンモニウムあるいは硫酸ナトリウムを用
いる)、得られた蛋白沈澱物を適当な緩衝液に溶解し、
透析後カラムクロマトグラフィー(イオン交換カラム、
ゲルろ過カラムなど)に付すことにより、目的とする抗
体を分離、精製することができる。以上のような分離、
精製操作により、例えば500−の液体培地から蛋白重
量比で90%以上の純度の抗ヒト固形癌ヒトMoAbを
約5〜15履g得ることができる。
また501R1の腹水液からは同様の抗体が約5〜70
B得られる。これらの精製抗体標品においては、異種蛋
白であるウシ血清アルブミンおよびウシ免疫グロブリン
あるいはマウス由来の不純蛋白の含有量は約0.1%以
下であるので、医薬として人体に投与する場合好都合で
ある。
以上のようにして得られたヒトMoAbを蛋白分解酵素
(パパイン、ペプシンなど)処理、還元剤処理などによ
り、ヒト固形癌細胞に対する結合能を保持したままのP
 ab、 P ab’ 、 F (ab’)を断片を得
ることかでき、本発明のヒトMoAbと同様の目的で用
いられる。
本発明によりヒト固形癌細胞表面上のヒト固形癌特異抗
原もしくはヒト固形癌関連抗原を特異的に認識し、ヒト
固形癌細胞に結合するが、ヒト繊維芽正常細胞やヒト胎
児組織と反応しない抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗
体が製造されるが、なかでも以下の特性を示す抗ヒト固
形癌ヒトモノクローナル抗体を製造することができる。
■認識抗原タイプ: 癌細胞膜表在型 ■ヒト癌細胞との反応性: 胃癌(NU(、C−4゜K
ATO−Ill)、大腸癌(SW−1222)、肺癌(
ADLC−DA)に対して陽性。
■ヒト正常細胞との反応性: 繊維芽細胞(LOVE 
5kin、 W I −38)に対して陰性。
■ヒト胎児組織(胃、小腸、肺、肝、腎、胸腺、牌)と
反応しない。
上記した特性を示す本発明の抗ヒト固形癌ヒトモノクロ
ーナル抗体は、例えば、クリニカル・ケミストリー(C
1inical  Chemistry)、 27 、
1797−1806(1981)、ジャーナル・オブ・
イムノロジカル・メソッズ(J、 l5Iluno1.
 Methods)。
80、to l−116(1985)などに記載の方法
に従ってヒト固形癌の診断薬とし、健常人と固形癌患者
の診断に利用することができる。
本発明の抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体は均質で
高力価なため、生化学的製剤として用いるのにきわめて
適している。例えば、メンブレンフィルターなどによる
ろ過除菌操作後にそれ自体あるいは適宜の薬理的に許容
され得る担体、賦形剤、希釈剤などと混合し、注射剤な
どとして製剤化することができる。
以上のようにして得られたヒトMoAb製剤は、単にヒ
ト固形癌特異抗原もしくはヒト固形癌関連抗原の分析、
血中抗原の検出あるいは診断薬への応用のみならず、予
防薬、治療薬としてヒトに投与することが可能である。
特に抗癌剤としての抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗
体は、それ自体の抗癌効果のみならず、しかるべき抗癌
剤のキャリヤーすなわちミサイル療法剤として固形癌患
者に投与して固形癌を根治せしめることが期待されてい
る。
以上のようにして本発明の抗ヒト固形癌ヒトモノクロー
ナル抗体は、ヒト由来のためマウス、ラットなど異種動
物由来の抗体と比べてヒトに対する抗原性、毒性がきわ
めて低く副作用もほとんどないため、疾病の予防、治療
のために直接ヒトに投与することが可能である。また該
抗体産生(マウス・ヒト)−ヒトハイブリドーマは生体
外で安定的にしかも収率良く抗体を産生しうるので、結
合能の高い品質の一定した抗体を安定的に大量製造する
ことができる。
以下、参考例および実施例により本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない
なお実施例3に開示する(マウス・ヒト)−ヒトハイブ
リドーマ71−5.2F9は、昭和63年3月 2日か
ら財団法人発酵研究所(IFO)に受託番号rpo  
!;o/63 として、また昭和63年3月23日から
通商産業省微生物工業技術研究所(FRI)に受託番号
FERM  Hp−/goととして寄託されている。
参考例1 混合血球吸着法(MHA) 対象となる細胞のうち付着性の細胞は、24あるいは4
8時間前より60穴マイクロプレート(ヌンク(NUN
