JPS6249391A - トナ−回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はトナー現像を行う画像記録装置に用いられる
トナー回収装置に関し、特に、回収トナーの収納量を大
きくすることのできるトナー回収装置に関するものであ
る。

〔従来技術〕

一般に、電子写真プロセスを用いた画像記録装置、たと
えば、電子写真複写装置、プリンタ等にあっては、像担
持体である感光体（ベルトまたはドラム）の表面に原稿
等の内容を光学系によって読み取って露光し、これによ
って形成された潜像に現像装置によって可視像を形成し
、この可視像を記録用紙に転写し、さらに転写像を定着
装置によって記録用紙に定着させて排出するようになっ
ている。

この場合、転写を行なった際に記録用紙に付着しなかっ
たトナーが感光体表面に残留するが、このような残留ト
ナーはクリーニング装置によって除去され、この除去さ
れたトナーは、トナー搬送スクリューによってトナー回
収ボックスに搬送されて回収されている。

しかし、従来のトナー回収ボックスは画像記録装置の本
体に固定設置されているため、トナー回収ボックスに落
下した回収トナーがボックス内に山形に盛り上がり、実
質的なトナー回収量が減ってしまうという問題点を有し
ていた。

このために、実公昭６０年６８４５号公軸に示されてい
るようにトナー回収ボックスを左右に振動させることで
現像剤が山形に盛り上がるのを防止しているものもある
が、このものにあっては専用の駆動源を用いるために高
価になってしまうという問題点を有していた。

〔発明の目的〕

この発明は、回収したトナーがトナー回収ボックス内に
均等に堆積するようにし、実質的な回収量が多くなるよ
うにしたトナー回収装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

この発明は、像担持体に形成された可視像を記録用紙に
転写したのち、クリーニング装置によって前記像担持体
より除去した残留トナーをトナー回収ボックスへ回収す
るトナー回収装置において、給紙ローラの駆動に連動す
る連動部材を配設し、この連動部材によって前記トナー
回収ボックスが略水平方向に往復動される構成を有して
いる。

〔発明の実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

第１〜３図にはこの発明の一実施例が示されていて、ま
ず、一般的な電子写真複写装置に用いられた場合につい
て説明すると、第７図に示すように本体４０の上面には
原稿載置台４１およびその上面を開放・被覆可能なプラ
テンカバー４２が設けられ、また、前記本体４０の一例
下部には用紙が積重ねられた給紙カセット４３が着脱可
能に設けられ、また、他側下部には排出トレイ４４が設
けられている。

一方、前記本体４０の内部には前記原稿載置台４１上の
原稿に光を照射するとともに、反射した光を像担持体で
ある感光体ドラム４５に導くためのレンズ、ミラー等か
らなる露光装置４６（破線で囲んだ部分）が設けられ、
前記感光体ドラム４５の上方近傍にはそれに対向する帯
電装置４７が設けられ、そして、帯電装置４７の前記感
光体ドラム４５の回転方向先方には現像装置４８、転写
極４９、分離極５０およびクリーニング装置５１が順次
それぞれ感光体ドラム４５に接近して対向するように配
設されている。

また、前記給紙カセット４３内の用紙束のうちの最上位
のものと当接し得る給紙ローラ５２が設けられるととも
に、感光体ドラム４５に至るまでの用紙の搬送域には上
下一対の再給紙ローラ５３が、また、感光体ドラム４５
から前記搬出トレイ４４に至るまでの用紙の搬送域には
搬送装置５４および定着装置５５がそれぞれ設けられて
いる。

そして、前記のように構成されているものを使用するに
際しては、まず、原稿！！２置台４１の上面に原稿を位
置したのちにプラテンカバー４２で被覆し、そして、操
作パネルで操作を行った後、複写動作を開始すると、原
稿の画像は露光装置４６によって帯電装置４７で帯電さ
れた感光体ドラム４５の表面に伝達されて、そして、こ
の感光体ドラム４５の上面に原稿画像に対応した静電潜
像が形成される。

