JPH11202709A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11202709A
JPH11202709A JP379198A JP379198A JPH11202709A JP H11202709 A JPH11202709 A JP H11202709A JP 379198 A JP379198 A JP 379198A JP 379198 A JP379198 A JP 379198A JP H11202709 A JPH11202709 A JP H11202709A
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JP
Japan
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developer
transfer
carrying
endless
forming apparatus
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JP379198A
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Inventor
Tamotsu Sakuraba
保 桜庭
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の裏面(画像が作成される面とは反対の
面)に現像剤が付着するのを防止する。 【解決手段】 複写機10は、感光体16と、この感光
体に対向する転写ベルト32を有し、感光体16の外周
に粉体現像剤で画像を形成する。この画像は、転写領域
39において、転写ローラ26により、転写ベルト又は
この転写ベルトに担持されているシートに転写される。
複写機はまた、転写ベルトに付着している現像剤を回収
するために、切換スイッチ40を介して、転写ローラは
第1と第2の直流電源42、44に接続されている。非
画像形成時、制御装置40が切換スイッチ40を切り換
え、これにより転写ベルトに付着している現像剤を感光
体に逆転写する。逆転写された現像剤はクリーニング装
置28に回収される。したがって、用紙50の裏面に現
像剤が付着することがない。また、転写ベルトに付着し
ている現像剤を回収するための専用クリーナを設ける必
要もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能な無端状
第1担持面に担持されている粉体現像剤を、回転可能な
無端状第2担持面又はこの第2担持面に担持されている
シートに転写して画像を作成する画像形成装置、特に、
上記第2担持面に不必要に付着している現像剤を回収す
るようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の画像形成装置500を示
す。この画像形成装置500は、外周面に感光層を有す
る円筒状の感光体502を有する。画像形成時、感光体
502は図上時計周り方向に回転し、外周の感光層が帯
電装置504により所定の電位に帯電される。帯電され
た感光体502の外周部位には光学装置506からイメ
ージ光が露光され、このイメージ光に対応した静電潜像
が形成される。次に、静電潜像は現像装置508により
現像剤像として可視像化される。続いて、現像剤像は、
搬送装置510によって感光体502とこれに対向する
転写装置512との間に運ばれるシート514に転写さ
れる。現像剤像が転写されたシート514は次に定着装
置516に運ばれ、ここで現像剤像が定着された後、ト
レイ518に排出される。
【0003】感光体502に付着した現像剤はすべてシ
ート514に転写されず、一部は感光体502上に残留
する。この残留現像剤は、感光体502の回転にしたが
ってクリーニング装置518で回収される。残留現像剤
が除去された感光体502は次に除電装置520で残留
電荷が除去される。
【0004】搬送装置510は、一対のローラ522、
524と、これらのローラ522、524に支持された
無端状転写ベルト526とからなり、ローラ522と5
24との間に伸びる一方(図面では上方)のベルト部分
が感光体502と転写ローラ512との間に配置され、
これにより感光体502と転写ローラ512との間にシ
ート514を通過させることができるようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
画像形成装置500では、転写ベルト526の外周面が
感光体502の感光面と常時接触している。そのため、
感光体502の非画像領域に付着した現像剤が転写ベル
ト526に付着することがある。また、転写ベルト52
6に付着した現像剤は、この転写ベルト526に担持さ
れるシート514の裏面に付着し、このシート514を
汚すことがある。
【0006】そのために、この種の画像形成装置では、
転写ベルト526の外周面近傍にクリーナ528を設
け、これにより転写ベルト526の外周面に付着した現
像剤を回収するようにしている。
【0007】しかし、転写ベルト526の専用クリーナ