C)社製)に500個/ウェルとなるよう分注して培養
した。浮遊性の細胞は、検査当日に血清無添加の培養液
に浮遊後同じ数の細胞を各ウェルに分注し、400Xg
、5分遠心してプレートに付着させた。
指示血球の作製は、リン酸食塩緩衝液(PBS)で3回
洗浄したRh+のヒト0型血球をPBSで2%浮遊液と
し、この浮遊液にPBSで16倍希釈した血液型判定用
ヒト由来抗Rh抗体(オルソ(Ortho)社製)を等
量混合して37℃、30分反応させた。この血球をPB
Sで3回洗浄し、2%に再浮遊した。次にPBSで25
倍に希釈したウサギ抗ヒトIgG抗体(ダコー(DAK
O)社製)を等量混合し、さらに37℃130分反応さ
せた。その後PBSで3回洗浄して2%浮遊液として保
存した。
細胞を付着させたプレートを、0.1M  MgCQ、
−0,03M  CaCC,−0,1%グルコースジエ
チルバルビタール酸食塩緩衝液(veronalbuf
fered  5aline)、pH7,4(V B 
M)にウシ胎児血清(Fe2)を5%含む溶液で洗浄後
、培養上清あるいは腹水を各ウェルに分注し、室温1時
間静置した。VBMでこのプレートを洗浄後、5%FO
9−VBMで0.2%に希釈した指示血球を各ウェルに
分注し室温で40分静置した。次に未反応の血球をVB
Mで洗浄除去し、顕微鏡下で観察した。抗体を添加して
いない反応陰性コントロールとしてのウェルでのロゼツ
ト形成が1%以下であり、本試験のウェルにおいて標的
細胞の25%以上にロゼツト形成を認めた場合を反応陽
性とした。
参考例2 免疫吸着法(IA) 標的細胞の準備と結果の観察および判定法はMHA法と
同様に行った。抗体の反応は、4℃、1時間、湿潤箱内
に静置して行なった。VBMで洗浄したプレートに、P
BSで洗浄したヒトO型赤血球を0.2%、モルモット
の新鮮血清をl/60〜1/100量VBMに加えたも
のを各ウェルに分注し、37℃、30分、5%CO1加
通気培養器内で静置した。次に未反応の血球をVBMで
洗浄除去し、結果の観察と判定を行った。
参考例3 免疫蛍光法(I P) OCTコンパウンド(マイルス(Miles)社製)中
に急速凍結後、−80℃に保存したヌードマウス移植ヒ
ト腫瘍、胎児組織等から凍結切片を作製し、アセトン固
定して蛍光抗体染色に供した。
先ず切片上に培養上清あるいは適度に希釈した腹水を載
せ、湿潤箱内で37℃、40分反応させた。PBSにて
10分、3回洗浄後、蒸留水で1回洗浄し、乾燥した。
次にPBSで適度に希釈したFITC標識抗ヒトIgM
抗体(タボ−(TAGO)社製)で同様の方法で反応さ
せ、PBSで10分、2回洗浄した。さらに200艷の
PBSに2%のエバンス・ブルー(evans  bl
ue)を数滴加えた溶液中でカウンター・スティン(c
ounter  5tain)を行った。この染色液を
蒸留水で洗浄除去、乾燥し、50%グリセリン−PBS
で封入後蛍光顕微鏡で観察した。なおマウス・ヒトヘテ
ロハイブリドーマHM−5の培養上清、あるいは未処置
ヌードマウスの血清による反応を陰性対照として結果を
判定した。
実施例1 マウス・ヒトヘテロハイブリドーマの8−ア
ザグアニン耐性株の樹立 (i)  マウス・ヒトヘテロハイブリドーマの製造健
常人の末稍血からFicoll−Hypaqueを用い
た比重遠心法で、リンパ球(PBL)を分離し、IO%
非動化F’C9を含有するr−H培地(■・I−■−1
0F)に2X10’個/−になるよう浮遊させた。
このリンパ球浮遊液を組織培養用フラスコ(コーニング
社製F’−150フラスコ)に分注し、3.2μg/−
の蟲度になるようPWMを添加して、37℃、炭酸ガス
ふらん器内で、3日間培養した。
培養後リンパ球とHGPRT欠損HAT感受性マウスミ
エローマ細胞P3−x63−Ag8.Ul(P3UI)
(カレントトピヅクス・イン・ミクロバイオロジー・ア
ンド・イムノロジー(Cur、 Topics。
Microbiol、 Is+iun、)、8上、1−
7(1978))とを、2:1の細胞比になるよう混合
し、45%1’EG6000(コツホライト社製)で7
分間処理することによって、細胞融合を行なっlこ。融
合後、腫瘍細胞を!・H−10Fに2xlO’/蔵にな
るよう浮遊させ、リンプロ24ウエルマルチデイシユに
1dずつ播種し、37℃、炭酸ガスふらん器内で培養し
た。培!124時間後、HAT(ヒボキサンチン:1X
10″″4M、アミノプテリン:4×10”−’M、チ
ミジン1.6 x 10−’M)含有1−H−10F(
