JPS6274453A - 排気ガス浄化用触媒 - Google Patents
排気ガス浄化用触媒Info
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- JPS6274453A JPS6274453A JP60213912A JP21391285A JPS6274453A JP S6274453 A JPS6274453 A JP S6274453A JP 60213912 A JP60213912 A JP 60213912A JP 21391285 A JP21391285 A JP 21391285A JP S6274453 A JPS6274453 A JP S6274453A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自り1軍等の内燃殿関から排出される排気ガ
スの浄化用触媒に関するものである。
スの浄化用触媒に関するものである。
(従来の技術)
大気汚染などの公害防止の理由から、内燃機関の排気ガ
ス、特に自動車用内燃機関の排気ガスに含有される有害
成分を浄化するために触媒が用いられている。この触媒
は、活性アルミナ等からなる担体に触媒成分を担持させ
てなり、形状としては粒状触媒も使用できるが、浄化す
べき排気ガスの触媒中の通過量をコントロールしやすい
とか、また耐11iJJ性などの理由からハニカム状な
どのモノリス触媒が多用されている。
ス、特に自動車用内燃機関の排気ガスに含有される有害
成分を浄化するために触媒が用いられている。この触媒
は、活性アルミナ等からなる担体に触媒成分を担持させ
てなり、形状としては粒状触媒も使用できるが、浄化す
べき排気ガスの触媒中の通過量をコントロールしやすい
とか、また耐11iJJ性などの理由からハニカム状な
どのモノリス触媒が多用されている。
モノリス触媒は、担体全体を活性アルミナで作らず、コ
ージェライトなどの耐熱性無機物質によって担体基材を
作り、この基材の表面特にセルの表面に多孔質アルミナ
、主にγ−アルミナまたはα−アルミナのいずれかを数
ミクロンないし百数十ミクロンの層厚で形成し、この多
孔質層に触媒金属を担持させてなる。
ージェライトなどの耐熱性無機物質によって担体基材を
作り、この基材の表面特にセルの表面に多孔質アルミナ
、主にγ−アルミナまたはα−アルミナのいずれかを数
ミクロンないし百数十ミクロンの層厚で形成し、この多
孔質層に触媒金属を担持させてなる。
従来の排気ガス浄化用触媒は、通常モノリス担体基材に
、1種類のアルミナを均一にコーティングし、このアル
ミナ層に白金0’t)、ロジウム(Rh)等を1u持し
て用いられている。
、1種類のアルミナを均一にコーティングし、このアル
ミナ層に白金0’t)、ロジウム(Rh)等を1u持し
て用いられている。
触媒金属として、アルミナ層に担持されるロジウムは、
自動車の高速運転時などのように排気ガスの触媒への流
入速度の速い、いわゆる高空間速度時における触媒活性
を向−ヒするとか、エンジンの始動時などの冷間時にエ
ンジンから多量に排出される一酸化炭素(C0)による
一時被毒を抑制するとかの特性を有する。
自動車の高速運転時などのように排気ガスの触媒への流
入速度の速い、いわゆる高空間速度時における触媒活性
を向−ヒするとか、エンジンの始動時などの冷間時にエ
ンジンから多量に排出される一酸化炭素(C0)による
一時被毒を抑制するとかの特性を有する。
しかしながら、上記従来のモノリス触媒では、ロジウム
はアルミナ層中に他の触媒金属とともに均一に分散され
ているため、上記のロジウムの特性は充分に発揮されな
い。
はアルミナ層中に他の触媒金属とともに均一に分散され
ているため、上記のロジウムの特性は充分に発揮されな
い。
更に、上記従来のモノリス触媒において、コーティング
するアルミナとしては、高多孔質のγ−アルミナ、θ−
