JPS6272789A - 炭素質微粉体の水スラリ−用分散剤 - Google Patents
炭素質微粉体の水スラリ−用分散剤Info
- Publication number
- JPS6272789A JPS6272789A JP60212098A JP21209885A JPS6272789A JP S6272789 A JPS6272789 A JP S6272789A JP 60212098 A JP60212098 A JP 60212098A JP 21209885 A JP21209885 A JP 21209885A JP S6272789 A JPS6272789 A JP S6272789A
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- Japan
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- acid
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- polymer
- polymerizable
- sulfonic acid
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- Granted
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技遵九鰻
本発明は、石炭や石油コークスに代表されるような炭素
質微粉体の水スラリーに用いられる分散剤に関する。
質微粉体の水スラリーに用いられる分散剤に関する。
従来技術
石油価格の高騰やエネルギー資源の多様化の観点から、
近年、石炭等の利用が注目されている。石炭は固体燃料
でありハンドリングの点で難点があるので、これを微粉
砕して水スラリーとすることが提案されてきた。石炭や
石油コークスのような固体燃料を水スラリーとすること
により、パイプ輸送が可能となり液体燃料と同様に取り
扱うことができる。水スラリーは、脱水処理することな
くそのままボイラ等で燃焼したり、あるいは輸送効率の
観点から高濃度化することが必要となる。しかし1石炭
や石油コークスなどの炭素質微粉体をそのまま水中に分
散しただけでは50%以上の高濃度スラリーを得ること
は困難であった。。
近年、石炭等の利用が注目されている。石炭は固体燃料
でありハンドリングの点で難点があるので、これを微粉
砕して水スラリーとすることが提案されてきた。石炭や
石油コークスのような固体燃料を水スラリーとすること
により、パイプ輸送が可能となり液体燃料と同様に取り
扱うことができる。水スラリーは、脱水処理することな
くそのままボイラ等で燃焼したり、あるいは輸送効率の
観点から高濃度化することが必要となる。しかし1石炭
や石油コークスなどの炭素質微粉体をそのまま水中に分
散しただけでは50%以上の高濃度スラリーを得ること
は困難であった。。
そこで、スラリー中に分散剤を添加し、流動性を向上し
て高濃度化を図ることが提案されている。このような分
散剤としては、たとえば、ナフタレンスルホン酸ホルマ
リン縮金物(特開昭56−21636号公報)、アクリ
ル酸またはメタクリル酸と他のビニルモノマーとの共重
合物(特開昭56−57890号公報)、アクリル酸、
メタクリル酸とマレイン酸との共重合物(特開昭56−
57891号公報)、活性水素基を有する化合物にエチ
レンオキシドとプロピレンオキシドを特定割合で付加さ
せた化合物(特開昭58−223430号公報)、分子
内に活性水素基を有する化合物のアルキレンオキシド付
加物を架橋した架橋ポリエーテル化合物(特開昭58−
118893号公報)、スルホン化コールタールまたは
ホルムアルデヒド縮金物(特開昭58−23889号公
報)、スチレンスルホン酸とビニル化合物との共重合物
の塩のような水溶性芳香族重合物、およびα−オレフィ
ンと無水マレイン酸やアクリル酸などとの共重合物のよ
うな水溶性脂肪族重合物を含む添加剤(特開昭59−1
66591号公報)、スチレンスルホン酸の重合体(特
開昭57−145187号公報)、スチレンスルホン酸
とエチレン系不飽和単量体との共重合体(特開昭59−
179592号公報)が報告されている。
て高濃度化を図ることが提案されている。このような分
散剤としては、たとえば、ナフタレンスルホン酸ホルマ
リン縮金物(特開昭56−21636号公報)、アクリ
