JPS6262840A - 全天候性能を有する高運動性能タイヤ - Google Patents
全天候性能を有する高運動性能タイヤInfo
- Publication number
- JPS6262840A JPS6262840A JP60203181A JP20318185A JPS6262840A JP S6262840 A JPS6262840 A JP S6262840A JP 60203181 A JP60203181 A JP 60203181A JP 20318185 A JP20318185 A JP 20318185A JP S6262840 A JPS6262840 A JP S6262840A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- performance
- tread
- glass transition
- tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
- B60C1/0016—Compositions of the tread
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L21/00—Compositions of unspecified rubbers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は全天候性能を有する高運動性能タイヤに関する
ものであり、更に詳しくは晴天時の乾燥路面、雨天時の
湿温路面、並びに氷および/または雪に覆われた(氷雪
)路面等を走行できる性能に加えて、乾燥路面において
は路面とトレッドとの間の摩擦力が十分に大きく、曲り
くねった道路で容易にまたは高速で走行できる性能と、
直線道路で高速で走行できる性能と、サーキット等で走
行した場合には短いラップタイムで走行できる性能と、
更に湿潤路面でも容易にまたは高速で走行できる性能と
を併せ持つ、乗用車用ラジアルタイヤ、乗用車用バイア
スタイヤおよび二@車用タイヤに適用可能なタイヤに関
するものである。
ものであり、更に詳しくは晴天時の乾燥路面、雨天時の
湿温路面、並びに氷および/または雪に覆われた(氷雪
)路面等を走行できる性能に加えて、乾燥路面において
は路面とトレッドとの間の摩擦力が十分に大きく、曲り
くねった道路で容易にまたは高速で走行できる性能と、
直線道路で高速で走行できる性能と、サーキット等で走
行した場合には短いラップタイムで走行できる性能と、
更に湿潤路面でも容易にまたは高速で走行できる性能と
を併せ持つ、乗用車用ラジアルタイヤ、乗用車用バイア
スタイヤおよび二@車用タイヤに適用可能なタイヤに関
するものである。
(従来の技術)
従来より高運動性能タイヤは種々知られており、例えば
特開昭55−60539号、同55−86827号各公
報には湿潤路面における踏面把握を改善したトレッドゴ
ム用組成物が開示されている。また、氷雪路を走行する
ためのいわゆるスノータイヤ、スタッドレスタイヤも知
られており、例えば特開昭59−206209号公報に
はトレッドを特定ゴム組成物で構成することにより氷雪
路面の踏面把握力を高めた空気入りタイヤが開示されて
いる。
特開昭55−60539号、同55−86827号各公
報には湿潤路面における踏面把握を改善したトレッドゴ
ム用組成物が開示されている。また、氷雪路を走行する
ためのいわゆるスノータイヤ、スタッドレスタイヤも知
られており、例えば特開昭59−206209号公報に
はトレッドを特定ゴム組成物で構成することにより氷雪
路面の踏面把握力を高めた空気入りタイヤが開示されて
いる。
(従来技術の問題点)
従来の高運動性能タイヤトレッドは、高い踏面杷握力を
確保するために室温付近におけるトレッドゴムのロスを
大きくする必要があり、このため高いガラス転移温度を
有するポリマー、例えばスチレン含有量の大キいスチレ
ンブタジェンゴムを使用したり、あるいはカーボンとオ
イルを多着に配合して目的を達成してきた。しかし、こ
れらのトレッドゴムは低温になると硬化し、氷雪路面上
を走行すると路面との間に十分な摩耗力を得ることがで
きず、容易に走行できないとい5問題点があった。