)(AT培地)をld加えることによりHAT選択培養
を開始した。さらに、最初加えた日から3.5.7日の
奇数日後に、四肢をl−拾で、l−の新しいHAT培地
を加えることにより、HAT選択培養を継続した。ハイ
ブリドーマの増殖は、細胞融合後10−14日に認めら
れた。
(ii)  8−アザグアニン耐性株の取得(i)で得
られたマウス・ヒトヘテロハイブリドーマで、増殖能が
優れかつ抗体産生の認められない株を、HAT感受性株
とすべく、8−AZG添加培地での培養を行なった。す
なわちlμMa度の8−AZGを含有するRPMI−1
0Fで培養を開始し、8−AZGa度を18Mから順次
2倍ずつ上昇させ培養を続けた。100μMの8−AZ
Gに耐性となった株についてはHATg受性を検討し、
感受性のマウス・ヒトヘテロハイブリドーマI(M−5
()(M’−5株)を取得した。
実施例2 (マウス・ヒト)−ヒトハイブリドーマの作
成 胃癌患者からのリンパ節を小さなハサミで細断し、ステ
ンレスメツシュを通過せしめることによりリンパ細胞懸
濁液を採取しRPMI−1640培地で洗浄した。得ら
れた細胞懸濁液(2XlO”個/rn1.)をPWM(
ギプコ(GIBCO)社製)の100倍希釈液と共に、
4日間培養、活性化したのち細胞融合に供した。
細胞融合は上記の活性化ヒトリンパ球と実施例1で得た
HM−5株とを5:lの比率で混合し、さらに融合促進
剤として42,5%のPEGを添加して実施した。37
℃、1分間混和、融合後、!0%FCSを含む夏IAT
含有RPMI−1640培地で選択培養を開始した。適
宜新鮮培地との交換を実施し、細胞融合10〜14日後
にハイブリドーマの増殖が認められた。
培養上清中の抗ヒト固形癌抗体を参考例1および2に記
載のMHAおよびIA法で測定、スクリーニングに供し
、ヒト固形癌細胞に結合能を有する抗体産生(マウス・
ヒト)−ヒトハイブリドーマを採取した(第1表)。
第1表 抗ヒト癌抗体産生ハイブリドーマの取得実験 
播種  播種  増殖  抗体陽性ウェル2)■) 1  1XIO’    768   768    
32    222  1x105  368   3
68     6     13  5xlO’   
  384    384     0     14
1XlO’    480   451     1 
    05 2.5xlO’   88    88
’    O165xlO’    1248   3
98     0     075xlO’    7
52   556    11     91)tウェ
ル当り播種した活性化リンパ球数。
2)参考例!、及び2による方法で検索した。
実施例3 抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体産生ハ
イブリドーマのクローニング 実施例2で得られた抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗
体産生ハイブリドーマの中で抗体価の高いものを選び、
限界希釈法によりクローニングを実施した。すなわち、
ハイブリドーマが10゜30および90個/rn1にな
るように10%FC9添加RPMI−1640培地に浮
遊させ、96穴マイクロプレートに各100μQ/ウエ
ルで分注した。フィーダー細胞としてB A L B 
/ cマウスの胸腺細胞をウェル当り2XIO’個にな
るように加えた。このようにして約2週間後には細胞増
殖が認められるようになり、培養上清の抗体価を参考例
1および2で示したMHAおよびIA法で測定、スクリ
ーニングしたところ、幾つかのクローンに固形癌細胞結
合性の抗体活性を認めた。それらの中で特に増殖能に優
れ、かつ抗体産生能の高い(マウス・ヒト)−ヒトハイ
ブリドーマ71−5.2F9が選別、育種された(FE
RM  BP−7と08.[FOタo/63 )。
実施例4 ヒトモノクローナル抗体の製造■(マウス・
ヒト)−ヒトハイブリドーマ71−5゜2F9(FER
M  Bp−1Ho&、IFOダO/63)をGET培
地に馴化させたのち、2XIO’個/−の濃度で同じG
ET培地に浮遊させ37℃で約5日間培養した。得られ
た培養上清500dに硫酸アンモニウムを45%の濃度
になるように加え、4℃で60分間塩析した。得られた
蛋白沈澱物を0.2M  NaCσ含有2hMリン酸緩
衝液(pH7,9)に溶解し、同じ緩衝液3gに対して
透析した。2回の透析外液の交換後、同じリン酸食塩緩
衝液で馴化したTSKゲルG3000SWのゲルろ過カ