アルミナ、δ−アルミナが比表面積が大きいことから多
用されているが、ロジウムは使用時の熱によってこれら
γ−2θ−1δ−アルミナと固溶してしまい浄化性能が
低下するという問題点がある。
するアルミナとしては、高多孔質のγ−アルミナ、θ−
アルミナ、δ−アルミナが比表面積が大きいことから多
用されているが、ロジウムは使用時の熱によってこれら
γ−2θ−1δ−アルミナと固溶してしまい浄化性能が
低下するという問題点がある。
(発明が解決しようとする問題点)
したがって、本発明は、モノリス触媒において、モノリ
ス担体にコーティングされたアルミナ層に担持されるR
hの、高空間速度時の活性が良好であり、COの一時被
毒に強いという特性を最大限に生かし、かつ、Rhのγ
−1θ−7δ−アルミナとの固溶による浄化性能の低下
を抑制した高性能触媒を提供せんとするものである。
ス担体にコーティングされたアルミナ層に担持されるR
hの、高空間速度時の活性が良好であり、COの一時被
毒に強いという特性を最大限に生かし、かつ、Rhのγ
−1θ−7δ−アルミナとの固溶による浄化性能の低下
を抑制した高性能触媒を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の排気ガス浄化用触媒は、モノリス担体基材に、
γ−アルミナ、θ−アルミナ、δ−アルミナの1種もし
くは2種以上のアルミナからなる下層と、その上にα−
アルミナからなる上層とを積層し、前記下層には白金ま
たはパラジウム若しくは白金またはパラジウムを主体と
する触媒金属を担持し、前記上層にはロジウムまたはロ
ジウムを主体とする触媒金属を担持せしめたことを特徴
とする。
γ−アルミナ、θ−アルミナ、δ−アルミナの1種もし
くは2種以上のアルミナからなる下層と、その上にα−
アルミナからなる上層とを積層し、前記下層には白金ま
たはパラジウム若しくは白金またはパラジウムを主体と
する触媒金属を担持し、前記上層にはロジウムまたはロ
ジウムを主体とする触媒金属を担持せしめたことを特徴
とする。
本発明において、下層を形成するアルミナ層は、γ−ア
ルミナ、θ−アルミナ、δ−アルミナのいずれか1種で
あってもよく、また、これらの2種または3種を組み合
わせたものでもよい。この組み合わせの割合は特に限定
されず、これらアルミナの比表面積や安定性を考慮して
決定すればよい。2種または3種のアルミナを組み合わ
せるには、これら2種または3種のアルミナを粉末状態
であるいはスラリーとしてから混合するとよい。
ルミナ、θ−アルミナ、δ−アルミナのいずれか1種で
あってもよく、また、これらの2種または3種を組み合
わせたものでもよい。この組み合わせの割合は特に限定
されず、これらアルミナの比表面積や安定性を考慮して
決定すればよい。2種または3種のアルミナを組み合わ
せるには、これら2種または3種のアルミナを粉末状態
であるいはスラリーとしてから混合するとよい。
形成されるアルミナ層は、下層と上層とを合わせた総厚
が、従来形成されている単一アルミナ層と同じ層厚程度
とするとよい。それ故、数ミクロンから百数十ミクロン
、好ましくは30〜70ミクロン程度の厚さに形成する
。
が、従来形成されている単一アルミナ層と同じ層厚程度
とするとよい。それ故、数ミクロンから百数十ミクロン
、好ましくは30〜70ミクロン程度の厚さに形成する
。
下層と上層の厚さは、いずれか一方が厚く他方が薄くな
るようにしてもよく、また両者同程度の厚さとしてもよ
い。
るようにしてもよく、また両者同程度の厚さとしてもよ
い。
アルミナ層の形成は、アルミナスラリーを塗布または、
基材をアルミナスラリー中に浸漬し、引き上げて余分な
スラリーを吹き飛ばす方法によって塗布し、しかるのち
乾燥、焼成する従来公知の方法にしたがって行われる。
基材をアルミナスラリー中に浸漬し、引き上げて余分な