ル酸またはメタクリル酸と他のビニルモノマーとの共重
合物(特開昭56−57890号公報)、アクリル酸、
メタクリル酸とマレイン酸との共重合物(特開昭56−
57891号公報)、活性水素基を有する化合物にエチ
レンオキシドとプロピレンオキシドを特定割合で付加さ
せた化合物(特開昭58−223430号公報)、分子
内に活性水素基を有する化合物のアルキレンオキシド付
加物を架橋した架橋ポリエーテル化合物(特開昭58−
118893号公報)、スルホン化コールタールまたは
ホルムアルデヒド縮金物(特開昭58−23889号公
報)、スチレンスルホン酸とビニル化合物との共重合物
の塩のような水溶性芳香族重合物、およびα−オレフィ
ンと無水マレイン酸やアクリル酸などとの共重合物のよ
うな水溶性脂肪族重合物を含む添加剤(特開昭59−1
66591号公報)、スチレンスルホン酸の重合体(特
開昭57−145187号公報)、スチレンスルホン酸
とエチレン系不飽和単量体との共重合体(特開昭59−
179592号公報)が報告されている。
しかしながら、これら従来の分散剤はスラリーの高濃度
化が不十分であり、経済性の観点からも実現性に乏しく
、いっそうの改善がまたれていた。
化が不十分であり、経済性の観点からも実現性に乏しく
、いっそうの改善がまたれていた。
また、分散剤中の一成分としてポリリン酸塩を用いるこ
とも提案されているが(特開昭60−23487号公報
等)、十分な添加効果を得ることができない。
とも提案されているが(特開昭60−23487号公報
等)、十分な添加効果を得ることができない。
月割フロL蝮
本発明は、炭素質微粉体の水スラリーに添加されて、ス
ラリーの流動性を向上し、その高濃度化を実現すること
ができる分散剤を提供するものである。
ラリーの流動性を向上し、その高濃度化を実現すること
ができる分散剤を提供するものである。
充遭d緩
(オ1.。ヶ□。。。っ1.−□1う
は、以下の(A)成分と(B)成分とを含有することを
特徴とする。
特徴とする。
(A)成分二次の(A1)および(A2)の重合体の中
から選ばれる1種または2種以上のスルホン酸基含有芳
香族炭化水素系重合体 (A1): (a)重合性芳香族スルホン酸系モノマー
群および(b)重合性炭化水素 系モノマー群の中から選ばれた1種 または2種以上のモノマーを重合し て得られる重合体であって、前記(a)成分を必須成分
として含む重合体 (A2):重合性炭化水素系モノマー群の中から選ばれ
た1種または2種以上の 七ツマ−を重合して得られるポリマ ーであって、重合性芳香族系上ツマ −を少なくとも1種必須成分として 含むポリマーをスルホン化して得ら れる重合体 (B)成分:ホスホン酸、アミノホスホン酸。
から選ばれる1種または2種以上のスルホン酸基含有芳
香族炭化水素系重合体 (A1): (a)重合性芳香族スルホン酸系モノマー
群および(b)重合性炭化水素 系モノマー群の中から選ばれた1種 または2種以上のモノマーを重合し て得られる重合体であって、前記(a)成分を必須成分
として含む重合体 (A2):重合性炭化水素系モノマー群の中から選ばれ
た1種または2種以上の 七ツマ−を重合して得られるポリマ ーであって、重合性芳香族系上ツマ −を少なくとも1種必須成分として 含むポリマーをスルホン化して得ら れる重合体 (B)成分:ホスホン酸、アミノホスホン酸。
アミノカルボン酸またはこれらの塩の少なくとも1種
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
(A)成分の重合体は、分子内にスルホン酸基を含む芳
香族炭化水素を構成単位として含むものである。そして
、このスルホン酸基がモノマーに由来するもの、即ち、
スルホン酸基を含む芳香族炭化水素モノマーを単独であ
るいは他のモノマーとともに重合せしめたものが、(A
1)の重合体である。一方、モノマーを重合して重合体
を得たのちに、重合体中の芳香族基にスルホン酸基を導
入したものが、(A2)の重合体である。
香族炭化水素を構成単位として含むものである。そして
、このスルホン酸基がモノマーに由来するもの、即ち、
スルホン酸基を含む芳香族炭化水素モノマーを単独であ
るいは他のモノマーとともに重合せしめたものが、(A
1)の重合体である。一方、モノマーを重合して重合体
を得たのちに、重合体中の芳香族基にスルホン酸基を導
入したものが、(A2)の重合体である。
