JPS6261700A - し尿系汚水の処理装置 - Google Patents
し尿系汚水の処理装置Info
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- JPS6261700A JPS6261700A JP60202570A JP20257085A JPS6261700A JP S6261700 A JPS6261700 A JP S6261700A JP 60202570 A JP60202570 A JP 60202570A JP 20257085 A JP20257085 A JP 20257085A JP S6261700 A JPS6261700 A JP S6261700A
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- pipe
- tank
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Activated Sludge Processes (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はし尿系汚水を凝集処理および硝化脱窒処理に
より処理する装置に関するものである。
より処理する装置に関するものである。
し尿処理では生物処理が主流を占め、その−環として硝
化脱窒処理が行われているが、希釈水の不足、用地難、
放流規制の強化などにより、低希釈、高負荷、高度処理
が要望されている。
化脱窒処理が行われているが、希釈水の不足、用地難、
放流規制の強化などにより、低希釈、高負荷、高度処理
が要望されている。
このような要望に応えるために、し尿系汚水に凝集剤を
添加して凝集処理を行い、生物処理を行う装置が提案さ
れている(例えば特開昭60−28894号)、この装
置はし尿系汚水中のSS性BODを固形物とともに除去
してBOD負荷を低下させ、生物処理を行うものである
。
添加して凝集処理を行い、生物処理を行う装置が提案さ
れている(例えば特開昭60−28894号)、この装
置はし尿系汚水中のSS性BODを固形物とともに除去
してBOD負荷を低下させ、生物処理を行うものである
。
しかしながら、このような従来の装置では、凝集剤が連
続的に添加されているが、脱水の効率を追求すると、S
S回収率を高くすることが必要であり、この場合濾液の
SSは低くなり、その結果脱窒のためのBOD源が不足
して窒素除去率が低下したり、活性汚泥の沈降性が著し
く低下する。
続的に添加されているが、脱水の効率を追求すると、S
S回収率を高くすることが必要であり、この場合濾液の
SSは低くなり、その結果脱窒のためのBOD源が不足
して窒素除去率が低下したり、活性汚泥の沈降性が著し
く低下する。
また凝集剤を連続的に添加しながら、凝集剤の添加量や
脱水機の回転数を制御してSS回収率を低下さすると、
制御が複雑になるとともに、凝集剤が無駄に消費される
などの問題点があった。
脱水機の回転数を制御してSS回収率を低下さすると、
制御が複雑になるとともに、凝集剤が無駄に消費される
などの問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためのもので、間2社
な構造および操作により、凝集剤を無駄に消費すること
なく、s s :iをコントロールし、窒素除去率を高
くするとともに、汚泥の沈降性を良くすることができる
し尿系汚水の処理装置を提供することを目的としている
。
な構造および操作により、凝集剤を無駄に消費すること
なく、s s :iをコントロールし、窒素除去率を高
くするとともに、汚泥の沈降性を良くすることができる
し尿系汚水の処理装置を提供することを目的としている
。
この発明は、し尿系汚水に凝集剤を添加して凝集反応さ
せる凝集反応槽と、この凝集反応槽に間欠的に凝集剤を
添加する桑注装置と、前記凝集反応槽からの液を固液分
離する固液分離装置と、この固液分離装置からの固形分
を脱水する脱水装置と、白び配置液分離装置および脱水
装置からの分離液を生物学的に硝化脱窒処理する生物処
理装置とを備えたし尿系汚水の処理装置である。
せる凝集反応槽と、この凝集反応槽に間欠的に凝集剤を
添加する桑注装置と、前記凝集反応槽からの液を固液分
