JPS6275894A - 乗車カ−ドによる運賃精算方法 - Google Patents

乗車カ−ドによる運賃精算方法

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JPS6275894A
JPS6275894A JP60216784A JP21678485A JPS6275894A JP S6275894 A JPS6275894 A JP S6275894A JP 60216784 A JP60216784 A JP 60216784A JP 21678485 A JP21678485 A JP 21678485A JP S6275894 A JPS6275894 A JP S6275894A
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fare
boarding
bus
information
boarding card
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清昭 滝口
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一定の金額に相当するデータが予め記憶させ
てある磁気記録媒体を具備してなる乗車カードを乗客が
予め購入しておき、路線バス等の車両を利用する際には
当該乗車カートを用いることにより乗車区間の設定をし
て運賃を乗車カードにより精算すると共に、第二の交通
機関を利用する際には降車日時を記憶させておき、乗継
ぎの際には降車日時を検査して一定範囲の日時のときに
特定条件下に第二の交通路の初乗り運賃を割り引き当該
乗車カードにより精算することができる乗車カードによ
る運賃精算方法に関する。そして、特に乗車カードの磁
気記録媒体に乗車時に一定の乗車情報を書き込ませ、降
車時に当該磁気カードの記録情報を読み取らせ、その情
報に基づいて乗車区間を決定して当該乗車カードの金額
データから運賃を差し引いて精算を行わせると共に、乗
継ぎに際しては降車時に乗車カードに特定のデータ及び
降車日時を書き込み、乗り継ぎの運賃精算時には当該特
定データ及び降車日時より特定の条件の下に第二の交通
路の初乗り運賃を割り引いて運賃の1’n :Jl:を
し、降車日時が一定幅内にないときは乗り継ぎできない
として通常運賃として精算することができる乗車カード
による運賃精算方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より、例えば路線バスでは、乗車運賃を精算する際
には、乗車時に乗車区間に応じた所定の番号を印刷した
整理券を乗客に発行し、降車時には乗客はその整理券を
提示して当該整理券に印刷された番号から運賃表を参照
して運賃を決定し、これに基づいて運賃を精算するとい
う方法を採用しているのが一般的であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような運賃精算方法であると、例え
ばワンマンバスの場合、運転士がいちいち運賃表をチェ
ックする訳ではなく、乗客が自分で整理券に印刷された
番号を基に運賃表を対照して運賃を決定し、その運賃を
現金で支払うというものであるため、満員時には混乱が
生じ、また見間違いによる+171精算が多く発生して
いた。
このような問題を解消するため、乗車時に磁気整理カー
ドの磁気記録媒体に乗車位置に応した一定の情報を書き
込んでおき、降車時には当該磁気整理カードを読み取ら
せ、乗車及び降車の位置情報に基づいて運賃を自動的に
決定して表示し、この表示運賃を現金や回数券で支払う
ようにした磁気整理カートによる運賃精算方法も案出さ
れている。
しかしながら、上記磁気整理カードによる運賃精算方法
によると当該カードの他に現金や回数券等が必要になる
ばかりか、精算に手間がかがるという問題があった。
また、同一地域内で運営される複数の交通路においては
、乗客の便を考えて、第一の交i1!l路を利用した後
に第二、第三の交通路に乗り継ぐ場合に、特定の条件に
よって第二、第三の交通路の初乗り運賃を免除して割り
引く制度が採用されていることがあるが、かかる制度が
