JPS626660B2 - - Google Patents

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JPS626660B2
JPS626660B2 JP10379377A JP10379377A JPS626660B2 JP S626660 B2 JPS626660 B2 JP S626660B2 JP 10379377 A JP10379377 A JP 10379377A JP 10379377 A JP10379377 A JP 10379377A JP S626660 B2 JPS626660 B2 JP S626660B2
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JP
Japan
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region
drain
electrode
source
inversion layer
Prior art date
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Expired
Application number
JP10379377A
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English (en)
Other versions
JPS5437584A (en
Inventor
Tadashi Kuragami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS5437584A publication Critical patent/JPS5437584A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は絶縁ゲート型電界効果半導体装置に関
し、特にチヤンネル長の短いこの種トランジスタ
に関するものである。
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(その代表
例としてMOSトランジスタがある)は、従来ソ
ース及びドレイン領域を不純物の拡散によつて形
成された拡散層で構成しているが、これらの領域
は拡散層である為接合の深さが一般的には1〜2
ミクロン程度有りこの為ソースとドレイン領域で
のパンチスルー現象が起りやすく実効チヤンネル
長を短くすることが不可能であつた。
従来のMOS型トランジスタの構成の一例を第
1図を参照して説明する。
P型シリコン基板11には互いに離間してN型
のソース領域16、およびドレイン領域12が設
けられ、この基板11の表面にはゲート絶縁膜1
3を介して多結晶シリコンのゲート電極14が設
けられ、表面保膜の絶縁膜15上には、ソース領
域16に電極的に接続したソース電極17と、ド
レイン領域12に電気的に接続したドレイン電極
18が設けられて構成されている。ここでソース
領域16およびドレイン領域12は基板11への
不純物の選択的拡散によつて形成されるのが一般
的である。このためにこれらの領域の平面的形状
を精度よく再現することは困難であり、特に、こ
の拡散は基板の水平方向と共に垂直方向へも基板
表面の拡散窓、すなわち表面酸化膜の開口部を始
点としてほぼ一様に進行するものであるために、
垂直方向の拡散、すなわち接合の深さを切り離し
て平面形状のみを制御することは困難である。こ
の接合の深さが深いと一般にパンチスルー現象を
引き起こし、装置の特性上好ましいものではな
い。このような制約から、ソース領域16とドレ
イン領域12との間のチヤンネル領域19におけ
るチヤンネル長A(ソース領域とドレイン領域と
の離間距離に対応)を短くして装置の電流増巾率
等の特性を向上させるには限界があつた。
このような欠点を解消するために提案されてい
る技術を第2図を参照して説明する。
P型半導体基板21には拡散又はイオン注入等
によつて形成されたN型のソース領域26と、こ
のソース領域と離れてN型のドレイン領域22が
基板の表面方向からの選択的な不純物の拡散によ
つて形成されている。この半導体基板21の表面
には二酸シリコン等の絶縁膜25を介して、ソー
ス領域26とドレイン領域22との対面する側の
すなわちチヤンネル領域29に面した部分のソー
ス領域26およびドレイン領域22の端部近傍を
被覆する如くそれぞれ多結晶シリコンの第1のバ
イアス電極30および第2のバイアス電極31が
設けられさらにこれらの第1のバイアス電極30
および第2のバイアス電極31は二酸シリコン等
の絶縁膜25によつて被覆されている。一方ゲー
ト電極24は多結晶シリコンによつて、これらの
第1および第2のバイアス電極に股がる如く絶縁
ゲート膜23を基板21との間に介して設けられ
る。他方絶縁膜25上にはその開口を通つてソー
ス領域26と接続したソース電極27と、ドレイ
ン領域に接続したドレイン電極28が設けられて
いる。
ここで前述した第1と第2のバイアス電極3
0,31はそこにそれぞれ正の電位が印加される
とそれぞれのバイアス電極30,31の下部分の
基板21表面近傍にはそれぞれソース領域26と
接続してチヤンネル領域29に延る反転層領域
(ソースチヤンネル領域)32と、ドレイン領域
22からチヤンネル領域29に延びる反転層領域
(ドレインチヤンネル領域)33が形成される。
これらの反転層領域32,33はそれぞれソー
ス領域26およびドレイン領域22の一部を構成
するものとして見倣すことができるものであり、
従つて実質的にはゲート電極24によつて制御さ
れるチヤンネル領域29はこれらの2つの反転層
領域32と33とによつて規定され、そのチヤン
ネル長A′はこれらの反転層領域32,33間の
距離に対応する。従つて第1図に示した従来の装
置のチヤンネル長Aに比較して反転層領域32,
33の長さの2倍分だけ短縮されている。このた
めに、ソース領域―ドレイン領域の深端部、すな
わち接合の深部でのパンチスルーは、これらの接
合を深くすることなく水平方向にのみこれらの領
域を実質的に拡張できるために発生することはな
い。またチヤンネル長を短い距離A′にすること
ができ、電流増巾率は第1の装置に比してA/
A′倍改善できる。
しかしながら、第2図の構造では、チヤンネル
長の短縮化にという点では目的を達成しているも
のの、依然として大きいソース領域、ドレイン領
域を有しており、回路の高密度化は不充分であ
り、またソース、ドレインの寄生容量も大きいも
のであつた。本発明の目的はソース、ドレイン領
域を縮小して高密度、低寄生容量で形成できると
ともに、短いチヤンネル長を有する半導体装置を
提供することにある。本発明では第1の反転層領
域52,56によつてチヤンネル領域の規定に寄
与する部分のソース、ドレイン領域を形成し、第
2の反転層領域45,46によつてこの第1の反
転層領域を他の素子の不純物領域44,42に接
続するようにしたものである。
次に第3図を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。
P型半導体基板51の表面には二酸化シリコン
の表面絶縁膜40を介して多結晶シリコンにより
第一のバイアス電極60と第2のバイアス電極6
1が設けられている。この第一および第二のバイ