離する固液分離装置と、この固液分離装置からの固形分
を脱水する脱水装置と、白び配置液分離装置および脱水
装置からの分離液を生物学的に硝化脱窒処理する生物処
理装置とを備えたし尿系汚水の処理装置である。
この発明においてし尿系汚水とは、し尿を含む汚水であ
り、例えば汲取りし尿、その除漬物、これらと余剰lr
;泥等の他の汚水との混合物などがある。
り、例えば汲取りし尿、その除漬物、これらと余剰lr
;泥等の他の汚水との混合物などがある。
凝集処理に使用する凝集剤としては無機凝集剤、有機凝
集剤のいずれでもよく、また両者を併用することもでき
る。好ましくはカチオン性の有機凝集剤を使用するのが
よく、少量の添加量で効果的にSS、BOD成分を除去
できる。無機凝集剤としては塩化アルミニウム、ポリ塩
化アルミニウム。
集剤のいずれでもよく、また両者を併用することもでき
る。好ましくはカチオン性の有機凝集剤を使用するのが
よく、少量の添加量で効果的にSS、BOD成分を除去
できる。無機凝集剤としては塩化アルミニウム、ポリ塩
化アルミニウム。
硫酸アルミニウム、塩化鉄(n)、@酸鉄(II)、塩
化鉄(IIり、硫酸鉄(I[I)、塩化コツバラス、ポ
リ塩化鉄、ポリ硫酸鉄などがあり、1種または数種の使
用が可能である。
化鉄(IIり、硫酸鉄(I[I)、塩化コツバラス、ポ
リ塩化鉄、ポリ硫酸鉄などがあり、1種または数種の使
用が可能である。
有機凝集剤としては、アミノアルキルアクリレートもし
くはアミノアルキルメタクリレートの単独重合体または
アクリルアミドあるいは他のモノマーとの共重合体、構
成単位としてアクリルアミドもしくはメタクリルアミド
を含む重合体のマンニッヒ変性物またはホフマン分解物
、ポリアミドポリアミン、ポリビニルイミダシリン、ポ
リエチレンイミン、ポリジアルキルジアリルアンモニウ
ム塩などのカチオン性有機凝集剤が使用でき、これらは
1種または数種の使用が可能である。
くはアミノアルキルメタクリレートの単独重合体または
アクリルアミドあるいは他のモノマーとの共重合体、構
成単位としてアクリルアミドもしくはメタクリルアミド
を含む重合体のマンニッヒ変性物またはホフマン分解物
、ポリアミドポリアミン、ポリビニルイミダシリン、ポ
リエチレンイミン、ポリジアルキルジアリルアンモニウ
ム塩などのカチオン性有機凝集剤が使用でき、これらは
1種または数種の使用が可能である。
これらの無機凝集剤および(または)カチオン性有機凝
集剤は、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミド部分
加水分解物、ポリアクリル酸ナトリウムなどのノニオン
性またはアニオン性の有機凝集剤と併用することができ
る。
集剤は、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミド部分
加水分解物、ポリアクリル酸ナトリウムなどのノニオン
性またはアニオン性の有機凝集剤と併用することができ
る。
固液分離装置としてはウェッジワイヤースクリーン、マ
イクロスクリーン、ドラムスクリーンなどのπ力分盾可
能なスクリーンが使用でき、特にウェッジワイヤースク
リーンが好ましい、脱水装置としてはベルトプレス、フ
ィルタプレス、遠心、脱水機、スクリュウプレス、真空
脱水機等が使用できる。
イクロスクリーン、ドラムスクリーンなどのπ力分盾可
能なスクリーンが使用でき、特にウェッジワイヤースク
リーンが好ましい、脱水装置としてはベルトプレス、フ
ィルタプレス、遠心、脱水機、スクリュウプレス、真空
脱水機等が使用できる。
汲取し尿の全窒素は3000〜5000mg/Qであり
、その大部分はアンミニア性窒素である。このようなし
尿を従来法のように凝集分離を行うと、し尿中のSS性
および高分子のBODが除去されてBODが低くなり、
BOD/N比が2.0種度になる。
、その大部分はアンミニア性窒素である。このようなし
尿を従来法のように凝集分離を行うと、し尿中のSS性
および高分子のBODが除去されてBODが低くなり、
BOD/N比が2.0種度になる。
一般にし尿の硝化脱窒処理におけるB OD / N比
は硝酸型で2.5、亜硝酸型で1.8種度である。上記
分離液は脱窒細菌に利用されやすい低分子の溶解性BO
