JPS626971Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626971Y2 JPS626971Y2 JP1982034345U JP3434582U JPS626971Y2 JP S626971 Y2 JPS626971 Y2 JP S626971Y2 JP 1982034345 U JP1982034345 U JP 1982034345U JP 3434582 U JP3434582 U JP 3434582U JP S626971 Y2 JPS626971 Y2 JP S626971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- weather strip
- clip
- synthetic resin
- shaped cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 12
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 6
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- -1 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用ドアウインドガラス部の
ウエザストリツプを車体フランジに固定するため
のものであつて、断面Ｕ字形のウエザストリツプ
把持部と断面Ｕ字形のフランジ挾持部とが一側を
共通して互に逆方向に開口をもつように一体化さ
れているクリツプに関する。
ウエザストリツプを車体フランジに固定するため
のものであつて、断面Ｕ字形のウエザストリツプ
把持部と断面Ｕ字形のフランジ挾持部とが一側を
共通して互に逆方向に開口をもつように一体化さ
れているクリツプに関する。
従来、この種のクリツプはばね鋼板製であつ
て、ばね弾性率が大きいためフランジ挾持部挾持
力は強いが、板金製の車体フランジを傷つけるお
それがありまた錆が発生しやすいため、クリツプ
の合成樹脂化が検討されている。
て、ばね弾性率が大きいためフランジ挾持部挾持
力は強いが、板金製の車体フランジを傷つけるお
それがありまた錆が発生しやすいため、クリツプ
の合成樹脂化が検討されている。
この場合、合成樹脂はばね弾性率が小さいた
め、車体フランジに対する挾持力が弱い。このた
め、第１図に示すようにフランジ挾持部１の開口
にフランジ外縁２ａと係止する係止爪３をウエザ
ストリツプ把持部４側から突設させることが考え
られる。しかし、このときウインドガラス５の摺
動時又はウインドガラス５を完全に降した状態で
白矢印方向の外力がウエザストリツプ７に加わる
と、第２図に示すようにばね弾性率が小さいため
フランジ挾持部１の開口が大きくなり、フランジ
外縁２ａに係止爪３が引掛からずクリツプが車体
フランジ２から離脱するおそれがある。
め、車体フランジに対する挾持力が弱い。このた
め、第１図に示すようにフランジ挾持部１の開口
にフランジ外縁２ａと係止する係止爪３をウエザ
ストリツプ把持部４側から突設させることが考え
られる。しかし、このときウインドガラス５の摺
動時又はウインドガラス５を完全に降した状態で
白矢印方向の外力がウエザストリツプ７に加わる
と、第２図に示すようにばね弾性率が小さいため
フランジ挾持部１の開口が大きくなり、フランジ
外縁２ａに係止爪３が引掛からずクリツプが車体
フランジ２から離脱するおそれがある。
この考案は、上記にかんがみて、ウエザストリ
ツプに特定な方向の外力が加わつても、車体フラ
ンジから離脱するおそれのない合成樹脂製クリツ
プを提供することを目的とする。
ツプに特定な方向の外力が加わつても、車体フラ
ンジから離脱するおそれのない合成樹脂製クリツ
プを提供することを目的とする。
この考案の合成樹脂製クリツプは、自動車用ド
アウインドガラス部のウエザストリツプを車体フ
ランジに固定するためのものであつて、断面Ｕ字
形のウエザストリツプ把持部と断面Ｕ字形のフラ
ンジ挾持部とが一側を共通して互に逆方向に開口
をもつように一体化されているクリツプにおい
て、ばね弾性を有する合成樹脂で成形し、フラン
ジ挾持部の開口両側からフランジ外縁と係止する
係止爪を位置をずらせて対向するように突設した
ことにより、上記目的を達成する。
アウインドガラス部のウエザストリツプを車体フ
ランジに固定するためのものであつて、断面Ｕ字
形のウエザストリツプ把持部と断面Ｕ字形のフラ
ンジ挾持部とが一側を共通して互に逆方向に開口
をもつように一体化されているクリツプにおい
て、ばね弾性を有する合成樹脂で成形し、フラン
ジ挾持部の開口両側からフランジ外縁と係止する
係止爪を位置をずらせて対向するように突設した
ことにより、上記目的を達成する。
以下、この考案の一実施例を、第３〜５図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
この考案のクリツプは、断面Ｕ字形のウエザス
トリツプ把持部４と断面Ｕ字形のフランジ挾持部
１とが一側を共通して互に逆方向に開口をもつよ
うにばね弾性を有する合成樹脂で一体成形（通
常、射出成形）されている。上記ばね弾性を有す
る合成樹脂としては、ポリアセタール、ポリアミ
ド、ポリブチレンテレフタレート等を例示でき
る。
トリツプ把持部４と断面Ｕ字形のフランジ挾持部
１とが一側を共通して互に逆方向に開口をもつよ
うにばね弾性を有する合成樹脂で一体成形（通
常、射出成形）されている。上記ばね弾性を有す
る合成樹脂としては、ポリアセタール、ポリアミ
ド、ポリブチレンテレフタレート等を例示でき
る。
ここで、フランジ挾持部１の開口両側からフラ
ンジ外縁２ａと係する係止爪３，３Ａが位置をず
らせて対向するように突設されている。即ち、係
止爪３はウエザストリツプ把持４の底部の長手方
向両端から係止爪３と対向する係止爪３Ａはフラ
ンジ挾持部１の外側略中央からそれぞれ突設され
ている。なお、係止爪３Ａと対向するウエザスト
リツプ把持部４側内壁は、第４図に示すように肉
盗みしておくことが望ましい。フランジ挾持部１