ラム(東洋曹達販売)を用いて高速液体クロマトグラフ
ィーに供した。分子量50万以上の素通り画分を集め濃
縮することにより、抗ヒト固形癌ヒトMoAb71−5
.2F9約9約fgを採取した(第2表)。
第2表 抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体71−5
.2P9の精製 ヒト ウシ  ウシ血清 (mlり  (mg)  (mg)  (mg)   
 (mg)培養上清  500 1,65fj13  
 4.6   680硫安塩析   7   28 1
0  0.029  0.042り45%硫酸アンモニ
ウム 2)TSKゲルG3000SWカラムの高速液体
クロマトグラフィー実施例5 ヒトモノクローナル抗体
の製造■(マウス・ヒト)−ヒトハイブリドーマ71−
5゜2F9(FERM  BP−/?0♂、I F”O
ダ0763)を10%FCS添加RPMI−1640培
地で培養後、生理食塩水で洗浄し5X108個/dの濃
度で浮遊させた。次いで、1M1.のブリスタン(アル
ドリッチ・ケミカル社製)を予め腹腔内接種したヌード
マウスの腹腔内へ上記ハイブリドーマ懸濁液をl−移植
し、3〜5週後に腹水液を採取した。腹水液はリン酸食
塩緩衝液で倍量希釈したのち、実施例4における培養上
清と同様に硫安塩析および高速液体クロマト処理に供し
た。その結果、50−の腹水液から約35mgのヒトM
oAb71−5.2F9が得られた。
なお、標的癌細胞への抗体の結合を参考例2記載のIA
法により測定して腹水液の抗体希釈曲線を求めた。結果
は第1図に示すとおりとなった。
第1図において、縦軸はヒトMoAb71−5 、 2
F9が結合した細胞の割合(%)を示し、横軸は腹水希
釈倍数を示す。α−−リ1口−−−一一口。
△−−−△は標的癌細胞がそれぞれNUGC−4゜HC
T−15,5W−480であることを示し、を−−1は
標的癌細胞が5K−Co−1,5W−1083、Cap
an −1またはBXPC3であることを示す。
実施例6 ヒトモノクローナル抗体71−5.2F9の
特性 実施例4および5で得られたヒトMoAb71−5.2
F9の性状を参考例2および3で示したIA法およびI
F法で測定したところ、第3表および第4表の結果が得
られた。
第3表においては、IF法で測定した胎児の各種組織お
よびヌードマウス移植可能ヒト癌細胞に対する反応性を
示した。本発明の抗体は胎児組織とは全く反応せず、数
珠の癌細胞とのみ特異的に反応した。
第4表においては、IA法で測定した各種癌細胞および
正常細胞などに対する反応性を示した。
正常細胞には反応せず数種の癌細胞に特異的な結合能を
示した。
本発明の抗体の免疫グロブリンクラスはオフタロニー法
で測定したところ、ヒト1gMタイプであった。
また第5表においては本発明の抗体が認識する細胞表面
抗原の性状について検討した。標的胃癌細胞NUGC−
4を熱処理、トリプシン処理あるいはノイラミニダーゼ
処理しても細胞に対する抗体結合能に変化はなく、一方
で過ヨウ素酸処理で細胞の抗原性が失われることから、
本発明のヒトMoAb71−5.2F9は癌細胞膜表在
型、アシアロタイプの糖鎖関連抗原を認識することが判
明した。
第3表 ヒトモノクローナル抗体71−5.2F9の反
応性 標的細胞および      標的細胞および組織にNU
GC−4胃癌       十 PTGC−1− PTGC−2+ Co−3大腸癌      − 1uc i〜3     肺癌       士Ca1
u−1− L−27− SCLC−MO− AM−OV−1メラノーマ    − 胃      胎児組織     − 小腸               −肺      
               −肝        
             −腎          
            −胸腺          
     −脛                −第
4表 ヒトモノクローナル抗体71−5.2F9の特異
性2)陽性細胞: 胃癌(NUGC−3,−4,KAT
O〜II[、MKN−28)。
大腸癌(SW−403,−480,−1222,5K−
Co−17゜HCT−15)、肺癌(ADLC−DA、
MH)、ザルコーマ陰性細胞: 癌細胞株〔胃癌(NU
GC−2,MKN−1,AM−GC−1)。
大腸癌(SW−620,−1083,−1116,−1
417,5K−CO−1,−15,HCT−116,I
T−29,LOVO,CaCo−2)。
肺癌(SCLC−12,−13,−17,−MO,Lu
