JPH0435909Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば電子写真複写機等に用いられる
トナーをクリーニング装置内の容器から現像装置
に戻して再利用するようにしたトナーリサイクル
装置の改良に関する。

〔従来の技術〕

一般に転写型電子写真複写機等の静電記録装置
においては、光導電性感光層を外周面に有する回
転ドラム式の像担持体を使用し、該像担持体を回
転させながら前記感光層に静電潜像を形成してト
ナーにより現像し、得られたトナー像を記録用紙
に転写することが行われる。転写を終えた後の像
担持体の外周面は、付着した残留トナーがクリー
ニング装置によつて剥離・清掃され再び静電潜像
を形成して新たな画像による転写が行われること
となる。クリーニング装置によつて除去されたト
ナーは該装置内に貯溜され、ある程度溜まつた段
階で廃棄されるが近時、トナー廃棄の手間を省き
且つ廃棄物の減少と、トナーを経済的に使用する
ため、クリーニング装置に回収されたトナーを再
び現像装置に還流し再使用することが行われてい
る。トナーを回収するクリーニング装置と現像装
置とは、その間に画像転写部が設けられるため、
かなりの間隔と上下落差を置いて配置されるのが
普通であり、回収トナーを現像装置に還流するた
めにはその間を結ぶトナー搬送装置が必要であ
る。

こうした搬送装置としては、例えば特開昭47−
74033号公報に開示されたコイルバネを循環回動
させるもの、特開昭47−45933号公報に開示され
たビーズチエーンを循環回動させるもの、特開昭
56−11476号公報に開示されたラダーチエーンを
循環開示動させるもの等循環回動するチエーン状
の部材によつてトナーを搬送するもの、或は磁石
によつてトナーをベルト上に吸着し搬送する特開
昭56−30161号公報に開示されたもの等があり、
また回動するスパイラルスクリユーやコイルバネ
等によつてトナーを搬送する装置も提案されてい
る。

〔考案が解決しようとする問題点〕

一般にトナーを排出するクリーニング装置とそ
のトナーを再使用する現像装置との間には例えば
具体的に像担持体の回転軸が存在する等して障害
物が多く、前記クリーニング装置のトナー排出部
から前記現像装置のトナー受け入れ部まで直線的
にトナーを搬送することは不可能な場合が多い。

このような場合に適合させる方法として複数の
スパイラルスクリユー等による搬送手段を設けた
トナーリサイクル装置が提案されており多くの利
点を有するものである。

しかしながら従来の複数のスパイラルスクリユ
ー等による搬送手段を設けたトナーリサイクル装
置では、先の搬送手段によつて搬送されて来たト
ナーは次の搬送手段に引き渡されて搬送されるこ
ととなるが、各搬送手段の接合部においてトナー
の引き渡し・搬送が円滑に行われず、局部的にト
ナーが滞留し集積してトナーの搬送駆動に要する
動力が異常に大きくなり、或はトナーの搬送不良
を発生する等の欠点を有するものであつた。

本考案は、上記の如き従来技術の欠点に鑑みな
されたものであつて、複数の搬送手段によつて受
け渡しがなされてトナーリサイクルを行うように
したトナーリサイクル装置で、特にその接合部に
おいてトナーが渋滞することなく円滑に搬送がな
されるようなトナーリサイクル装置を提供するこ
とを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、画像記録装置の像担持体の周囲に
少なくとも現像装置とクリーニング装置とを有
し、前記クリーニング装置より排出されるトナー
を前記現像装置に戻すためのトナー搬送手段を有
するトナーリサイクル装置において、前記トナー
搬送手段が水平搬送手段及び斜め搬送手段により
トナーが伝達されるように構成され、前記水平搬
送手段及び前記斜め搬送手段に、剛性軸の周囲に
スパイラル翼を固着したトナー搬送スクリユーを
設け、前記両スクリユーを略同一水平面上で隣接
して配置させたトナー伝達部で、各々のスクリユ
ーの軸方向に対して垂直な各断面の上方から互い
に双方のスクリユーの最近接点へ向かうように反
対方向に両スクリユーを回転せしめることを特徴
とするトナーリサイクル装置によつて達成され
る。

