JPH0315885A - クリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野ｌ 本発明は，電子写真方式を用いたプリンタ及び複写機等
の画像形成装置における、クリーニング装置に係り、詳
しくは像担持体表面に残留し，クＪ−ニングブレード等
により掻き落された未転写トナーを、廃トナーとして廃
トナー回収容器内へ搬送回収する装置に関するものであ
る．〔従来の技術１ 従来感光体上に帯電、光像露光工程を経て形成した静１
ｌ潜像を現像，転写、定着工程により記録紙上に顕像化
するプロセスを用いた電子写真方式複写機，レーザビー
ムプリンタ、ＬＣＳプリンタ等の画像形成装置が知られ
ている。この様な画像形成装置においては、感光体上に
転写工程後残留したトナーはクリーニング手段によって
除去されるが、除去されたトナーは凝集を起こしたり帯
電性能が劣化し，且つトナー中に紙粉等の異物が混入し
ているなどの問題の為再使用に適さず、廃トナーとして
廃トナーボックス内に搬送し回収している． 従来この様な廃トナーの廃トナーボックスへの搬送方法
としては、実開昭６０−１　４５４６７、実開昭６０−
１１０８６０等に記載された技術が開示されている．第
４図を用い該搬送方法の該略を説明する．感光体ベルト
２８は矢印Ｄ方向に移動し不図示の転写工程後に表面に
残留付着したトナーは、クリーニングブレード２７にて
掻き落される．該掻き落されたトナーは、図中クリーニ
ングブレード２７下方に配設され、矢印Ｅ方向に回動す
る断面形状が略矩形の廃トナー搬送手段２５の動作によ
り，図中左方に配設された、廃トナーボックス２６内へ
搬送回収されていた．一方，本出願人によって特開昭６
３−２５６７９開示するごとくの、記録紙搬送経路を略
重力方向としクリーニング装置を感光体下方に配設する
ことにより，装置本体の机上占有面積を減らせると共に
．廃トナーを廃トナーボックス内へ搬送する為の特別な
手段を必要としない画像形成装置が発案されている． ［発明が解決しようとする課題］ しかし，前述の従来技術による廃トナーの搬送方法にお
いては、クリーニングブレード２７で掻き落されたトナ
ーを廃トナー搬送手段２５にて後方に搬送する動作であ
る為、搬送千段２５の回動輪長手方伺へのトナーの均一
な均し作用能力が弱く、例えば記録紙面に対し左側を基
準とし印字されるプリンタ等では、廃トナーボックス２
６内の片側のみに廃トナーが多く蓄積し，廃トナーボッ
クス２６内の空間を有効に利用できない，又はボックス
端部からトナーが漏出する危険性を有しかつ又廃トナー
ボックス２６内の廃トナーの満杯を警告する検知手段の
作動不良が発生し易いといった問題を内包していた． 又，本出願人による前記技術においては、廃トナーボッ
クスと，熱源である定着装置が近接配置されている為、
廃トナーの固化により廃トナーボックス空間が有効利用
されないことが懸念された。

そこで本発明はこのような問題，屯を解決するもので、
その目的とするところは効率の良い廃トナーの搬送と回
収を成し、印字パターンに依存しない安定した回収性能
を有し、熱によるトナー固化の危険性を回避し装置全体
の小型化、信頼性を向上させたクリーニング装置を提供
するものである． ［課題を解決するための手段〕 本発明のクリーニング装置は，クリーニングブレードの
揺動支点軸と同軸上に，前記トナーの搬送部材を配設す
ると共に，該トナー搬送部材による前記トナーの搬送方
向を、像担持体の回転軸長手方向と一致させたことを特
徴とする，〔実　施　例］ 以下図を用い、本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明における固着方法によるクリーニングブ
レードを用いたレーザビームプリンタにおける主要部の
概略を示す断面図である．図中ｌはＯＰＣ等の光導電性
物質をドラム状に横成した感光体ドラムである．プリン
タ本体に回転可能に支承された前記感光体ドラムｌが，
矢印Ｃ方向に図示しない駆動源によって回転駆動される
とき，帯１１装置２によってドラム表面は，一様にコロ
ナ帯電される．一方画像信号によって変調されたレーザ
ビーム高束は、回転多面鏡３によって反射され図示しな
い結像光学系を経て感光体ドラム１上の前記帯電部分を
回転軸方向に掃引し光像露出光を行ないドラム表面に静
ｔｍ像が形成される。該静電ｌ替像は、磁気ブラシを形
成する現像装置４を通過する際トナーによって顕像化さ
れる．この様にして形成されたトナー像は、転写装置５
によって給紙装置８より感光体ドラムｌ上のトナー像と
同期して転写位置へ給紙される転写紙の上に転写される
。転写を終えた転写紙は、感光体ドラムｌから分離され
、定着装置９へ送り込まれ排紙される。一方、転写を終
えた感光体ドラムｌの表面には、未転写トナーが残留し
ておりこの残留トナーは，クリーニング装置６により除
去される．クリーニングを終えたドラム部分は、除電装
置７によって一様光露光を受け一定レベルまで除電され
、次の作像工程に備える． 前記クリーニング装置の内部構造の一実施例を第２、３
図を用い詳説する．第２図は斜視部分断面図．第３図は
第２図中矢印八方向から見た断面図である．クリーニン
グ装置６の主要部は，クリーニングブレード１０、該ク
リーニングブレードを固着するブレードホルダ１１、前
記クリーニングブレード１０を感光体ドラム１へ当接さ
せる為の付勢手段１２、廃トナー搬送千段１３，該廃ト
ナー搬送手段で搬送される廃トナーを回収する廃トナー
ボックス１４等から成る． クリーニングブレード１０は、ポリウレタンゴム等の可
撓性弾性部材から成りブレードホルダｌｌに対し、端面
１５から所定の自由長Ｌを有し両面接着テープ，接着剤
等により固着支持される．ブレードホルダｌ１は略コ字
形状を成し、両側端に形成された一対の開口支点１６、
１７によって、クリーニング装置６の筐体支承軸ｌ８、
ｌ９に対し揺動可能に軸支されると共にスプリング等の
付勢手段によってクリーニングブレード１０の先端が感
光体ドラム１に当接する様付勢される、前記ブレードホ
ルダ１ｌの材質としては、金属板のプレス加工、樹脂成
型等の剛性を有す材質が望ましい。