Dが主体となるため硝化脱窒を行うことはできるが、亜
硝酸型の脱窒条件に保持する必要があり、硝化槽で曝気
量が多くなったりして硝酸型になると、窒素除去率は低
くなる。
は硝酸型で2.5、亜硝酸型で1.8種度である。上記
分離液は脱窒細菌に利用されやすい低分子の溶解性BO
Dが主体となるため硝化脱窒を行うことはできるが、亜
硝酸型の脱窒条件に保持する必要があり、硝化槽で曝気
量が多くなったりして硝酸型になると、窒素除去率は低
くなる。
そこで本発明では、し尿系汚水中のSS性および高分子
BODをすべて凝集分離で除去するのではなく、薬注装
置から凝集反応槽に凝集剤を間欠的に添加して間欠的に
凝條反応させ、凝集剤を添加しないときはそのままの状
態で固液分離装置において固液分離し、脱水装置におい
て脱水を行うことにより、凝集剤を添加しない時の汚水
中のSSを分離液にリークさせる。このような分離液を
生物処理装置において生物学的硝化脱窒を行うことによ
り、窒素除去率を高くシ、活性汚泥の沈降性を良くする
ことができる。
BODをすべて凝集分離で除去するのではなく、薬注装
置から凝集反応槽に凝集剤を間欠的に添加して間欠的に
凝條反応させ、凝集剤を添加しないときはそのままの状
態で固液分離装置において固液分離し、脱水装置におい
て脱水を行うことにより、凝集剤を添加しない時の汚水
中のSSを分離液にリークさせる。このような分離液を
生物処理装置において生物学的硝化脱窒を行うことによ
り、窒素除去率を高くシ、活性汚泥の沈降性を良くする
ことができる。
この場合、汚水中のSSを分離液側に全体の平均値とし
て2000〜6000mg/ Qになる程度にリークさ
せ、分離液のBOD/N比が全体の平均値として所定の
値例えば2.5〜3になるように、凝集剤の添加時間お
よび添加間隔を選ぶ、凝集剤の添加時間と無添加時間の
比率は運転初期において分離液が上記範囲に入るように
実験的に確めることができるが、一般的には添加時間:
無添加時間=2=1程度でよい、実際の添加時間はなる
べく短い間隔で上記比率になるように選定すると、分離
液のSS濃度が平均化し好ましいが、あまり短時間にな
ると薬注ポンプの発停が頻繁になるので、一般的には1
0分間添加して5分間休止する程度が好ましい6 〔実施例〕 以下、この発明を図面の実施例により説明する。
て2000〜6000mg/ Qになる程度にリークさ
せ、分離液のBOD/N比が全体の平均値として所定の
値例えば2.5〜3になるように、凝集剤の添加時間お
よび添加間隔を選ぶ、凝集剤の添加時間と無添加時間の
比率は運転初期において分離液が上記範囲に入るように
実験的に確めることができるが、一般的には添加時間:
無添加時間=2=1程度でよい、実際の添加時間はなる
べく短い間隔で上記比率になるように選定すると、分離
液のSS濃度が平均化し好ましいが、あまり短時間にな
ると薬注ポンプの発停が頻繁になるので、一般的には1
0分間添加して5分間休止する程度が好ましい6 〔実施例〕 以下、この発明を図面の実施例により説明する。
図面は実施例の系統図である1図において、1は凝集反
応槽であって、原水管2から原水を連続的に導入し、薬
注タンク3からタイマー4によって発停するポンプ5に
より、薬注管6を通して凝集剤が間欠的に添加され、攪
拌機7により、攪拌して凝集反応を行うようになってい
る。
応槽であって、原水管2から原水を連続的に導入し、薬
注タンク3からタイマー4によって発停するポンプ5に
より、薬注管6を通して凝集剤が間欠的に添加され、攪
拌機7により、攪拌して凝集反応を行うようになってい
る。
8は固液分離装置であって、ウェッジワイヤースクリー
ンからなり、凝集反応槽1から管9を通して供給される
液を重力分離により固液分離し、分離液を管10に、固
形分を管11から脱水装置12に供給するようになって
いる6脱水装置12は遠心脱水機からなり、固形分を脱
水してケーキ13を系外に排出し1分離液を管14に排
出し、管IOの分離液とともに貯留槽15およびポンプ
16を経て脱窒槽17に供給するようになっている。
ンからなり、凝集反応槽1から管9を通して供給される
液を重力分離により固液分離し、分離液を管10に、固
形分を管11から脱水装置12に供給するようになって
いる6脱水装置12は遠心脱水機からなり、固形分を脱
