JPS6266631A - ステツプ・アンド・リピ−ト露光装置 - Google Patents

ステツプ・アンド・リピ−ト露光装置

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JPS6266631A
JPS6266631A JP60207276A JP20727685A JPS6266631A JP S6266631 A JPS6266631 A JP S6266631A JP 60207276 A JP60207276 A JP 60207276A JP 20727685 A JP20727685 A JP 20727685A JP S6266631 A JPS6266631 A JP S6266631A
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mask
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Atsushi Yamaguchi
敦史 山口
Shinichi Hasegawa
長谷川 眞一
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Nippon Kogaku KK
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はステップ・アンド・リピート方式の露光装置に
関し、特に一枚の感光基板に複数のショットを露光して
いく途中で、マスクとなるレチクルを交換するような使
い方に適した露光装置、所謂レチクルからワーキング・
マスク等を作るためのフォトリピータに関する。
(発明の背景) 通常、等倍のプロキシミテイ露光やプロジェクション露
光のためのワーキング・マスクは、チップとなる回路パ
ターンがマトリックス状に複数整列したものである。ワ
ーキング・マスクを作るには、■チップ(又は数チップ
)分の回路パターンが10倍(又は5倍)に拡大された
原画パターンを有するレチクルを用意し、このレチクル
を、1/10(又は115)の縮小投影レンズを備えた
ステップ・アンド・リピート露光装置、所謂フォトリピ
ータに装着する。フォトリピータのxyステージには、
感光剤を塗布したマスク・ブランク(ガラス基板)が載
置され、xyステージがX方向、y方向にステッピング
することによって、マスク・ブランク上の異なる領域に
原画パターンの1/10(又は115)の縮小像が順次
露光されていく。フォトリピータの場合は、ウェハステ
ッパーとは異なり、基本的に重ね合わせ露光を行なうこ
とがないので、出来上がったワーキング・マスクのチッ
プ配列の精度は、xyステージのステッピング精度に大
きく依存する。このことはウェハステッパーにおける第
1層露光(ファースト・プリント)のときと同様である
。従って極端な場合、xyステージのステッピング精度
さえよければチップ配列の精度の高いワーキング・マス
クを゛、作ることができる訳である。しかしながら、ワ
ーキング・マスク内には回路パターンを含むチップ以外
に、マスク・アライメント用のマークのみを含むチップ
や、実素子とは異なるテスト回路用のパターンを含むチ
ップを同時に作り込むことがある。このことは1枚のマ
スク・ブランクを露光するのに、複数枚のレチクルを交
換する作業が必要となることを意味する。このレチクル
交換によって、1枚のワーキング・マスク内のチップ配
列の精度が低下することがある。その原因は、交換後の
レチクルの露光装置本体に対する絶対的なアライメント
精度である。すなわち、交換前のレチクルと、交換後の
レチクルとの絶対的な位置すれか、そのままチップ配列
の精度を左右する。この様子を第6図を参照して説明す
る。第6図はマスク・[ブランクMB上に配列されるシ
ョットの配置を示1゛す平面図であり、ここではA、B
、C,D、Hの異なる原画パターンを有する5枚のレチ
クルを交換して露光する場合を模式的に示す。まずはじ
めに原画パターンDを有するレチクルを、所定のレチク
ル・アライメント光学系を用いて装置にアライメントし
、装置内に予め記憶されている設計上のショット配置デ
ータ(ショットアドレス)に基づき、直交座標xyの原
点0を基準にした各露光、    (nicx yX9
 *G(ffiifEisit!・+(7)(n!、!
