JPS6267579A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トナーを使用して現像処理を行う静電記録装
置において、転写残のトナーを回収するトナー回収装置
に改良を行った画像形成装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図に画像形成装置の主要部の断面図を示す。

原稿台ガラス１とプラテン２とに挟持された原稿に、ハ
ロゲンランプ等の光を照射し、該原稿からの反射光像を
、予め帯電電極１１によりその表面を一様に帯電した感
光体ドラム４上に光学系３を介して投射し、静電潜像を
形成する。この静電潜像を現像装置５により、トナーを
含む現像剤により現像し可視像（トナー像）とする。こ
のトナー像を給紙カセット６より搬送ローラフにより送
られてきた記録紙Ｐ上に、転写電極９により転写する。

この記録紙Ｐは、分離手段により感光体ドラム４より分
離し、定着装置に搬送される。この定着装置によりトナ
ー像はこの記録紙上に定着され永久像となり、しかる後
この記録紙Ｐは画像形成装置より排出される。転写後、
感光体ドラム４上の残留トナーは、クリーニング装置１
１０により掻き落とされ、コピーのプロセスは終了する
。

上記の第４図に示す一連のプロセスにおいて、クリーニ
ング装置により掻きおとされた残留トナ−は、クリーニ
ング装置１０の底部に設けられた搬送スクリュにより、
クリーニング装置１０の一端に集められ、その下部に開
口しているトナー回収容器８の隅部に設けた受入口８ａ
より回収容器８内に落下する。落下したトナーは受入口
８ａの直下に堆積するが、落下するトナー清か多くなる
と、受入口８ａがトナーで詰ってしまいトナーは回収容
器８の隅まで行き渡らず、折角の大きな容積をもつ回収
容器８が有効に利用されない。

落下したトナーを受入口８ａ底部にのみ集まって堆積さ
せずに、回収容器８の容積全面に送り込むため色々の手
段がとられている。例えば、トナー受入口８ａの直下で
回収容器８内部に搬送スクリュを設け、之を画像形成装
置からの駆動力により回転させ、受入口８ａに落下して
きたトナーを回収容器８の隅部まで搬送し、回収容器８
の容積を有効に使用する方法がある。しかしこの方法は
、コストの高い搬送スクリュや、搬送スクリュを回転す
るための駆動系・伝達系等を必要とし、多くの部品によ
り複雑な構造となり保守が容易でなくコストが高くなる
欠点がある。

〔発明が解決しようとする問題点） 本発明は、簡単な構造でトナーの回収容器の容積を有効
に使ってトナーを容器一杯に回収し、トナー回収容器の
交換サイクルの延長を可能とし、保守性を良くした画像
形成装置を提供することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段） 本発明は、上記の問題点を解決しようとするもので、記
録紙を収納した給紙トレイを装着若しくは装着可能とし
、回収した残留トナーを集積する回収容器を有する画像
形成装置において、前記記録紙の装着および／又は取出
す際に前記給紙トレイを移動又は着脱する際の作用する
力を前記回収容器に伝達する伝達手段を有することを特
徴とする画像形成装置により達成される。尚、本明細書
において、記録紙とは紙に限定されるものでなく、合成
樹脂シート等の記録シート物も含むものである。

〔実施例〕

本発明によるトナー回収容器及び給紙トレイの一例であ
る給紙カセットの配置図を第１図、第２図、第３図に示
す。第１図は給紙カセットを装着していない平面の状態
を示し、第２図は第１図の側面の断面図を示す。第３図
は給紙カセットを装着した状態を示している。

箱状のトナー回収容器８０の全面を被う蓋の一部に受入
口８０ａが開口し、クリーニング装置ｉｔ（図示せず）
と回動可能に連結している。又トナー回収容器８０の底
部には、前記受入口８０ａと軸心を同一としたトナー回
収容器軸ＳＯＣがあり、画像形成装置の底板３０に開口
している軸承に嵌合している。

又トナー回収容器８０の底部には突子８０ｄが固設しで
ある。画像形成装置の底板３０に固設しである鋸歯状の
カム２６の上に、前記のタボ８０ｄが乗り、トナー回収
容器８０を支持している。トナー回収容器８０の側面に
Ｌ形で長孔が開孔した連結金具８０ｂが固設しである。