こののち、現像装置４８で現像され、転写極４９で給紙
カセット４３内の最上位に位置し、かつ、給紙ローラ５
２および再給紙ローラ５３で搬送された用紙に転写され
、分離極５０で分離され、搬送装置５４を介して定着装
置５５で定着されたのちに排紙トレイ４４に排出される
ものであり、一方、感光体ドラム４５はクリーニング装
置５１で清掃されて一工程が終了し、つぎの複写作業ま
で待機するものである。

そして、前記クリーニング装置５１のトナー排出口には
第１図に示すようにトナー搬送スクリュー１を内蔵する
トナー回収管２が接続され、その他端にはトナー回収ボ
ックス３が接続されている。

このトナー回収ボックス３はタンク状をなし、電子写真
複写装置等の本体４０の底面５に設置されたトナーボッ
クスホルダー６で保持されている。

前記トナー回収ボックス３の上面には、前記再給紙ロー
ラ（レジストローラ）５３の駆動ローラと歯車等を介し
て連結され、ジャム紙を取り出す際にオペレータの手動
により前記再給紙、ローラ５３を回すために設けられて
いるノブの取付は軸７が近接して設けられ、カム８は手
動回動部材８ａと一体的に設けられ、外部より手動で回
動することもできる。また、他の部材を介して手動用回
動部材８ａを連結してもよい。

軸７はその配役位置から再給紙ローラ５３のローラ軸を
兼ねてもよい。

一方、前記本体４０の立板部２０には第２図に示すよう
に空所２０ａ、２０ｂが形成されるとともに、立板部２
０の前記トナー回収ボックス３側には、前記空所２０ａ
内に挿入可能、かつ、移動可能なＬ字片１０ａが一側に
設けられ、一端には前記カム８のカムフォロワー１０ｃ
が、また、他端には係止部１０ｂを有する拡大部１０ｂ
が設けられ、この拡大部１０ｄと立板部２ｏとの間にば
ばね１）が介在されることで前記カムフォロワー１０ｃ
が前記カム８に圧着するように付勢されている移動体１
０が設けられ、そして、この移動体１０の他側にはピン
９が突設されていて、このピン９は前記トナー回収ポ・
７クス３を保持しているトナーボックスホルダー６の孔
６ａ内に挿入している。

つぎに前記のものの作用について説明する。

まず、転写が終了すると感光体表面の残留トナーは、ブ
ラシやブレード等のクリーナを用いたクリーニング装置
によって除去される。

そして、除去されたトナーはトナー回収管２へ供給され
、管内のトナーはトナー搬送スクリューＩの回転によっ
て管内を下降してトナー回収ボックス３の内部に落下す
る。

このようにして回収されたトナーは徐々に堆積し、トナ
ーの山ができるが、再給紙ローラ５３が駆動されると、
これに連動してノブの取付は軸７が回転し、これととも
に前記カム８が回転し、その回転の過程でカム８は移動
体１ｏをばね１）の付勢力に抗して移動する。

そして、移動体１０の側面にはトナーボックスホルダー
６の孔６ａ内に位置しているピン９が設けられているの
で移動体１０の移動とともにトナー回収ボックス３も水
平方向に移動することとなる。

この結果、カム８が１回転する間にトナーボックスホル
ダー６が水平方向に少なくとも１回往復動することとな
り、この往復動によってトナーの山が崩され、したがっ
て、トナー回収ボックス３内のトナーは均一な厚みで堆
積し、したがって、実質的にトナー回収量が増大したこ
とになる。

第４．５図にはこの発明の他の実施例が示されていて、
前記実施例と同一の部材には同一の番号を付して説明は
省略する。

この実施例にトナーボックスホルダー６は、その側面部
が短くなっていて、また、再給紙ローラ５３の軸１５に
は歯車１６が設けられ、この歯車１６に、カム１７が設
けられている軸１８の歯車１９が噛合い係合し、一方、
本体４ｏの立板部２０には軸２１を中心に揺動可能であ
るとともに、下部にカムフォロワー２２が設けられてい
る揺動アーム２３が設けられ、この揺動アーム２３の軸
２１の部分にばばね２４が設けられていて前記カムフォ
ロワー２２が前記カム１７に圧着するようになっている
。