を測はレーザ干渉測長器等によって、0.02μmの精
度で行なわれる。そしてショットD+、Dz、L   
    D3 、Da 、Dsについて順次露光を行な
う。次に原画パターンEを有するレチクルに交換して、
そのレチクルを装置にアライメントする。そして同様に
ショットアドレスに基づき、ショットE7、’    
   E・、E・について順次露光を行なう。この際、
xyステージの移動の基準となる原点は前のレチクルの
ときと変わらないので、交換後のレチクルにアライメン
ト誤差かなければショットEl、E2、Elは実線のよ
うに打ち込まれる。しかしながらアライメント誤差が生
じると、ショットE11E2、E、は破線のように設計
上のショット配置からずれてしまう。以後、原画パター
ンAを有するレチクル、原画パターンBを有するレチク
ル、及び原画パターンCを存するレチクルを夫々露光す
る場合も、それぞれのレチクルのアライメント誤差が生
じるため、ショットA1 、A! 、ショットB1、B
z、ショットC+ 、Ct 、Cxは破線のよに設計上
のショット配列からずれてしまう。このようにレチクル
交換時のアライメント誤差によって出来上がったワーキ
ング・マスクのチップ配列精度が低下するといった問題
があった。
(発明の目的) そこで本発明は、レチクル(マスク)のアライメント誤
差が感光基板上のショット配列の精度を左右しないよう
にしたステップ・アンド・リピート方式の露光装置を得
ることを目的とする。
(発明の概要) 本発明は、ステップ・アンド・リピート露光装置におい
て、マスク(レチクル)の装置に対する合わせ誤差に相
当する量を検出し、その値だけ、感光基板移動用のxy
ステージの原点となる位置を補正した後、そのレチクル
によるステップ・アンド・リピート方式の露光を行うこ
とを技術的要点としている。
(実施例) 第1図は本発明の第1の実施例による露光装置の概略的
な構成を示す図である。所定の回路パターン以外に、ア
ライメント用のマークRMを存するレチクルRは、レチ
クルステージ1の上に載置され、レチクルステージ1は
、本体の一部であるコラム2上をx、y方向に微動可能
に設けられている。レチクルステージ1の移動はモータ
3によって行なわれ、このモータ3はレチクル制御回路
4によってドライブされる。一方、レチクルRのマーク
RMの上方には、ミラー5、対物レンズ6、及び所定の
検出中心を有する光電検出装置7とから成るレチクル・
アライメント顕微鏡が設けられている。このレチクル・
アライメント顕微鏡は本体に固定されている。光電検出
装置7は、所定の検出中心に対するマークRMO像のず
れに応じたアライメント信号ASを出力する。レチクル
制御回路4は、アライメント信号ASを入力して、マー
クRMと所定の検出中心との位置ずれが零になるように
モータ3をサーボ罵区動する。
一方、レチクルRの回路パターンの像は、入射瞳ePと
レチクルRと垂直な光軸AXとを有する投影レンズ8を
介して、感光基板としてのマスク・ブランクMB上に結
像する。マスク・ブランクMBはx、、y方向に2次元
移動するステージ9の上に載置され、ステージ9の移動
はモータ1(lによって行なわれる。またステージ9は
焦点合わせのため2方向(光軸方向)に微動する。この
モータ10はステージ制御回路11によってドライブさ
れる。このステージ9の上にはレチクルR上のマークR
Mと同様の形状をした基準マークFMが設けられている
。この基準マークFMは、レチクル・アライメント顕微
鏡の検出中心の投影点Prと一致するように位置決めさ
れたとき、光電検出装置7によって、マークRMと全(
同じに検出される。さて、ステージ9の2次元的な位置
(座標値)はレーザ干渉測長器(以下単に干渉計と呼ぶ
)12によって検出され、その位置情報PIはコンピュ
ータを含む演算処理部13に出力される。
演算処理部13には、ショットデータ記憶部14が接続
され、ここにはマスク・ブランクMB上に露光すべき全
てのショットの配列位置(座標値)が記憶されている。
演算処理部13はステップ・アンド・リピートの露光時
に、記憶部14からショットの配置位置情報を読み込み
、位置情iPIが、その配置位置と一致するような、制
御信号をステージ制御回路11に出力し、ステージ9を
サーボ駆動する。また演算処理部13は、ステーシイ 9を任意の位置に移動さ幾るための制御信号もステージ