確保するために室温付近におけるトレッドゴムのロスを
大きくする必要があり、このため高いガラス転移温度を
有するポリマー、例えばスチレン含有量の大キいスチレ
ンブタジェンゴムを使用したり、あるいはカーボンとオ
イルを多着に配合して目的を達成してきた。しかし、こ
れらのトレッドゴムは低温になると硬化し、氷雪路面上
を走行すると路面との間に十分な摩耗力を得ることがで
きず、容易に走行できないとい5問題点があった。
一方、氷雪路面上を容易に走行することを目的としたい
わゆるスノータイヤ、スタッドレスタイヤは低温でも柔
らかいトレッドゴムを使用するのh’−一般的であり、
このため氷゛イ路面では満足すべき性能が得られるもの
の、家名付近ではトレンドゴムの硬度が低下し過ぎる傾
向があり、十分な高運動性能h′−得られないという問
題点があった。
わゆるスノータイヤ、スタッドレスタイヤは低温でも柔
らかいトレッドゴムを使用するのh’−一般的であり、
このため氷゛イ路面では満足すべき性能が得られるもの
の、家名付近ではトレンドゴムの硬度が低下し過ぎる傾
向があり、十分な高運動性能h′−得られないという問
題点があった。
本発明の目的は、上述し7た従来の問題点を解消し、氷
雪路面上でも容易に走行できる、換言すれば全天候性能
を有する高運動性能タイヤを提供することにある。
雪路面上でも容易に走行できる、換言すれば全天候性能
を有する高運動性能タイヤを提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明者は、上記目的を達成すべくタイヤトレッド部材
の材質につき鋭慧研究を行なった結果、室温付近で路面
との間に大ぎな摩耗力を得るために室温付近でのトレン
ドゴムの粘弾性斬性と、例えば−20℃の低温における
トレッドゴムの弾性特性とを各々独立にかつ自由に制御
し得るゴム組成物を選定することにより全天候性能を有
する高運動性能タイヤが得られることを見い出し、本発
明を達成するに至った。
の材質につき鋭慧研究を行なった結果、室温付近で路面
との間に大ぎな摩耗力を得るために室温付近でのトレン
ドゴムの粘弾性斬性と、例えば−20℃の低温における
トレッドゴムの弾性特性とを各々独立にかつ自由に制御
し得るゴム組成物を選定することにより全天候性能を有
する高運動性能タイヤが得られることを見い出し、本発
明を達成するに至った。
すなわち、本発明は、ガラス転移温度が一65℃以下の
ジエン系ゴムの少なくとも1種(以下(A)成分という
)10〜90重+i部と、ガラス転移温度が一55℃以
上のジエン系ゴムの少なくとも1種(以下(B)成分と
いう)90〜1Oijji部とから成るゴム成分100
市量部に対し、2〜30重量部のエステル系低温軟化剤
を配合し加儲してなり、−20℃における100%伸長
時での弾性率が50klil/函2以下で、30℃にお
ける損失係数tanδが0.3以上の加偕ゴムなトレッ
ドに用いたことを特徴とする全天候性能を有゛する高運
動性能タイヤに関するものである。
ジエン系ゴムの少なくとも1種(以下(A)成分という
)10〜90重+i部と、ガラス転移温度が一55℃以
上のジエン系ゴムの少なくとも1種(以下(B)成分と
いう)90〜1Oijji部とから成るゴム成分100
市量部に対し、2〜30重量部のエステル系低温軟化剤
を配合し加儲してなり、−20℃における100%伸長
時での弾性率が50klil/函2以下で、30℃にお
ける損失係数tanδが0.3以上の加偕ゴムなトレッ
ドに用いたことを特徴とする全天候性能を有゛する高運
動性能タイヤに関するものである。
本発明において前記FA)成分として使用する、ガラス
転移温度が一65℃以下のジエン系ゴムの例としては、
(高シスまたは低ビニル)ポリブタジェンゴム、スチレ
ン含有量の小さいスチレン−ブタジェンゴム、エチレン
−ブタジェンゴム、プロピレン−ブタジェンゴム、ブタ
ジェン−イソプレンゴム、プロピレン−イソプレンゴム
等が挙げられるが、好ましくはガラス転移温度が一70
℃以下のジエン系ゴムを使用する。尚、((転)成分に
ガラス転移温度が一65℃よりも高いジエン系ゴムを使
用すると、低温において所望弾性呂を得ることが困難と
なり好ましくない。
転移温度が一65℃以下のジエン系ゴムの例としては、
(高シスまたは低ビニル)ポリブタジェンゴム、スチレ
