JPS6266284A - トナ−カ−トリツジ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば、多色プリンタの現像装置にトナーカ
ートリッジを着脱自在に嵌装するトナーカートリッジ装
置に関するものである。

（従来の技術） 従来、トナーを充填したトナーカートリッジを現像器の
トナー補給部に着脱自在に挿入し、このトナーカートリ
ッジから現像器にトナーを供給するとともに、トナーが
消費されて空になると、前記トナーカートリッジを現像
器から抜き出し、トナーを充填した新たな同形のトナー
カートリッツと交換するようにしたトナーカートリッジ
が、特開昭５７−１０３４５０号公報で提案されている
。

このトナーカートリッジは、概略、円筒形容器本体の両
端開口部をキャップで密封するとともに、前記本体にト
ナー流出口を形成したもので、挿入側キャップの外周縁
部に容器本体の半径方向に突出する突起部を設ける一方
、現像器の挿入部には、前記突起部が挿通可能なガイド
部を形成することによって、トナーカートリッジ挿入時
の位置決めを図っている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このトナーカートリッジは同一形状のも
のであるため、多色プリンタの上うに、種類の異なるト
ナーを充填した複数のトナーカートリッジを、それぞれ
所定のトナー補給部に挿入するものに適用した場合、誤
って他のトナーカートリッツを補給部に挿入してしまう
という問題点を有していた。

この問題を解決するために、トナーカートリッツ本体の
形状をトナーの種類ごとに変えて、誤挿入を防止すると
いう方法も考えられるが、この種のトナーカートリッジ
の容器は一度使用すると廃棄されるもので低価格でなけ
ればならず、このようなトナーカートリッジの製作に異
なる生産ラインを設けることは不経済であるという問題
があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するためになされたらので、
前記トナーカートリッジの円筒形容器本体の一端部に、
中央に開口部を有し、周方向に複数の係合部と、半径方
向に突出する突起部とを有する外蓋と、前記係合部と係
合し、かつ、その先端部を容器本体外方に突出する係止
片を備え、前記外在中央の開口部に嵌合した内蓋とから
なるキャップを着脱自在に取り付ける一方、前記現像器
のトナーカートリッジ挿入部にそれぞれ、前記突起部と
係止片とが各々挿通可能で、かつ、突起部に対する係止
片の挿通位置が異なるガイド部を設けたものである。

（実施例） 以下、本発明を一実施例である第１図から第４図に基づ
いて説明する。

トナーカートリッジ（１）は、第２図から第４図にその
詳細を示すように、概略、容器本体（２）と、その両端
開口部（２ａ）、（２ｂ）に取り付けたキャップ（３）
、（４）とから構成しである。

前記容器本体（２）は、紙製で、かつ、その長手方向に
トナー流出口（２１）を形成したもので、このトナー流
出口（２１）はその外部に貼着したシールテープ（２２
）にて覆われている。なお、シールテープ（２２）はト
ナーカートリッジ（１）挿入側で折り返され、開封部（
２２ａ）が形成しである。

キャップ（３）は、容器本体（２）の挿入側開口部（２
ａ）に嵌合される円形のもので、このキャップ（３）は
、外蓋（３１）と内蓋（３Ｂ）とから構成されている。

外Ｕ（３１）は、中央に円形の開口部（３２）を有し、
外周フランジ部（３４）の挿入方向（矢印ａ方向）端面
（３４ａ）には凹状の係合部（３３）、（３３ａ、３３
ｂ、３３ｃ）が周方向に形成してあり、さらに、外周面
（３４ｂ）には外方に突出する突起部（３５）が設けで
ある。

また、内？Ｉ（３６）は、前記外蓋（３１）の中央開口
部（３２）に嵌合可能な本体（３７）と、この本体（３
７）の外周部に設けたフランツ部（３８）とからなり、
このフランツ部（３８）には前記係合部（３３）と係合
可能な係止片（３９）が設けである。さらに、突起部（
３５）の挿入側は、第４図に示すように、係止片（３９
）よりも突出してあり、この係止片（３９）を保護する
ようにしである。

そして、キャップ（４）は、フランジ（４ａ）および把
手（４１）を有する円形キャップで、このキャップ（４
）は、トナーカートリッジ（１）の他方の開口部（２ｂ
）に嵌合しである。

前記構成からなるトナーカートリッジ（１）は、容器本
体（２）の一端開口部（２ｂ）にキャップ（４）を嵌合
し、開口部（２ａ）側からトナーを充填した後、この開
口部（２ａ）にキャップ（３）を取り付けて密封する。

この際、例えば、前記トナーがカラートナーの場合、ト
ナーが赤であれば係止片（３９）を係合部（３３ａ）に
係合し、トナーが黒であれば係合部（３３ｂ）に係合す
るように、予めトナーの色によって係止片（３９）の係
合位置を決めておき、これによって収納されているトナ
ーの色を識別できるようにしておく。

一方、現８１．器（５）はトナーｂｉｔ給部（６）を有
し、このトナー補給部（６）には前記トナーカートリッ
ジ（１）の挿入部（７）が形成しである。そして、この
挿入部（７）周囲には、前記トナーカートリッジ（１）
の突起部（３５）、及び係合部（３３ａ）に係合した係
止片（３９）が挿通可能なガイド部（７１）及び（７２
）が形成してあり、下部にはトナー補給口（７３）が形
成してあり、先端部は開口している。

