JP2968640B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2968640B2
JP2968640B2 JP4143885A JP14388592A JP2968640B2 JP 2968640 B2 JP2968640 B2 JP 2968640B2 JP 4143885 A JP4143885 A JP 4143885A JP 14388592 A JP14388592 A JP 14388592A JP 2968640 B2 JP2968640 B2 JP 2968640B2
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type semiconductor
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mos
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泰雄 島田
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NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
MOS型電界効果トランジスタ(以下MOS−FETと
する)を含む半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、MOS−FETを含む半導体装
置は、MOS−FETがゲート端子に加える電圧によっ
て出力電流をオン,オフするスイッチ機能をもってお
り、“1”と“0”の状態を作り出す事が出来る為、デ
ィジタル回路に広く使用されている。
【0003】従来技術によるMOS−FETを含む半導
体装置の一例を図3の縦断面図を参照して説明する。
【0004】P型半導体基板1内には互いに離間して形
成した高濃度のN型半導体領域2a,2bがMOS−F
ETのソース及びドレインとなり、前記N型半導体領域
2a,2bに挟まれた位置にあるP型半導体基板1の真
上に酸化膜4を介して不純物をドープして抵抗率を金属
並にした多結晶シリコン6aがMOS−FETのゲート
として存在している。又、MOS−FETのバックゲー
トとなるP型半導体基板1をバイアスする為に高濃度の
P型半導体領域3aが形成され、一個のMOS−FET
を構成している。
【0005】このMOS−FETをP型半導体基板1上
に複数形成する場合、MOS−FETTr1とMOS−
FETTr2のN型半導体領域2b,2cの間で出来る
寄生MOS−FETを防ぐ為にMOS−FETTr1と
MOS−FETTr2のN型半導体領域2b,2cの間
に位置するP型半導体基板1内にP型半導体基板1より
不純物濃度が2桁程度大きいP型半導体分離領域15を
形成し、かつP型半導体分離領域15の真上にある酸化
膜4を部分的に厚く、N型半導体領域2よりも深く形成
している。
【0006】この構造によればMOS−FETTr1及
びMOS−FETTr2のバックゲートは、P型半導体
基板1とP型半導体分離領域15の抵抗分で接続されて
いることになる。ここで仮にMOS−FETTr1が振
幅の大きなパルスを扱う場合バックゲートを通じてMO
S−FETTr2に干渉を起こさないように、MOS−
FETTr1とMOS−FETTr2を離して配置し、
バックゲートとなるP型半導体基板1とP型半導体分離
領域15の抵抗分を大きくしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
では、MOS−FETの構造上バックゲートが隣り合う
MOS−FETの間にあるP型半導体基板とP型半導体
分離領域の抵抗分で接続されていることになるため、振
幅の大きいパルスを扱うMOS−FETの周囲には、P
型半導体基板とP型半導体分離領域の抵抗分で接続され
ているバックゲートを通じて干渉を受けないだけの距離
を離さないと他のMOS−FETを配置できないという
問題点があった。
【0008】本発明の目的はMOS−FET間にある半
導体領域の抵抗分を増加させてバックゲートを通じての
干渉を抑制し、MOS−FETどうしの間隔を小さくし
て半導体集積回路のチップサイズ縮小を可能にすること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
一導電型半導体領域主面内に互いに離間して形成される
反対導電型半導体によるソース領域及びドレイン領域
と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域に挟まれた前
記一導電型半導体領域直上に層間絶縁膜を介して多結晶
半導体によるゲート領域を有する電界効果トランジスタ
構造を前記一導電型半導体領域主面内に複数有している
半導体装置において、前記電界効果トランジスタ構造の
第一の電界効果トランジスタ構造と第二の電界効果トラ
ンジスタ構造の間に位置する一導電型半導体領域内に、
素子分離絶縁領域その直下の中央部に高濃度の反対導
電型半導体領域有し、かつ、前記素子分離絶縁領域
直下において前記高濃度の反対導電型半導体領域の両側
に拡散層深さが前記高濃度の反対導電型半導体領域より
も浅い高濃度の一導電型半導体領域を有し、更に、前記
高濃度の反対導電型半導体領域の下方に低濃度の反対導
電型半導体領域を挟んで対向する別の高濃度の反対導電
型半導体領域を有することにより構成される。
【0010】次に本発明について説明する前に、本発明
に関連する参考例を図面を参照して説明する。図1は本
発明に関連する参考例を示す半導体装置の縦断面図であ
る。図1に示すようにP型半導体基板1上に高濃度の寄
生チャンネル防止用P型半導体領域9をイオン注入によ
り形成し、寄生チャンネル防止用P型半導体領域9の内
側に素子分離用N型半導体領域8をイオン注入と熱拡散
技術を用いて厚く形成し、真上にある酸化膜4を選択酸
化技術を用いて部分的に厚くN型半導体領域2よりも深
く形成して、素子分離用N型半導体領域8を深く押し込
んで半導体集積回路内におけるMOS−FET間の分離
