JPS6262342B2 - - Google Patents

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JPS6262342B2
JPS6262342B2 JP8728178A JP8728178A JPS6262342B2 JP S6262342 B2 JPS6262342 B2 JP S6262342B2 JP 8728178 A JP8728178 A JP 8728178A JP 8728178 A JP8728178 A JP 8728178A JP S6262342 B2 JPS6262342 B2 JP S6262342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gravure
photosensitive material
positive
printing
halftone
Prior art date
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Expired
Application number
JP8728178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5515125A (en
Inventor
Taizo Kumano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Publication of JPS5515125A publication Critical patent/JPS5515125A/ja
Publication of JPS6262342B2 publication Critical patent/JPS6262342B2/ja
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は網グラビア製版方法に関し、更に詳し
くはモアレの発生を防止する網グラビア製版方法
に関する。
従来グラビア版のセルの深さとセルの面積の両
方をそれぞれの原稿の階調に対応して変化させ
て、インキの被印刷物への転移量を変化させるこ
とにより、原稿の階調を再現させる網グラビア製
版方法が知られている。
このようにグラビア版のセルの深さとセルの面
積の両方を変化させるには、従来は、グラビア用
の網ポジチブと連続階調ポジチブをそれぞれ別々
の工程で、同一のカーボンチツシユに焼付けた
後、該カーボンチツシユを用いてグラビア版を得
る方法が一般的であつた。
本発明は、グラビア用の網ポジチブではなく、
平版用又は凸版用の網ポジチブと連続階調ポジチ
ブを用いて網グラビア製版を行なう方法を提供す
る。ところで平版用又は凸版用の網ポジチブを用
いてグラビア製版を行なう場合には、中間調部か
らシヤドウ部においてインキの流れを防ぐため
に、グラビアスクリーンを別に用いる必要がある
ことは、特開昭50−26603号公報、特開昭52−
2603号公報、特開昭53−14005号公報等に示され
ている。
しかしながら、上記の如く網ポジチブとグラビ
アスクリーンの両方を用いる網グラビア製版方法
においては、網ポジチブの網点の規則正しい繰り
返しとグラビアスクリーンの不透明な点の規則正
しい繰り返しとの間にモアレパターンが発生し易
いという問題点がある。
一般的には、グラビア印刷の場合にはこのよう
なモアレパターンはシヤドウ部におけるよりもラ
イト部〜中間調部において発生し易い。その理由
はシヤドウ部においては、多量のインキがグラビ
ア版のセル中に存在するので、印刷時において
は、印刷圧等により被印刷物にインキが転移する
際にインキが押しつぶされて被印刷物上に明確な
網点構造を示さず、他方ライト部〜中間調部にお
いては、被印刷物上に明確な網点構造を再現する
ようにインキが転移するからである。
以上の点を考慮してグラビアスクリーンを感光
材料に焼付ける際にグラビアスクリーンの上にネ
ガチブを重ね合わせることにより、光を照射して
も、原稿のライト部はネガチブにおいては濃度が
高いので、原稿のライト部に対応する部分にはグ
ラビアスクリーンが焼付けられずシヤドウ部〜中
間調部にグラビアスクリーンが焼付けられるよう
にしてモアレの発生を防止する方法が特開昭50−
161303号公報、特開昭53−15904号公報に示され
ている。
本発明は上記グラビアスクリーンと網ポジチブ
との間のモアレの発生を防止することのできる網
グラビア製版方法を更に改良した方法に関するも
ので、作業効率の向上を計ることができるもので
ある。
また本発明は、グラビアスクリーンを感光材料
に焼付ける際に用いるネガチブを作成する新規な
方法を提供するものである。
更に本発明は、原稿の階調を再現するために、