(A1)の重合体は、以下の(a)群および(b)群の
中から選ばれた1種以上のモノマーからなる重合体であ
って、少なくとも(a)群モノマーに由来する構成単位
を含むものである。
中から選ばれた1種以上のモノマーからなる重合体であ
って、少なくとも(a)群モノマーに由来する構成単位
を含むものである。
(a)重合性芳香族スルホン酸系モノマー(b)重合性
炭化水素系モノマー (A1)の重合体中における(a)群の芳香族スルホン
酸系モノマーの占める割合は、40〜100モル%が好
ましく、より好ましくは50〜100モル%である。こ
のように(b)群のモノマーを用いることなく、(a)
群の芳香族スルホン酸系モノマーだけで、(A1)の重
合体を構成することもできる。
炭化水素系モノマー (A1)の重合体中における(a)群の芳香族スルホン
酸系モノマーの占める割合は、40〜100モル%が好
ましく、より好ましくは50〜100モル%である。こ
のように(b)群のモノマーを用いることなく、(a)
群の芳香族スルホン酸系モノマーだけで、(A1)の重
合体を構成することもできる。
(a)群モノマーの具体例としてはスチレンスルホン酸
、α−メチルスチレンスルホン酸、ビニルトルエンスル
ホン酸、ビニルナフタレンスルホン酸、またはこれらの
塩が挙げられる。塩を形成する対イオンとしては、ナト
リウム、カリウムなどの1価金属、マグネシウム、カル
シウムなどの2価金属、アルミニウムなどの3価金厘、
アンモニウム、有機アミンなどが例示され、これらの中
でもナトリウム、カリウム、アンモニウムが好ましい。
、α−メチルスチレンスルホン酸、ビニルトルエンスル
ホン酸、ビニルナフタレンスルホン酸、またはこれらの
塩が挙げられる。塩を形成する対イオンとしては、ナト
リウム、カリウムなどの1価金属、マグネシウム、カル
シウムなどの2価金属、アルミニウムなどの3価金厘、
アンモニウム、有機アミンなどが例示され、これらの中
でもナトリウム、カリウム、アンモニウムが好ましい。
(b)群モノマーの具体例としては、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、エチレン、ブテン、ブ
タジェン、ジイソブチレンが挙げられる。
チルスチレン、ビニルトルエン、エチレン、ブテン、ブ
タジェン、ジイソブチレンが挙げられる。
(a)群モノマーと(b)群モノマーとの共重合体とし
ては、スチレンスルホン酸・スチレン共重合体、スチレ
ンスルホン酸・ブタジェン共重合体、スチレンスルホン
酸・ブテン共重合体、α−メチルスチレンスルホン酸・
エチレン共重合体、α−メチルスチレンスルホン酸・ジ
イソブチレン共重合体が例示される。
ては、スチレンスルホン酸・スチレン共重合体、スチレ
ンスルホン酸・ブタジェン共重合体、スチレンスルホン
酸・ブテン共重合体、α−メチルスチレンスルホン酸・
エチレン共重合体、α−メチルスチレンスルホン酸・ジ
イソブチレン共重合体が例示される。
(A1)の重合体の分子量は、重量平均分子量で700
〜70万が適当であり、好ましくは1000〜50万で
ある。
〜70万が適当であり、好ましくは1000〜50万で
ある。
(A2)の重合体は、炭化水素系モノマーの少なくとも
1種のポリマーであって、芳香族系モノマーを少なくと
も1種を必須成分として含むポリマーのスルホン化物、
またはその塩である。
1種のポリマーであって、芳香族系モノマーを少なくと
も1種を必須成分として含むポリマーのスルホン化物、
またはその塩である。
この芳香族系モノマーとしては、スチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン、インデ
ンなどが挙げられ、また、芳香族系以外の炭化水素系モ
ノマーとしては、エチレン、ブテン、ブタジェン、ジイ
ソブチレンが挙げられる。これらモノマーの重合体中に
占める芳香族系モノマーの割合は30〜100モル%が
適当であり、好ましくは50〜100モル%である。こ
の重合体の具体例としては、ポリスチレン、スチレン・
エチレン共重合体、スチレン・ジイソブチレン共重合体
、スチレン・ビニルトルエン・α−メチルスチレン・イ
ンデン共重合体のような石油樹脂が挙げられる。このよ
うな重合体をスルホン化し、またはさらに塩とすること
により(A2)の重合体が得られる。スルホン化は、無
水硫酸、クロルスルホン酸、無水硫酸・ルイス塩基錯体