採用されている交通路の場合には上記の運賃精算方法で
は、これに対応することができないものであった。この
初乗り運賃の割り引き制度は第一の交通路ですでに初乗
りi1!lを支払っているため、成る特定の条件では再
度初乗り運賃を支払わせるのは不都合であり、交IjI
l網が発展した区域では、目的の地点にまで移動するた
めには複数の交通路を乗り換えなければならない必然性
が生じてきたからである。
〔問題点を解決する手段〕
上記問題点を解決した本発明は、第一の交通路と第二の
交通路とがその一部で接触し、第一の交通路の車両から
第二の交通路の車両−・と乗り継ぐことのできる交通シ
ステムであって、各交通路における運賃を所定の手段で
決定し運賃の精算をすることのできる運賃精算方法にお
いて、一定の金額に相当するデータが予め記憶させてあ
る611気記録媒体を有する乗車カードを発行し、乗客
は当該交通路の車両を利用する際には当該乗車カードを
用いて乗車区間を決定し、運賃をその乗車カードの金額
データから差し引くことにより精算し、第一の交通路か
ら第二の交通路の車両へ乗り纒ぐ際には一定の乗継ぎ情
報と降車時刻情報とを乗車カードの磁気記録媒体に書き
込み、第二の交通路の車両に乗車の際にその乗車カード
の情報を読み取らせ、一定時間内の乗継ぎの場合のみ乗
継ぎ運賃として乗車カードにより運賃精算することので
きる乗車カードによる運賃精算方法を提供するものであ
る。
〔作用〕
乗客は乗車カードを予め購入して所持しておくものとす
る。乗車カードには磁気記録媒体が設けられており、こ
の媒体に一定の・金額に相当するデータが記録されてい
る。
乗客が第一の交通路の車両に乗車する際に書込み機に乗
車カードを挿通して乗車情報を書き込ませる。書込み機
はその乗車カードの磁気記録媒体に東軍位置、時刻、車
両コード等の乗車情報を記録しておくものとする。乗客
が車両より降車する際に、前記乗車カードの磁気記録媒
体の記tiiA情報を運賃精′f機に読み込ませる。運
賃精算機はまず所定のエリアに乗り継ぎ情報が書き込ま
れているか判断し、これにより予め降車位置情報が与え
られていることから、前記読み込んだ乗車位置情報と降
車位置情報とに基づいて通常か乗継ぎかの運賃を決定す
る。この運賃を乗車カードの金額データから差し引く。
データに不足があれば、これを表示’A ’Ifに表示
して乗客に不足運賃を知らしめるとともに乗客に磁気カ
ードを返却する。ここで、乗り継ぎの場合は所定のエリ
アに乗り継ぎ情帽と降車時刻を書き込む。次いで、乗客
がこの磁気カードを所持して第二の交通路の車両に乗車
する際にも同一の手順で乗車情報を記録し、第二の交通
路の車両を降車する際には同様に乗車区間、運賃を決定
するが、同時に一定時間内に乗り継いだのであれば初乗
り運賃を割り引いた運賃で精算を行わせることができる
本発明はこのようになっているので、運賃精算が正確で
かつ迅速にできる。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を路線バスに適用した例を一部
切り欠いて示す斜視図であり、バス1はその後部側面に
乗車口2を、運転席の側面に降車口3をそれぞれ設けた
形式のものであり、乗車口2には書込み機4を設けてあ
って、降車口3には運賃精算機5を設けである。乗客が
乗車する際には予めバス会社から購入したところの一定
金額が予め記憶させてある磁気記録媒体を具備してなる
乗車カードを書込み機4に通してその磁気記録媒体に乗
車情報を書き込ませ、乗客が降車する際には運賃精算機
5に前記乗車カードの磁気記録媒体に記録された乗車情
報を読み取らせることにより前記運賃精算機5に運賃を
決定させ、前記記録媒体の金額情報からその運賃を差し
引き、乗り継ぎの際には乗り継ぎ情報・乗り継ぎ日時等
の情報を該記録媒体に書き込ませるようにしたものであ
る。
第2図は本発明の実施例の書込み894を示す斜視図で
ある。書込み機4は、現在の乗車位置を表示する乗車位
置表示装置6を設けてあり、その下部には磁気記録媒体
としての磁気ストライプを具備してなる乗車カード8を
挿入する挿入口9を設けてあり、その上面には乗車カー
ド8を放出する排出口10が設けである。
この乗車カード8は薄いプラスチック、祇などにより形