平版用又は凸版用の網ポジチブと連続階調のポジ
チブを用いるので、平版用又は凸版用の網ポジチ
ブのみを用いる方法に比べて、原稿の階調の再現
性に優れている方法を提供するものである。
以下に本発明について更に詳細に説明する。
本発明においては、第1図に示すように、感光
材料1の感光層側に、透明性を有する感光材料2
と連続階調ポジチブ3とをこの順序で重ね合わせ
て、連続階調ポジチブ側から光を照射する第1工
程が必要である。このようにして光を照射するこ
とにより、感光材料1と透明性を有する感光材料
2の両方に連続階調ポジチブが焼付けられる。こ
れにより版の深浅の要素が感光材料1に形成され
る。
本発明で用いられる透明性を有する感光材料2
としては、銀塩タイプのフイルム、ベシキユラー
フイルム、クロマリンネガタイプフイルム等があ
る。
本発明で用いられる透明性を有する感光材料2
は、連続階調ポジチブ3の焼付け後現像処理する
ことにより連続階調ネガチブが得られる。現像処
理は、それぞれの感光材料により異なるので、公
知のそれぞれに適した方法で行なえば良い。これ
らの現像処理はよく知られているのでこれ以上の
説明は不要である。
また本発明においては、第1工程を施こした後
に第2図に示すように、感光材料1の感光層側
に、グラビアスクリーン4と前記第1工程で用い
た透明性を有する感光材料2を現像処理すること
により得られた連続階調ネガチブ5をこの順序で
重ね合わせて、連続階調ネガチブ5側から光を照
射する第2工程が必要である。
この第2工程により、ライト部はネガチブにお
いては濃度が高いのでほとんど光は透過せず、従
つてグラビアスクリーン4はライト部においては
感光材料1には焼付けられない。これに対して、
シヤドウ部はネガチブにおいては濃度が低いの
で、グラビアスクリーン4は感光材料1に焼付け
られる。こうしてライト部においては感光材料1
にはグラビアスクリーン4は焼付けられず、後述
する第3工程での網ポジチブのみが焼付けられる
ので、グラビアスクリーンの不透明な点の規則正
しい繰り返しと網ポジチブの網点の規則正しい繰
り返しによるモアレの発生は回避できる。
また本発明においては、第1工程の前、第1工
程と第2工程の間あるいは第2工程の後のいずれ
かにおいて、第3図に示すように感光材料1の感
光層側に、平版用又は凸版用の網ポジチブ7を重
ね合わせて網ポジチブ側から光を照射する第3工
程が必要である。
この第3工程により、感光材料1に平版用又は
凸版用の網ポジチブ6が焼付けられ、網点の大小
の要素が感光材料1に形成される。
本発明において、連続階調ネガチブを得る場合
には、網ポジチブの網点が50%以下の所ではネガ
チブの濃度2.0程度以上あるようにする事が好ま
しい。こうすることにより、このネガチブとグラ
ビアスクリーンを重ね合わせて感光材料1にグラ
ビアスクリーンを焼付ける場合に、網ポジチブの
網点が50%以下の所にはグラビアスクリーンが焼
付けられないようにすることができる。
本発明で用いられる感光材料1としては種々の
ものがある。そのいくつかを例示すれば、感光性
を付与されたカーボンチツシユ、コダツクグラビ
アレジストフイルム、ロトフイルム、ロタルゴフ
イルム等のフオトレジストが代表的なものであ
り、その他にはリスタイプ又は連続階調タイプの
銀塩フイルム等が適宜用いられ、更にはポーシエ
ル法の如くグラビアシリンダーにあらかじめフオ
トレジスト用感光材料が塗布されているものであ
つてもよい。
本発明の方法により焼付けを完了した感光材料
1は通常の方法でグラビア版を得る第4工程のた
めに用いられる。このグラビア版を得るための工
程は感光材料1の種類によつて異なるので、それ
ぞれに適した方法によれば良い。
例えば感光性を付与されたカーボンチツシユの
場合には、このカーボンチツシユをグラビア用版
に転写し、現像し、腐蝕する等の工程を行なえば
よい。
また感光材料1とした網ポジチブや連続階調ポ
ジチブ等を作成する時に用いられるような通常の
製版用感光性フイルムを用いた場合には、焼付け
工程を完了後に現像処理を行うとネガチブが得ら
れるので、このネガチブを他の製版用感光性フイ
ルムに密着焼付けしてポジチブを作成し、このポ
ジチブを前記の如きフオトレジストに密着焼付け
してから、フオトレジストの場合と同様に処理す
れば良い。更に感光材料1として、ポジチブを焼
付けてポジチブが得られるいわゆるポジ−ポジタ
イプの感光性フイルムを用いた場合には、焼付け
工程を完了後に現像処理を行うとポジチブが得ら
れるので、このポジチブを前記の如きフオトレジ
ストに密着焼付けしてから、フオトレジストの場
合と同様に処理すれば良い。
腐蝕後必要に応じてクロムメツキを施こしても
良い。
本発明のグラビアスクリーンは通常の白線グラ
ビアスクリーンを用いることができ、更にレンガ