〔実施例〕

以下本考案によるトナーリサイクル装置の実施
例を第１図乃至第５図により説明するが本考案の
実施の態様がこれにより限定されるものではな
い。

第５図に示したのは記録装置の一例としての電
子写真複写機の構成図である。まず、該複写機に
おける各工程の概要を説明する。

像担持体１０は導電性金属基板上に光導電性物
質が一定の厚さで積層されたドラム状の感光体で
あり、回転可能に構成され一定方向に回転してそ
の光導電面が複数の処理ステーシヨンを順に通過
するようになつている。

該像担持体１０は帯電器１１により帯電され像
担持体１０の表面は一様に電荷を保持する。光導
電面を一様に帯電せしめられた像担持体１０は回
転して露光部２０に入る。

該露光部２０では原稿からの反射光がミラー・
レンズ等の光学系を通して像担持体１０の光導電
面に照射され、露光部分の電荷を放電せしめてそ
の部分に原稿の静電潜像を作る。静電潜像の形成
された像担持体１０は回転して現像装置３０に入
る。

前記静電潜像は現像装置３０により現像され、
電荷トナー粒子を含む現像剤を該潜像に付着せし
めて、原稿の複写画像が顕像化せしめられる。

該トナーによつて顕像化されたトナー像を担持
した像担持体１０は回転し転写器４０を通過す
る。

該転写器４０では前記トナー像に同期せしめら
れて記録用紙が搬送され、該記録用紙にトナー像
を転写する。トナー像を転写された記録用紙は転
写紙として分離器４１により像担持体１０から分
離され、更に定着装置５０により定着されて機外
に排紙される。排紙された記録紙は複写機の排出
口に案内手段を設けたソータ７０に引き取られペ
ージ揃えがおこなわれる。一方分離器４１で記録
用紙と分離した像担持体１０は未転写の残留トナ
ーを担持したままクリーニング装置６０に入り、
ここで該像担持体上の残留トナーが取り除かれ、
新たなコピーサイクルへ突入すべく準備される。

本考案に係るトナーリサイクル装置は前述の現
像装置３０とクリーニング装置６０との間のトナ
ーの循環を行う装置である。

第１図は本考案に係るトナーリサイクル装置の
一実施例を示す斜視図である。

このトナーリサイクル装置は、水平搬送スクリ
ユー８１、斜め搬送スクリユー８２、トナー中継
箱８３、水平搬送筒８４、斜め搬送筒８５、トナ
ー受け入れ口８６、トナー排出口８７、及び駆動
手段８８より構成される。

前記水平搬送スクリユー８１は直径５mmの金属
丸棒の周囲に一枚の金属薄板を巻き付けて固着し
たスパイラルスクリユーであり、該スクリユーの
スパイラル部は板厚が１mm、ピツチが15mm、スパ
イラルの巻き付け方向が左で外径が13mmである。

本考案の斜め搬送手段とは、前記水平搬送手段
に隣接して配置され、水平方向に対して傾斜する
搬送手段をいい、前記斜め搬送スクリユー８２は
直径５mmの金属丸棒の周囲に一枚の金属薄板を巻
き付けて固着したスパイラルスクリユーであり、
該スクリユーのスパイラル部は板厚が１mm、ピツ
チが15mm、スパイラルの巻き付け方向が右で外径
が13mmである。

前記トナー中継箱８３は合成樹脂で構成され中
空部と上方にその開口部を有する箱体であり、水
平方向からトナーを受け入れ斜め方向にトナーを
送り出すトナー中継部である。

前記水平搬送筒８４及び斜め搬送筒８５は合成
樹脂製で中空円筒状をなしそれぞれ前記水平搬送
スクリユー８１及び斜め搬送スクリユー８２を内
設せしめてトナーを搬送する際のガイドを構成す
る。