制御回路11に出力する。さらに演算処理部13はレチ
クルRのアライメント誤差相当分を検出するために、ア
ライメント信号ASを入力するとともに、ショット打ち
込みのための原点となる位置を補正する演算を行なう機
能も備えている。
さて本実施例では、アライメント誤差の要因となるレチ
クル・アライメント顕微鏡のドリフト、すなわち装置本
体に対する検出中心のずれを検出することによって、間
接的にレチクルRのアライメント誤差を求めるものとす
る。そこで第2図のフローチャート図を参照して、本実
施例の動作を説明する0本実施例では、説明を簡単にす
るため、2枚のレチクルを用いて露光を行なう場合につ
いて述べる。もちろん、それ以上の枚数のレチクルを交
換して使っても、まった(同様である。
〔ステップ100〕 ここでは、レチクルステージ1に1枚目のレチクルRを
載置して、レチクル制御回路4、モータ3によって、レ
チクルRを所定の位置に粗くアライメントする。このブ
リ・アライメントの際は、マークRMがレチクル・アラ
イメント顕微鏡の検出視野から少しずれるような位置に
レチクルRが位置決めされる。すなわちマークRMの周
辺の透明部を介して、レチクルアライメント顕微鏡が投
影レンズ8の結像面に位置した物体を検出できるように
する。
〔ステップ101〕 次に演算処理部13は、ステージ制御回路11、モータ
10を駆動して、基準マークFMがレチクル・ナライメ
ント顕微鏡の投影点Prとアライメントされるようにス
テージ9を位置決めする。投影点Prのステージ移動座
標系における位置は、レチクル・アライメント顕微鏡が
固定されているので、予め設計情報としてわかっている
。そして基準マークFMがレチクル・アライメント顕微
鏡の検出視野内に位置したところで、演算処理部13は
アライメント信号ASを読み込み、検出中心と基準マー
クFMとが一致するように、モータ10をサーボ制御し
てステージ9を精密に位置決めする。
〔ステップ102〕 演算処理部13はアライメント信号ASを読み込んでい
る間で、その信号がアライメント達成を表わす零(又は
零を含む所定範囲内のレベル)になったことを検知した
とき、そのときのステージ9の座標値(RX、、RY、
)を干渉計12からの位置情報PIから読み込み、記憶
する。この座標値(RXI 、RYI )はレチクル・
アライメント顕微鏡の検出中心のステージ移動座標系に
おける投影位置であり、干渉計12の分解能に相当する
精度(0,02μm)で計測されることになる。
尚、座標値(RX、、RY、”)にはレチクル・アライ
メント顕微鏡の検出中心の絶対的な位置に対するドリフ
ト分が含まれることになる。
〔ステップ103〕 次に演算処理部13はステップ・アンド・リピートの露
光時におけるステージ9の原点となる位置の補正を行な
う。これは機械的に原点を補正するものではなく、原点
として記憶されている座標値を計算上で修正するもので
ある。この様子を第3図を用いて説明する。第3図にお
いて座標系Xyは干渉計12によって規定されるステー
ジ9の移動座標系であり、その機械的な原点は0である
1枚目のレチクルRによるショット領域をR3゜で表わ
し、その中心をN、として、このレチクルRをアライメ
ントしたときのレチクル・アライメント顕微鏡の検出中
心をAI、Br とする。
この第3図では検出中心が2ケ所になっており、第1図
のように1つのレチクルアライメント顕微鏡のみではそ
のような配置は実現不可能であるが、第3図は説明を簡
単にするために検出中心を模式的に表わしたものに過ぎ
ない、もちろんレチクル・アライメント顕微鏡を第3図
のように2ケ所に配置してもよい訳である。ただし、レ
チクル上のマークRMや基準マークを十字状にして、光
電検出装置7がそれに十字状マークのX方向、及びy方
向の位置ずれを検出するような2方向の検出中心を有し
ているならば、第1図のように1つのレチクル・アライ
メント顕微鏡でもよい訳である。
さて、第3図において、検出中心A、はマークRMSF
MのX方向のアライメントを行なうものであり、検出中
心B、はマークRM、FMのy方向のアライメントを行
なうものである。また検出中心AIのX座標値RX、と
検出中心B、のy座標値RY、とは、レチクルRの投影
中心、すなわちショットN、の位置と一致するように示
されているが、これは特に必要なことではない。
また第3図において、検出中心Ao、Boはレチクル・