前記トナー回収容器８０と、給紙カセット６を画像形成
装置に装着するときの案内となる一対のカセットガイド
２５との間に、軸２０ａを中心として回動できる三角状
の回動板２０がある。回動板２０の三角形の頂点部にそ
れぞれピン２０ｂ及び連結ピン２０ｃが固設してあり、
連結ピン２０ｃは前記連結金具ｓｏｂの長孔に嵌挿して
いる。軸２０ａには一端を１＜ネ受け２２に当接させた
復帰バネ２１が巻着しており、回動板２０を反時計方向
に付勢している。付勢された回動板２０は、給紙カセッ
ト６が装着されていない場合は、第１図に示すようにス
ト・ツバ２３に当接しており、その時ピン２０ｂはカセ
ットガイド２５の内側に突き出した位置にある。

第３図に示す如く給紙カセット６を右から左方へ矢印の
ように挿入装着すると、給紙カセット６の前面がピン２
０ｂを押す。ピン２０ｂが左方に押されると、回動板２
０は軸２０ａを中心に時計方向に回動する。回動板２０
の一端に固定しである連結ピン２０ｃは、連結金具８０
ｂを介してトナー回収容器８０を、トナー回収容器軸８
０ｃを中心として時計方向に回動させる。トナー回収容
器８０は回転中心をトナー回収容器４１］８０ｃとし、
他端は突子８０ｄが鋸歯状のカム２６上に乗った状態で
支持されているのでトナー回収容器８０が回動すると、
突子Ｒｏｄがカム２６の歯を乗り越す毎に、トナー回収
容器８０全体が上下に振動する。カム２６のカム長は、
トナー回収容器８０の回動範囲以上あるので、回動じて
いる間中トナー回収容器８０は振動を続ける。トナー回
収容器８０が振動すると、トナー回収容器８０の受入口
８０ａ直下に載接しているトナーは遠心力と振動により
四方に移動する。又トナー回収容器８０がトナー回収容
器軸８０ｃを中心に素早く回動すると、遠心力は大きく
働き回収容器内のトナー周縁部への移動を助長し、トナ
ー回収容器８０の隅部までトナーを送ることができる。

次に給紙カセット６を画像形成装置から取り外すと、ピ
ン２０ｂにかかっていた押圧力が増り去られるため、復
帰バネ２１により付勢されている回動板２０は反時計方
向に回動する。回動板２ｏの回動により回動板２０に固
設しである連結ピン２０ｃは、連結金具８０ｂを介して
トナー回収容器８０を反時計方向に回動させる。トナー
回収容器８０が回動するき。

、　前記と同様にトナー回収容器８ｏが振動し遠心力も
生じて、堆積状態にあったトナーを周縁部へ移動させる
。

上記の如く、給紙カセット６を着脱することにより、ト
ナー回収容器８ｏに振動と遠心力を発生させ、受入０８
０ａ　Ｗ下に＆１！積しようとするトナーを四散させ、
トナー回収容器８ｏの全容積に亘ってトナーを行き渡ら
せることができた。回収トナーが充満した回収容器８ｏ
は取り外したうぇｌ：蓋を取除いて回収トナーを排出し
、再び装着するこ吉が可能となっている。

尚、上記実施例においてはカセットを装着、着脱する際
の作用力を利用して回収容器に撮動を与えたが、これに
限ることなく、本体とトレイを有している画像形成装置
においても記録紙を補給する際、このトレイを移動する
ときの作用力を利用してもよいことは勿論である。

〔発明の効果］ 本発明によれば、動力を使用せずに簡単な構造で、トナ
ー回収容器全体７こトナーをゆきわたらせることＩこよ
り、トナー回収容器の容積を有効に利用することができ
るため、トナー回収容器の交換サイクルの延長を可能と
し、保守性を良くした画像形成装置が提供された。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図は本発明によるトナー回収容器
及び給紙カセットの配置図を示す。第１図は給紙カセッ
トを装着していない状態の平面図を示し、第２図は第１
図の側面の断面図を示す。 第３図は給紙カセットを装着した状態の平面図を示して
いる。第４図は画像形成装置Ｈの主要部の断面図を示す
。 ６・・給紙カセット２ｏ・・回動板 ２０ａ　　軸　　　　　　　　２０ｂ　・・ピン２０ｃ
・・・連結ピン　　　　２６・カム８０・・トナー回収
容器　８０ａ　　・受入口８０ｃ・トナー回収容器軸 ８０ｄ・・・突子 出願人　小西六写真工業株式会社 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録紙を収納した給紙トレイを装着若しくは装着
   可能とし、回収した残留トナーを集積する回収容器を有
   する画像形成装置において、前記記録紙の装着および／
   又は取出す際に前記給紙トレイを移動又は着脱する際の
   作用する力を前記回収容器に伝達する伝達手段を有する
   ことを特徴とする画像形成装置。
2. （２）前記の作用する力の伝達により前記回収容器を回
   転および復帰させることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の画像形成装置。