528を設けると、確かに転写ベルト526から現像剤
を除去することはできるが、その分だけ多くのスペース
を要するので画像形成装置の大型化を招くことになる
し、他の装置の設計に制限が課せられるという問題があ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】そこで、
本発明は、無端状第1担持面に担持されている現像剤を
無端状第2担持面又はこの第2担持面に担持されている
シートに転写するようにした画像形成装置において、第
2担持面に不必要に付着した現像剤を第1担持面に送り
戻し、この第1担持面を清掃するための装置に回収させ
るようにしたものである。
【0009】具体的に、本発明に係る画像形成装置は、
回転可能な無端状第1担持面と、上記第1担持面に対向
し、この第1担持面と共に転写領域を形成する回転可能
な無端状第2担持面とを有し、上記第1担持面に担持さ
れている粉体現像剤を、上記転写領域で、上記第2担持
面又はこの第2担持面に担持されているシートに転写す
る。画像形成装置はまた、転写領域の近傍に配置された
転写装置と、上記転写装置を上記第1担持面に担持され
ている現像剤を上記第2担持面又はこの第2担持面に担
持されているシートに転写する第1状態と上記第2担持
面に担持されている現像剤を上記第1担持面に逆転写す
る第2状態とに切り換える切換装置と、上記第1担持面
に担持されている現像剤を回収する回収装置とを有す
る。
【0010】この画像形成装置では、画像形成時、転写
装置は第1状態に設定され、第1担持面に担持されてい
る現像剤が第2担持面に転写される。また、非画像形成
時、切換装置により転写装置は第2状態に設定され、第
2担持面に担持されている現像剤が第1担持面に逆転写
される。逆転写された現像剤は、回収装置により第1担
持面から回収される。
【0011】本発明の他の形態の画像形成装置は、複数
の回転可能な無端状第1担持面と、これら複数の無端状
第1担持面に対向し、これら複数の無端状担持面と共に
各第1担持面に対応した転写領域を形成する回転可能な
無端状第2担持面とを有し、上記複数の無端状担持面に
担持されている粉体現像剤を、上記各第1担持面に対応
した転写領域で、上記第2担持面又はこの第2担持面に
担持されているシートに転写する。画像形成装置はま
た、上記転写領域の近傍にそれぞれ配置され、対応する
第1担持面に担持されている現像剤を上記第2担持面又
はこの第2担持面に担持されているシートに転写する複
数の転写装置と、上記複数の転写装置のうち1つを、上
記第2担持面に担持されている現像剤を上記第1担持面
に逆転写する逆転写状態に切り換える切換装置と、上記
逆転写状態に切り換えられる転写装置に対応して設けら
れ、上記第1担持面に逆転写された現像剤を回収する回
収装置とを有する。
【0012】この画像形成装置では、画像形成時、複数
の第1担持面からそれぞれ現像剤像が第2担持面又はこ
の第2担持面に担持されているシートに転写される。非
画像形成時、切換装置によって一つの転写装置が逆転写
状態に切り換えられ、これにより第2担持面に担持され
ている現像剤が、逆転写状態に切り換えられた転写装置
に対応する第1担持面に現像剤が逆転写され、回収装置
で回収される。
【0013】上記他の形態の画像形成装置では、上記複
数の回転可能な無端状第1担持面にはそれぞれ異なる色
の現像剤が担持され、上記逆転写状態に切り換えられる
転写装置に対応する第1担持面には黒色の現像剤が担持
される。
【0014】本発明の別の形態の画像形成装置では、複
数の回転可能な無端状第1担持面と、これら複数の無端
状第1担持面に対向し、これら複数の無端状担持面と共
に各第1担持面に対応した転写領域を形成する回転可能
な無端状第2担持面とを有し、上記複数の無端状担持面
に担持されている粉体現像剤を、上記各第1担持面に対
応した転写領域で、上記第2担持面又はこの第2担持面
に担持されているシートに転写する。画像形成装置はま
た、上記転写領域の近傍にそれぞれ配置され、対応する
第1担持面に担持されている現像剤を上記第2担持面又
はこの第2担持面に担持されているシートに転写する複
数の転写装置と、上記複数の転写装置のうち2つ以上
を、上記第2担持面に担持されている現像剤を上記第1
担持面に逆転写する逆転写状態に選択的に切り換える切
換装置と、上記逆転写状態に切り換えられる複数の転写
装置にそれぞれ対応して設けられ、上記第1担持面に逆
転写された現像剤を回収する回収装置とを有する。
【0015】この画像形成装置では、非画像時、複数の
転写装置が逆転写状態に切り換えられ、対応する複数の
第1担持面に対して現像剤が回収される。
【0016】上記逆転写状態に切り換えられる複数の転
写装置に対応した第1担持面の一つは現像剤が担持され
る。
【0017】複数の転写装置を逆転写状態に切り換える
ことができるようにした画像形成装置では、上記回収装
置は回収した現像剤量を検出する検出器をそれぞれ有
し、一つの回収装置に回収された現像剤量が所定量以上
になったことが上記検出器で検出されると別の回収装置
に逆転写の現像剤を回収するのが好ましい。