そして、図示しないが、現像器（５）以外に別に二つの
現像器が配置されており、これら現像器の挿入部には、
トナーカートリッジ（１）の係止片（３９）を係合部（
３３ｂ）、（３３ｃ）に係合させた状態でのみ挿入可能
なガイド部が設けである。

なお、前記現像器は、一つの現像装置内に複数の現像器
を備えているものであってもよい。

すなわち、係止片（３９）を係合部（３３ａ）に位置さ
せた場合、挿入部（７）にのみ挿入可能で、他の現像器
の挿入部には挿入できないようにしである。

また、前記ガイド部（７１）の延長線上であって、トナ
ー補給部内壁（６ａ）には、トナーカートリッジ（１）
の反矢印（ｂ）方向への回動を阻止するストッパ（８）
が設けてあり、さらにその斜め下方には保合部（９）が
設けである。

前記構成からなる現像器（５）の挿入部（７）にトナー
カートリッジ（１）を挿入するには、トナー流出口（２
１）を」二方に位置させた状態で、挿入側の突起部（３
５）をガイド部（７１）に、係止片（３９）をガイド部
（７２）に位置させて、矢印（ａ）方向に挿入するとと
もに、シールテープ（２２）の折り返し部（２２ａ）を
挿入方向と反対方向（矢印ａ゛方向側に引き出しながら
、トナー流出口（２１）を開封する。

このとき、例えば、突起部（３５）に対して係合部（３
３ａ）に係合している係止片（３９）と同一の位置関係
を有するガイド部（７１）、（７２）は−組しかないた
め、誤って他の挿入部にトナーカートリッジ（１）を挿
入することがない。

そして、トナーカートリッジ（１）のキャップ（４）の
フランジ部（４ａ）がトナー補給部外壁（６ｂ）に当接
した後、把手（４１）を持って矢印（ｂ）方向に回転す
ると突起部（３５）が係合部（９）と係合し、トナーカ
ートリッジ（１）が位置決めされるとともに、トナー流
出口（２１）とトナー補給口（７３）とが連通し、ｌ・
ナーカートリッジ（＋）内に収納したトナーが、トナー
補給槽（６）に補給され、現像に供される。

また、トナーカートリッジ（１）内のトナーが消費され
ると、このトナーカートリッジ（１）を前記とは逆に操
作して引き出し、新たにトナーを充填したトナーカート
リッジ（１）と交換する。

前記実施例では、トナーカートリッジ（１）に三つの係
合部（３３Ｘ３３ａ、３３ｂ、３３ｃ）を設け、三種類
のトナーを識別できるようにしたが、係合部（３３）の
数は、現像器の数に応じて設けるようにすればよい。

また、前記実施例では、外１Ｈ（３１）に設けた中央の
開口部（３２）は円形のものとしたが、これに限らず、
多角形のものとしてもよい。ただし、この場合、内；ｆ
ｉ（３Ｇ）の本体（３７）も開口部（３２）に応じた形
状とする。

さらに、前記実施例では、係合部（３３）は凹状のもの
としたが、これに限らず、係合部（３３）を突部とし、
他方の係止片（３９）にこれと係合するｌｎ餓木正ち虚
オＡ十らじ１アｔ、　トい−（発明の効果） 以上の説明で明らかなように、本発明にかかるトナーカ
ートリッジ装置は、トナーカートリッジの円筒形容器本
体の挿入側開口部に、位置決め突起部と複数の係合部を
有する外蓋と、前記係合部のいずれとも係合可能な係止
片を有する内蓋とからからなるキャップを取り付けろ一
方、このトナーカートリッジを挿入する現像器の挿入部
に、前記突起部と係止片が各々挿通可能で、かつ、突起
部に対する係止片の挿通位置が異なるガイド部を設けた
構成としている。

したがって、突起部と係止片との位置関係によって、ト
ナーカートリッジに充填したトナーの種類を識別できる
とともに、ある種類のトナーを収納したトナーカートリ
ッジは、これと対応する現像器のみ装着可能であるため
、現像器に他種類のトナーを誤って補給することがなく
、確実に所定のトナーを所定の現像器に供給することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるトナーカートリッジ装置を示す
斜視図、第２図、第３図はトナーカートリッジの斜視図
、正面図、第４図は第３図の■−■線断面図である。 ｌ・・トナーカートリッジ、２・・・容器本体、３．４
・・・キャップ、５・・・現像器、７・・・挿入部、３
１・・外蓋、３３・・・係合部、３５・・・突起部、３
６・・・内蓋、３９・・・係止部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）現像装置に設けた複数の現像器に、円筒形のトナ
   ーカートリッジを挿入してトナーを補給するようにした
   トナーカートリッジ装置において、前記トナーカートリ
   ッジの円筒形容器本体の一端部に、中央に開口部を有し
   、周方向に複数の係合部と、半径方向に突出する突起部
   とを有する外蓋と、前記係合部と係合し、かつ、その先
   端部を容器本体外方に突出する係止片を備え、前記外蓋
   中央の開口部に嵌合された内蓋とからなるキャップを取
   り付ける一方、前記現像器のトナーカートリジ挿入部の
   それぞれに、前記突起部と係止片とが各々挿通可能で、
   かつ、突起部に対する係止片の挿通位置が異なるガイド
   部を設けたことを特徴とするトナーカートリッジ装置。