スラリーを吹き飛ばす方法によって塗布し、しかるのち
乾燥、焼成する従来公知の方法にしたがって行われる。
なお、α−アルミナ層の形成は、予じめγ−アルミナス
ラリー中にFe分を含有させておき、公知の方法によっ
てγ−アルミナを焼成時にα−アルミナに変換させる方
法によってもよい。
ラリー中にFe分を含有させておき、公知の方法によっ
てγ−アルミナを焼成時にα−アルミナに変換させる方
法によってもよい。
本発明においてα−アルミナは粉末状態で比表面積が4
0〜60m/g、平均マクロポア径が800〜1200
人のものが好ましく、またr −。
0〜60m/g、平均マクロポア径が800〜1200
人のものが好ましく、またr −。
θ−1またはδ−アルミナは比表面積80〜120m/
g、平均マクロポア径400〜500 人のものが好ま
しい。
g、平均マクロポア径400〜500 人のものが好ま
しい。
触媒金属の担持は、常法にしたがって、上記PL、 P
d、 Rhなどの金属の硝酸塩など、水溶性塩溶液を含
浸し、乾燥、熱処理する方法によって行なうことができ
る。例えば、担体基材上にγ−アルミナ層を形成し、こ
のγ−アルミナにPLまたはPdを担持させたのち、こ
のT−アルミナ層上にα−アルミナ層を形成し、Rhを
[旦持させるようにしてもよい。
d、 Rhなどの金属の硝酸塩など、水溶性塩溶液を含
浸し、乾燥、熱処理する方法によって行なうことができ
る。例えば、担体基材上にγ−アルミナ層を形成し、こ
のγ−アルミナにPLまたはPdを担持させたのち、こ
のT−アルミナ層上にα−アルミナ層を形成し、Rhを
[旦持させるようにしてもよい。
また、アルミナ層を形成したのち触媒担持/g ’/e
i、のp■Iコントロールと浸漬時間によって、触媒金
属の分布をコントロールするようにしてもよい。
i、のp■Iコントロールと浸漬時間によって、触媒金
属の分布をコントロールするようにしてもよい。
また更には、予じめ触媒金属を担持させたアルミナ粉末
を用い、スラリーとして基材上に塗布、形成するように
してもよい。
を用い、スラリーとして基材上に塗布、形成するように
してもよい。
(作用)
本発明の排気ガス浄化用触媒においては、従来のモノリ
ス触媒ではロジウムがアルミナ層中に均一に分散されて
いたのに対して、Rhをアルミナ層の上層に担持させた
から、アルミナ層の単位体積当たりのロジウムの担持量
が多くなり、かつ、上層に担持させたため排気ガスとの
接触の機会が多くなり、ロジウムの特性が充分に発揮さ
れることとなる。
ス触媒ではロジウムがアルミナ層中に均一に分散されて
いたのに対して、Rhをアルミナ層の上層に担持させた
から、アルミナ層の単位体積当たりのロジウムの担持量
が多くなり、かつ、上層に担持させたため排気ガスとの
接触の機会が多くなり、ロジウムの特性が充分に発揮さ
れることとなる。
更に、本発明においては、RhまたはI?hを主体とす
る触媒をα−アルミナ層に担持させることとしたので、
RhがT−アルミナ等と固溶することによる浄化性能の
低下を防止できる。
る触媒をα−アルミナ層に担持させることとしたので、
RhがT−アルミナ等と固溶することによる浄化性能の
低下を防止できる。
更に、本発明の触媒では下層にptまたはPd若しくは
ptまたはPdを主体とする触媒金属を担持しであるか
ら、これら触媒金属の酸化作用により排気ガス中の一酸
化炭素(CO)及び炭化水素(l(C)は浄化される。
ptまたはPdを主体とする触媒金属を担持しであるか
ら、これら触媒金属の酸化作用により排気ガス中の一酸
化炭素(CO)及び炭化水素(l(C)は浄化される。
(実施例)
以下に、本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明する
。
。
第1図は実施例のハニカム形状のモノリス触媒の一部を
示す拡大断面図であり、1はモノリス担体用基材、2は