成された柔軟性のあるもので、その長さ方向には第3図
(A)に示すように磁気記録媒体としての磁気ストライ
プ7が設けてあり、この乗車カード8はバス会社から発
行される際に、その磁気ストライプ7には、既に、「発
行会社コード」7a及び該乗車カード8に表示された金
額(この例では1000円)が[残額コードJ7bとし
て磁気記録されており、他の部分には各種データが書き
込めるエリアが設けられている。なお、「5TXJは始
まりを、rETXJは終わりを示すコードである。かか
る乗車カード8を前記書込み機4に挿入すると、まず磁
気ストライプ7の「フラッグエリアJ7cを読み込み、
「フラッグエリア」7Cに書き込みがないときに磁気ス
トライプ7には、第3図(B)に示すように月、日、時
、分等の「時刻コード」7d、バスIAの運営主体であ
る「会社コード」7e、乗車地点を示す「乗車コード」
7f、そのバス路線を示す「経由コード」7g、当8亥
バスIAに割り当てられた[バスコードJ7hを記録で
きる。また「フラングエリアj7Cに♂き込みがあると
、「時刻コードj7dを続出し、これと現在の時刻と比
較し、一定時間内であればその旨を、また一定時間外で
あればその旨を[時刻コードJ7dに書き込むと共に、
「会社コードJ7e、「乗車コードJ7f、[バスコー
ドJ7hを、それぞれ磁気的に記録するようにされてい
る。前記[フラッグエリアJ7Cには、論理“1”か論
理゛0”の書き込みがなされ、乗り継ぎのときにのみ1
″が書き込まれるようにされている。
第4図は本発明の実施例の運賃精算機5を示す斜視図で
あり、運賃精算a5は、前記磁気ストライプ7を有する
乗車カード8が挿入される挿入口11を設け、その右側
に現在の降車地点を表示する降車位置情報装212を設
け、それらの上方に運賃を表示する運賃表示装置13と
、運賃を投入する運賃投入口14とを設け、かつ前記表
示装置12の下方に釣銭等の受は皿15を設けてあり、
上面には乗車カード8を放出する排出口16が開口しで
ある。ここで乗客が降車する際には前記乗車カード8を
挿入口11に挿入すると、運賃精算機5により乗車カー
ド8の磁気ストライプ7に記録された乗車位1情報が読
み取られ、その情報と現在の降車位置情報とに基づいて
運賃が決定される。そして、乗車カード8の磁気ストラ
イプ7に1己録されている金額データからその運賃が差
し引かれて運賃を精算が行われ、また金額データに不足
ある場合にはその不足運賃が運賃表示装置13に表示さ
れるので、乗客は運賃投入口14に不足運賃を現金等で
投入することにより運賃の精算を行う。次いで、各「コ
ードJ7c〜7hを消去し、乗り継ぎの場合には乗客が
その旨の申し出をすると、例えば特定のスイッチ(図示
せず)を運転士が押すことにより「フラッグエリアJ7
cに論理′l゛を、更に「時刻コードJ7d及び「経由
コードJ7gを書き込み、かつ他の[コードJ7e、7
r、7hを消去し、これらが終了すると前記乗車カード
8を排出口16より放出させ、乗客はこの乗1Eカード
8を受は取ることができる。
なお、上記書込み機4、運賃精算機5は、図示しないが
、電気的に接続されている。
第5図は本発明の実施例の信号系全体を示すブロック図
であり、上記では図示しなかったが、バスlの運転席の
近くにはバス停留所に応してアナウンスする装置が設け
られており、運転士が停留所の手前に来ると押しボクン
17を押圧することにより、駆動回路18が作動し、予
めアナウンス内容及び必要な情報が記録されたカセノ)
iffff−プ19が駆動される。この、カセット磁気
テープ19に記録されているアナウンス内容は再生ヘッ
ド20で再現され、この再生信号を増幅器21で増幅し
てバスlの車内に設けたスピーカ22を通してアナウン
ス内容がアナウンスされる。同時に、再生ヘッド23に
より、必要な情麺を再生して信号判別回路24に供給し
、この情報を基に駆動回路18を停止させ、かつ前記信
号判別回路24からの前記情報信号を信号分析回路25
に与えて停留所に関する情報を前記情報から分析させる
ようになっている。
前記信号分析回路25からの出力信号はデータ読取制御
回路26に与えられるようにしてあり、データ読取制御
回路26はデータ記憶回路27に記憶されている停留所