領域としている。
【0011】素子分離用N型半導体領域8と厚い酸化膜
4によって分離されたP型半導体基板1に既知の方法に
よりMOS−FETを形成する。
【0012】よってP型半導体基板1に形成されたMO
S−FETどうしの間に位置するP型半導体基板1は素
子分離用N型半導体領域8を形成することにより、部分
的に薄く形成することが出来る。
【0013】従ってP型半導体基板1内に形成されたM
OS−FETどうしの間に位置するP型半導体基板1に
よる抵抗分は、P型半導体基板1よりも2桁程度不純物
濃度が高く、抵抗率が数分の一と低い寄生チャンネル防
止用P型半導体領域9をN型半導体領域8で分離すると
ともに、P型半導体基板1を部分的に薄く形成出来るの
で従来の数倍大きくすることが出来る。
【0014】
【実施例】 図2は本発明の実施例を示す半導体装置の縦
断面図であり、バイポーラとCMOS混在のLSIに使
用されるものである。
【0015】図2に示すようにP型半導体基板1上にN
型半導体埋込層10とP型半導体埋込層13をイオン注
入して形成し、真上にエピタキシャル成長によって、N
型半導体エピタキシャル層11を形成したものに、N型
チャンネルMOS−FET用P型半導体領域14をイオ
ン注入と熱拡散技術を用いてP型半導体埋込層13と接
触するように深く形成する。又、N型半導体エピタキシ
ャル層11に寄生チャンネル防止用P型半導体領域9を
イオン注入により形成し、寄生チャンネル防止用P型半
導体領域9の内側にP型チャンネルMOS−FET用N
型半導体領域12をイオン注入と熱拡散技術を用いて形
成し、真上の酸化膜4を選択酸化技術を用いて部分的に
厚く形成して半導体集積回路内におけるMOS−FET
間の分離領域として使用し、N型チャンネルMOS−F
ET用P型半導体領域14上に既知の方法によりMOS
−FETを形成する。
【0016】図1の本発明に関連する参考例と比較する
と、N型半導体埋込層10が存在する為、MOS−FE
TTr1とMOS−FETTr2の間のP型半導体基板
1がさらに薄く形成され、高抵抗となり干渉を低減する
ことが出来る。
【0017】以上の説明においては例としてP型半導体
領域内のMOS−FETTr1とMOS−FETTr2
の干渉に対してN型半導体の分離領域を使用するものと
したが、これに限られることなく、一導電型半導体領域
内に形成された複数のMOS−FETの中で、振幅の大
きいパルスを扱うMOS−FETの周囲に存在するMO
SF−FETについても反対導電型半導体領域を形成す
ることにより、同様の効果が得られ、本発明の目的を達
成することが出来る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、P型半導
体基板内に形成した複数のMOS−FETの間に位置す
るP型半導体基板にN型半導体分離領域を設けたのでP
型半導体基板より抵抗率が数分の一と低いP型半導体分
離領域を必要としない。
【0019】よって、MOS−FETどうしの間に位置
するN型半導体分離領域により部分的に薄く形成された
P型半導体基板の抵抗分も数倍大きくなり、振幅の大き
いパルスを扱うMOS−FETと他のMOS−FETと
の間隔を小さくすることが可能になり、半導体集積回路
のチップサイズを縮小することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関連する参考例の縦断面図である。
【図2】本発明の実施例の縦断面図である。
【図3】従来の半導体装置の一例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板 2 高濃度N型半導体領域 3 高濃度P型半導体領域 4 酸化膜 5 金属配線 6 ゲート電極用多結晶シリコン 7 層間絶縁膜 8 素子分離用N型半導体領域 9 寄生チャンネル防止用P型半導体領域 10 N型半導体埋込層 11 N型半導体エピタキシャル層 12 P型チャンネル防止用P型半導体領域 13 P型半導体埋込層 14 N型チャンネルMOS−FET用P型半導体領
域 15 P型半導体分離領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/76 H01L 21/8234 - 21/8238 H01L 21/8249 H01L 27/06 H01L 27/08 331 H01L 27/088 - 27/092

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型半導体領域主面内に互いに離間
    して形成される反対導電型半導体によるソース領域及び
    ドレイン領域と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域
    に挟まれた前記一導電型半導体領域直上に層間絶縁膜を
    介して多結晶半導体によるゲート領域を有する電界効果
    トランジスタ構造を前記一導電型半導体領域主面内に複
    数有している半導体装置において、前記電界効果トラン
    ジスタ構造の第一の電界効果トランジスタ構造と第二の
    電界効果トランジスタ構造の間に位置する一導電型半導
    体領域内に、素子分離絶縁領域その直下の中央部に
    濃度の反対導電型半導体領域有し、かつ、前記素子
    分離絶縁領域直下において前記高濃度の反対導電型半導
    体領域の両側に拡散層深さが前記高濃度の反対導電型半
    導体領域よりも浅い高濃度の一導電型半導体領域を有
    し、更に、前記高濃度の反対導電型半導体領域の下方に
    低濃度の反対導電型半導体領域を挟んで対向する別の高
    濃度の反対導電型半導体領域を有することを特徴とする
    半導体装置。
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JPH05343626A JPH05343626A (ja) 1993-12-24
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