ptを担持せしめたγ−アルミナ層、そして3はRhを
担持せしめたα−アルミナ層を示す。
示す拡大断面図であり、1はモノリス担体用基材、2は
ptを担持せしめたγ−アルミナ層、そして3はRhを
担持せしめたα−アルミナ層を示す。
このモノリス触媒4は、次のようにして作製される。
まず、アルミナ含有率10重量%のアルミナゾル350
gに40ffi Ei%の硝酸アルミニウム水溶液75
gを加え、更に蒸留水100gを加え攪拌して混合懸/
g液を得た。そして、この混合:■濁液の中へ、γ−ア
ルミナ粉末500 、を加え攪拌してスラリーを調製し
た。このとき、スラリーの粘度が200cpsとなるよ
うに蒸留水及びγ−アルミナ粉末の量を調節した(以下
、このスラリーを、γ−アルミナスラリーと称する。)
。
gに40ffi Ei%の硝酸アルミニウム水溶液75
gを加え、更に蒸留水100gを加え攪拌して混合懸/
g液を得た。そして、この混合:■濁液の中へ、γ−ア
ルミナ粉末500 、を加え攪拌してスラリーを調製し
た。このとき、スラリーの粘度が200cpsとなるよ
うに蒸留水及びγ−アルミナ粉末の量を調節した(以下
、このスラリーを、γ−アルミナスラリーと称する。)
。
次に、上記と同じ混合iQ濁液に、α−アルミナ粉末5
00gを加え攪拌してスラリーを調製した。このとき、
上記と同様に、スラリーの粘度が200cpsになるよ
うに蒸留水及びα−アルミナ粉末の量を調節した(以下
、このスラリーをα−アルミナスラリーと称する。)。
00gを加え攪拌してスラリーを調製した。このとき、
上記と同様に、スラリーの粘度が200cpsになるよ
うに蒸留水及びα−アルミナ粉末の量を調節した(以下
、このスラリーをα−アルミナスラリーと称する。)。
上記の如く調製したT−アルミナスラリーにコージェラ
イト質モノリス担体基材lを1分間’t+ ?Hしたの
ち、引き上げてセル内のγ−アルミナスラリーを空気流
で吹きとばして100°Cで1時間乾燥し、次に700
℃で2時間焼成することによって、基材1に下層となる
1”5厚d、のγ−アルミナ層を形成した。このT−ア
ルミナ層2の形成された基材1を、ジニトロジアミノ白
金水溶液に1時間浸漬し、200°Cで3時間乾燥して
、下層であるγ−アルミナ層2に、触媒11当たりり、
Ogとなる量のptを担持させた。
イト質モノリス担体基材lを1分間’t+ ?Hしたの
ち、引き上げてセル内のγ−アルミナスラリーを空気流
で吹きとばして100°Cで1時間乾燥し、次に700
℃で2時間焼成することによって、基材1に下層となる
1”5厚d、のγ−アルミナ層を形成した。このT−ア
ルミナ層2の形成された基材1を、ジニトロジアミノ白
金水溶液に1時間浸漬し、200°Cで3時間乾燥して
、下層であるγ−アルミナ層2に、触媒11当たりり、
Ogとなる量のptを担持させた。
次に、このγ−アルミナN2にPLを担持させた基材1
を、α−アルミナスラリー(、:、上記と同様に、1分
間浸漬したのち、引き上げてセル内のα−アルミナスラ
リーを空気流で吹きとばして100℃で1時間乾燥し、
次に700°Cで2時間焼成することによって、基材1
に上層となる層厚d2のα−アルミナ層3を形成した。
を、α−アルミナスラリー(、:、上記と同様に、1分
間浸漬したのち、引き上げてセル内のα−アルミナスラ
リーを空気流で吹きとばして100℃で1時間乾燥し、
次に700°Cで2時間焼成することによって、基材1
に上層となる層厚d2のα−アルミナ層3を形成した。
このα−アルミナN3の形成された基材1を、塩化ロジ
ウム水溶液に1時間浸漬し、200℃で3時間乾燥して
、上層であるα−アルミナ層3に、触媒ll当たり0.
1 gとなる量のRhを担持させた(に)、下、本実施
例で作製した触媒を触媒Aと記す。)。
ウム水溶液に1時間浸漬し、200℃で3時間乾燥して
、上層であるα−アルミナ層3に、触媒ll当たり0.