一方、開口支点ｌ６、ｌ７に嵌入された筺体支承軸１８
．１９は、中空構造を成し該中空構造内に廃トナー搬送
手段ｌ２が、回転可能に軸支配設される．廃トナー搬送
手段１２は、樹脂成型等によりスパイラル構造を成し図
示しない駆動源からの駆動力がギャ２０伝達されること
により、クリーニングブレード１０にて掻き落とされた
廃トナー２１を図中矢印Ｂ示す方向に搬送する．筺体支
承軸の一方１８は，クリーニング装置６の側板２２より
外方に延出し、導管２３を形成する．該導管２３の略中
央部で重力下方向には開口２４が開設され、廃トナー搬
送手段１２にて導管２３内を撤送された廃トナー２１は
、前記開口２４より下方に配設された廃トナーボックス
１４内へ落下回収される． 以上の方法によって廃トナーボックス１４内へ回収され
た廃トナーは、所定のメインテナンスサイクル毎に廃棄
される．該メインテナンスサイクルとしては様々な方法
が採用可能である．以下にその一例を記す．第一の方法
としては廃トナーボックス１４内が所定量の廃トナー２
ｌで満されたことを検知し、廃棄する方法であり検知手
段としては廃トナー２１の重量、回収された高さ等を検
知する手段が用いられる．第２の方法としては、直接廃
トナー２１の回収量を検知するのではなく，通紙された
記録紙の枚数又は、画（象形成時に昭射されたレーザの
ドット数又は、感光体ドラム１の回転数等を積算するこ
とで、間接的に廃トナー２１の量を想定し、所定のタイ
ミングで、廃棄処理の指示を表示する方法。第３の方法
としては、現像装置４内のトナーが所定量以下となりト
ナーを補給する際に同時に廃棄処理を行なう方法等々が
用いられる． 以上の様に，本発明による一実施例を示したが各部材の
材質，形状等は前記実施例に限定されるものではなく、
種々の設計上の改変を施し得るちのである．又クリーニ
ング装置の配設位置ら本実施例以外に感光体ドラムの側
方に配設することも可能である． 〔発明の効果｝ 以上説明したように，本発明によれば、クリーニングブ
レードの揺動支点軸と同軸上に、トナーの搬送部材を配
設すると共に，該トナー搬送部材による前記トナーの搬
送方向を，像担持体の回転軸長手方向と一致させること
により，クリーニングブレードの稜綿からトナー搬送部
材までのトナー落下距離を短かくすることが可能となり
、落下の際の飛散の危険性が軽減されると共に，クリー
ニング装置全体の小型、軽量化、安価が図られる効果を
有する．更に廃トナーボックスを熱源である定着装置近
傍から離間することが可能であり、ｐｔ４による廃トナ
ーの溶解固化が回避でき、円滑かつ確実な廃トナーの搬
送、回収が達成される．又更なる効果とし、本発明によ
る廃トナーの搬送手段によれば、搬送方向が感光体ドラ
ムの回転軸長手方向である為、如何なる印字パターンに
よっても、廃トナーの回収能力に差が生ずることがなく
搬送手段の経時的なトルク変動もなく、これに起因する
画像上のジッタの発生ち抑制される．

【図面の簡単な説明】

第１図は，本発明によるクリーニング装置を用いた画像
形成装置の側断面図．第２図は，本発明によるクリーニ
ング装置を説明する為の斜視部分断面図．第３図は，本
発明によるクリーニング装置を説明する為の断面図．第
４図は，従来技術によるクリーニング装置内の廃トナー
を搬送する方法を説明する為の側定断面図． １　・　・　・ ２　・　・　・ ３　・　・　・ ４　・　・　・ ５　・　・　・ ６　・　・　・ ７　・　・　・ ８　・　・　・ ９　・　・　・ １０、　２　７ ・感光体ドラム ・帯電装置 回転多面鏡 ・現像装置 ・転写装置 ・クリーニング装置 ・除電装置 ・結紙装置 ・定着装置 ・クリーニングブレード １１　　・ ｌ　２　・ ｌ　３、 １　４、 ｌ　５　・ ｌ　６、 ｌ　８、 ２　０　・ ２　ｌ　・ ２　２　・ ２３　・ ２　４　・ ２８　・ ２　５　・ ２６　・ ｌ　７　・ １　９　・ ・ブレードホルダ ・付勢手段 ・廃トナー搬送手段 ・廃トナーボックス ・端面 ・開口支点 ・筐体支承軸 ・ギヤ ・廃トナー ・側板 ・導管 ・開口 ・感光体ベルト

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電子写真方式を用いた画像形成装置の像担持体表
   面に残留する未転写トナーを除去するクリーニング装置
   において、クリーニングブレードの揺動支点軸と同軸上
   に、前記トナーの搬送部材を配設すると共に、該トナー
   搬送部材による前記トナーの搬送方向を、前記像担持体
   の回転軸長手方向と一致させたことを特徴とするクリー
   ニング装置。
2. （２）前記トナー搬送部材が螺旋構造を有することを特
   徴とする請求項１記載のクリーニング装置。