【0018】本発明の他の形態の画像形成装置は、複数
の回転可能な無端状第1担持面と、これら複数の無端状
第1担持面に対向し、これら複数の無端状担持面と共に
各第1担持面に対応した転写領域を形成する回転可能な
無端状第2担持面とを有し、上記複数の無端状担持面に
担持されている粉体現像剤を、上記各第1担持面に対応
した転写領域で、上記第2担持面又はこの第2担持面に
担持されているシートに転写する。画像形成装置はま
た、上記転写領域の近傍にそれぞれ配置され、対応する
第1担持面に担持されている現像剤を上記第2担持面又
はこの第2担持面に担持されているシートに転写する複
数の転写装置と、上記複数の転写装置のうち少なくとも
1つを、上記第2担持面に担持されている現像剤を上記
第1担持面に逆転写する逆転写状態に切り換える切換装
置と、上記複数の第1担持面にそれぞれ対応して設けら
れ、それぞれの第1担持面から現像剤を回収する複数の
回収装置とを有する。
【0019】この画像形成装置では、上記逆転写状態に
切り換えられる転写装置の回収装置は他の転写装置の回
収装置よりも多くの現像剤を収容できるようにするのが
好ましい。
【0020】また、上記逆転写状態に切り換えられる転
写装置は、上記第2担持面の回転方向に関して最も上流
側に位置する第1担持面に対して設けられているのが好
ましい。
【0021】さらに、上記各第1担持面は現像剤により
画像が形成される画像領域とこの画像領域を除く非画像
領域とを有し、上記非画像領域に現像剤を逆転写するの
が好ましい。
【0022】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の画像形
成装置によれば、第1担持面からシートの裏面に現像剤
が転写されることがないので、画像形成装置から排出さ
れるシートを奇麗な状態に保つことができる。また、第
2担持面から現像剤を除去するための専用クリーナを設
ける必要がないので、画像形成装置の小型化が図れると
共に、第2担持面の周囲に配置される装置は大きさの点
で受ける制約が減少する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る
画像形成装置の一態様であるデジタル式複写機10の概
略構成を示す。この複写機10は、以下に説明する構成
を備えた箱形の容器すなわちケーシング12を有する。
周知の複写機と同様に、ケーシング12の上部には原稿
載置用のプラテン(図示せず)が設けてあり、その上面
が開閉自在なカバー14で覆われている。ケーシング1
2の内部には、円筒状の感光体16が時計回り方向に回
転自在に支持されている。感光体16の外周には周知の
感光材料を塗布して無端状の感光面(第1担持面)18
が形成されている。感光体16の周囲には、その回転方
向に沿って、周知の帯電装置20、露光装置22、現像
装置24、転写ローラ26、クリーニング装置28及び
除電装置30が配置されている。
【0024】感光体16と転写ローラ26との対向部に
用紙を搬送するために、複写機10は無端状の搬送ベル
ト32を備えている。このベルト32を支持するローラ
34,36は転写ローラ26を挟んでその両側に配置さ
れており、ベルト32の外周面38(第2担持面)が転
写ローラ26の対向部で感光面18(第1担持面)に接
触して転写領域39を形成している。転写ローラ26は
また、切換スイッチ40を介して、第1直流電源42
(出力+0.5kV)と第2直流電源44(出力−1.
0kV)に接続されている。切換スイッチ40は制御装
置46に接続されており、この制御装置46からの信号
に基づいて、転写ローラ26には直流+0.5kV又は
−1.0kVのいずれかが選択的に印加できるようにし
てある。
【0025】ベルト32を挟んで図面の右側には給紙装
置48が配置されている。給紙装置48は、用紙50
と、この用紙50を積層収容した用紙収容部52と、用
紙収容部52から送り出された用紙50をベルト32に
供給するタイミングローラ54とを有する。
【0026】他方、ベルト32を挟んで図面の左側には
定着装置56と排紙部58が設けてある。
【0027】以上の構成からなる複写機10では、複写
時、感光体16は時計回り方向に回転し、その外周感光
面18は帯電装置20で所定の電位(例えば、約−60
0V)に帯電される。次に、プラテン上に載置された原
稿の画像が読み取られる。読み取られた画像は図示しな
い画像変換部でデジタルデータに変換され、このデータ
に基づいて露光装置22が光(例えばレーザ光)を発射
する。露光装置22から発射されたレーザ光は、帯電さ
れている感光面18に露光され、原稿画像に対応する静
電潜像が形成される。この静電潜像は、粉体現像剤を有
する現像装置24により現像剤像として可視像化され
る。ここでの現像は静電気的に行われる。本実施形態で
は、現像装置24に収容されている粉体現像剤は負極性
の電荷が与えられており、この粉体現像剤が静電潜像の
露光部(電位減衰部)に電気的に付着することで該露光
部が顕像化される。
【0028】一方、用紙50は用紙収容部52から供給
され、感光面18に形成された現像剤像に同期して、タ