アライメント顕微鏡にドリフトが生じていない場合の理
想的な絶対位置を表わし、その時にアライメントされた
レチクルによるショット領域をR36、そのショット中
心をNoとしである。
ドリフトのない場合の検出中心Ao 、Baの絶対的な
座標値は(RXO、RYI )であるものとする。この
座標値(RX、、RY、)は説明上は定義できるもので
あるが、実際の装置においては、亭 レチクル・アライメント顕微鏡がドリフトした否かは直
接知ることができず、計測できるのは専ら座標値(RX
、、RY、)のみである、今、仮にドリフトによる検出
中心のずれが(−ΔX、Δy)であるものとすると、従
来のフォトリピータではステップ・アンド・リピート露
光の際の原点が座標系xy上で固定された座標値に定め
られていたため、あるショットの原点に対する配置デー
タV (X、l、Y、、)が与えられると、ドリフト分
(−ΔX、Δy)とは無関係に、ステージ9は位置N0
に位置決めされていた。このため、マスク・ブランクM
B上に打たれるショットはドリフト分(−ΔX、Δy)
だけ絶対的な位置からずれて配列されることになる。そ
こで本実施例では、以下の式(1)、(2)のように、
検出A+ 、B+の座標値(RX+ 、RYI )と不
変の一定値(定数)CONT、、C0NTyとの差によ
って原点P。
の座標値(CTヶIt  CTy+)を規定するものと
する。
CTX+=RX+   C0NTx−−−−−−−−(
1)CTy、=RY、−CONT、−−−−−−−−(
2)尚、C0NT、 、C0NT、は任意の値でかまわ
ないが、例えばドリフト相当分程度の値に定められる。
上記(1)、(2)式のように原点を規定するものとす
ると、ドリフトがなかった場合の原点P0の座標値(C
T xo、  CT vo)は以下の弐(3)、(4)
のように定められる。
CTXo=RXo   C0NTX−−−−−−−−(
3)CT、、=RY、−CONT、−−−−−−−−(
4)ここで(RX、、RYI )と(RXo 、RY、
)にあるから、結局原点P1はドリフトのない時の原点
P0に対して、ドリフト分く一ΔX、Δy)だけ補正さ
れることになる。よって、ドリフトがどのように生じて
も、マスク・ブランクMB上に打たれるショットは、補
正された原点P、に対して(X、、Y、)の位置に配列
されるから、マスク・ブランクMB上での絶対的な位置
ずれは皆無となる。
〔ステップ104〕 さて、原点の規定が終了すると、アライメント信号AS
に基づいて、マークRMがレチクル・アライメント顕微
鏡の検出中心と一致するようにレチクルステージ1がサ
ーボ制御される。このとき基準マークFMは検出視野か
ら退避している。そして精密にアライメントされたら、
レチクルステージ1をコラム2に真空吸着し、装置本体
に固定する。
〔ステップ105〕 次に演算処理部13は、ショット配置データ■(X、l
、Y、l)を読み込む。これはステップ・アンド・リピ
ート露光時のステージ9の原点(ステップ103で規定
された原点PI)を基準にした距離として記憶されてい
るものである。
〔ステップ106〕 次に演算処理部13はショット配置データVと原点Pl
との加算を行ない、ショット位置(露光位置)を算出す
る。求めるべきショット位置を07として座標値(C,
fi、 C,fi)で表わすと、以下の式(5)、(6
)によって算出される。
Cxn= CTx+ + X n −−−−−−−−(
5)cy、=cT、、−+−Yll−−−−−−−−(
6)尚、サフィックスのnはショットの番地を表わすも
のとする。
〔ステップ107〕 次に演算処理部13は、干渉計12からの位置情報PI
がショット位置C1と一敗するように、ステージ制御回
路11を介してモータ10をサーボ制御してステージ9
を位置決めする。
〔ステップ108〕 次に不図示の照明光をレチクルRに照射して、ショット
位置C7において回路パターン像をマスク・ブランクM
Bに露光(プリント)する。
〔ステップ109〕 そして、露光すべき次のショットがあるか否かを判断し
て、1枚目のレチクルによるショットが全て露光された
ときはステップ110に進み、残りのショットがあると
きは、先のステップ105に戻り同様のシーケンスによ
って露光が繰り返される。上記ステップ105から10
9までが、所謂ステップ・アンド・リピート露光の基本
的な制御部分である。
