JPS627344B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS627344B2 JPS627344B2 JP53038837A JP3883778A JPS627344B2 JP S627344 B2 JPS627344 B2 JP S627344B2 JP 53038837 A JP53038837 A JP 53038837A JP 3883778 A JP3883778 A JP 3883778A JP S627344 B2 JPS627344 B2 JP S627344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- post
- fence
- fixed
- angle
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Fencing (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は道路、橋梁等の歩行路及び建築物の屋
上或は廊下に使用する柵、手摺、高欄等の柵状体
に関し、殊に柵状体の支柱基部に地覆・パラペツ
トを有する柵状体の改修工法に関する。
上或は廊下に使用する柵、手摺、高欄等の柵状体
に関し、殊に柵状体の支柱基部に地覆・パラペツ
トを有する柵状体の改修工法に関する。
このような柵状体は主として屋外に設置される
ためその支柱は充分強固に設置されなければなら
ない。従来用いられていた代表的な工法は第１図
ないし第３図に示すように、最初に既設の柵状体
１を取外して既設支柱２を孤立させる（第１
図）。既設の地覆・パラペツト３は水平に配置し
た複数の梁主筋にほぼ直交して接触囲繞した多数
のループ筋（あばら筋）５と両者を包覆したコン
クリート６からなりたつ。既設支柱２の根本のコ
ンクリート６を除去して支柱２を僅かに残して切
断し、コンクリートを除去してできた凹所にモル
タル７を充填して支柱２の残存部を包覆する。
（第２図）。上記の既設支柱の設置位置から離れた
コンクリート部分６を深く除去し、該凹所内のル
ープ筋を外し、凹所内にアンカーを付設した新た
な支柱８を挿入し直立状に保持しながらモルタル
９を充填する。このような改修工法による時はコ
ンクリート除去個所が多い上に新たな支柱設置用
凹所が大きくはつり量が多い。従つて工期が長
く、現場の交通規制期間も長くなる。
ためその支柱は充分強固に設置されなければなら
ない。従来用いられていた代表的な工法は第１図
ないし第３図に示すように、最初に既設の柵状体
１を取外して既設支柱２を孤立させる（第１
図）。既設の地覆・パラペツト３は水平に配置し
た複数の梁主筋にほぼ直交して接触囲繞した多数
のループ筋（あばら筋）５と両者を包覆したコン
クリート６からなりたつ。既設支柱２の根本のコ
ンクリート６を除去して支柱２を僅かに残して切
断し、コンクリートを除去してできた凹所にモル
タル７を充填して支柱２の残存部を包覆する。
（第２図）。上記の既設支柱の設置位置から離れた
コンクリート部分６を深く除去し、該凹所内のル
ープ筋を外し、凹所内にアンカーを付設した新た
な支柱８を挿入し直立状に保持しながらモルタル
９を充填する。このような改修工法による時はコ
ンクリート除去個所が多い上に新たな支柱設置用
凹所が大きくはつり量が多い。従つて工期が長
く、現場の交通規制期間も長くなる。
本発明は上述の欠点を考慮したもので、改修す
べき既設柵状体用支柱の基部を該基部を包覆する
地覆、パラペツト等のコンクリートの一部を除去
して露呈せしめ、除去したコンクリート上にパラ
ペツト内で上記支柱の一部を突出残存させて切断
し、２本の平行な連結ボルトで結合された一対の
山型鋼を支柱に仮止め状に挾着し、両山型鋼の水
平辺のレベルを調節して連結ボルトを本締めした
後に該山型鋼を支柱の突出残部上に溶接固定し、
予め上面にポストガイド又は支柱結合用ボルトを
直立固定した基板を水平状に配設した上記一対の
山型鋼上面に溶接固定し、次いで直立固定した上
記ポストガイド又は支柱結合用ボルト上に新たな
支柱を立設固定し、かくして立設した各支柱を介
して、それぞれ柵状体を取付け、さらに上記の除
去したコンクリート部をモルタル等で充填被覆し
たことを特徴とする柵状体の改修工法を提供する
ものである。
べき既設柵状体用支柱の基部を該基部を包覆する
地覆、パラペツト等のコンクリートの一部を除去
して露呈せしめ、除去したコンクリート上にパラ
ペツト内で上記支柱の一部を突出残存させて切断
し、２本の平行な連結ボルトで結合された一対の
山型鋼を支柱に仮止め状に挾着し、両山型鋼の水
平辺のレベルを調節して連結ボルトを本締めした
後に該山型鋼を支柱の突出残部上に溶接固定し、
予め上面にポストガイド又は支柱結合用ボルトを
直立固定した基板を水平状に配設した上記一対の
山型鋼上面に溶接固定し、次いで直立固定した上
記ポストガイド又は支柱結合用ボルト上に新たな
支柱を立設固定し、かくして立設した各支柱を介
して、それぞれ柵状体を取付け、さらに上記の除
去したコンクリート部をモルタル等で充填被覆し
たことを特徴とする柵状体の改修工法を提供する
ものである。
本発明の構成を添付図面の実施例により説明す
る。第４Ａ図ないし第８図に本発明の改修工法の
工程順序を示す。先ず既設の柵状体１（第１図）
を取外す。既設支柱２の基部をはつり、アンカー
１０を有しパラペツト３のコンクリート６内に強
固に埋設され中空角断面を備えた既設支柱２をパ