水してケーキ13を系外に排出し1分離液を管14に排
出し、管IOの分離液とともに貯留槽15およびポンプ
16を経て脱窒槽17に供給するようになっている。
脱窒槽17は返送管18からの硝化液および返送管19
からの返送汚泥を混合して嫌気状態において脱窒処理を
行い、脱窒液は管20から硝化槽21において硝化処理
を行い、硝化液は一部が返送管18から返送され、残部
は管22から沈殿槽23に入り沈殿分離されるようにな
っており、これらは生物処理装置を構成している。沈殿
槽23の分離液は処理水管24から放流され1分離汚泥
は一部が返送管19から返送され、残部は排泥管25か
ら排出されるようになっている。
からの返送汚泥を混合して嫌気状態において脱窒処理を
行い、脱窒液は管20から硝化槽21において硝化処理
を行い、硝化液は一部が返送管18から返送され、残部
は管22から沈殿槽23に入り沈殿分離されるようにな
っており、これらは生物処理装置を構成している。沈殿
槽23の分離液は処理水管24から放流され1分離汚泥
は一部が返送管19から返送され、残部は排泥管25か
ら排出されるようになっている。
上記の構成において、凝集反応槽1に原水管2から原水
を連続的に供給し、薬注タンク3からタイマー4により
ポンプ5を間欠的に運転して凝集剤を間欠的に添加し、
凝集反応を行う、このときp)IW1!a剤を注入して
もよく、また2種の凝集剤を併用するときは薬注装置は
2系列設けることができる。
を連続的に供給し、薬注タンク3からタイマー4により
ポンプ5を間欠的に運転して凝集剤を間欠的に添加し、
凝集反応を行う、このときp)IW1!a剤を注入して
もよく、また2種の凝集剤を併用するときは薬注装置は
2系列設けることができる。
凝集剤が添加されている時間帯では、原水は凝集反応に
より比較的小さいSSまでフロックとなり、固液分離装
置8において固形分として濃縮され、固形分は脱水装置
12において脱水され、ケーキ13として除去される。
より比較的小さいSSまでフロックとなり、固液分離装
置8において固形分として濃縮され、固形分は脱水装置
12において脱水され、ケーキ13として除去される。
固液分離装置8の分離液は管10から、また脱水装置1
2の分離液は管14からそれぞれ合流して貯留槽15に
供給される。
2の分離液は管14からそれぞれ合流して貯留槽15に
供給される。
凝集剤が添加されない時間帯では、原水はそのまま固液
分離装置8に供給され、比較的大きいSSが夾雑物とし
て除去され、小さいSS性または高分子BODはそのま
ま分離液として管10から貯留槽15に供給される。こ
うして貯留槽15において流入する分離液は混合され、
SS濃度およびBOD/N比は平均化し、所定範囲に維
持されて、ポンプ16により脱窒槽17に供給される。
分離装置8に供給され、比較的大きいSSが夾雑物とし
て除去され、小さいSS性または高分子BODはそのま
ま分離液として管10から貯留槽15に供給される。こ
うして貯留槽15において流入する分離液は混合され、
SS濃度およびBOD/N比は平均化し、所定範囲に維
持されて、ポンプ16により脱窒槽17に供給される。
脱窒槽17では分離液とともに返送管18からの硝化液
および返送管19からの返送汚泥を導入し、ここで槽内
の脱窒細菌を含む活性汚泥と混合して、酸素を遮断した
状態で緩やかに攪拌し、脱窒処理を行う、ここでは分離
液中のBODを水素供与体として、返送硝化液中の硝酸
または亜硝酸イオンを窒素に還元する脱窒細菌が優勢と
なり、分離液中の窒素成分が除去される。
および返送管19からの返送汚泥を導入し、ここで槽内
の脱窒細菌を含む活性汚泥と混合して、酸素を遮断した
状態で緩やかに攪拌し、脱窒処理を行う、ここでは分離
液中のBODを水素供与体として、返送硝化液中の硝酸
または亜硝酸イオンを窒素に還元する脱窒細菌が優勢と
なり、分離液中の窒素成分が除去される。
脱窒処理を行った混合液は硝化槽21に導入し、硝化細
菌を含む活性汚泥と混合して曝気することにより、残留
するBODを除去するとともに、窒素成分を硝酸または
亜硝酸イオンにまで硝化する。
菌を含む活性汚泥と混合して曝気することにより、残留
するBODを除去するとともに、窒素成分を硝酸または
亜硝酸イオンにまで硝化する。
硝化を終った混合液の一部は返送管18から返送硝化液
