JPS6270136A

JPS6270136A - プリンタ用自動給紙装置

Info

Publication number: JPS6270136A
Application number: JP20834085A
Authority: JP
Inventors: Yasuyuki Nukaya; 糠谷　康之
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-09-20
Filing date: 1985-09-20
Publication date: 1987-03-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、インパクトプリンタ等のプリンタにおいて、
その下部からカットシート等の用紙を自動的にプラテン
へ搬送する自動給紙装置に関する。

従来技術特にインパクトプリンタにおいては、プラテンにおける
用紙の搬送力はあまり大きくすることができないため、
自動給紙装置から用紙をプラテンへ引っ張り込む力が不
足し、厚紙や封筒などの給紙の際には、しばしば不送り
等のミスフィードが生じる。

そこで、従来は、プラテンにおける搬送力を高めるため
に、その摩擦係数を大きくしたり、フィードコロの圧接
力を大きくしでいる。しかし、インパクトプリンタでは
、摩擦係数を大きくするためにはプラテンの硬度を低く
しなければならず、プラテンの硬度を低くすると印字品
質が大幅に低下する。また、フィードコロの圧接力を大
きくすると、薄紙の場合にシワが生じ、あるいはプラテ
ンの負荷が増大するなどの問題があった。

目　　　　　的本発明の目的は、プラテンにおける負荷を軽減し、薄紙
の場合にはシワの発生をなくし、また厚紙や封筒などの
場合には支障なく給紙できるようにすることである。

構　　　成本発明は、プリンタ（１１）の下部に配置するタイプの
自動給紙装置（１０）において、その給紙ローラ（１３
）からプリンタ（１１）のプラテン（１９）に至る搬送
路中に、用紙（１６）を挟むために互いに圧接された一
対の中間搬送ローラ（２２ａ）・（２２ｂ）を配設し、
その圧接を、プラテン（１９）による用紙引き込み時に
は圧接解除機構によって自動的に解除するようにしたも
のである。

次に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図において、自動給紙装置（１０）は、プリンタ（
１１）とは独立したセットになっており、プリンタ（１
１）を乗載するようにその下部に配置して使用される。

自動給紙装置（１０）の本体ハウジング（１２）内には
、給紙ローラ（１３）およびこれに圧接するフリクショ
ンパッド（１４）が設けられ、また用紙カセット（１５
）が着脱自在に差し込まれるにの用紙カセット（１５）
内で積み重ねられた用紙（１６）は、スプリング（１７
）によって持ち上げられて給紙ローラ（１３）に圧接し
ており、第２図に示す如く該給紙ローラ（１３）が回転
すると、フリクションパッド（１４）によって最上部の
１枚のみが分離されて給紙される。

本体ハウジング（１２）の上部とプリンタ本体（１８）
の底部とには通紙口（１２ａ）・（１８ａ）が設けられ
、また給紙ローラ（１３）とプリンタ（１１）のプラテ
ン（１９）との間には、用紙（１６）の搬送路を形成す
る下側案内板（２０ａ）　・（２０ｂ）と上側案内板（
２１ａ）　・（２１ｂ）とが配設されている。そして、
これら下側案内板（２０ａ）−（２０ｂ）と上側案内板
（２１ａ）　・（２１ｂ）の間に一対の中間搬送ローラ
（２２ａ）・（２２ｂ）が設けられている。

雨中間搬送ローラ（２２ａ）・（２２ｂ）は、給紙ロー
ラ（１３）によって給紙されてくる用紙（１６）を挟む
ために互いに対向され、また一方の中間搬送ローラ（２
２ａ）は、第３図および第４図に示す如く１本のローラ
軸（２３）によって一対の回動アーム（２４ａ）・（２
４ｂ）間に回転自在に軸支されている。これら回動アー
ム（２４ａ）　・（２４ｂ）は、共通の軸（２５）によ
って同時に回動可能に軸支され、また両側のスプリング
（２６ａ）・（２６ｂ）によって第３図中反時計方向に
付勢されている。このため、一方の中間搬送ローラ（２
２ａ）は他方の中間搬送ローラ（２２ｂ）に圧接する。