イミングローラ54によりベルト32に供給される。ベ
ルト32はその外周に用紙50を保持し、転写領域39
において、この用紙50を感光面18に保持されている
現像剤像と接触させる。このとき、制御装置46は切換
スイッチ40を図1の実線位置に設定しており、転写装
置26には電源42から+0.5kVが印加されてい
る。したがって、負極性の電荷を有する現像剤は転写ロ
ーラ26に電気的に吸引され、感光体16から用紙50
に転写される。現像剤の転写された用紙50は、次に定
着装置56に搬送され、ここで現像剤像が定着された
後、排紙部58に排出される。
【0029】感光面18に付着している現像剤はすべて
用紙50に転写されず、用紙50と接触した感光面18
には一部の現像剤が残留する。この残留現像剤(未転写
現像剤)は、その後、感光体16の回転と共にクリーニ
ング装置28の対向部に搬送され、ここでクリーニング
装置28に回収される。未転写現像剤が除去された感光
面18は続いて除電装置30により残留電荷が除去さ
れ、次の帯電に備える。
【0030】現像装置24の現像剤は、画像形成時に感
光面18の画像形成領域(静電潜像の作成される領域)
に留まらず、非画像形成領域(静電潜像の作成されない
領域)にも付着することがある。この非画像形成領域に
付着した現像剤は、その後、転写ローラ26との対向部
で一部がベルト32の外周面38に付着する。そして、
ベルト32に付着した現像剤は、後の転写時に用紙50
の裏面(感光体16に対向する面と反対側の面)に付着
し、この用紙50を汚してしまう。
【0031】このような用紙の汚れを防止するために、
制御装置46は、転写終了後、又は転写前、若しくは連
続して複数の用紙に対して画像を複写する場合には転写
と転写との間に、下記する逆転写処理を実行し、ベルト
32の外周面38に付着している現像剤を感光体16に
戻してクリーニング装置28に回収する。
【0032】図2を参照して逆転写処理について説明す
る。この逆転写処理では、感光体16とベルト32の回
転がスタートすると、帯電装置20をオンし、感光面1
8を複写時と同一の電位(約−600V)に帯電する。
次に、制御装置46は、切換スイッチ40を切り換え
(図1の実線位置から点線位置に切り換え)、転写ロー
ラ26に−1.0kVを印加する。これにより、転写領
域39において、回転するベルト32に保持されている
負極性の現像剤が転写ローラ26と電気的に反発すると
共に感光面18に電気的に吸着(逆転写)される。感光
面18に吸着した現像剤は、感光体16の回転と共にク
リーニング装置28との対向部に搬送され、このクリー
ニング装置28で回収される。
【0033】このように、本実施形態の複写機10によ
れば、転写後の感光面18に残留する未転写トナーだけ
でなく、ベルト32に付着した現像剤もクリーニング装
置28に回収されるので、用紙50の裏面に現像剤が付
着することがない。したがって、用紙裏面に画像を形成
した場合に、この画像の画質を損なうことが無い。ま
た、ベルト32に付着した現像剤を回収するために専用
のクリーニング装置をベルト近傍に設ける必要がないの
で、その分だけ複写機を小型化できる。
【0034】本発明をフルカラー複写機に適用した場合
の実施形態について図3を参照して説明する。複写機1
00は、第1実施形態の複写機と同様に、容器すなわち
ケーシング112と、原稿載置用プラテン(図示せず)
を開閉自在に覆うカバー114とを有する。ケーシング
112の内部には、円筒状の感光体116が時計回り方
向に回転自在に支持されている。感光体116の外周に
は周知の感光材料を塗布して無端状の感光面(第1担持
面)118が形成されている。感光体116の周囲に
は、その回転方向に沿って、帯電装置120、露光装置
122、4台の現像装置124Y、124M、124C
及び124K、転写ローラ126、クリーニング装置1
28及び除電装置130が配置されている。なお、現像
装置124Y、124M、124C及び124Kはそれ
ぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの現像剤
を収容している。
【0035】感光体116と転写ローラ126が対向す
る転写領域139に用紙を搬送するために、第1の実施
形態で使用したベルトに代えて、本実施形態では転写ド
ラム132を採用している。この転写ドラム132は回
転自在に支持されており、感光体116と転写ローラ1
26との間を通過するようにしてある。
【0036】転写ローラ126は、切換スイッチ140
を介して、第1直流電源142(出力+0.5kV)と
第2直流電源144(出力−1.0kV)に接続されて
いる。切換スイッチ140は制御装置146に接続され
ており、この制御装置146からの信号に基づいて、転
写ローラ126には直流+0.5kV又は−1.0kV
のいずれかが選択的に印加できるようにしてある。
【0037】なお、148は給紙装置、150は用紙、
152は用紙収容部、154はタイミングローラ、15
6は定着装置、158は排紙部で、160は二次転写ロ
ーラである。