の開口が接して成形でき、フランジ挾持部１の挾
持力を向上させることができる。また、係止爪３
Ａは長手方向に連続して設けてもよい。
ンジ外縁２ａと係する係止爪３，３Ａが位置をず
らせて対向するように突設されている。即ち、係
止爪３はウエザストリツプ把持４の底部の長手方
向両端から係止爪３と対向する係止爪３Ａはフラ
ンジ挾持部１の外側略中央からそれぞれ突設され
ている。なお、係止爪３Ａと対向するウエザスト
リツプ把持部４側内壁は、第４図に示すように肉
盗みしておくことが望ましい。フランジ挾持部１
の開口が接して成形でき、フランジ挾持部１の挾
持力を向上させることができる。また、係止爪３
Ａは長手方向に連続して設けてもよい。
次に、上記合成樹脂製クリツプの使用状態を説
明する。
明する。
第５図に示すように、ウエザストリツプ７の長
手方向の一部をウエザストリツプ把持部４で把持
した後、車体８のフランジ２の上方に形成された
取付け孔９へフランジ挾持部１の外側壁１ａを挿
入するようにして押し込む。するとフランジ挾持
部１の外側壁１ａがばね弾性的に拡開された状態
で係止爪３，３Ａがフランジ２の両壁に接して移
動し、最終的にフランジ外縁２ａに係止する（第
５図）。この状態で、第６図に示すように白矢印
方向の外力がウエザストリツプ７に加わつても、
係止爪３又は３Ａの少なくともどちらか一方が
（図例では３Ａ）フランジ外縁２ａに係止してク
リツプがフランジ２から離脱するおそれはない。
手方向の一部をウエザストリツプ把持部４で把持
した後、車体８のフランジ２の上方に形成された
取付け孔９へフランジ挾持部１の外側壁１ａを挿
入するようにして押し込む。するとフランジ挾持
部１の外側壁１ａがばね弾性的に拡開された状態
で係止爪３，３Ａがフランジ２の両壁に接して移
動し、最終的にフランジ外縁２ａに係止する（第
５図）。この状態で、第６図に示すように白矢印
方向の外力がウエザストリツプ７に加わつても、
係止爪３又は３Ａの少なくともどちらか一方が
（図例では３Ａ）フランジ外縁２ａに係止してク
リツプがフランジ２から離脱するおそれはない。
この考案の合成樹脂製クリツプは、上記のよう
な構成なので、ウエザストリツプに特定な方向の
外力が加わつても、ウエザストリツプを把持して
いるクリツプが車体フランジから離脱するおそれ
がない。
な構成なので、ウエザストリツプに特定な方向の
外力が加わつても、ウエザストリツプを把持して
いるクリツプが車体フランジから離脱するおそれ
がない。
第１図は係止爪が一方向のみである合成樹脂製
クリツプの使用態様断面図、第２図は第１図にお
いてウエザストリツプに外力が加わつたときの説
明用断面図、第３図はこの考案の合成樹脂製クリ
ツプの一例を示す斜視図、第４図は第３図のクリ
ツプの−線断面図、第５図は第３図のクリツ
プの使用態様断面図、第６図は第５図においてウ
エザストリツプに外力が加わつたときの説明用断
面図である。 １……フランジ挾持部、２……車体フランジ、
２ａ……フランジ外縁、３，３Ａ……係止爪、５
……ウインドガラス、７……ウエザストリツプ、
８……車体。
クリツプの使用態様断面図、第２図は第１図にお
いてウエザストリツプに外力が加わつたときの説
明用断面図、第３図はこの考案の合成樹脂製クリ
ツプの一例を示す斜視図、第４図は第３図のクリ
ツプの−線断面図、第５図は第３図のクリツ
プの使用態様断面図、第６図は第５図においてウ
エザストリツプに外力が加わつたときの説明用断
面図である。 １……フランジ挾持部、２……車体フランジ、
２ａ……フランジ外縁、３，３Ａ……係止爪、５
……ウインドガラス、７……ウエザストリツプ、
８……車体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 自動車用ドアウインドガラス部のウエザストリ
ツプを車体フランジに固定するためのものであつ
て、断面Ｕ字形のウエザストリツプ把持部と断面
Ｕ字形のフランジ挾持部とが一側を共通して互に
逆方向に開口をもつように一体化されているクリ
ツプにおいて、 ばね弾性を有する合成樹脂で成形され、フラン
ジ挾持部の開口両側からフランジ外縁と係止する
係止爪が位置をずらせて対向するように突設され
ている構成の合成樹脂製クリツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982034345U JPS58137110U (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 合成樹脂製クリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982034345U JPS58137110U (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 合成樹脂製クリツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58137110U JPS58137110U (ja) | 1983-09-14 |
| JPS626971Y2 true JPS626971Y2 (ja) | 1987-02-18 |
Family
ID=30045839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982034345U Granted JPS58137110U (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 合成樹脂製クリツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58137110U (ja) |
-
1982
- 1982-03-11 JP JP1982034345U patent/JPS58137110U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58137110U (ja) | 1983-09-14 |
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