アス電極は二酸化シリコン膜55で被覆されて絶
縁保護されている。これらの第一および第二のバ
イアス電極にかかるように多結晶シリコンのゲー
ト電極54が基板51との間にゲート絶縁膜を介
して設けられている。ここで第一、および第二の
バイアス電極60,61はそれぞれ正電位にバイ
アスされることによつて基板51のこれらのバイ
アス電極60,61の下部に位置した表面近傍に
それぞれソース領域としての反転層領域56とド
レイン領域としての反転層領域52を生ぜしめ
る。これらの反転層領域56と52との間の基板
51表面近傍の領域はチヤンネル長A″なるチヤ
ンネル領域59を形成する。ここでこれらのソー
スとしての反転層領域56からの電極の取り出し
は、基板51に設けられた電気的接続がなされる
べき他の半導体装置におけるN型領域44に多結
晶シリコンの配線バイアス電極43を二酸化シリ
コンの絶縁膜40上において第一のバイアス電極
上からN型領域44上に延在して設け、このソー
ス配線バイアス電極に正の電位を印加してこの電
極に被われた部分の基板51の表面近傍に反転層
領域56からN型領域44に至るソース電極の配
線路としての反転層45が生成せしめられること
によつて行なわれる。
ここで必要に応じこのN型領域44に接続して
外部へソースに接続した電極を引き出しても良
い。また単に電極取り出しのための拡散領域を設
けてこの領域に反転層領域45を接続させても良
い。他方ドレインとしての反転層領域42からの
電極の取り出しはこの基板に設けられ、かつこの
ドレインとの電気的接続が予定されているN型領
域42に第二のバイアス電極近傍からこのN型領
域上に延在して設けられた多結晶シリコンのドレ
イン配線バイアス電極41を正電位にバイアスす
ることによつて基板の表面近傍に反転層領域52
からN型領域42に至るドレイン配線路としての
反転層領域46を生成せしめることによつて行な
われ、ドレインから直接他の同一基板内の素子へ
の接続がなされる。勿論N型領域42は他の素子
の一部としてのものでなく、ドレイン電極取り出
しのための領域とし、この領域にオーミツクコン
タクトする電極を引き出しても良い。
以上本発明を実施例に沿つて説明したが本発明
は上述の実施例に何ら限定されるものではなく、
例えば基板としてN型を用い、バイアス電位とし
て所定の負電位としても全く同様に実現できるも
のである。さらに電極の材質や形状絶縁膜の材質
等も何ら制限されるものではない。またソースあ
るいはドレインの一方のみの一部または全部を反
転層領域によつて構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のMOS型トランジスタを示す断
面図であり、第2図は本発明の参考例によるトラ
ンジスタを示す断面図であり、第3図は本発明の
実施例を示す断面図である。 11,21,51……半導体基板、15,2
5,55……絶縁膜、13,23,53……ゲー
ト絶縁膜、14,24,54……ゲート電極、1
6,26……ソース領域、12,22……ドレイ
ン領域、17,27……ソース電極、18,28
……ドレイン電極、19,29,59……チヤン
ネル領域、32,56……ソース反転領域、3
3,52……ドレイン反転領域、30,31,6
0,61……バイアス電極、41,43……配線
路バイアス電極、45,46……反転層配線路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一導電型の半導体基板の表面近傍に選択的に
    生成された第1の反転層によつてソース領域およ
    びドレイン領域が構成され、該第1の反転層と接
    触して他の素子の不純物領域に延在して接触する
    第2の反転層領域によつて形成された配線路を有
    することを特徴とする絶縁ゲート型電界効果半導
    体装置。
JP10379377A 1977-08-29 1977-08-29 Field effect semiconductor device of insulation gate type Granted JPS5437584A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10379377A JPS5437584A (en) 1977-08-29 1977-08-29 Field effect semiconductor device of insulation gate type

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JP10379377A JPS5437584A (en) 1977-08-29 1977-08-29 Field effect semiconductor device of insulation gate type

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JPS5437584A JPS5437584A (en) 1979-03-20
JPS626660B2 true JPS626660B2 (ja) 1987-02-12

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ID=14363270

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JP10379377A Granted JPS5437584A (en) 1977-08-29 1977-08-29 Field effect semiconductor device of insulation gate type

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Families Citing this family (4)

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US4947232A (en) * 1980-03-22 1990-08-07 Sharp Kabushiki Kaisha High voltage MOS transistor
JPS56169369A (en) * 1980-05-30 1981-12-26 Sharp Corp High withstand voltage mos field effect semiconductor device
JPS56169368A (en) * 1980-05-30 1981-12-26 Sharp Corp High withstand voltage mos field effect semiconductor device
US4692781B2 (en) * 1984-06-06 1998-01-20 Texas Instruments Inc Semiconductor device with electrostatic discharge protection

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JPS5437584A (en) 1979-03-20

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