〔ステップ110) さて、1枚目のレチクルによるショットが全て露光され
ると、次のレチクルに変換するか否かを判断する。ここ
では2枚目のレチクルを使うので、ステップ111に進
む。
〔ステップ111〕 ここで、1枚目のレチクルを取り出し、2枚目のレチク
ルをレチクルステージ1上に載置する。
そして、その後、先のステップ100から全く同様のシ
ーケンスが実行される。尚、レチクル交換の後も干渉計
12によって規定される座標系Xyは、1枚目のレチク
ルの露光時のときの状態のまま保存されている。2枚目
のレチクルによる露光は、1枚目のレチクルによる露光
ショット以外の領域、あるいは同一のショット領域に対
して行なわれるが、レチクル・アライメント顕微鏡のド
リフトの影響によるショット配列の誤差は、実用上無視
し得る程度までに小さくなる。
よ 以下本発明の第1実施例においては、原点の規定を、レ
チクル・アライメント顕微鏡の検出中心(RX、、R¥
2)と一定値(CONT、、C0NT、)との差として
求めることにより、検出中心のドリフトの影響を補正し
たが、検出中心(RX、、RX、 )と一定値(CON
T、、C0NT。
)との和として求めても同様の効果が得られる。
次に本発明の第2の実施例による露光装置の概略的な構
成を第4図を参照して説明する。本実施例が先の第1実
施例の装置と異なる点は、ステージ9の上に、投影レン
ズ8の結像面と一致するような表面を備えたスリット板
30を設け、このスリット板30の下に光電素子31を
配置したことである。このスリット板30は第5図に示
すように、X方向とX方向との夫々に伸びたスリットS
L、、SL、を有し、このスリットSL、SSL。
を透過した光が光電素子31に受光される。またスリッ
ト板30には、レチクル・アライメント顕微鏡の検出中
心位置を計測する際に使われる基準マークFM、、FM
、も形成されている。
一方、レチクルRにはスリッl−3L、 SSL。
によって検出され得るスリット状のマークSが、回路パ
ターンの周辺部に形成される。このようなスリット板3
0、光電素子31によって、レチクルRに形成されたマ
ークS(又はマークRM)の投影像をステージ9の移動
により走査し、マークS(又はRM)の投影位置pg 
 (又はP、)を検出するものであり、その具体的な検
出方法については特開昭59−74625号公報に詳し
く開示、されているので、ここでは説明を省略する。
さて、このようにステージ9に光電スリットが設けられ
ていると、レチクルRのアライメント誤差が直接検出で
きる。アライメント誤差のうち、レチクル・アライメン
ト顕微鏡のドリフトによる誤差分は、先の第1実施例に
よって十分補正された。ところがアライメント誤差の内
には、レチクル・アライメント顕微鏡の検出中心とマー
クRMとを精密に合わせて、レチクルRを装置本体に固
定する過程(レチクル・アライメント)で生じる合わせ
?誤差も含まれている。この誤差分は先の第1実施例で
は取り除(ことができなかったが、本実施例ではそれが
可能である。そこで以下にその手順を簡単に説明する。
第2図に示した第1実施例のフローチャートとのちがい
は、ステップ104の「レチクル・アライメント」の際
に、光電スリットSL、、SL。
を用いてレチクルRのマークSの投影位置の計測を行な
い、さらに精密な原点補正を行なうことだけである0通
常、アライメント信号Asに基づいて、そのレベルが零
になるようにモータ3を駆動してレチクルRを位置決め
してサーボ・ロックした状態においては、レチクル・ア
ライメント顕微鏡の検出中心とマークRMとの合わせ誤
差は、投影像面上では実用上無視できる程度に小さくす
ることができる。ところがその後、レチクルステージ1
をコラム2に真空吸着する際、X方向、又はX方向に微
小量だけレチクルステージ1がずれてしまうことがある
そこでまず、レチクルRをアライメント信号ASに基づ
いてサーボロックした状態で、ステージ9を移動させて
光電スリットSL、、SL、によリマークSの投影像を
検出し、その位置P31を干渉計12によって0.02
μ−の精度で検出する。
そしてレチクルステージ1をコラム2に真空吸着した後
、再びマークSの投影像の位置Ps!を光電スリツ)S
L、、SL、を用いて検出する。位置PHIとPS2に
変化がなければ、真空吸着時のずれはなかったことにな