さらに、前記立板部２０の空所２０ｃ内にはカムフォロ
ワー２２と一体のピン２５が位置し、このピン２５はト
ナー回収ボックス３の空所３ａ内に位置している。

したがって、歯車１６．１９を介してカム１７が回転さ
れるとカムフォロワー２２（７）作用によってピン２５
は軸２１を中心としてほぼ水平方向に揺動し、この揺動
にトナー回収ボックス３が追従するのでトナー回収ボッ
クス３内のトナーは均一な厚みで堆積するものである。

また、第６図にはさらに他の実施例が示されていて、前
記他の実施例と同様にトナー回収ボックス３の空所３ａ
内に挿入し得るピン３ｏが、中心を軸３５で枢着された
揺動アーム３１の下端に設けられ、この揺動アーム３１
の上端のカムフォロヮ−３２ばばね３３の作用によって
カム３４に圧着するようになっている。

したがって、カム３４の回転時にピン３０が軸３５を中
心としてほぼ水平方向に往復揺動してトナー回収ボ、ク
ス３を往復移動させるものである。この場合カム３４は
前記実施例におけるカム８と同様に再給紙ローラ５３を
回すための手動回動部材と一体または、連動するように
設けてもよい。

なお、上記の各実施例においては、トナーボックスホル
ダーの上面にトナー回収ボックスを位置したものであっ
て、両者が分離されているものとしたが、両者が一体の
ものであってもよく、さらに、往復させるために揺動部
材ｌＯや揺動アーム２３．３１を用いる例を示したが、
このような部材を介することなく、カムによって直接ト
ナーボックスホルダー（或いはトナー回収ボックス）を
押圧し、トナーボックスホルダーを戻す力としてばねを
用いた構成とすることもでき、この場合、トナーボック
スホルダーをポリプロピレン等の樹脂材料を用いて成型
等により製作することにより、トナーボックスホルダー
自体に弾力性を持たせることができるため、ばねを不要
にすることもできる。

さらに、トナーボックスホルダーを樹脂成型によって製
作するとともに上面に突起を形成し、°この突起にカム
を接触させ、これによって生じる振動をトナー回収ボッ
クスに伝達させてトナーの山を拡散するようにすれば、
ボックスおよびホルダーを揺動させる必要が無くなるも
のである。

〔発明の効果〕

この発明は前記のように構成したことにより、トナー回
収ボックスを間欠的に水平方向に揺動させて回収トナー
をボックス内に拡散させることができ、簡単な構成によ
ってトナーの飛散等を生じさせること無く、トナー回収
量を実質的に増大させることができ、しかも専用の駆動
源を用いることなく行なうことができるなどのすぐれた
効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、第１図は第１実施例の
概略正面図、第２図および第３図はの要部を示す概略図
、第７図はこの発明によるものが設けられている電子写
真複写装置の概略図である。 ■・・・・・・トナー搬送スクリュー ２・・・・・・トナー回収管 ３・・・・・・トナー回収ボックス ５・・・・・・底面 ６・・・・・・トナーボックスホルダー７・・・・・・
ノブの取付は軸 ８．１７．３４・・・・・・カム ９．２５．３０・・・・・・ピン １０・・・・・・移動体 １０ｃ、２２．３２・・・・・・カムフォロワー１）．
２４．３３・・・・・・ばね １６．１９・・・・・・歯車 ２３．３１・・・・・・揺動アーム ４５・・・・・・感光体ドラム ４６・・・・・・露光装置 ４７・・・・・・帯電装置 ４８・・・・・・現像装置 ４９・・・・・・転写極 ５０・・・・・・分離極 ５１・・・・・・クリーニング装置 ５３・・・・・・再給紙ローラ 第２ｆｆｌ 第３図 第４図 第５図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）像担持体に形成された可視像を記録用紙に転写し
   たのち、クリーニング装置によって前記像担持体より除
   去した残留トナーをトナー回収ボックスへ回収するトナ
   ー回収装置において、給紙ローラの駆動に連動する連動
   部材を配設し、この連動部材によって前記トナー回収ボ
   ックスが略水平方向に往復動されることを特徴とするト
   ナー回収装置。
2. （２）前記連動部材は、カムである特許請求の範囲第１
   項記載のトナー回収装置。