JPS6385684A

JPS6385684A - 電子複写真機の廃トナ−回収装置

Info

Publication number: JPS6385684A
Application number: JP23009286A
Authority: JP
Inventors: Hajime Tagawa; 田川　肇
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-09-30
Filing date: 1986-09-30
Publication date: 1988-04-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、電子複写機の廃トナー回収装置の改良に関し
、さらに詳しくは、電子複写機の本体スペースを有効利
用した電子複写機の廃トナー回収装置に関するものであ
る。

（従来の技術）従来、電子複写機の感光体ドラムから排出される廃トナ
ーは、この廃トナーを再使用しない形式の複写（幾の場
合、専用の回収容器に回収されていた。

すなわち第６図に示したように、従来の複写機本体には
、廃トナー回収容器Ｋが着脱可能に設けられており、こ
のトナー回収容器Ｋ　／Ｊ＜満杯になると、装置がそれ
を検知し、例えば操作パネル上に満杯表示がなされ、オ
ペレーターが回収容器の交換を行なっていた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上述した従来の電子複写機の廃トナー回
収装置は、廃トナー回収容器に自体の容積が大きいため
に、かなりのスペースを占有し、中型以上の複写確には
有効であるが、小型の複写機においては、かなり小容準
の回収容器にならざるを１りないという問題があった。

このように廃トナー回収容器の容積が小さいと、回収容
器の交換を頻繁に行なう必要があって面倒であり、作業
能率が低下することになる。

本発明は、上述した従来の電子複写機の廃トナー回収装
置が有する問題点を解決するために検討した結果、達成
されたものである。

したがって本発明の目的は、複写機本体のスペースを有
効利用した電子複写機の廃トナー回収装置を提供するこ
とにある。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）すなわち本発明は、感光体ドラムに付着した廃トナーを
クリーニング装置により回収することからなる電子複写
機において、前記感光体ドラムの中空部に、内面にラセ
ン状の溝を有する廃トナー回収容器を着脱自在に取付け
、この廃トナー回収容器と前記クリーニング装置とを、
連結管により連結したことを特徴とする電子複写機の廃
トナー回収装置を、その要旨とするものである。

（発明の作用）本発明の廃トナー回収装置は、感光体ドラムの中空部に
、内面にラセン状の溝を有する廃トナー回収容器を１１
１１２自在に取付け、この廃トナー回収容器と前記クリ
ーニング装置とを、連結管により連結したため、感光体
ドラムの中空部を、そのまま廃トナー回収部として利用
することができ、従来の廃トナー回収容器が占めていた
スペースを省略することが可能である。

したがって複写機本体のスペースを有効活用することが
でき、小型複写闘への適用も可能となる。

（実施例の説明）以下、図面にしたがって、本発明の電子複写機の廃トナ
ー回収装置の実施例について、詳細に説明する。

第１図は本発明の廃トナー回収Ｈａを適用した電子複写
機の断面説明図、第２図は同溝造概略図、第３図は同斜
視説明図、第４図は感光体ドラムの端部斜視説明図、第
５図（Ａ）はトナー回収容器端部の斜視説明図、第５図
＜８）は廃トナー回収容器端部の斜視説明図、第５図（
Ｃ）は廃トナー回収容器を取付けた感光体ドラムの側面
説明図である。

まず、本発明の廃１−ナー回収装置が適用される代表的
な電子複写機の構造および機能の概要について、第１図
および第２図にしたがって説明する。

第１図において、複写機本体１１の上面には、複写工程
に伴って往復動する原稿載置台１１Ａが設けられている
と共に、本体１１内の略中央には、−ト記原稿載置台１
１Ａの往復動と同期して回転するドラム状被現像部とし
ての感光体ドラム１３が軸支されている。

この感光体ドラム１３と原ＩＩ置台１１Ａとの間には、
ランプ１２、レンズ１４、ミラー１５等よりなる露光装
置１６が設けられ、原稿載置台１１Ａにある原稿を照射
し、その反射光を感光体ドラム１３上に導いて、原稿像
を結像するようになっている。

また感光体ドラム１３の周囲には、この結像位置から感
光体ドラム１３の回転方向に沿って順に、現像装置１７
、転写装置１８、剥離装置１９、除電装置２０、クリー
ニング装置２１、除電ランプ２２および帯電装置２３が
配置されている。

また本体１１内には、感光体ドラム１３と転写装置１８
および剥離装置１９との間を経る転写紙Ｐの移送路２４
が設けられ、その基端は本体１１の一側に設けられた手
差しガイド２５または給紙カセット２６から独立的に給
紙する給紙装置２７に、その末端は定着装置２８を経て
排紙トレイ２９に対向している。

さらに、本体１１は第２図に示すように、移送路２４を
境にして上部ユニット３ｏと下部ユニット３１とに分離
可能となっている。そして、上部ユニット３０はその一
端が下部ユニット３１に回動自在に枢支されていて、開
閉可能になっている。

しかして、まず、帯電装置２３および露光装置１６によ
り感光体ドラム１３上に原石に対応する静電潜像が形成
される。

次いでこの静電潜像が現＠装置１７によりトナーＴを付
与されて現象されることにより、感光体ドラム１３上に
現像剤像が形成される。

この現像剤像は、給紙装ｆｆ２７により給紙された転写
紙Ｐ上に転写装置１８で転写され、この現像剤像が転写
された転写紙Ｐは、剥離装置１９により感光体ドラム１
３から剥離された後、定着装置２８により現像剤像が定
着され、排紙トレイ２９に排紙される。