などのスルホン化剤を用い、任意のスルホン化方法を適
用することにより行うことができる。(A2)の重合体
の分子量は、重量平均分子量で700〜70万が適当で
あり、好ましくは1000〜50万である。(A2)の
重合体の塩としては、(A1)の重合体と同じものが例
示される。
スチレン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン、インデ
ンなどが挙げられ、また、芳香族系以外の炭化水素系モ
ノマーとしては、エチレン、ブテン、ブタジェン、ジイ
ソブチレンが挙げられる。これらモノマーの重合体中に
占める芳香族系モノマーの割合は30〜100モル%が
適当であり、好ましくは50〜100モル%である。こ
の重合体の具体例としては、ポリスチレン、スチレン・
エチレン共重合体、スチレン・ジイソブチレン共重合体
、スチレン・ビニルトルエン・α−メチルスチレン・イ
ンデン共重合体のような石油樹脂が挙げられる。このよ
うな重合体をスルホン化し、またはさらに塩とすること
により(A2)の重合体が得られる。スルホン化は、無
水硫酸、クロルスルホン酸、無水硫酸・ルイス塩基錯体
などのスルホン化剤を用い、任意のスルホン化方法を適
用することにより行うことができる。(A2)の重合体
の分子量は、重量平均分子量で700〜70万が適当で
あり、好ましくは1000〜50万である。(A2)の
重合体の塩としては、(A1)の重合体と同じものが例
示される。
(A)成分のスルホン酸基含有芳香族炭化水素系重合体
は、(A1)の重合体と(A2)の重合体を任意の割合
で混合して用いることもできる。
は、(A1)の重合体と(A2)の重合体を任意の割合
で混合して用いることもできる。
本発明の(A)成分は、その重合時に架橋剤を用いるこ
とができ、架橋剤としてはジビニルベンゼン、メチレン
ビスアクリルアミド、エチレングリコールジメタクリレ
ート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ポリエ
チレングリコールジメタクリレート、トリメチルロール
プロパンジメタクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレート、ジアリルフタレートなどが例示でき
る。架橋剤は、0〜5モル%用いるのが適当であり、好
ましくは0801〜3モル%である。架橋剤の配合量が
多くなりすぎると水溶性が低下し、好ましくない。
とができ、架橋剤としてはジビニルベンゼン、メチレン
ビスアクリルアミド、エチレングリコールジメタクリレ
ート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ポリエ
チレングリコールジメタクリレート、トリメチルロール
プロパンジメタクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレート、ジアリルフタレートなどが例示でき
る。架橋剤は、0〜5モル%用いるのが適当であり、好
ましくは0801〜3モル%である。架橋剤の配合量が
多くなりすぎると水溶性が低下し、好ましくない。
(B)成分のホスホン酸、アミノホスホン酸、アミノカ
ルボン酸またはその塩の代表例としては、以下の一般式
(I)〜(VI)のものが挙げられる。
ルボン酸またはその塩の代表例としては、以下の一般式
(I)〜(VI)のものが挙げられる。
(1)ホスホン酸またはその塩
(2)アミノホスホン酸
(X : H+ N a + K t N H4)(X
:Ht Na、 KW NH4) X (X : H,N a 、 K、 NH,)(3)アミ
ノカルボン酸 (X : H、N a 、K 、N H4)(X :
H,Na、 K、 N1(4)なお、ホスホン酸に代え
て縮合リン酸塩を使用した場合は十分な効果が得られず
、また、縮合リン酸塩は加水分解されやすいので長期使
用に耐えない。
:Ht Na、 KW NH4) X (X : H,N a 、 K、 NH,)(3)アミ
ノカルボン酸 (X : H、N a 、K 、N H4)(X :
H,Na、 K、 N1(4)なお、ホスホン酸に代え
て縮合リン酸塩を使用した場合は十分な効果が得られず
、また、縮合リン酸塩は加水分解されやすいので長期使
用に耐えない。
(A)成分と(8)成分との配合は、重量比で(A)成
分/(B)成分= 20/80〜97/3の範囲が適当
であり、好ましくは30/70〜9515の範囲である