前記トナー受け入れ口８６は合成樹脂製で中空
円筒状をなし前記水平搬送筒８４の端部に嵌入・
固着されクリーニング装置のトナー排出口に会合
せしめられる開口部をその円周部に設けてある。

前記トナー排出口８７は合成樹脂製で中空円筒
状をなし前記斜め搬送筒８５の端部に嵌入・固着
され現像器のトナー取り入れ口に会合せしめられ
る開口部をその円周部に設けてある。

前記駆動手段８８は複数のギヤによつて構成さ
れクリーニング装置のトナー排出に係る不図示の
圧送スクリユーの軸端に固着された駆動平歯車Ｇ
１より回転駆動力が伝達せしめられる。

クリーニング装置６０はその枠体の下方に横架
された圧送スクリユー（不図示）を内蔵し、該枠
体下方に捕集されたトナーは同圧送スクリユーの
回転運動によつて該枠体の一側に搬送され、下向
きの排出開口部９０から取り出される。

また、現像装置３０はその枠体の一側に上向き
のトナー取り入れ開口部９１を備え、同トナー取
り入れ開口部９１から前記現像装置３０の枠体中
に取り入れられたトナーは回収用スクリユー（不
図示）の回転運動で該枠体の内部に均一に分布回
収される。

トナーリサイクル装置のトナー搬送経路は前記
クリーニング装置の排出開口部９０に対向する位
置に設置される前記トナー受け入れ口８６と、こ
れに引き続く水平搬送筒８４と、この水平搬送筒
８４の端末に連設したトナー中継箱８３と、該ト
ナー中継箱から前記現像装置３０のトナー取り入
れ開口部９１に向かつて伸びた斜め搬送筒８５
と、これに引き続き前記現像装置３０のトナー取
り入れ開口部に対向する位置に配置されるトナー
排出口８７とが構成される。

前記水平搬送筒８４及び斜め搬送筒８５中には
前記トナー中継箱８３で隣接して配置された状態
におかれる前記水平搬送スクリユー８１及び斜め
搬送スクリユー８２が回転可能に位置してある。
該両スクリユーはトナーの被搬送方向から即ち現
像装置３０から前記トナー中継箱８３の両スクリ
ユーを見て右方に前記水平搬送スクリユー８１が
左方に前記斜め搬送スクリユー８２が位置するよ
うに配置せしめられる。

前記駆動手段８８は前記クリーニング装置のト
ナー排出に係る不図示の圧送スクリユーの軸端に
固着された駆動平歯車Ｇ１に噛合する平歯車Ｇ２
と、この平歯車Ｇ２に噛合する平歯車Ｇ３と、該
平歯車Ｇ３に噛合する平歯車Ｇ４及びこの平歯車
Ｇ４と同軸で且つ該平歯車Ｇ４に一体的に設けら
れたかさ歯車Ｇ５で構成され、このＧ４及びＧ５
が一体となつた歯車から前記かさ歯車Ｇ５より先
は前記水平搬送スクリユー８１への回転駆動力伝
達部であり、また前記平歯車Ｇ４より先は前記斜
め搬送スクリユー８２への回転駆動力伝達部であ
る。

前記水平搬送スクリユー８１への回転駆動力伝
達部は、前記かさ歯車Ｇ５に噛合する、かさ歯車
Ｇ６と、このＧ６をその軸端に固着せしめる伝達
軸９２と、該伝達軸９２の他端に固着せしめられ
る平歯車Ｇ７と、前記水平搬送スクリユー８１の
軸端に固着せしめられ前記平歯車Ｇ７に噛合する
平歯車Ｇ８とによつて構成される。

前記斜め搬送スクリユー８２への回転駆動力伝
達部は、前記平歯車Ｇ４に噛合する平歯車Ｇ９及
びこの平歯車Ｇ９に同軸で且つ該平歯車Ｇ９に一
体的に構成されその歯数を約15％増に設定した平
歯車Ｇ１０と、この平歯車Ｇ１０に噛合する平歯
車Ｇ１１及びこの平歯車Ｇ１１に同軸で且つ該平
歯車Ｇ１１に一体的に設けられた、かさ歯車Ｇ１
２と、前記斜め搬送スクリユー８２の軸端に固着
せしめられ該かさ歯車Ｇ１２に噛合する、同じく
かさ歯車Ｇ１３とによつて構成される。