る。もし、ずれが生じた場合、演算処理部13は位置p
!+とP”U2との差分ΔP。
を求める。この差分ΔP、がレチクルRそのもののアラ
イメント誤差分であり、ステップ103で規定された原
点位置(CT、、CT、)に対して、さらにΔpi  
(ΔP!IXI ΔP iy)だけ補正した位置を原点
として規定すればよい。
このようにすれば、レチクル・アライメント顕微鏡のド
リフトと、レチクルステージ1の固定時のずれとの両方
を要因とするレチクル・アライメント誤差を補正したこ
とになり、マスク・ブランクMB上でのショット配列の
精度はさらに向上する。
(発明の効果) 以上本発明によれば、感光基板上に配列すべきショット
が、ステージのステッピング精度のみに依存した精度で
配置され、レチクル(マスク)の装置に対する合わせ誤
差によって、ショット配列精度を悪化させないといった
効果が得られる。特に1枚の感光基板に対して複数枚の
レチクルを交り 換して露光を行なうフォトリピーを等においては、出来
上がったワーキング・マスクの精度を著しく向上させる
ことができ、複数枚のワーキング・マスク同志を重ね合
わせ露光に使う場合でも、ウェハ上に形成されたチップ
毎の重ね合わせ精度が向上し、製造されたチップの良品
率が高まるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例によるステップ・アンド
・リピート露光装置(フォトリピータ)の概略的な構成
を示す図、第2図は第1図の装置の動作を説明するフロ
ーチャート図、第3図は原点補正の様子を示す図、第4
図は本発明の第2の実施例による露光装置の主要部分の
構成を示す図、第5図は第4図の装置におけるスリット
板の形状を示す平面図、第6図は、従来のフォトリピー
タによって露光されたマスク・ブランク(感光基板)上
でのショット配列の誤差を説明する平面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 R−−−−−−−−レチクル MB−〜−−−−−−マスク・ブランク5−−−−−−
−−ミラー 6−−−−−−−一対物レンズ 7−−−−−−−一光電検出装置 8−−−−−−−−投影レンズ 9−−−−−−−−ステージ 12−−−−−−−−レーザ干渉測長器13−−−−−
−−一演算処理部 30−−−−−−−−スリット板 31−−−−−−−一光電素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)露光すべき原画パターンを有するマスクに対して
    感光基板を順次歩進させて、感光基板上の異なる領域毎
    に前記原画パターンを繰り返し露光する装置において、
    前記感光基板を保持して、所定の原点位置を基準に前記
    感光基板を所定のショット配置データに基づく露光位置
    に順次位置決めするステージと;前記マスクを装置本体
    に位置合わせしたとき、その合わせ誤差に相当する量を
    検出する誤差検出手段と;そのマスクによる前記感光基
    板への露光に先立つて、前記ステージの原点位置に対応
    した値を前記合わせ誤差相当量に対応した値だけ補正す
    る演算手段と;該補正された原点位置を基準に前記ショ
    ット配置データに基づく露光位置に、前記ステージを位
    置決めする制御手段とを備えたことを特徴とするステッ
    プ・アンド・リピート露光装置。
  2. (2)前記誤差検出手段は、前記マスクを装置本体に位
    置合わせするためのマスク・アライメント光学系と;前
    記ステージに設けられて、前記マスク・アライメント光
    学系によつて検出可能な基準マークと;該基準マークが
    前記マスク・アライメント光学系の所定の検出中心と一
    致するように前記ステージを位置決めしたとき、そのス
    テージの位置をマスク・アライメント光学系の検出中心
    位置として検出する位置検出手段とを有し、前記演算手
    段は、前記検出中心位置の値と不変の一定値との差、又
    は和を算出し、該算出された値を前記補正された原点位
    置とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    装置。
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