を積み重ねたように不透明が配列されているよう
なグラビアスクリーン、あるいは不透明部が丸い
形状を有するグラビアスクリーン等適宜のものが
使用できるがこれらに限定されるものではない。
またグラビアスクリーンの線数や、透明な部分
の巾と不透明な部分の巾の比率等もそれぞれに適
したものを選択することができる。
本発明のグラビアスクリーンとして250line/
inchの線数でスクリーン角度45゜のものを用いた
場合に、80line/inch、133line/inch150line/
inch、175line/inchの線数で15゜〜75゜(45゜±
30゜)の角度の平版用網ポジチブのそれぞれにつ
いて、本発明の方法に従つてネガチブを作成し、
このネガチブをグラビアスクリーンに重ね合せて
カーボンチツシユにグラビアスクリーンを焼付け
たところモアレが問題にならずに製版可能であつ
た。
ところで平版用の網ポジチブの角度は黄版用は
90゜で、赤、藍、墨の各版用においては15゜〜75
゜程度になつており、15゜、45゜、75゜という角
度が多い。
従来例えば4色の網グラビア製版を行なう場合
に、平版用又は凸版用の網ポジチブとグラビアス
クリーンを用いて感光材料に両者を焼付ける場合
には、各色用の網ポジチブそれぞれの角度に適す
るようにグラビアスクリーンの角度も各々のポジ
チブ毎に変化させなければならなかつた。
しかしながら本発明によれば前記の如く網ポジ
チブの角度15゜〜75゜の範囲においてはモアレが
生じないようにすることができるので、この角度
範囲内の赤、藍、墨の網ポジチブいずれについて
も、グラビアスクリーンの角度は同一のものを用
いることができる。また上記角度範囲外である90
゜の角度を有する黄版用の網ポジチブに対して
も、黄色はモアレが目立たないので、グラビアス
クリーンの角度は変化させなくても良い。
結局、本発明によれば、黄、赤、藍、墨のいず
れに対してもグラビアスクリーンの角度は同一の
ものでよい。
更に本発明によれば、連続階調ポジチブを感光
材料に焼付ける際に、同時に連続階調ネガチブを
得るための透明性を有する感光材料にも焼付けて
しまうので、グラビアスクリーンを焼付けるとき
に用いる連続階調ネガチブを得るために、特に別
の焼付け工程を行なわなくても良く、作業効率の
向上を計ることができる。
更に本発明においては、網ポジチブとして平版
用又は凸版用の網ポジチブを用いるので、平版印
刷又は凸版印刷の特徴とグラビア印刷の特徴とを
合せ持つた印刷物を得ることができる。
更に本発明においては、連続階調ポジチブを用
いているので、版の深浅の要素はより滑らかにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1工程〜第3工程
を説明するための断面図である。 1……感光材料、2……透明性を有する感光材
料、3……連続階調ポジチブ、4……グラビアス
クリーン、5……連続階調ネガチブ、6……平版
用又は凸版用網ポジチブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感光材料の感光層側に、透明性を有する感光
    材料と連続階調ポジチブとをこの順序で重ね合わ
    せて、連続階調ポジチブ側から光を照射する第1
    工程、第1工程を施こした後に、感光材料の感光
    層側に、グラビアスクリーンと前記第1工程で用
    いた透明性を有する感光材料を現像処理すること
    により得られた連続階調ネガチブをこの順序で重
    ね合わせて、連続階調ネガチブ側から光を照射す
    る第2工程、第1工程の前、第1工程と第2工程
    の間あるいは第2工程の後のいずれかにおいて、
    感光材料の感光層側に、平版用又は凸版用の網ポ
    ジチブを重ね合わせて、網ポジチブ側から光を照
    射する第3工程、及び第1〜第3工程を施こした
    感光材料を用いて、通常の方法でグラビア版を得
    る第4工程を含む網グラビア製版方法。
JP8728178A 1978-07-18 1978-07-18 Halftone gravure engraving method Granted JPS5515125A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2783540B2 (ja) * 1988-01-20 1998-08-06 キヤノン株式会社 キーボード装置

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JP2868123B2 (ja) * 1988-05-20 1999-03-10 株式会社日立製作所 電流検出回路

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