JP2595094Y2 - ウエザーストリップ取付用クリップ - Google Patents

ウエザーストリップ取付用クリップ

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JP2595094Y2
JP2595094Y2 JP1993075108U JP7510893U JP2595094Y2 JP 2595094 Y2 JP2595094 Y2 JP 2595094Y2 JP 1993075108 U JP1993075108 U JP 1993075108U JP 7510893 U JP7510893 U JP 7510893U JP 2595094 Y2 JP2595094 Y2 JP 2595094Y2
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JP
Japan
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hole
door panel
foot
weather strip
clip
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993075108U
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English (en)
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JPH0741019U (ja
Inventor
裕 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボディ開口縁と弾接さ
せ、ボディ開口縁・ドアパネル間をシールするウエザー
ストリップをドアパネルに取付けるクリップに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図1・図2を参考にして説明する。従
来、ボディ開口縁と弾接させ、ボディ開口縁10・ドア
パネル20間をシールするウエザーストリップ30のド
アパネル20への取付け手段を大別すると、ウェザース
トリップ用リテーナーに嵌着する手段(図示省略)、ク
リップ70を介して留める手段の二つがある。
【0003】後者のクリップ70として、図1及び図2
に示すように構成されたものが使用されている。すなわ
ち、10はボディ開口縁、20は金属薄板を折曲げて形
成したドアパネル、30は前記ボデイ開口縁10と弾接
させ、ボディ開口縁10・ドアパネル20間をシールす
るウエザーストリップであって、ドアパネル20のボデ
ィ開口縁10側に形成したウェザーストリップ取付面2
1に取付ける中空状基底部31、及びその基底部31に
一体に形成して前記ボディ開口縁10と弾接させる中空
シール部32よりなる。
【0004】40は前記ドアパネル20の車外側に形成
したサッシュ22に嵌着したグラスランであって、図示
されないドアガラスの内外各面に弾接させるリップ4
1,41を備えている。
【0005】70はウエザーストリップ30をドアパネ
ル20に取付けるクリップであって、詳細は次のように
構成される。
【0006】すなわち、71は首部、72はその首部7
1の先端に結合した足部であって、ドアパネル20の孔
25に差し込み可能に、首部71の径よりも僅かに大き
い径の半球面状に形成してある。
【0007】73は足部72の直後に形成したドアパネ
ル掛止部であって、ドアパネル20の孔25に差し込み
可能に、しかも孔25から抜けないよう、前記頭部72
の径よりも大きい径の傘状に形成してある。
【0008】74はウエザーストリップ30の中空状基
底部31に開けた孔35に通して係止する如く前記首部
71の基端に形成したウエザーストリップ係止部であっ
て、孔35から抜けないように孔35の径より大きくし
てある。
【0009】75は首部71の軸方向のずれを防止する
皿状ストッパー部であって、前記ドアパネル掛止部73
と前記ウエザーストリップ係止部74との間に設けてあ
る。
【0010】センターピラー上部の見え幅を狭くするた
めに、ドアパネル20のウェザーストリップ取付面21
とサッシュ22との隙間を狭くし、それに伴って、短尺
のクリップ70でウエザーストリップ30を留めるよう
にしている。
【0011】なお、80,80はそのクリップ70のウ
エザーストリップ係止部74を孔35に差し込む際、ク
リップ70の球面状足部72を掴むために使用する治具
である。
【0012】上記従来のウエザーストリップ30の短尺
のクリップ70は、球面状足部72が小さいため、その
足部72側部分を掴む治具80,80も小さく、且つ複
雑になって、治具80,80で球面状足部72側部分を
掴もうとして、間違った掴み方をすることが多く、ウエ
ザーストリップ掛止部74の中空状基底部31の孔35
への挿入不良を起こし易いと言う問題点がある。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のウエザーストリップ30の短尺のクリ
ップ70は、球面状足部72が小さいため、治具80,
80で球面状足部72側部分を掴む際、間違って掴み、
ウエザーストリップ掛止部74の中空状基底部31の孔
35への挿入不良を起こし易いことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1・図3乃至図5を参
考にして説明する。本考案は、首部71の一端にドアパ
ネル20の孔25に差し込む足部72を形成し、その足
部72の直後にドアパネル掛止部73を形成し、首部7
1の他端にウエザーストリップの中空状基底部に開けた
孔35に通して係止するウエザーストリップ係止部74
を形成してなるウエザーストリップ用クリップ70であ
って、前記足部72の先端に貫通孔95を開けた掴み部
90を形成し、且つ足部72と掴み部90との間に薄肉
部91を形成してある。
【0015】
【実施例】実施例について説明すると、30は自動車の
ボディ開口縁10と弾接させ、そのボディ開口縁10と
金属薄板を折曲げて形成したドアパネル20との間をシ
ールするウエザーストリップであって、ドアパネル20
