JPH0273287A - クリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式を用いたプリンタ及び複写機等
の画像形成装置における、クリーニング装置に係り、詳
しくは、像担持体表面に残留し、クリーニング部材で掻
き落とされた廃トナーを、廃トナーボックス（廃トナー
回収容器）内へ搬送し回収する１ｉｉｌに関する。

〔従来の技術〕

複写機やレーザービームプリンタなどの電子写真方式を
用いた画像形成装置においては、感光体上の未転写像と
して残留したトナーは、ブレードクリーニング装置によ
って摩擦除去される。除去された廃トナーは、廃トナー
ボックスによって回収されている。

従来、トナーの搬送、回収装置を含めたクリーニング装
置として、廃トナーボックスを感光体ドラムの下方向で
あり、かつ、感光体ドラムの回転軸方向全長に設けたも
のがある。この装置においては、廃トナーは、クリーニ
ングブレードの下方向にある、回動するかき込み部材に
よって、かきこみ部材の回動軸に対して直角の下方向に
搬送され、廃トナーボックスに回収される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、廃トナーボックスが感光体ドラムの下方
向であり、かつ、感光体ドラムの回動軸方向全長に設け
られた構成にあっては、必然的に廃トナーボックスは定
着装置近傍となり、廃トナーは定着熱によって溶融固化
する。廃トナーの溶融固化は、スムーズなトナー搬送を
妨げ、効率良く回収ができない、また廃トナーは、かき
込み部材によって、かき込み部材の回動輪方向に対して
直角な下向きの方向に山状堆積される。このことは、廃
トナーボックスの有効容量を充分に利用することを不可
能とし、かわりに、廃トナーボックスを大型化し、装置
本体の小型化がめざされている中で、不利なものとなっ
ている。

本発明の目的は、かかる従来技術の欠点をなくし、効率
の良い廃トナーの搬送と回収をし、装置全体の小型化が
可能な構造のクリーニング装置を提供するものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によるクリーニング装置は、クリーニングブレー
ドの揺動支点軸と同軸上に、前記トナーの搬送部材を配
設すると共に該トナー搬送部材による、前記トナーの搬
送方向を、像担持体回転軸方向と（略）一致させたこと
を特徴とする。

〔実施例〕 本考案の一実施例を、レーザビームプリンタに用いられ
るクリーニング装置の例を用いて図面にもとづいて説明
する。

第１図は、本発明の一実施例であるクリーニング！Ｉｉ
Ｗ！１の斜視図である。

第２図は、第１図に示したクリーニング装置のレーザビ
ームプリンタのプロセスにおける位置を説明するための
概略図である。

第１図において、クリーニングブレード２はクリーニン
グブレードホルダー３に固設され、クリーニングブレー
ドホルダー３は、ばね（図示せず）を介して廃トナーの
導管（図示せず）に支持されている。スクリュー状搬送
部材１は、前記クリーニングブレードホルダー３の揺動
支点軸上、水平方向に配設され、図示しない駆動源に接
続されて回動している。スクリュー状搬送部材１の搬出
端近くの下方向には、開口した廃トナーボックス４が配
設されている。

次に概略前記構成になる本発明装置の動作につき説明す
る。

第２図において、感光体ドラム５は図の矢印Ｂ方向に回
動し、帯電器６により、コロナ放電され表面上の電位が
保たれると、光信号発生装置７によって画像信号に応じ
た静電潜像が形成される。

次に、現像袋ｆ１８を通過すると、静電潜像にトナーが
付着し、トナー顕像となる。このトナー顕像は、感光体
ドラム５の表面に用紙を重ね合わせ、用紙の裏面からの
転写器９のコロナ放電によって、用紙上に移動する。更
に、転写後のトナー像は、定着装ｆｌｉ！（図示せず）
で、熱と圧力を加えられて、用紙上に安定した状態とな
って定着される。転写終了後、感光体ドラム５の表面上
の電荷は、除電ランプ１１によって消去されるが、転写
されずに付着している残留トナーは、クリーニング装置
１０で排出、回収される。

第１図におけるクリーニング装置では、まず残留トナー
は、図示しない感光体ドラム表面から、クリーニングブ
レード２によって掻き落とされる。

掻き落とされたトナーは、クリーニングブレード２のエ
ツジの下方向にある、スクリュー状搬送部材１によって
、水平かつ一定方向に搬送されるが、このとき、クリー
ニングブレード２のエツジから、トナーの導管（図示せ
ず）の底面までのトナーの落下路Ｍが小さいので、効率
良く、搬送されるものである。スクリュー状搬送部材１
の搬出端近くの下方向には、開口した廃トナーボックス
４があり、搬送されたトナーは落下して、廃トナーボツ
クス４内に回収される。

尚、本発明の一実施例として、搬送部材の形状をスクリ
ュー状としたが、ベルト状でも良く、形状、材質等に限
定されず、種々設計変更可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、クリーニングブ
レードの揺動支点軸と同軸上に、前記トナーの搬送部材
を配設すると共に該トナー搬送部材による、前記トナー
の搬送方向を、像担持体回転軸方向と一致させたことに
より、クリーニングブレードのエツジから、　トナーの
導管底面までのトナー落下距離を小さくすることが可能
となった。

その上、廃トナーボックスを装置本体の側方に配設する
こともでき、装置本体の小型化において、有利になって
いる。

更に廃トナーボックスを定着装置近傍から離すことが可
能で、定着熱による廃トナーボツクス内でのトナーの溶
融固化がなくなり、円滑かつ確実にトナーの搬送、回収
ができる。

７・・・光信号発生装置 ８・・・現像装置 ９・・・転写器 １０・・・クリーニング装置 １１・・・除電ランプ 以　　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電子写真方式を用いた画像形成装置の像担持体表面に
   残留するトナーを除去するクリーニング装置において、
   クリーニングブレードの揺動支点軸と同軸上に、前記ト
   ナーの搬送部材を配設すると共に、該トナー搬送部材に
   よる前記トナーの搬送方向を、前記像担持体回転軸方向
   と一致させたことを特徴とするクリーニング装置。