のデータを前記出力信号に基づいて読み出し、書込みa
4及び運賃精算[5に与えられるようになっている。ま
たバス運行停止中であっても常時動作しているタイマー
28の月、日、時、分までの時刻データを書込み機4及
び運賃精X機5に一定時刻毎に或いは必要に応して与え
られるようになっている。
書込みa4は、データ読取制御回路26からの信号を受
けて各種制御用信号を形成して各種回路を制御する読取
り書込み制御回路29と、読取り書込み制御回路29か
らの指令に基づき第3図(B)に示すような磁気ストラ
イプ7の「フラッグエリア」7Cのデータを読み取り、
この「フラッグエリア」7cが論理“l”である場合に
乗り継ぎであるので、乗り継ぎに必要なデータのみ書き
込み、この[フラッグエリアJ7cが論理“O”である
場合に第3図(B)に示すようなフォーマットに従って
必要な乗車情報(7d〜7h)を乗車カード8の磁気ス
トライプ7に記録する読取り書込み機構30と、同指令
に基づき乗車位置表示装置6に現在の乗車地点を表示さ
せるための表示制御回路31とを備えて構成されている
運賃精算機5は、挿入口IIから挿入された乗車カード
8の磁気ストライプ7の情報を読み取ると共に必要な情
報を書き込み、排出口16より乗車カード8を放出する
磁気ストライプ読取り書込み機構32と、データ読取制
御回路26からの指令を取り込むと共に、挿入口11よ
り挿入された乗車カード8の磁気ストライプ7に記録さ
れた情報を読み取るLif気ストライプ読取り書込み機
構32からの情報を取り込み、これらの情報を基に運賃
データ記憶回路33を検索参照して運賃を決定し、運賃
の積算処理をして磁気ストライプ読取り書込み機構32
やその他の回路を制御する精算制御回路34と、この精
算制御回路34での精算処理の結果、現金での積算が必
要とされたときにはその運賃額を運賃表示装置13に表
示する表示制御回路35と、現在の降車地点を番号で表
示する表示装置12に現在の降車地点を表示指示する表
示制御回路36と、乗り継ぎの場合にその指令を精算制
御回路34に与えるスイッチ37とを備えて構成されて
いる。この運賃データ記憶回路33には通常の場合の運
賃と、割引による運賃のいずれもが記tαされている。
このような実施例の動作を説明する。
第6図は本発明の詳細な説明するために示す説明図であ
り、第7図及び第8図は同作用を説明するために示すフ
ローチャートである。
第6図においては二つのバス路線50.51があり、バ
ス路線50にはバスIAが、バス路線51にはバスIB
がそれぞれ運行しており、バス路線50.51はその一
部において交差している。このバス路線50の路線上に
は停留所40.41.42が存在し、バス路線5Iの路
線上には停留所45.4G、47.48が存在しており
、停留所41と46は接近しているものとする。
これらのバスIA、IBはそれぞれ第1図中に示すバス
lと同し構造をしており、それぞれのバスIA、IBに
は占込み機4と運賃精算機5がi3!置しである。
この作用の例では、乗客は停留所40でバスIAに乗車
し、停留所41で降車し、この後、停留所46よりバス
IBに乗継いで目的とする地点まで移動する場合に付い
て説明する。これにより、バス路線50における運賃精
算の作用を説明し、次いでバス路線51における割り引
いた運賃精算の作用を説明する。
停留所40を出発したハスIAは各停留所41.42に
到着する前に運転士により押しボタン17が押されてい
る(ステップ5100、S 101)。すると、駆動回
路I8が作動してカセット磁気テープ19が再生される
(ステップS 102)。これにより、再生ヘッド20
で再生された信号が増幅器21で増幅されてスピーカ2
2に与えられ、各停留所の名称、案内等がアナウンスさ
れる(ステップS 103)。同時に、カセット6ff
気テープ19から再生ヘッド23により必要な情報が再
生されて信号判別回路24に与えられ、この信号判別回
路24で信号判別がなされて信号分析回路25に供給さ
れる。信号分析回路25では、現在どの停留所であるか
を信号分析してその出力をデータ読取制御回路26に与
えると、データ読取制御回路2Gはデータ記憶回路27