ン含有量の小さいスチレン−ブタジェンゴム、エチレン
−ブタジェンゴム、プロピレン−ブタジェンゴム、ブタ
ジェン−イソプレンゴム、プロピレン−イソプレンゴム
等が挙げられるが、好ましくはガラス転移温度が一70
℃以下のジエン系ゴムを使用する。尚、((転)成分に
ガラス転移温度が一65℃よりも高いジエン系ゴムを使
用すると、低温において所望弾性呂を得ることが困難と
なり好ましくない。
次に、前記(B)成分として使用する、ガラス転移tが
一55℃以上のジエン系ゴムの例としては、スチレン含
有量の大きいスチレン−ブタジェンゴム、α−メチルス
チレン−ブタジェンゴム、ビニル含有量の大きいポリブ
タジェンゴム、スチレン含有量は小さいがビニル含有量
の大きいスチレン−ブタジェンゴム等が挙げられる。尚
、CB)成分にガラス転移導度が一55℃未満のジエン
系ゴムを使用すると、所望の高運動性能を得ることが困
難となり好1しくない。
一55℃以上のジエン系ゴムの例としては、スチレン含
有量の大きいスチレン−ブタジェンゴム、α−メチルス
チレン−ブタジェンゴム、ビニル含有量の大きいポリブ
タジェンゴム、スチレン含有量は小さいがビニル含有量
の大きいスチレン−ブタジェンゴム等が挙げられる。尚
、CB)成分にガラス転移導度が一55℃未満のジエン
系ゴムを使用すると、所望の高運動性能を得ることが困
難となり好1しくない。
トレッドゴムの室温付近の粘弾性特性と低温における弾
性特性とを前記本発明の範囲内に維持するためには、(
A)成分と(B)成分より成る混合ゴム成分にエステル
系低温軟化剤を配合する必要がある。
性特性とを前記本発明の範囲内に維持するためには、(
A)成分と(B)成分より成る混合ゴム成分にエステル
系低温軟化剤を配合する必要がある。
このエステル系低温軟化剤としては、フタル酸誘導体、
例えばフタル酸系ジエステル、脂肪酸系−塩基酸エステ
ル、例えばオレイン酸誘導体、脂肪酸系二塩基酸エステ
ル、例えばアジピン酸誘導体、アゼライン酸誘導体、セ
バシン酸誘導体およびリン酸誘導体等のエステル系低温
性可塑41があり、層も好ましいのはオレイン酸誘導体
であり、例えばブチルオレエート、オレイン酸オクチル
、オレイン酸デシル、トール油脂肪酸オクチル、オレイ
ン酸オレイル、エチレングリコールオレイン酸ジエステ
ル、1.4−ブタンジオールオレイン酸ジエステル、1
.6−ヘキサンジオールオレイン酸ジエステル、オレイ
ン酸2−エチルヘキシル、オレイン酸ドデシル、ミリス
トオレイン酸デシル、iリストオレイン酸オレイルがあ
り、オレイン酸オクチルが特に好ましい。
例えばフタル酸系ジエステル、脂肪酸系−塩基酸エステ
ル、例えばオレイン酸誘導体、脂肪酸系二塩基酸エステ
ル、例えばアジピン酸誘導体、アゼライン酸誘導体、セ
バシン酸誘導体およびリン酸誘導体等のエステル系低温
性可塑41があり、層も好ましいのはオレイン酸誘導体
であり、例えばブチルオレエート、オレイン酸オクチル
、オレイン酸デシル、トール油脂肪酸オクチル、オレイ
ン酸オレイル、エチレングリコールオレイン酸ジエステ
ル、1.4−ブタンジオールオレイン酸ジエステル、1
.6−ヘキサンジオールオレイン酸ジエステル、オレイ
ン酸2−エチルヘキシル、オレイン酸ドデシル、ミリス
トオレイン酸デシル、iリストオレイン酸オレイルがあ
り、オレイン酸オクチルが特に好ましい。
本発明においては、これ等エステル系低湿“軟化剤の配
合割合をゴム成分100心ft部に対して2〜80重量
部の範囲内とするのが好ましい。これは、2重量部未満
では十分な氷雪性能を得ることができず、また80重量
部を超えると弾性率が低くなり過ぎて十分な高運動性能
が得られなくなるばかりでなく、トレンドゴムとして十
分な耐摩耗性能を得ることが困難となるからである。ま
た、更に好捷しくはかかる配合割合が3〜15;R置部
の範囲内であり、この範囲に設定することにより高運動
性能と氷雪走行性能を極めてバランス良く得ることがで
きる。
合割合をゴム成分100心ft部に対して2〜80重量
部の範囲内とするのが好ましい。これは、2重量部未満
では十分な氷雪性能を得ることができず、また80重量
部を超えると弾性率が低くなり過ぎて十分な高運動性能
が得られなくなるばかりでなく、トレンドゴムとして十