一方、転写紙Ｐ上に転写されないで、感光体ドラム上に
残留しているトナーＴは、除電装置２０で除電された後
、クリーニング装置２１で除去され、トナーＴｌｆｉ除
去された感光体ドラム１３は、除電ランプ２２により除
電され、次の工程に入る。

そして、第３図に示したように、感光体ドラム１３の中
空部１３１には、廃トナー回収容器１３２が取付けられ
ており、この廃トナー回収容器１３２の廃トナー送入口
１３３と、前記クリーニング装置２１とは、連結管１３
８により連結されている。

前記廃トナー回収容器１３２は、第４図に示したように
、その内面にラセン状の溝１３４を有しており、この溝
１３４により内部容積が高められると共に、回収される
廃トナーＴｏが奥方向へ送られ、廃トナーＴｏが効率よ
く収集されるようになっている。

また、廃トナー回収容器１３２の感光体ドラム１３に対
する取付けは、第５図に示したように行なわれる。

すなわち感光体ドラム１３には、第５図（Ａ）のように
、その７ランジ部１３５に切込み１３６が設けられ、ま
た廃トナー回収容器１３２の端部には、第５図（８）の
ように、突起１３７が設けられている。

したがって第５図（Ｃ）のように、感光体ドラム１３の
中空部１３１に廃トナー回収容器１３２を押込み、これ
を矢印方向に回転させて、首記切込み１３６と突起１３
７を合致させれば、容易に取付けを行なうことができ、
また上記の操作を逆にたどれば、容易に取外しを行なう
ことができる。

そして前記切込み１３６と突起１３７の係合により、廃
トナー回収容器１３２は、感光体ドラム１３の回転と同
期して回転することになる。

また廃トナー回収容器１３２の廃トナー送入口１３３と
クリーニング装置２１とを連結する連結管１３８として
は、硬質または軟質のパイプおよびトナー搬送機能を有
するオーガーなどが挙げられるが、特にオーガーの適用
が推奨される。

なお、廃トナー回収容器１３２を感光体ドラム１３の回
転と同期させて回転させる場合には、連結管１３８の先
端と廃トナー送入口１３３との接続部分に、連結管１３
８の回転を阻止するためのベアリング等を内蔵する継手
手段（図示せず）を設ける必要があることはいうまでも
ない。

廃トナー回収容器１３２の内部が廃トナーＴ○で満杯に
なった時には、第３図に示したように、感光体ドラム１
３、現９８１１７、クリーニング装置２１および帯電装
置２３等を一体化した部分を、複写機本体１１から矢印
方向に引き出し、感光体ドラム１３から、廃トナー回収
容器１３２を取出して、中の廃トナーＴｏを捨て、再度
廃トナー回収容器１３２を感光体ドラム１３の中空部１
３１に戻せばよい。

また感光体ドラム１３の感度が落ちて、新しいドラムと
交換する際には、内蔵する廃トナーＴ。

を古いドラムと同時に捨てることができる。

［発明の効果］以上、実施例により詳細に説明したように、本発明の廃
トナー回収装置は、感光体ドラムの中空部に、内面にラ
セン状の溝を有する廃トナー回収容器を着脱自在に取付
け、この廃トナー回収容器と前記クリーニング装置とを
、連結管によりｊ１枯したため、感光体ドラムの中空部
をそのまま廃トナー回収部として利用可能で、従来の廃
トナー回収容器が占めていたスペースを省略し、有効利
用することができる。

また廃トナー回収容器の内部は、ラセン状溝により内容
積が高められ、しかも有効に廃トナーを収集できるよう
になっているため、小型複写機への適用も可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の廃トナー回収装置を適用した電子複写
（茂の断面説明図、第２図は同構造概略図、第３図は同
斜視説明図、第４図は感光体ドラムの端部斜視説明図、
第５図（Ａ）はトナー回収容器端部の斜視説明図、第５
図（Ｂ）は廃トナー回収容器端部の斜視説明図、第５図
（Ｃ）は廃トナー回収容器を取付けた感光体ドラムの側
面説明図でであり、第６図は従来の電子曳写償の廃トナ
ー回収装置を示す斜視説明図である。１３・・・感光体ドラム２１・・・クリーニング装置１３１・・・ドラム中空部１３２・・・廃トナー回収容器１３３・・・廃トナー送入口１３４・・・ラセン状溝１３５・・・７ランジ部１３６・・・切込み１３７・・・突起１３８・・・連結管

Claims

【特許請求の範囲】

（１）感光体ドラムに付着した廃トナーをクリーニング
装置により回収することからなる電子複写機において、
前記感光体ドラムの中空部に、内面にラセン状の溝を有
する廃トナー回収容器を着脱自在に取付け、この廃トナ
ー回収容器と前記クリーニング装置とを、連結管により
連結したことを特徴とする電子複写機の廃トナー回収装
置。
（２）感光体ドラムの端部フランジ部分に切込みを設け
ると共に、廃トナー回収容器の端部に突起を設け、前記
切込みと突起を合致させることにより、前記廃トナー回
収容器が、前記感光体ドラムの回転と同期して回転する
ように構成したことを特徴とする特許請求の範囲第（１
）項に記載の電子複写機の廃トナー回収装置。
（３）廃トナー回収容器とクリーニング装置との連結手
段として、トナー搬送機能を有するオーガーを用いたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項および第（２
）項に記載の電子複写機の廃トナー回収装置。