として脱窒槽17に返送し、残部は沈gQ槽23におい
て沈殿分離する。沈殿槽23の分離液は処理水管24か
ら処理水としてそのまま放流するか、あるいはg、集処
理等の三次処理をしたのち再利用される。分離した活性
汚泥は一部を返送汚泥として返道管19から脱窒槽17
へ返送し、残部は余剰汚泥゛として排泥管25から排出
する。
として脱窒槽17に返送し、残部は沈gQ槽23におい
て沈殿分離する。沈殿槽23の分離液は処理水管24か
ら処理水としてそのまま放流するか、あるいはg、集処
理等の三次処理をしたのち再利用される。分離した活性
汚泥は一部を返送汚泥として返道管19から脱窒槽17
へ返送し、残部は余剰汚泥゛として排泥管25から排出
する。
上記の処理において、管10および14から流出する分
離液のBOD/N比が所定の平均値、例えば2.5〜3
となるように、凝集剤の添加時間および添加間隔を予め
設定しておけば、得られる分離液の混合物は原則的には
BOD/N比が上記範囲になるから、生物処理装置にお
いて無希釈で効率よく生物学的硝化脱窒を行うことがで
きる。この場合、無希釈でも曝気に際しでは発泡や発熱
が起こらず、BODおよび窒素が除去される。ここで希
釈とは、意図的に工業用水、河川水、海水、処理水等を
分離液に混合することをいい、曝気的における消泡水、
ポンプのシール水、冷却水、雑用水等の系内混入や、汚
泥脱水の濾液、脱水機の洗浄廃水等の系内返送は許容さ
れる。
離液のBOD/N比が所定の平均値、例えば2.5〜3
となるように、凝集剤の添加時間および添加間隔を予め
設定しておけば、得られる分離液の混合物は原則的には
BOD/N比が上記範囲になるから、生物処理装置にお
いて無希釈で効率よく生物学的硝化脱窒を行うことがで
きる。この場合、無希釈でも曝気に際しでは発泡や発熱
が起こらず、BODおよび窒素が除去される。ここで希
釈とは、意図的に工業用水、河川水、海水、処理水等を
分離液に混合することをいい、曝気的における消泡水、
ポンプのシール水、冷却水、雑用水等の系内混入や、汚
泥脱水の濾液、脱水機の洗浄廃水等の系内返送は許容さ
れる。
また凝集反応槽1では最適条件で凝集反応を行うことが
できるから、凝集剤の使用量を少なくして効率よく脱水
を行うことができ、生物処理装置では窒素除去率が高く
、生成する汚泥の沈降性は良くなる。
できるから、凝集剤の使用量を少なくして効率よく脱水
を行うことができ、生物処理装置では窒素除去率が高く
、生成する汚泥の沈降性は良くなる。
次に試験例について説明する0図面の装置において、原
水として生し尿を供給し、凝集剤としてカチオン性高分
子凝集剤クリフィックスCP659(栗田工業株式会社
製、登録商標)を200mg/R1添加時間10分間、
無添加時間5分間(両者の比2:1)で注入し、凝集反
応後置液分離および脱水した分離液を生物処理した0分
離液の水質、窒素除去率、および汚泥の沈降性を表1に
示す。
水として生し尿を供給し、凝集剤としてカチオン性高分
子凝集剤クリフィックスCP659(栗田工業株式会社
製、登録商標)を200mg/R1添加時間10分間、
無添加時間5分間(両者の比2:1)で注入し、凝集反
応後置液分離および脱水した分離液を生物処理した0分
離液の水質、窒素除去率、および汚泥の沈降性を表1に
示す。
表1
以上の結果より凝集剤添加分離液のみの場合に比べて、
無添加分離液との混合分離液の窒素除去率および汚泥の
沈降性が良いことがわかる。
無添加分離液との混合分離液の窒素除去率および汚泥の
沈降性が良いことがわかる。
本発明によれば、凝集剤を間欠的に添加するようにした
ので、簡単な構造および操作により、凝集剤を無駄に消
費することなく、SS量をコントロールし、窒素除去率
を高くするとともに、汚泥の沈降性を良くすることがで
きる。
ので、簡単な構造および操作により、凝集剤を無駄に消
費することなく、SS量をコントロールし、窒素除去率
を高くするとともに、汚泥の沈降性を良くすることがで
きる。
図面は実施例の系統図であり、1は凝集反応槽、2は原
水管、3は薬注タンク、4はタイマー、5.16はポン
プ、8は固液分離装置、12は脱水装置、15は貯留槽
、17は脱窒槽、21は硝化槽、23は沈殿槽、24は
処理水管である。
水管、3は薬注タンク、4はタイマー、5.16はポン