【0038】この複写機100では、読み取られた原稿
画像のデータは画像変換部(図示せず)でイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの4値信号に分解される。露
光装置122は、各色の画像信号に基づいて、帯電装置
120で帯電された感光体116の外周面118を露光
し、対応する4つの静電潜像を順次形成する。これらの
静電潜像は対応する現像装置124Y、124M、12
4C及び124Kでイエロー、マゼンタ、シアン及びブ
ラックの現像剤像として可視像化される。一方、給紙部
148の用紙収容部152から送り出された用紙150
は、タイミングローラ154により転写ドラム132の
外周面に供給され、この転写ドラム132の回転にした
がって、感光体116と転写ローラ126が対向する転
写領域139を通過する度に、新たな現像剤像が重ねら
れてフルカラー画像が合成される。
【0039】現像剤の転写時、制御装置146は、切換
スイッチ140を実線位置に設定して、第1電源142
から転写ローラ126に+0.5kVが印加する。これ
により、感光面118に保持されている負極性の各現像
剤はそれぞれ電気的に転写ローラ126に吸引されて、
用紙150上に転写される。このようにして用紙150
に転写された現像剤像は二次転写ローラ160により更
に用紙150に確実に保持された後、定着装置156で
現像剤像を定着した後、排紙トレイ158に排出され
る。
【0040】感光体116と転写ローラ126との間を
用紙150が通過していないとき、具体的には、上述し
た複写処理の開始前、複写処理の終了後、又は一つの現
像剤像が転写されてから別の現像剤像が転写されるまで
の間、制御装置146は、切換スイッチ140を切り換
え(図3の実線位置から点線位置に切り換え)、転写ロ
ーラ126に−1.0kVを印加する。これにより、転
写領域139において、回転する転写ドラム132に保
持されている負極性の現像剤が転写ローラ126と電気
的に反発して感光面118に電気的に吸着(逆転写)さ
れる。感光面118に吸着した現像剤は、感光体116
の回転と共にクリーニング装置128との対向部に搬送
され、このクリーニング装置128で回収される。
【0041】上述した第2の実施形態では、転写ドラム
上に保持された用紙に対して感光体から複数の現像剤像
を転写してフルカラー画像を作成する画像形成装置につ
いて説明したが、まず無端状の転写ベルト又は転写ドラ
ムに直接現像剤像を重ね、次に重ねられた現像剤像を用
紙に転写してもよい。
【0042】例えば、図4に示す第3の形態の複写機2
00において、無端状転写ベルト232は3つのローラ
260、262および264により回転自在に支持され
ている。ローラ264には、ベルト232を介して第2
転写ローラ266が圧接している。第2転写ローラ26
6は直流電源268が接続され、現像剤の帯電極性と異
なる極性の電圧が第2転写ローラ266に印加するよう
にしてある。給紙装置248と定着装置256及び排紙
トレイ258はほぼ一直線上に配置されており、給紙装
置248から送り出された用紙250が、ベルト232
と第2転写ローラ266との間を通過して定着装置25
6、さらに排紙トレイ258に送られるようにしてあ
る。現像装置224Y、224M、224C及び224
Kは一つのドラム270に支持されており、選択的に一
つの現像装置だけが感光体216に対向できるようにし
てある。なお、図4に示す構成要素のうち、図3に示し
た構成要素に対応する構成要素には「100」を加えた
数字を加えて表示してある。
【0043】以上の構成を有する複写機200では、感
光体216上に4色の現像剤像が順次形成され、転写ロ
ーラ226との対向部でベルト232に転写されて重ね
られる。重ねられた現像剤像は、ローラ264に支持さ
れているベルト232の部分と第2転写ローラ266と
の間で、給紙装置248から供給された用紙250に転
写された後、定着装置256で用紙250に定着され、
この用紙250と共に排紙トレイ258に排出される。
【0044】また、複写機200では、上記第1及び第
2実施形態と同様に、現像剤転写時、制御装置246
は、切換スイッチ240を実線位置に設定して、第1電
源242から転写ローラ226に+0.5kVを印加す
る。これにより、感光体216に保持されている負極性
の各現像剤はそれぞれ電気的に転写ローラ226に吸引
されて、ベルト232上に転写される。一方、上述した
複写処理の開始前、複写処理の終了後、又は一つの現像
剤像が転写されてから別の現像剤像が転写されるまでの
間、制御装置246は、切換スイッチ240を切り換
え、転写ローラ226に−1.0kVを印加する。これ
により、転写ベルト232に保持されている負極性の現
像剤が転写領域239で転写ローラ226と電気的に反
発して感光体216に電気的に吸着(逆転写)される。
感光体216に吸着した現像剤は、感光体216の回転
と共にクリーニング装置228との対向部に搬送され、
このクリーニング装置228で回収される。
【0045】図5は本発明の第4実施形態を示す。この