ci−4,−6゜SK−MES−1,MM、MT、OT
、SA、SM、MOA、Ca1u−1゜5BC−3,0
G−90,PC−10,Lu−134,A−431,8
57)。
膵癌(Capan−1,−2,BxPc−3,AsPc
−1)、肝癌(HepG−2)、腎癌(SK−RC−1
8,Dematoley。
5cato1a、Yiola、Nometh)、膀胱癌
(T−24,KK−47)、乳癌(BT −20) 、
子宮頚癌(ME−180)、卵巣癌(SK−OV−3,
CoLo−3,ROAC,ARA、Kl)。
メラノーマ(SK−MEL−28,−33,−37,M
−14)。
神経芽腫(SK−N−8H,GOTO,CHP)、グリ
オーマ(SK−MG−1,Becker)。
ザルコーマ(U−20−S)、T細胞白血病(HUT 
−78、−102,MT−1,−2jURKAT、MO
LT−3,SOMMER。
CCRF−CEM、HPB−ALL)、13細胞白血病
(Raj i 。
Daudl)、骨髄性白血病(U−937)、ヌル細胞
正常細胞株〔繊維芽細胞(LOVE 5kin、Wb2
)参考例2記載のIA法で測定。
第5表 ヒトモノクローナル抗体71−5.2F9の認
識する細胞膜抗原の性状 標的細胞 の処理方法   標的細胞1)に対する抗体
結合能 1oo=。、to分。加熱処理       +2)3
7・。、30分。。−25%         + 2
 )トリプシン分解処理 室温、to分の2%         3)NalOi
酸化処理 37℃、30分OIU/、+3) l)胃癌細胞株NUGC−4を使用。
2)参考例2記載のIA法により測定。
3)参考例3記載のIF法により測定。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例5で得られた(マウス・ヒト)−ヒトハ
イブリドーマ71−5.2F9移植ヌードマウス腹水液
の抗体希釈曲線を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒトリンパ球とマウス骨髄腫細胞とを融合して得
    られるマウス・ヒトヘテロハイブリドーマと固形癌患者
    由来のリンパ球とを融合して得られる、抗ヒト固形癌ヒ
    トモノクローナル抗体を産生する(マウス・ヒト)−ヒ
    トハイブリドーマ。
  2. (2)マウス骨髄腫細胞がP3U1である請求項1記載
    のハイブリドーマ。
  3. (3)マウス・ヒトヘテロハイブリドーマがマウス・ヒ
    トヘテロハイブリドーマHM−5である請求項1記載の
    ハイブリドーマ。
  4. (4)固形癌患者由来のリンパ球が固形癌患者のリンパ
    節由来のリンパ球である請求項1記載のハイブリドーマ
  5. (5)マウス・ヒトヘテロハイブリドーマHM−5と胃
    癌患者のリンパ節由来のリンパ球とを融合して得られる
    (マウス・ヒト)−ヒトハイブリドーマ71−5.2F
    9。
  6. (6)ヒト繊維芽正常細胞およびヒト胎児組織と反応せ
    ず、ヒト固形癌細胞に結合する抗ヒト固形癌ヒトモノク
    ローナル抗体。
  7. (7)以下の特性をもつ請求項6記載の抗体。 [1]認識抗原タイプ:癌細胞膜表在型 [2]ヒト癌細胞との反応性:胃癌(NUGC−4、K
    ATO−III)、大腸癌(SW−1222)、肺癌(A
    DLC−DA)に対して陽性 [3]ヒト正常細胞との反応性:繊維芽細胞(LOVE
    skin、WI−38) に対して陰性。 [4]ヒト胎児組織(胃、小腸、肺、肝、腎、胸腺、脾
    )と反応しない。
  8. (8)抗ヒト固形癌ヒトモノクローナル抗体71−5.
    2F9。
  9. (9)請求項1記載のハイブリドーマを液体培地中また
    はヌードマウスの腹腔内で培養し、抗ヒト固形癌ヒトモ
    ノクローナル抗体を取得することを特徴とする該抗体の
    製造法。
  10. (10)培養するハイブリドーマが請求項5記載のハイ
    ブリドーマである請求項9記載の製造法。
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US5800335A (en) * 1996-05-03 1998-09-01 Dragerwerk Aktiengesellschaft Incubator for tomographic examinations

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