第２図に示したのはトナー中継箱の断面図であ
る。同図において前記水平搬送スクリユー８１は
紙面に垂直方向下方よりトナーを搬送する。また
前記斜め搬送スクリユー８２はこのトナー中継箱
８３から更に現像装置３０へ向かつてトナーを搬
送する。図示の断面位置は前記水平搬送スクリユ
ー８１と前記斜め搬送スクリユー８２とが同一水
平面上で隣接して配置された筒所である。この筒
所において前記両方のスクリユーは隣接配置した
状態で最も接近せしめられる。本考案において、
隣接して配置とは、二つのスクリユー８１，８２
の各スパイラル翼（ロータ）が接触しない範囲で
近接して配置された状態であつて、第２図におい
て像担持体１０の軸筒部に直行する平面上で二つ
のスクリユー８１，８２の各ロータの影が交差す
る状態をいう。

前記水平搬送スクリユー８１は左回りに回転
し、また前記斜め搬送スクリユー８２は右回りに
回転するので図示の断面位置において双方供スク
リユー輪切り断面の上方から両スパイラル翼の最
近接点に向かうように回転する。

この第２図に図示した断面位置、即ち前記水平
搬送スクリユー８１と前記斜め搬送スクリユー８
２とが同一水平面上で隣接配置された箇所におい
て双方のスクリユーのスパイラル翼の最も外方で
の双方の間の距離、即ち両方のスパイラル翼の最
も近接した位置における双方の間の距離は１mm、
好ましくは0.8mmに設定される。

前記トナー中継箱８３はその内部に設けた中空
部の形状が図示の断面位置、即ち前述した両方の
スパイラル翼の最も近接した位置において核心で
あつてその前後に、前記水平搬送スクリユー側に
おいては該スクリユー軸の軸心を中心として左方
上部を切り欠いた状態となし、また前記斜め搬送
スクリユー側においては該スクリユー軸の軸心を
中心としてその上方を切り欠いて前記中空部を形
成してある。そして両方のスクリユー軸の下方に
おいては半円を接触させたような略Ｗ状に形成し
特に両方のスパイラル翼の最接近部付近へは下方
より間隔を出来るだけせり上げた形状となし、ト
ナーを前記水平搬送スクリユー側より斜め搬送ス
クリユー側に滞りなく移行できるように構成し
た。

第３図はトナー中継箱付近の上面図である。同
図で前記トナー中継箱８３の中空部は前記水平搬
送スクリユー８１側においてそのスクリユー軸の
軸心よりも、前記斜め搬送スクリユー側の半分
と、前記斜め搬送スクリユー側においてそのスパ
イラル翼の全幅の上方とが切り欠かれて形成され
ている。前記両方のスクリユーの回転方向は双方
のスパイラル翼の最接近線に向かつて紙面手前側
より潜り込むような方向である。

前記水平搬送スクリユー８１によつて水平搬送
筒８５内を搬送せしめられて来たトナーは前記ト
ナー中継箱８３に至りそのガイド壁の一部、即ち
前記斜め搬送スクリユー８２側の上半分が開放さ
れたのに乗じ該斜め搬送スクリユー８２に対して
斜め後方より水平搬送スクリユーのスパイラル翼
によつて付勢され両方のスクリユーを隔てる隔壁
の頂部を越えて該斜め搬送スクリユー８２側に移
行する。移行したトナーはこの斜め搬送スクリユ
ーが前述したように第３図の紙面手前側から両方
のスクリユーのスパイラル翼が最接近する方向に
向かつて潜り込むように回転しているので、その
場所に滞ることなく前記斜め搬送スクリユー８２
のスパイラル翼に付勢されて前記斜め搬送筒８６
に沿つて前記現像装置３０へと搬送される。