複写機300は、同一水平面に平行に配置された一対の
ローラ302,304に転写ベルト306が回転自在に
支持されている。ローラ302と304との間に伸びる
転写ベルト部分(上部転写ベルト部分)の外周近傍には
4つの感光体308が等間隔に配置されている。各感光
体308の周囲には、帯電装置310、露光装置31
2、現像装置314、クリーニング装置316、除電装
置318が配置されている。各現像装置314には異な
る色の現像剤が収容されており、本実施形態では、転写
ベルト306の回転方向に関して、最も上流側に配置さ
れた現像装置にブラックの現像剤が収容され、そこから
下流側に配置された現像装置にそれぞれイエロー、マゼ
ンタ、シアンの現像剤が収容されている。
【0046】転写ベルト306の内側には、それぞれの
感光体308に対向して転写ローラ320が配置されて
いる。これら転写ローラ320のうち、転写ベルト30
6の回転方向に関して最も上流側に配置された感光体3
10に対向する転写ローラ320は、切換スイッチ32
2を介して、第1直流電源324(出力+0.5kV)
と第2直流電源326(出力−1.0kV)に接続され
ている。切換スイッチ322は制御装置328に接続さ
れており、この制御装置328からの信号に基づいて、
転写ローラ320には直流+0.5kV又は−1.0k
Vのいずれかが選択的に印加できるようにしてある。最
上流の転写ローラ320を除いた他の転写ローラは直流
電源324(出力+0.5kV)にのみ接続されてい
る。
【0047】転写ベルト306の図上右側には給紙装置
330が設けてある。給紙装置330は、用紙332を
積層した用紙収容部334と、この用紙収容部334か
ら送り出された用紙332を転写ベルト306に供給す
るタイミングローラ336とを備えている。一方、転写
ベルト306の図上左側には定着装置338と排紙トレ
340が配置されている。
【0048】このように構成された複写機300によれ
ば、上述した現像剤像の作成プロセスにしたがって各感
光体308の外周面に異なる色の現像剤像が作成され
る。一方、給紙部330から送り出された用紙332は
転写ベルト306に保持され、この転写ベルト306の
回転にしたがって、各感光体310の対向部でそれぞれ
の現像剤が重ねられてフルカラーの現像剤像が形成され
る。4色の現像剤が転写された用紙332は次に定着装
置338に搬送され、ここで現像剤像が定着された後、
排紙トレイ340に排出される。一方、用紙332に転
写されずに各感光体310に残留する現像剤はそれぞれ
のクリーニング装置316で回収される。また、転写後
の各感光体308に残留する電荷はそれぞれの除電装置
318で除去されてその後の帯電に備える。
【0049】上記転写時、各転写ローラ320には+
0.5kVが印加され、これにより感光体308に保持
されている負極性の各現像剤がそれぞれ電気的に転写ロ
ーラ320に吸引されて、用紙322に転写される。非
転写時、制御装置328は切換スイッチ322を切り換
え、最上流側の転写ローラ320に−1.0kVを印加
する。これにより、回転する転写ベルト306に保持さ
れている負極性の現像剤が転写ローラ320と電気的に
反発して、対応する最上流側の感光体308に電気的に
吸着(逆転写)される。この感光体308に吸着した現
像剤は、感光体308の回転と共にクリーニング装置3
16との対向部に搬送され、このクリーニング装置31
6で回収される。
【0050】なお、本実施形態の複写機では、転写ベル
ト306の現像剤を回収する最上流側の感光体308に
対して設けられているクリーニング装置316の現像剤
収容可能容積は、他の感光体に対して設けられているク
リーニング装置の現像剤収容可能容積よりも大きくする
のが好ましい。
【0051】上記第4の実施形態では、転写ベルト30
6上の現像剤を、転写ベルト306の回転方向に関して
最上流側に配置されている感光体308に対応して設け
られているクリーニング装置316に回収したが、図6
に示すように、それぞれの感光体308に対応する転写
ローラ320を、切換スイッチ322を介して、第1と
第2の直流電源324、326に接続し、それぞれの感
光体308に対して設けられているクリーニング装置3
16に対して転写ベルト306から現像剤を回収するよ
うにしてもよい。
【0052】この場合、例えば、まず最上流側のクリー
ニング装置316に転写ベルト306の現像剤を回収
し、この最上流側のクリーニング装置316に回収され
た現像剤量が所定量以上になると、ベルト回転方向に関
して2番目の感光体308に付設されているクリーニン
グ装置316に転写ベルト306の現像剤を回収し、以
後同様にして下流側のクリーニング装置に移動するのが
好ましい。
【0053】クリーニング装置316に回収された現像
剤の量を検出するために、本実施形態の複写機は、各ク
リーニング装置316に検出器342が設けてある。ま
た、各検出器342は制御装置344に接続されてい
る。制御装置344は、検出器342からの信号に基づ
いて、クリーニング装置316に所定量の現像剤が回収