1 gとなる量のRhを担持させた(に)、下、本実施
例で作製した触媒を触媒Aと記す。)。
比較例
上記実施例と同様のモノリス担体基材1に、層厚dが触
媒Aの総層厚(d、 + d2)に等しいγ−アルミナ
層5を形成し、このT−アルミナ層5にptを1g/2
、Rhを0.1g/ff担持したモノリス触媒を炸裂し
たく以下、この触媒を触媒Bと記す。)。
媒Aの総層厚(d、 + d2)に等しいγ−アルミナ
層5を形成し、このT−アルミナ層5にptを1g/2
、Rhを0.1g/ff担持したモノリス触媒を炸裂し
たく以下、この触媒を触媒Bと記す。)。
試験例1
上記の触媒A及びBを収めたコンバータ容器を2000
ccのエンジンの排気系に装着し、空燃比(A/F)1
4.6にて触媒床温度を700°Cとして1時間、空燃
比(Δ/F)13.0にて触媒床温度を900°Cとし
て30分間のサイクルで300時間、エンジンを稼動さ
せた。
ccのエンジンの排気系に装着し、空燃比(A/F)1
4.6にて触媒床温度を700°Cとして1時間、空燃
比(Δ/F)13.0にて触媒床温度を900°Cとし
て30分間のサイクルで300時間、エンジンを稼動さ
せた。
このエンジンを2000rpm / 360 mmH
gの条件下で運転し、排気ガスの浄化性能を測定した。
gの条件下で運転し、排気ガスの浄化性能を測定した。
結果を下記表に示す。
下記表において、HCは未燃焼炭化水素を表し、Coは
一酸化炭素を表し、そしてN。
一酸化炭素を表し、そしてN。
は窒素酸化物を表す。
表:耐久試験後の浄化率(%)
上記の表かられかるように耐久試験後の触媒Aは耐久試
験後の触媒Bと比較して高い浄化性能を示す。これは本
発明にかかる実施例の排気ガス浄化用モノリス触媒Δは
、上記耐久試験におけるような過酷な条件下においても
浄化性能が低下せず、かつ、触媒活性の絶対レベルに優
れていることを示すものである。
験後の触媒Bと比較して高い浄化性能を示す。これは本
発明にかかる実施例の排気ガス浄化用モノリス触媒Δは
、上記耐久試験におけるような過酷な条件下においても
浄化性能が低下せず、かつ、触媒活性の絶対レベルに優
れていることを示すものである。
試験例2
上記試験例1と同様に、モノリス触媒A及びモノリス触
媒Bをそれぞれコンバータ容器に収納し、そして200
0ccのエンジンに装着し、排気ガスの触媒へ流入する
空間速度を順次増加させたるために、3000rpm
/−420mm11g 、 3000rpmm/ 3
400mm11g及び3000rpm / 260
mm)1gの条件下にて、空間速度に対する浄化率の変
化を測定した。
媒Bをそれぞれコンバータ容器に収納し、そして200
0ccのエンジンに装着し、排気ガスの触媒へ流入する
空間速度を順次増加させたるために、3000rpm
/−420mm11g 、 3000rpmm/ 3
400mm11g及び3000rpm / 260
mm)1gの条件下にて、空間速度に対する浄化率の変
化を測定した。
この結果を第3図のグラフに示す。
試験例3
上記試験1と同様に、モノリス触媒A及びBを、それぞ
れコンバータ容器に収納し、2000ccのエンジンに
装着し、2000rpm /−3600mm11g
の条件下にて、エンジンの始動時における一酸化炭素(
Co)の浄化率を代表して測定した。
れコンバータ容器に収納し、2000ccのエンジンに
装着し、2000rpm /−3600mm11g
の条件下にて、エンジンの始動時における一酸化炭素(
Co)の浄化率を代表して測定した。
この結果を第4図のグラフに示す。
−ヒ記試験例2及び3かられがるように、本実施例の触
媒Aは、従来の触媒Bと比較して高空間速度時の触媒活
性が良好であり、がっ、エンジン始動時などの排気ガス
浄化性能も向上されている。
媒Aは、従来の触媒Bと比較して高空間速度時の触媒活
性が良好であり、がっ、エンジン始動時などの排気ガス
浄化性能も向上されている。
(発明の効果)
本発明の排気ガス浄化用触媒においては、ロジウムをα
−アルミナからなる上清に担持させることにより、触媒
の表面に年中的に担持させたから、ロジウムの特性、ず
なわら、高空間速度時の触媒活性が良好であり、かつ、
冷間時の一酸化炭素被毒が抑制できるという特徴が充分
に発揮される。そして、冷間時の一時被毒が抑制された
ことにより、低温エミッションの向上が図られた。
−アルミナからなる上清に担持させることにより、触媒
の表面に年中的に担持させたから、ロジウムの特性、ず
なわら、高空間速度時の触媒活性が良好であり、かつ、
冷間時の一酸化炭素被毒が抑制できるという特徴が充分
に発揮される。そして、冷間時の一時被毒が抑制された
ことにより、低温エミッションの向上が図られた。
また、本発明の排気ガス浄化用触媒においては、ロジウ
ムは、α−アルミナ層に担持せしめであるから、ロジウ
ムのγ−1θ−5δ−アルミナとの固溶による浄化性能
の低下が防止できる。
ムは、α−アルミナ層に担持せしめであるから、ロジウ
ムのγ−1θ−5δ−アルミナとの固溶による浄化性能
の低下が防止できる。
更に、本発明の触媒においては、下層には白金またはパ
ラジウム若しくは白金またはパラジウムを主体とする触
媒金泥を担持せしめたから、これら触媒金泥の酸化作用
により排気ガス中の一酸化炭素及び炭化水素は、従来の
触媒と同様あるいはそれ以上に浄化できる。
ラジウム若しくは白金またはパラジウムを主体とする触
媒金泥を担持せしめたから、これら触媒金泥の酸化作用
により排気ガス中の一酸化炭素及び炭化水素は、従来の
触媒と同様あるいはそれ以上に浄化できる。
第1図は実施例の触媒の一部拡大断面図、第2図は従来
の触媒の一部拡大断面図、第3図は試験例2における空