より当該停留所に相当する指令を読取り書込み制御回路
29及び精算制御回路34に供給する(ステップS 1
04)。しかして、信号判別回路24はアナウンスが終
了した旨の信号を判別すると、駆動回路18を停止する
(ステップS 105)。
次に、停留所41に近づくと、運転士により乗降客の有
無が確認され(ステップ3106)、乗降客が無いとき
にはステップ5100に戻るが、乗降客が有るときには
ステップ5107に移り、運転士により停留所41でバ
スIAを停止する。そして、乗降客の判断が運転士によ
りなされる(ステップ5108)。ステップ3108で
乗車客のみと判断されたときは、乗車口2のドアーが開
かれ(ステップ5IO9)、書込み機4の現在の乗車地
点が乗車位置表示装置6により表示される(ステップ5
lid)。乗客は予め所持している乗車カード8を挿入
口9に挿入すると(ステップS 111)、書込み機4
の内部では磁気ストライプ7の[フラッグエリアj7c
を読み取り、これが“0”であったときには現在の乗車
地点等の乗車情報やその他の情報(7d〜7h)を[フ
ラッグエリア47Cが“1”のときにはまず[時刻コー
ドJ7dとタイマー28からの現在の乗車時刻とを比較
する。その時間差が一定範囲内ならばその旨を、一定範
囲外ならばその旨を「時刻コードj7dに磁気記録する
と共に、[会社コードJ7e、[乗車コードJ7f、r
バスコードJ7h等を読取り書込み機構30をもって乗
車カード8の磁気ストライプ7に第3図(B)の如く記
録し、この書込みの終わった乗車カード8を排出口■0
より放出する(ステップ5112〜114)。
次いで、当該書込み[4から放出された乗車カード8が
乗客に受は取られた否かが判断され(ステップ5115
)、受は取られなければステップSll6に移って受は
取りを促す警報を出してステップ5115に移し、受は
取られればステップS 117に移り、停留所41での
乗客の全てが乗車終了したかを運転士により判断されて
、終了していなけばステップ5110に戻り、終了なら
ば乗車口2のドアーを閉じる(ステップ3118)。こ
の手順で作動し全停留所をを通過したかが判断され(ス
テップ31!9)、終了ならフロー終了となり、これ以
外ではステップ5100に戻る。これによりバスIAに
乗車した各乗客の乗車カード8には全て乗車情報が書き
込まれたことになる。
次に、バスIAの乗客が降車する停留所41に到着した
場合、ステップs ioo〜S 108め処理がなされ
るので、ステップ5120で降車口3のドアーが開かれ
る。すると、運賃精算8!5の降車位宜表示賃a 12
には精算制御回路34、表示制御回路36により現在の
降車地点が表示される(ステップS 121) 。
乗客は乗車カード8を運賃精算機5の挿入口11に挿入
すると(ステップS 122)、磁気ストライプ読取り
書込み機構32によって乗車位置情報やその他の情報が
読み取られる(ステップS 123)。前記磁気ストラ
イプ読取り書込み機構32で読み取られた乗車位置情報
やその他の情報は精算制御回路34に供給されると、精
算制御回路34は、まず、[会社コードJ7e、「経由
コードJ7g、「ハスコードJ7hの情報が正規なデー
タかを判定する(ステップS 124)。情報が正規で
ないときはステップ3128に、正規のときはステップ
3126にそれぞれ移る。ステップ5124で正規でな
いと専断されたときは始発からの運賃を設定しくステ、
ブS 125)、ステップ5124で正規と判断された
ときは「フラッグエリアJ7Cにフラッグが立つ(“1
”)でいるか否かを判定しくステップS 126)、フ
ラッグが立っていない(“0”)と判断されるとステッ
プ5127に、フラッグが立っている(“l”)と判定
されるとステップ8128にそれぞれ移る。精算制御回
路34は、ステップ5127において乗車位置情報と現
在の降車地点とから運賃データ記憶回路33から運賃デ
ータを読み出して通常の運賃を設定するが、ステップ3
128においてタイマー28からの時4リデータと磁気
ストライプ7に書き込まれていた丁時刻コードJ7dと
を比較し、その差が一定の時間幅(例えば、2時間以内
)内にあったと「時刻コードJ7dに記録されていると
きはステップ5129に移って初乗り運賃を割り引いた