前記水平搬送スクリユー８１の回転方向を逆に
し、スパイラル翼の巻き付き方向を右巻にした場
合を検討してみると前記トナー中継箱８３の中空
部において搬送されて来たトナーは前記斜め搬送
スクリユー８２側の上半分が開放された部分にお
いて、前記水平搬送スクリユー８１のスパイラル
翼によつて付勢されるもののその付勢の方向が上
方乃至進行方向であるために効率よく斜め搬送ス
クリユー８２側へ移行せず、両方のスクリユーを
隔てる隔壁付近に集積する。

前記斜め搬送スクリユー８２の回転方向を逆に
し、スパイラル翼の巻き付き方向を左巻にした場
合を検討してみると前記トナー中継箱において両
方のスクリユーを隔てる隔壁を越えて前記斜め搬
送スクリユー８２側に移行せしめられたトナーは
該斜め搬送スクリユーのスパイラル翼によつて上
方乃至は進行方向の付勢力を受け該隔壁付近にお
いてはむしろ部分的に前記水平搬送スクリユー８
１側からのトナーを押し戻すように振る舞う。

上記した如き両方のスクリユーの回転方向の検
討の結果本考案に帰結したものである。

第４図は、本考案によるトナーリサイクル装置
の側方断面図である。

クリーニング装置６０から排出されたトナーは
トナー受け入れ口８６から水平搬送筒８４中に取
り込まれ、水平搬送スクリユー８１の回転によつ
て該スクリユー８１のスパイラル翼に付勢され、
水平搬送筒８４内を矢印方向に搬送されトナー中
継箱８３に至る。該箱８３の中空部ではトナーは
まず水平搬送スクリユー８１のスパイラル翼によ
り進行方向乃至は斜め搬送スクリユー側への付勢
力を受け、斜め搬送スクリユー８２側へ移行す
る。次いでこの斜め搬送スクリユー８２のスパイ
ラル翼によつて下方乃至進行方向の付勢力を受け
一箇所に滞ることなく斜め搬送筒８５内を矢印方
向に搬送される。そしてトナー排出口８７より現
像装置３０のトナー取り入れ開口部９１へ投下さ
れることとなる。

〔考案の効果〕

本考案によつて複数のトナー搬送手段で構成さ
れたトナーリサイクル装置でも、該手段間のトナ
ーの受け渡し・搬送は円滑になされ、トナーの集
積、滞留、凝集等に起因した不具合を無くすこと
が可能なトナーリサイクル装置が提供できること
となつた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係るトナーリサイクル装置の
一実施例を示す斜視図、第２図はトナー中継箱の
断面図、第３図はトナー中継箱付近の上面図、第
４図は本考案によるトナーリサイクル装置の側方
断面図、第５図は複写機の構成図である。 １０……像担持体、３０……現像装置、６０…
…クリーニング装置、８１……水平搬送スクリユ
ー、８２……斜め搬送スクリユー、８３……トナ
ー中継箱、８４……水平搬送筒、８５……斜め搬
送筒、８６……トナー受け入れ口、８７……トナ
ー排出口、８８……駆動手段。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 画像記録装置の像担持体の周囲に少なくとも現
   像装置とクリーニング装置とを有し、前記クリー
   ニング装置より排出されるトナーを前記現像装置
   に戻すためのトナー搬送手段を有するトナーリサ
   イクル装置において、前記トナー搬送手段が水平
   搬送手段及び斜め搬送手段によりトナーが伝達さ
   れるように構成され、前記水平搬送手段及び前記
   斜め搬送手段に、剛性軸の周囲にスパイラル翼を
   固着したトナー搬送スクリユーを設け、前記両ス
   クリユーを略同一水平面上で隣接して配置させた
   トナー伝達部で、各々のスクリユーの軸方向に対
   して垂直な各断面の上方から互いに双方のスクリ
   ユーの最近接点へ向かうよう反対方向に両スクリ
   ユーを回転せしめることを特徴とするトナーリサ
   イクル装置。