ラペツト３内で該パラペツト３頂面よりも低い高
さに切断し、各支柱２の高さをほぼ同一に揃える
（第４Ａ図、第４Ｂ図）。次にあらかじめ製作用意
した継手部材１３（第５図）を上記支柱の対向側
面を挾持して仮止め状に取付ける。継手部材１３
は１対の連結ボルト１４と該連結ボルトを介して
対向した１対の山形鋼１５からなる。山形鋼１５
の垂直辺１５ａを支柱２の垂直外側面に当接させ
ると共に両水平辺１５ｂ上面が水平な面を形成す
るように支柱２の外側に配列したボルト１４を本
締めした上で山形鋼の垂直辺部を支柱２に溶接固
定する（第６Ａ図、第６Ｂ図）。あらかじめボル
ト１１を上面に直立固着した基板１２を上記の山
形鋼の水平辺上面に溶接固着する。ボルト１１及
び基板１２をステンレス鋼で作ると防錆上好都合
である（第７Ａ図、第７Ｂ図）。このようにして
立設したボルト１１上に新たな支柱１６を固定
し、最初にはつつた支柱２基部の凹所をモルタル
等で充填する（第８図）。さらに支柱を介して柵
状体（図示せず）を取付ける。尚本実施例によれ
ば支柱接合部の高さ及びレベル調節が極めて容易
である。第９図は又別の実施例を示し、ボルトを
直立固着した基板１２の代りに角柱を直立したポ
ストガイド１７を用いこれに中空角筒状の支柱１
８を立設し両者を貫通した孔１９ａ，１９ｂを通
したボルト．ナツトで結合している。
る。第４Ａ図ないし第８図に本発明の改修工法の
工程順序を示す。先ず既設の柵状体１（第１図）
を取外す。既設支柱２の基部をはつり、アンカー
１０を有しパラペツト３のコンクリート６内に強
固に埋設され中空角断面を備えた既設支柱２をパ
ラペツト３内で該パラペツト３頂面よりも低い高
さに切断し、各支柱２の高さをほぼ同一に揃える
（第４Ａ図、第４Ｂ図）。次にあらかじめ製作用意
した継手部材１３（第５図）を上記支柱の対向側
面を挾持して仮止め状に取付ける。継手部材１３
は１対の連結ボルト１４と該連結ボルトを介して
対向した１対の山形鋼１５からなる。山形鋼１５
の垂直辺１５ａを支柱２の垂直外側面に当接させ
ると共に両水平辺１５ｂ上面が水平な面を形成す
るように支柱２の外側に配列したボルト１４を本
締めした上で山形鋼の垂直辺部を支柱２に溶接固
定する（第６Ａ図、第６Ｂ図）。あらかじめボル
ト１１を上面に直立固着した基板１２を上記の山
形鋼の水平辺上面に溶接固着する。ボルト１１及
び基板１２をステンレス鋼で作ると防錆上好都合
である（第７Ａ図、第７Ｂ図）。このようにして
立設したボルト１１上に新たな支柱１６を固定
し、最初にはつつた支柱２基部の凹所をモルタル
等で充填する（第８図）。さらに支柱を介して柵
状体（図示せず）を取付ける。尚本実施例によれ
ば支柱接合部の高さ及びレベル調節が極めて容易
である。第９図は又別の実施例を示し、ボルトを
直立固着した基板１２の代りに角柱を直立したポ
ストガイド１７を用いこれに中空角筒状の支柱１
８を立設し両者を貫通した孔１９ａ，１９ｂを通
したボルト．ナツトで結合している。
本発明は上記のように構成して、一対の山形鋼
（継手部材）を切断残存した支柱上端に包囲状に
仮止めしレベルを調節して本締めした後溶接する
ので、継手部材上面の水平精度が高く、又溶接が
容易となる。これにボルトを直立固定した基板を
介して新支柱を取付ければ充分な支柱強度及び垂
直度が得られる。さらに溶接部をモルタル被覆す
るのでガタ付きは皆無である。又、既設の支柱が
利用できコンクリートのはつり作業が少くて済む
と共にパラペツト内の組立構造鉄筋の強度を低下
させることがなく、支柱接合部をモルタルで被覆
するので意匠が低下しない。工事中の交通規制期
が少くてすみ、モルタルの養生を待たずに柵状体
を取付けることができるので、作業が簡単で工期
が短くコスト低減でき、さらに従来の工法と異な
り既設柵状体と同一長さ寸法のものが使用できる
等多くの利点がある。
（継手部材）を切断残存した支柱上端に包囲状に
仮止めしレベルを調節して本締めした後溶接する
ので、継手部材上面の水平精度が高く、又溶接が
容易となる。これにボルトを直立固定した基板を
介して新支柱を取付ければ充分な支柱強度及び垂
直度が得られる。さらに溶接部をモルタル被覆す
るのでガタ付きは皆無である。又、既設の支柱が
利用できコンクリートのはつり作業が少くて済む
と共にパラペツト内の組立構造鉄筋の強度を低下
させることがなく、支柱接合部をモルタルで被覆
するので意匠が低下しない。工事中の交通規制期
が少くてすみ、モルタルの養生を待たずに柵状体
を取付けることができるので、作業が簡単で工期
が短くコスト低減でき、さらに従来の工法と異な
り既設柵状体と同一長さ寸法のものが使用できる
等多くの利点がある。
第１図ないし第３図は従来の柵状体改修工法を
示す断面図、第４Ａ図及び第４Ｂ図は本発明にか
かる柵状体改修工法を示す断面図及び平面図、第
５図は本発明の継手部材を示す斜視図、第６Ａ図
ないし第８図は別の実施例を示す夫々断面図及び
平面図、第９図は又別の実施例を示す断面図であ
る。 ２…既設支柱、６…コンクリート、１１…支柱
結合用ボルト、１２…基板、１３…継手部材、１
６，１８…新たな支柱、１７…ポストガイド。
示す断面図、第４Ａ図及び第４Ｂ図は本発明にか
かる柵状体改修工法を示す断面図及び平面図、第
５図は本発明の継手部材を示す斜視図、第６Ａ図
ないし第８図は別の実施例を示す夫々断面図及び
平面図、第９図は又別の実施例を示す断面図であ
る。 ２…既設支柱、６…コンクリート、１１…支柱
結合用ボルト、１２…基板、１３…継手部材、１
６，１８…新たな支柱、１７…ポストガイド。