運賃を設定し、その差が一定の時間幅を超えていたと記
録されていたときはステップ5127に移る。精算制御
回路34は、上述のように設定された運賃を乗車カード
8の磁気ストライプ7の[残額コードJ7bより差し引
く(ステップS 130)。次いで「残額コードJ7b
に残金がないとき、つまり差し引き結果が負となったと
きは(ステップS 130)、その不足分を表示制御回
路35に与えて運賃表示装置13に運賃を表示させる(
ステップS 132)。乗客は運賃表示装置13に表示
された運賃に相当する現金を運賃投入口14に投入して
運賃の精算を行う(ステップS 133) 、ステップ
5131で不足ないと判断されたときと、ステップ51
33が終了したときは次のステップ5134に移る。ス
テップ5134では乗継ぎか否かの判断であり、これは
乗客より乗継ぎの申し出があると運転士がスイッチ37
を押すことにより精算制御回路34、磁気ストライプ読
取り書込み機構32が作動して乗車カード8の磁気スト
ライプ7の「フラッグエリアJ7cに論理“1”及び時
刻データを記録する(ステップS 135)。しかして
、乗り継ぎでない場合は「コードJ 7c〜「バスコー
ドJ7hまで、乗り継ぎである場合は「会社コードJ7
e、「乗車コードJ7f及び、「ハスコードJ 7 h
が磁気ストライプ読取り書込み機構32により消去され
る(ステップS 136)。この後に、IJP出口16
より乗車カード8は放出されるので乗客は乗車カート8
を受は改って降車することになる(ステップS 137
)。上記ステップ3122〜S 137までの処理は全
乗客が終了するまで繰り返されることになる(ステップ
S 137)。ステップ5137で全乗客が終了したと
判断されたならば、降車口3のドアーを閉しくステップ
5138)、全停留所の処理が終了したかを判定しくス
テップS 139)、終了してないときはステップS 
100に戻り、終了しているときはフローを停止する。
次に、乗り継ぎの場合を説明する。
停留所41で降車した乗客は近くの停留所46まで歩き
、ここからバス路線51のバスIBに乗車することにな
る。ここで、停留所41で降車した乗客はそれぞれ乗車
カード8を所持しており、その磁気ストライプ7には第
3図(B)で示すフォーマントで「フラッグエリアJ7
cに論理“1”が記録されている。この乗車カード8に
よりバスIBに乗車した場合の運賃清算に付いて説明す
る。
停留所45を出発したバスIBは停留所46に到着する
前に運転士により押しボクン17が押されている(ステ
ップ5200.5201)、すると、駆動回路18が作
動してカセット磁気テープ19が再生される(′ステッ
プS 202)。これにより、再生ヘッド20で再生さ
れた信号が増幅器21で増幅されてスピーカ22に与え
られ、停留所46の名称、案内等がアナウンスされる(
ステップS 203) 、同時に、カセット磁気チー1
19から再生ヘッド23により必要な情報が再生されて
信号判別回路24に与えられ、この回路24で信号判別
がなされて信号分析回路25に供給される。信号分析回
路25では、現在どの停留所であるかを信号分析してそ
の出力をデータ読取制御回路26に与えると、データ読
取制御回路26はデータ記憶回路27より当該停留所に
相当する指令を読取り書込み制御回路29及び精算制御
回路34に供給する(ステップS 204)。しかして
、信号判別回路24はアナウンスが終了した旨の信号を
判別すると、駆動回路18を停止する(ステップS 2
05)。
次に、停留所46に近づくと、運転士により乗降客の有
無が確認され(ステップs 206)、乗降客が無いと
きにはステップS 200に移るが、乗降客が有るとき
にはステップ5207に移り、運転士により停留所46
でバスIBを停止する。そして、乗降客の判断が運転士
によりなされる(ステップ3208)。ステップ820
8で乗車客のみと判断されたときは、乗車口2のドアー
が開かれ(ステップ5209)、書込み機4の現在の乗
車地点が乗車位置表示装置6により表示される(ステッ
プS 210) 、乗客は予め所持している乗車カード
8を挿入口9に挿入すると(ステップ5211)、書込
み機4の内部では現在の乗車地点等の各種乗車情報を乗