。
分/(B)成分= 20/80〜97/3の範囲が適当
であり、好ましくは30/70〜9515の範囲である
。
本発明の分散剤は、少ない添加量で所期の効果を得るこ
とができ、炭素質微粉体の水スラリー中に、0.05〜
3重量%、好ましくは0.1〜2重量%の範囲で含まれ
るように添加するのが適当である。
とができ、炭素質微粉体の水スラリー中に、0.05〜
3重量%、好ましくは0.1〜2重量%の範囲で含まれ
るように添加するのが適当である。
炭素質微粉体としては、無煙炭、瀝青炭、亜瀝青炭、褐
炭などの石炭;石油コークス、化学プラントから副生す
るカーボンブラック、有機物を炭化して得られるカーホ
ンブラック、木炭などエネルギー源として用いられもの
が使用される。
炭などの石炭;石油コークス、化学プラントから副生す
るカーボンブラック、有機物を炭化して得られるカーホ
ンブラック、木炭などエネルギー源として用いられもの
が使用される。
また、石炭のように灰分を多く含むものは、浮選法、水
中造粒法(Oil Agglomeration法)な
どを適用して脱灰ならびに脱硫処理を施し、クリーン化
することが好ましい。これらの炭素質は、実質上lll
l11以上のものが含まれないように微粉化されるが、
燃料としての燃焼性を考慮して74μm以下の含有量が
50重量%以上とすることが好ましく、さらに好ましく
は60〜100重量%である。
中造粒法(Oil Agglomeration法)な
どを適用して脱灰ならびに脱硫処理を施し、クリーン化
することが好ましい。これらの炭素質は、実質上lll
l11以上のものが含まれないように微粉化されるが、
燃料としての燃焼性を考慮して74μm以下の含有量が
50重量%以上とすることが好ましく、さらに好ましく
は60〜100重量%である。
炭素質微粉体の水スラリーは、乾式粉砕法または湿式粉
砕法により炭素質を粉砕して水スラリー化することに得
ることができ1分散剤は最終水スラリーに含まれるよう
に適宜の工程で添加することができる。たとえば、乾式
粉砕法で炭素質微粉体を得た場合は、分散剤を水に溶解
または分散させ、これに微粉体を加えて適当な混合装置
により高濃度水スラリーを調製すればよい。また、湿式
粉砕法を採用する場合は、湿式粉砕に用いる水中に分散
剤を予め添加するようにしてもよいし、湿式粉砕中もし
くは粉砕後に添加するようにしてもよい。
砕法により炭素質を粉砕して水スラリー化することに得
ることができ1分散剤は最終水スラリーに含まれるよう
に適宜の工程で添加することができる。たとえば、乾式
粉砕法で炭素質微粉体を得た場合は、分散剤を水に溶解
または分散させ、これに微粉体を加えて適当な混合装置
により高濃度水スラリーを調製すればよい。また、湿式
粉砕法を採用する場合は、湿式粉砕に用いる水中に分散
剤を予め添加するようにしてもよいし、湿式粉砕中もし
くは粉砕後に添加するようにしてもよい。
水スラリー中の炭素質微粉体の濃度は、微粉体の種類、
平均粒径1粒度分布などにもよるが、本発明の分散剤を
添加することにより十分に高めることができ、たとえば
80重量%程度まで可能である。
平均粒径1粒度分布などにもよるが、本発明の分散剤を
添加することにより十分に高めることができ、たとえば
80重量%程度まで可能である。
見胛ム羞困
本発明の分散剤によれば、(A)スルホン酸基含有芳香
族炭化水素系重合体と(B)ホスホン酸、アミノホスホ
ン酸またはアミノカルボン酸とを併用することにより、
従来よりも高濃度で、流動性の良好な炭素質微粉体水ス
ラリーを得ることができる。
族炭化水素系重合体と(B)ホスホン酸、アミノホスホ
ン酸またはアミノカルボン酸とを併用することにより、
従来よりも高濃度で、流動性の良好な炭素質微粉体水ス
ラリーを得ることができる。
本発明の分散剤を添加した炭素質微粉体水スラリーは、
電力や一般産業用のボイラー燃料としてのみならず、製
鉄分野における高炉や冶金炉で使用されるコークスの節
減のための助燃剤などとしても有用である。
電力や一般産業用のボイラー燃料としてのみならず、製
鉄分野における高炉や冶金炉で使用されるコークスの節
減のための助燃剤などとしても有用である。
実施例
所定の分散剤を水に溶解し、これに炭素質微粉体を所定
量(乾燥基準)になるように室温にて少量づつ加えた。
量(乾燥基準)になるように室温にて少量づつ加えた。
全量加え終った後、ホモミキサー(特殊機化工業製)に