分な耐摩耗性能を得ることが困難となるからである。ま
た、更に好捷しくはかかる配合割合が3〜15;R置部
の範囲内であり、この範囲に設定することにより高運動
性能と氷雪走行性能を極めてバランス良く得ることがで
きる。
1だ本発明においては前述の如く、前記(A)成分と(
B)成分とから成るゴム成分にエステル系低温軟化剤を
配合し加硫して得たトレッドゴムの一20℃における1
00%伸長時での弾性率が50kJ/a2以下でかつ3
0℃における」失係Ntanδが0.3以上であること
が要求される。この理由は、−20℃における100%
伸長時での弾性率が50 kg/cfL を超えると氷
雪路上で所望の性能を得ることが困難となるからであり
、好ましくは45に9/ca”以下とする。また、80
℃abけルtanδは0.3未満になると所望の高運動
性能を得ることが困難となるからであり、好ましくは0
.35以上とする。
B)成分とから成るゴム成分にエステル系低温軟化剤を
配合し加硫して得たトレッドゴムの一20℃における1
00%伸長時での弾性率が50kJ/a2以下でかつ3
0℃における」失係Ntanδが0.3以上であること
が要求される。この理由は、−20℃における100%
伸長時での弾性率が50 kg/cfL を超えると氷
雪路上で所望の性能を得ることが困難となるからであり
、好ましくは45に9/ca”以下とする。また、80
℃abけルtanδは0.3未満になると所望の高運動
性能を得ることが困難となるからであり、好ましくは0
.35以上とする。
更に、30℃における貯蔵弾性鬼E′は110kg11
2以上、好ましくは130 kg/cm”以上とする。
2以上、好ましくは130 kg/cm”以上とする。
E′が110々/α2未満になると十分な高運動性能を
得ることが困難となるからである。
得ることが困難となるからである。
本発明においては、ゴム成分としてfAl成分と(Bl
成分の他に、湿潤路面制動性を向上させるためにブチル
ゴムまたはハロゲン化ブチルゴム、例えばクロロブチル
ゴム、ブロムブチルゴムを組合せて使用することができ
る。ブチルゴムまたはハロゲン化ブチルゴムの使用量は
8〜30市場部、好ましくは10〜20市看部とする。
成分の他に、湿潤路面制動性を向上させるためにブチル
ゴムまたはハロゲン化ブチルゴム、例えばクロロブチル
ゴム、ブロムブチルゴムを組合せて使用することができ
る。ブチルゴムまたはハロゲン化ブチルゴムの使用量は
8〜30市場部、好ましくは10〜20市看部とする。
かかる範囲に限定することにより、トレンドゴムに要求
されル他の特性である耐摩耗性の低下を押えると共に、
湿潤路面制動性を向上させることができる。
されル他の特性である耐摩耗性の低下を押えると共に、
湿潤路面制動性を向上させることができる。
本発明に用いるゴム組成物には加硫剤の硫黄、加硫促進
剤、加硫促進助剤、老化防止剤、軟化剤あるいは充填剤
等が適宜配合される。
剤、加硫促進助剤、老化防止剤、軟化剤あるいは充填剤
等が適宜配合される。
(実施例)
次に本発明を実施例および比較例により説明する。
第1表に示す配合割合(重量部)から成るゴム組成物で
タイヤ評価に先立ちスペクトロメーターで30℃tan
δおよび30℃E’を、またテア シaンで100%伸
張時の弾性率を測定した。その後かかるゴム組成物をト
レッドゴムとして構成したタイー’r−y−イズ185
/70SR14の11種のタイヤをつくり、各タイヤに
つき湿潤路面制動性、乾燥路面操縦安定性および雪上制
動性を評価した。
タイヤ評価に先立ちスペクトロメーターで30℃tan
δおよび30℃E’を、またテア シaンで100%伸
張時の弾性率を測定した。その後かかるゴム組成物をト
レッドゴムとして構成したタイー’r−y−イズ185
/70SR14の11種のタイヤをつくり、各タイヤに
つき湿潤路面制動性、乾燥路面操縦安定性および雪上制
動性を評価した。
得られた結果を以下の第1表に併記する。
表中、比較例1は従来の高運動性能タイヤに相当するも
のである。1だ、比較例2は従来のスノータイヤに相当
するものである。比較例1におけるサマータイヤ用高運
動性能トレッドゴムな用いたタイヤをコントロールタイ
ヤとし、表中各タイヤの性能をコントロール対比の指数
で示した。
のである。1だ、比較例2は従来のスノータイヤに相当