車カード8の磁気ストライプ7に読取り書込み機構30
をもって記録し、この書込みの終わった乗車カード8を
排出口10より放出する(ステップS 212) 、こ
のバスIBの書込み機4による乗車位置情報等の書込み
は「フラッグエリアJ7cに論理″1″が記録されてい
るので、すでにバスIAで書き込まれている情報を除い
た「乗車コード」7「、「経由コード」7g、「バスコ
ード」7h、及び一定時間内で乗り臂ぎされたか判断し
その判定結果を書込みさせる(ステップ5212、S 
214)。次いで、当該書込み機4から放出された乗車
カード8が乗客に受は取られたか否かが判断され(ステ
ップ5215)、受は取られなければ警報を出しくステ
ップ5216)、受は取られればステップ5217に移
り、停留所46での乗客の全てが乗車終了したかを運転
士により判断されて(ステップ5217)、終了でなけ
ればステップS 210−3217の処理をし、終了な
らば乗車口2のドアーを閉じる(ステップ321B) 
この手順で動作し全停留所を通過したかが判断され(ス
テ・ノブS 217)、終了ならフロー終了となり、こ
れ以外ではステップ5210に戻る。
次に、バスIBの乗客が降車する停留所(例えば第6図
の停留所47)に到着した場合、ステップ8200〜3
208の処理がなされるので、ステップ5220で降車
口3のドアーが開かれる。すると、運賃精算機5の降車
位置表示装置t12に現在の降車地点が表示される(ス
テップS 222)。乗客は乗車カード8を運賃精算機
5の挿入口11に挿入すると(ステップS 222)、
磁気ストライプ読取り書込み機構32によって乗車地点
等各種の情報が読み取られる(ステップS 223)。
前記読取り四込み機構32で読み取られた乗車地点等の
情報が精算制御回路34に供給されると、精算制御回路
34は、まず「会社コードJ7e、[経由コードJ1g
、rバスコードJ7hの情報が正規なデータかを判定し
くステップS 224)、正規のものであると判定され
るとステップ゛5126に1多る。次に「フラッグエリ
ア」7Cにフラッグが立っているので(ステップS 2
16)、ステップ8128に移り、このステップ822
8でバス1Aの降車時間のとバスIBに乗車した時間が
一定時間内であると記録されていたときは初乗り運賃を
割り引いた運賃を設定しくステップS 229)、その
ように記録されていないときは(ステップ5228)通
常の乗降地点による運賃を設定する(ステップS 22
7) 、精算制御回路34は、このようにして設定され
た運賃を乗車カード8の磁気ストライプ7の「残額コー
ドJ7bより差し引き(ステップS 230)、「残額
コードJ7bに残金がないときは、その不足分を表示制
御回路35に与えて運賃表示装置13に不足運賃を表示
させる(ステップS 232)。
したがって、乗客は運賃表示装置13に表示された運賃
に相当する現金等を運賃投入口14に投入しt運賃の精
算を終了する(ステップS 233) 、次に、乗客に
より、乗り継ぎの申し出があると、再び乗り継ぎが可能
であれば運転士によりスイッチ37が押され、磁気スト
ライプ7の「フラングエリア」7Cに論理″1”及び降
車時刻を書き込むと共に[、、会社コードJ7e、rバ
スコードJ7h等を消去する一連の処理がなされる(ス
テップ8234〜5236)。乗り継ぎでない場合には
(ステ、プS 234)、前記磁気ストライプ7の「フ
ラッグエリアJ7c〜「ハスコードJ7hまでがン白人
される(ステップS 236)。この後、排出口1Gよ
り乗車カード8は放出されるので乗客は乗車カード8を
受は取って降車することになる(ステップ3231)。
上記ステップ5222〜5237までの処理は停留所4
7での降車する乗客が終了するまで繰り返されることに
なる(ステップS 237)。ステップ5237で降車
客が終了したならば、降車口3のドアーを閉しくステッ
プ3238)、全停留所の処理が終了したがを判定しく
ステップS 239)、終了してないときはステップS
 200に戻り、次の停留所48で同じ動作を行う。
停留所48では前述と同様に乗車カード8の乗車地点等
の情報を読取り、運賃を精算し不足があるときにはその