Claims (1)
- １ 改修すべき既設柵状体用支柱の基部を該基部
を包覆する地覆、パラペツト等のコンクリートの
一部を除去して露呈せしめ、除去したコンクリー
ト上にパラペツト内で上記支柱の一部を突出残存
させて切断し、２本の平行な連結ボルトで結合さ
れた一対の山型鋼を支柱に仮止め状に挾着し、両
山型鋼の水平辺のレベルを調節して連結ボルトを
本締めした後に該山型鋼を支柱の突出残部上に溶
接固定し、予め上面にポストガイド又は支柱結合
用ボルトを直立固定した基板を水平状に配設した
上記一対の山型鋼上面に溶接固定し、次いで直立
固定した上記ポストガイド又は支柱結合用ボルト
上に新たな支柱を立設固定し、かくして立設した
各支柱を介して、それぞれ柵状体を取付け、さら
に上記の除去したコンクリート部をモルタル等で
充填被覆したことを特徴とする柵状体の改修工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3883778A JPS54132334A (en) | 1978-04-04 | 1978-04-04 | Method of repair construction of shelfflike body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3883778A JPS54132334A (en) | 1978-04-04 | 1978-04-04 | Method of repair construction of shelfflike body |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54132334A JPS54132334A (en) | 1979-10-15 |
| JPS627344B2 true JPS627344B2 (ja) | 1987-02-17 |
Family
ID=12536313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3883778A Granted JPS54132334A (en) | 1978-04-04 | 1978-04-04 | Method of repair construction of shelfflike body |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54132334A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008063931A (ja) * | 2006-08-07 | 2008-03-21 | Fm Railing Kk | 既設の橋梁用防護柵の取替え工法 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5785452A (en) * | 1980-11-14 | 1982-05-28 | Nippon Aluminium Mfg | Repla cement of handrail |
| JPS58559A (ja) * | 1981-06-22 | 1983-01-05 | ワイケイケイ株式会社 | 既設手摺の改装工法 |
| JPS5894557A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-04 | ワイケイケイ株式会社 | 既設手摺の改装工法 |
| JPS58117170A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-12 | ワイケイケイ株式会社 | 手摺の改装工法 |
| JPS58113461A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | ワイケイケイ株式会社 | 手摺の改装工法 |
| JPS58113460A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | ワイケイケイ株式会社 | 手摺の改装工法 |
| JPS6332054A (ja) * | 1986-07-24 | 1988-02-10 | 株式会社ナカ技術研究所 | 手摺の取替方法 |
| JP4660502B2 (ja) * | 2006-08-07 | 2011-03-30 | 昌三 栗村 | 手摺支柱の補修工法 |
| JP4740900B2 (ja) * | 2007-06-04 | 2011-08-03 | 株式会社ケイアールティ | 鋼製高欄及び高欄の取り替え方法 |
| JP5746984B2 (ja) * | 2012-01-20 | 2015-07-08 | 三井住友建設株式会社 | 手摺の補修方法 |
-
1978
- 1978-04-04 JP JP3883778A patent/JPS54132334A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008063931A (ja) * | 2006-08-07 | 2008-03-21 | Fm Railing Kk | 既設の橋梁用防護柵の取替え工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54132334A (en) | 1979-10-15 |
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