のボディ開口縁10側に形成したウェザーストリップ取
付面21に取付ける中空状基底部31、及びその基底部
31と一体に形成して前記ボディ開口縁10と弾接させ
る中空シール部32よりなる。
【0016】40は前記ドアパネル20の車外側に形成
したサッシュ22に嵌着したグラスランであって、図示
されないドアガラスの内外各面に弾接させるリップ4
1,41を備えている。なお、前記ドアパネル20は、
センターピラー上部の見え幅を狭くするために、ドアパ
ネル20のウェザーストリップ取付面21とサッシュ2
2との隙間を狭くしてある。
【0017】70はウエザーストリップ30をドアパネ
ル20に取付ける合成樹脂製クリップであって、詳細は
次のように構成される。
【0018】すなわち、71は首部、72はその首部7
1の先端に形成した足部であって、ドアパネル20の孔
25を差し込み可能に、前記首部71の径よりも僅かに
大きい径の半球面状に形成してある。
【0019】73はその足部72の直下に形成したドア
パネル掛止部であって、ドアパネル20の孔25に差し
込み可能に、しかも孔25から抜けないよう、頭部72
の径よりも大きい径の傘状に形成してある。
【0020】74はウエザーストリップ30の中空状基
底部31に開けた孔35に通して係止する如く構成し前
記首部71の基端に形成したウエザーストリップ係止部
であって、孔35から抜けないように孔35の径より大
きくしてある。
【0021】75は首部71の軸方向のずれを防止する
皿状ストッパー部であって、前記ドアパネル掛止部73
と前記ウエザーストリップ掛止部74との間に設けてあ
る。
【0022】90は前記足部72の先端に形成した中空
直方体状掴み部であって、水平一方向に貫通孔95を開
け、付け根に薄肉部91を形成してある。
【0023】80,80はそのクリップ70のウエザー
ストリップ係止部74を孔35に差し込む際、使用する
治具であって、半球面状足部72だけでなく、球面状足
部72に突設した中空直方体状掴み部90をも掴むよ
う、クリップ70を掴み、保持する面をクリップ70の
軸方向に拡大してある。
【0024】作用について説明すると、各治具80のク
リップ70を掴み、保持する面をクリップ70の軸方向
に拡大したため、クリップ70の掴み方が確実になり、
ウエザーストリップ係止部74の中空状基底部31の孔
35へ確実に挿入することが出来るようになった。その
際、中空直方体状掴み部90は、剛性の大きい貫通孔9
5に平行な方向に治具80,80で掴むようにする。ウ
エザーストリップ係止部74を挿入後は、中空直方体状
掴み部90は、貫通孔95に垂直な方向に往復動させる
と、薄肉部91で折れて、球面状足部72から容易に切
り離すことが出来るため、ドアパネル20への取付けに
は何らの支障はない。
【0025】尚、足部72は球面状に限るものでなく、
又、掛止部73も傘状に限るものではない。さらに、掛
止部73と足部72を図6のように一体化させても良
い。
【0026】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
クリップ70の掴み方が確実になり、ウエザーストリッ
プ係止部74の中空状基底部31の孔35へ確実に挿入
することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウエザーストリップの取付け状態を示す断面図
で、自動車の出入口の上部において、自動車の進行方向
に略平行な断面である。
【図2】クリップを掴む時の従来例を示す側面図であ
る。
【図3】本考案の実施例を示す正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本考案の実施例の取付方法を示す斜視図であ
る。
【図6】本考案の他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
10 ボディ開口縁 20 ドアパネル 21 ウェザーストリップ取付面 22 サッシュ 25 孔 30 ウエザーストリップ 31 基底部 32 中空シール部 35 孔 40 グラスラン 41 リップ 70 クリップ 71 首部 72 足部 73 掛止部 74 係止部 75 皿状ストッパー部 80 治具 90 掴み部 91 薄肉部 95 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−224309(JP,A) 特開 昭59−73244(JP,A) 実開 昭63−99013(JP,U) 実開 平3−124010(JP,U) 実開 昭63−147906(JP,U) 実開 平4−138112(JP,U) 実開 平2−44109(JP,U) 実開 昭56−133106(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 5/06 F16B 19/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 首部(71)の一端にドアパネル(2
    0)の孔(25)に差し込む足部(72)を形成し、そ
    の足部(72)の直後にドアパネル掛止部(73)を形
    成し、首部(71)の他端にウエザーストリップの中空
    状基底部に開けた孔(35)に通して係止するウエザー
    ストリップ係止部(74)を形成してなるウエザースト
    リップ用クリップ(70)において、前記足部(72)
    の先端に、貫通孔(95)を開けた掴み部(90)を形
    成し、且つ足部(72)と掴み部(90)との間に薄肉
    部(91)を形成してなるウエザーストリップ取付用ク
    リップ。
JP1993075108U 1993-12-28 1993-12-28 ウエザーストリップ取付用クリップ Expired - Lifetime JP2595094Y2 (ja)

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JPH0741019U JPH0741019U (ja) 1995-07-21
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