不足分を運賃表示装置13に表示させる。停留所46と
48間の通常の運賃は200円であり、乗り継ぎによる
初乗り運賃を割り引いた運賃は170円であるので、こ
れを乗車カード8がら差し引いて精算する。
本実施例はこのように作用するので、運賃の精算誤りや
誤解による運賃精算等のトラブルを著しく軽減すること
ができ、しかも運賃精算のたびに現金を用いずに済み、
予め設定しである金額の範囲内で何回も乗車することが
できる。
上記実施例では路線バスに適用した例で説明したが、路
線バスに限らず、鉄道等にも応用できることはいうまで
もない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、磁気記録媒体を備え
た乗車カードを利用して乗客が乗車する際に乗車情報を
書込み、降車の際において降車情報との比較により正確
に運賃を算出して運賃精算をすることができ、運賃精算
における手数が不要となって運転士、乗客双方の労力を
軽減させることができる。そして、乗り継いだ次の交通
機関では特定の条件の下に初乗り運賃を自動的に割り引
かせることができるので、交通網の発達している大部会
などでは初乗り運賃割り引き制度の導入が容易に行える
ものである。また、本発明によれば、乗り継ぎによる不
正乗車の防止も図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を通用した路線バスの例を一部
切り欠いて示す斜視図、第2図は本発明の実施例のうち
の書込み機を示す斜視図、第3図は磁気記録媒体を備え
た乗車カードの例を示す説明図、第4図は本発明の実施
例のうちの運賃精算機を示す斜視図、第5図は本発明の
実施例の信号系全体を示すブロック図、第6図は本発明
の実施例の作用を説明するために示す説明図、第7図は
同作用を説明するために示すフローチャート、第8図は
乗り継いだバスにおける料金精算の作用を説明するため
に示すフローチャートである。 1・・・バス、4・・・書込み機、5・・・運賃精算機
、7・・・磁気ストライプ、8・・・乗車カード。 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第一の交通路と第二の交通路とがその一部で接触し、第
    一の交通路の車両から第二の交通路の車両へと乗り継ぐ
    ことのできる交通システムであって、各交通路における
    運賃を所定の手段で決定し運賃の精算をすることのでき
    る運賃精算方法において、一定の金額に相当するデータ
    が予め記憶させてある磁気記録媒体を有する乗車カード
    を発行し、乗客は当該交通路の車両を利用する際には当
    該乗車カードを用いて乗車区間を決定し、運賃をその乗
    車カードの金額データから差し引くことにより精算し、
    第一の交通路から第二の交通路の車両へ乗り継ぐ際には
    一定の乗継ぎ情報と降車時刻情報とを乗車カードの磁気
    記録媒体に書き込み、第二の交通路の車両に乗車の際に
    その乗車カードの情報を読み取らせ、一定時間内の乗継
    ぎの場合のみ乗継ぎ運賃として乗車カードにより運賃精
    算することのできる乗車カードによる運賃精算方法。
JP60216784A 1985-09-30 1985-09-30 乗車カ−ドによる運賃精算方法 Pending JPS6275894A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63171862U (ja) * 1987-04-28 1988-11-08

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JPS4982400A (ja) * 1972-12-11 1974-08-08
JPS53124500A (en) * 1977-12-26 1978-10-30 Satsuporoshi Automatic ticket issuing and examination system of passangers taking connections

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