従来は、これら中間搬送ローラ（２２ａ）・（２２ｂ）
が常に圧接しており、用紙（Ｉ６）がこれらの間を通っ
てプラテン（１９）とフィードコロ（２７）の間に到達
した後は、給紙ローラ（１３）は停止し、プラテン（１
９）の搬送力のみで、用紙（１６）を、中間電送ローラ
（２２ａ）・（２２ｂ）の圧力Ｐ１　が作用したまま引
っ張り込むため、その負荷が大きく、ミスフィードする
ことが多かった。また、送り長さの長い用紙の場合には
、給紙ローラ（１３）による圧力Ｐ２　およびフリクシ
ョンパッド（１４）による圧力Ｐ３　も加わり、負荷が
さらに大きくなり、ミスフィードの発生がさらに多かっ
た。

しかるに、本発明では、プラテン（１９）による搬送の
際には、中間搬送ローラ（２２ａ）・（２２ｂ）の圧接
を次のように圧接解除機構によって自動的に解除するよ
うにしている。

すなわち、一方の回動アーム（２４ａ）を・所定位置に
固定された電磁石（２８）のプランジャ（２９）にリン
ク（３０）を介して連結し、またフィードコロ（２７）
の手前側近傍に、用紙（１６）を検知するセンサ（３１
）を配置し、このセンサ（３１）が用紙（１６）を検知
すると、所定の遅延時間後に電磁石（２８）が自動的に
付勢される構成にしたものである。

このような構成において、用紙（１６）がセンサ（３１
）によって検知された後、プラテン（１９）とフィード
コロ（２７）との間に到達すると、電磁石（２８）が付
勢されてそのプランジャ（２９）が吸引され、周回動ア
ーム（２４ａ）　・（２４ｂ）がスプリング（２６ａ）
　・（２６ｂ）に抗して第３図中時計方向へ回動される
。このため、中間搬送ローラ（２２ａ）は中間搬送ロー
ラ（２２ｂ）がら離間し、用紙（１Ｇ）に対する圧力を
解放する。したがって、用紙（１６）はこの圧力を受け
ることなくプラテン（１９）によって搬送され、第１図
において印字ヘッド（３２）によって印字された後、一
対の排紙ローラ（３３）によりスタッカ（３４）へ送り
込まれる。

なお、上記実施例では、センサ（３１）は、中間搬送ロ
ーラ（２２ａ）・（ｚｚｂ）の圧接を解除するためだけ
ではなく、所定時間内または所定タイミング時に用紙（
１６）が送られてこないときに、給紙ミスとして印字を
中止させるためにも設けられている。

効　　　果本発明によれば、プラテンによる用紙搬送時に一対の中
間搬送ローラの圧接を自動的に解除できるため、プラテ
ンに対する負荷を軽減でき、厚紙や封筒でも支障なく搬
送することができるばかりでなく、薄紙の場合にもシワ
などを生じさせることなく搬送できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である自動給紙装置の使用状
態を示す断面図、第２図はその要部の拡大断面図、第３
図および第４図は中間搬送ローラとその圧接解除機構を
示す側面図および斜視図である。

Claims

【特許請求の範囲】１、プリンタの下部に配置して給紙ローラからプリンタ
のプラテンへ用紙を自動的に搬送するプリンタ用自動給
紙装置において、前記給紙ローラからプラテンに至る搬
送路中に、前記用紙を挟むために互いに圧接された一対
の中間搬送ローラを配設し、またその圧接を自動的に解
除する圧接解除機構を設けたことを特徴とする、プリン
タ用自動給紙装置。２、圧接解除機構を、プラテンの近傍に設けられた用紙
検知センサによって作動させることを特徴とする、前記
特許請求の範囲第１項に記載のプリンタ用自動給紙装置
。