て3 、 OOOrpmで10分間攪拌して高濃度水ス
ラリーを約500g調製した。
て3 、 OOOrpmで10分間攪拌して高濃度水ス
ラリーを約500g調製した。
次に、このスラリーの流動性を評価した。
(1)流動性
ブルックフィールド型粘度計を使用して、25℃にて粘
度を測定した。
度を測定した。
O:良 好
△:不十分
×:不 良
水スラリーの調製に用いた炭素質微粉体の粒度分布を表
−1に、また石炭の分析値を表−2に示した。
−1に、また石炭の分析値を表−2に示した。
本発明の分散剤の(A)成分の性状を表−3に、また、
(B)成分の性状を表−4に示した。
(B)成分の性状を表−4に示した。
(A)成分および(B)成分を配合した本発明の分 1
、。
、。
散剤を用いた水界ラリーの測定結果を表−5に、′示し
た。なお、表−6に比較例として、分散剤無添加のもの
(実験Nα33)1本発明の(A)成分・または(B)
成分を単独で使用したもの(実験NQ34゜35)、公
知の分散剤の代表例(実験Nα36〜38)・(こつい
ての測定結果を示した。
た。なお、表−6に比較例として、分散剤無添加のもの
(実験Nα33)1本発明の(A)成分・または(B)
成分を単独で使用したもの(実験NQ34゜35)、公
知の分散剤の代表例(実験Nα36〜38)・(こつい
ての測定結果を示した。
(以下余白)
表−1
・ の粒
(以下余白)
表−2
(以下余白)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(A):次の(A^1)および(A^2)の重合体
の中から選ばれる1種または2種以上のスルホン酸基含
有芳香族炭化水素系重合体 (A^1):(a)重合性芳香族スルホン酸系モノマー
群および(b)重合性炭化水素系モノマー群の中から選
ばれた1種または2種以上のモノマーを重合して得られ
る重合体であって、前記(a)成分を必須成分として含
む重合体 (A^2):重合性炭化水素系モノマー群の中から選ば
れた1種または2種以上のモノマーを重合して得られる
ポリマーであって、重合性芳香族系モノマーを少なくと
も1種必須成分として含むポリマーをスルホン化して得
られる重合体と、 (B):ホスホン酸、アミノホスホン酸またはアミノカ
ルボン酸あるいはこれらの塩の少なくとも1種とを含有
することを特徴とする炭素質微粉体の水スラリー用分散
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60212098A JPS6272789A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 炭素質微粉体の水スラリ−用分散剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60212098A JPS6272789A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 炭素質微粉体の水スラリ−用分散剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272789A true JPS6272789A (ja) | 1987-04-03 |
JPH0516476B2 JPH0516476B2 (ja) | 1993-03-04 |
Family
ID=16616844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60212098A Granted JPS6272789A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 炭素質微粉体の水スラリ−用分散剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6272789A (ja) |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP60212098A patent/JPS6272789A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0516476B2 (ja) | 1993-03-04 |
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