されたことが検出されると、転写剤ベルト306の現像
剤を回収するクリーニング装置として隣接する下流側の
クリーニング装置を指定する。
【0054】以上の実施形態では、現像剤は負極性に帯
電するものとしたが、現像剤の中には目的の極性とは逆
の極性に帯電しているものや、帯電量の不十分な現像剤
が存在する。そこで、上記第1から第4の実施形態の複
写機では、図7から図10に示すように、転写ベルトや
転写ドラムの近傍に帯電装置70、170、270、3
70を設けると共に、これらの帯電装置に現像剤帯電極
性の所定電圧を印加するための電源72、172、27
2、372を設け、転写ベルトや転写ドラムに保持され
ている現像剤を負極性に帯電してもよい。この場合、転
写ベルト等に保持されている現像剤はすべて目的の極性
に帯電された後、転写領域で感光体に逆転写された後、
対応するクリーニング装置に回収されるので、回収効率
がさらによくなる。なお、帯電装置に負極性の電圧を印
加するタイミングは、切換スイッチを第1直流電源から
第2直流電源に又はその逆に切り換えるタイミングと一
致させるのが好ましい。
【0055】また、目的の極性に帯電している現像剤
と、これとは逆の極性に帯電している現像剤の両方を回
収する方法は上述の方法に限るものでない。例えば、第
4実施例の変形例を表した図11に示す方法では、最上
流から2番目の感光体に対応する転写ローラに電圧を印
加する電源として、第1の電源324の他に第2の電源
380を設け、逆転写時に第2の電源380から転写ロ
ーラに320に現像剤の帯電極性とは逆の極性(本実施
形態では正極性)の電圧を印加し、逆極性(正極性)に
帯電している現像剤を感光体に逆転写してもよい。
【0056】なお、以上の説明では、現像剤は負極性に
帯電するものとしたが、現像剤の極性は単なる一例であ
って、本発明はこれに限定されるものでない。
【0057】また、以上の実施形態では、いずれもクリ
ーニング装置に現像剤を回収したが、近年提案されてい
るクリーナレスの画像形成装置では、現像装置に回収す
ることもできる。
【0058】さらに、以上では、本発明を複写機に適用
した場合を説明したが、本発明は他の画像形成装置、例
えばプリンタ、ファクシミリにも適用できる。
【0059】そして、以上の実施形態では、転写装置と
して転写ローラを用いているが、その他の公知の転写装
置(例えば、コロトロン、スコロトロン)を使用しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す複写機の概略断
面図。
【図2】 逆転写のタイミングを説明するためのタイム
チャート。
【図3】 本発明の第2実施形態を示す複写機の概略断
面図。
【図4】 本発明の第3実施形態を示す複写機の概略断
面図。
【図5】 本発明の第4実施形態を示す複写機の概略断
面図。
【図6】 第4実施形態の変形例を示す複写機の概略断
面図。
【図7】 第1実施形態の変形例を示す複写機の概略断
面図。
【図8】 第2実施形態の変形例を示す複写機の概略断
面図。
【図9】 第3実施形態の変形例を示す複写機の概略断
面図。
【図10】 第4実施形態の変形例を示す複写機の概略
断面図。
【図11】 図7から図10に示す複写機の帯電装置を
動作するタイミングを示すタイミングチャート。
【図12】 従来の複写機の概略断面図。
【符号の説明】
10…複写機、16…感光体、18…感光面(第1担持
面)、26…転写ローラ、28…クリーニング装置、3
2…転写ベルト、38…ベルト外周面(第2担持面)、
39…転写領域、40…切換スイッチ、42…第1直流
電源、44…第2直流電源。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な無端状第1担持面と、上記第
    1担持面に対向し、この第1担持面と共に転写領域を形
    成する回転可能な無端状第2担持面とを有し、上記第1
    担持面に担持されている粉体現像剤を、上記転写領域
    で、上記第2担持面又はこの第2担持面に担持されてい
    るシートに転写する画像形成装置において、 上記転写領域の近傍に配置された転写装置と、 上記転写装置を、上記第1担持面に保持されている現像
    剤を上記第2担持面又はこの第2担持面に担持されてい
    るシートに転写する第1状態と上記第2担持面に担持さ
    れている現像剤を上記第1担持面に逆転写する第2状態
    とに切り換える切換装置と、 上記第1担持面に担持されている現像剤を回収する回収
    装置とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数の回転可能な無端状第1担持面と、
    これら複数の無端状第1担持面に対向し、これら複数の
    無端状担持面と共に各第1担持面に対応した転写領域を
    形成する回転可能な無端状第2担持面とを有し、上記複
    数の無端状第1担持面に担持されている粉体現像剤を、
    上記各第1担持面に対応した転写領域で、上記第2担持
    面又はこの第2担持面に担持されているシートに転写す