プ、8は固液分離装置、12は脱水装置、15は貯留槽
、17は脱窒槽、21は硝化槽、23は沈殿槽、24は
処理水管である。
Claims (3)
- (1)し尿系汚水に凝集剤を添加して凝集反応させる凝
集反応槽と、この凝集反応槽に間欠的に凝集剤を添加す
る薬注装置と、前記凝集反応槽からの液を固液分離する
固液分離装置と、この固液分離装置からの固形分を脱水
する脱水装置と、前記固液分離装置および脱水装置から
の分離液を生物学的に硝化脱窒処理する生物処理装置と
を備えたし尿系汚水の処理装置。 - (2)薬注装置はタイマーにより発停するポンプにより
間欠的に凝集剤を添加するものである特許請求の範囲第
1項記載の処理装置。 - (3)固液分離装置はウェッジワイヤースクリーンであ
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60202570A JPS6261700A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | し尿系汚水の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60202570A JPS6261700A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | し尿系汚水の処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6261700A true JPS6261700A (ja) | 1987-03-18 |
JPH0137196B2 JPH0137196B2 (ja) | 1989-08-04 |
Family
ID=16459685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60202570A Granted JPS6261700A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | し尿系汚水の処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6261700A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0322600U (ja) * | 1989-07-11 | 1991-03-08 | ||
JPH08229574A (ja) * | 1995-01-20 | 1996-09-10 | Elf Atochem Sa | 廃水からリン酸塩を除去するための改良された方法 |
JP2014159000A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Swing Corp | 有機性廃水処理方法及び装置 |
JP2014171959A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Swing Corp | 有機性廃水処理方法及び装置 |
JP2015058413A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 水ing株式会社 | 有機性廃水処理方法及び装置並びに化成肥料の製造方法及び装置 |
JP2015073979A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 水ing株式会社 | 有機性廃水処理方法及び装置並びに化成肥料の製造方法及び装置 |
JP2017113723A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社クボタ | 有機性排水処理設備の運転方法及び有機性排水処理システム |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP60202570A patent/JPS6261700A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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