間速度と浄化率の関係を示すグラフ、 第4図はエンジン始動時からの時間と浄化率の関係を示
すグラフである。 図中、 1・・・モノリス担体基材 2・・・γ−アルミナ層 3・・・α〜アルミナ層 4・・・ハニカム形状のモノリス触媒 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 矛3図 第1図 。 2・・・・ざ−アルミナ層 3・・・・C(−了ルミはツ台
の触媒の一部拡大断面図、第3図は試験例2における空
間速度と浄化率の関係を示すグラフ、 第4図はエンジン始動時からの時間と浄化率の関係を示
すグラフである。 図中、 1・・・モノリス担体基材 2・・・γ−アルミナ層 3・・・α〜アルミナ層 4・・・ハニカム形状のモノリス触媒 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 矛3図 第1図 。 2・・・・ざ−アルミナ層 3・・・・C(−了ルミはツ台
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 モノリス担体基材に、γ−アルミナ、θ− アルミナ、δ−アルミナの1種もしくは2種以上のアル
ミナからなる下層と、その上にα−アルミナからなる上
層とを積層し、前記下層には白金またはパラジウム若し
くは白金またはパラジウムを主体とする触媒金属を担持
し、前記上層にはロジウムまたはロジウムを主体とする
触媒金属を担持せしめたことを特徴とする排気ガス浄化
用触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213912A JPS6274453A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 排気ガス浄化用触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213912A JPS6274453A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 排気ガス浄化用触媒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6274453A true JPS6274453A (ja) | 1987-04-06 |
Family
ID=16647088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60213912A Pending JPS6274453A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 排気ガス浄化用触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6274453A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990003331A1 (en) * | 1988-09-30 | 1990-04-05 | Ferro Corporation | High surface area alpha-alumina and supercritical fluid synthesis thereof |
US6713429B1 (en) | 1998-12-21 | 2004-03-30 | Denso Corporation | Purification catalyst for internal combustion engine exhaust gas |
JP2005238173A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 水素生成触媒 |
JP2008023501A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Toyota Motor Corp | 排ガス浄化用触媒 |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP60213912A patent/JPS6274453A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990003331A1 (en) * | 1988-09-30 | 1990-04-05 | Ferro Corporation | High surface area alpha-alumina and supercritical fluid synthesis thereof |
US6713429B1 (en) | 1998-12-21 | 2004-03-30 | Denso Corporation | Purification catalyst for internal combustion engine exhaust gas |
JP2005238173A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 水素生成触媒 |
JP2008023501A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Toyota Motor Corp | 排ガス浄化用触媒 |
US7759283B2 (en) | 2006-07-25 | 2010-07-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Catalyst for purifying exhaust gas |
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