    る画像形成装置において、 上記転写領域の近傍にそれぞれ配置され、対応する第1
    担持面に保持されている現像剤を上記第2担持面又はこ
    の第2担持面に担持されているシートに転写する複数の
    転写装置と、 上記複数の転写装置のうち1つを、上記第2担持面に担
    持されている現像剤を上記第1担持面に逆転写する逆転
    写状態に切り換える切換装置と、 上記逆転写状態に切り換えられる転写装置に対応して設
    けられ、上記第1担持面に逆転写された現像剤を回収す
    る回収装置とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の回転可能な無端状第1担持面
    にはそれぞれ異なる色の現像剤が担持され、上記逆転写
    状態に切り換えられる転写装置に対応する第1担持面に
    は黒色の現像剤が担持されることを特徴とする請求項2
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の回転可能な無端状第1担持面と、
    これら複数の無端状第1担持面に対向し、これら複数の
    無端状担持面と共に各第1担持面に対応した転写領域を
    形成する回転可能な無端状第2担持面とを有し、上記複
    数の無端状担持面に担持されている粉体現像剤を、上記
    各第1担持面に対応した転写領域で、上記第2担持面又
    はこの第2担持面に担持されているシートに転写する画
    像形成装置において、 上記転写領域の近傍にそれぞれ配置され、対応する第1
    担持面に保持されている現像剤を上記第2担持面又はこ
    の第2担持面に担持されているシートに転写する複数の
    転写装置と、 上記複数の転写装置のうち2つ以上を、上記第2担持面
    に担持されている現像剤を上記第1担持面に逆転写する
    逆転写状態に選択的に切り換える切換装置と、上記逆転
    写状態に切り換えられる複数の転写装置にそれぞれ対応
    して設けられ、上記第1担持面に逆転写された現像剤を
    回収する回収装置とを設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 上記複数の回転可能な無端状第1担持面
    にはそれぞれ異なる色の現像剤が担持され、上記逆転写
    状態に切り換えられる転写装置に対応する第1担持面の
    うち一つには黒色の現像剤が担持されることを特徴とす
    る請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記回収装置は回収した現像剤量を検出
    する検出器をそれぞれ有し、一つの回収装置に回収され
    た現像剤量が所定量以上になったことが上記検出器で検
    出されると別の回収装置に逆転写の現像剤を回収するよ
    うにしたことを特徴とする請求項4又は5のいずれかの
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数の回転可能な無端状第1担持面と、
    これら複数の無端状第1担持面に対向し、これら複数の
    無端状担持面と共に各第1担持面に対応した転写領域を
    形成する回転可能な無端状第2担持面とを有し、上記複
    数の無端状担持面に担持されている粉体現像剤を、上記
    各第1担持面に対応した転写領域で、上記第2担持面又
    はこの第2担持面に担持されているシートに転写する画
    像形成装置において、 上記転写領域の近傍にそれぞれ配置され、対応する第1
    担持面に担持されている現像剤を上記第2担持面又はこ
    の第2担持面に担持されているシートに転写する複数の
    転写装置と、 上記複数の転写装置のうち少なくとも1つを、上記第2
    担持面に担持されている現像剤を上記第1担持面に逆転
    写する逆転写状態に切り換える切換装置と、 上記複数の第1担持面にそれぞれ対応して設けられ、そ
    れぞれの第1担持面から現像剤を回収する複数の回収装
    置とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 上記逆転写状態に切り換えられる転写装
    置の回収装置は他の転写装置の回収装置よりも多くの現
    像剤を収容できることを特徴とする請求項7の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 上記逆転写状態に切り換えられる転写装
    置は、上記第2担持面の回転方向に関して最も上流側に
    位置する第1担持面に対して設けられていることを特徴
    とする請求項2から8のいずれかの画像形成装置。
  10. 【請求項10】 上記各第1担持面は現像剤により画像
    が形成される画像領域とこの画像領域を除く非画像領域
    とを有し、上記非画像領域に現像剤を逆転写するように
    した請求項1から9のいずれかの画像形成装置。
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