するものである。比較例1におけるサマータイヤ用高運
動性能トレッドゴムな用いたタイヤをコントロールタイ
ヤとし、表中各タイヤの性能をコントロール対比の指数
で示した。
尚、前記物性の測定方法および前記性能の評価方法は次
の通りである。
の通りである。
(イ)ガラス転移温度(Ty)
DSG (ホ差PA量計)を用い、昇温速度20℃/分
でサーモグラムを記録して、第1図に示す接線の内点の
温度をTgとした。
でサーモグラムを記録して、第1図に示す接線の内点の
温度をTgとした。
(01−20℃における100%伸長時での弾性本JI
SK6801引張り試験法に基づき、−20−Cの恒f
M哨(予冷10分間とした)内で測定した。
SK6801引張り試験法に基づき、−20−Cの恒f
M哨(予冷10分間とした)内で測定した。
尚、試料の加硫条件は、レオメータ−にてトルクh″−
最大値をとる時間の1.2培の時間で加硫することとし
た。
最大値をとる時間の1.2培の時間で加硫することとし
た。
(ハ)貯蔵弾性至E′および損失係数t、anδ岩本製
作所製粘弾性スペクトロメーターを使用して周波数50
cps、静歪t5%の伸長下にて動否率1%の柔性で
測定した。尚、試料はチャック間長さZ Oam、1l
lil 5 MM、1gさ2 rmの短冊状とした。
作所製粘弾性スペクトロメーターを使用して周波数50
cps、静歪t5%の伸長下にて動否率1%の柔性で
測定した。尚、試料はチャック間長さZ Oam、1l
lil 5 MM、1gさ2 rmの短冊状とした。
加硫条件は前記(イ)項と同じにした。
(−4湿潤路面耐制動性
濡れたアスファルト路面において速度ΦQk+a/時、
70−7時および100kffi/時の各速度から急制
動を与え、完全に停止するまでの走行距離を求め、その
値を比較例1を100として指数表示した。
70−7時および100kffi/時の各速度から急制
動を与え、完全に停止するまでの走行距離を求め、その
値を比較例1を100として指数表示した。
数値の大きい程良好である。
け→乾燥路面操縦安定性
晴れた日に直線路、カーブ、パンク等より成る周回路走
行ランプタイムを測定し、比較例1のタイヤのタイムを
100として指数表示した。数値の大きい程良好である
。
行ランプタイムを測定し、比較例1のタイヤのタイムを
100として指数表示した。数値の大きい程良好である
。
(へ)雪上耐制動性
雪上でのブレーキ性能につき、速度20 K+u/時、
Bou/時および40−7時で走行中にブレーキをかけ
停止E距離を測定し、比較例1のタイヤの値を100と
して指数表示した。数値の大きい程良好である。
Bou/時および40−7時で走行中にブレーキをかけ
停止E距離を測定し、比較例1のタイヤの値を100と
して指数表示した。数値の大きい程良好である。
ニー製
*5・・・N−フェニル−N/−イソプロピル−p−フ
二二レンジアミン *6・・・ジフェニルグアニジン 傘7・・・ジベンゾチアジルジスルフィド奉8 ・・N
−J−キシジエチレン−2−ペンゾチアソリルスルフエ
ンアミド (発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のタイヤは、室温付近
でのトレッドゴムの粘弾性特性と、例えば−20℃の低
温におけるトレッドゴムの弾性特性とを各々独立にかつ
自由に制御し得る所定のゴム組成物を選定する゛ことに
より、第1表に見られる如く雪上制動性にも優れた全天
候性能を有する高運動性能タイヤを得ることができると
いう効果が得られる。
二二レンジアミン *6・・・ジフェニルグアニジン 傘7・・・ジベンゾチアジルジスルフィド奉8 ・・N
−J−キシジエチレン−2−ペンゾチアソリルスルフエ
ンアミド (発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のタイヤは、室温付近
でのトレッドゴムの粘弾性特性と、例えば−20℃の低
温におけるトレッドゴムの弾性特性とを各々独立にかつ
自由に制御し得る所定のゴム組成物を選定する゛ことに
より、第1表に見られる如く雪上制動性にも優れた全天
候性能を有する高運動性能タイヤを得ることができると
いう効果が得られる。
第1図は、ガラス転接温度(Ty)を得るために用いた
温度と比熱との関係を示す線図である。
温度と比熱との関係を示す線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ガラス転移温度が−65℃以下のジエン系ゴムの少
なくとも1種10〜90重量部と、ガラス転移温度が−
55℃以上のジエン系ゴムの少なくとも1種90〜10
重量部とから成るゴム成分100重量部に対し、2〜3
0重量部のエステル系低温軟化剤を配合し加硫してなり
、−20℃における100%伸長時での弾性率が50k
g/cm^2以下で、30℃における損失係数tanδ
が0.3以上の加硫ゴムをトレッドに用いたことを特徴
とする全天候性能を有する高運動性能タイヤ。 2、30℃における貯蔵弾性率E′が110kg/cm
^2以上の加硫ゴムをトレッドに用いた特許請求の範囲
第1項記載の全天候性能を有する高運動性能タイヤ。 3、ガラス転移温度が−65℃以下のジエン系ゴムの少
なくとも1種10〜82重量部と、ガラス転移温度が−
55℃以上のジエン系ゴムの少なくとも1種82〜10
重量部と、ブチルゴムまたはハロゲン化ブチルゴム8〜 30重量部とから成る成分100重量部に対し、2〜3
0重量部のエステル系低温軟化剤を配合し加硫してなり
、−20℃における 100%伸長時での弾性率が50kg/cm^2以下で
、30℃における損失係数tanδが0.3以上の加硫
ゴムをトレッドに用いたことを特徴とする全天候性能を
有する高運動性能タイヤ。 4、30℃における貯蔵弾性率E′が110kg/cm
^2以上の加硫ゴムをトレッドに用いた特許請求の範囲
第3項記載の全天候性能を有する高運動性能タイヤ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60203181A JPH0623269B2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 全天候性能を有する高運動性能タイヤ |
CA000518105A CA1286213C (en) | 1985-09-13 | 1986-09-12 | Pneumatic tire having high all-weather running performances |
DE8686307091T DE3672547D1 (de) | 1985-09-13 | 1986-09-15 | Luftreifen. |
EP19860307091 EP0216588B1 (en) | 1985-09-13 | 1986-09-15 | Pneumatic tire |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60203181A JPH0623269B2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 全天候性能を有する高運動性能タイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6262840A true JPS6262840A (ja) | 1987-03-19 |
JPH0623269B2 JPH0623269B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=16469798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60203181A Expired - Lifetime JPH0623269B2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 全天候性能を有する高運動性能タイヤ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0216588B1 (ja) |
JP (1) | JPH0623269B2 (ja) |
CA (1) | CA1286213C (ja) |
DE (1) | DE3672547D1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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